1998年1月・2月分の「最新情報」
皆様のご意見ご感想をお寄せください
1998/2/27
坂本事件民事裁判 教団と和解へ(1998/2/20)
「遺族や我々は、オウムからお金をもらいたくてこの裁判を始めたのではない。また『和解』という言葉が、あたかも遺族がオウム真理教を許すかのような雰囲気で受け止められては困るし、耐え難いことである。そういう気持ちがあることはぜひ理解してほしい。」
「それでも生きていく」
地下鉄サリン事件被害者手記集出版
『発生から丸三年目を迎える地下鉄サリン事件は、人々の記憶から遠ざかってしまった出来事かもしれない。被害者救済を訴えた署名活動では、「まだこんなことやってんの?」という声も聞かれた。でも、被害者にとってその記憶は昨日のように生々しく、心に受けた傷は一生消え去ることはない。』 高橋シズエ「はじめに」より
3月初めより書店に並ぶ予定です。皆さんぜひ読んで下さい。
(サンマーク出版 定価1400円)
松本智津夫被告第66回公判 1998/2/13 (毎日新聞より)
地下鉄サリン事件に関して、実行役の一人とされる元教団幹部、林泰男被告に対する検察側の初の主尋問が行われました。あの未曾有の大事件を引き起こすまでの生々しい経過が語られる中で、林被告は井上嘉浩被告のリーダーシップを強調。他方、井上被告は地下鉄サリン事件の民事裁判において、自分は中心でなかったことを懸命に強調。一体真実は?
かつて「殺人マシーン」を呼ばれ指名手配を逃れて日本中を逃げ回っていた男は、証言に望む心境を絞り出すように語った。
「私たちの成した行為により、多くの人を殺害し、多くの人を傷つけました。誠に申し訳ない、という気持ちで。それが一番の理由です」「自分の心を、これ以上汚したくなく、すべてをお話ししようと思っています」
松本智津夫被告公判期日決まる 1998/2/13
松本智津夫被告の4月以降1年間の公判期日が決まりました。計41回です。
今年もハードスケジュールですが、がんばれ国選弁護団!!徹底した真相究明を!
皆様のご意見ご感想をお寄せください。 
1998/2/18
板橋で坂本都子さんを偲ぶ集い
来る2月24日は坂本都子さんの誕生日です。
そこで2月27日(金)午後6時30分より、板橋「アーチプラザ」(板橋区双葉町36−6 рO3−3963−5325 東武東上線「中板橋」駅下車徒歩8分)で、
「命を賭けて残したもの 聴いてほしい 愛そして勇気」
と題するイベントがあります。皆様ぜひご参加下さい。
<内容>
1 娘 都子のこと (父 大山友之さん)
2 赤いバラとヴァイオリン(被災地からのメッセージ 中川陽子さん)
3 演奏とトーク「愛と悲しみのソナタ」
バイオリン 松本克巳さん
ピアノ 阿部由紀子さん
フルート 大平記子さん(驚くほど都子さんにそっくりです)
<入場料>
一般2000円
学生・65歳以上1500円
小中学生無料
<主催>
「かえよう板橋 思いをつなぐみんなの会 生活の中の憲法を語る会」
рO3−3966−8905
日本フィルハーモニー 神戸で「やすらぎコンサート」
阪神淡路大震災以来、被災地でコンサート活動を続けている日本フィルハーモニー交響楽団のメンバー4人が、今年は2月10日11日の2日間、神戸市須磨区などで「やすらぎコンサート」を開きました。坂本堤さんの友人でもあった松本克巳さんは堤さんの遺品となったバイオリンを使って演奏。実は昨年5月に長田区でこのバイオリンを演奏した際、バイオリン保存資金として逆にカンパを受けたそうで、「この遺品のバイオリンの寿命が延びたお礼に」と今回の演奏会になったもの。モーツアルトの「ディベルティメント」や坂本さんが好きだった「タイスの瞑想曲」などの四重奏に、集まった市民約300人が聴き入ったそうです。
松本さん「悲しい事件で傷ついた人の心に潤いをもたらす生の音楽を奏で続けたい」。
1998/2/13
松本智津夫被告第65回公判 1998/2/12 (毎日新聞より)
坂本事件の審理が一段落し、地下鉄・松本両サリン事件に審理の対象は移ってきました。この日は、地下鉄サリン事件で犠牲者の遺体を鑑定した法医学者と松本サリン事件で使われたサリン噴霧器の押収手続きなどに関し警視庁の捜査員が証人として出廷しました。
URL変更しました!(再掲)
当ホームページのURL「http://www.dtinet.or.jp/~takizawa」が、プロバイダの都合で、この1月1日より変更になりました。
新しいURLは『http://www.mars.dti.ne.jp/~takizawa』です。
といっても、今年1年間は経過措置として、新旧両方のURLが使えますので、すぐにどうこうなるものではありませんが、将来の混乱を避けるため、ブックマークしていただいている皆さんは、お手数ですが、ぜひともこの際切り替えをお願いいたします。
1998/2/4
20,000アクセス達成!!感謝!
ついに、アクセスカウンタが20,000人を突破しました。皆さんのおかげです。本当に感謝しています。
スタートから10,000人までが約7か月、そこから20,000人までが約8か月でした。
これからもがんばりますので、また立ち寄ってみて下さい。よろしくお願いします。
オウム真理教 関連会社の売り上げ40億円、公安調査庁警戒 1998/2/2 (毎日新聞より)
公安調査庁は2日、オウム真理教の関連会社が昨年1年間でコンピューターなど約40億円を売り上げていると明らかにしました。一連の捜査で逮捕・起訴された信者のうち150人以上が教団に復帰。同庁は「活動は依然活発で、十分な監視が必要」と指摘しています。
現在進行中の破産手続では、被害者には2割以下の被害弁償しかないのに、オウム真理教がその名称を使用して隆々と営利活動を行い、莫大な利益を上げていることの不合理さを指摘する声が強く、管財人の方でも、教団に帰属する著作権などの資産もあるのではないかとの視点から、再検討をしているようです。これからもオウムの動きと破産手続の行方にご注目下さい。
1998/1/31
松本智津夫被告第64回公判 1998/1/30 (毎日新聞より)
前日に続いて証人として出廷した青山被告。ノラリクラリと巧みに質問をはぐらかし、肝心なところは「記憶がない」・・。「元」とはいえ弁護士であった青山被告。麻原弁護団の追求もお見通しなのか、なかなか尻尾をつかませない。
松本智津夫被告第63回公判 1998/1/29 (毎日新聞より)
青山証人(横浜法律事務所での坂本弁護士との別れ際の雰囲気は)「険悪ではなかった。どちらかといえば軽いやり取りでした。ジョークというと言い過ぎだけど、それに近かった」・・・
その時事務所内にいた事務員によれば、その雰囲気は非常に険悪で緊迫したものであったと言う。
青山被告は、教団に脱会届を出しながら、未だ、真実を語ろうとはせず、麻原擁護と自己弁護の姿勢を崩していない。
1998/1/21
今年もお世話になります。おなじみ芳賀さんの
検察側が地下鉄、松本両サリン事件の被害者を大幅に撤回。この訴因変更に伴う意見陳述が行われた。昨年4月、水野さんVX事件をのぞく16事件について「否認」の陳述をした麻原被告が、約9カ月ぶりに公式に発言する機会が訪れた。しかし、その内容は予想通りというより、予想よりはるかに陳腐で無意味なものとなった。
1998/1/17
松本智津夫被告第62回公判 1998/1/16 (毎日新聞より)
98年のオウム裁判が始まりました。松本智津夫被告第62回公判です。
地下鉄・松本両サリン事件の訴因変更手続に伴い、松本被告の意見陳述が行われました。「完全な無罪です。無実です。阿部文洋裁判長が1996年11月15日に、釈放と言っております。アメリカでチェックされています」「私の真意は刑事4部の裁判官に伝播しました。ですから、その点はドンピシャと一致しています。後はありません。のんびりさせてもらうとありがたい」。相変わらず、現実に向かい合おうとしない『グル』。
他方、早川被告は「今もインチキとは思ってないし、グルは霊性のある方だと思う」と未だ信仰を断ち切れていない。
この日の訴因変更により大幅に被害者(あくまで刑事裁判上の)が減少しました。迅速に裁判が進むことを心から望みたい。
1998/1/4
謹賀新年
本年もよろしくお願いします。
今年は、「救う会」の活動も目立ったものはなくなるでしょう。また、松本被告公判の審理は、坂本事件から他の事件に重点が移されていくものと思われますので、昨年のように頻繁には法廷情報はお届けできないかもしれません。しかし、教団破産事件の配当が春以降にも実施される見通しですし、坂本事件実行犯やその他の教団幹部らの重大事件の審理が徐々に終結し、いよいよ判決が下されるものも出てくるでしょう。今年も、オウム裁判情報を中心に鋭意更新につとめます。これからも応援して下さい。
URL変更しました!
当ホームページのURL「http://www.dtinet.or.jp/~takizawa」が、プロバイダの都合で、この1月1日より変更になりました。
新しいURLは『http://www.mars.dti.ne.jp/~takizawa』です。
といっても、今年1年間は経過措置として、新旧両方のURLが使えますので、すぐにどうこうなるものではありませんが、将来の混乱を避けるため、ブックマークしていただいている皆さんは、お手数ですが、ぜひともこの際切り替えをお願いいたします。
リンク情報
神戸市長田区の神戸協同病院で外科医をされている石川先生のホームページと相互リンクしました。
坂本事件の救出活動の中でも大変お世話になった日本フィルハーモニーが、神戸の震災後、被災地のテントや病院で激励コンサートを実施した際、石川先生には大変お世話になったそうです。昨年5月には、坂本さちよさんが堤さんのバイオリンをもって、神戸の演奏会に参加されました。
神戸の震災も、未だに不自由な生活をされている方が大勢いらっしゃると聞いておりますが、坂本事件と同様、最近はマスコミ世論の話題に上らなくなりました。インターネットを通じて、相互の情報交換と世論喚起していければと思っています。
1997年12月分の「最新情報」はここをクリック
1997年10月11月分の「最新情報」はここをクリック
1997年8月9月分の「最新情報」はここをクリック
1997年7月分の「最新情報」はここをクリック
1997年6月分の「最新情報」はここをクリック
1997年5月分の「最新情報」はここをクリック
1997年4月分の「最新情報」はここをクリック
1997年3月分の「最新情報」はここをクリック
1997年2月分の「最新情報」はここをクリック
1997年1月分の「最新情報」はここをクリック
1996年12月分の「最新情報」はここをクリック
1996年11月分の「最新情報」はここをクリック
MENUにもどる