更新日 : 1998/8/16
メビウス戦記−もっとディスクを!−
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7. ファイルや各種設定の復元
どう復元するか...
Windows 95の基本部分がうまくインストールできたら、続いて3. ファイルや各種設定の保存で保存したファイルや情報を元に、残るソフトウェアをインストールし、また保存していたファイルや各種の設定を復元します。
なお、ドライブの容量・構成も変わりましたし、とても良い機会ですので、ここでフォルダ構成の見直しをお勧めします。
- Windowsファイルの設定
まず、Windows 95付属の各種ソフトウェアに関するインストール状況を復元します。
「Microsoft Windows 95 CD-ROM」をCD-ROMドライブにセットしてから、画面左下、[スタート]→[設定]→[コントロール パネル]と起動し、さらにその中の[アプリケーションの追加の削除]を起動、そして[Windows ファイル]のタグを選択します。[ファイルの種類]の欄に示される各項目について、控えておいた以前の設定に合わせて、各項目のチェックを付けたりはずしたりします。項目の詳細設定についても、設定漏れのないようにします。
設定が終わったら[OK]ボタンを押し、不足していたWindows 95付属の各種ソフトウェアをインストールします。
- Mebius Note 付属ソフトウェアのインストール
次に、Mebius Noteに付属していたいろいろなソフトウェアのうち、必要なソフトウェアのみ再インストールします。それぞれについてのインストール作業詳細は「PC-A445H 再インストール説明書」を参照してください。
なお私はフォルダ構成を見直し、インストール先が変更できるものについては、インストール先のフォルダを次のように変えました。
- Microsoft社製ソフトウェア
- [C:\Program Files\xxx]フォルダ([xxx]はソフトウェアに依存)
- 他のソフトウェア(Netscape Navigator以外)
- [C:\Programs\xxx]フォルダ([xxx]はソフトウェアに依存)
インストール先のフォルダ名に空白(space)を含められないソフトウェアがあるため、空白を含まないフォルダ名を採用しました。
- Netscape Navigator
- [D:\Programs\Netscape\Navigator]フォルダ
メールが保存されることに配慮して、バックアップを取り易いようにドライブDにおくこととしました。
Netscape Navigatorについては、この時点でNetscape Communicatorのために控えた情報を元に、ネットワークやメール、ニュースの設定をし直しました。
- その他のソフトウェアのインストール
購入したソフトウェアやネットワークからダウンロードしてきたソフトウェアについても、前項に準じてインストール先のフォルダ名を指定しながら、インストールし直します。
なおNetscape Communicator 4.05については、Nescape Navigatorの設定を引き継ぐようにインストールします。
- Netscape Communicatorの復元
まずNetscape Communicaotrを立ち上げます。インストール後最初に立ち上げた時はユーザ登録を要求されるので、とりあえず以前と同じ名前で登録します。これにより[D:\Programs\Netscape\Users]フォルダ下に指定したユーザ名のフォルダが作られます。
次にメニュー[編集]→[設定...]で[設定]のウィンドウを開き、控えておいた情報を元に、ネットワークやメール、ニュースなど各種設定で違いがあれば直します。
その後、保存しておいた[Netscape\Users]フォルダ下の各ユーザフォルダ毎に、[archive]、[Mail]、[News]の各フォルダの内容を、対応する新しいフォルダにコピーします(同じファイル名がある場合は上書きします)。
復元が終わったらメールフォルダの内容やメールの振り分け設定、ニュースの購読状況などを確認します。なお私は、ニュースグループの購読設定が上手く復元できず、Newsフォルダ内を全部消して購読対象を再設定して対処しました。
- ダイアルアップネットワークの設定の復元
ダイアルアップネットワークの設定の復元は、設定を保存するときに作成したレジストリのファイルを用いて行います。
「エクスプローラ」を起動し、保存したレジストリのファイル(dialup.REG)を表示させ、同ファイルをマウスの左ボタンでダブルクリックします。これでダイアルアップネットワークの設定は復元されますので、画面左下、[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[ダイアルアップ ネットワーク]と実行し、復元された設定を確認します。
次に、画面左下、[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]と実行し、さらにその中の[インターネット]を実行、[インターネットのプロパティ]のウィンドウで[オートダイアル]のタグを選択し、[設定]の欄の[インターネットにダイアルするダイアルアップ ネットワークの接続を選ぶ]で適切な接続を選択、その他の設定も確認し適宜修正します。
- かな漢字変換で独自に追加した単語・用例の復元
私は登録していた単語・用例が少なかったので、メモ書きで控えた内容を再登録するだけで済ませました。(私は試していませんが)ユーザ辞書を保存した場合はそれを現在のユーザ辞書に上書きして戻せば、また「更新テキスト」として保存した場合はそれを元に再度辞書に一括登録すれば、それぞれ復元ができるようです。
- C:\Windows\system.iniファイルの復元
「メモ帳」でC:\Windows\system.iniファイルを開き、保存しておいたファイルを元に再び修正します。
- [デスクトップ]画面や[スタート]→[プログラム]メニューの復元
保存しておいた[C:\Windows\デスクトップ]フォルダや[C:\Windows\スタート メニュー\プログラム]フォルダの内容を元に、現在の[C:\Windows\デスクトップ]フォルダや[C:\Windows\スタート メニュー\プログラム]フォルダの内容を変更します。
なお[デスクトップ]画面のアイコンのうちいくつかは[C:\Windows\デスクトップ]フォルダに対する操作では消すことができません。これらの特殊なアイコンは窓のおもり:生活の知恵、ちょっとした工夫:[デスクトップ]設定の見直しに書きましたように、レジストリを変更することで対処します。
以上で、ハードディスク交換作業のすべてが終わりました。
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