●長崎の児童文学散歩●
中町カトリック教会
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齋藤茂吉ゆかりの場所。県立長崎病院精神科部長だった齋藤茂吉は、この中町近辺に住んでいた。1919(大正8)年、長崎を訪れた芥川竜之介は齋藤茂吉のもとに立ち寄り、この中町教会も訪れた。芥川竜之介は2回、長崎を訪れており、第1回目の1919(大正8)年は菊池寛と旅をともにした。この時、大浦天主堂などを見物し、南蛮文化を満喫したという。芥川の第2回目の長崎の旅については、「崇福寺」「花月」の項でも少し触れている。 この教会も原爆の被害をうけたが、戦後再建された。写真ではわかりづらいが、ステンドグラスが美しい。 |