【哀悼・半村良】
『石の血脈』、『産霊山秘録』、それに『妖星伝』などなど。

楽しませていただきました。ご冥福をお祈りします。

【半村良・追補】
今日の中日新聞に、「半村良」というペンネームはイーデス・ハンソンのファンだったので彼女の名前を漢字に直してつけたものという説が巷間信じられていた、てな話が載っていました。実際にはイーデス・ハンソンが話題になる前につけたペンネームなので単なる偶然だったということですが、一般の人が真に受けた、というのがちょっと意外。

考えてみれば世間に半村良の名前が知られるようになったのは直木賞を取ったか映画「戦国自衛隊」が公開されたあたりからでしょうから、時系列がごっちゃだったんでしょうね。

はじめてこのネタを見たのは筒井康隆の『乱調文学大事典』だったと思いますが（イーデス・ハンソンの『花の木登り協会』が話題になっていたころで、文章がうますぎるから同一人物に違いない、みたいな内容）、私自身は半村良がテレビアニメ「8マン」の脚本にもかんでいたらしいと知っていたのでそういう勘違いはしなくてすんだため、この冗談に大いに笑わせてもらった口です。

【ノルウェーから鯨肉輸入】
IWC 総会に先んじて捕鯨国同士の関係を深めておこうといった意図らしい。なんにしても鯨肉が安く出回るのはとりあえずは歓迎すべきことと思います。

べつに私は鯨肉が大好物というわけでもないのですが、どうもこの捕鯨を巡る問題に関しては、先の米同時多発テロ後やあのめりけんピック、じゃなくてソルトレイク冬季オリンピックでの自国中心主義見え見えのアメリカの態度に通じるものがあると思えてならないんですよ。ようするに、自分たちがすべて正しくてそれ以外は全部悪、という図式。

たとえば、サッカーワールドカップ開催を前にして韓国に犬肉料理を自粛しろと FIFA から勧告があったとかいう話と一緒。自分たちが不快に思うものは世界中の人間が不快に感じないと気が済まないわけです。

いいかげん他人の食習慣にけちをつけるのはやめてちょんまげ（死語）。

【ヌカリの碁】
なんかボロボロ。本を読んだり人間やコンピュータとの対局を積めば積むほど弱くなっていくようです。一度は5子置きで勝てた「最強の囲碁2002」の最強レベルに今は6子置いても勝てません。

まあ、打ち始めて1年たってもアタリがよくわからなかった人がその5年後にはアマ初段になったという話もあるそうですから、ここが入門後最初の壁と思って地道にやるしかないのかな。

それにしてもその人、よくそんな状態で1年も続いたもんだなあ。アマ初段になったことよりそっちのほうに感心してしまう。

【哀悼・はせさん治】
声優としても知られる俳優のはせさん治さんが肺癌で亡くなったそうです。

私が一番なじんでいたのはアニメ「一休さん」での兄弟子・秀念役かな（ちょっと検索してみたらいろいろやってらっしゃったようで）。息子の長谷有洋はアニメ「超時空要塞マクロス」の一条輝の声を当ててたんじゃなかったっけ（と検索してみたらすでに死亡してたのね。合掌）。

またよく知ってる名前が消えてしまいました。ご冥福をお祈りします。

【三重県はいづこ】
昨夜テレビを見ていたら地方自治体の CM の話題が出ていて、その中で中尾ミエの三重県 CM は話題になったものの三重県自体の宣伝にはあまり役に立たなかった、みたいなことをいっておりました。

その裏付けとして東京の渋谷だったかの繁華街で道行く人に日本地図の中から三重県の場所を示させてみたところ、ある人は愛媛県を、別の人は山口県を、またある人は和歌山県を……。九州や東北を指し示した人もいたりして。

これを以てこの番組では、三重県はあまり知られていない、と結論づけておりました。

まあ確かにそういうふうであれば三重県の場所はあまり知られていないのでしょう。私の知っているある人も、結婚して三重県に移り住むまでは、三重県は真珠湾の近くで県内に琵琶湖があると信じておりましたし、。

それに、名古屋のテレビ局制作の番組のあるコーナーで、道行く人と地名のしりとりをして、相手は実際に行ったことのある地名しか答えることができず、答えをもらった番組出演者はその土地まで行ってしりとりの続きをしなければならないというのがありまして（東海三県すべて行ったらゴール）、愛知県と岐阜県は始まってじきに出たのですが、三重県だけがどうしても出てこない。で、そのコーナー、98回を数えてもまだ全国をうろうろしております。

でも逆に考えると、三重県と間違われたそれぞれの県も三重県同様に知られていないということで、ことはひとり三重県だけの話ではないのではなかろうか。

【またも訴えられたマイクロソフト】
なるほど、WindowsXP で java アプレットが動かないのは不思議でもなんでもなかったのね。とっとと動くようにすべし＞MS 【ヌカリの碁】
『最強の囲碁2002』、いったんは5子置きで勝てたコンピュータの「最強」設定ですが、致命的缺陥を発見。

日本棋院で1級に認定された「地合先行型」だと序盤で隅と辺を押さえてあとは逃げ切りという戦法をとるため中央がかなり弱く、置き碁のばあい序盤で稼ぐという持ち味が全然生かせないので5子置きも7子置きもたいしてかわらないのでした。道理で置き石が減ると一気に強くなるわけだ。

ということで少しずつ置き石を少なくしていくために「地合先行型」をあきらめて中央志向の棋風という謳い文句の「厚み重視型」でインストールし直したら、6子どころか7子でも勝てなくなってしまったのでした。

かすかな希望としては、中盤あたりでこんど先手がとれたらここに置こうと考えてるところにつぎつぎ白石を置かれて逆転、という展開が続いてること。つまりちょっとは盤面が見えてきたということで、あと一手が届かない状況が打破できればかなりいい線行くのでは、と（7子も置いてなにを偉そうに）。

【ガンダム大地に立つ】
などとこれを見ながら思わずつぶやいてしまいました。

すごいぞ、SONY の新ロボット。

【サクラサクラ】
先週の「クイズ赤恥青恥」で東京の桜の開花を調べる木はどこにある？ という問題が出ていて、あれ、たしか気象台の庭にあるソメイヨシノだったはずだぞ、と思ったら、正解は靖国神社のソメイヨシノ。

どこかの地方気象台の話と混同したかな、などと考えたもののそのまま忘れていたら、今日の中日新聞の名古屋でも桜開花という記事で名古屋地方気象台のソメイヨシノ、と書かれておりました。なるほど。

なにやら見覚えのない名前の俳優さんが亡くなったという記事で、出演作品に「ウルトラマン」と書いてある。で、検索してみて見つけたのがここ。

うーん、すごいや。

「疑惑」が「疑惑」のうちにぱっと思いついたことを書いちゃお。

鈴木ムネオが「疑惑の総合商社」なら辻元キヨミは「疑惑の小売店」。

しかし、夏原さんのおっしゃるとおり思惑見え見えという感じの展開みたいな。やはり叩いて埃の出ない政治家ってほとんどいないのかな。

うーん、SDR-4X は「外伝」でしたか（謎）。

ちなみにこっちが「正史」。

ちょっと雨が降ったと思うと車が薄黄色のまだら模様に。

今年の黄砂はすごいようで。 【ヌカリの碁】
ちょっと入門書を休んで「最強の囲碁2002」と置き碁対局をじっくりと。

「厚み重視型」の最強設定を相手に九路盤九子局から始めて、続けて何度か勝つと置き石を減らすというやりかたで、九路盤では互先黒番で勝利、現在十三路盤二子置きで勝ちを拾うぐらいまで。

なんとなくこのソフト相手に置き碁で勝つ手順を覚えてきたというか、コツが見えてきたような。どうも「荒らし」が得意じゃないようで、中央が広くあいていても放り込んでこないんですね。会社の人たちと打つとすぐに盤面にまんべんなく石が詰まっていくのですが、このソフト相手だと境界線の付近以外はがらがら。

そうそう、どうにも勝てなくなっていた十九路盤対局、どうやら定石通りに盤面が進むとやたら強いものの（私のレベル相手に、ですが）、定石を外すとそれをとがめることなく崩れていくことが判明。初期の大勝ちは私が定石を知らなかったのが原因のようです。

今は序盤を定石通りに進めた対局でようやく七子置きで負けないぐらいに。

【ヤマト裁判】
松本零士が「自分こそが『宇宙戦艦ヤマト』の著作者である」と訴えた裁判で、裁判官は松本零士がはたしたのは「部分的役割」であり、西崎義展が松本零士を監督としたことも「話題性を高めるため」などとして訴えを棄却したそうです。

至極妥当な判決と考えます。

【バンリュウ】
番犬代わりにもなる恐竜型ロボットが発売されるそうです。その名も「番竜」。

なんてそのまんまな名前なんでしょ。

【ジャパン・エア・ショー2002開催延期】
3月も終わろうというのに連絡がないのでおかしいと思っていたら、うーん。

憎むべきはテロリスト。

【ヌカリの碁】
ためしに「最強の囲碁2002」九路盤互先で「厚み重視型」最強設定を相手に白番で打ってみたら、わりと簡単に勝てました。三目半差ですけど。

やっぱりちっとは上達してるのかな、などと思った瞬間から堕落は始まっていたらしく、十三路盤二子置きでぼろ負け。

「ゴルフはうまくなったと思った瞬間からへたになっていく」ってのは『風の大地』（坂田信弘原作、かざま鋭二作画）の宇賀神さんのせりふだったっけ。通じるところでもあるのかしらん（たんにへたなだけだてば）。

GBA 版「ヒカルの碁」では、ついに名人・塔矢行洋と対局。

しかし、逆コミ十目半ったって、十九路盤で置き石なしですぜ。何日かかるんだろう（涙）。

ちなみにこのゲームで十九路盤だと中押しでも1時間以上、手がなくなるまで打ってたひには2時間はかかります。「最強の囲碁2002」だとコンピュータ最強設定でだいたい20〜25分。

産經新聞のサイトで見出しをながめていたらＪＡＣストで59便が欠航　約1200人に影響という記事。

ジャパンアクションクラブのストライキと勘違いしたのは私だけではないと思いたい。

きょうからロボデックス2002が開催されるらしい。忙しくてとても見に行けないのでせめてもと思ってサイトに行ってみたら、トップページには「2002.02.21 ROBODEX2002開催せまる！ 」という最新トピックスが踊っている（2月28日午後10時50分現在）。

開催日なんだから更新ぐらいしろー。

で、前日にプレス公開があったらしく、昨夜は各局のニュースで「最新ロボット特集」みたいなのをやってたらしい。私が見たのはふたつだけだけど。

そのうちのひとつ、「ワールド・ビジネス・サテライト」ではホンダや SONY 、OMRON などの最新ロボットに混じってロンドンから来た腕だけのロボットが紹介されていた。

「日本人は天才だ」「潤沢な資金があれば5年でこれを商品化できるのに」などとコメントするそのロボットの開発者が所属する会社名は「シャドー・ロボット・カンパニー」

まさかその会社、ロンドン郊外の映画会社の地下にあるのではなかろうな。

願わくは西洋風の鎧を着たロボットなんぞ作らぬように。

『サラリーマン金太郎（30）完結』（本宮ひろ志、集英社）、
『ガンダムエース Vol.4』（角川書店）、
『宗像教授伝奇考・特別編』（星野之宣、潮出版社）など。