[ おまけ・TB車輌画像 ]


●ウェブ用素材

TB(Train Banner)規格の車輌は、電車走行キット規格よりサイズが小さい。
横幅800ピクセルのモニタ(ウィンドウ最大化)でも、ページ幅に20m級 5〜6両が収まるこの大きさは、ウェブページ用素材という目的に適ったものだ。
* 電車走行キット(TK)規格は 800ピクセル幅にはぎりぎり20m級 4両が収まらない。ページ用素材としてなら大きすぎるが、TK規格は走行用なので編成がページ幅に収まらなくても問題はない。同じウェブ用といっても目的の違いが大きさの違いとなっているわけだ。
* 各種縮尺の詳細は「鉄道側面画各種規格表」参照。
* TB 描画については「鉄道側面画研究(画像篇)」に詳細あり。

●おぱく堂作 TB車輌

【使用条件】
電車走行キット同様、画像をウェブ上で使用する場合は、おぱく堂版電車走行キットサイトへのリンクを要する。
TK車輛と異なり、単なるウェブ素材としての使用を認める。Marquee や HTML+Time による走行用も可。
TK車輛と異なり、FLASH 等による鉄道シーンの素材としての使用を認める場合がある(要事前許可申請)。
改造ベースとすることを原則として認めない。
当サーバー上の画像への直リンクでの使用を禁ずる。

↓下に表示されているものを直接保存されたし。
なお、この画像を走らせたい人は「TB規格用走行キット」をどうぞ。

* 縮尺記号(A〜D)については、後述
* 縮尺に「’」が付いているものは、資料不足などの理由により寸法が正しい縮尺ではないもの。
* 形式名に * 印が付いているものは、当サイト限定配布=「TB Forum」への投稿なし。該当画像数=3。
* ↑上記以外は原則として、TB規格提唱者 H.Kumaさん運営の「TB Forum(本館)」(一部「新館」又は「別館」)にも同じ画像を置いてある。
* 逆パターン(「TB Forum」投稿分のみ=当サイト配布なし)の画像はない。
* 形式名に * 印が付いているものは、TK規格用の車輛画像も配布している。

形式(縮尺)画像
▼通常鉄道

UP4000形 **
(縮尺 C)
UP4000 BigBoy
世界最大の蒸気機関車。通称"BigBoy"。やけくそで作った感すら漂う、とてつもない巨大さには驚く。アメリカ人の病的な「大きさへの信仰」を感じないでもないが、捨てがたい魅力も感じるのだ。
* キャブ上の突起や石炭を描くためには縮尺(D)にしなければ 32ピクセル高に収まらなかったのだが、巨大さを表現する上ではそれらを省略してでも縮尺(C)で描くべきだと思った。理想を言えば縮尺(B)で描きたかったが、それでは規格外になってしまうので諦めた。
* この画像と TKバージョンの両方を使った走行シーンが No.927 にあり。
* TK規格の同機(左上フレーム走行見本 No.242 参照)は、英語版サイトで配布している。
* この画像を使った鉄道風景画像等あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
* 当サイト限定配布=「TB Forum」への投稿なし。……以前は投稿していたが「TB Forum(本館)」において 海外型通常車輌の投稿数過剰問題が発生。この画像は該当ジャンルに含まれるため「TB Forum」投稿分を廃車にした。


蒸気車雛形
(1px=1cm 縮尺)
蒸気車雛形
幕末、長崎に来たロシア艦内で蒸機模型を見た佐賀藩鍋島家の精錬方が、安政二年(1855)に完成させた蒸機模型。日本の鉄道史はここから始まった。
* 人間が乗れるものではなく、あくまで模型であるため「TB Forum」への投稿は「本館」ではなく「新館」にしてある。
* 左上フレーム走行見本 No.1373 に、この画像を動画GIF化したものを走らせている。






591系 *
(縮尺 B')
591系初期 591系後期
曲線区間の高速化のために試作された振子試験車。振子特急のルーツ。初期は3両の連接車だったが、後に通常の2両編成に改造された。解体前に中央東線岡谷駅で野ざらしになっていたが、自分はその時に実車を見た。そんなわけで自分的には思い出のある車輌。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
キハ391系 *
(縮尺 B')
キハ391系 キハ391系
591系に続いて、非電化区間の高速化のために試作された、振子+ガスタービンエンジン試験車。連接車のようで何か違うし、いったいどんな音だったのかも分からないし、謎だらけ。(両側面あり)
* TKバージョンは、ゆめじさんから寸法資料を頂いたため正しい縮尺で描いてあるが、上の 591系も含めて、TBバージョンはそれ以前に描いたものであるため、正しい縮尺の絵ではない。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
EH10 *
(縮尺 B)
EH10電機機関車
初の2車体8軸のマンモス電気機関車。旧型電機の頂点とも言うべき存在ながら貨物用のためか、旅客用のEF58なんかと違って地味な存在かも。子供の頃、東海道線のホームで電車待ちをしている時に目の前を通過していったのが実車を見た最初で最後だが、迫力に圧倒された思い出がある。
* TK用以外に「TrainGif」規格用画像も配布中。但し、英語版サイト扱い。
* 左上フレーム走行見本 No.470 に、TK、TB、米国TrainGifの3規格の EH10 を比較したシーンあり。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
EB10 *
(縮尺 B)
EB10電機機関車
国鉄最小電機。生涯を王子駅付近で過ごし(終戦直後に意外な路線に出張してはいるが)、戦前・戦中・戦後の東京を見続けた生っ粋の江戸っ子。
* TK用以外に「LTC!」用画像も配布中。
* 左上フレーム走行見本 No.613 に、TB規格も含めた日本発の各縮尺の EB10 を比較したシーンあり。

八戸線・観光列車
(縮尺 B)
キハ48系「リゾートうみねこ」
キハ110系「TOHOKU EMOTION」
JR東日本、八戸線を走る観光用車輌。どちらも絵は海側=右端が1号車。
上は 2011年からのキハ48系「リゾートうみねこ」(キハ48-1505+キハ48-1534+キハ48-1506)
下は 2013年からのレストラン列車、キハ110系「TOHOKU EMOTION」(キハ110-701+キクシ112-701+キハ111-701)
* 上の「リゾートうみねこ」は、元「きらきらみちのく」だが、そちらは描く予定なし。
* 八戸線有家駅のシーンが No.1455 にあり。また、2012年に「リゾートうみねこ」は三陸鉄道に乗り入れていたが、そのシーンも No.1445 にあり。
E991系 TRY-Z
(縮尺 B)
E991系 TRY-Z
JR東日本が 1994〜1999年に走らせた、在来線電車の未来技術のための試験車。
* 左上フレーム走行見本 No.991 にシーンあり。
ENR-1000 *
(縮尺 B')
ENR-1000
JR東日本の新型除雪機械。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
HD300・901号機 *
(縮尺 B)
HD300_901
JR貨物の入換用ハイブリッド機関車。2010年 3月登場の試作 901号機。東芝製。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
キハ125・400番台 *

高千穂鉄道・TR-400 *
(縮尺 B)
海幸山幸 トロッコ神楽









[ キハ125‐400 ]
JR九州の日南線・観光特急「海幸山幸」用の車輌。元・高千穂鉄道 TR-400を大改造し、2009年に登場。外板に飫肥杉を張り付けてある。401がトイレ付の「山幸」、402が「海幸」。
[ 高千穂鉄道・TR-400 ]
元JR・高千穂線を引き継いだ第三セクター、高千穂鉄道の観光列車「トロッコ神楽」用の車輌。黄色の401は宝くじ号で「手刀男」、緑の402は「天鈿女」という日本神話の神様名がつけられていた。2003年に登場したが、2005年の台風被害で路線廃止となったため活躍期間は短かった。
* TR-400は、窓ガラスを外した夏仕様の絵。
* 左上フレーム走行見本には No.1043 等、TK規格版の走行シーンはあるが、TB版のシーンなし。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
北海道ちほく高原鉄道・
CR70形
(縮尺 B)
CR70
元JR・池北線の第三セクター鉄道、後期標準色。2006年に路線廃止。一部車輌は観光鉄道「りくべつ鉄道」(旧陸別駅構内)にて動態保存。
* 初期標準色や、外観同一のCR75のラッピング車等は配布なし。
* この画像を使った走行シーンが No.1110No.1110+ にあり。陸別駅の全容。
* TK規格で描いた同形式(配布していない/TB版とは反対側面=トイレ側)のシーンが No.129No.402 等にあり。TK規格ではないが No.210 も CR70。
智頭急行・
HOT3500形/HOT7000系
(縮尺 B)
HOT3500(一般車) HOT3500(一般車・塗装簡易化) HOT3521(イベント車)
HOT7000(基本5輛編成)
HOT7000(貫通形先頭車付)
山陰と山陽(鳥取県‐岡山県‐兵庫県/因幡國‐美作國‐播磨國)を結ぶ第三セクター鉄道の気動車。
上の HOT3500形は普通列車用、下の HOT7000系は特急「スーパーはくと」用。
* HOT3500形は、一般車とイベント用 HOT3521。
* HOT7000系は、基本の5輛編成に組んだ状態で一枚の画像。
* 窓表現はメッシュ抜きとした。自分的には秋田内陸 AN8800形に次いで2例目。
* HOT3521の新色(塗装簡易化)は、恋山形駅の風景画像とのセットで「TBシーン画像」ページにあり。
* 左上フレーム走行見本 No.1478No.1479No.1480 に走行シーンあり。
錦川鉄道・
NT-3000形 *
(縮尺 B)
NT3001(せせらぎ号) NT3002(ひだまり号) NT3003(こもれび号) NT3004(きらめき号)
元JR・岩日線の第三セクター鉄道、2代目の車輌。せせらぎ号/ひだまり号/こもれび号/きらめき号。
* TK規格版(左上フレーム走行見本 No.804 参照)では、初代 NT-2000形も配布。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
平成筑豊鉄道・
400型/500型 *
(縮尺 B)
400型(なのはな号) 500型(へいちく浪漫号)
元JR・伊田線・田川線・糸田線を引き継いだ第三セクター鉄道。旧型車(100〜300型)を置き換えた新たなる標準車 400形(標準色=なのはな号)と、レトロ調イベント車 500形(へいちく浪漫号)。
* 400型には標準色以外にラッピング車があるが、描いていない。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
* 左上フレーム走行見本には No.678 等、TK規格版の走行シーンはあるが、TB版のシーンなし。
門司港トロッコ *
(縮尺 A')
門司港トロッコ
門司港レトロ観光列車(北九州銀行レトロライン ← やまぎんレトロライン)の「潮風号」。南阿蘇鉄道で使っていた機関車と、島原鉄道を走っていたトロッコを改造したもの。
* 絵は乗客用ドアのある海峡側。寸法はアバウト。
* TK規格版(左上フレーム走行見本 No.900 参照)では、反対側面画像も配布。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
秋田内陸縦貫鉄道・
AN8800形
東北の気動車。車両毎に塗色が違う。
* 阿仁マタギ駅の風景画像とセットで「TBシーン画像」ページにあり。窓はメッシュ抜き。
三陸鉄道・
36-100形
東北の気動車。NHK朝ドラ「あまちゃん」で、北三陸鉄道として登場。
* 堀内駅(「あまちゃん」の袖が浜駅ロケ地)、久慈駅(「あまちゃん」の北三陸駅ロケ地)、田野畑駅の風景画像とのセットで「TBシーン画像」ページにあり。
* 「TB Forum(本館)」には、36-2100形(お座敷列車)単体の画像を投稿しているが、当サイト上にはなし。
* TB規格の 36形を使ったシーンが No.1444No.1445No.1446No.1447 にあり。




旧500形 *
(縮尺 A')
江ノ電 旧500形 江ノ電500形PostPetドリーム号
江ノ電最後の非冷房車。最初は両開ドアだったのに改造後に片開になった。江ノ電は不思議な改造車が多い。標準色と、2001年後半に走ったモモ色の501+551形「PPP152・PostPetドリーム号」。
* 実はサイズを間違えてしまった。正しい縮尺より車体が少し短い…。
* これらの江ノ電画像を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.772No.773 にあり。
300形 *
(縮尺 A)
江ノ電300形
300形といっても番号によって全然仕様が違う。この絵は305+355。古い車体にカルダン台車化改造や冷房化改造されていて不可思議な仕様と化している。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
1000形 *
(縮尺 A)
江ノ電1000形 江ノ電1000形(新標準色)
江ノ電の近代化はこの車種から。1979年〜。翌年、鉄道友の会ブルーリボン賞。旧標準色と新標準色。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
2000形 *
(縮尺 A)
江ノ電2000形
でかい窓で湘南の海がよく見える展望が自慢。1990〜。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
10形 *
(縮尺 A)
江ノ電10形
1000形、2000形と近代的な車輌を投入してきた江ノ電が、1997年に作ったのが何故かレトロ調の 10形。装飾過剰のくどいデザインだが、観光路線としてはこのぐらい強烈な個性は必要かも。
* TBサイズの江ノ電・藤沢駅のシーンが、左上フレーム走行見本 No.1322No.1322+ にあり。
20形 *
(縮尺 A)
江ノ電20形
2002年、江ノ電 100周年記念で登場した形式。10形のイメージを残しつつ、過剰装飾を廃してすっきりした上に、江ノ電伝統の色に回帰した。自分的には江ノ電で一番美しいと思う。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
新500形 *
(縮尺 A)
江ノ電 新500形
2006年に登場した江ノ電初の VVVF車。旧500形のイメージを継承した丸っこい車体。
* この画像を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
京王電鉄・8000系 *
京王電鉄(登場時は京王帝都電鉄)初のVVVF車輌。
* TB車輌用走行キット「MN00」に、4両編成を添付。
* 10両化した画像を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.775No.785 にあり。
* 当サイト限定配布=「TB Forum」への投稿なし。
東京都交通局・花100形 *
(縮尺 B')
都営交通100周年(2011)記念の花電車。都電7510号改造。花電車は33年ぶり。
* 花電車は自走版「祭の山車」であるからして、道路こそが晴舞台。ゆえに路面電車であることが必須である。しかし、都電荒川線は大半専用軌道であって路面を走る区間はわずかだ。その意味で、これは花電車を名乗ってはいるものの、かつての花電車とは別物の何か、だと思う。
* 当サイト限定配布=「TB Forum」への投稿なし。……以前は投稿していたが、今はこのページからの配布のみ。
和歌山電鐵・2270系 *
(縮尺 B)
猫の「たま駅長」で知られる地方私鉄。旧南海色、いちご電車、おもちゃ電車、たま電車、うめ星電車。
* 2016年時点の5色のみ。
* 2013年に猫耳が追加された後の、たま電車の姿は描いていない。
* 2013〜2015年の「きいちゃん電車」は、TK規格では描いたが、TBでは描く予定なし。
* 2018年のチャギントン電車は描画未定。
* この画像を使った走行シーンが No.1157 にあり。貴志駅の全容(「TBシーン画像」ページ参照)+新旧駅舎比較。
* TK規格とのW縮尺走行も No.1417 にあり。
上信電鉄・7000形
(縮尺 B)
世界遺産に登録された富岡製糸場を沿線に有する地方私鉄、初の VVVF車輌。
* 富岡製糸場をイメージした煉瓦と社紋をデザインした車体装飾は、ラッピングではなく塗装だとか。
南部縦貫鉄道・
レールバス *
路線廃止となった東北の鉄道。
* 坪川駅の風景画像とセットで「TBシーン画像」ページにあり。
西武鉄道・E851 **
民鉄最大電機。
* 参考資料「側面画比較 別表」に、TB規格も含めたウェブ用各種規格の E851あり。その画像は事実上の配布でもある。No.944 参照。
一畑電車・デハニ50
出雲の私鉄の昔の電車。
* 映画「RAILWAYS - 49歳で電車の運転士になった男の物語 -」に登場した電車。
* 伊野灘駅の風景画像とセットで「TBシーン画像」ページにあり。
▼特殊鉄道




小田急電鉄・500形 *
(縮尺 B')
小田急500形
廃止された向ヶ丘遊園線のモノレール。たった1編成で30年以上走り続けた。ロマンスカー色(旧色)なのが、小田急電鉄車輌の証。ロッキード式。
* この画像を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.774 にあり。
* No.774 と共通風景を使った動画GIFシーンあり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
* 拡大して TK縮尺化改造したもの(配布あり)を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.29No.229No.358 にあり。
ドリーム交通・10形
(縮尺 B')
横浜ドリームランドモノレール
1966年初夏に開通したものの、致命的な設計ミスが発覚して翌年には廃止された悲劇の路線「横浜ドリームランド・モノレール」の車輌。車輛間の連接台車が特徴の東芝式。
* 資料不足により正確さを欠いていたが「ドリームランド・メモリーズ」というサイトの存在をいっぺいさんに教えていただき、わりと正しく描き直すことができた。感謝。
* この画像を拡大して TK縮尺化改造したもの(配布していない)を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.274 にあり。
大阪万博 Expo'70
(縮尺 B')
大阪万博モノレール
生涯の短さでは上のドリーム交通に負けていないのが、1970年の大阪万国博覧会のモノレール。半年の開催期間中だけ広い会場内を周回して客を運び、閉会とともに撤去された。アルウェーグ式で初めて床面フラット化を実現した、いわゆる日本跨座式(改良形日立アルウェーグ式)の第一号。
* 以前は資料不足で正確さを欠いた画像だったが、このモノレールを製作した日立のサイトに大きめの写真があり、それを見て修正した。……といっても寸法等不明のため正確とも言いがたい。
* 左上フレーム走行見本 No.1262 に、この画像を使った、万博中央口駅を表現したシーンあり。
* この画像を拡大して TK縮尺化改造したもの(配布していない)を使ったシーンが、No.357No.457 にあり。
Palm Jumeirah
Monorail *
(縮尺 C')
ドバイ・パーム モノレール
アラブ首長国連邦ドバイの人口島 Palm Jumeirah の中央を貫く路線。2009年 4月開業の中東初のモノレール。日立製。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
* TK規格の同形式(左上フレーム走行見本 No.760No.905No.906 参照)は、英語版サイトで配布している。但し 24bit-PNG。
* これまた英語版サイト扱いながら、TK用以外に「TrainGif」規格用画像も配布中。この縮尺の走行シーンも No.907 にあり。
Mumbai Monorail
(縮尺 B')
ムンバイ モノレール ムンバイ モノレール ムンバイ モノレール
インド最大の都市ムンバイの都市交通。マレーシアの Scomi社製。
* 2013年 1月開業予定が、4月に延期になり、8月に延期になり、2014年 2月にようやく開業。
* ファイル名に使っている色名は正式なものではない。というか、正式な色名が分からん。
* マレーシアが、日本から輸入する方針を撤回してモノレールの国産化に挑んだ歴史(KLモノレール)も記憶に新しいが、それが今や、日本の日立との受注競争に勝って海外輸出するところまで来た。侮れないのぅ。
* 左上フレーム走行見本 No.1365 に走行シーンあり。





大阪万博 Expo'70
日本館・展示模型
Transrapid 04
Transrapid 04
1970年の大阪万博・日本館で展示された、未来の磁気浮上リニアモーターカーの模型。下段は、連動して販売された、そのブリキ玩具。
* 当時の日本人が夢見た未来。今にしてみれば retro-future なデザイン。長い時の末に「中央リニア」として実現する方向にあるのは、今もって夢を捨てていないということか?
* ブリキ玩具は複数仕様があるようだ。複数メーカーなのか、複数サイズなのか詳細不明。そのうちのひとつのみ描画。
* 左上フレーム走行見本 No.1261 に走行シーンあり。
* 実車が存在しないもののため「TB Forum」への投稿は「本館」ではなく「新館」にしてある。
Transrapid 04
(縮尺 B')
Transrapid 04
ドイツが開発した磁気浮上鉄道トランスラピッド。04は 1973年。
* 04以前は、05以降とは軌道構造が異なる。
* 04と 05の間には、KOMET(1974)、HMB1(1975)、EET2、HMB2(1976)という別系列の試作車があり、その後、1978年に Transrapid に統一された。これらの画像は予定なし。
Transrapid 05
(縮尺 B')
Transrapid 05
1979年のハンブルグ交通博覧会の試乗用。
* 高速仕様ではなく、デモンストレーション目的なので窓がやたらとでかい。
Transrapid 06
(縮尺 B)
Transrapid 06
1983年に完成したエムスランド実験線用の高速仕様の試作車。1988年に 412.6km/h を記録。
* これらのTransrapid 画像を使ったシーンが、左上フレーム走行見本 No.716 にあり。
Transrapid 07
(縮尺 B)
Transrapid 07
1988年に公開された試作車。1993年に 450km/h を記録。
Transrapid 08 *
(縮尺 B)
Transrapid 08
1999年に公開された試作車。ベルリン‐ハンブルグ間の予定路線に合わせた長距離仕様で作られたが、ベルリン‐ハンブルグ線は 2000年に計画中止。2006年 9月、実験線上にて工事車輌と激突し死傷者を多く出した惨事により大破。
* TK規格の同形式(8bit-GIF/左上フレーム走行見本 No.315 参照)は、英語版サイトで配布している。
上海磁浮列車 *
(縮尺 B)
上海磁浮列車
2002年末に開業した磁気浮上鉄道初の営業路線用車輌。ベースは TR08。営業最高速度は 430km/h。
* 3輛編成と 5輛編成があるが、TB画像は 3輛編成のみ。
* この画像を使った鉄道風景画像あり。→ 「TBシーン画像」ページ参照。
* TK規格の同形式(8bit-GIF/左上フレーム走行見本 No.74 参照)は、英語版サイトで配布している。
Transrapid 09 *
(縮尺 B)
Transrapid 09
2007年に公開された試作車。ミュンヘン空港アクセスの予定路線に合わせた近郊仕様で作られたが、ミュンヘン空港線は 2008年に計画中止。さらに、トランスラピッド開発そのものが 2011年に終了。エムスランド実験線も廃止となった。
* TK規格の同形式(24bit-PNG/左上フレーム走行見本 No.715 参照)は、英語版サイトで配布している。
▼鉄道以外

「ななつ星」専用バス
(1px=12cm 縮尺)
「ななつ星」専用貸切バス(左側面)「ななつ星」専用貸切バス(右側面)
JR九州の豪華列車「ななつ星」の乗客だけが乗れる、立ち寄り駅周辺観光のためのJR九州バスの専用貸切バス。列車とデザインを統一している。
* 鉄道車輌用 1px=15cm 縮尺では小さくなりすぎるので、1.25倍サイズの 1px=12cm で描画。5/6 TK 縮尺でもある。
* 左上フレーム走行見本 No.1453 に、JR 阿蘇駅前の走行シーンあり。
* バスなので「TB Forum」への投稿は「別館」にあり。
ヤンマー YT01
(1px=10cm 縮尺/TK縮尺)
ヤンマー YT01
E6系新幹線と同じ奥山清行氏デザインの、農業用トラクターの次世代コンセプトモデル。2013年発表。
* 32px高のTB規格であると同時に、TK縮尺でもある。但し正確な寸法がわからないので、同等量産機の寸法を参考にした。
* 左上フレーム走行見本 No.1502 を選択した状態で「解除キー」をクリックすると、トラクターの走行シーンが表示される。
* 特殊自動車なので「TB Forum」への投稿は「別館」にあり。

縮尺について

TB規格は、高さが 32pxという以外、厳密には縮尺は定められていない。
が、色々な画像作者(TBの世界ではクリエータと呼ぶ)の作品を調べてみると、だいたい以下の縮尺のどれかである。自分も、車種に合わせて、この中から選んで描くことにした。

縮尺特徴
TB規格各種縮尺 A 規格提唱者である H.Kumaさんが採用している縮尺。車輌が大きく見栄えがするが、車種によってはパンタグラフが辛い。
B 1px=15cm縮尺。20m車輌=133mmの Nゲージと似た換算式で描ける大きさで、TB規格の中では主流……なのかも。
C 実測、新幹線車輌などはこの大きさで描く人もいるようだ。上記同様のNゲージ的発想なら 1/160換算のはずだが、さすがにそれだと車輌が小さくなりすぎるのか?
D 海外車輌には、標準軌車輌のNゲージ縮尺換算と同じ 1/160でないと、32px高に収まらないものもあるようだ。もっとも、この縮尺でも収まらない背高車輌もあるが……詳細後述。

* TK規格でも 1px=10cmの制約が辛いことがある。それよりも制約の厳しいTB規格では、厳密に縮尺を決めてしまう事には困難があるのかもしれない。
* 左上フレーム走行見本 No.151No.282No.520 に、Tk規格画像とTB規格画像の両方を使って遠近表現したシーンあり。

[ 小さな車輌 ] - 軽便
* 軽便車輌等、一般的な鉄道車輌とサイズが大きく異なるものに関して、特に定まった縮尺はないようである。
* 全高 3.2m未満の軽便車輛の場合、1px=10cmという TK縮尺で TB画像を描くことが可能である。縮尺基準のTK規格と画像高基準のTB規格という、思想の異なる規格ゆえに、両者にまたがる画像もありえてしまうのが面白いと思ふ。実例は、下の表、あるいは左上フレーム走行見本 No.346No.820 参照。
[ 大きな車輌 ] - 海外車輌
* 日本型標準の「B」縮尺(1px=15cm)で海外車輛を描くと、時に 32px高を超えてしまう。32pxに収めるためには、ものによっては 1px=19cm縮尺ぐらいまで小さくする必要がある。だが、そこまで縮小してしまうと、半TK=TSV-30互換縮尺(1px=20cm)や、米国発の TrainGif規格(1px=21.6cm)に近づくことになり、TB規格として描くことの意味が揺らぐ。実際、そこまで縮小して描画した例は見たことがない。

* 解決策として、32pxという TB規格の規定を逸脱する考え方もある。現状では、Mission.Railroad specification(1px=15cm縮尺+39px高)があり、「TB Forum」への投稿もあることから、TBの延長上と考えられているようだ。
* おぱく堂的には、この種の海外車輌を描く場合にどうするか。あれこれ考えた結果、TrainGif規格で描くか、あるいは 2/3 TK(1px=15cm縮尺+40px高)という仮規格を採用することにした。もはや TB規格ではない別規格だが、この手の車輌自体が、日本発の TB規格という枠を超えてしまっているのだと考えるしかない。
* 2/3 TKの使用例は No.914No.915No.918No.920 等を参照。
* この辺に関する詳細は「鉄道側面画研究(画像篇)」参照。


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