ケーススタディ ISO審査 10.04.29
だいぶ前に鷽八百社のISO定期審査が春に行われると書いた。
既に季節は春を過ぎ、初夏にならんとしている。もうそろそろ審査について書かなくてはならない。さもないと鷽八百ではなく、嘘八百と言われてしまう。

鷽八百社本社のISO14001の定期審査となった。
事前に審査員の案内が来て、書面で経歴などをみて遠藤審査員、黒田審査員をOKして、他二人はご遠慮すると回答した。その後すこしやりとりがあり、審査員2名が変更されて審査が行われた。
オープニングは特に問題はなかったが、山田は審査員が異議申し立てを説明しなかったことに気が付いた。これはメモしておかなければならない。

../2009/meeting.gif 経営者インタビューとなった。審査員4名が並んで座り、社長と環境担当役員である環境保護部長の二人が対応する。社長は昨年の株主総会で代わっていて、今回が初めてのISO審査対応だ。その後ろに環境保護部の廣井、中野、山田が控えた。山田は平目にも声をかけたが、もう引退したのだからと来なかった。
遠藤リーダーが口を切った。
「昨今は環境が事業において非常に重要になってきたと思います。貴社におかれては環境対応にどのように注力しているのかお聞かせください。」
「環境というのはトリプルボトムラインと言われるように重要ではありますが、最優先でもなく、すべてではありません。私どもでは環境も重要ですが、経理も財務も子会社を含めた雇用も輸出管理もすべてひとしく重要です。そんなわけで、私は環境のためという表現を聞くといささか疑問を持ちますね。ドラッカーを引き合いに出すまでもなく企業は社会に貢献するという明快なビジョンを持ち、それを実現するために存在するわけです。だから企業は常に感受性を高くして社会の変化を捉え対応していくことが大事です。あるいはそれだけのことというべきでしょうか。」
遠藤氏は若干鼻白んだが続けた。
「最近、環境に関する社会の変化、法規制の変化などで貴社の活動で変化がありましたか?」
「審査員の方は環境、環境とおっしゃいますが、今申し上げましたように経営レベルでは昨今の大恐慌と言えるような不況において事業を継続していくということが課題であり、そのために環境とか財務などに配慮しなければならないわけですが、それらは分けることができない一連のものです。おっしゃるように欧州の環境規制強化や土壌汚染の規制強化、今年は廃棄物関係の法規制の見直しもあると聞きいております。現実には会社では各階層において担当する範囲とレベルの意思決定を行います。個別の環境対応について知りたいというならば、関連の部門の責任者にお聞きいただきたい。」
「しかしISO規格ではトップ経営者は環境方針を示さなければなりませんよ。」
「まず企業がISO規格に拘束されるという考えには同意できませんね。企業の仕組みが一定基準にあるならISO規格を満たしているだろうと考えるべきでしょう。いずれにしても私は社内に対して方針を示しており、それは環境に限らず社会通念を含めた広い意味での遵法の徹底と、当社事業において何をすべきか、社員に何を期待するか、そしてそれを各管理者が方針展開をして推進することを命じております。この審査は、その方針を含めて当社の仕組みが規格を満たしているかをご検証いただくためと思います。」
その後、遠藤審査員と社長が二・三合やりあって何という結論もなく終わった。
合とはチャンバラで刀と刀を交えることで、二合とはチャンチャンと二回打ち合ったことです。

経営者のインタビューの多くはにこやかに茶飲み話をして終わる。時間の浪費であろう。社長の心の中は、こんなことをしている代わりに客先周り、銀行回りでもしたいと気をもんでいることだろう。少なくても私はISO審査の経営者インタビューで利益が出たという話を聞いたことがない。
もちろん世の中には企業に貢献する審査をすると豪語している審査員はいるが、自分でそう考えているだけだろう。

山田は社長の応答に舌を巻いた。社長はいつの間にISO規格を勉強したのだろうか?
いやマネジメントシステム規格が経営の規格なら、企業の経営者はISO規格を読まなくてもその意図を明確に理解しているのだろうか。だいぶ前のことだが、山田が環境方針の決裁を伺い出た時、既に社長は山田以上に規格の意図を理解していたのではないだろうか。

鷽八百社の審査では、東京大手町にある本社と全国8地方に支社に行くことになる。初日の午後は4名の審査員が手分けして本社の部門をいくつか抜き出して審査する。二日目と三日目は各支社の審査を行い、4日目に本社に戻りクロージングを行うことになっている。
本社ビルといっても自社の物でもなく、全館借りきっているわけでもない。鷽八百社は大きなビルの数フロアを借りている。現在セキュリティも厳しくなっており、本社内は環境保護部のメンバー4名が各審査員について案内をした。
平目がISO審査を担当した時は、各地の支社にも環境保護部のメンバーがアテンドしたそうだが、山田は審査員だけで行ってもらうことにした。アテンドするには旅費も人件費も大変だ。
それでも山田は心配して各支社にお昼と定時後に電話をして首尾を確認した。支社の窓口である総務部からは「問題ないですよ〜」なんて報告しかこなかった。
平目は「やっぱり山田君、アテンドした方が良かったのではないかね?」なんていう。
山田は本当に支社で問題がないのか、指摘されたことにさえ気がつかないのかいささか心配である。
コーヒー
4日目の午前中、審査員4名は本社の審査員控室で内部打ち合わせである。平目も山田も気をもんでいたが、廣井は審査の成り行きの重大性を分からないというか、重大と思っておらず連絡が来るのをコヒーを飲みながらのんびりと待っていた。

11時少し前に審査員から打ち合わせたいと連絡があった。
中野は「ちょっと急ぎの仕事がある」と言って動かなかった。中野の本心は審査に興味がないのだろうと山田は推察した。

山田、廣井、平目の三名が審査員控室に行くと、プロジェクタで壁になにやら映している。
遠藤審査員が始めた。
「では、みなさん今回の審査で気づいたことを申し上げます。皆さんのご同意が得られれば指摘事項あるいは改善事項として報告をまとめたいと思います。」
クロージング 「まず、第四営業部ですが、過去2年間売上が大きく減少しています。説明によると、これは世界不況によるもので業界内でみれば健闘しているとのことです。しかし対策として売上目標を下方修正しただけで、是正処置がとられた具体的証拠がありません。これは是正処置が不十分という指摘を出したいと思います。」
遠藤審査員はプロジェクタで映した文字をレーザーポインタで示しながら重々しい口調で読み上げた。
廣井が  と吹き出した。遠藤審査員は怪訝そうに廣井をみた。
廣井が話を始めた。
「遠藤さん、この件については一昨日第四営業部から問い合わせがありました。製品の顧客である機械メーカー各社の売り上げが大幅に落ち込んでおり、当社の製品が良くても営業活動にテコ入れしても、需要がないからどうしようもない。当社としましては事業戦略を見直して、この製品分野から営業マンを他の製品に移して売上の規模確保を図っております。」
「廣井さん、なんといいますか単に売り上げ目標を修正するだけでなく、いろいろな手を打っているということが客観的に見えるように、証拠と言いますかそういうものがあれば良いと思うのです。」
「営業部の者に来てもらいましょう。」廣井はそういって電話をかけた。
ほどなく営業部次長がやってきた。
「当社では会議をもつとか議事録をきれいに作るとか、報告書を書面で作るという文化はありません。決裁事項や金額によって決裁者が会社規則で決まっており、この製品の売り上げ目標見直し、営業マンの移動については営業本部長に電子メールで具申し了解を得ています。このやり取りについては審査で説明したと追います。」
海千山千というか肉食恐竜のような顧客やコンペティターを相手にしている営業次長にすれば、ISO審査員など草食動物のように見えるのだろう。
「営業部の審査でその説明は聞きましたが、第三者にビジブルなものを作成すべきだと思います。そういったやりとりを時系列的に正式な書面で残すことは必要ないのでしょうか?」
「うーん、そういうものを作るとどのような効果があり、売り上げに寄与するのか分かりません。遠藤審査員さんは、そういう書類にどのような効果があるとお思いでしょうか?」
山田が横から口をはさんだ。
「遠藤さんは是正処置としていかがなことを想定されているのでしょうか? 単に議事録があれば良いという問題でもないでしょう。素人考えですが、再発防止処置を考えると、リーマンショックと呼ばれる世界恐慌をいかにして防ぐかということになるのでしょうか? それとも目標値として非常に低いものを設定すべきということでしょうか。EMSも紙ごみ電気というオママゴトではなく経営そのものとなりますと、環境目的目標というものはなく事業戦略そのものになります。この場合の審査は紙ごみ電気と違い、経営上の判断が適正かをみることになるのでしょうか。とりあえずこの件は適合・不適合と言える範疇ではないと考えます。このご提案は取り消すということでいかがでしょうか?」
営業部次長は山田の言葉を聞いて立ち上がって去ってしまった。遠藤氏はあっけという顔をしたが、声を出さなかった。出なかったのかもしれない。

遠藤氏は気を取り直して次の項を読みあげた。
「力量を評価した記録を人事考課の記録としていますが、この記録は現在5年間保管となっています。この保管期間は短くもっと長くすることが良いと提案します。」
山田はだんだんと嫌気がさしてきた。ISO審査ではこのような意味のないつまらないことを指摘とか改善項目としているのだろうか? 審査員はこのようなことを語って悲しくないのだろうか? 自宅に帰って家族にお父さんは立派な仕事をしていると語ることができるのだろうか?
山田は声を出した。
「まず、ISO規格では記録の具体的保管期間は明記していません。私どもでは法規制、PL対応などの検討結果、そして自社の必要性ということを基に保管期間を決めています。私どもで記録が必要なら外部の方から言われるまでもなく保管期間を長くしています。それに力量とはISO9000で定義されていますが、過去の経歴などでは判断しかねるものでしょう。ということでそのご提案は不要と考えます。」
「私どもでは貴社の記録保管期限を延ばせば一層EMSが向上すると推奨しているのです。」
「記録を利用するのは審査員の方ではなく、弊社ですから。その推奨は不要といたします。」山田はもういい加減にしてくれという気持ちを込めた。

「では重大な問題ですが、本社総務部、北海道支社その他において、オフィスの複数の方にISO規格とはなにかと質問したら回答できませんでした。これは自覚が不十分であると判断し、軽微な不適合とします。」
山田は呆れて声もなかった。
平目が「山田君、今年は社員にISO教育をしなかったのね、そりゃまずいよ」と言うのを聞いて山田はうんざりした。
「弊社では社員にISO規格を教育していません。弊社では規格要求をすべて会社規則が満たしていると考えており、社員には会社規則を守って仕事をしろとしか言っていません。遠藤さん、規格の本文でも序文でも会社で働く人がISO規格を知っていることを要求していません。審査ではISO規格を満たしているかを確認するのであって、ISO規格を理解しているかを調査するのではありません。よって却下します。」
遠藤審査員以下全員唖然と言う顔をした。
「貴社ではISO規格を知らなくても良いとお考えですか?」
「遠藤さん、ISO規格を知ることが規格要求事項にあるのでしょうか? 論点はそこでしょう。」

遠藤氏はそれに応えずに話を変えた。
「貴社の環境方針に製品サービスが記載されていません。これは規格要求事項4.2a)を満たしていない軽微な不適合です。」
四名の審査員は、もうこれは逃げられないだろうという自信に満ちた顔をしている。
「4.2a)項では製品及びサービスの性質、規模及び環境影響に対して適切であることを求めているのでして、製品サービスを記述しろということではありません。私どもではこれに関して規格不適合であると認めません。」
「山田さん、これは弊認証機関の統一見解です。これは翻すことができません。」
平目はおろおろとして山田を見つめた。
「そうですか、では私どもでは異議申し立てを行います。遠藤審査員はオープニングで異議申し立てを説明しなかったと記憶しております。それ自体が異議申し立ての対象となると考えます。」
遠藤氏は何か言おうとしたのだが声にならなかった。
4名の審査員は顔を見合わせて小声で何か話し合った。
「今回の審査での不適合と観察事項はないことにします。」
このような審査があるはずがないと思いの方がいらっしゃるだろうか?
残念ながら2010年の現在、現実に見聞した審査である。もしお疑いの方があれば、いつどこでどの認証機関の何というお名前の審査員が語ったかを立証できます。
但しお断りしておくが、このすべての不適合(?)が単一の審査において出されたのではない。別個の審査において出されたものをマージしている。
しかし、このような審査結果が複数の審査員によって提起されているということが、一層ISO審査の意味のないことを示すものではないのだろうか?(反語である)

山田はクロージングが終わると4人の審査員をビルの玄関まで送っていった。山田は歩道まで出ていって、4人が地下鉄の階段を降りて見えなくなるまで立っていた。この4日間のことをいろいろと思い返し、失敗を悔やみ反省をした。是正処置という言葉が頭に浮かび、今回の失敗はやはり審査員に会わずに決めたことだと思い至った。

審査員を見送って事務所に帰ると山田は平目に言った。
「平目さん、次回は書面だけで諾否を決めるのではなく、2時間くらいじっくりと話しこんで良し悪しを見極めないとだめだと実感しました。」
「まあまあ、今回は山田君にとって初めての審査のわけだ。成績を付ければ十分優に値するよ」平目はそう言った。
千葉工場のようなトラブルが起きないよう回避したのだから良いではないか」
と廣井が口をはさんだ。

本日の質問
あなたなら山田の対応に、優・良・可・不可のいずれを付けますか?

私が実際にこんなことをしているかという疑問がありますか?
もちろんです、だって自分が勤めている会社を知らない人に、好き勝手にされてはたまりません。もっともこう簡単に審査員が不適合を引っ込めることは少なく、認証機関に電話することが多いです。



ぶらっくたいがぁ様からお便りを頂きました(10.04.29)
ケーススタディISO審査へのコメントであります。
うーむ、これらがすべて実話とは。とても現代のこととは思えません。
こんなアホなことを言う審査員しかいない認証機関と縁を切ることができない組織をお気の毒に思います。
もし私なら以下のように答えるでしょうね。一度ぐらいは出会ってみたいものです。

しかし対策として売上目標を下方修正しただけで、是正処置がとられた具体的証拠がありません。これは是正処置が不十分という指摘を出したいと思います。

思うのは勝手ですが、そんな理不尽な言い分で出されては困ります。
仰せのとおり目標を下げただけですから修正です。是正処置はとりませんでした。でも、是正処置をとらなかったことがどうして規格への不適合になるんでしょうか?
4.5.3は是正処置の手順を確立することを求めているのであって、発生した不適合すべてに是正処置をとることなど求めていません。
また、そもそも本件は是正処置をとることができません。売上未達の原因は外的なものです。当社のコントロールが及ばないものに対して原因を除去することなど物理的に不可能です。

では重大な問題ですが、本社総務部、北海道支社その他において、オフィスの複数の方にISO規格とはなにかと質問したら回答できませんでした。これは自覚が不十分であると判断し、軽微な不適合とします。

「ISO規格とは何か」などとそんな禅問答のようなことを聞かれて即答できる方が稀有というものです。あなた、答えられるんですか? ぜひ聞かせてください。
だいたい自覚が十分であることは規格のどこに要求がありますか?
強いて言えば4.4.2のa)でしょうが、これは「環境マネジメントシステム」の要求事項、すなわち当社の社内規則や企業倫理といったものに対してそれに沿うことの重要性を自覚させることを求めているのです。
どう読んでもISO規格を知っていることなど求めていませんね。

貴社ではISO規格を知らなくても良いとお考えですか?

もちろんです。
一つ伺いますが、ウチの社員がISO規格を知っていると何かの役に立つんですか?

たいがぁ様 異議あり!
理不尽とは理が通用しないことを言うのであって、常識が通れば理不尽じゃありません。
ここは旧約のヨブのように理不尽な運命を恨むのか、それでも神に感謝するのかという非常に宗教的な観点からの判断でございますよ 
自覚というのも審査員の数だけ解釈があるようで、まあ他人がイワシの頭を信じても私はどうでもよいのですが、自覚してない!なんて叱られると困るなあ〜

ウチの社員がISO規格を知っていると何かの役に立つんですか?
もちろんです。審査員が「おお!適合だ」とすぐに分かってくれて、ISO審査の時にもめなくて済むでしょう。
この効果は大ですよ。

しょうちゃん様からお便りを頂きました(10.04.30)
ISO審査
しょうちゃんです。
勝手に認証機関はあそこだろうと想像して読んでいるうちにふつふつとアドレナリンが・・・
審査員にも腹が立つけど、そんな審査員を雇っている審査機関にも腹が立ちます。でもそんな審査機関に仕事を出し続けている鷽八百社にも問題があるでしょう。

あなたなら山田の対応に、優・良・可・不可のいずれを付けますか?

それなりの対応をしたのはプラス評価としても、次回までにもっとまともな審査機関への乗換えをすべきです。
審査機関を変えずに
「平目さん、次回は書面だけで諾否を決めるのではなく、2時間くらいじっくりと話しこんで良し悪しを見極めないとだめだと実感しました。」

なんて甘いこと言ってる様じゃ、せいぜい「可」ってところですね。

で、認証機関はやっぱりあそこですか?

しょうちゃん様 毎度ありがとうございます。
アドレナリンがフツフツと・・・いいですねえ、おかず不要でご飯が食べられます。
「可」ですかあ〜、しょうちゃん様は厳しい!
ご存じのように、認証機関とは腐れ縁、そうそうたもとを分かつことができないという前世からの縁がありまして、まあしがらみは大変でございます。
それと認証機関は単一ではありません。本文に書いたように複数の認証機関での経験を足し合わせております。
まあ、どこも似たようなもの・・でもないですけど


名古屋鶏様からお便りを頂きました(10.05.02)
一冊2800円とは暴利だあ ぶらっくたいがぁ様
ウチの工場でも昨年9001審査の折に、「社員にISO規格を自覚させるために、各部門に一冊づつ対訳本を配布すべし」という"御宣託"を頂戴しましたよ。ですから、部門に一冊づつ読みもしない対訳本が飾ってあります。
えぇ、昨年ですから完全に現代の話です。

もっとも、言った本人は旧世代の化石だったかも・・・

名古屋鶏様の私見的戯言14001

名古屋鶏様 毎度ありがとうございます。
もしかしてその方は日本規格協会の回しものではなかったのでしょうか?
一生懸命、日本規格協会発行の書籍の拡販に努めているのかもしれません。
どの会社でも自社製品を売りましょう、買いましょうなんてキャンペーンをしていますから・・
バイアメリカン、バイチャイニーズなどなど


ぶらっくたいがぁ様から名古屋鶏様にお便りを頂きました(10.05.03)
名古屋鶏様
では来年の審査の折には、「結局、この1年間で誰も対訳本には目を通しませんでした。これはもともとムダだったからなのか、“自覚”させることが確実でなかったからなのかどちらでしょうか?」と質問してみてはいかがでしょう?
え? 答えは間違いなく後者で、それに対して是正を求められてまたまたムダな仕事が増えるだけですって?
うーーーん、だとすれば付加価値審査ならぬ負荷価値審査ですなあ。

ぶらっくたいがぁ様 毎度ありがとうございます。
付加価値審査ならぬ負荷価値審査 絶句 
有効性審査でなく、友好性審査だったり・・・だめだこりゃ


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