2016年新年の抱負

2016.01.03
本日の出しものは人様に語ることではないが、挫折せずにやるぞ! と宣言する意味で書く。
毎年、今年こそはしようと思うことはいくつかある。もちろん年末になって省みれば、いつも達成具合は五割というところだ。とはいえ何も目的目標がないよりもあった方が励みにもなるし義務感も持ち、モチベーションになると思う。

お正月、行くところもなくつれづれ考えたことは
個人的なこととしては
個人ではなく対社会的なこととしては・・・

以上まとめて今年の目標は

項目テーマ達成目標
運動スイミング年間累計 400キロ以上
平泳ぎ200m泳げるように
ストレッチ人並みに柔軟になること
体重61〜62キロの範囲に維持する
趣味けん玉1級
英会話会話のラリーが続くこと
会話学校のテキストを暗記する★★
映画15本以上観る
読書120冊以上(小説除く)
政治活動デモ20回以上参加する
意見メール発信国内外合わせて200件以上

上記を達成し病気で寝込まなければ今年は私の勝ちとしよう。

 本日の誓い
1年後、目標を必達します。


1年の計 1割の進捗

2016.02.10
2016年になったと思ったら、あっというまにもう1年の1割が過ぎた。いやはや、時の経つのは早いもの、歳をとるのが早いのもわかる。
さて念頭に1年の計をたてたものの、1割の時間が過ぎたからその1割を達成したかといえばかなり疑問だ。ISOに限らず、objectiveを作ったなら、targetもしっかりと決めて、定期的にチェックし、フィードバックをかけなくてはならない。
ISO認定機関や認証機関が集まって作り上げた『マネジメントシステム規格認証制度の信頼性確保のためのガイドライン対応のアクションプラン』というのがあるが、そもそも最終目標も明確でなく、実施事項も明確でなく、途中時点の達成目標もなく、こんなものアクションプランじゃないんじゃないかと思えるものがあったが、あれは今どうなったのだろうか? 埃をかぶりカビ臭いにおいを放つだけとあいなったのだろうか?
ISO認証制度を批判しているこのサイトとして、己が計画倒れとか言い放しでは批判する資格がないことを認識している。
注:批判とは貶めることとか単なる反対論ではない。物事や人物について、良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・コメントすることである。
残念ながらISO認証にはあまり良いところが見当たらないのが現実である。

さもないと『某アクションプラン』のように計画倒れ、名前負けになってしまう。
それではまさに紺屋の白袴
批判している身としてはそこまで堕ちてはいけないと・・
よって年頭に掲げた今年の目標が第一10分期どこまで達成されたかを確認し、第二10分期に反映したい。
注:10分期なんて言葉があるのかどうかわからないが、とりあえずの造語である。

年初にあげた今年の目標は下記の通りである。

項目テーマ達成目標
運動スイミング年間累計 400キロ以上
平泳ぎ200m泳げるように
ストレッチ人並みに柔軟になること
体重61〜62キロの範囲に維持する
趣味けん玉1級
英会話会話のラリーが続くこと
会話学校のテキストを暗記する★★
映画15本以上観る
読書120冊以上(小説除く)
政治活動デモ20回以上参加する
意見メール発信国内外合わせて200件以上

実績はどうだろうか?

「人生を変える80対20の法則」
1年の計、第一四半期の進捗と反省

2016.04.04
今回の話は、最近読んだ本から始まる。それは「人生を変える80対20の法則」という本である。

タイトル著者出版社ISBN初版価格
人生を変える
80対20の法則
リチャード・コッチ CCCメディアハウス97844841110942011.07.221728円

パレートの法則とかパレート図というのは誰でも知っていると思う。昔イタリアにいたパレートさんという学者が、ほんのわずかな人たちが富のほとんどを保有しているという事実を発見した。パレートさんが見つけたからパレートの法則、単純だね!
その後多くの人がいろいろなことについて調べたら、どんな物事でもわずかな種類が多くの割合を占めるということを見つけた。例えばライン不良ではほんのわずかな種類の不具合が不良全体の8割も9割も占めているのが普通だし、資材購入では上位数品目で購入代金の8割9割になっているのも一般的だ。車や家電品など多くの商品で少数の会社がマーケットシエアの多くを占め多数の会社がおこぼれを分け合っている。家計の支出は家族構成で大きく異なるが、住居費、食費が大きいことはいずこも同じ。
パレートの法則はそういう傾向になるという事実を語るものであるが、それへの対応としてABC管理という発想が生まれた。これは費用や納期を管理するとき、すべてに対して同等の手間暇をかけるのではなく、金額がかさむとか、問題になりやすいものをAランクとして重点的に管理し、それ以外をBとかCにランク付けしてそれらにはあまり力を入れないということだ。100万円のものを5%コストダウンできれば5万円になるが、10万円のものを1割下げても1万円、同じ手間暇をかけるなら効果の大きいことをした方が良いのは直感的に分かる。ABC管理は資材調達や在庫管理に使われるが、パレートの法則がほとんどに適用されるようにどんな用途にも使える。
私も仕事の上ではそういったことを当たり前のテクニックとして使ってきた。しかし自分の人生において、人生なんて言うといささか大げさだが、なにか判断するときの際に参考にしてきたかというとそうではなかったと白状する。
自分のことの決定においては、過去からのしがらみ、その時の気分、一緒にいる人の反応などによって影響されてきたことは否めない。

さて、この本では事業とかビジネスではなく、個人生活や日常においてこのパレートの法則、著者は平たく80対20の法則というが、これをいかに使うかということの解説の章がある。私はここを読んでたいそう感動した。
一例をあげると「当初に計画した倍のインプットを投入して達成できなければ目標を変えろ」というのがある。うーん、痛いことを言われたね。よく一旦目標にあげるとそれが金科玉条となり、それに拘って無駄なことを続けることってありますよね。いや、私の場合はそのものズバリであった。忍耐強いといえばポジティブに聞こえるが、愚直というのが本当だろう。
そんな風な行動をするのは、私ばかりではない。あるかないか分からない伝説の宝を探し求めたり、出るか出ないか分からない温泉を何十年も掘りつづけたり、好きな人に振られても諦めきれずにストーカーになったり、そんな思考と行動は客観的に見てアホそのものです。
けん玉
せっかくこの本を読んだのだから、私の暮らしに生かさねばならない。
私の場合、今年の目標としてけん玉1級になろうという目標を立てた。しかしけん玉を始めてから4か月が過ぎた今、1級は遥かかなたということが分かったし、あと8か月精進しても1級は無理なのははっきりした。とはいえ毎日時間をつぶして練習しているのも事実。

 こんなときに現状を踏まえた対応としては、
更なるリソースを投入して1級を目指す。
つまり毎日30分練習していたのを1時間あるいはそれ以上にする。
現実に合わせて目標を修正する。
1級が無理なら3級にと目標を下方修正する。
この「80対20の法則」に従えば、目標を放棄するということになろうか、

考えれば迷うことはないのははっきりしている。私がけん玉を始めようかと思ったのは、たまたまけん玉がボケ防止、バランス感覚の維持に良いと聞いたからである。けん玉は私にとって義務でもなければ、なにかしがらみがあるわけでもない。コンテストにでようとしているわけでもない。今までまったくけん玉などしたことがなかったが、過去4か月けん玉をしたおかげで一応子供相手に遊べるくらいにはなったから良しと判断してもばちは当たるまい。と思うことにした。その分の時間を興味を持った他のことをすればいいのだ。

この本は、普通日常生活で楽しみといえる時間は2割くらいで、楽しくない時間が8割だという。おっと、楽しくない時間の8割が仕事というわけじゃない。自分の自由時間でさえ、楽しいと思えるのは2割しかないというのだ。だから楽しいことをする時間をもっと増やして自分が楽しまなくちゃいけないよという。
そんなことをいうと、いくら楽しいことをしても常に楽しい時間は2割にとどまるんじゃないかなんて突込みがあろうかと思う。確かに働き者のアリ、普通のアリ、怠け者のアリの比率は2:6:2で、働き者ばかり集めるとその中から普通のアリ、怠け者のアリが現れるという。
それに対してこの本の著者は、楽しいことの時間をドンドン増やしていけば、ほんとに楽しいことは2割かも知れないが全体の楽しみが増えていくのだからいいじゃないかという。確かにそう思える。私には、

ではけん玉をだけでなく、今年の自分の目標、そして自分が今していることを再評価しなければと思った。
私は囲碁クラブに入っているが、その目的は私より年上の老人の相手をしてやろうと思ったからである。私と囲碁の関係を考えれば、いくら精進しても私が5段6段になれるとは思えず、それ以前に強くなりたいとも思っていない。20年くらい前は碁会所に入りびたりだったのは事実だが、今は碁に興味がない。たまたま周りからぜひ指導してほしい相手してほしいと言われて・・というだけのこと。じゃあ、これも手を引いて別のことに時間を使った方がいいんじゃないかと思う。
もちろん別の見方をすれば、つまらない、楽しくないという時間を楽しいものにするということもある。老人のヘボ碁の相手をするのが楽しくないなら、碁を打ちながら話を楽しむという発想もあるだろう。隣人との交際と考えれば苦しみではないだろうと思う。それでも楽しくないというならすっぱりやめても良い。
その他、周りの人から山に行こうとか、麻雀しようとか、絵を描こうとか、いろいろと誘われそれなりに付き合っているが、以前から本当にしたいことをしたいなと思ってきた。
もちろんやったことのないものは数多いわけで、実際にやってみなくちゃ面白いか面白くないか分からないこともある。市民講座に、スポーツや趣味をいろいろとトライするというコースがある。そういった講座に参加していろいろとかじってみるべきかもしれない。

ともかくそんなわけで2016年第1四半期の進捗を振り返り、考えた。
今年の目標は下表のとおりだった。

項目テーマ達成目標1割時進捗第一4半期進捗
運動スイミング年間累計 400キロ以上39キロ88キロ
平泳ぎ200m泳げるように真面目にせず真面目にせず
ストレッチ人並みに柔軟になること個人レッスン
実施
個人レッスン
実施
体重61〜62キロの範囲に維持する61.9キロ61.5キロ
趣味けん玉1級8級程度7級程度
英会話会話のラリーが続くこと
会話学校のテキストを暗記する
まあまあそれなり
映画15本以上観る1本2本
読書120冊以上(小説除く)10冊20冊
政治活動デモ参加20回以上参加する3回8回
意見メール
発信
国内外合わせて200件以上10件約20件

結果は上の表のとおりだが、プロセスを振り返ると・・・・
スイミング
3月になってから風邪をひいたり、オーバーワークで肩を痛めたりで予定を下回ったのはやむを得ない。なにせ2月には13回プールに行き37キロ泳いだが、3月は10回で23キロしか泳いでいないのだ。これから順調なら400キロは達成できるだろう。それに400キロというのにあまり意味はなく、健康維持できるなら良いのだ。
平泳ぎについては、もうやる気がないので目標から落とすことにしよう。
けん玉
これは既に当初の計画の倍以上の時間をの投資してこの程度であり、もはや達成困難と判断されるから、目標から落とす。
英会話
これは当初の予定通り続行。ただもっとまじめに予習・復習しよう。
映画、読書
映画も何本観るということが目的じゃなくて、興味を持った映画を観れば良いわけで数値目標が重要なわけではない。読書もしかり。
政治活動
当初の予定通り続行。
今年は参院選も衆院選もあるからこれから盛り上がりそう。
私のような者でも天下国家に役立っているって思えば、それが勘違いであっても楽しいじゃないですか。

いろいろ考えて、今年の目標を次のように見直した。

項目テーマ年初目標達成目標目標修正
運動スイミング年間累計 400キロ以上同左
平泳ぎ200m泳げるように削除
ストレッチ人並みに柔軟になること同左
体重61〜62キロの範囲に維持する同左
趣味けん玉1級削除
英会話会話のラリーが続くこと
会話学校のテキストを暗記する
会話学校のテキストを暗記する
映画15本以上観る数値目標削除
読書120冊以上(小説除く)数値目標削除
政治活動デモ20回以上参加する数値目標削除
意見メール発信国内外合わせて200件以上数値目標削除
 博物館・講演会なし時間が空いたとき、気が向いたところに行く

 本日の結論
ISOの目的目標もこんな風に見直さなくちゃならないのではないか?
いや、ISO業界そのものも・・・


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