「筑紫哲也妄言の研究」 別冊宝島goodbetterbest

出版社ISBN初版定価(入手時)巻数
宝島社 4-7966-3848-2 2003/02/061200全1巻

まず、面白い!
読んでいると、つい無意識に「うんうん」とうなづいてしまう。
oldman1.gif こんなためになる本を広めないといけないと思い、私ここ数日、通勤の山手線、出張では空港、飛行機の中、バスの中、表紙が見えるようにして読んでおります。少しでも多くの人に表紙を見せようとけなげな努力をしております。
電車の中で「筑紫哲也 妄言の研究」を手にしている初老の男を見たら、それは私です。

エッツ! 筑紫さんをご存知ない?
★★いけませんねえ〜
★★ものすごい信念のお人なんです。
★★媚中、媚朝一筋。その信念固きこと尊敬に値します。
土井ばあさんとどちらが頑固でしょうか?

その信念を日本中に伝え広めようとものすごい活動をされています。
  • 「週間金曜日」が拉致された家族取材をして社会から批判されたときは、週間金曜日を一生懸命弁護しておられました。まさに信念の人です。
    ご自身が週間金曜日の発行に関わっていることは一言もおっしゃいませんでしたね、サスガデス 
  • 辻元被告が逮捕されたときは、一生懸命無罪を唱えていました。同志を見捨てたりするようなことのないしっかりとした覚悟を持っておられる方です。
  • 中国の首相が日本について間違って批判をしても、その間違いを一切指摘しませんでした。
    きっと失礼だと思われたのでしょう。
    筑紫さんは礼儀正しい方ですから、
  • 小泉首相が靖国参拝した時に・・・礼儀正しかったかどうか・・・忘れました。

★★この本の見出しをランダムにとり上げると
ジャーナリストとしての資質の欠落

二枚舌
北朝鮮の代弁番組

自慢話

日本人の命よりテロリストの命
無 知
大嘘を垂れ流す侵略国家を礼賛中国ODA疑惑になぜ触れない
テレビによるマルチ商法
阪神大震災は温泉のようだった

自作自演

情報操作
世論調査協会の倫理規定違反極左コネクション老人の戯言

すごい語句が並んでいる。  ここまで書かれてこの本を訴えなければ事実と認めたことになるのだろうか?


私は知らなかったが筑紫さんは時代に先んじて憲法改正を行ったこともあるそうだ、

「武力の行使は国際手段としては、永久にこれを放棄する。」(2003.8.15放送)

あっつ、これ憲法改正じゃなくて憲法改ざんじゃないですか?
ところで一生懸命改ざんしても意味が不明ですね、『国際手段』ってなんだろう?
正しくは
第9条第1項 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

法律の条文というものは、副詞句・形容詞句を含めた全文を記載しないとその意味を伝えることはできない。
簡単な言葉では伝えることができないのだ、



68歳のピーターパン という言葉でこの本は終わる・・・・・
この日本を道連れにしないで、と祈るほかない。



筑紫氏は問う
「あなたはたとえ殺されても、殺さない覚悟がありますか?」

私はこう答えるしかない
「私は殺されそうになった時、相手を殺す覚悟はある。」





私の偉大な相棒、SS様からさっそくの突込みを頂きました。(2004.01.25)

quest.gif 多事暴論?
 > 筑紫氏は問う
 >「あなたはたとえ殺されても、殺さない覚悟がありますか?」
 > 私はこう答えるしかない
 >「私は殺されそうになった時、相手を殺す覚悟はある。」
自分なら・・・「はい!私は殺されたら、相手を殺すことは出来ません???」
畜死の質問は日本語としておかしいよ!?


まったく目ざとい方ですね 
他人の欠点をすばやく見つけあげつらうという性質は監査員に必須のものです(嘘です)
その件は既に「筑紫哲也妄言の研究」87ページで指摘・検討されています。
そして結論として「他の選択肢を考えさせないためにわざと過去形としているのではないか?」と結んでいます。
真相は分かりませんが、言葉を扱うのが専門のテレビの人間にとってそういった言い回しは十分吟味していると思います。たくらみが巧妙なのだと感じました。


やよい様からお便りをいただきました。(08.10.17)
殺されたら殺せないよ!
お久しぶりです。
それにしてもここのホームページは訪問者が多いですね。
今日は動画サイト「YouTube」で「国防なんて日本には不要座談会←日本を滅ぼしたいんですか?」というものを見つけました。
この動画をご覧になったらこのタイトルもご理解できると思いますが…見たら多分あきれます。

最近、「歴史とはなにか」と江畑謙介氏の「日本に足りない軍事力」という本を購入しました。
本の内容についての感想を述べることは避けますが何度でも読める本であることには違いないということです。
教科書では教えてくれない部分とでも言いましょうか私なりにそこに鋭い切り口で書かれた内容に目が行きました。詳しくは佐為様の「推薦する本」に譲るとしまして…。
後者の「日本に足りない軍事力」ですが「自衛隊にできる事できない事」「国内に配慮して自制自粛したために中途半端になった装備」など書かれています。
その中でも無用な配慮によって採用された装備は結果として「国民に高い買物」であると批判もされています。
…あまり長々とするのもいけないので興味がある方は一読してはいかがでしょうか?定価は860円(税別)の約280ページです。
それでは失礼します。
やよい様、毎度ありがとうございます。
殺されたら殺せません・・・まったくそのとおり!
この言い回しはわが愛しき筑紫哲也が語ったものです。
ご案内をいただき拝見しましたが・・・2秒で止めました。それ以上聞いたら頭が痛くなってしまいます。
まあ、彼らの頭の中はお花畑なのでしょう。そしてそこにはちょうちょや小鳥が飛んでいるのでしょう。
現実世界には、北朝鮮からの弾道ミサイルが飛び、韓国が日本領土を占領し、中国海軍の潜水艦が領海侵入をし、そして密入国者が・・・止めておきましょう
彼らは中国や北朝鮮の工作員なのかもしれません。
やよい様のおっしゃるとおり歴史とはなにかは私も推薦しております。
江畑さんの本もいくつも推薦しております。

筑紫哲也 死去 2008.11.08
朝日新聞記者からTBSのニュースキャスターに転身したジャーナリストの筑紫哲也(ちくし・てつや)さんが7日午後、肺がんのため亡くなった。73歳。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻房子(ふさこ)さん。後日お別れの会を行う。
大分県出身。59年、早稲田大政経学部を卒業し、朝日新聞社に入社した。政治部、返還前の沖縄、ワシントン特派員などを歴任。84年に「朝日ジャーナル」編集長となり、若者のリーダーたちとの対談連載を通じて、「新人類」「元気印」などの流行語を広めた。
89年に朝日新聞社を退社。同年10月にTBSのテレビ番組「筑紫哲也ニュース23」のメーンキャスターに就任した。豊富な取材経験をもとに鋭い視点でニュースを評しつつ、現場にこだわる姿勢が人気を集め、お茶の間に定着した。
07年5月14日の放送で、自身の肺がんを公表。後藤謙次・元共同通信編集局長に後継を託し、闘病生活に入っていた。
毎日新聞 2008年11月07日
昨年7月に亡くなった小田 実と同じく、日本にサヨク思想をはびこらせようと頑張ったおられた方である。
73歳とは寿命というにはいささか若い。ご本人はもうひと頑張りして、いまどき共産政権樹立はありえないにしても、中国の属国化を目指していたことであろう。
あるいは韓国に譲歩を重ね、対馬を差し出し、福岡を差し出し、九州をさしあげるまでは死ねないと思っていたであろう。
そうならなかったことは幸いであった。
しかし筑紫の遺志を受け継ぐ人々はまだたくさんいる。
マスコミにはこういった人々がたくさんおり、それだけでなく芸能人にも日本人であることが恥ずかしい!という思想の方々がたくさんいる。
彼らは非常に強い。なにしろ24時間電波のシャワーを日本中にまき散らしているから。エネルギーの無駄使いであるだけでなく、精神思想の悪化そのものである。
ペンは武器より強く、マイクはペンより強いのである。
ともかくそういった勢力が一名少なくなったということは事実である。人間としてお亡くなりになったことに対して冥福を祈るが、日本がおかしな方向に推進する勢力が1名減ったという事実は事実として確認したい。
我々は、まっとうな日本人たらん、そして日本をまっとうにしようと努力すべきである。
反面教師として長年サヨク思想を広めようとされ頑張ってこられお疲れ様でした。北朝鮮の擁護や中国の宣伝なども大変だったことでしょう。あなたのお仕事は終わりました。安らかにお眠りください。
あなたのお教え、活動は無駄ではありません。私たちはあなたの教えを良く学び、その反対を目指し頑張ります。
筑紫哲也に黙祷!



あらま様からコメントを頂きました。(2008.11.10)
筑紫哲也氏の功罪
佐為さま あらまです。
筑紫哲也氏については、マスゴミの左傾化に加速をかけたと言うことには異論はないでしょう。
しかし、何か良いことはなかったか・・・と考えてみました。(小生は、優しい ? 気持ちの持ち主なんです)
そこで、彼の名言「TBSは死んだ」というのがありました。
これは、TBS報道がオウム真理教による坂本弁護士一家の殺害の引き金になったことを自己批判したものなんでしょうか。
しかし、ザンネンながら、TBSは、「アメニモマケズ・カゼニモマケズ・買収ニモマケズ」生きながらえております。死んでなんかいませんでした。
やはり、彼の功績を捜すのは難しいものですね。
オウムの時、TBSは死んだのですか。とすれば今のTBSはゾンビだったのですね!
それでよくわかりました。良心もなく、恥もなく、視聴率と損益だけの亡者となってまい進しているのが良くわかりました。
ゾンビを倒すのは銀の弾丸とか杭を胸に打ち込むのでしたっけ?
それともドラキュラ退治でしたっけ?
あるいは己もゾンビとなって相手と永遠の死闘を繰り広げるというのもドラマチックでよさそうです。

ヤマダン様からコメントを頂きました。(2008.11.17)
以前、ISO審査機関の変更の愚痴をメールした「ヤマダン」です。
その節は、返信メールを頂きありがとうございます。
この「お便り」は書いて行くうちに文章が長くなりそうなので、ホームページに「大論文は直メールでお願いします。」とあったことから、返信を頂いたメールアドレスへ直メール致します。

今回はISOの事では有りません。
ホームページを見ていると、先日亡くなられた筑紫哲也さんの事が書かれているページ(殆どが批判的なものが多かったと思います)が有ったので、私も一言を思いメールします。
私は、沖縄で産まれ育って半世紀近くになります。(大学4年間は福岡に居ましたが)
沖縄が本土復帰した年は中学生で、私が生まれる数日前に沖縄の通貨がアメリカドルになっていました。(ここまで言ったら昭和33年生まれとばれてしまいますが・・・)
私ははじめ筑紫哲也さんがキャスターを務める「ニュース23」を、沖縄の問題を頻繁に取り上げてくれているので良く見ていました。2004年8月13日、沖縄で起きた事故の日までは。・・・
サイさんも記憶に残っておられると思いますが、沖縄の大学構内に米軍ヘリが墜落炎上した日です。
私は常日ごろから、地方ではトップで報道する地元のニュースが全国版のニュースでは報道されず、地方では三面記事程度で取り上げる地元のニュースでも、東京で起これば全国版のニュースで報道されるという矛盾めいたものを感じています。
そのことも有り、その日のニュースでこの事故がどのように報道されるか興味をもって、テレビのチャンネルを頻繁に切り換えて確認しました。
その結果、NHKはどの時間帯のニュースでもトップニュースとして1番目に報道していました。
その他の局では、「ニュース23」以外は2番目に報道されていました。ちなみに1番目はというと、「ナベツネ」こと渡辺恒雄さんが「巨人のオーナーを市場投手問題で責任を取り辞任する。」というものでした。
「ニュース23」は、あれだけ沖縄問題を幾度も取り上げているから、他のニュース番組よりも取り上げ方が大きいだろうと思っていたら、トップニュースは「ナベツネ辞任」でした。ところが2番目のニュースも3番目、4番目になっても「米軍ヘリ墜落」のニュースは出てきませんでした。
出てきたのは、ニュースコーナー終わり頃のその他のニュースで、8〜10秒程度の墜落した事実を伝えるだけで、地方で起きた珍しい事故扱いでした。
その時思いました。築地哲也という人の本心を・・・
この人は普段は「沖縄は」「沖縄は」といって米軍基地の問題などを取りあげているのは、自分の名を売るためだったのか・・・と。
当日起こった事故に対して沖縄全県が大きくどよめいていたのに、全く無関心でいたことで分かりました。
それから文書が長くなると思ったのは、「日の丸について一言を・・・」と思ったからです。
サイさんは、「沖縄の人は日の丸について、ほとんど批判的だ。」と思われているかもしれません。
しかしそれは、反政府的な一部人々が大げさに騒いでいる事(「日の丸」を焼いたとか、掲揚しているのを隠したとか)しか全国版で報道されないからです。
本土復帰前、私が小学生だった頃に学校から指導されていたのは、「自分達は日本人だから、正月や祝日には家に日の丸を掲げよう。」でした。
運動会には開会式に「日の丸」を掲げ、「君が代斉唱」で開会式を行ったこともあります。
小学校で「日の丸」をまとめて注文して日の丸を持っていない各家庭に安く販売していて時も有ります。
「時も有ります」としたのは、毎年では無かったからです。
その理由は、当時の米軍統治下では基本的に「日の丸」の掲揚が禁じられていて、大っぴらに掲揚する事が出来なかった。日本人を主張することが出来なかったからです。
「日の丸」掲げられないから、沖縄船籍の船が遠洋へと出て行った時、国籍不明の船として捕まって取り調べを受けるなどの苦労をしていたようです。米軍統治下といってもアメリカ国籍ではないので「星条旗」も使えません。(小学校の先生が授業でそう言っていました。)
そのような事から、沖縄県民は、全国のどの都道府県民よりも「日の丸」を掲げられることの重要さ・大切さを、一番身にしみて認識していると私は思います。
以上、長いダラダラした文で誠にすみませんでした。
ヤマダン様 毎度ありがとうございます。お便りをいただくたびにハンドルが変わるようですが 
私は生まれてから一度も沖縄を訪れたことがありません。長年アメリカ占領下にあって大変な苦労をされたこと、それも日本の他の地方の代わりになったのが実際のところだと思います。
日の丸をどう思っているのか私はわかりませんでした。ありがとうございますというのかすみませんでしたというべきかわかりません。
ただ日本の状況もいろいろでした。私はヤマダン様より10歳上です。60年代後半、沖縄を返せなんて運動で組合からかりだされてしょっちゅうデモとかに参加させられました。沖縄が帰ってきて、その人たちは沖縄を良くする運動をしたのか?といえばしませんでした。彼らは別の政府やアメリカを攻撃する切り口を見つけて更なる政治闘争を進めていました。
私はそんなのを見て、こりゃあかんとなるだけそういった運動から離れるようにしました。年もとりパシリから卒業したこともありますが、
結局野党や労働組合もみな自分の勢力拡大しか眼中にありません。
北朝鮮の拉致運動もそうなのだろうか?と思うこともあります。
今は自分はどのような政治団体にも属さず、言いたいことを言い続けようとしております。
ヤマダン様もあなたのお立場で主張することを主張し、私を含めて間違いを正してください。お願いします。


推薦する本の目次にもどる