知動説様からの投稿 2006.05.05

佐為さま こんにちは!
世間様はGW真っ盛りですが、この愛国サイトにも多くの観光客(?)が訪れて下さる事をお祈りします。
さて、いささかニュースとしては古い話題で恐縮ですが、2題拙文をお送りします。
但し、その根っこは同じ事柄であります。


1.自ら「国家」である事を放棄した「偽装国家」日本
韓国との間で、いわゆる「竹島問題」が再燃し、取りあえずは休戦状態となっています。
今回はギリギリの状況で双方妥協した形になっていますが、韓国はあの様な国ですから、今後も自らの主張を1mmも譲る事は無いでしょう。
現にかの国の大統領は、妥協の数日後「これ以上、静かに対応することができなくなった」「物理的な挑発に対しては強力かつ断固として対応していく」 「日本政府が誤りを正すまで、国家的力量と外交資源をすべて動員して持続的に努力していく」「どんな費用と犠牲を払っても決して放棄や妥協できない問題だ」 と宣言しました。
まあ 「敵ながらあっぱれ」 と言ってやりたい所です。(低迷する国内支持率対策だとしても・・・・)
我が国の政治家・外務省にこれほどの威勢の良さが、その1%でもあれば、1952年以降50年以上竹島を不法に占拠され続ける様な、国家として恥ずべき状態は避けられたのではないかと悔やまれます。
さてここで少し話題を変えますが、佐為さまご専門のISO14001では管理すべき「環境側面」として組織が直接管理できる「環境側面」と、「影響を及ぼすことができる環境側面」の両方について規定しています。(4.3.1a)項)
これは一般的にいろんな問題に対処する上でも言える事で、問題解決に当たっては自ら直接行使出来る事と、間接的に関与出来る事と、その両方に取り組む事が重要です。
話しを戻しますと、韓国のあの国民性や、大統領に誰を選ぶかについては、殆ど我が国として、行使出来る事は無く、これは敢えて言えば後者になります。
しかし、前者はいくらでもあったはずです。
例えば、日韓首脳会談の度にしつこく「竹島」の領有権について抗議する。
サミットや国連の様な国際会議の場で、韓国の竹島不法占領について、正確な史実を基に国際社会に訴える、等々。
しかし我が国腰抜け政府は全くと言っていいほど、この様な「容易に出来る事」すら放棄してきました。
実際過去の日韓首脳会談で、いわゆる「竹島問題」について激しいやりとりがあった、とは聞いた事がありません。
小泉首相に至っては、一昨年の鹿児島での会談で、盧大統領と一緒に砂風呂に入ろうとした程です。
(この件は体よく断られましたが・・) 我が国の領土を侵略中の国の大統領と一緒に風呂に入るとは、正しく笑止千万です。
以前私はこれは「竹島問題」ではなくて「韓国による我が国固有の領土である竹島の侵略事件」と記すべきだと、述べました。
ただこれをもっと本質的に、国内的にみるならば「我が国政府・外務省の『腰抜け・土下座害(外)交』が招いた自業自得の領土放棄問題」と記すべきだと思います。
国益と国益が真っ向からぶつかり合う事を常とする国際社会においては、(戦争に訴えない限り)まずは声の大きい方、不測の事態をも顧みず行動に出た方が必ず勝利します。
そう言う意味では、戦後米国がサンフランシスコ平和条約で我が国の領土を確定しようとした際に、竹島が日本領に入る事を察知して、条約の発行(52年)前に先手を打って「李承晩ライン」を強引に引いた韓国の作戦勝ちと言えると思います。
そしてその後50余年もの間、前述した「国家である事を放棄した」かの様な、腰抜け外交を展開してきた我が国政府の「自業自得事件」であると言わざるを得ません。

2.横田早紀江さんってどこの国の人?
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母親、横田早紀江さんが4月29日、ワシントンのホワイトハウスでブッシュ米大統領と面会し、拉致被害者救出への支援を要請しました。
大統領は「米国は人権を強く尊重することを保証する」「この母親がもう一度子供を抱きしめられるようにしなければならない」と語ったそうです。
報道によれば早紀江さんは現在70歳です。70歳と言えばもう世間一般では「母親」ではなく、とっくに「おばあちゃん」です。しかし未だにめぐみさんの問題が解決しない為に、(実際にはお孫さんがいるのですが)ずっと「・・・の母親」との説明書きが付いてくるのです。
全日空の時刻表によれば<成田→ワシントン>間は6763マイルの距離があります。
<羽田→那覇>間が984マイルですから、単純計算で7倍の飛行距離になります。
今年70歳のおばあちゃんが何故、病気で療養中の夫を残して、沖縄の7倍も遠方にある、異国の地まで赴き、議会で証言し、更にはその国の元首とまで会談しなければならないのでしょうか? 当事国の政治家は何をしているのでしょうか?
横田夫妻は、自ら国籍を有する国に税金を納めていないのでしょうか?
本当にやりきれない思いです。

更に追加すればアメリカのシーファー駐日大使は3月16日、めぐみさんが拉致されたとされる新潟の現場周辺を視察し「拉致は文明に反する行為で、不正義がそのままにされるのは許されない」と述べました。
一体日本の政治家で、この現場を訪れた政治家は何人いるのでしょうか?
「平和、人権、女性」が大好きな社民党の福島瑞穂は、この問題について一体何をしてきたのか?

1978年レバノンの女性4名が東欧経由で平壌に連れ去られる、と言う事件がありました。
しかしながらレバノン政府の再三の返還交渉によって、よく79年に全員が無事解放されました。
人口324万の中東の小国に出来る事が、何故日本に出来ないのでしょうか?

きっと日本と言う国は 「主権独立国家」 ではないのでしょう?

<おまけ>こんなメール文を打ってる合間にふと新聞を眺めていると、以下の様な記事が目に飛び込んできました。
「民主党の鳩山幹事長は2日、韓国を訪問し・・・与党ウリ党の鄭東泳議長と会談した。
鳩山氏は『小泉首相のアジア外交軽視で、首脳間の会談が開かれていないのは残念だ」と小泉政権を批判し、鄭議長も「同じ気持ちだ。近隣諸国に尊敬されなければ、世界に尊敬される国にはなれない」と答えたそうです。
鳩山氏は野党の幹事長ですから、国内において時の政府を批判する事はあっても良いでしょう。
しかし何故わざわざ外国にまで行って、自国の政権を批判するのでしょうか?
鳩山氏は一体どこの国の政治家なのでしょうか?
鳩山さん!もう日本に帰って来なくていいから、一生韓国で「政治は愛だ!」って叫んでなさい・・!
大丈夫、あなたの選挙区は最近一層芸能人づいている幸夫人がテレビ出演の合間をぬって、しっかり守ってくださいますから・・・・・・・(笑)

以上、<知動説>でした。

追記)佐為さま、いろいろ気の休まらない日が続きますが、どうか有意義なGWをお過ごし下さい。
知動説様 大論文ありがとうございます。
文章のスタイルは人それぞれでありますので、論評は差し控えたいと思いますが・・・個人的には漢字の割合をもっと少なくしないと文章が真っ黒く見えまして、読もうとする気がそがれるのではないかと・・・


知動説様からの投稿 第二弾 2006.05.21

佐為さま こんにちは!GWも終わって又いつも通りの生活が始まりました。
少し日がたってしまいましたが、5/3の憲法記念日の朝刊に、見苦しい(笑)意見広告を見つけました。紙面の片面をうめ尽くした広告でかなり目立つものですが、広告主のHPを見てみると掲載した新聞は「読売」「沖縄タイムス」「琉球新報」だけです。「朝日」「毎日」にはこれまでも掲載してきたので、今回はあえて「読売」を選んだそうです。
(「産経」は経費が足りずに断念したそうですが・・・・(笑))
「狂信的護憲主義者」も、「国民投票法案」の国会提出等の最近の動きにあせりを感じ始めたのでしょう。
しかし相変わらず、彼ら護憲勢力は憲法と心中する覚悟で日本を丸裸にしたい様です。
ここでは彼らの論理を丸裸にして徹底批判してみたいと思います。

さて、彼らの論理の第一の弱点は、とにかく「薄っぺらい議論」だということです。
極めて表面的であるが故に、どの意見も、誰の主張も抽象的で、結果的にコピーと見間違う程、よく似ています。
ではここで彼らの論がいかに「表面的」で「抽象的」であるか検証してみたいと思います。

護憲勢力の代表的存在である「9条の会」のHPには「9条の会アピール」という格調高い(?)宣言文が掲載されています。
この約1300字からなる文章を、忍耐強く・・・・(笑)眺めてみると、本当に見事なまでに表面的な用語でうめ尽くされていることが分かります。

ちなみにその用語の登場回数の「パレート図」を作成すべく分析してみると以下の様になります。
<外交・安全保障>
戦争6
紛争6
武力5
外交4
平和3
軍事3
自衛隊2
派兵2
<地理的概念>
日本8
世界7
アメリカ3
イラク1
東南アジア1
ヨーロッパ1
アジア1
<人的概念>
市民3
子どもたち1
民衆1
国民1
どうです、いかに彼らの論が薄っぺらくて、抽象的かお分かりいただけると思います。
これらの用語を使えば、彼らの主張がごく簡単に作成出来てしまうのです。

佐為さま同様私も会社で「品質管理」を担当しています。
業務上「品質管理」を専門としている私が自社の「品質」についての報告書を作成する場合、単に「品質」という用語だけでは、とてもまともな報告書は作成出来ません。
ご承知の様に「品質」と言ってもいろいろな種類があるからです。
例えば、設計に関する「設計品質」 製造工程に関わる「製造(製品)品質」購買品に関わる「購買品質」等々
又そのうち「製造品質」一つとってもそれは「材料に起因する品質」「設備に起因する品質」「人に起因する・・」 等々です。
つまりある事柄についてまともに論じようとすれば、まずその用語から細かく使い分けなければならないのです。
この様に考えると、「9条の会アピール」がいかに、物事を真剣に考えていないかが分かります。
例えば私は一介のサラリーマンであり、安全保障は門外漢ですが、そんな私でもちょっと勉強すれば、「戦争」という用語にしても、一般的には「侵略戦争」「自衛戦争」「制裁戦争」の3つに分類されることを知っています。
所が、先のアピールを含めて彼らの意見において、この様な用語の使い分けをして、どの「戦争」には反対で、どの「戦争」は許容出来る、という正確な議論に出会ったことがありません。
(恐らく、全部の「戦争」に反対なのでしょうが・・・)
ついでに、彼らは「戦争」と「平和」は相対する概念だと考えている様ですが、「平和」は「戦争」という[行為]が存在しない時の、その[状態]であり、「戦争」と相対する概念ではありません。
ですから本当に「平和」を望むのであれば、何よりも「戦争」という[行為]を管理(コントロール)しなければなりません。
つまり、「戦争」に詳しく無ければ「平和」を望む事は出来ないのです。
所が、本当に「戦争」に詳しければ、先ほどの様な幼稚な意見が出てくるはずがありません。
つまり、彼ら「護憲勢力」は偽善的に「平和愛好者」ぶっているに過ぎないのです。
真剣に「平和」について、そして「戦争」について議論したことなど無いのでしょう・・・・・。
一刻も早く彼らの化けの皮を剥がしてやりたいものです(笑)

以上、知動説でした(^_^)




韓非孫様からお便りを頂きました(06.05.22)
知動説様の趣旨の「戦争を知らずして平和は維持できない。」は、陸上自衛隊陸将補であったデュピュイ戦略研究所の松村氏が、著作で、何十回となく、主張している内容です。
松村氏は、そのほかにも、「病気を知らずして健康を維持することはできない」とも書いています。
日本の平和愛好者の態度は、医学の勉強をせずして、「健康!」と叫んでいれば健康でいられるとの発想そのもの。
頭の中の論理構造は、迷信深く、歌しか詠んでいなかった平安時代の貴族そのままなのでしょう。
韓非孫様 お便りありがとうございます。
松村氏とおっしゃるのは私も推薦本でとりあげている松村劭(まつむらつとむ)様でしょうか?
私、氏の本は何冊も拝読しております。
平易で私のような素人にも良く分かり、そのコミュニケーション能力はすごいと思っております。
しかし、韓非孫様もご存じでしょうけれど、彼の「平和のための戦争学」で検索しますと、戦争マニアだとか、狂っているなどというホームページや掲示板の書き込みを多数見かけます。
もう彼らは日本語の本を読む能力もないのか、彼らが狂っているのか、彼らを教育した者どもが狂っているのか、いずれにしても松村氏の平易で論理的な本さえ理解できないやからが日本には多数生息しているという事実に困り果てます。
まあ、これより悪くなることはないでしょう。
反日のアホ、自虐史観の視野狭窄を正していくしかありません。
お互いに難儀なことですが、これも日本のため・・・がんばりましょう。


知動説様からお便りを頂きました(06.05.24)
韓非孫様のコメント拝見致しました。
私ごときの拙文にわざわざコメント頂き、恐縮しています。
私は不勉強につきその松村様の著作は拝読したことはありませんが、又機会があれば勉強してみたいと思います。
「推薦本」での佐為さまの論説も、大変勉強になりました。
有り難うございました。
引き続き、偽善者達の悪行を暴く論説を作成してみたいと思います。
知動説様 松村氏の本はとても分かりやすくためになります。
私も戦争とか戦闘というものを何も知りません。氏の本を読んで戦闘教義とか戦術というものを少し分かったように気になりました。
とはいえ、松村氏も戦略というものまでを論じてはいません。
戦略とは政治家が考えることかもしれませんし、日本には戦略を考えられる素地のある方がいないのかもしれません。


韓非孫様からお便りを頂きました(06.06.02)
佐為様、知動説様 松村氏の国家戦略
松村氏には、国家戦略に関する著作が無いとのことで、早速、投稿させてください。
確かに、今までの著作では、国家戦略を論じたものはほとんど無かったのですが、2005年12月出版の「中国の瀬戸際戦略」では、歴史と地政学から考察した日本の採用すべき国家戦略を扱っています。
国家戦略の大枠という意味では、これ以外無いと思っています。
(ただし、内容を理解するには、かなりの世界史の知識と戦略関係の知識が必要です。)
なお、私は、国家戦略を考える上では、国益の定義が必要であるし、国家と国民の実力(影響力、被影響力)、国民の意識をまず押さえる必要があると考えていますので、対外面を中心に考えた「中国の瀬戸際戦略」とは多少異なる考え方を持っています。
「正しい戦略」を採用しても、組織面(この場合、国家、国民の問題)で対応ができず、実行面が破綻する場合が、企業戦略で問題となった事例が多くがあります。
韓非孫様 お便りありがとうございます。
私が浅学のため大変失礼いたしました。私はかねてから戦略を勉強したいと思っております。しかし戦術に関する本はたくさんありますが、戦略の教科書というのがなかなかないのです。
そんなわけで戦術レベルを戦略と考えている人もいるようです。
今後勉強しますことをお約束します。


知動説様からの投稿 第三弾 2006.06.05

さて、又今回も懲りずに拙文お送りします。
今日は日曜でしたが、日曜恒例の朝の報道番組に、安倍晋三官房長官が出演していました。
今日はフジ→NHK→テレ朝と3局、梯子していましたが、私が視たのは最後のテレビ朝日です。
例によって「サヨク司会者田原某」がしきりに、安倍長官に「国民の皆さんは『安倍さんはあの戦争は自存自衛の正しい戦争だったと思っているのではないか?』と不審に思っている?」
「小泉さんは『A級戦犯は犯罪人だ』『あの戦争は間違った戦争だった』と言っていますが、これは間違いですか?」と、得意の誘導尋問で安倍氏に執拗に迫っていました。
田原某は言うまでもなく「A級戦犯は戦争犯罪者」「あの戦争は侵略戦争で間違った戦争だった」との論に立っています。
田原某にすれば、国民的人気が高い安倍氏が、間違っても「自存自衛論」に立つ様な事があっては、自分の立場が脅かされるとでも思ったのでしょう・・。
しかし仮にもジャーナリスト、言論人であれば、他人の言論をあらかじめ自分に有利な様に誘導するとは、自殺行為です。
さて私が述べたいのはこの田原某に代表されるサヨク反日分子の思考の仕方についてです。
彼らの物言いは本当に不遜かつ単純です。
かつて、反自民の連立政権でタナボタで首相の座についた、細川首相(当時)も国会で「あの戦争は間違った戦争だった」と言い切りました。
 私は歴史を語るにはそれなりのマナーが必要だと思います。
時代にはその瞬間を生き抜いた人々では無いと体感する事が出来ない「熱気」と「匂い」があると思います。
その二つを感じる事が出来ない後世の我々が、当時の歴史を「間違っていた」などと、たかだか6文字で簡単に切り捨てて良いはずがありません。
彼らにはかつて、帝国主義蔓延る激動の時代、我が国を率いた人々への畏敬の念が全く感じられません。
 例えばある男性が70年余に渡る人生を終えた際に、その家族や友人が「あの人の人生は『間違った人生だった』」 と簡単に切って捨てる事が出来るでしょうか?
そりゃ70年も生きてれば、人に迷惑も掛けただろうし、場合によっては酔った勢いで警察沙汰になったかも知れません。
しかし逆に子煩悩で、良い父親だったかも知れません。
そんな1人の人生をたった6文字で「間違っていた」と決めつられるはずがありません。
人、1人の人生でさえそうなのですから、「戦争」と言う国家が自らの存亡を賭けて国力を挙げて行った行為を、その様な物言いで切って捨てる事は歴史に対する冒涜に他ならないと思います。
本当に奴らの思考形態には呆れてしまいます。どうにかならないものでしょうか?・・・・・・・(笑)

以上、毎度怒り心頭の<知動説>でした(^_^)



知動説様からの投稿 第四弾 2006.07.18

佐為さま ご無沙汰していました。
変わらずのご健筆お喜び申し上げます。
さて、北朝鮮のミサイル発射問題は、(中身は骨抜きになりましたが・・)ようやく国連非難決議にまで辿り着きました。
今日はこの問題について若干拙論を述べてみたいと思います。

<日本にとっての本当の危機とは?>
私は今我が国にとっての本当の危機とは、北朝鮮のミサイルでもなく、何かにつけ、批判の矛先を我が国に向けてくる、中韓の年中行事的「反日外交姿勢」でもなく、それは我が国政府と政治家、マスコミそして国民一般の「危機感の欠如」だと思います。
このミサイル発射の報を受けての、我が国首相の反応は、「何故こんな事(ミサイル発射)をするのか?」「北にとっても利益にならない」(正確なものではなく、発言の主旨)というものでした。
この発言は例えば、ある政治団体が、車で国会議事堂正門に突っ込んだ程度の事件が起きた場合のコメントではないでしょうか?
仮にも喉元にピストルを突きつけられ、「今回は外してやったけど、次は本当にヤルぞ!」と恫喝されている時に、発する言葉ではありません。ついでに言えば、今回のミサイル発射は「日朝平壌宣言」に対する明確な違反行為であり、わざわざ国交のない、かの国まで行って、この宣言をまとめてきた小泉首相とすれば、「はらわたが煮えくり返る」位の怒りを表さなければならない筈です。
しかし私は小泉首相一人を批判する気にはなりません。
小泉首相のこのノー天気な発言こそが、この国を覆い尽くしている、お目出度さを象徴しているのだと思います。
  発射当日(7/5)もミサイル発射を伝えるニュースから、ちょっとチャンネルを変えると、いつもの様に全く芸の無い「芸NO人」が、バラエティー番組で下らないギャグを飛ばして、スタジオの若者が爆笑している風景が、私の目に飛び込んできました。
この様な風景を見るにつけ「本当にこの国って、幸せだなア〜」と思ってしまいます。
その昔、通産審議官であった故天谷直弘氏が「日本人の平和観は『ダチョウの平和』である」と批判していたのを思い出します。
ダチョウは砂漠で敵が来ると、逃げるのではなく砂漠の穴に首を突っ込んで、周りを見えなくして、その恐怖感から逃れるそうです。
ただダチョウはまだそこに危機がある事を認識していますから、ある意味まだましかも知れません。
その点、我が国政府、政治家、マスコミ、一般国民は(ごく一部の例外除いて)、すぐそこに我が国の存亡に関わるかも知れない危機が存在している事すら、認識出来ていないのです。
(社民党はHPで早速「敵基地攻撃論」に噛みついています。)

では、なぜこの様な喜劇的状態に陥っているのでしょうか?
私はその原因は 「『無知』と無知からくる『想像力の欠如』」だと思います。
要は何にも知らないのです。そして知らないが故に、どの様な事態が想定されるのか、想像出来ないのです。だから危機感が湧いてこない。
やはり私も含めて、我々日本人は冷徹な国際情勢に対する認識を深めて、その危機に対応出来る政治家を選ばなければならないのだと思います。
しかし皮肉な言い方ですが、私は今回の北朝鮮の暴挙にある意味感謝しています。
日本人は第1次湾岸戦争の時からそうですが、「危機に遭遇しないと、平和ボケから覚醒しない」と言う、困った性質を持っています。
今回のミサイル発射を受けての世論調査では、8割を超える人が北朝鮮に対する制裁に賛成しています。
徐々にですが、日本人も戦後60年以上患ってきた 「平和ボケ症候群」 から、回復の兆しを見せています。
完治まであと一息です。しかし間に合うかなア〜。それだけが心配です(?_?)

   以上、知動説でした(^_^)

知動説様、佐為ジジイです。いつもありがとうございます。
正直言いまして、私は100%知動説様に同意ではありません。
私は日本人が、本当にミサイルボケ、平和ボケ、なのだろうかという疑問を持ちます。
いえ、覚醒しているという意味ではありません。
そうではなく、ボケではなく別の可能性があるのではないかという反論であります。
ひとつ質問させてください。
BSEにあれほど恐慌をきたし、ダイオキシンで大騒ぎして、O157で狂乱をきたした日本人が、なぜ、中国の毒菜(どくさい)に反応しないのか?
列車事故で大騒ぎし、ガス中毒で新聞が大騒ぎするのに、これほど多発している中国人犯罪に反応しないのか?
外国からのコメントには注意深く聞き耳を立て、真摯に受け止める日本人が、中国の言語道断の内政干渉、韓国の領土侵害になぜ抗議しないのか?
そういったことの真の原因が何か?どこにあるのか?
と考えた方が正解にたどり着くように思います。
いかがなもんでしょうか?


知動説様からの投稿 第五弾 2006.08.15
佐為さま 随分ご無沙汰してしまいましたm(_ _)m
前回の私のメールに対して佐為さまから質問を頂いていましたので、ご返事を差し上げなければ・・、
と思いつつ、サボっていましたら、時既にお盆休みに突入し、更には小泉首相靖国参拝の前日となってしまいました(笑)
今日はテレビもこの話題でもちきりです。
さて、先に私のご返事を片付けておきたいと思います。
ご質問の主旨は私が「日本人は平和ボケしている」としたのに対して、佐為さまが「それは平和ボケしているのではなく、他の可能性があるのでは?」「現にBSEやダイオキシン、列車事故には大騒ぎしているではないか?」との事でした。
この件に関して私は以下の通り愚考致します。
[回答]私は日本人が、ある事柄に興味を持つには二つの条件があると思います。
  1)自分の生活に密接に関係している(・・と理解出来る)かつ、
  2)マスコミが熱心に報道している
この条件の両方に合致しているのが「BSE」「ダイオキシン」「列車事故」「ガス中毒」です。
反面、「中国の内政干渉」「韓国の領土侵害」は1)にも2)にも合致しません。
(注1)両方とも本当は1)には大いに合致しているのですが、その事が理解出来ない
(注2)竹島問題(?)は2)には、表面上は合致しているのですが、「日韓両国が領有権を主張している」とまるで、他人事の様な報道をしている
一方「中国の毒菜」「中国人犯罪」は1)には合致するのですが、不思議にマスコミが報道しません。(この事も問題ですが・・・・・・・・・)
私は以上の様な理由で、日本人がある事柄に興味を持ったり、持たなかったりするのではないかと考えます。
当然ですが、上記の識別は、それぞれの問題の本質によって区別しているのではなく、大いに問題有りです。
ちなみに、北朝鮮によるミサイル発射問題は2)には合致するのですが、1)に合致していません。
いや、正確に言えば、1)に完全に合致しているのですが、(今度は日本を狙ってくるかも知れない)合致している事が理解出来なくて、大騒ぎしていないのだと思います。(・・・「まさか日本本土には打ってこないだろう」と楽観している。 )
私は、例えば、この事を持って「日本人は平和ボケしている」と考えます。
即ち、「北朝鮮と言う国は、(60年以上平和な暮らしをしてきている)我々日本人には、全く予測不可能な行動をとる事がある」と言う事が想像出来ないのです。・・・今回の事態をもってしても、まだ理解出来ない。

以上、佐為さまの御質問には十分なご返事にはなっていないかも知れませんが、又のご指導を、是非ともお願い申し上げます。

さて、いよいよ明日小泉首相が靖国神社を参拝します。(マスコミはそう決めつけて報道しています・・・(笑)
又、この話題について、この愛国サイトで、大いに議論がなされる事を期待します。

  以上、<知動説>でした。

知動説様 ありがとうございます。
平和ボケとはと論じる前に、平和ボケの定義を忘れていましたね。
おっしゃるとおり、平和ボケというのはひとつの存在ではなく、マスコミの報道(実際にはかなり偏向した報道)、バラエティ番組や歌謡番組の中での洗脳的報道、報道の有無という種々バックグラウンドによって生み出されたものなのでしょう。
私たちの戦いはかなり厳しいようですね、
バラエティ番組の関○宏の笑顔でサヨクがいとも容易に生産されていくのにたいして、真実を伝えるというのは困難な行為のようです。
せめて私の命ある限り、ウェブで、アンケート、投書、メールでがんばりたいと思います。


知動説様からの投稿 第六弾 2006.08.21
佐為さま 又々懲りずにお邪魔します。
さて、8月15日ついに小泉さんがやってくれましたね。
ただ今回の靖国論争をみていて痛感するのは、テレビ、新聞の報道のいい加減さです。
ついてはここでは、私が最近の雑誌やネットから拾い集めた情報を整理してみたいと思います。
(ただ私も歴史や国際法について、体系的かつ専門的に学んだ訳ではなく、「情報のつまみ食い」の域を出ない論ですが、何卒ご容赦と、事実誤認等あればご指導願います)
  1. 中韓の反発
    所謂「A級戦犯」が靖国神社に合祀された事が明らかになったのが、79年4月19日。その2日後の21日に時の大平首相が参拝しているが、中韓からの反発は無かった。それどころかこの年の12月に大平首相は訪中し、華国鋒首相、ケ小平副首相から熱烈歓迎を受けている。
    以後、鈴木、中曽根首相も参拝を繰り返してきたが、同様に中韓からの反発はなかった。
    (以上、月刊「正論」9月号 澤英武氏記事から引用)
    様子が変わったのが85年の中曽根首相の公式参拝からです。
    しかしこの変節は、我が国の世論の右傾化に危機感を感じていた朝日新聞が焚きつけた結果である事は明白です。当時の経緯については、小林よしのり氏「靖国論」:[朝日は靖国をこうして「外交カード」に仕立てた] に詳しく紹介されています。
    「・・中国とアジア人民の心を傷つけた」との批判は「為にする批判」であり、正に「朝日靖国問題」たる所以です。
    又、次のHPでも解説されています。(動画)
    [http://www.youtube.com/watch?v=KT-Dj8agc4Y]

  2. 所謂「A級戦犯」問題
      国会で昭和28年8月に「・・戦没者遺族等援護法」の改正が議決され、「戦犯」の遺族も戦没者の遺族と同様に遺族年金が支給され、さらに受刑者本人に対する恩給も支給されるようになる。
      そこにはA級とB・C級の区別はなく、又国内法上の「犯罪者」とみなされなかったため、恩給権の消滅や選挙権・被選挙権の剥奪もなかった。(刑死者は「法務死」と呼称)
      (以上、前述「靖国論」、及び「日本会議HP」より引用)
      よってこれ以降、我が国に所謂「戦犯」はいないのです。「A級戦犯」と言う言葉を使うのなら、まずこの時の国会決議を否定しなければなりません。
      現に、「A級戦犯」とされた重光葵(禁固7年)は、釈放後鳩山内閣で外務大臣となり、又、賀屋興宣(終身禁固刑)は池田内閣で法務大臣を務めています。「東京裁判」で有罪判決を受けた者が「法務大臣」とはブラックジョーク以外の何物でもありません・・・(笑)
      「東京裁判」なんて所詮その程度のものだったのです。
    1. 中国・韓国はやたら「A級戦犯が合祀」と持ち出してくるが・・・。
      1. 「東京裁判」の判決(judgments)を受け入れた「サンフランシスコ平和条約」に、中華人民共和国、韓国、中華民国(台湾) はそもそも署名していない。
        更には同条約25条には、「この条約に署名、批准していない国々は戦犯について発言する権利はなく、日本の立場を損ねたり害したりするような行動に出る資格はない」(趣旨)と記してある。
        (以上、3/22産経新聞「正論」 上坂冬子氏寄稿文より一部引用)
      2. 中国の靖国批判は、78年の「日中平和友好条約」1条「・・・・・日本国政府及び中華人民共和国政府は、・・・・相互不可侵、内政に対する相互不干渉、・・・の諸原則の基礎の上に、・・平和友好関係を発展させる・・」に対する明確な違反行為である。
  3. 「サンフランシスコ平和条約」11条の問題
    よくテレビ等で、無知な政治家や知識人が「日本は『サンフランシスコ平和条約』に調印し、その11条にて『東京裁判・・を受託』したのだから、例え『東京裁判』が不当であったとしても、その結果は受け入れなければならない。」との言説をまき散らしていますが、さすがに最近これについては、「11条の該当部分は『Japan accepts the judgments 』であり、『judgments』は『裁判』ではなく『諸判決』と訳すべきで、『東京裁判』自体を受け入れた訳ではない」との論が目立つ様になってきました。
    更には、小林よしのり氏及び青山学院大学の佐藤和男教授によれば、「サン・・・条約」の正文は日本語、英語、フランス語、スペイン語であり、例えばフランス語では「Le Japon accepte les jugements prononc s」であり「prononc」は「言い渡された」との意味である。
    スペイン語では「El Jap n acepta las sentencias 」で、直訳すれば「判決を受託し」となる、との事です。
    つまりサヨク陣営はひたすら「自虐史観」を遂行する為に、何も知らないクセに、いい加減な言説を振りまいているのです。ただ残念ながら政府の見解がどうやら「裁判を受託」となっている様で、この点は正していかねばなりません。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参考)
    しかし、もし仮に「東京裁判」自体を受け入れたのであれば、前述した様に、重光葵、賀屋興宣が、後に大臣にまでなっている事も批判しなければならないでしょう。
  4. 最後に、「正論」9月号に掲載されている、評論家石平氏の寄稿文の要旨を紹介します。
    これは私もこれまで不思議に思っていた事について、氏が明確に回答を提示してくれていて、正に「目から鱗」の寄稿文です。
    「魂の存在が理解できない胡錦涛世代の世界観」
    1. 共産党政権の指導者は、一切の宗教的行為を認めない「唯物主義の無神論者」である。
    2. よって、「霊を祭る」「魂を慰霊する」「哀悼の意を捧げる」等々の宗教的行為については全く理解できない。
    3. 彼らにとって「神社に参拝する行為」は、現実的な「人間行為」、即ち何らかの目的、政治的意図を有するものと解釈している。(「お参りに行く」と言うのはウソの方便である)
      注)ここで私は「WilLL」5月号の評論家宮崎正弘氏の寄稿文を思い出しました。
        ガスを盗掘し尖閣を狙う『居直り強盗』中国)
        その中で宮崎氏は次の様に述べています。
      「中国には『嘘』という言葉はない。理由は単純明快。全員が嘘つきだからである。」「生まれてから死ぬまで中国人の間には嘘が平気でまかり通る。」つまり、小泉首相がどんなに丁寧に説明しても、はなからそれが通じる相手ではないのです。
    4. ケ小平の世代の共産党指導者は成人になってから「共産主義思想」を受け入れたので、「魂」や「慰霊」に関する中国流の宗教観念を少なからず有している。
      一方、胡錦涛など現在の指導者達は、物心ついてからずっと完全な共産主義教育の中で育っている。ガチガチの「唯物主義的無神論者」である。
    5. 彼らは「魂」の存在を信じないから、死者の「魂」が「祀られている」と言う事は理解出来ずに、東条元首相などのA級戦犯=侵略戦争の指導者が今でも靖国神社に記念、表彰されている、と理解している。
      よって、そこに小泉首相が参拝する事は、彼らA級戦犯と「政治的関係」を持つ事であり、結果「侵略戦争」の罪に対する「容認と美化」の表れと理解する。
    6. 中国共産党は「死者の利用」と言う政治文化を有している。
      北京の天安門広場にそびえ立つ「毛沢東主席記念堂」には、死去して30年もたった毛沢東の亡きがらが、防腐措置が施され、透明のガラスの棺箱に展示されている。
      共産党の指導者達は、この毛沢東の亡きがらに「拝謁」する事で、自分達と共産党政権の正統性を主張するのである。
    7. 6と全く同じ発想で、小泉首相の靖国参拝を「邪推」しているのでないか?
      おおよそ以上が、石論文の主旨であります。
      ただ、この論が正しいとしても、前述した「85年までは、全く問題にしなかった」事は説明がつきません。
      しかし、現在ここまでこじれている、その「遠因」「背景」としては、正しい指摘なのではないでしょうか?
      以上、又々長文になってしまいましたが、一度この「靖国参拝問題」について、整理しておきたかったので、まとめてみました。
      又いろいろとご指導お願いします。
       <知動説>でした。


    あらま様からお便りを頂きました(06.09.04)
    佐為さま あらまです
    知動説様のご投稿、拝読しましたが、以下の点については異議があります。

    「サンフランシスコ平和条約」11条の問題
    よくテレビ等で、無知な政治家や知識人が「日本は『サンフランシスコ平和条約』に調印し、その11条にて『東京裁判・・を受託』したのだから、例え『東京裁判』が不当であったとしても、その結果は受け入れなければならない。」との言説をまき散らしていますが、さすがに最近これについては、「11条の該当部分は『Japanaccepts the judgments 』であり、『judgments』は『裁判』ではなく『諸判決』と訳すべきで、『東京裁判』自体を受け入れた訳ではない」との論が目立つ様になってきました。

    政府も認めていますが、日本は「サンフランシスコ平和条約」を受諾しています。
    それが日本にとっては理不尽なことは、子供でもわかると思います。(勝者が敗者を裁くなんて、理不尽です。)
    しかし、日本は明らかにそれを受諾して、戦犯の処刑も行われました。そうして、苦い体験をしましたが、国家の分裂を回避することもできましたし、多額な戦争補償金の支払いにも免れました。しかも、しばらく続いたドルとの固定相場などによって、日本は奇蹟的な復興を遂げました。
    つまり、アメリカの保護と援助で、戦後復興が速やかになされました。
    こうした日本の歴史を振り返りますと、一概に言うのは乱暴ですが、「サンフランシスコ平和条約」のみならず、日本は、ずーと外国に対して不平等条約を結んできました。相手国の強大な武力を背景に、「結ばされた」というのが実情でしょう。それによって、日本は不利益を被ってきましたが、なんとか持ちこたえてきました。
    もし、東京裁判がどうしても承服できないのなら、東京裁判をやり直せ、ということですか。そんなことを言い始めたら、東京裁判の原因ともなった太平洋戦争、つまり第二次世界大戦をやり直せ、ということにもなりかねません。もういちど、多大な犠牲を払えというのですか。
    済んだ歴史を戻すことなんてできません。すぎた時間は戻らないのです。
    たとえば、江戸時代末期に日本が欧米各国と結んだ通商条約などは明らかに不平等でした。しかし、その後の努力で、なんとか一応平等を体しています。(小生に言わせれば、世界における日本の負担が増す一方で、とても平等が解消されたとは思いませんが)
    つまり改善ができる条約もあれば、後日改善ができない条約もあります。それが講話条約です。講話条約とは、いわゆるケンカにたいする仲直りです。その講話条約を改める方法は、戦争しかありません。つまり仲直りに不満があるのなら、もう一度ケンカするしかありません。
    はたして今となって、そんなバカなことが言えるでしょうか。
    「サンフランシスコ平和条約」が不服というのなら、処刑された戦犯らの死は、一体何なんでしょうか。
    「サンフランシスコ平和条約」受諾を認めることが、なぜ自虐的で、「左翼」になるのか。
    そのところを知動説様にお伺いしたい。
    あらま様、毎度ありがとうございます。
    私個人は知動説様の説は単に翻訳がまずかったという意味と思っておりました。現実として「東京裁判の諸判決」は受け入れて、処刑などされているのです。それは言葉の言い回しの問題ではありません。
    言葉の言い回しといえば「サンフランシスコ平和条約」を『受諾』してはいません。「サンフランシスコ平和条約」を『締結』したわけです。細かな言い回しにこだわらないようにしませんか。
    いずれにしても知動説様のご意見をお待ちしましょう。


    知動説様からお便りを頂きました(06.09.11)
    佐為さま こんにちは!
    今回の、秋篠宮家における親王殿下の御誕生、日本の国民と共に心からお喜び申し上げたいと思います。
    本当に、今思えば皇室典範の改正問題が騒がれていた頃、「一体この国はどうなってしまうのだろ?」、と案じておりました。
    本当に 「紀子様にこの国は救われた」 との思いで一杯です。
    後は、皇太子妃雅子様のご回復をお祈りするだけです。

    しかし私もこき下ろそうと思っていたのですが、タイガージョー様も指摘されていましたが、福島みずほのコメントはふざけていますよね。
    あれでは自分の兄弟に子供が生まれた時のコメントと変わりません。
    あれで、皇室に対して祝意を表していると思っているのですから、呆れてしまいます・・(怒)

    さて、話題変わりまして、先日の私の拙論にあらま様から御異議を頂いておりました。
    単にいろいろな所からの情報の拾い集めで、きちんとした論旨も無い拙文をお送りしたばっかりに、あらま様と佐為さまに余計な時間を取らせてしまい、恐縮しています。
    私があそこで主張したかった事について、この場を借りて補足させて頂きます。
    まずその前に、前回の拙文で「受諾」とすべき所「受託」と誤記しておりました。
    青山学院の佐藤教授も、小林よしのり氏も「受諾」としており、私の単純な誤記であります。お詫びすると共に、訂正させて頂きます。
    まず先に結論から申し上げれば、私はあらま様からご批判を受けている、「サンフランシスコ平和条約」の「受諾」については、あらま様同様、当時の日本の状況からして、やむを得ない選択だったと思っています。
    よって、「条約を破棄して、やり直すべき」だとは思っておりません。
    私があの拙文で主張したかった事は以下の2点です。

    1点目としては、あの条約の受諾(佐為さまのご指摘では「締結」)は認めたにしても、少しでもこの国を想う気持ちがあれば、(政府は認めてしまっているが)あの条約の和訳の不適切さを問い、東京裁判の不当さを訴え続けていく「構え」が必要ではないか、と言う事です。
    (東京裁判までをやり直すか否かについては、ここでは触れない様にします)
    しかし、サヨクはまるで「鬼の首」でもとった様に、「サン・・条約」の11条を根拠に「東京裁判史観」を金科玉条の如く掲げているのです。
    あらま様から「『サンフランシスコ平和条約』受諾を認めることが、なぜ自虐的で、『左翼』になるのか?」とのご質問を頂いておりますが、私はあの拙文で「・・・の受諾を認めることが自虐的で『左翼』になる」とは申しておりません。
    条約の受諾は当時の日本政府の行為であり、我々後世を生きる者は、その事を前提で、生きていかねばなりません。あらま様もおっしゃる通り、やり直す事など不可能です。
    しかし、後世を生きる日本人として、条約の締結を強いられた事を残念に思い、その事をバネして、この国を立て直していく事こそが、「保守的な構え」であると考えます。
    しかし、サヨクは正にその反対の行動を取っている(前述)ので、その事を批判したかったのです。

    2点目は、あの拙文の冒頭でも触れていますが、「テレビや新聞の報道のいい加減さ」です。
    本当に、極めて薄っぺらい論説が、堂々とまかり通っている事が、この国の議論の惨憺たる状況を表していると思います。
    一例を挙げれば(時々は指摘されている事ですが)、自衛権の問題で、まるで「判子」でも押した様に「憲法が禁じる集団的自衛権の行使」との慣用句がまかり通っています。
    よく知らない人は、「そうなんだ!憲法は『集団的自衛権』を禁止しているんだ!」と思ってしまいます。
    所が、このサイトを訪問されている方々はご承知の様に、「日本国憲法」にその様な記述はありません。あれは単に内閣法制局の見解(憲法解釈)です。
    ですから、時の政府がその解釈を変えてしまえばそれで良いのです。
    事ほど左様に、私の様な一介のサラリーマンでも少し勉強すれば、「それはおかしい!」と言える報道や、言説が大手を振ってまかり通っています。
    そこで、まだまだ低レベルではありますが、私なりに調べた事を列挙して、「テレビでは当たり前の様にこんな事言ってるけど、本当は違いますヨ」(以下)と、言いたかったのです。
    1. 中国、韓国の反発は、為にするポーズである。全部、朝日新聞の仕業である。
      そもそもこの両国は「サンフランシスコ条約」に署名していないし、発言権も無い。
    2. よく「A級戦犯」と言う言葉が出て来るが、昭和28年以降我が国に「戦犯」なんて存在しない。(その様に国会で決議した)
      現に「A級戦犯」で服役した人が後に大臣にまでなっている。
    3. 中国の靖国批判は明らかに78年の「日中平和友好条約」違反である。
    4. サンフランシスコ平和条約の11条は明らかな誤訳である。(政府は「誤訳」を「正」としているが・・・・。)
      →これについては「SAPIO 9/27号」で、再び小林よしのり氏が、詳細に批判しています。
    取りあえず、以上ですが、あらま様に対する回答になっているか、はなはだ心配ではあります。
    又のご指導を賜りたく思います。

    以上、<知動説>でした(^_^)
    知動説様、早速のご回答ありがとうございます。
    人それぞれ、いろいろな考えがありますので他人のお考えを良く聞くことは大事だと思います。
    私がまたお二人の意見交換に茶々を入れるつもりはありませんが、私は単純に単独講和か、全面講和かという議論が国内にあったという事実は無条件に「受諾」せざるを得なかったような状況ではなく、選択する余地はあり、吉田茂が選んだということではないのかと思うのですが??


    あらま様からご返答を頂きました(06.09.12)
    佐為さま あらまです
    本日は、命名の儀がありました。
    お名前は「悠仁」(ひさひと)さま。
    お印は「高野槇」(こうやまき)。
    すばらしいお名前です。
    本日はその話題でもちきりでした。

    さて、知動説さまから、ご丁寧なる返答をいただきました。
    小生も、日常生活の合間にネットを楽しんでおりますので、皆様のような知識などありません。
    加えて、小生の貧弱な国語力が、皆様にご迷惑をお掛けしております。
    お許しを乞うともに、おつきあいをしてくださっていることに感謝いたしております。

    さて、問題の箇所を UP してみました。サンフランシスコ平和条約、第11条の英文と、日本語訳文であります。
    CHAPTER IV POLITICAL AND ECONOMIC CLAUSES
    Article 11
    Japan accepts the judgments of the International Military Tribunal for the Far East and of other Allied War Crimes Courts both within and outside Japan, and will carry out the sentences imposed thereby upon Japanese nationals imprisoned in Japan. The power to grant clemency, to reduce sentences and to parole with respect to such prisoners may not be exercised except on the decision of the Government or Governments which imposed the sentence in each instance, and on recommendation of Japan. In the case of persons sentenced by the International Military Tribunal for the Far East, such power may not be exercised except on the decision of a majority of the Governments represented on the Tribunal, and on the recommendation of Japan.

    第四章 政治及び経済条項
    第十一条 【戦争犯罪】
    日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。

    これについて、様々な解釈があるようですが、小生はその訳文がそんなに間違っているようには思いません。
    いずれにせよ、日本がそれを受諾することを宣言し署名したことは事実で、それにのっとって日本は独立し、、戦後処理がなされました。
    つまり、今では済んだことなのです。その済んだことに、中韓がいまもって、問題化して外交カードにしているのですね。
    (確かに中韓は、サンフランシスコ講和会議に招待されていませんでした。しかし、それぞれ二国間の謝罪と補償は済んでいます。)そんな中韓のように、かつての戦後処理を洗いなおすことが、何の意味があるのでしょうか。
    むしろ中韓の日本への干渉を助長するだけではないでしょうか。またまた中韓の思う壺です。そんなふうに小生はおもうのです。
    とにかく、事実として、日本は戦争に負けたのです。ですから、公平な裁判なんて望める立場ではなかったのですね。
    それなのに、日本は、西側陣営に入ることで、連合国は請求権を放棄してくれました。そうとう寛大な処遇を受けることが出来たのですね。
    確かに、「基地問題」や「領土問題」なども残りました。その当事者の方々は、今でも大変なご苦難であります。
    しかし、それでも日本という国を総じて見ますと、ドイツ、イタリアなどと比較して、かなり有利な結果だと思います。
    それなのに、今さら当時を振り返って、「あれは不公平だった・・・」なんて言ったところで、何の意味があるのでしょうか。
    戦争をして負けるということは、そういうものではないでしょうか。(ですから、負けるような戦争はしないことです。)
    戦後の日本は、敗戦という辛苦の体験をバネにして、奇跡の復興を遂げました。サヨクが何を言っているのか、理解できませんが (理解しようとも思いませんが)、今後の日本をどのように再建するのか・・・。そうしたことを論ずるほうが、現実的だと思います。

    次に、サンフランシスコ平和条約の受諾によって日本は明確に、西側陣営に入りました。つまり、このことは東側陣営と対立することを意味します。案の定、ソ連の次は、中国との冷戦構造が浮き彫りになりました。
    佐為さまが仰るように、戦後間もない頃は、西側だけに講和を結ぶか、それとも全面講和を目指すのか、国論が二分していたといいます。
    しかし、既に東西の冷戦構造が形成されてしまったので、全面講和は、後日のドイツのように、国家の分断を意味していたと思います。
    その状況を読んで、当時の吉田茂首相は西側に入って、資本主義経済圏で日本の復興を目指したようです。小生は、その方向性は、概ね正しかったと思います。
    また、アメリカは早くから日本に自衛を勧告、督促していたことも明らかになり、日本は再軍備の約束をしていたことも、先日知りました。
    ご存知かと思いますが、その件については、先般放送された NHKの「その時歴史が動いた vol.261 日本独立 その光と影」が、反響をよんでいるようですね。
    あらま様 まいごありがとうございます。
    実は私も出張中に「その時歴史が動いた vol.261 日本独立 その光と影」を見てしまいました。  普段は、NHK視聴料を払わないだけでなく、国賊放送は見ないのですが・・・
    議論するときの前提として、
     こうあればよかったといっても取り返しのつかない過去と
     現在とり得る選択肢を
    まぜこぜにしてはならないと思います。
    あらま様もおっしゃっていますが、戦犯の処刑などはすんだ事といってはまずいかもしれませんが、偏向することはできないことです。
    しかし、条約の解釈や憲法の改正は実行することは困難かもしれないけれど可能性はあります。
    現実を踏まえて議論することが建設的なことと思います。

知動説様からの投稿 第七弾 2006.09.18
佐為さま こんにちは!
自民党の総裁選挙もあと2日を残すだけとなりました。
昨日も、テレ朝の「サンデープロジェクト」で、司会の田原某が、自分の歴史観を(総裁就任確実な)安倍氏に、押しつけていました。
ったく、懲りない御仁です。
前回からの続き:前回の私の回答に対して、再びあらま様、佐為さまからコメントを頂いておりました。度々恐縮です m(_ _)m
  1. 佐為さまより「全面講和か単独講和かについては議論があって、吉田首相が後者を選んだのではないか?」とのコメントを頂いておりました。

    私はこの様なネット上で自分の意見を表明する場合は、(当然ですが)それなりの「根拠」も併せて提示するべきだと考えています。そう言う意味では、私が「サン・・・条約」の「締結」について(佐為さまからのご指導で「受諾」から訂正致します)、「止むを得ない選択だった」と述べた点につきましては、私自身そう判断するに至った、明確な「根拠」を提示出来ないまま、述べてしまいました。この点お詫びすると共に、「全面講和か単独講和か、選択の余地があったか?」については、このサイトの訪問者の方々のご意見も含めて、今後勉強していきたいと思います。
  2. あらま様より「(「サン・・条約」「東京裁判」等の戦後処理に関して)・・・・今さら当時を振り返って、『あれは不公平だった・・・』なんて言ったところで、何の意味があるのでしょうか?」とのご意見を頂きました。
    確かに、60年前の事を今の時代において振り返る事は、必ずしも建設的ではないかも知れません。
    しかし私は今の我が国の、(世論醸成のベースとなる)言論界の状況は、決して健全だとは思っていません。この様な状況の中では、やはり我々の側からの情報も発信し続けなければならないと考えています。
    ここで言う「健全」とはある問題について、賛成・評価、及び反対・批判の双方からの意見が、そこそこ適当に散りばめられて発信されている、と言う意味で使っています。
    (品質管理的には「正規分布」している状態です)
    例えば、普通の会社員が朝テレビをつけ、新聞を読み、電車の中吊り広告を見た時の、その目に飛び込んでくる「情報」が、やはり意図的に「ヒダリ」に偏っていると思うのです。
    例えば、テレビを取り上げますと、(私の記憶が正しければ)今から15年程度遡れば、日曜の朝は、フジテレビでは、「竹村健一の世相を斬る」、TBSでは「時事放談」という保守的な番組も放映されていました。その後テレビ東京では、上智大学の渡部昇一先生の番組もありました。(「時事放談」は復活している様ですが、出演者が野中広務、渡部恒三等、かなりサヨクっぽい、御仁ばかりです。)
    しかし、今は私が冒頭で取り上げた「サンデー・・・」、NHK含めて完全に「ヒダリ寄り」の番組ばかりです。
    当然ですが、私は「ヒダリ寄り」の意見があっても良いと思います。しかし今の状況は、「ヒダリ寄り」の番組があまりに席巻し過ぎています。(強いて言えば、テレ朝の「たけしのテレビタックル」は珍しくまともな番組だと思いますが)又、新聞・週刊誌も(ごく一部を除いて)かなり「ヒダリ」に旋回しています。読売も最近ナベツネの影響でおかしくなってきています。
    まともな(私にとっての意ですが・・)意見は、それこそ本屋に行って「諸君」や「正論」「Will」を買って読まなければなりません。
    まあ、ネットの世界は玉石混合ですから、「情報がばらついている」と言う意味では、テレビ・新聞よりは、健全かも知れません。
    以上の様な言論界の状況を思うと、必ずしも建設的ではないかも知れませんが、やはり少しでも健全な状態に戻すべく、正しい(と自分が確信する)情報や意見を折りに触れ 発信していく必要があると考えます。
<知動説でした>(^_^)/



知動説様からの投稿 第八弾 2006.10.21
佐為さま こんにちは!
暫く、ご無沙汰をしておりました。
実は、10月初旬から1週間ほど中国に出張に行っておりました。
中国は初めてだったのですが、いろいろ中国の実態を見聞する事が出来ましたし、ちょうど向こうにいる間に「安倍首相訪中」と「北朝鮮地下核実験実施」という、ビックイベントが重なって、そのニュースに向こうの地で、接する事が出来ました。
今日は簡単にその報告をさせて頂きたいと思います。
  1. 現地の実態
    basha.jpg 出発前に、さんざん聞かされて行ったのですが、本当に中国って「ロバが引く荷車の横をベンツが走り抜けて行く国」でした。「一体この国のどこが共産主義なの?」って思ってしまいました。私が訪れたのは、内陸の地方都市だったのですが、街の中心部はそこそこ都会で、街中に「マクドナルド」が出来たりしていました。
    所が、市の中心部から車で10分も車を走らせると、道は舗装前でボコボコだし、そのロードサイドには、それこそ瓦礫(がれき)と見間違う程の、みすぼらしい家が立ち並んでいます。
    交通ルールは無きに等しく、バイクにノーヘルで、2人乗り・3人乗りは当たり前、進路変更や右左折時に「方向指示器」は出す方が珍しく、自分の行く手を邪魔されたくないので、横を追い抜く時は、「邪魔だ!邪魔だ!」とばかりに、クラクションの連打、連打。
    人は人で、怖い物知らずか、車が通っているのに、その直前を平気で、横切っていく。
    本当に、「我有って、他人無し」、「ルール」なんて存在しないし、あっても「守ってたまるか」と言わんばかりの無秩序、アナーキーな国です。
    我が国には、この平和な国、日本に身を置きながら、中韓の内政干渉に呼応して、自国を貶める輩が多数います。
    彼らは、是非この ”無法国家” の実態を知った上で、物を言って欲しいものです。

  2. 安倍訪中
    当日の中国系新聞「China Daily」は、次の様に報道をしていました。
    「Abe will pay an official visit to China ・・・・・・・・at the invitation(招き) of Premier Wen Jiabao(温家宝首相)・・」
    「Sino(中国)-Japanese relations soured(悪化した) over former Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi's repeated visits to the Yasukuni Shrine(靖国神社),where 14 Japanese class-A war criminals(戦争犯罪者) in World War U are honoured(祀られている) among ・・・・・」
    又、例の村山談話についても触れていて、
    「Abe said ・・・that on the subject of Japan's wartime history ,he will follow(従う) the 1995 statement made by then-Prime Minister Tomiichi Murayama,who apologized(謝罪する)and expressed remorse(慚愧/反省の念)for Japan's colonial rule(植民地政策) and atrocities(残虐行為) before and during the war.」
    更に「東京裁判」についても、
    「Abe also said that Japan had accepted the results of the International Military Tribunal of the Far East(極東国際軍事裁判),whichi convicted(有罪と宣告した) 14 Japanese wartime leaders and others as war criminals.(戦争犯罪者)」
    又、安倍首相に続いて韓国大統領も訪中する予定であったので、これについては、・・・
    「President Roh Moo-hyun(盧武鉉大統領) of the Republic of Korea will pay a working visit to China ・・・・at the invitation(招き) of President Hu Jintao,(胡錦涛主席)・・・・・」

    この記事を読んで気づいた事は2点です。
    1. この「China Daily」の記事は、いくつかの単語の和訳さえ調べれば、普通の英語読解力があれば、不思議に、スラスラと読めてしまいます。
      即ち、・・・・・
      「小泉前首相が繰り返し、14人のA級戦犯が祀られている靖国神社に参拝した為、中日関係が悪化した」
      「村山富市元首相が、戦時における日本の植民地政策と残虐行為について、謝罪し反省の念を表明した」
      「日本は極東国際軍事裁判の『結果』を受け入れた・・・・」  等々
      つまり、日本のサヨクメディアが報じている事を、何の加工もせずに、そのまま使用しているという事です。
      彼らにすれば、例えその内容(報道)が、「日本の国益を損ねるものである」と抗議されたとしても、「日本のメジャーなメディアが報じている事を、そのまま報じているんだから、何がいけないんだ。」と開き直る事さえ出来ます。
      つまり、サヨクメディアの行っている事は、正に国を売り渡す行為、万死に値する行為であると、断じざるを得ません。しかも、それが事実であるなら、まだ許せますが、例えば日本にはいわゆる「戦犯」はいないのですから、国内メディアが「A級戦犯」という言葉を使う事自体が、決して許されない事なのです。
      村山富市、河野洋平らは、正に国賊であり、1級の売国奴です。

    2. 安倍首相は「温家宝首相」が・・、盧武鉉大統領は「胡錦涛主席」が、それぞれ「招聘した」「招いた」という報道になっています。
      これは、私の推測に過ぎませんが、中国では、二人の首脳を「呼びつけた」という感覚でいるのではないでしょうか?
      もしそうだとしたら、日本人は「中国は安倍首相が『靖国神社には参拝しない』と明言していないのに、訪中を受け入れた。中国も軟化しつつある。」と楽観視する向きもあるかも知れませんが、向こうはあくまでも「『行きたい』と言うので、呼びつけてやった」という感覚でいるのかも知れません。
さて、今回私が短期間ですが、初めて中国という国を訪れての印象は、「個の無い国」「宝石の原石と石炭と石ころが混じり合った国」「何か少しでも『工夫する』、という事をしない国」「その日暮らしの”繰り返し”の国」 「周りの人間の事は全く気にしない国」 等々です。
あの国がこのまま順調に経済発展していくか、については疑問もあります。
しかし、一時期の混沌の時期があって、例え2つや3つに分裂したところで、そもそも日本の26倍の国土面積を持ち、統計上でも13億人の人口を擁する国です。(本当は、もっと、もっと恐ろしいくらい人がいそうです・・・・(笑))
その破壊力は想像を絶します。
もう我々は、好むと好まざるとに拘わらず、「この巨大な隣国『中国』と、どうつきあっていくか?」について、国家レベルで「戦略的」に思考しなければ、ならないのだと思います。 以上、私の拙い「中国出張報告」でした。・・・・・・<知動説でした>




知動説様からお便りを頂きました(07.03.12)
佐為さま すっかりご無沙汰して失礼しておりました。
さて、季節は一気に春本番ですが、世相の方は相変わらず、不快なニュースばかりです。
まずは、松岡農相の光熱水費計上問題です。先日民主党の参議院議員2名が農相の議員会館事務所を訪れて、浄水器と冷暖房機の有無を調査したとの事です。
私はこのニュースを聞いて「国会議員ってそんなに暇なのか?」と呆れてしまいました。
確かに、野党にとって突っ込み易く、美味しい問題だとは思います。
しかし、これは佐為さまご専門であります「ISO14001」に例えるなら、全く無能な監査員が、監視・測定の記録をみて、法律の基準値をオーバーしている事は見抜けずに、「監視測定の記録に責任者の押印がない」と、まるで鬼の首でもとったかの様に、不適合を摘出しているのと同じ様であります。本当に嘆かわしい実態です。

一方更に我が国の国益にとって深刻なのは、例の「河野談話」であります。
佐為さまは殆どテレビはご覧にならないとの事ですが、本日のテレ朝の「サンデープロジェクト」で櫻井よしこ氏が「軍が関与した強制性を示す証拠は無い」と言った所、この番組のコメンテーターである、高野孟が「・・・『強制性は無かった』、と言う証拠だって無いじゃないか!」と反論しました。
私は一瞬「こいつ、ついに馬脚を露わしたな!」と思いました。
この高野なる人物、まるで「サヨクの権化」の様なヤツで、この番組でも遺憾なくそのサヨクぶりを発揮しています。
彼のこの発言は2つの点で、彼のジャーナリストとしての資質の根本的欠如を現してします。
まずは、「挙証責任」は「訴えた側にある」と言う事です。
まず押さえておかなければならないのは、このいわゆる「従軍慰安婦問題」では(櫻井氏はこの『従軍慰安婦』と言う用語自体が誤りであると指摘していますが・・。)その慰安婦の招集に「軍による強制」があったかどうかが論点です。慰安婦の存在そのものは論点ではありません。
ですからこの場合は、いわゆる「従軍慰安婦問題」で日本政府を追及する側にこそ、軍による強制があった事を示す客観的証拠を提示する責任があるのです。
しかし、櫻井氏が指摘する様に、その証拠はまだ何一つ出てきていないのです。
(付け加えるなら、櫻井氏の取材によれば、当時の石原信雄官房副長官も「強制性を示す証拠は無かったが、韓国側が非公式に『軍による関与を認めれば、もうこの問題は問わない』と伝えてきたが為に、あの様な談話になった」と認めています)
もう1点は「悪魔の証明」と言う言葉が示す通り「『無い事』の証明は極めて困難である」と言う事です。
これはもう誰が考えても明白です。「困難である」と言うより、理論的には不可能です。
例えばここに5人の友人がいたとします。この5人の中に「巨人ファンがいる」と言う命題と「巨人ファンは一人もいない」と言う命題を考えてみましょう。
「いる」と言う証明は割と簡単です。ある一人の友人が、会社帰りにいつも東京ドームに巨人を応援しに行ってる事を誰かが証言しても良いですし、その人の机の引き出しからファンクラブの会員証が出てきても、有力な証拠となるでしょう。
しかし「いない」事の証明は不可能です。
例え全員が阪神ファンである事を証明出来たとしても、だから「巨人ファンではない」と言う証明にはなりません。(どちらも応援している人だっているはずです)
しかし、この高野なる御仁は、こんな基本的な事すら理解せずに、「『無かった』と言うならちゃんと『無かった事』を証明しろ!」と言うのです。
本当に、この程度の知的レベルしか持っていないものが、全国ネットのテレビに出て、好き勝手な事を喋ってもいいのでしょうか?
怒りを通り越して、笑ってしまいました。
例の関西テレビの捏造番組の件を持ち出すまでもなく、今、テレビが垂れ流す害毒は、正にこの国を危うくするものだと思います。

以上、「知動説」でした。
知動説様 毎度ありがとうございます。
まったく・・・としか言いようがありません。
アメリカのホンダ議員の根拠も「河野洋平談話」だと語っていました。
従軍慰安婦問題も南京問題も百人切りも、みな日本人が言い出して、日本のサヨクが騒ぎ、国際問題にしたというまことに日本の恥ですね。
そういう意味ではすべてが日本の責任なのでしょう。
しかし、
法律の基準値をオーバーしている事は見抜けずに、「監視測定の記録に責任者の押印がない」と、まるで鬼の首でもとったかの様に、不適合を摘出しているのと同じ
とは、笑ってしまいます。
オット、従軍慰安婦もISOも笑って済む問題じゃありません!


知動説様からお便りを頂きました(07.05.04)
佐為さま ご無沙汰しております。
このサイトも相変わらずいろんな方が訪問され、一段と賑わいをみせている様で、心からお喜び申し上げます。さて、今日は「憲法問題」で1文お送りさせて頂きます。
今日は5月3日「憲法記念日」でありますが、そもそも今年は「日本国憲法」施行60年とかで、書店に行きますとちらほらと「日本国憲法」に関する書籍が店頭に並んでおります。私もついつい、2冊ほど購入してしまいました。
そのうちの1冊「図説:憲法問題がわかる!」(青春出版社)によりますと、世界各国の憲法改正回数は、「アメリカ:18回」「フランス:16回」「ドイツ:51回」「イタリア:14回」「韓国:9回」だそうです。これら各国の例をみるまでもなく、「ルール」というものは、必要な時期には適切に改正されるべきものです。
私も佐為さま同様、業務の一環としてISOなるものに携わっていますが、生きている文書は、間違いなく適宜改訂されているのが常であります。
しかし改めて考えてみますと、自国の「安全」と「生存」を他国の「公正」と「信義」に信頼して「保持」しようと考える憲法を、60年も後生大事にしてきたとは驚き以外の何物でもありません。
途中、国会に憲法改正案が発議されたが否決された、或いは、国民投票までいったが、国民の過半数の同意を得られなかった、と言うのならまだ分かりますが、その様な段階さえ一度たりともないのですから、我が国の政治家、そして国民はこの60年間一体何をしてきたのか?と言わざるを得ません。
国会ではやっと今「国民投票法案」が衆議院を通過した所です。長くなりますので、この辺で私の結論を述べたいと思います。私は現行憲法は「改正」ではなく「廃棄」すべきだと思います。
勿論、現実の方法論としてその実現が極めて困難である事は承知していますが・
その理由はこのサイトの訪問者の方々であれば重々お分かりの事なので、ここでは繰り返しません。
そして更に付け加えるなら、本当に改正すべきなのは憲法ではなく、この様な憲法を60年の長きに渡ってほったらかしてきた、政治家、そして我々国民の、自国に対する意識や態度、そして思考形態であると思います。自分の国の行く末を真剣に考えてきたら、占領時期に制定され、正統性が全く無い憲法を、60年間も放置出来るはずがないからです。では、過ぎ去った過去は過去としてこれからどうして行かなければならないのか?今後も佐為さまのサイトを訪問しながら考え、そして行動していきたいと思います。
  以上<知動説>でした(^_^)
知動説様 毎度ありがとうございます。
ISO的発想からすれば、完全に不適合 解釈運用できるなら文書管理はいりません。
私の生きている間に、ぜひともまともな憲法にしてほしいと、還暦間近なおばQは毎日仏壇に手を合わせております。
ア 冗談です。

知動説様からの投稿 第11弾 2007.05.28
佐為さま ご無沙汰しております。
さて、今日は地味な話題で1件お送り致します。

土曜日の朝刊に、25日の衆議院厚生労働委員会で、「社保庁改革関連法案を与党側が野党の反対を押し切って、賛成多数で可決させた」、との記事が載っていました。
(朝日新聞流にはこれを「強行採決」と呼びます・・・(笑))
面白かったのは、採決を阻もうと桜田義孝委員長の口をふさごうとしている野党議員の写真がデカデカと掲載されている事です。一番目立つのは黄色のスーツを着込んだ女性議員で、自分の右手で委員長の口をふさぎ、更に空いた左手で、自分の右手を邪魔されない様に、カバーしている光景がしっかり映し出されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000000-maip-pol
このご婦人については新聞は実名報道(笑)していませんが、野党ですから恐らく、民主党か社民党、又は共産党の女性議員でしょう。
さて、この「委員長の口を無理矢理自分の手でふさいでしまう」、と言う行為は、武器を使用していない事を除けば立派な実力行使であり、「議論と最終的には多数決で物事を決する」という民主主義を根底から否定する暴挙であります。
恐らくこのご婦人は、先ほどの どの政党所属であったとしても、憲法9条の信奉者で、「決して戦争(実力行使)では争いは解決されない」、「日本が武力を放棄すれば、我が国は永久に平和を維持する事が出来る」との考えをお持ちの方だと想像されます。
しかし前述した様に、自分自身は実力行使によって、自分の目的を達成しようとする訳ですから、単に道具として武器を使用しなかっただけで、やってる事は本質的には、武力を行使した事と変わりません。
(考え様によっては、自分の身体の一部である「手」を「武器」として使用した事になります)
勿論、この議員は「まだ議論が尽くされていないのに、強行採決しようとした与党側に非がある」と自分の行為を正当化するでしょう。しかし、野党は何百時間議論したって、絶対反対なのですから、いつ採決しても、必ず「強行採決」と批判するでしょう。
さて本論に戻りますが、私が述べたい事は、事ほど左様にいわゆる「サヨク」と呼ばれる側のこの9条に関わる主張は、この例を持ち出すまでもなく、極めていい加減なものだ、と言う事です。
(佐為さまも、トップで同じ様な事を批判されています)
都合の良い時だけ「平和が大事!」「戦争反対!」「何事も話し合いで・・」と言っておきながら、分が悪くなると自ら実力行使に打って出るのです。そう、典型的な「ご都合主義」です。
しかし、誤解を恐れずに言えば、私はこの事自体を特に取り上げて批判するつもりはありません。
人間とは、ある種の「暴力性」と言うもの持っており、自らそれをコントロール出来なくなった時、その「暴力性」が牙をむいて現れてくるのです。人間って、所詮その程度のものなのです。
所が、サヨクの側は、そんな事には触れずに、「何事も、話し合いで解決される」「こちらが武装放棄すれば決して、攻撃される事はない」と主張し、その事をもって国の安全保障政策を語り、日本を非武装国家に仕立て上げようとしているのです。
この事は断じて容認する事は出来ません。


では、堅苦しい話題が続きましたので最後に笑えるネタを一つ・・。
[オマケ]
今日(5月27日)の読売の政治面に、各政党の今回の参議院選挙への取り組みについての特集記事があって、そこに社民党の福島党首の話題が載っていましたので紹介します。

■護憲の女たち ・・・・社民党の福島党首は、いつも娘に言い聞かせている。「ママが死んだらね、お墓に『憲法9条を守るために戦った女』と書いてね」
安倍首相は、参院選で憲法改正を争点にする、と主張する。福島は今、危機感を覚えつつも、これを阻止する使命感に燃えている。(敬称略)

いや〜、これは笑えるネタです・・・・・・・(笑)
政治家なら「憲法9条」ではなく、「日本の国益」を守る為に我が身を投げ打って戦って欲しいものです。

以上、知動説でした(^_^)/
知動説様 毎度ありがとうございます。
論理的に反動勢力は破綻しています。しかし、信心を論理で説得することはできません。
それが困ります。
革新政党は確信政党、つまり宗教なのです。



知動説様からお便りを頂きました(07.06.04)
佐為さま こんにちは!
今、国内は松岡農相の自殺、そして「宙に浮いた年金5千万件」問題で大騒ぎです。
毎週、日曜の午前中のテレビはNHKも民法も政治関連の番組が多いのですが、今日は当然の如く、これらの問題で持ちきりでした。
さて、一方ニュースを注視していますと、この週末は我が国にとって決して軽視出来ないニュースが、特に北の海で連続して起きています。
まずは、青森県深浦町に脱北者4名が乗った小型木造船が漂着した事件。次にロシア極東カムチャツカ半島沖のベーリング海で、日本漁船がロシアの国境警備艇に拿捕(だほ)された事件。
そして、最後はロシアのラブロフ外相が、北方領土の国後、色丹の両島と歯舞諸島の水晶島を相次いで視察した件です。ロシア外相が北方領土を視察するのはソ連崩壊(91年)後初めて、との事です。
勿論現職大臣の自殺や、年金問題も大きなニュースではあります。しかし、長期に渡っての我が国国益に与える影響としては、北の海での3つの出来事の方が極めて甚大です。
脱北者の事件は我が国の領海警備の脆弱さを浮き彫りにし、我が国漁船が拿捕された事件は、昨年8月にも発生して、死者まで出しています。更にロシア外相の北方領土視察のニュースは戦後60年が経過していまだに解決の糸口すら掴めない「北方領土問題」について改めて考えさせられました。
しかし、報道されているボリュームとしては前者2つの国内問題の方が、圧倒的です。
何故この様な事になってしまうのでしょうか?
その原因として私は3点程挙げたいと思います。まず最初は、視聴者(国民)の関心の度合いです。
当然国内のニュース、特に年金問題の方が、視聴者の関心は高いですから、ニュースを報道する側としては、こちらに重点を置く事になります。2点目は報道する側の感度の問題です。
我が国報道機関に従事する人は、安全保障や、領土問題にはあまり知識や興味もなく、身近な国内問題にしかニュースソースとしての価値を認めない傾向が強いと思います。そして最後はその事件が起きた場所の問題です。日本の交通体系は完全に東京一極集中型になっていますが、これはニュース報道についても全く同様です。
もう10年以上月日が経ってしまいましたが、平成7年に阪神淡路大震災が発生した時の事です。
当時私は東京で働いていました。勿論あれだけの大災害ですから、当然東京でも地震の被害については連日大きく取り上げられていました。しかし、日が経つにつれ、だんだん震災関連のニュースの量が減って行ったのを今でも覚えています。そして、地震発生後数週間経つと東京の新聞では震災関連のニュースはあまり見かけなくなっていきました。所が、丁度その頃私は仕事で西日本のある地方都市に出かける機会がありました。そこで驚いたのは、まだその地域では、連日震災のニュースをトップで報道しているのです。
その都市は決して関西に近い場所ではないのですが、それでも震災関連ニュースは扱いが上位なのです。
私はその時、報道に関する地域間格差を痛切に感じました。要するにこの国においては、ニュースソースとしての価値は東京に近いかどうかで決まるのです。
ですから、どんなに重大なニュースでも、東京から遠く離れた場所で起きたニュースは、報道されないか、されたとしても、その扱いは小さくなってしまいます。
今回の脱北者漂流事件も、4人が晴海埠頭かどこかに流れ着いていたら、報道関係者だけでなく、芸能レポーターまで押しかけて、大騒ぎになっていたと思います・・・(苦笑)
我々視聴者は、決してマスコミの取り上げ方に惑わされる事なく、ニュース(事件)の本質を見極める事が重要である事を改めて考えさせられました。
以上、知動説でした(^_^)/



cyami4212様からお便りを頂きました(07.06.08)
地動説様へ
いつも皆様の論説に感動している者です。
『知動説様からの投稿 第11弾』に有りました【黄色のスーツを着込んだ女性議員】でありますが、話の流れからしてどうでも良い事にも思えるけれど私の知り合いでもありますので少々気になりまして(と言っても味方する気は無いのですが)書き込ませていただきます。

かの女性議員は新潟四区から選出(当選回数1回)の民主党議員「菊田真紀子」と申します、ちなみに真紀子→マッキー→黄色い服なのですが、父親は新潟県議会議員を一期だけ勤めた菊田征治という人です、その父は若き日には田中角栄元首相の書生を務めたバリバリの自民党員だった(だから娘の名も真紀子)のですが二期目の選挙に敗れた後に家業の建設会社の社長に就任し、バブル期には年商30億円まで業績を伸ばしましたが、平成10年に倒産しております、もちろんその娘も二十歳頃はその会社の事務員をしていました、

訳あって民主党から出馬した菊田議員は本家のマキコ議員と同じく、利益誘導型の政治はしないと公言しておりまして、あの中越大震災の視察にハイヒールを履いてきたと大ブーイングを受けたりしています、その為に選挙民に自分の政治活動の成果をアピールする事が出来ない為、あのようなテレビに派手に映る事が前提のパフォーマンスを行ったと私は睨んでおります、
同等の女性参議医院議員の森なんとかという人もよく議会が荒れると机の上に飛び乗って派手にパフォーマンスを行っている事で有名なので、おそらくはその人のマネかと推察しております。

昔は素直で良い娘だったのですがねー。
cyami4212様 知動説様へお便りがあった旨お伝えしておきます。


知動説様からお便りを頂きました(07.07.09)
佐為さま 暫くぶりでございます。 今日は私も例の久間発言について、述べてみたいと思います。
既に佐為さま含めて、このHPに集っていらっしゃる方々も指摘されていますが、今回の久間氏の発言は本当に稚拙で、お粗末極まりないものです。
仮にも、我が国の防衛を司り、危機管理の最高のプロフェッショナルであるべき防衛大臣が、自らの発言をきっかけに辞任せざるを得なくなるとは、我が国の防衛の惨状を物語るものです。
あんな事をこの時期に言ったらどうなるのか?分からなかったのでしょうか?
さて、ここでちょっと角度を変えてみたいと思います。
参考までにこれまでの防衛大臣(旧、防衛庁長官含む)の任期を調べてみましたところ、初代、木村篤太郎長官(1954年〜)以降、今日まで53年間で、計67人が防衛庁長官(現、防衛大臣)を務めていました。(同一人物が続けて任命された場合は、重複カウントせず)
ちなみに、第18代長官は小泉純也長官で、小泉前首相の父親です。第43代には加藤紘一、47代には山崎拓 などと、おぞましい名前も出てきます・・・(苦笑)
さて、ここで単純計算しますと、(53年÷67人)で一人の平均任期は0.79年 つまり 9.6ケ月です。
一体、一般企業に例えるなら、社長が1年もたずに辞めていく会社が、存続出来るでしょうか?
例え、小さな部署の責任者であっても、何せ1年では何も出来ません。
こんなズタズタな状態で我が国の防衛は、引き継がれてきたのです。
言うまでも無く一国の防衛力は、長期的な戦略に従って、計画的に整備していかなければなりません。しかしその長が1年待たずに変わってしまうのであれば、「戦略」も「戦術」もへったくれもあったものではありません。
憲法もそうですが、戦後自国の安全保障政策を軽んじてきた、政治家、マスコミ、我々国民はここで改めて自国の防衛について、真剣に論じなければならいのだと思います。

以上、知動説でした。

あらま様からお便りを頂きました(07.07.13)
佐為さま ブラック・あらまです
小生は、今後、方針を転換したいと思います。
同じ意見を言ってばかりでは、おもしろくありません。
そこで、小生は「ブラック・あらま」に変身して、皆様のご意見に対して、反対を唱えたいと思います。
どれだけ小生が耐えられるかわかりませんが、挑戦してみたいと思います。
そこで、まず最初に、知動説さまの第13弾に、体を張って受けてみたいと思います。

確かに、世論は、久間さんの発言は、日本人として非常識・非見識であったという意見が、大勢であります。
しかし、かつて、昭和天皇は、1975年の訪米からの帰国後の記者会見で、「戦争終結に当って、原子爆弾投下の事実を、陛下はどうお受け止めになりましたのでしょうか、おうかがいいたしたいと思います。」という記者の質問にたいして、昭和天皇は、
「原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思ってますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒であるが、やむを得ないことと私は思ってます。」
とお答えになったそうであります。(日本記者クラブの「特記すべき記者会見」より)

このように、昭和天皇のお言葉は、久間元防衛大臣の発言と同じようにも聞こえます。
確かに、肉親を殺されれば、許せませんし、仕方ないでは済まされないでしょう。
しかし、「起きてしまったことは、しようがない」・・・、これも事実だと思います。

小生の愚考に対して、皆様のご高識を賜りますれば、幸甚であります。

・・・なんて、書いてみました。
佐為さま、そんな小生を一刀両断にしないでくださいね。
あらま様 毎度ありがとうございます。
久間元大臣あるいは昭和天皇のお言葉と騒ぎは大変でございます。
そこで私は別の方のご意見を提示したいと思います。

「日本は原爆を落とされて戦争をやめました。あれこそがテロだと思うんですよ。日本は1回テロに屈したからこそ平和になったのだろうと」
なんかテロリスト礼賛のようですね
あるいはこれはいかがでしょうか?
「ヒロシマとナガサキは、どちらも、人類が人類に与えた惨禍を長く記憶するために欠かせない存在だ。」
この文章の意味がご理解いただけますでしょうか?
私には全然わかりません。
ちなみに前者は太田光の憲法9条を世界遺産にの中にある文章で後者は天声人語からの引用です。


知動説様からお便りを頂きました(07.08.16)
佐為さま すっかりご無沙汰して失礼しております。
さて、いささか時宜を逸してしまいお恥ずかしいのですが、先日の参院選について、私見を述べさせて頂きたいと思います。

今回の参院選では予想以上に自民党が惨敗し、朝日新聞を始めとしてサヨクマスコミは鬼の首でも取ったかの様に、狂喜乱舞しています。
しかし、本当に今回の参院選の結果を受けて考えるのは、「この国の民主主義は健全なのだろうか?」と言う事です。
前回の郵政選挙では自民党が大勝し、それからわずか2年後の今回参院選でこの結末です。
この間、主要政党の再編や大きな政策変更はありません。
なのに、この結果は一体何なのでしょうか?
私は今回の参院選は正しく「風評選挙」であったと考えます。
さて、ここでちょっと話題を変えてみたいと思います。
選挙前に起きた新潟県中越沖地震で、東電の柏崎刈羽原子力発電所が被災しましたが、この事故に関連する報道で私が 「おやっ?」 と思うニュースがありました。
それは、この事故の影響でイタリアのプロサッカーチーム(セリエA・カターニア)が親善試合の為の来日を中止した、というものです。(但し、開催地は「秋田」「千葉」「磐田」で新潟での試合予定は組まれて いませんでした・・・)
又これとは別ですが、新潟県の宿泊施設で「観光客2万人以上の予約のキャンセルがあった」との報道もなされています。
一方読売新聞8/3朝刊の「検証 柏崎原発 地震被災」の記事によると、・・
(1)同原発で今回発生したトラブルは軽微なものを含めて計1236件。但し、国や県に報告すべきトラブルは10件であった。
(2)地震中に稼働中だった2、3、4、7号機の原子炉は想定を超える最大680ガルの揺れに見舞われたにも関わらず、無事に停止した。停止後に水を循環させて炉内を冷やすシステムも正常に機能した。
(3)外部への放射能漏れは2件であったが、いずれもその量は微量で、それによって人間が受ける放射線量は、年間に自然界で浴びる量の、それぞれ12億分の1,1200万分の1であった。
(4)経産省の調査対策委員会の班目春樹東大教授も「漏れた放射性物質は、炉内で放射線にさらされた水あかの類。核燃料が飛散した事故とは質的に異なる」と述べている。
との事です。
つまり、いろいろな事故・異常は発生したが、直ちに周辺住民及び環境に影響を与えるものではなかったのです。
しかし、今回の原発事故に関する報道では、「変圧器で火災が発生した」「貯蔵プールから、放射能を含んだ水が床にあふれた」等々 確かに、一つ一つは事実かも知れませんが、原発本来の安全性にどの程度の影響があるのか?と言う観点からの報道ではなく、(私に言わせれば)「不安を煽る事を意図した」報道が、延々と続けられてきたのです。
そしてその結果、事もあろうに新潟では試合の予定が無かったプロサッカーチームが来日を中止し、地元の宿泊施設では2万件超のキャンセルが発生したのです。
つまり、新潟県及び地域住民はマスコミによる偏った報道によって、謂われのない「風評被害」に見舞われた、と言わざるを得ません。
さて、私が刈羽原発の1件を持ち出してきたのは、この事故と今回の参院選における自民党の惨敗には、これに関わるマスコミ報道において明らかな共通項目があると考えるからです。
それは 「ある 『事象』 を報道するに際して、その 『事象』 の 『本質』 と、その 『事象』 から発生する『派生的な事柄』 とをきちんと峻別して報道せず、その 『事象』 の 『本質』 を見失った報道を行っている」 という事です。そしてその結果、その 『事象の主体者』は必要以上の「風評被害」に見舞われているのです。
話しを参院選に戻せば、多くのマスコミの報道は自民党批判に終始し、片や民主党や野党に関する批判は本当に、(今回の放射線漏れの様に)微々たるものでした。
「果たして、民主党に政権を担う能力はあるのか?」「民主党提示のマニフェストは果たして、実現可能なのか?」と言う観点からの報道は皆無であったと思います。
そして、我が国有権者は一連の「風評報道」に引きずられて、民主党に多数議席を与えてしまったのです。
この結果は少なくとも、今後6年間は固定されてしまいます。一体有権者はそこまで考えて投票したのでしょうか?
明らかに偏向したサヨクマスコミ、そしてそのマスコミが垂れ流す「風評報道」に従って、事も無げに投票行動を一変させてしまうこの国の有権者。
本当にこの国の行く末を案じざるを得ません。
健全な(バランスのとれた)報道、そしてマスコミ報道に紛らわされる事なく適切な判断が出来る有権者。
これら無くして、この国に健全な民主主義が宿る事はありません。
早急にこの二つを回復していかなければ、と強く感じさせられた、今回の参院選でした。

以上、<知動説>でした。
知動説様 毎度ありがとうございます。
おっしゃるとおりと思います。
ジャーナリズムとはなにか?といえば事実をそのまま伝えるのではなく、そこに社会に対し警告や指導的メッセージを込めるものであることは間違いありません。
しかし、己が主義主張を通そう、自分の勢力を増そうというたくらみを込められてはまっとうなマスメディア、ジャーナリズムではありません。
日本のマスコミはニュースを伝えると言うより、そのニュースをいかに自分に役に立つように報道するかという観点からの考えしかできないようです。そんなことを私も書いたことがあります。
まあ、日本人に生まれたのも渡世の義理、日本をまともにしようと頑張るしかありません。


知動説様からお便りを頂きました(07.08.20)
佐為さま 又々懲りずに拙文をお送りさせて頂きます。
今年も8月15日がやってきました。そして結局安倍首相は靖国参拝を見送りました。
更には閣僚の参拝は高市大臣一人と言う、非常に残念な結果となってしまいました。自らは参拝した島村前農相は「頼りない。堂々と参拝すべき」とコメントし、又、産経新聞には八木秀次高崎経済大教授が「これでは不戦敗だ」と批判する寄稿をしています。
しかし総理就任後、いわゆる「あいまい戦術」を取ってきている安倍首相の見送りは、残念な事ですが、ある程度予想出来た事でした。しかし私が最も残念に思ったのは、安倍首相が靖国神社を参拝しなかった事に対してインタビューで「参拝するしないは、『外交問題』になっている以上、申し上げる考えはない」と答えた事です。
私はこの『外交問題』と言う言葉は、絶対に使ってはいけない言葉だと思います。これは決して『外交問題』ではなく、明らかな中韓の不当な「内政干渉」なのです。『外交問題』と言ってしまっては、中韓の言い分にも一理ある、と受け止められてしまい、結果的に安倍首相の天敵である「朝日新聞」を利する事になってしまいます。
安倍首相は過去においても、(こちらも同様に「いわゆる」)「従軍慰安婦問題」について、国会の場で「狭義の強制性は無かった」と答弁しました。これも同様に「では、広義の『強制性』はあったのか?」と捉えられてしまいます。
1国の首相の発言は、他の閣僚、国会議員とは、その重みが違います。首相を補佐する筈の補佐官達、特に広報担当の世耕補佐官は一体何をしているのでしょうか?カメラ目線をやるとか、止めるとか・・・、そんな次元の話しはもう聞きたくありません。
一方、防衛省の次官人事のゴタゴタも見苦しいものでした。「首を切る」との通告を夜中に携帯電話でしようとし、更には、「携帯がつながらなかった」と我が国の危機管理体制のお粗末さを、堂々と暴露してしまう防衛大臣。
一方人事権をもつ大臣に公然と反旗を翻した事務次官。一連のゴタゴタを掌握仕切れない官邸。
おまけに「塩崎官房長官と小池防衛相の確執」まで取りだたされるに至っては、もう殆どワイドショーの世界です。
報道では、この27日に内閣改造と党内人事が発表になるそうです。 「続投する」と宣言した以上、安倍首相には、もうこの様な低レベルな報道がなされる事にない様、真に国益を追求するまともな内閣を組閣して欲しいものです。
今、我が国はそんなコップの中の嵐に振り回されている余裕はないのですから・・・・。
以上、<知動説>でした。
知動説様 毎度ありがとうございます。
何も申し上げることはありません。
10年前よりは良くなったのか?と思えば社会党は大きく勢力をなくしたことは間違いないのですが、サヨクはまだ根強い。
これから、そして10年後どうするのか?我々に何ができるのか?を良く考えましょう。
そして何とかしなければなりません。


知動説様からお便りを頂きました(07.09.02)
佐為さま こんにちは!
安倍改造内閣が発足・始動しました。
すると、又ぞろ政治と金の問題が持ち上がってきています。
正直私は、これらの報道には辟易しています。
政治家とて聖人君子ではありません。
「○○の経費が△△で報告されていた」「□□の経費の報告が漏れていた」等々の報道を聞いていると、「そんなの修正すればいいではないか?」と思ってしまいます。
本当にマスコミの揚げ足取り、スキャンダル狙いには、閉口してしまいます。
彼らは教師や宗教家でなく、政治家なんです。そんな事より、彼らの政策や、政治家として日本の為に「何を為したか?」について、報道して欲しいものです。
今回厚生労働相に就任した桝添要一参議院議員は、まだ東大助教授時代にテレビ朝日の「朝まで生テレビ」で(その当時も政治と金の問題が騒がれていたと思います。)「政治家に必要以上の潔癖性を求めてはいけない」「例えば、紳士で金儲けは一切せずに、質素な生活をしているけれど、何度通っても一向に病気を治せない医者と、言動は乱暴で、金使いも荒く、女性関係も派手だけど、一度診て貰えば、ぴたりと病気を治してくれる医者がいたら、どちらの医者にかかりますか?」「私なら、病気を治してくれる医者にかかります」と言う趣旨の発言をしていました。
私もその通りだと思います。
多少金にきれいでなく、失言が多くても、単身ロシアや中国に乗り込んで行って、日本の国益を堂々と主張して来る、そう言う政治家を私は望みます。

以上、<知動説>でした。
mito.gif



知動説様 毎度ありがとうございます。
新内閣発足からもう前途多難でございます。
では水戸黄門に習って、もう少し様子を見ていましょう。



知動説様からお便りを頂きました(07.09.17)
佐為さま こんにちは!
本当に残念な事ですが、安倍首相が退陣してしまいました。
確かに一国の宰相の辞め方として、批判は避けられない辞め方でした。
本会議の開始直前の辞意表明と言う最悪のタイミングからすると、総理周辺に適切なアドバイスが出来る側近がいなかったのではないか?正に首相官邸が孤立していた、と言わざるを得ません。(勿論その事を含めて首相の責任ではありますが・・)
しかし現状を見渡すと、本来保守政党であるべき自民党において、「サヨクのなり損ない」の様な政治屋が跳梁跋扈しており、数少ない保守派の政治家であった安倍氏の退陣は返す返すも残念な事で、自民党、そして我が国の行く末を案じざるを得ません。
既にマスコミでは「福田首相誕生」が既定事実として報道されています。
しかし、振り返ってみれば、昨年の9月の総裁選で安倍氏は圧倒的な支持を得て総裁に選ばれました。所がその1年後、自民党は政治的スタンスとしては安倍氏とは両極端に位置する福田氏を、これ又圧倒的多数で次期総裁に選出しようとしています。であるとすれば、一体自民党の国会議員は、政治家としての信条、政策は捨て去ってしまったのでしょうか?(ひょっとして、最初からそんなものは持っていなかった?)本当に嘆かわしい限りです。
さて、話しを安倍首相辞任に戻したいと思います。
私はある意味安倍氏は自民党が患っている「人材枯渇病」と言う病の被害者であると思います。安倍氏は昨年当選5回、戦後最年少(52歳)、初の戦後生まれの総裁として選出されました。しかし知られている様にそれまでの閣僚経験は、小泉内閣での官房長官のみです。外務、財務、経済産業、防衛等の主要な閣僚経験のないままの総理就任となりました。
では何故安倍氏が大差をもって総裁に選ばれたのか?それは「選挙の顔」として期待されたからです。かつてより自民党は、選挙に勝てる、言い換えれば大衆受けする事を総裁選出の基準とする事が多々ありました。海部俊樹、河野洋平などはその好例です。(尤も政治家の資質としては、安倍氏とこの二人には歴然とした差があるとは思いますが・・・)
派閥の領袖でもない、当選5回の安倍氏を党の顔として選んだのは、翌年(つまり今年)の参院選を睨んでの動きと言って差し支えないと思います。そしてポストが欲しい一心で各派雪崩を打って、安倍支持を打ち出した事は記憶に新しい所です。
さて、今回も新聞報道によれば14日午前、山崎拓・山崎派会長、丹羽・古賀派の古賀元幹事長、谷垣派の谷垣元財務相と福田氏が会談し、その場で3派の福田支持が固まったそうです。まだ福田氏がその政策を公に発表する前に、派としての方針を決めてしまったのです。
正に麻生氏が指摘する「芝居の幕が上がったら、終わっていた」状態です。
今回の福田氏への支持の広がりは、選挙対策ではなく、これまで小泉、安倍体制で冷や飯を食わされてきた各派閥の反発と言えるでしょう。いずれにしても、政策で争って政権を獲得すると言う、政治のダイナミズムはもはや自民党では死語となってしまった様です。そして、その原因の一つに、「人材枯渇病」即ち、この国のリーダーとして相応しい有能な政治家が、いつの間にかいなくなってしまった事があげられると思います。その結果、安倍氏は「とにかく選挙に勝てればいい」との1点だけで、総裁に祭り上げられてしまったのです。まだ派閥政治が華やかしい時期で、各派閥の領袖が総裁の椅子を競っていた時期であれば、安倍氏は総裁選に出馬する事すら出来なかったでしょう。しかし、その結果、安倍氏は閣僚経験も少なく、派閥のボスとして、金とポストを握り、配下の議員をまとめ、派閥を運営していくと言う経験もなく、又有能な側近で周囲を固めると言う準備もままならないうちに、1国のリーダーに仕立てられてしまったのです。
私はそう言う意味で、安倍氏はある意味被害者だと思います。(勿論受けた以上、政治家としてそんな言い訳が通じない事は私も理解はしていますが・・)
さて、もう嘆いていても仕方ないのですが、既に福田総理総裁誕生は既定路線の様です。
麻生氏と福田氏を比べて、首相の器としてどちらが相応しいかは、比べるまでもありません。
福田氏は14日夜のテレビのインタビューで「これまで総理になりたいと思った事はなかった・・」と言い放ちました。我が国国民は、「やりたくないけど、しょうがないからやる」と言ってる人物に、この国の舵取りを委ねなければならないのでしょうか?
又15日の総裁選出馬の記者会見で、靖国神社参拝について、事もあろうか「相手が嫌がることをあえてする必要はない」とまで言い切りました。一瞬耳を疑ってしまう妄言です。
プロ野球の監督が聞いたら、卒倒してしまうでしょう。 では、ロシア、中国、韓国、北朝鮮、そして最近はアメリカまでもが、我が国が望まない事を行っている事をどう思っているのでしょうか?
こんな「サヨクかぶれ」が我が国のトップになってしまうのです。
暫くはじっと我慢と忍耐の日々になりそうです。
まあ、負け惜しみですが、憎っくき安倍晋三を引きずり降ろした朝日は、これで以前よりは攻めにくくなると思います。
朝日の紙面がどう変わるか楽しみです。
以上、<知動説>の恨み節でした・・・(苦笑) 失礼しました。
知動説様 自民党が悪い、人材がいない、福田はとんでもないヤロウだ・・・なんでもいいのですが、彼らは貴族ではありません。国民が選んでいるのです。
マスゴミもゴミの一種ですが、それに踊らされているのもまたゴミのような国民なのです。
そして日本は一般国民が主権者なのです。
言いたいことは、我々が日本を良くしなければならないということです。
どうしようもない政治家を落とすのは一般国民が覚醒しなければなりません。
マスゴミに対して、おかしな報道をしたならそんなテレビ見ませんよ、新聞取りませんよ、と言えばよいのです。
だから正論を、ネットで、街頭で、いろいろな手段を使って主張しましょう。
それしか方法はなく、何もしなければ日本は崩壊するしかありません。


知動説様からお便りを頂きました(07.09.23)
佐為さま こんにちは!
先日の私の拙文にわざわざコメントを頂き有り難うございました。
私も基本的な思いは佐為さまと同じです。
「国民は、国民のレベル以上の政治は持てない」と言います。「民主主義」という政治システムをとっている以上、その国の政治は有権者の政治意識やレベルに依存せざるを得ません。
そして、この国の政治は殆ど「ワイドショー」と化してしまっています。
さて、嘆いてばかりいても仕方ないのですが、何故この様になってしまったのでしょうか?
それは私なりに愚考すれば、・・・・・

「レベルの低い国民」⇔「俗悪なマスコミ」⇔「資質を著しく欠いた政治家(屋)」

この「負のトライアングル」が「戦後民主主義」と言う土壌の上で見事に完成してしまったのだと思います。
この「負のトライアングル」の連鎖をどこかで食い止めなければなりません。
さて、材料に「力」を加えていくと一番強度的に弱い箇所から破壊していきます。
先程の「トライアングル」で言えば、やはり「国民」が一番他からの影響に左右されやすい、強度的に弱い箇所だと思います。
しかれば、この佐為さまのサイトの様な場で、国民が反日マスコミによるサヨク的思考の呪縛から逃れられる様な正しい情報を発信して行く事が肝要だと思います。
その為に私も微力を尽くしていきたいと思っています。

以上、<知動説>でした。

追記)
自民党総裁選はやぱっぱり媚中派の福田氏が勝ちましたネ。
残念な事です。
しかし、麻生さんは頑張りましたね。8派閥を敵に回して197票は立派です。
自民党にもまだ一縷の望みを託したいと思います(^_^)   
知動説様 毎度ありがとうございます。
おっしゃることに同意です。
しかし、麻生さんに197票とは!自民の中にも志士はいると感じました。


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