●キンダーブック第11集第1編4月号(昭和31年4月)〜第11集第4編7月号(昭和31年7月)に
4回連続で掲載された作品です。4人の作家(武井武雄、青木茂、筒井敬介、佐藤義美)が
リレー形式で文章を担当し、それぞれに茂田井武が絵をつけています。
ここで紹介するのは、第11集第1編4月号(第1回目)の武井武雄が文章を担当した時の絵です。
童画の父・武井武雄は、茂田井の大先輩にあたる画家ですが、茂田井武のよき理解者でもありました。
本誌に掲載された、猫もいぬも、ちゃっくも、子どもたち一人一人のまなざしも、実に茂田井武らしい
おおらかな線で描かれています。この文を書いた大先輩の武井武雄も、きっと大満足したに違いありません。
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