2007年9月24日

九州旅行

三連休で九州を回ってきた。熊本空港でレンタカーを借りて、阿蘇を通って黒川温泉へ。一泊した後に日田に出て高速道路で有田に行き、それから雲仙へ。雲仙で一泊して長崎空港から帰ってきた。

阿蘇は雄大で良かった。人間が手を入れることで自然が保たれるというのは、欧州では良くあることだ。野焼きや放牧で草地が守られている。世界遺産へ登録の一歩を始めたよう。冒頭の写真は阿蘇の眺め。

黒川温泉は日本で一番の人気温泉だ。街並みはこぢんまりしており、歩けばすぐに一周できる。旅館派はいこい旅館や新明館に泊まるのがよいのだろう。我々は大きなホテルである優彩に泊まった。しかし部屋も広くて快適。お風呂も大きいので良かった。韓国人の家族連れもいたが、黒川温泉なんて不便な所に来るとはさぞや裕福なんだろう。こんな和風テイストが強い場所が好きだなんて、韓国人の本音はそういうもんなんだろう。

宿の食事も美味しかったし、サービス接客も良かった。旅館テイストはないけど、気を使いたくないならここはよい。街中の土産物屋も統一した雰囲気を保っており、なかなか感じがよい。確かに癒される温泉街である。平日に来てみたいものだ。

日田までの道も川沿いの渓谷が楽しめて良い感じである。連休で高速道路が混んでいるかと思ったら、全くそんなことはなくスムースに有田まで行く。有田ではかみさんお待ちかねの深川製磁がやっているチャイナ・オン・ザ・パークに行く。レストラン、工房、アウトレットショップ、ミュージアムが揃った深川製磁のテーマパークである。アウトレットショップはかなりお安くて、日常使いの食器を揃えるには良いところである。俺も鼎のような三つ脚のマグカップを買った。ミュージアムも素敵なところであった。

有田を後にして雲仙へ。諫早から高速を降りて雲仙へ向かったのだが、この道が混む。と言うか逃げ道のない片側一車線道路なので、早く走れないのだ。小浜から雲仙ロードにはいるととたんに車が少なくなり、ヘアピンカーブが続く山道だ。雲仙の街にはいるとすぐに雲仙観光ホテルがある。戦前から営業しているクラシックホテルだ。スイス風の建築で良い感じ。中も大分手を入れて綺麗にしてある。従業員の方達も大変感じが良く、これは良いホテルである。サービスも良く考えられてあるし、お湯は雲仙のお糸地獄から源泉を引いてあり、良いお湯だ。ダイニングの雰囲気も良く料理も美味しかった。ワインもリーズナブルで美味しいものを揃えてあり、良かった。グラスワインでミュスカデのシュール・リーを呑み、赤はヴァルポリチェラを呑んだ。

翌日、すなわち今日だが朝に雲仙地獄を見て回り、元来た道を帰って長崎空港でレンタカーを返した。雲仙は行くのは大変だが、もっと長く逗留したいものだ。三日間天気に恵まれ楽しい旅行だった。

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