2010年1月11日月曜日

正月の札幌

年末年始は東京にいたので、三連休で札幌へ帰省してきた。かみさんを家において親の顔を見に行ったのだ。まあ、取り立てて変わりもなく元気だったのは喜ばしい。

去年はJALに乗ってばかりでANAは殆ど乗らなかった。今年はANAにしようと思っている。本当は逆張りでJALが良いのかも知れんが、株主優待はもうもらえないしね。何せ持ち株が全部紙くずなのだ。しかし証券は電子化されているので、紙くずにもならないのだ。株主責任とのことだが、当然再建されたJALのパイロットやCAの給与水準は大幅減額されるのだろうね?いやならクビにして外国人パイロットにしたら良いよ。年金だけで許す物か。

まあ、そんなわけで3月まででANAのプラチナも終わりになるから、アップグレードポイントを使おうと言う事で、行きも帰りもプレミアムクラスに乗ったのだ。新聞もプレミアムクラスならまだ読める。ま、全てのサービスを金に換算しようというのはある意味で健全だね。しかし金を払ってラウンジに入ろうという人はどれくらいいるのだろう。カードラウンジには今までもお金を払えば入れたわけで。

札幌は思ったほど雪が多くなかった。GWにクロツグミを見た林では、アカゲラを見た。さて連休二日目は天気がよい事もあり、西岡水源地に鳥を見に行ってきた。いやあ写真を撮りたかったミヤマカケスに会えたのはラッキー。

綺麗だよね。ただ用心深いのか、人間から隠れるように移動するので写真が撮りにくかった。これは帰りがけに粘ったときに撮った写真である。今回気がついたのは北海道とは言え、ゴジュウカラはシロハラばかりではないと言う事。西岡で見たゴジュウカラはシロハラではなかった。うーむ。またハシブトガラとそっくりなコガラも北海道にはいるわけで、俺が見ていたのはどちらかはよく分からない。

ちょうどハシブトガラ?が飛び立つところの写真が撮れた。これもカシオのFH25のたまものである。連写が出来るからなあ。また今回はカラ類をすぐ側で見られて可愛かった。ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラである。コガラかも知れんが。
俺のブログで一番出てくるのがこのヤマガラかも知れん。茶色が可愛いよね。雲仙でも軽井沢でも箱根でも会っている。俺の実家の近所にもいるわけだが。

西岡の帰りにまた近所の防風林に寄った。ここはポプラの古い木があるので、アカゲラがいるのだ。ゴジュウカラもいてキツツキのように木を突いていた。ヤマガラとも会った。

すぐ側に来たのでアップで見られた。アカゲラの雌ですね。背中の黒い模様が綺麗ですな。明るく日が差したのでとても鮮やかだ。札幌の自然は是非大切に残して欲しいね。犬を連れて散歩とか是非止めて欲しい。

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2010年1月3日日曜日

謹賀新年&軽井沢万平ホテル

あけましておめでとうございます。

さて去年の軽井沢旅行記の続き。万平ホテルはブランドに頼った駄目駄目ホテルであった。建物は確かに趣はある物の、見事さに於いては奈良ホテルには比べられる物ではない。車で到着しても誰も出てこない。こんな対応は他所のホテルじゃあり得ないよな。食事は奈良ホテルと同レベルの駄目駄目であった。クラシックホテルの中ではきわめて低レベルと言って良い。ただし、ここの客はこう言うのが好きかも知れぬ。銀座マキシム・ド・パリ程度が好きな客なら、こういうありきたりの古くさいフランス料理が良いのかも。だいたいパンが不味い。ミルクパンと米のパンとか言うのが出てきたが、どちらももそもそして味がない。なんじゃこりゃ。コースメニューもつまらん。ヒラメと牛ステーキを出しておけば良いんだろ、的なありがちな感じ。客を喜ばせようという気概はみじんも感じられない。二日泊まって翌日は中華を戴いたのだが、印象はまるで変わらない。フカヒレスープ出せばいいのだろう、牛肉出せばよいのだろう的な。

ワイングラスは一様に煙り臭い。(タバコ吸いながら磨いたのか?)せっかくのワインが台無しである。これは白も赤も同様。ボーイ達は年寄りから若いのまで、動きに無駄が多くだらしない。これは年寄りのボーイが駄目駄目なんだろう。とにかくフロントからドアマンまでチームワークという物を感じない。年寄りが率先垂範していないためと見た。

ジャムもバターもなっていない。本当に吟味しているのか?ホテルで売っているお土産はそそられない物ばかり。だいたい朝飯のジャムがうまくないのだから、お土産で買おうという気も起こらないってもんだ。

帰りがけに県境を越えて下仁田に行ったのだが、ここは美味いものが一杯だった。どうして万平ホテルでは下仁田の食材を使わないのだろう。下仁田ネギ、こんにゃく、縮みほうれん草、上州牛、神津牧場のチーズやジャージー牛乳、日本ミツバチの蜂蜜。ブルーベリーのフルーツソースだって、万平ホテルで売っている物より下仁田の農産物直売所で売っている物の方が美味しそうだぞ、って言うかたぶん美味いと思う。パンだってこんにゃくパンの方が美味い。ブランドに絡め取られて身動きできないような万平ホテルに未来は感じられないなあ。写真の中庭にも自然が感じられない。バードフィーダーでも置いて野鳥でも呼べばいいのに。

中日には中軽井沢で国設野鳥の森のネイチャーツァーに参加。ここでは地下からカワガラスを初めて見る。感激。
川に潜って餌を採っていたよ。
更にはヤマガラも撮す事が出来た。シジュウカラと違ってヤマガラは警戒心が強く、ひまわりの種を取ったらすぐに咥えて飛んでいった。

その後にネイチャーツァーに行った。他にカラ類ではコガラを観察。うちのマンション前にもいたと思うが、ほんとに北海道のハシブトガラとそっくりだなあ。ちょっと歩いた沢でルリビタキがいた模様。俺は動く物を見たぐらいで、ちゃんと姿を観察できなかった。

更に歩いた沢の向こうの斜面で俺がイカルの群れを発見した。残念ながら写真は撮れず。同行のくそガキが五月蠅くて敵わなかった。大声上げるガキはげんこつでも食らわせろよ。
更に登った草地で俺がベニマシコを発見。またもや糞ガキのせいで双眼鏡で見る事も出来ず。ホントに不愉快だなあ。まあこの日はライフリストが三つ増えたのだ。

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2009年12月29日火曜日

冬の軽井沢

昨日から軽井沢に来ている。目的は万平ホテルに泊まることとバードウォッチングだ。万平ホテルにはいろいろ思うことがあるが、もう一泊残っているので帰ってから感想を書こう。今日は軽井沢野鳥の森でのネイチャーツアーに行ってきた。今はホテルで休んでいるところである。今日は行って良かった。天気はいいし、初めて見た鳥が三種類。カワガラスにイカルにベニマシコである。ベニマシコは肉眼でしか見られなかった。イカルは写真が撮れなかった。カワガラスは撮れたので、家に帰ったら写真をアップしよう。とりあえず良かった。午後にも何か鳥がいたのだが、よく確認できなかった。

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2009年9月25日金曜日

シルバーウィークはまた雲仙へ(2)

二日目の朝は朝食から。またたっぷりの朝飯で、お釜で千々石の棚田の米を炊いてくれるから、お焦げも美味しく三杯も食べてしまった。それから車で今日は仁田峠の駐車場へ。ロープウェイに乗り、降りた妙見駅のところからまずは妙見神社の方向へ行く。そして国見岳方向へ。しばらく下ったり降りたりした。登山道の途中、開けたところから見る普賢岳もなかなか良い感じ。

さらに国見岳を目指すと、「国見分かれ」という、国見岳方面と普賢岳方面の分かれ道に達する。普賢岳方面は十分な装備が必要と看板に書いてある。国見岳は15分とのことなので、国見岳方面に行くがいきなり道が細くなり、大きな石で遮られる。これは手袋や装備がいるなあ、と言うことで諦める。今度はもっと装備をちゃんとしよう。

と言うことで下山する。温泉街ではツクツクボウシが鳴いていた。鳥の声があまり聞こえないので、ツクツクボウシばかり声が響く。

ホテルで昼飯を食べようと思ったら、待たされたあげくコース料理しかない。春はアラカルトがあって、六兵衛うどん(サツマイモのうどん)やパスタなんかがあったのだが。晩飯のことを考えると、とても食べてられないので外に出る。土産物屋の一角で、変なラーメンやそうめんを食べて昼飯にした。さすがに5連休なので混んでいるのだ。

ホテルに帰って、図書室で本を読んだり温泉に入ったりして過ごす。夕食は和食にした。日本酒を飲みながら舌鼓を打つ。今晩も伊勢エビのお造りやら、スッポンの入ったスープやらかみさんの好みでない食材があったが、俺は美味しく戴いた。

部屋に帰り気持ち良い酔いに体を任せ、いつしか夢の中へ。んー、二日目になるとちょっと膨満感かなあ。年とともに量を食えなくなってくるのだな。

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2009年9月24日木曜日

シルバーウィークはまた雲仙へ

5連休にネコを横浜のペットホテルに預けて、雲仙へ行って来た。春にも行ったので今年は二回目になる。朝のJALに乗って長崎空港へ。やばいJALだが優先搭乗したダイヤモンドだかJGPだかの客はマナーが悪い。シートベルト着用のサインが消えないうちに立ち上がるは、機内にいるうちから携帯の電源入れるは。実はその彼は帰りの便も一緒で、羽田に着いたときも同じ事をやっていた。登場回数は多いのだろうが人間のレベルは低いねえ。

さて、予約したレンタカーを取りに行ったら、予定していた車が事故にあったとかでワンクラス大きい車になった。マークXとかで大ぶりな割に足下が狭い。まあパワーがあるので運転はしやすいか。ただカーナビが古くて住所が入らないのが困った。さて諫早に入ってから事前に調べていた森山のうどん屋に入る。農家風の店で風情がある。俺はうどん、かみさんは写真の月見盛り蕎麦を注文した。
俺のうどんが甘い。福岡でうどんを食べたときも思ったが、九州のうどんは甘いのか?そうしたらかみさんのそばつゆも甘いという。確かに甘い。「?」という疑問符を付けたまま雲仙に向かう。

雲仙観光ホテルにチェックインした後、ハイキングに向かう。部屋は春と同じ部屋。車を池の原駐車場に止めて、仁田峠まで登る。なかなか急勾配で疲れる。途中で沢山のアサギマダラに出会った。季節的に野鳥と出会う確率がとても低いことは承知していたけど、アサギマダラがふわふわ飛んでいるのに出会えたのは良かった。

ゴールは仁田峠の駐車場なので、ちょっと楽しくない。仁田峠の有料道路も無料化されたので、バイクの集団がとても増えた。ちょっと嬉しくない。

結構な汗をかいたので、ホテルに戻り温泉に入る。いやあ、やっぱりここの温泉が一番好きだ。ずーっと入っていたい気分だが、もちろんパワーが強いのでそんなことは出来ない。風呂上がりにビールを飲んで、夕食まで時間を潰す。さすがに5連休で客が多いみたいで食事は二部制になっていた。夜7時半からのスタート。
相変わらず食事は美味しい。写真はピザ生地の上にトリュフを載せて、アワビを焼いたのが添えてあるような一品。今回は品数も多くちょっと量が多かったかな。俺は歓迎だが、アワビとか伊勢エビとかかみさんのあまり好きでない食材が出てきたね。白と赤ワインのハーフを一本ずつ二人で飲みこの日は終了。

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2009年8月20日木曜日

ドライブするネコ


夏休みに一泊だけ軽井沢へ行ってきた。猫を連れて行ったので何処も見ていないのだが、取りあえずドライブと宿泊をしてみたのだ。行きの車の中では落ち着かず、車の中をあちこち動き回り、後部座席に取り付けたソフトケージの上に上がっているうちに気持ち悪くなったらしく、かみさんの膝の上でぐったりしていた。肉球から鼻から耳まで血の気が失せて白くなったので、乗り物酔いしたのかも知れない。まあ子供と一緒ではしゃぎすぎて具合が悪くなったのだろう。PAで止まりながら行ったので、時間が掛かってしまった。

ペンションに泊まったのだが、まあペンションというのは洋風民宿、若者のクラブ合宿用宿舎って感じかな。取りあえずペット宿泊可なので練習によいかと思い連れてみたのだ。部屋に入ったら怯えることなくあちこちを探索していた。夜もぐっすり寝たので旅行は出来る模様だ。狭い部屋を探索し尽くしたら外に出たがっていた。トイレも問題なく済ませていたしね。

ペンションの近所を散歩したが、猫はやはり散歩に向かない。道をちゃんと歩かないものな。翌日の帰り道では落ち着いたもので、ずっとかみさんの膝で寝ていた。写真は横川PAでかみさんがおぎのやの釜飯を買っている間に撮ったもの。運転席の目の前に寝転んでおります。純は適応力あるね。

かみさんの実家に寄ったのだが、ここは二回目なのだがすっかり義父にも怯えることなくそばに座っていた。

こっちは今朝の朝食時の様子。なんか可愛いポーズをしていたので撮ってみた。

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2009年5月8日金曜日

GWの北海道 その5

いよいよ帰省も最終日。今日は早朝から親父のお薦めである近所の林へ言ってきた。まだ札幌在住の頃も行ったことはあるのだが、その頃は単なる防風林だった。行きすがら近所の川でコガモのペアを発見。


昨日からマヒワが鳴いているのも良く聞く。双眼鏡で観察すると、黄緑色の羽とM字の尾っぽが見えるのだ。さてちょっと歩いて件の林に到着する。歩道が整備されて綺麗になっている。いきなり立ち入り禁止のロープを越えておばちゃんが中に入っている。エゾエンゴサクを摘んでいる。全くもう。。。おまけに大きな袋を持っているが、何を収穫したものやら。野生で生えているものを取らずにおられないこの乞食根性はなんなんだろう。都会に残された貴重な自然なんだが。さすがに一声かけるが、全く無視された。

あきれつつ奥へ進むととても綺麗な声が聞こえる。双眼鏡で観察している人もいる。ヨーク探してみるとこの鳥がいた。
なんとクロツグミではないか。こんな鳥が実家の近くにいるなんて!いやあ、感激です。
videoムービーを貼り付けてみるが、ちゃんと見られるかな?手持ちで望遠にしているので気持ち悪くなるかも。

いやあ、あんまり可愛いんでもう一枚。
とても綺麗な声で鳴くのですよ。お腹の斑点にも注目です。北海道の個体はやや灰色っぽいそうです。

札幌の自然と、それを大事にしない札幌人のことを改めて考えさせられた帰省だった。

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2009年5月7日木曜日

GWの北海道 その4

円山から帰った翌日はお袋を連れて野幌森林公園へ行ったのだが、その前に野幌駅前へ行って煉化餅と江別まんじゅうを購入。煉化餅は昔からある野幌名物のあんころ餅。野幌には煉瓦工場があり、町中にも煉瓦造りの建物が多く残っている。この煉瓦の形を模った餅なのだ。本当のお餅なので冷蔵庫に入れると固くなる。かみさんが興味を示したのだ。江別まんじゅうはお袋が通学の時に食べていたそうな。

自然ふれあい交流館にまずは行く。鳥の声は色々するものの、なかなか見つからない。でもここでもオオジシギのディスプレイを見ることが出来た。あと建物のすぐ裏で、エゾヤチネズミが巣穴から顔を出していた。かみさんはナキウサギみたいと言っていたが、可愛い顔をしている。

それから場所を変えて、開拓の村へ行く。いや、ここの食堂はひどかった。ラーメンが出てくるのに40分ぐらいかかる。従業員も十分いるし厨房も広いが、オペレーションがなってないみたい。実はここ開拓の村でも煉化餅と江別まんじゅうが売っていたのだ。

ここでも施設にはあんまり興味が無くて、鳥を見て歩く。コゲラとアカゲラを発見。お袋を待たせていたのであんまり鳥を見ているわけにも行かず。

話は飛ぶが前の日に円山へ行く道すがら、近所の片側三車線でばんばん車が走っている道路の街路樹でオレンジ色の鳥を見たのだ。街路樹はたぶんトドマツで、鳥は松ぼっくりを咥えていた。イスカではないかと思う。しかしこんな所にと驚いたのだ。

開拓の村の帰りに、ホームセンターに寄り花の苗をお袋に買う。ビオラ、サルビア、マリーゴールドである。庭があるのは良いなあ。

夜は親父とお袋を連れて、前に三人出来たことのあるイタリア料理店、Terzinaへ行く。うん、ここはやっぱり美味しいな。うちの親もイタリア料理のコースが食べられるうちは大丈夫かな。

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2009年5月6日水曜日

GWの北海道 その3

登別温泉から帰った翌日は、両親を家においてかみさんと二人で円山動物園へ行ってきた。子供の頃以来だったけど、確かにずいぶん変わっている。一方で変わっていないところも色々。東山動物園の行動展示を見てしまうと、動物が寝ているところをひたすら見ると言う事がつまらないと気づく。この辺は上野動物園も一緒なんだが。トラやカバ、サーバルキャットが寝ているのはなあ。ユキヒョウは起きていてサービスしてくれた。

円山動物園では双子のシロクマが人気のようだが、40分待ちの行列に加わる気になれず、他の動物を一通り見て退出。食堂はひどいものだね。昔もこんなんだったかな。それよりひどかったのは、地下鉄駅を出た後に動物園へ向かう途中で見かけた花見客たちだ。バーベキューやりまくりである。こんな環境の良いところでばんばん火をたいて、大声を上げる酔客たち。札幌出身であることが恥ずかしくなったのと、俺も地元に残っていたらこういう恥知らずになったのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。アメリカみたいに、日本も公共の場での飲酒を禁止すればよいのに。この点はアメリカに劣るのが日本である。

さて気を取り直し円山登山である。動物園裏から頂上を目指す。ちょっと登ったところでいろいろ花が咲いている。まずは春一番を告げるエゾエンゴサクである。
円山の登山道を上るとすぐにお出迎えだ。青い花が綺麗だ。

次に出迎えてくれたのがヒトリシズカとオオタチツボスミレだ。
スミレは種類が多すぎてよく分からん。家に帰ってからネットで調べてようやく分かった。でもどちらも味わいのある花ですな。他にもエンレイソウなんかが咲いていた。

さてちょっと登るとすぐに野鳥の声がしたのだが、なかなか見えない。さらに登っていくとカラ類が見える。シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラだ。しかし角度が悪くてなかなか良く見えない。さらに登ると野鳥がずいぶん集まっている。後で気づいたら誰かが餌台をもうけて、ひまわりの種とクルミを置いていた。しかしカラスなのか、大半が木の根元に落ちていた。そこでゴジュウカラとヤマガラとハシブトガラ、シマリスの撮影に成功した。まずは見たかったゴジュウカラ。

北海道の亜種はシロハラゴジュウカラと言って、お腹が白いのだがよく分かるでしょう。お腹の白さと背中の青灰色が綺麗だと思う。この鳥は何故か木の幹を逆さに降りてきたりするんだな。ピンぼけだけど顔の見える方の写真はこちら。目の所にラインが入っております。円山には沢山いるらしい。



ヤマガラも来たのだが、上の方に止まったので下から見上げる写真になった。
オレンジ色が綺麗なのだ。可愛い鳥ですな。シジュウカラもいっぱいいるけど、シジュウカラはどうしても東京の家の近くにもいるので写真を撮ろうという気が起きない。すいませんね。可愛いんだけど。

で、北海道にしかいないハシブトガラに円山でも遭遇した。
この鳥によく似たコガラという鳥もいて、これが仮にコガラだったとしても見分ける自信はありません。ベレー帽が可愛いですね。ゴジュウカラと同じくひまわりの種を割って食べておりました。ゴジュウカラは咥えてどっかに運んで食べているようだったけど。

さて頂上に着いたら大勢の人が狭い頂上にひしめいていた。犬を連れている人もいてやだなあ。犬も環境を汚すのでこういう所に連れてきて欲しくない。糞を拾う人はいても小便をさせない人は殆どいない。しかし犬の小便は匂いを発してテリトリーを示すものだ。野生動物に影響を与えないと言えるだろうか。犬は好きでも嫌いでもないが、犬を連れている人は好きでないことが多い。

さっさと下りに入って、今度は八十八カ所の側を降りていく。円山は双子山とも呼んでいたが、双子の稜線を降りる方だ。だから降りているのにちょっと登りもある。こちらの側にも餌台があってシマリスに出会う。さっきの餌台でもシマリスはいたのだけどね。

こいつはドジなシマリスで、やっと殻を外したドングリを落としてしまっていた。エゾリスももっと下の登山口で見かけられたようだが、我々は会えなかった。登山口からちょっと歩けばまた花見の連中に出会う。札幌の自然の豊かさは素晴らしいが、人間は自然に見合っているだろうか。何となくしょんぼりした気分になってしまった。

帰りがけに六花亭であずきソフトを食べたら、大変美味しかったのでまた気を取り直して地下鉄に乗ったのだった。

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2009年5月5日火曜日

GWの北海道 その2

翌日は両親を連れて登別温泉に一泊した。一日目はクマ牧場見学である。子供の頃に来たきりなのでディテールは全く忘れている。ゴンドラで登るんだね。かみさんは大喜びでヒグマに餌をやっていた。100円/袋を7袋も買っているんだから、思うつぼというかなんというか。本当に動物に餌をやるのが好きだよなあ。

その後は旅館で温泉に入る。硫黄の匂いのする濁り湯で良いお湯だった。登別温泉、侮れないなあ。清水屋(きよみずや)という旅館だったが、味付けが濃すぎず美味しかった。

翌日は地獄谷→クッタラ湖という流れで一通り観光する。地獄谷もこうしてみると規模が大きいね。箱根の大涌谷や雲仙地獄と比べてもスケールが違う。
しかし中国人団体客の多いこと。またみんな立派なCannonの一眼レフを持っているんだ。台湾や香港の人かなあ。

それからクッタラ湖へ。ここも子供の頃に来たはずなのだが、記憶は曖昧だ。摩周湖に次いで透明度日本二位のカルデラ湖である。ほぼ丸いかたちをしているが、湖岸一周道路など無いので自然が保たれていると思う。今回は親が一緒だったので、車で観光というスタイルだったが、登別は遊歩道も多いので泊まってハイキングも楽しそうである。鳥の声もしていたね。

登別は札幌から車で2時間かからずに来られるので、実は凄く便利なんだなと改めて思った。ちなみに登別カルルス温泉はもっとひなびたところで、泉質は無色透明らしい。

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2009年5月4日月曜日

GWの北海道 その1

GWは実家のある北海道に帰っていた。さっき東京に帰ってきたところである。今回はあちこちで自然に触れることが出来て、大変楽しい帰省であった。

千歳空港に着いたのは4月29日なんだが、レンタカーを借りてまずはウトナイ湖に行ってきた。ウトナイ湖ではネイチャーセンターでいろいろな動物を見ることが出来た。野鳥だけで、アオジ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、アカゲラ、コブハクチョウ、ヒシクイ、ミサゴ、トビ、オオジシギを見ることが出来た。あとひょっとしてオジロワシやコハクチョウも見られたのかな?リスはシマリスとエゾリス両方見ることが出来た。さて順番に。

ネイチャーセンターのガラス張りの一角から、水場と餌台が見られる。水場は古いボートを埋めたもの?とか言っていたような。ここの周りの地面にはアオジが餌を探して歩き回っていた。黄緑色が綺麗です。


餌台にはハシブトガラやゴジュウカラがひまわりの種を取りに来ていた。ゴジュウカラはなかなか写真に撮れなかった。結構見たかった鳥なので感激。でも後で円山の方がよく見られる事が分かった。写真はハシブトガラ。


金網には牛脂らしいものが入れてあり、ここにはアカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラが突きに来ていた。写真はアカゲラ。アカゲラは冬に西岡水源地でもお目に掛かっているが、後に野幌森林公園でも観察できた。札幌にはいっぱいいるね。お尻の赤が綺麗です。林の中で木を突いているときは、ドラミングの音が響きます。



窓際の餌台にはシマリスが登ってきて、頬いっぱいにひまわりの種を詰め込んでいた。


さらに置いてあったリンゴにはヒヨドリが止まって突いていた。東京のヒヨドリは黒いが、北海道のは白っぽい気がする。このリンゴにはエゾリスも囓りに来たのだ。
タイワンリスより可愛いと思うのだが。

ネイチャーセンターを後にして、湖の方へ向かった。藪でオオジュリンを見たとかみさんは言うが、俺はちゃんと視認できず。湖の畔ではコブハクチョウが巣で抱卵している。
へーって感じ。そうか、子育てをここでするんだ。

湖では鯉?がボチャンボチャン跳ねている。なんだろ?ヒシクイが二羽いたのだが、近寄ると逃げていく。厚かましいカナダガンとはえらく違って恥ずかしがり屋だ。湖畔を離れて林へと続く道を歩く。少し開けたあたりに来ると、上空をジュビジュビ言いながら二羽の鳥がドッグファイトをしているように飛んでいる。けんかをしていたのかと思ったが様子が違う。どうも繁殖期のディスプレイらしい。後で調べたらオオジシギだったようだ。いやあ異音を発するし、低いところを飛ぶし大変な迫力だ。これはちょっと感激だった。

初日のウトナイ湖でかなり満足だった。

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2009年3月26日木曜日

三度目の雲仙旅行

三連休に三度目の雲仙旅行をしてきた。初めて春に行ったのだ。またまた雲仙観光ホテルに泊まりました。いつも行くたびに進化しているこのホテルは大好きです。今回はお土産がちょっと充実していた。前回は秋のお彼岸に行ったのだが、飛び石連休でシーズンオフだったためか、えらく空いていたのである。今回は三連休のためか良く客が入っていた。慶賀の至りである。今回の旅行は残念なことに、風邪のためかみさんの調子が悪く、ハイキングが出来なかったのである。まあ、一人でダム湖の周りを一周はしてきたのだが。しかしご飯はちゃんと食べていたのである。たいした食欲なのである。

今回はJALの株主優待券で長崎空港まで飛んだ。JMBのサファイアになって、というか即JGCに入ったので、その後初めてのJAL旅である。国内線のサクララウンジには初めて入る。ANAのSignet(ANAラウンジになったんだっけ?)と比べてどうかというのはよく分からん。ま、似たようなものか。かみさんは牛乳が缶入りだけなのが不満の模様。俺は青汁のあるANAがいいかな。しかしJALのCAはやはり年齢が高い印象。なんか怖いよね。そこら辺はANAがやっぱりいいかなあ。

到着して雲仙観光ホテルの改良点その二として、メンバーシップのハーフティンバークラブというのを始めたこと。期間限定でサービスてんこ盛りである。ミニバー使い放題だし。家族風呂も二回使いました。いやあ、リラックスできるわ。ここの温泉は加水なんだが、元が濃いせいか全く問題ない、と言うか一番好きだわ、ここのお湯。

着いた日に仁田峠まで車で行った。ちなみにここは有料道路なんだが、4月1日から無料になるのね。途中の展望台からは、普賢岳の溶岩ドームが良く見える。ただし雲が出てきて仁田峠駐車場は真っ白で何も見えず。雲の中は寒いし。ロープウェイぐらい乗ろうかと思ってたが断念する。ホテルに戻って風呂を浴びてから食事。かみさんの調子を考慮して和食にする。またまた美味しいね。春なんで秋とは食材も違って。菜の花や竹の子、蕗の薹をあしらった料理も風情がある。良い気持ちで就寝。そうそう、部屋も今回は今までと違う、ちょっと広めの部屋で快適だった。

翌日は天気も回復し、仁田峠のロープウェイに乗って上から眺望を楽しむ。有明海から橘湾までぐるりと見える。さらにクリアだったら阿蘇山まで見えるらしい。しかし上の方は結構冷える。海岸際の小浜温泉とはずいぶん気温が違いそう。ウグイスがまだ下手くそなさえずりを聞かせてはいたが。

午後はかみさんを部屋に残して一人で出かける。どうも風邪の調子が良くないのだった。ダム湖の周りを一周したが、山裾では鳥の声も聞こえずむしろ道路の方で鳥の声が良く聞こえた。観察したのはウグイス、ホオジロ、コゲラ、キンクロハジロ、シジュウカラなど。実はホテルの部屋で鳥の声が聞こえるから、窓を覗くとシジュウカラとヤマガラが囀っていたりした。出かけるまでもなかったか。

晩飯は今度は洋食。仏蘭西で食べる仏蘭西料理より美味いなあ。相変わらずナプキンが可愛い。和食の時は着物のように畳んでいるのだ。ワインも良心的価格で、白と赤のハーフボトルを一本ずつ頼んだのだが、フルボトル一本ぐらいの値段で頼めたのだ。

帰りの日は大雨で、渋滞してしまったせいで有田に行くのが遅れてしまい、かみさんの好きな深川製磁には30分強しかいられなかった。ちょっと次回はよく考えないと行けないなあ。熱がありながら、それでもしっかり買い物はしていたね。

と言うわけでちょっとコンディションには恵まれなかったが、新たな魅力も感じたのであった。また行くぞ。

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2009年1月12日月曜日

2008年の温泉

昨年行った温泉を振り返る。2007年のはランク付けとかしたけど、今回はそんなに行ってないので思い出すままに書き連ねる。

八幡平ロイヤルホテルは松川地熱発電の残り湯だったけどパワーはすごかった記憶がある。しかしダイワロイヤルホテルはどこもそうなのだが、建物が老朽化しているし食事も平均してそそられない。(河鹿荘とか例外はあるが)行ったときもそうだったが、アジアの団体旅行客向きのホテルといえよう。円高で厳しいとは思うが。

北海道では旭岳の万世閣ふたつ。泊まったのはディアバレーの方だったが、ベアモンテの風呂も入りに行った。風呂は大きさが違うので、入った感じは違う。噴煙を上げている旭岳近くの温泉と言うことで気分は良い。お湯も良かった。前の年の天人閣はやっぱり風呂も古くて汚かったし。こちらは綺麗。旭岳ではギンザンマシコに会いたかったなあ。

伊豆高原の温泉。会社の健保組合保養所なんだよね。いつまであるかと思うと感慨深い。温泉自体は海の近くでしょっぱい温泉なんだな。こういう温泉って海洋深層水の風呂とどれぐらい効能が違うのだろうといつも思う。でもお風呂は良いんだな。場所柄ガキが騒いでいる確率が高いのが難点である。

倉敷のホテルドーミーイン。ここは最上階に温泉がある。部屋にはシャワーだけで、割り切りはなかなか良い。温泉は地下深くから汲み上げているとのことだが、場所柄ここもしょっぱい温泉だ。ちょっとぬるいので、露天風呂はいただけない。ビジネスホテルだから安くて良いかも。ホテル密集地帯だよね。

この間行ったザ・プリンス箱根。お風呂は良かったが特徴はよく分からない。宮ノ下の富士屋ホテルもそうだが、箱根のお湯ってよく分からないんだよね。他が良かったから良いか。

今年もやっぱり良かったのは雲仙観光ホテルだ。お湯は本当によい。露天風呂も気持ちが良いなあ。9月以外の季節に行きたいものだ。お湯だけだと咲花温泉とか、松之山温泉は良いのだけど、宿全体でみると雲仙観光ホテルが俺にとってはベストだな。今のところ。

今年はあんまり温泉に行けないかもなあ。と言うか旅行に行けないかも。

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2009年1月2日金曜日

謹賀新年

年末年始に札幌へ帰省していた。30日から大晦日にかけては結構雪が降り、飛行機も欠航していた模様。とは言え、元旦から今日は良い天気であった。

29日には西岡公園に野鳥を見に行った。到着して園内に入るとエゾリスがお出迎え。かみさん大喜び。そして綺麗な鳥を見た、と言っていたが俺は見ることが出来なかった。

さて、池は凍っていたが一部溶けていて、水が流れ出していた。その部分に合鴨が二羽いた。でかくて飛べないらしい。さらに池の周りを歩いていくと、超望遠レンズを付けた一眼レフを持ったおじさん達がいた。見ている先には金網の中にバードケーキがありキツツキがいる。手前には餌台があって、カラ類がいるみたい。俺も遠くから写真を撮ってみた。
アカゲラであります。実はこの先池の反対側でも木を突いていたのを何羽か見た。ドラミングも聞いたのである。しかし木を突いているときは、動きが速くて、写真を撮るのが難しいのだ。背中や枝の陰の写真ばかり撮れてしまったので、顔が見えるこれを載っける。

そのアカゲラを見ていたときに通りすがりの人が、この辺はクマゲラがいるよ、と教えてくれた。残念ながら声を聞くこともなかったが、是非見てみたいものだ。管理事務所付近に戻ったら、またかみさんが綺麗な鳥がいるという。回り込んでみてみたら、大きな鳥だ。鳩ぐらいある。双眼鏡で確認したら、どうもカケスのようだ。撮影には失敗した。北海道にいる亜種ミヤマカケスの模様。地面というか雪の上でエゾマツの実か何かを突いていたのが、俺を見て樹上に登り、ふわーっとどこかへ飛んでいった。綺麗な鳥ですな。

事務所前ではカラ類がいたが、種類までは確認できず。かみさんはヤマガラを見たそうだ。見たかったシマエナガには会えず。マシュマロに串が刺さったのを見たかったなあ。

さて元日の昨日は近所の神社に初詣。この神社の向かいにはちょっとした林があるのだ。初詣の順番待ちをしていたときには、神社の木にシジュウカラがいたのだが、初詣後に林に行くと色々鳥がいる。コガラかハシブトガラみたいのも発見。しかし動きが速くて写真は撮れず。実が残った大木には鳥が群れで集っている。遠くてよく分からなかったが、写真をアップにしてみるとマヒワのようだ。黄色っぽい体色と黒い頭、そして尾羽の先がM字であることが判断理由です。木の下から高いところを撮ったので、あまり分からないかも。

実家の近所にはナナカマドがいっぱい実を付けていたのだが、どこでもキレンジャクを見ることは出来ず。しかし冬の北海道は、8月頃よりよっぽど鳥を見ることが出来て楽しいものですな。今年もよろしくお願いします。

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2008年12月22日月曜日

ザ・プリンス 箱根

箱根に一泊旅行で行ってきた。ザ・プリンス箱根、プリンス系では一番良いというブランドである。これが一泊二日二食付きで12,500円である。おまけに小田原から送迎バスがあるのである。木々の葉っぱも落ちて野鳥も見られるかな、と思い行ってきた。

あいにくの強風で芦ノ湖でも富士山は見られず、取りあえず水族館に行ってみる。ペンギンの泳ぐ姿がかっこいい。キングペンギンの雛は親より大きい。黒くてもこもこしている。バイカルアザラシは風船というか、でかい爆弾みたいに見えた。なかなか水族館は見応えがあって良かった。ただ記念写真を売りつけるのはうざいなあ。

湖畔をぶらりとしたら早速温泉へ。露天風呂は広いのだが、風が強くて葉っぱや枝が落ちていた。泉質はよく分からないなあ。晩ご飯はバイキング。まあ美味しかったと思う。ノルウェー風ポトフってのはよく分からんが。食べ過ぎた。ちょっとしか呑んでいないのだが、満腹も相まって寝てしまった。

翌朝の朝食もバイキング。和食が美味しい。焼き鮭もオムレツもひじきもシラスおろしも美味しくいただけた。その後、駒ヶ岳ロープウェイに乗りたかったのだが、強風で止まっていた。そこで樹木園に向かう。人がいなくて良いね。樹木園ではかみさんが青い鳥を見た、と言っていたが俺は見えず。その後九頭龍神社へ。そしたら微妙な年齢の女性達が、真剣に長時間手を合わせている。そこを通り掛かりの我々が冷たい視線で見られる。俺はキツツキのコゲラを双眼鏡で覗いていたんだが。

その後神社の側で、シジュウカラとヤマガラとエナガの混群に遭遇。結構興奮。ヤマガラは初めて見たし、エナガもそう。どっちもかわいいね。エナガは頭に白い線が。というか眉毛が黒いとも言う。ヤマガラはオレンジ色が綺麗。夢中になっていたら先ほどの女性達が。「珍しいんですか?」とか聞かれた。なんじゃそれ。どうも後で知ったが、縁結びの神として有名らしい。なるほど。

もうちょっと鳥が見られたら良かったが、風も強かったのでこんなものだろう。安かったし良かった旅だ。

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2008年11月6日木曜日

アメリカン・ダイナー

前回の続き。やっぱり時差ぼけが取れるのに時間が掛かった。東海岸はなかなかハードである。

リッチモンドではステーキのRUTH'S CHRISという高級ステーキハウスに連れてってもらい、プライムリブを戴くが、このあたりで親不知が腫れてきて奥歯で肉をかめなくなった。そのせいもあるのか、あんまり美味いと思わなかった。むしろ翌日のシーフードのお店が良かった。

こんなニジマス料理。日光金谷ホテルより、美味い。。。かな?添えてあるのはジャスミンライス。ここでは憧れのコーンブレッドも戴く。まあ、思った通りハイカロリーの食べ物だったが。この日は日中に雨の中ワイナリーに連れて行って貰う。有り難う、O田さん、O曲さん。こうしてみると田と曲って似てるね。ヴァージニアでワインを作ってるんだなあ。

それからまたボストンへ移動。工場の人たちと合流して仕事一日目の夜は"Chart House"と言うレストラン。
中は吹き抜けでなかなか良い感じ。流石にもうロブスターは頼まず、クラブケーキを頼む。カニで作ったハンバーグみたいなものか。
親不知が腫れていてもこれなら食べられるね。

翌日はフェンウェイパーク向かいのBoston Beer Worksへ行く。ここで季節限定だというので、ブルーベリービールってのを頼んだがこれは大外れ。なんか水っぽくてホップの味がしないし、ブルーベリーに泡が付いて浮いたり沈んだり。まあ下手物ですな。

しかし経済危機を迎えたはずのアメリカなんだが、どこのレストランも混んでいてどこ吹く風って感じ。尤も住宅の販売は低迷して、あちこちで売家の看板が立っていた。ローンを払えなくなった人が多数だろう。これから実体経済に波及するのは明らかだ。

いつまでレストランが混んでいるのかな、と思ったのだった。

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2008年11月1日土曜日

アメリカは美味しい

昨日日本に帰ってきた。絶賛時差ぼけ中である。2月の訪米時より長く滞在したので、結構応えている。今回は東海岸をうろちょろして、途中バージニアに週末行ってきた、って感じだろうか。

二回ボストン近郊に行ったので、シーフードを結構食べた。歯が痛くなったりしたせいもあって、肉は積極的には食べていない。普段牛肉はあまり食べないもので。その結果の結論としては、アメリカは美味しいじゃないの、って事である。アメリカの料理は決して不味いもんじゃない。まあ確かに量があれすぎるとか、どう見ても体に悪いだろこれ、とか、マスプロの食べ物はちょっと、って言うのはあるんだけど、レストランの料理が悪いって事はない。知ったかぶりでアメリカに美味いものなし、ってのは違うと思う。

まずはシーフードから。俺はぺらぺらのオイスターなら、このハマグリの方が生で食べるには良いと思う。Cherrystoneという名前だ。
辛いソースやらニンニクやら付いてくるけど、レモンを搾るだけで十分。日本人なら生の貝はOKだろう。これはLegal Seafoodだけど、2月にUnion Oyster Houseで食べた方が美味しかったかな。

そして定番のNew England Clam Chowderである。
店によって味がそれぞれ違うんだが、今回は至る所でクラムチャウダーばっかり食べていた。クラッカーは入れすぎないこと。クラムの量がそれぞれ違うし、塩っ気も違う。寒いときには良いよね。

そしてロブスターだが、これも単に塩茹でが良い。余計なソースは要らないので、これもレモンを搾るだけでよい。
まあ、こんな食事をしてシャルドネのワインを30ドルぐらいで1本注文できるので、まあ良いんじゃないですか。難しいことを考えなければ、これで十分幸せだあ。素材が良ければこれで良いと思うのだ。円高だしね。

この項続く

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2008年10月22日水曜日

アメリカに来ている

月曜日からアメリカ出張で東海岸に来ている。JALの方がANAより飯がうまいと聞いていたがそうでもない。おばちゃんCAの給仕がいい加減というか雑で興ざめ。ベテランのくせにこれじゃあなあ。組合運動を頑張ってそうなタイプ。シートは新しいShellFlatNeoだったが良かった。モニターがでかかったのだが、結局見てなかった。

さて東海岸はすっかり紅葉シーズンでなかなか綺麗である。落葉もかなり始まっている。二日続けてステーキだったが、なかなか良いものに当たってまずは満足。いまはアメリカでもアイスコーヒーが飲めるのね。などととりとめのないことを感じている。泊まってるホテルだがWhirlpoolの風呂と言うことで、肩までちゃんと漬かれるのは良かった。Fairfield Inn & Suites程度なんだが。今晩はボストンに移動。魚だな。

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2008年9月28日日曜日

九州旅行 その4


唐津は唐津ロイヤルホテルに宿泊した。ロイヤルホテルも老朽化してきて、部屋はまあ広いのだけど魅力はないなあ。食事前に近所なので虹の松浜を散歩する。眺めはよいね。九州の海岸は長崎も佐賀も小島がいっぱい浮かんでいて良い眺めだ。晩飯は和食なのだが、ケンサキイカの活き作りが売り物の模様。スルメイカのようにねちゃっとしていない、シャキシャキした食感が魅力だなあ。透明な外観も魅力だ。

これは美味しかったのだが、他の料理はなあ。鯛のあら炊きぐらいかなあ、良かったのは。量が多い割に、本当に美味しいと思って出しているのかが疑問な感じである。固形燃料の寄せ鍋なんか、ひどいものだ。直前に雲仙観光ホテルで心づくしが感じられる料理を頂いたので、ことさら差を感じる。大浴場でも高校生のボンズがばしゃばしゃ騒いでるし、まあ大衆的なのだろうけど、これじゃアジアの団体さんもがっかりするよ。

翌日はフライトまで観光することにした。車で30分ぐらいの呼子漁港に行って朝市を見てくる。ケンサキイカとアオリイカがいっぱい売られている。安いなあ。買いたいところだが土産をたっぷり買ってあるので、とてもイカなど買えない。でもおじいちゃん、おばあちゃんばかりで大丈夫なんだろうか。それから呼子大橋を渡り、加部島に行ってみる。加部島には遊覧ヘリコプターなんかもあった。ここも展望台の眺めはよい。昼食は橋のたもとのマンボウという海中レストランで食べた。すごく混雑している。窓の外は海で、ベラとかカワハギのちっちゃいのが寄ってくる。ときどきアジも見える。

それから波戸岬の方へ行って見た。海中展望台には行かなかったが、運動公園見たいのがあってかみさんは滑車につかまって大喜び。そして福岡に向かって走った。ちょっと早めに車を返してANAラウンジで時間を潰す。ビール一杯に芋焼酎の水割りを飲む。向かいに座ってきたゴルフ帰りのサラリーマン二人、おつまみをごっそり鞄に入れてた。本当にみっともないねえ。恥と引き替えにいくら得したのか?

と、まあ人間模様を見て帰宅した。今回は天気に恵まれたし、雲仙でハイキングを二回もして運動になった。おかげで食べた割には体重も増えず良かったなあ。雲仙観光ホテルには是非季節を変えてまた行きたいものだ。

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2008年9月26日金曜日

九州旅行 その3


本日の夕食は洋食、ってフランス料理である。昨日の和食にもサービスでワンドリンク付いていて、スプマンテとカヴァを頼んだのだが(って見た目一緒だが)なんとこの日も付いていた。料理は和食に負けず非常によい。アミューズ・ブーシュに始まり、前菜、サザエのブルゴーニュ風、スープ、魚、口直しのシャーベット、肉、デザート二品、コーヒーである。量が多すぎず楽しめるが、流石にこれだけの品数だとお腹がいっぱいだ。すべて良かったが、魚料理だけ写真を載せる。橘湾の鯛を使った一品である。

ナプキンのたたみ方から素敵だったが、テーブルの蝋燭も非常にセンスを感じる。そう思って聞いたら特注品とのこと。どうだろうか。レストランで良くある太くて背の低いキャンドルではなく、ちゃんと蝋燭って感じだ。そう言えば山中ですれ違った一人旅の女性がなんとホテルも一緒で食事を一人でしていた。他にも年配の女性が一人で食事をしていた。この日は飛び石連休の日曜夜で、翌日は平日のため宿泊客が少なかったので目立ったのだ。確かに女性一人で来たくなる良いホテルだが、一人じゃつまんないよなあ。フルコースを黙って食べるなんて苦行だと思うのだが。

翌日は車を走らせて有田へ。かみさんの趣味である深川製磁のアウトレットショップである磁器倉へ向かった。チャイナオンザパークは去年も来たが綺麗なところだ。かみさんの背中を押して色々と買わせる。自分は三つ脚の黄地うさぎのマグカップを買う。それから唐津へ向かって車を走らせる。途中伊万里の道の駅へ寄ったが、あんまりぱっとしない。果物が名産なのね。

続く

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