2007年8月29日

釣りバカ日誌

またまた映画の試写会である。釣りバカ日誌18の試写会に一ツ橋ホールへ行った。もともと釣りバカ日誌はたまに見ても笑えなかったので、相性が悪いのだろうなあ、と思ったら案の上である。二時間近くくすりとも笑えなかった。

まず役者達がヤバイ。三国連太郎はいつ死んでも不思議無いぐらいの様子である。浅田美代子の汚さは尋常でない。石田えりが降板したのはしょうがないとしても、なんでこんな汚い女優使うかなあ。谷啓もやばい。サラリーマン役はないだろう。とっくに年金暮らししてるはず。嫌いな高嶋弟も見たくない。檀れいもびっくり。最初分からなかった。「武士の一分」の時は綺麗な人だと思ったのだが。太ってほっぺたがふくれてる。二重あご。お前は山瀬まみか。激しくバッドシェイプである。女優としてはやばいんじゃないの。以上のように見てるだけでつらい役者のオンパレードである。

さらに脚本が駄目すぎ。こないだの「ミルコのひかり」の方がよっぽど笑えたぞ。あんまりにも脚本がつまらないせいか、西田敏行が大げさな芝居で笑わそうとしてるので、更に萎えてくる。だいたい西田敏行と三国連太郎はまるで釣りバカに見えない。ちっとも釣りが好きそうではない。脚本家も監督も釣りが嫌いなんじゃないか。海岸を工事したらメバルやカサゴやアイナメが釣れなくなる?マリーナ作ってテトラとか沈めたら、こいつら増えるんじゃないの?

映画のラストで瀬戸大橋を映し込んだ遠景が広がる。一応テーマらしいはずの環境問題もぶちこわしですな。自然だけ映しとけよ。改めて寅さんの偉大さが分かった二時間であります。

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2007年8月25日

ミ ル コ の ひ か り

ミルコのひかりと言う映画の試写会に丸ビルへ行った。一週間前のことだが。そんなに期待していなかったのだが、かなり面白かった。邦題はなんか訳分からんのだが、ストーリーが単純な割には脚本が良いのか、笑いと感動があって見た後の気持ちは上々である。

子供の時に事故で視力を失い、盲学校に転校させられる主人公(当時のイタリアでは法律により盲人は盲学校に行かねばならなかった。日本ではどうなのかは知らない。そこで心を閉ざすのだが、元から映画好きの主人公は今で言うサウンドノベルの制作をテープレコーダーによって行う。やがて友達を巻き込み、学芸会の発表がクライマックスとなる。

笑えたのはシスターが子供達を脅かす声を録音して、勝手に魔女役をやらすところ。神の僕(と自分では思ってる)であるシスターの言ってることがそのまま魔女の台詞に聞こえるところは、とても皮肉が効いていて面白い。

見て損しない映画である。

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2007年8月19日

北海道に帰省してた


先週は夏休みで北海道に帰省していた。東京が暑いのでしめしめと思っていたら北海道も暑かった。実家の寝室にはエアコンがないのでいい年して汗疹になってしまった。まあでも温泉三カ所に行けて良かったです。

行ったのは月形温泉、ユンニの湯(由仁町)、天人峡温泉である。月形温泉とユンニの湯は宿泊施設もあるのだけど、日帰りがメインの模様。三つの温泉はいずれも源泉掛け流しで、キャラがかぶることなく個性的である。

月形温泉はラーメンチェーンむつみやの工場そば。ちなみにむつみやはセントラルキッチン方式を取っているので、ここと滝川だっけな、別の工場でスープを作って全国に送ってるはず。温泉前の昼飯もここで食べたけど、店員のオペレーションが悪くラーメンがなかなか出てこない。おまけに麺も伸びてた。温泉の方はかなりのパワーだ。湯ノ花が浮いててちょっと黄色っぽいお湯だが、出てから汗が止まらない。この日はぐっすり眠れました。

ユンニの湯はユニガーデンの隣。写真がユニガーデンなのだが、この日も暑いの何のって。今回は一週間レンタカーを借りてのドライブ三昧だったが、北海道でもエアコン必須ですな。設備はログハウス風の立派なもの。お湯がまた東京の黒湯みたいなお湯で良かった。ちょっとぬるっとした感じ。肌がすべすべする感じである。

天人峡は泊まりで行った。お湯はこれまたパワー十分。出てきたときは透明だが空気に触れて白濁するそうな。濁っていて全く浴槽の中は見えない。露天風呂もあったのだが、巨大なアブが風呂の中の岩に止まっており、すぐ室内に戻った。スズメバチに似ていて不気味である。アカウシアブであろうか。この日も夜は9時ぐらいに寝てしまった。それぐらいパワーがあるのだ。

観光は旭山動物園に行ったり、サッポロビール園に行ったり、美瑛の丘を見たりとそれなりに。両親を連れて京王プラザホテルのフランス料理に行ったりもした。美瑛はあいにくの雨で眺めが今ひとつ。また行きたいものだ。旭山動物園は面白かった。でも人が多いね。冬に行ってペンギンの散歩を見るのがよいかも。行くのが大変だが。

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2007年8月5日

ニューグランドに泊まりました


また一週間前の話。

クラシックホテル宿泊シリーズ。今回は結婚記念日にニューグランド本館に泊まる。
実はそんなに期待してなかったのだが、ごめんニューグランド。いやあ、良かったです。建物も趣があるし何よりサービスがよい。レストランのル・ノルマンディも実によい。写真はレストランからの眺め。この後更に暗くなって実にムードがある。料理も良い。やっぱり横浜だから田舎の観光ホテルとは違うなあ。今までのクラシックホテルで比べると、料理の順番は
ニューグランド>宮ノ下富士屋ホテル>日光金谷ホテル>奈良ホテル、と言った感じである。田舎ほど料理のレベルは下がる。奈良ホテルだと結婚披露宴で良く出るフランス料理、って感じ。もっと頑張って!<奈良ホテル しかしレストランは金曜日なのに客は我々を入れて五組というのは寂しい。もっと繁盛して良いと思うのだがなあ。ワインはコート・デュ・ローヌのシャトー・ヌーフ・デュ・パフ。スパイシーで癖のある例のやつ。

従業員の方達の感じも実によい。会員になると割引がいろいろ効いてお得なのだ。お土産にはフィナンシェが美味しいのでお勧めである。また来たいと思ったのだ。

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