2008年10月22日

アメリカに来ている

月曜日からアメリカ出張で東海岸に来ている。JALの方がANAより飯がうまいと聞いていたがそうでもない。おばちゃんCAの給仕がいい加減というか雑で興ざめ。ベテランのくせにこれじゃあなあ。組合運動を頑張ってそうなタイプ。シートは新しいShellFlatNeoだったが良かった。モニターがでかかったのだが、結局見てなかった。

さて東海岸はすっかり紅葉シーズンでなかなか綺麗である。落葉もかなり始まっている。二日続けてステーキだったが、なかなか良いものに当たってまずは満足。いまはアメリカでもアイスコーヒーが飲めるのね。などととりとめのないことを感じている。泊まってるホテルだがWhirlpoolの風呂と言うことで、肩までちゃんと漬かれるのは良かった。Fairfield Inn & Suites程度なんだが。今晩はボストンに移動。魚だな。

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2008年10月19日

深まる秋

秋が深まって来ていることを一番実感するのはヒヨドリの鳴き声だ。夏の空気が東京に居座っているときには聞こえなかった声が、秋の空気とともにあちこちで聞こえる。うちはマンションの9階なんだが、ヒヨドリの大きな声が急に響き渡るようになった。まだあちこちに餌が豊富にある時期だから、かみさんの餌やりは禁止である。12月になってからで十分だろう。

先日アメリカ軍から横田空域の返還があったので、羽田から西に行く飛行機のルートが変わった。岡山便は横浜の上を飛んでいくようになった。この間まで多摩川のちょっと南を飛んでいたので、天気の良い日に右側の窓から我が家が見えたりしたのだ。それがもう見られなくなったのはちょっと寂しいかな。これで燃費の向上や飛行時間の短縮があるらしい。でも朝方の羽田の離陸待ち時間を考えると時間短縮ってのは関係ないね。

先週でも南アルプスの山々は山頂近くは白いものが見えた。その下は紅葉だ。山の姿がグラデーションに彩られる季節である。南へ渡る鷹もいれば、北から渡ってくるカモや小鳥たちもいる。日本はそんな鳥たちの交差点である。

地球温暖化とは裏腹に、太陽活動が不活発になり地球が寒冷化する予想もあるそうだ。アル・ゴアのノーベル賞受賞は正しかったのか。物理学賞を受けた日本人達が業績から何年かかってノーベル貰ったのかを考えると、平和賞なんてものは政治的産物でしか無いことが分かる。彼の言説は証明されたと言うにはあまりにも不透明なのだから、詐欺みたいなものだ。温暖化防止に巨額の金を投じるなら、もっと解決すべき地球上の問題はあるだろう。一番は食料問題だし、エイズなど衛生問題なども上位に解決すべき問題だ。

地球が寒冷化して餓死者が大量に出たら(必ずそうなる)、温暖化防止論者は人間が減って良かった、シロクマが助かって良かったというのだろうか。そこまで徹底するなら尊敬するけどね。
秋の深まりとともにそんなことを考えた。

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2008年10月13日

エアライン修行

用もないのに飛行機に乗る修行僧という存在をご存じだろうか。言ってみれば、趣味=飛行機に乗る事、に近いのだが「修行」と名が付いているように、必ずしも飛行機に乗ってることが楽しいというわけでもないらしい。では何故用もないのに飛行機に乗るかというと、上級会員の資格を取るためである。ANAでは暦年で50,000プレミアムポイント貯めると、プラチナ・ステータスと言う上級会員になる。これはANAの所属するスターアライアンスでは、ゴールドという事になりいろいろなサービスを受けられる。JALでも同様にJMBサファイアと言ってこっちは50,000FOP貯めると、ほぼ同じようなサービスを受けられる。しかしJALの所属するワンワールドでは、サファイアの上にエメラルドというランクがあって、ANAとは微妙に違ったランク付けとなっている。

特にANAではプラチナ会員になると、専用クレジットカードを持つことでスーパーフライヤーズ会員となることが出来る。これになれば毎年50,000プレミアムポイントを獲得せずとも、スターアライアンス・ゴールドメンバーを維持することが出来る。JALでは同じようなJALグローバルクラブ(JGC)と言うのがあるが、こちらは20,000FOPを毎年とり続けないとワンワールド・サファイアは維持できず、ルビーに落っこちてしまう。そんなわけもあっていわゆる修行僧はSFCを目指すことが多いようだ。有名どころでは「さわけん」のホームページなんかがそうだ。

ではANAの方がよいのか?と言うと必ずしもそうとはいえない。カテゴリー分けが荒いためか、ANAの上級会員はビジネス路線では掃いて捨てるほどいる。そのためラウンジが混んでいる、とか優先搭乗に人が群がり、全く優先搭乗という感じがしない、などである。羽田-伊丹線などはともかくとして、出張では行き先やフライト時刻によってJALかANAかは選ぶことになるだろう。そもそも優先搭乗は、帰省の時などは荷物入れの確保に便利だが、新聞読みたさに急いで乗るというのもみっともないではないか。どうもANAの前の方の席(たぶん上級会員)は一般席のくせに態度の大きい人が多いような気がする。たかが上級会員程度で何を偉そうにしているのやら。ホントに偉ければプレミアムクラスに乗るだろうに、って思う。

そう言う意味で最近はJALのクラスJがいいな、と思う。1,000円で隣の人と肘がぶつからずゆったり出来る。CAが新聞も持ってきてくれるし。ANAのプレミアムクラスは食事が出るけど、国内線で食事の必要は感じない。ただ羽田の第一ターミナルだと、そもそもカードラウンジで十分という気もする。北と南両方にあるし。サクララウンジには入ったこと無いけど。JALにはダイヤモンド・プレミアラウンジと言うのがあって、ファーストクラス利用客とJMBダイアモンド(JML)、JGCプレミア(JGP)会員が入れるそうだ。これなら入ってみたいが、JGPは80回搭乗か80,000FOP獲得とかなりハードルが高い。

ANAの修行僧は一度SFCを手にしたら、無用な搭乗は止めるのだろう。止めずにプラチナ維持などをやるなら立派な趣味で修行とはいえないだろう。しかし航空会社にとっては良いお客である。無駄に乗ってくれるのだから。JALはその辺がうまくできている。ただし国外出張を考えるとワンワールドってのは使いにくいのだ。欧米出張を考えるとスターアライアンスの方が使い出がある。特に欧州がBAのみってのはやりにくい。

修行なんてものをやる気はさらさら無い。飛行機に乗る必要がなくなれば、そもそも上級会員である意味がない。今年は1?6月でANAの来年プラチナを達成したので、7月からはJALに乗っている。このまま行けばJMBサファイア(JMG)達成である。でもそんなにメリットを享受できるとは思わない。修行僧の気持ちはやっぱり分からない。旅行をした方がよっぽど良いのに。

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2008年10月9日

JGC目指して

経済がひどいことになってる。とりわけ株式市場が大幅に株価を下げている。これはそのうち実体経済に波及してくるのは間違いない。まあ、昨年から予想されていたことで驚くことではないのだが。

朝、最寄りの駅で共産党の街宣があった。消費税を上げるのに反対だそうだ。そして取れるところから取れば良いと言っていた。大企業から取れば良い、即ち法人税を上げればよいと言ってるのだろう。しかし法人税の収入はこれから大幅減だろう。そうしたら福祉だの社会サービスだのはどうやって賄うのか。共産党が所詮批判勢力の域を出ないのは明らかだ。本来共産党の政策を実行するには、欧米並みの消費税率にするべきなのだから。選挙の票ほしさにポピュリズムに走るところは全くもって醜い。

さて景気が悪くなれば業績が落ちるのが航空業界だ。今年の後半はJALばかり乗っている。20日からアメリカに行くので、年内にはOne World Saphireに到達しそうである。とは言ってもJALはJGPにならないと優遇されないんだよなあ。ただ80,000FOPは辛いので今年は目指しようもない。JALも赤字企業である。黒字になりそうだったのだが、今後はまたしばらく難しいだろう。共産党が法人税を増税しろと言っても赤字企業はそもそも税金を払っていないのである。でも消費税はJALも(たくさん)払っているのだよ。

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