2010年1月11日月曜日

正月の札幌

年末年始は東京にいたので、三連休で札幌へ帰省してきた。かみさんを家において親の顔を見に行ったのだ。まあ、取り立てて変わりもなく元気だったのは喜ばしい。

去年はJALに乗ってばかりでANAは殆ど乗らなかった。今年はANAにしようと思っている。本当は逆張りでJALが良いのかも知れんが、株主優待はもうもらえないしね。何せ持ち株が全部紙くずなのだ。しかし証券は電子化されているので、紙くずにもならないのだ。株主責任とのことだが、当然再建されたJALのパイロットやCAの給与水準は大幅減額されるのだろうね?いやならクビにして外国人パイロットにしたら良いよ。年金だけで許す物か。

まあ、そんなわけで3月まででANAのプラチナも終わりになるから、アップグレードポイントを使おうと言う事で、行きも帰りもプレミアムクラスに乗ったのだ。新聞もプレミアムクラスならまだ読める。ま、全てのサービスを金に換算しようというのはある意味で健全だね。しかし金を払ってラウンジに入ろうという人はどれくらいいるのだろう。カードラウンジには今までもお金を払えば入れたわけで。

札幌は思ったほど雪が多くなかった。GWにクロツグミを見た林では、アカゲラを見た。さて連休二日目は天気がよい事もあり、西岡水源地に鳥を見に行ってきた。いやあ写真を撮りたかったミヤマカケスに会えたのはラッキー。

綺麗だよね。ただ用心深いのか、人間から隠れるように移動するので写真が撮りにくかった。これは帰りがけに粘ったときに撮った写真である。今回気がついたのは北海道とは言え、ゴジュウカラはシロハラばかりではないと言う事。西岡で見たゴジュウカラはシロハラではなかった。うーむ。またハシブトガラとそっくりなコガラも北海道にはいるわけで、俺が見ていたのはどちらかはよく分からない。

ちょうどハシブトガラ?が飛び立つところの写真が撮れた。これもカシオのFH25のたまものである。連写が出来るからなあ。また今回はカラ類をすぐ側で見られて可愛かった。ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラである。コガラかも知れんが。
俺のブログで一番出てくるのがこのヤマガラかも知れん。茶色が可愛いよね。雲仙でも軽井沢でも箱根でも会っている。俺の実家の近所にもいるわけだが。

西岡の帰りにまた近所の防風林に寄った。ここはポプラの古い木があるので、アカゲラがいるのだ。ゴジュウカラもいてキツツキのように木を突いていた。ヤマガラとも会った。

すぐ側に来たのでアップで見られた。アカゲラの雌ですね。背中の黒い模様が綺麗ですな。明るく日が差したのでとても鮮やかだ。札幌の自然は是非大切に残して欲しいね。犬を連れて散歩とか是非止めて欲しい。

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2008年12月21日日曜日

ANAのプレミアムクラス

富山→羽田と岡山→羽田で立て続けにプレミアムクラスに乗った。もちろん有料ではなくアップグレードポイントが余っているからだ。7月以後はひたすらJALに乗っていたので、ANAでポイントを使う暇がなかったのだ。JALも今月になってFOPが5万を超えたので、2月からはワンワールド・サファイアである。これでJGCにも入れるのだが、来年は出張が激減の見込み。まあいいや。

富山からの便は、シート間隔が狭いタイプ。虚偽広告でしかられた奴だな。飯はプレミアム・デリとかいうおやつみたいなものだ。だいたい飛んでる時間が短いから急いで食べなきゃいけないので全く嬉しくない。岡山からの便は、朝一のB777でプレミアムクラスもがらがらである。これを狙ってたわけで、朝飯を食べる代わりにプレミアムクラスに乗ったのだ。只だしね。まあデリに比べればまともなご飯(量は少ないが)だし、岡山からなら1時間は飛んでいるので落ち着いて食べられる。しかしこれに7,000円払うのはなあ。今はキャンペーンで5,000円らしいが、どう考えてもホテルで朝飯を食べた方がましである。

岡山便のJALはクラスJしかないので、比較は難しいが俺はJALで十分だ。ただしクラスJは人気なので早めに頼まなくてはならない。JGCになったら取りやすくなるのだろうか。乗客の質はどちらも変わらん。たかが上級会員程度でCAに偉そうにする奴がいるのは一緒だな。新聞くらい自分で買えよ。

JGCになれば靴の中に入った小石が取れたような気分になるだろうか。飛行機というより、飛行機の乗客に最近嫌気がさしていたので、ちょうど良い冷却期間になるかも知れない。上手い区切りになったなあ、と12月になって思うのである。今年最後のフライトは年末の羽田→千歳のJALである。一応旧JASのレインボーシートの筈だが、これも変わって普通のクラスJになるらしい。良い記念かも。

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2008年10月13日月曜日

エアライン修行

用もないのに飛行機に乗る修行僧という存在をご存じだろうか。言ってみれば、趣味=飛行機に乗る事、に近いのだが「修行」と名が付いているように、必ずしも飛行機に乗ってることが楽しいというわけでもないらしい。では何故用もないのに飛行機に乗るかというと、上級会員の資格を取るためである。ANAでは暦年で50,000プレミアムポイント貯めると、プラチナ・ステータスと言う上級会員になる。これはANAの所属するスターアライアンスでは、ゴールドという事になりいろいろなサービスを受けられる。JALでも同様にJMBサファイアと言ってこっちは50,000FOP貯めると、ほぼ同じようなサービスを受けられる。しかしJALの所属するワンワールドでは、サファイアの上にエメラルドというランクがあって、ANAとは微妙に違ったランク付けとなっている。

特にANAではプラチナ会員になると、専用クレジットカードを持つことでスーパーフライヤーズ会員となることが出来る。これになれば毎年50,000プレミアムポイントを獲得せずとも、スターアライアンス・ゴールドメンバーを維持することが出来る。JALでは同じようなJALグローバルクラブ(JGC)と言うのがあるが、こちらは20,000FOPを毎年とり続けないとワンワールド・サファイアは維持できず、ルビーに落っこちてしまう。そんなわけもあっていわゆる修行僧はSFCを目指すことが多いようだ。有名どころでは「さわけん」のホームページなんかがそうだ。

ではANAの方がよいのか?と言うと必ずしもそうとはいえない。カテゴリー分けが荒いためか、ANAの上級会員はビジネス路線では掃いて捨てるほどいる。そのためラウンジが混んでいる、とか優先搭乗に人が群がり、全く優先搭乗という感じがしない、などである。羽田-伊丹線などはともかくとして、出張では行き先やフライト時刻によってJALかANAかは選ぶことになるだろう。そもそも優先搭乗は、帰省の時などは荷物入れの確保に便利だが、新聞読みたさに急いで乗るというのもみっともないではないか。どうもANAの前の方の席(たぶん上級会員)は一般席のくせに態度の大きい人が多いような気がする。たかが上級会員程度で何を偉そうにしているのやら。ホントに偉ければプレミアムクラスに乗るだろうに、って思う。

そう言う意味で最近はJALのクラスJがいいな、と思う。1,000円で隣の人と肘がぶつからずゆったり出来る。CAが新聞も持ってきてくれるし。ANAのプレミアムクラスは食事が出るけど、国内線で食事の必要は感じない。ただ羽田の第一ターミナルだと、そもそもカードラウンジで十分という気もする。北と南両方にあるし。サクララウンジには入ったこと無いけど。JALにはダイヤモンド・プレミアラウンジと言うのがあって、ファーストクラス利用客とJMBダイアモンド(JML)、JGCプレミア(JGP)会員が入れるそうだ。これなら入ってみたいが、JGPは80回搭乗か80,000FOP獲得とかなりハードルが高い。

ANAの修行僧は一度SFCを手にしたら、無用な搭乗は止めるのだろう。止めずにプラチナ維持などをやるなら立派な趣味で修行とはいえないだろう。しかし航空会社にとっては良いお客である。無駄に乗ってくれるのだから。JALはその辺がうまくできている。ただし国外出張を考えるとワンワールドってのは使いにくいのだ。欧米出張を考えるとスターアライアンスの方が使い出がある。特に欧州がBAのみってのはやりにくい。

修行なんてものをやる気はさらさら無い。飛行機に乗る必要がなくなれば、そもそも上級会員である意味がない。今年は1?6月でANAの来年プラチナを達成したので、7月からはJALに乗っている。このまま行けばJMBサファイア(JMG)達成である。でもそんなにメリットを享受できるとは思わない。修行僧の気持ちはやっぱり分からない。旅行をした方がよっぽど良いのに。

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