2009年5月17日

ピースボート護衛受ける ソマリア沖

ピースボート護衛受ける ソマリア沖なのである。いや、いいんだってば。ここは笑う所じゃないよ。ぷぷっ。「主張とは別に参加者の安全が第一。」だって。そうか。タンカーの乗組員や、貨物船の船員の安全は第二なのね。ぷぷっ。こいつらもいざ自分たちの番になると、安全がただじゃないことや、平和平和と唱えれば叶うものでないことに気づくんだな。それでも主張には手を付けないと。

いや、ほんとマジで北朝鮮との友好を築くために、この船を企画している連中を拉致被害者とトレードして貰いたいものです。社民党全部をくっつけて。辻元さんも本望じゃないの?日本が嫌いなんでしょ?

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2009年5月9日

お前が言うな

2009年05月08日 「What's 地デジカ」(2009.04.27)の一部訂正について - NAB LOCALですって。

なんとこのページの下部には「禁無断転載」の文言が。体当たりのギャグですか。無断転載していたことの訂正文に「禁無断転載」だって。日本民間放送連盟が「メディア規制に反対します」と言っても説得力無いぞ。そもそも地デジカの二次創作に対し、「許されるものではない。断固、厳しく対応する」「著作権はこちらにある」と言っていたのは誰なのか。GFDLを守れば別に転載することは問題ではないのに、この醜態はなんだ。所詮日本の民放なんてこんなものだよ。地上波の民放は二社ぐらいに淘汰されて当然の存在と思う。

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2009年5月8日

GWの北海道 その5

いよいよ帰省も最終日。今日は早朝から親父のお薦めである近所の林へ言ってきた。まだ札幌在住の頃も行ったことはあるのだが、その頃は単なる防風林だった。行きすがら近所の川でコガモのペアを発見。


昨日からマヒワが鳴いているのも良く聞く。双眼鏡で観察すると、黄緑色の羽とM字の尾っぽが見えるのだ。さてちょっと歩いて件の林に到着する。歩道が整備されて綺麗になっている。いきなり立ち入り禁止のロープを越えておばちゃんが中に入っている。エゾエンゴサクを摘んでいる。全くもう。。。おまけに大きな袋を持っているが、何を収穫したものやら。野生で生えているものを取らずにおられないこの乞食根性はなんなんだろう。都会に残された貴重な自然なんだが。さすがに一声かけるが、全く無視された。

あきれつつ奥へ進むととても綺麗な声が聞こえる。双眼鏡で観察している人もいる。ヨーク探してみるとこの鳥がいた。
なんとクロツグミではないか。こんな鳥が実家の近くにいるなんて!いやあ、感激です。
videoムービーを貼り付けてみるが、ちゃんと見られるかな?手持ちで望遠にしているので気持ち悪くなるかも。

いやあ、あんまり可愛いんでもう一枚。
とても綺麗な声で鳴くのですよ。お腹の斑点にも注目です。北海道の個体はやや灰色っぽいそうです。

札幌の自然と、それを大事にしない札幌人のことを改めて考えさせられた帰省だった。

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2009年5月7日

GWの北海道 その4

円山から帰った翌日はお袋を連れて野幌森林公園へ行ったのだが、その前に野幌駅前へ行って煉化餅と江別まんじゅうを購入。煉化餅は昔からある野幌名物のあんころ餅。野幌には煉瓦工場があり、町中にも煉瓦造りの建物が多く残っている。この煉瓦の形を模った餅なのだ。本当のお餅なので冷蔵庫に入れると固くなる。かみさんが興味を示したのだ。江別まんじゅうはお袋が通学の時に食べていたそうな。

自然ふれあい交流館にまずは行く。鳥の声は色々するものの、なかなか見つからない。でもここでもオオジシギのディスプレイを見ることが出来た。あと建物のすぐ裏で、エゾヤチネズミが巣穴から顔を出していた。かみさんはナキウサギみたいと言っていたが、可愛い顔をしている。

それから場所を変えて、開拓の村へ行く。いや、ここの食堂はひどかった。ラーメンが出てくるのに40分ぐらいかかる。従業員も十分いるし厨房も広いが、オペレーションがなってないみたい。実はここ開拓の村でも煉化餅と江別まんじゅうが売っていたのだ。

ここでも施設にはあんまり興味が無くて、鳥を見て歩く。コゲラとアカゲラを発見。お袋を待たせていたのであんまり鳥を見ているわけにも行かず。

話は飛ぶが前の日に円山へ行く道すがら、近所の片側三車線でばんばん車が走っている道路の街路樹でオレンジ色の鳥を見たのだ。街路樹はたぶんトドマツで、鳥は松ぼっくりを咥えていた。イスカではないかと思う。しかしこんな所にと驚いたのだ。

開拓の村の帰りに、ホームセンターに寄り花の苗をお袋に買う。ビオラ、サルビア、マリーゴールドである。庭があるのは良いなあ。

夜は親父とお袋を連れて、前に三人出来たことのあるイタリア料理店、Terzinaへ行く。うん、ここはやっぱり美味しいな。うちの親もイタリア料理のコースが食べられるうちは大丈夫かな。

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2009年5月6日

GWの北海道 その3

登別温泉から帰った翌日は、両親を家においてかみさんと二人で円山動物園へ行ってきた。子供の頃以来だったけど、確かにずいぶん変わっている。一方で変わっていないところも色々。東山動物園の行動展示を見てしまうと、動物が寝ているところをひたすら見ると言う事がつまらないと気づく。この辺は上野動物園も一緒なんだが。トラやカバ、サーバルキャットが寝ているのはなあ。ユキヒョウは起きていてサービスしてくれた。

円山動物園では双子のシロクマが人気のようだが、40分待ちの行列に加わる気になれず、他の動物を一通り見て退出。食堂はひどいものだね。昔もこんなんだったかな。それよりひどかったのは、地下鉄駅を出た後に動物園へ向かう途中で見かけた花見客たちだ。バーベキューやりまくりである。こんな環境の良いところでばんばん火をたいて、大声を上げる酔客たち。札幌出身であることが恥ずかしくなったのと、俺も地元に残っていたらこういう恥知らずになったのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。アメリカみたいに、日本も公共の場での飲酒を禁止すればよいのに。この点はアメリカに劣るのが日本である。

さて気を取り直し円山登山である。動物園裏から頂上を目指す。ちょっと登ったところでいろいろ花が咲いている。まずは春一番を告げるエゾエンゴサクである。
円山の登山道を上るとすぐにお出迎えだ。青い花が綺麗だ。

次に出迎えてくれたのがヒトリシズカとオオタチツボスミレだ。
スミレは種類が多すぎてよく分からん。家に帰ってからネットで調べてようやく分かった。でもどちらも味わいのある花ですな。他にもエンレイソウなんかが咲いていた。

さてちょっと登るとすぐに野鳥の声がしたのだが、なかなか見えない。さらに登っていくとカラ類が見える。シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラだ。しかし角度が悪くてなかなか良く見えない。さらに登ると野鳥がずいぶん集まっている。後で気づいたら誰かが餌台をもうけて、ひまわりの種とクルミを置いていた。しかしカラスなのか、大半が木の根元に落ちていた。そこでゴジュウカラとヤマガラとハシブトガラ、シマリスの撮影に成功した。まずは見たかったゴジュウカラ。

北海道の亜種はシロハラゴジュウカラと言って、お腹が白いのだがよく分かるでしょう。お腹の白さと背中の青灰色が綺麗だと思う。この鳥は何故か木の幹を逆さに降りてきたりするんだな。ピンぼけだけど顔の見える方の写真はこちら。目の所にラインが入っております。円山には沢山いるらしい。



ヤマガラも来たのだが、上の方に止まったので下から見上げる写真になった。
オレンジ色が綺麗なのだ。可愛い鳥ですな。シジュウカラもいっぱいいるけど、シジュウカラはどうしても東京の家の近くにもいるので写真を撮ろうという気が起きない。すいませんね。可愛いんだけど。

で、北海道にしかいないハシブトガラに円山でも遭遇した。
この鳥によく似たコガラという鳥もいて、これが仮にコガラだったとしても見分ける自信はありません。ベレー帽が可愛いですね。ゴジュウカラと同じくひまわりの種を割って食べておりました。ゴジュウカラは咥えてどっかに運んで食べているようだったけど。

さて頂上に着いたら大勢の人が狭い頂上にひしめいていた。犬を連れている人もいてやだなあ。犬も環境を汚すのでこういう所に連れてきて欲しくない。糞を拾う人はいても小便をさせない人は殆どいない。しかし犬の小便は匂いを発してテリトリーを示すものだ。野生動物に影響を与えないと言えるだろうか。犬は好きでも嫌いでもないが、犬を連れている人は好きでないことが多い。

さっさと下りに入って、今度は八十八カ所の側を降りていく。円山は双子山とも呼んでいたが、双子の稜線を降りる方だ。だから降りているのにちょっと登りもある。こちらの側にも餌台があってシマリスに出会う。さっきの餌台でもシマリスはいたのだけどね。

こいつはドジなシマリスで、やっと殻を外したドングリを落としてしまっていた。エゾリスももっと下の登山口で見かけられたようだが、我々は会えなかった。登山口からちょっと歩けばまた花見の連中に出会う。札幌の自然の豊かさは素晴らしいが、人間は自然に見合っているだろうか。何となくしょんぼりした気分になってしまった。

帰りがけに六花亭であずきソフトを食べたら、大変美味しかったのでまた気を取り直して地下鉄に乗ったのだった。

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2009年5月5日

GWの北海道 その2

翌日は両親を連れて登別温泉に一泊した。一日目はクマ牧場見学である。子供の頃に来たきりなのでディテールは全く忘れている。ゴンドラで登るんだね。かみさんは大喜びでヒグマに餌をやっていた。100円/袋を7袋も買っているんだから、思うつぼというかなんというか。本当に動物に餌をやるのが好きだよなあ。

その後は旅館で温泉に入る。硫黄の匂いのする濁り湯で良いお湯だった。登別温泉、侮れないなあ。清水屋(きよみずや)という旅館だったが、味付けが濃すぎず美味しかった。

翌日は地獄谷→クッタラ湖という流れで一通り観光する。地獄谷もこうしてみると規模が大きいね。箱根の大涌谷や雲仙地獄と比べてもスケールが違う。
しかし中国人団体客の多いこと。またみんな立派なCannonの一眼レフを持っているんだ。台湾や香港の人かなあ。

それからクッタラ湖へ。ここも子供の頃に来たはずなのだが、記憶は曖昧だ。摩周湖に次いで透明度日本二位のカルデラ湖である。ほぼ丸いかたちをしているが、湖岸一周道路など無いので自然が保たれていると思う。今回は親が一緒だったので、車で観光というスタイルだったが、登別は遊歩道も多いので泊まってハイキングも楽しそうである。鳥の声もしていたね。

登別は札幌から車で2時間かからずに来られるので、実は凄く便利なんだなと改めて思った。ちなみに登別カルルス温泉はもっとひなびたところで、泉質は無色透明らしい。

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2009年5月4日

GWの北海道 その1

GWは実家のある北海道に帰っていた。さっき東京に帰ってきたところである。今回はあちこちで自然に触れることが出来て、大変楽しい帰省であった。

千歳空港に着いたのは4月29日なんだが、レンタカーを借りてまずはウトナイ湖に行ってきた。ウトナイ湖ではネイチャーセンターでいろいろな動物を見ることが出来た。野鳥だけで、アオジ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、アカゲラ、コブハクチョウ、ヒシクイ、ミサゴ、トビ、オオジシギを見ることが出来た。あとひょっとしてオジロワシやコハクチョウも見られたのかな?リスはシマリスとエゾリス両方見ることが出来た。さて順番に。

ネイチャーセンターのガラス張りの一角から、水場と餌台が見られる。水場は古いボートを埋めたもの?とか言っていたような。ここの周りの地面にはアオジが餌を探して歩き回っていた。黄緑色が綺麗です。


餌台にはハシブトガラやゴジュウカラがひまわりの種を取りに来ていた。ゴジュウカラはなかなか写真に撮れなかった。結構見たかった鳥なので感激。でも後で円山の方がよく見られる事が分かった。写真はハシブトガラ。


金網には牛脂らしいものが入れてあり、ここにはアカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラが突きに来ていた。写真はアカゲラ。アカゲラは冬に西岡水源地でもお目に掛かっているが、後に野幌森林公園でも観察できた。札幌にはいっぱいいるね。お尻の赤が綺麗です。林の中で木を突いているときは、ドラミングの音が響きます。



窓際の餌台にはシマリスが登ってきて、頬いっぱいにひまわりの種を詰め込んでいた。


さらに置いてあったリンゴにはヒヨドリが止まって突いていた。東京のヒヨドリは黒いが、北海道のは白っぽい気がする。このリンゴにはエゾリスも囓りに来たのだ。
タイワンリスより可愛いと思うのだが。

ネイチャーセンターを後にして、湖の方へ向かった。藪でオオジュリンを見たとかみさんは言うが、俺はちゃんと視認できず。湖の畔ではコブハクチョウが巣で抱卵している。
へーって感じ。そうか、子育てをここでするんだ。

湖では鯉?がボチャンボチャン跳ねている。なんだろ?ヒシクイが二羽いたのだが、近寄ると逃げていく。厚かましいカナダガンとはえらく違って恥ずかしがり屋だ。湖畔を離れて林へと続く道を歩く。少し開けたあたりに来ると、上空をジュビジュビ言いながら二羽の鳥がドッグファイトをしているように飛んでいる。けんかをしていたのかと思ったが様子が違う。どうも繁殖期のディスプレイらしい。後で調べたらオオジシギだったようだ。いやあ異音を発するし、低いところを飛ぶし大変な迫力だ。これはちょっと感激だった。

初日のウトナイ湖でかなり満足だった。

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