2009年9月25日金曜日

シルバーウィークはまた雲仙へ(2)

二日目の朝は朝食から。またたっぷりの朝飯で、お釜で千々石の棚田の米を炊いてくれるから、お焦げも美味しく三杯も食べてしまった。それから車で今日は仁田峠の駐車場へ。ロープウェイに乗り、降りた妙見駅のところからまずは妙見神社の方向へ行く。そして国見岳方向へ。しばらく下ったり降りたりした。登山道の途中、開けたところから見る普賢岳もなかなか良い感じ。

さらに国見岳を目指すと、「国見分かれ」という、国見岳方面と普賢岳方面の分かれ道に達する。普賢岳方面は十分な装備が必要と看板に書いてある。国見岳は15分とのことなので、国見岳方面に行くがいきなり道が細くなり、大きな石で遮られる。これは手袋や装備がいるなあ、と言うことで諦める。今度はもっと装備をちゃんとしよう。

と言うことで下山する。温泉街ではツクツクボウシが鳴いていた。鳥の声があまり聞こえないので、ツクツクボウシばかり声が響く。

ホテルで昼飯を食べようと思ったら、待たされたあげくコース料理しかない。春はアラカルトがあって、六兵衛うどん(サツマイモのうどん)やパスタなんかがあったのだが。晩飯のことを考えると、とても食べてられないので外に出る。土産物屋の一角で、変なラーメンやそうめんを食べて昼飯にした。さすがに5連休なので混んでいるのだ。

ホテルに帰って、図書室で本を読んだり温泉に入ったりして過ごす。夕食は和食にした。日本酒を飲みながら舌鼓を打つ。今晩も伊勢エビのお造りやら、スッポンの入ったスープやらかみさんの好みでない食材があったが、俺は美味しく戴いた。

部屋に帰り気持ち良い酔いに体を任せ、いつしか夢の中へ。んー、二日目になるとちょっと膨満感かなあ。年とともに量を食えなくなってくるのだな。

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2009年9月24日木曜日

シルバーウィークはまた雲仙へ

5連休にネコを横浜のペットホテルに預けて、雲仙へ行って来た。春にも行ったので今年は二回目になる。朝のJALに乗って長崎空港へ。やばいJALだが優先搭乗したダイヤモンドだかJGPだかの客はマナーが悪い。シートベルト着用のサインが消えないうちに立ち上がるは、機内にいるうちから携帯の電源入れるは。実はその彼は帰りの便も一緒で、羽田に着いたときも同じ事をやっていた。登場回数は多いのだろうが人間のレベルは低いねえ。

さて、予約したレンタカーを取りに行ったら、予定していた車が事故にあったとかでワンクラス大きい車になった。マークXとかで大ぶりな割に足下が狭い。まあパワーがあるので運転はしやすいか。ただカーナビが古くて住所が入らないのが困った。さて諫早に入ってから事前に調べていた森山のうどん屋に入る。農家風の店で風情がある。俺はうどん、かみさんは写真の月見盛り蕎麦を注文した。
俺のうどんが甘い。福岡でうどんを食べたときも思ったが、九州のうどんは甘いのか?そうしたらかみさんのそばつゆも甘いという。確かに甘い。「?」という疑問符を付けたまま雲仙に向かう。

雲仙観光ホテルにチェックインした後、ハイキングに向かう。部屋は春と同じ部屋。車を池の原駐車場に止めて、仁田峠まで登る。なかなか急勾配で疲れる。途中で沢山のアサギマダラに出会った。季節的に野鳥と出会う確率がとても低いことは承知していたけど、アサギマダラがふわふわ飛んでいるのに出会えたのは良かった。

ゴールは仁田峠の駐車場なので、ちょっと楽しくない。仁田峠の有料道路も無料化されたので、バイクの集団がとても増えた。ちょっと嬉しくない。

結構な汗をかいたので、ホテルに戻り温泉に入る。いやあ、やっぱりここの温泉が一番好きだ。ずーっと入っていたい気分だが、もちろんパワーが強いのでそんなことは出来ない。風呂上がりにビールを飲んで、夕食まで時間を潰す。さすがに5連休で客が多いみたいで食事は二部制になっていた。夜7時半からのスタート。
相変わらず食事は美味しい。写真はピザ生地の上にトリュフを載せて、アワビを焼いたのが添えてあるような一品。今回は品数も多くちょっと量が多かったかな。俺は歓迎だが、アワビとか伊勢エビとかかみさんのあまり好きでない食材が出てきたね。白と赤ワインのハーフを一本ずつ二人で飲みこの日は終了。

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2009年5月5日火曜日

GWの北海道 その2

翌日は両親を連れて登別温泉に一泊した。一日目はクマ牧場見学である。子供の頃に来たきりなのでディテールは全く忘れている。ゴンドラで登るんだね。かみさんは大喜びでヒグマに餌をやっていた。100円/袋を7袋も買っているんだから、思うつぼというかなんというか。本当に動物に餌をやるのが好きだよなあ。

その後は旅館で温泉に入る。硫黄の匂いのする濁り湯で良いお湯だった。登別温泉、侮れないなあ。清水屋(きよみずや)という旅館だったが、味付けが濃すぎず美味しかった。

翌日は地獄谷→クッタラ湖という流れで一通り観光する。地獄谷もこうしてみると規模が大きいね。箱根の大涌谷や雲仙地獄と比べてもスケールが違う。
しかし中国人団体客の多いこと。またみんな立派なCannonの一眼レフを持っているんだ。台湾や香港の人かなあ。

それからクッタラ湖へ。ここも子供の頃に来たはずなのだが、記憶は曖昧だ。摩周湖に次いで透明度日本二位のカルデラ湖である。ほぼ丸いかたちをしているが、湖岸一周道路など無いので自然が保たれていると思う。今回は親が一緒だったので、車で観光というスタイルだったが、登別は遊歩道も多いので泊まってハイキングも楽しそうである。鳥の声もしていたね。

登別は札幌から車で2時間かからずに来られるので、実は凄く便利なんだなと改めて思った。ちなみに登別カルルス温泉はもっとひなびたところで、泉質は無色透明らしい。

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2009年3月26日木曜日

三度目の雲仙旅行

三連休に三度目の雲仙旅行をしてきた。初めて春に行ったのだ。またまた雲仙観光ホテルに泊まりました。いつも行くたびに進化しているこのホテルは大好きです。今回はお土産がちょっと充実していた。前回は秋のお彼岸に行ったのだが、飛び石連休でシーズンオフだったためか、えらく空いていたのである。今回は三連休のためか良く客が入っていた。慶賀の至りである。今回の旅行は残念なことに、風邪のためかみさんの調子が悪く、ハイキングが出来なかったのである。まあ、一人でダム湖の周りを一周はしてきたのだが。しかしご飯はちゃんと食べていたのである。たいした食欲なのである。

今回はJALの株主優待券で長崎空港まで飛んだ。JMBのサファイアになって、というか即JGCに入ったので、その後初めてのJAL旅である。国内線のサクララウンジには初めて入る。ANAのSignet(ANAラウンジになったんだっけ?)と比べてどうかというのはよく分からん。ま、似たようなものか。かみさんは牛乳が缶入りだけなのが不満の模様。俺は青汁のあるANAがいいかな。しかしJALのCAはやはり年齢が高い印象。なんか怖いよね。そこら辺はANAがやっぱりいいかなあ。

到着して雲仙観光ホテルの改良点その二として、メンバーシップのハーフティンバークラブというのを始めたこと。期間限定でサービスてんこ盛りである。ミニバー使い放題だし。家族風呂も二回使いました。いやあ、リラックスできるわ。ここの温泉は加水なんだが、元が濃いせいか全く問題ない、と言うか一番好きだわ、ここのお湯。

着いた日に仁田峠まで車で行った。ちなみにここは有料道路なんだが、4月1日から無料になるのね。途中の展望台からは、普賢岳の溶岩ドームが良く見える。ただし雲が出てきて仁田峠駐車場は真っ白で何も見えず。雲の中は寒いし。ロープウェイぐらい乗ろうかと思ってたが断念する。ホテルに戻って風呂を浴びてから食事。かみさんの調子を考慮して和食にする。またまた美味しいね。春なんで秋とは食材も違って。菜の花や竹の子、蕗の薹をあしらった料理も風情がある。良い気持ちで就寝。そうそう、部屋も今回は今までと違う、ちょっと広めの部屋で快適だった。

翌日は天気も回復し、仁田峠のロープウェイに乗って上から眺望を楽しむ。有明海から橘湾までぐるりと見える。さらにクリアだったら阿蘇山まで見えるらしい。しかし上の方は結構冷える。海岸際の小浜温泉とはずいぶん気温が違いそう。ウグイスがまだ下手くそなさえずりを聞かせてはいたが。

午後はかみさんを部屋に残して一人で出かける。どうも風邪の調子が良くないのだった。ダム湖の周りを一周したが、山裾では鳥の声も聞こえずむしろ道路の方で鳥の声が良く聞こえた。観察したのはウグイス、ホオジロ、コゲラ、キンクロハジロ、シジュウカラなど。実はホテルの部屋で鳥の声が聞こえるから、窓を覗くとシジュウカラとヤマガラが囀っていたりした。出かけるまでもなかったか。

晩飯は今度は洋食。仏蘭西で食べる仏蘭西料理より美味いなあ。相変わらずナプキンが可愛い。和食の時は着物のように畳んでいるのだ。ワインも良心的価格で、白と赤のハーフボトルを一本ずつ頼んだのだが、フルボトル一本ぐらいの値段で頼めたのだ。

帰りの日は大雨で、渋滞してしまったせいで有田に行くのが遅れてしまい、かみさんの好きな深川製磁には30分強しかいられなかった。ちょっと次回はよく考えないと行けないなあ。熱がありながら、それでもしっかり買い物はしていたね。

と言うわけでちょっとコンディションには恵まれなかったが、新たな魅力も感じたのであった。また行くぞ。

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2009年1月12日月曜日

2008年の温泉

昨年行った温泉を振り返る。2007年のはランク付けとかしたけど、今回はそんなに行ってないので思い出すままに書き連ねる。

八幡平ロイヤルホテルは松川地熱発電の残り湯だったけどパワーはすごかった記憶がある。しかしダイワロイヤルホテルはどこもそうなのだが、建物が老朽化しているし食事も平均してそそられない。(河鹿荘とか例外はあるが)行ったときもそうだったが、アジアの団体旅行客向きのホテルといえよう。円高で厳しいとは思うが。

北海道では旭岳の万世閣ふたつ。泊まったのはディアバレーの方だったが、ベアモンテの風呂も入りに行った。風呂は大きさが違うので、入った感じは違う。噴煙を上げている旭岳近くの温泉と言うことで気分は良い。お湯も良かった。前の年の天人閣はやっぱり風呂も古くて汚かったし。こちらは綺麗。旭岳ではギンザンマシコに会いたかったなあ。

伊豆高原の温泉。会社の健保組合保養所なんだよね。いつまであるかと思うと感慨深い。温泉自体は海の近くでしょっぱい温泉なんだな。こういう温泉って海洋深層水の風呂とどれぐらい効能が違うのだろうといつも思う。でもお風呂は良いんだな。場所柄ガキが騒いでいる確率が高いのが難点である。

倉敷のホテルドーミーイン。ここは最上階に温泉がある。部屋にはシャワーだけで、割り切りはなかなか良い。温泉は地下深くから汲み上げているとのことだが、場所柄ここもしょっぱい温泉だ。ちょっとぬるいので、露天風呂はいただけない。ビジネスホテルだから安くて良いかも。ホテル密集地帯だよね。

この間行ったザ・プリンス箱根。お風呂は良かったが特徴はよく分からない。宮ノ下の富士屋ホテルもそうだが、箱根のお湯ってよく分からないんだよね。他が良かったから良いか。

今年もやっぱり良かったのは雲仙観光ホテルだ。お湯は本当によい。露天風呂も気持ちが良いなあ。9月以外の季節に行きたいものだ。お湯だけだと咲花温泉とか、松之山温泉は良いのだけど、宿全体でみると雲仙観光ホテルが俺にとってはベストだな。今のところ。

今年はあんまり温泉に行けないかもなあ。と言うか旅行に行けないかも。

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2008年12月22日月曜日

ザ・プリンス 箱根

箱根に一泊旅行で行ってきた。ザ・プリンス箱根、プリンス系では一番良いというブランドである。これが一泊二日二食付きで12,500円である。おまけに小田原から送迎バスがあるのである。木々の葉っぱも落ちて野鳥も見られるかな、と思い行ってきた。

あいにくの強風で芦ノ湖でも富士山は見られず、取りあえず水族館に行ってみる。ペンギンの泳ぐ姿がかっこいい。キングペンギンの雛は親より大きい。黒くてもこもこしている。バイカルアザラシは風船というか、でかい爆弾みたいに見えた。なかなか水族館は見応えがあって良かった。ただ記念写真を売りつけるのはうざいなあ。

湖畔をぶらりとしたら早速温泉へ。露天風呂は広いのだが、風が強くて葉っぱや枝が落ちていた。泉質はよく分からないなあ。晩ご飯はバイキング。まあ美味しかったと思う。ノルウェー風ポトフってのはよく分からんが。食べ過ぎた。ちょっとしか呑んでいないのだが、満腹も相まって寝てしまった。

翌朝の朝食もバイキング。和食が美味しい。焼き鮭もオムレツもひじきもシラスおろしも美味しくいただけた。その後、駒ヶ岳ロープウェイに乗りたかったのだが、強風で止まっていた。そこで樹木園に向かう。人がいなくて良いね。樹木園ではかみさんが青い鳥を見た、と言っていたが俺は見えず。その後九頭龍神社へ。そしたら微妙な年齢の女性達が、真剣に長時間手を合わせている。そこを通り掛かりの我々が冷たい視線で見られる。俺はキツツキのコゲラを双眼鏡で覗いていたんだが。

その後神社の側で、シジュウカラとヤマガラとエナガの混群に遭遇。結構興奮。ヤマガラは初めて見たし、エナガもそう。どっちもかわいいね。エナガは頭に白い線が。というか眉毛が黒いとも言う。ヤマガラはオレンジ色が綺麗。夢中になっていたら先ほどの女性達が。「珍しいんですか?」とか聞かれた。なんじゃそれ。どうも後で知ったが、縁結びの神として有名らしい。なるほど。

もうちょっと鳥が見られたら良かったが、風も強かったのでこんなものだろう。安かったし良かった旅だ。

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