2010年3月7日日曜日

雑記

2月はサボってブログを更新していませんでした。相変わらずぼちぼちやっています。
ということでまとめていろいろ書きます。

鳥見だけど、2月は湘南タゲリ米の購入者探鳥会に、去年に続き参加した。まあ去年と同じようなルートを歩いたけれど、変わったものとして小出川にてアメリカコガモを見た。

三羽いるうちの真ん中のやつがアメリカコガモのオス。翼の付け根あたりに白い縦縞がある。右側が普通のコガモのオスで、翼に沿って白い帯がある。斯様に違うわけです。小ガモの群れに混じってきた珍鳥の模様です。一番左が雌で、地味ですね。
この川では気の早いコチドリも見ることができた。ハシビロガモも。

パソコンを更新した。5年ぶりである。年のせいで目が疲れてくるので、ディスプレイを三菱電機のRDT231WM-XというIPS液晶のものにした。ちらつきが少なく目が疲れないとのこと。PC本体はドスパラのBTO。Windows7、64ビットにした。インテルi7 860 2.8GHz マザーボードはMSI P55-SD50、メモリは4GBです。HDDは1TB×2、ディスクドライブはLGのブルーレイドライブ。というわけでとりあえず必要そうなものは揃えたと思う。これに白Friioをつないで地デジを録画する体制はできた。1TBあればまあ当分は持つだろう。使い勝手は良くわからん所がある。Xpの頃のように勝手はできないのね。セキュリティは厳しくなった模様。しかしメールはGmailにとりあえず転送しているので、パソコンを変えても移行に手間はかからない。CDをリッピングしたフォルダとデジカメの画像を移行すればほぼ終わりである。

懸賞で当たったiPod touch(8GB)が届いたので使い始めている。まずはさいすけをインストールして、Googleカレンダーと同期できるようにした。これでスケジュールを持ち歩ける。あと2chビューワーとしてBB2Cを入れた。これで今までClieを使い続けてきたのがいらなくなりそうだ。携帯のUSBコネクタも動かなくなってきたので、a2bcも使わなくなりそう。会社のサイボウズからさいすけへは、サイボウズ→Outlook→Googleカレンダー→さいすけという流れになる。面倒といえば面倒だが、まあ妥協できるレベル。あとはオフラインニューズリーダーが欲しい所だが、結局いらない気もする。

ネコは順調に育っているが、5kgを超えたところでえさの食いが悪くなったような気がする。最近はウェットフードをあまり食べなくなった。相変わらずしつこく悪いことをする。

今更ながらワインに興味を持つ。今までは適当に飲んでいたのだが、というかリアルワインガイドも途中で買うのを挫折していたし。ボルドーの格付けやらブルゴーニュの村名やらもさっぱりだった。もうちょっと分かろうかと思うこの頃である。とりあえずかみさんはボルドーよりブルゴーニュに色んなニュアンスを感じている模様だ。しかしブルゴーニュは美味しくないのはただ薄っぺらいので、ACブルゴーニュでもちゃんとしたやつか、村名クラスは必要な感じだ。1998年のボーヌ・クロ・デュ・ロワ(ドメーヌ・ジャン・ボワイヨ)と2002年のモレ・サン・ドゥニ(ドメーヌ・アラン・ミシュロ)は旨かった模様。これからはカリフォルニアのDuMolとかも飲んでみたいのである。

ラベル: , , , , ,

2010年1月17日日曜日

2010年の野鳥公園

天気も良いので今年初めての東京港野鳥公園に行って来た。初めて自動車で行ってみた。カメラや双眼鏡を持っているので自動車は便利である。平和島の髭で昼ご飯を食べたのだが、かみさんも俺も年を取ったせいか、二年前には美味しく食べられた髭のラーメンが胃にもたれて。麺は相変わらず美味いのだがなあ。

さて野鳥公園であるが、今日見た鳥は以下の通り。ヒヨドリ、ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ツグミ、モズ、オオバン、カワウ、ノスリ、オオタカ、カワセミ、イソシギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、アオサギ、カイツブリと言ったところか。

特にノスリは何度も見た。二羽が寄り添っているのも見た。なんだったのだろう。
空も飛んでいた。ホバリングして地上に降りるところも見た。何かネズミでもいたのだろうか。
オオタカは一度見ただけである。ネイチャーセンターから遠い所に止まっていたので写真はあまり綺麗ではない。フィールドスコープでははっきりと胸の模様や顔の様子も見た。
はっきりオオタカであると言うのが分かったのは今日が初めてだ。カモを襲いに来てるのだろう。襲うところは見られなかったが。

最後にカワセミである。水面を飛び回るのを見る事が出来た。やはり8倍ぐらいの倍率の双眼鏡が視野が広くて便利である。葦の穂に止まっているところを撮った。この後水面にダイブしていった。
今日は鳥を良く見つけられた。というか、この年末の軽井沢から良く見つけられるようになった気がする。鍛錬の賜物と言うべきか。JALの機体が何度も羽田空港から飛び立つのを見た。かみさんは「金返せ」と思ったそうだ。

ラベル: , ,

2010年1月11日月曜日

正月の札幌

年末年始は東京にいたので、三連休で札幌へ帰省してきた。かみさんを家において親の顔を見に行ったのだ。まあ、取り立てて変わりもなく元気だったのは喜ばしい。

去年はJALに乗ってばかりでANAは殆ど乗らなかった。今年はANAにしようと思っている。本当は逆張りでJALが良いのかも知れんが、株主優待はもうもらえないしね。何せ持ち株が全部紙くずなのだ。しかし証券は電子化されているので、紙くずにもならないのだ。株主責任とのことだが、当然再建されたJALのパイロットやCAの給与水準は大幅減額されるのだろうね?いやならクビにして外国人パイロットにしたら良いよ。年金だけで許す物か。

まあ、そんなわけで3月まででANAのプラチナも終わりになるから、アップグレードポイントを使おうと言う事で、行きも帰りもプレミアムクラスに乗ったのだ。新聞もプレミアムクラスならまだ読める。ま、全てのサービスを金に換算しようというのはある意味で健全だね。しかし金を払ってラウンジに入ろうという人はどれくらいいるのだろう。カードラウンジには今までもお金を払えば入れたわけで。

札幌は思ったほど雪が多くなかった。GWにクロツグミを見た林では、アカゲラを見た。さて連休二日目は天気がよい事もあり、西岡水源地に鳥を見に行ってきた。いやあ写真を撮りたかったミヤマカケスに会えたのはラッキー。

綺麗だよね。ただ用心深いのか、人間から隠れるように移動するので写真が撮りにくかった。これは帰りがけに粘ったときに撮った写真である。今回気がついたのは北海道とは言え、ゴジュウカラはシロハラばかりではないと言う事。西岡で見たゴジュウカラはシロハラではなかった。うーむ。またハシブトガラとそっくりなコガラも北海道にはいるわけで、俺が見ていたのはどちらかはよく分からない。

ちょうどハシブトガラ?が飛び立つところの写真が撮れた。これもカシオのFH25のたまものである。連写が出来るからなあ。また今回はカラ類をすぐ側で見られて可愛かった。ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラである。コガラかも知れんが。
俺のブログで一番出てくるのがこのヤマガラかも知れん。茶色が可愛いよね。雲仙でも軽井沢でも箱根でも会っている。俺の実家の近所にもいるわけだが。

西岡の帰りにまた近所の防風林に寄った。ここはポプラの古い木があるので、アカゲラがいるのだ。ゴジュウカラもいてキツツキのように木を突いていた。ヤマガラとも会った。

すぐ側に来たのでアップで見られた。アカゲラの雌ですね。背中の黒い模様が綺麗ですな。明るく日が差したのでとても鮮やかだ。札幌の自然は是非大切に残して欲しいね。犬を連れて散歩とか是非止めて欲しい。

ラベル: , , , ,

2010年1月3日日曜日

謹賀新年&軽井沢万平ホテル

あけましておめでとうございます。

さて去年の軽井沢旅行記の続き。万平ホテルはブランドに頼った駄目駄目ホテルであった。建物は確かに趣はある物の、見事さに於いては奈良ホテルには比べられる物ではない。車で到着しても誰も出てこない。こんな対応は他所のホテルじゃあり得ないよな。食事は奈良ホテルと同レベルの駄目駄目であった。クラシックホテルの中ではきわめて低レベルと言って良い。ただし、ここの客はこう言うのが好きかも知れぬ。銀座マキシム・ド・パリ程度が好きな客なら、こういうありきたりの古くさいフランス料理が良いのかも。だいたいパンが不味い。ミルクパンと米のパンとか言うのが出てきたが、どちらももそもそして味がない。なんじゃこりゃ。コースメニューもつまらん。ヒラメと牛ステーキを出しておけば良いんだろ、的なありがちな感じ。客を喜ばせようという気概はみじんも感じられない。二日泊まって翌日は中華を戴いたのだが、印象はまるで変わらない。フカヒレスープ出せばいいのだろう、牛肉出せばよいのだろう的な。

ワイングラスは一様に煙り臭い。(タバコ吸いながら磨いたのか?)せっかくのワインが台無しである。これは白も赤も同様。ボーイ達は年寄りから若いのまで、動きに無駄が多くだらしない。これは年寄りのボーイが駄目駄目なんだろう。とにかくフロントからドアマンまでチームワークという物を感じない。年寄りが率先垂範していないためと見た。

ジャムもバターもなっていない。本当に吟味しているのか?ホテルで売っているお土産はそそられない物ばかり。だいたい朝飯のジャムがうまくないのだから、お土産で買おうという気も起こらないってもんだ。

帰りがけに県境を越えて下仁田に行ったのだが、ここは美味いものが一杯だった。どうして万平ホテルでは下仁田の食材を使わないのだろう。下仁田ネギ、こんにゃく、縮みほうれん草、上州牛、神津牧場のチーズやジャージー牛乳、日本ミツバチの蜂蜜。ブルーベリーのフルーツソースだって、万平ホテルで売っている物より下仁田の農産物直売所で売っている物の方が美味しそうだぞ、って言うかたぶん美味いと思う。パンだってこんにゃくパンの方が美味い。ブランドに絡め取られて身動きできないような万平ホテルに未来は感じられないなあ。写真の中庭にも自然が感じられない。バードフィーダーでも置いて野鳥でも呼べばいいのに。

中日には中軽井沢で国設野鳥の森のネイチャーツァーに参加。ここでは地下からカワガラスを初めて見る。感激。
川に潜って餌を採っていたよ。
更にはヤマガラも撮す事が出来た。シジュウカラと違ってヤマガラは警戒心が強く、ひまわりの種を取ったらすぐに咥えて飛んでいった。

その後にネイチャーツァーに行った。他にカラ類ではコガラを観察。うちのマンション前にもいたと思うが、ほんとに北海道のハシブトガラとそっくりだなあ。ちょっと歩いた沢でルリビタキがいた模様。俺は動く物を見たぐらいで、ちゃんと姿を観察できなかった。

更に歩いた沢の向こうの斜面で俺がイカルの群れを発見した。残念ながら写真は撮れず。同行のくそガキが五月蠅くて敵わなかった。大声上げるガキはげんこつでも食らわせろよ。
更に登った草地で俺がベニマシコを発見。またもや糞ガキのせいで双眼鏡で見る事も出来ず。ホントに不愉快だなあ。まあこの日はライフリストが三つ増えたのだ。

ラベル: , , ,

2009年12月29日火曜日

冬の軽井沢

昨日から軽井沢に来ている。目的は万平ホテルに泊まることとバードウォッチングだ。万平ホテルにはいろいろ思うことがあるが、もう一泊残っているので帰ってから感想を書こう。今日は軽井沢野鳥の森でのネイチャーツアーに行ってきた。今はホテルで休んでいるところである。今日は行って良かった。天気はいいし、初めて見た鳥が三種類。カワガラスにイカルにベニマシコである。ベニマシコは肉眼でしか見られなかった。イカルは写真が撮れなかった。カワガラスは撮れたので、家に帰ったら写真をアップしよう。とりあえず良かった。午後にも何か鳥がいたのだが、よく確認できなかった。

ラベル: , ,

2009年12月20日日曜日

野鳥公園収穫祭

東京港野鳥公園の収穫祭に行って来た。寒いけど天気が良くて散歩日和である。鳥を撮るために買ったデジカメ、カシオのFH25を試すのも兼ねていたのだ。かみさんはつきたてのお餅が目当てである。さて到着すると豚汁はすでに無く、お餅には長蛇の列が出来ていた。何とかお餅を一通り食べて、西淡水池の4号観察小屋に行く。誰もいないぞ。みんな食い物目当ての連中なのだろうか。しばらく見ていると、かみさんが猛禽を発見した。よく見ると前の冬にも見かけたノスリである。

またもやハシブトガラスに囲まれている。写真でもノスリに近づいているカラスが分かるだろう。この写真は手持ちで撮ったもの。こんなものかな。ノスリがこっちを向いている。しばらくこんな状態が続いていた。さて、年末は軽井沢で鳥を見る予定だ。沢山見られると良いなあ。

ラベル: ,

2009年12月6日日曜日

12月の散歩

今日は昨日と打って変わって天気が良かったので、近所を散歩した。昨日は新宿へ行って京王百貨店で買い物。いやあ、おばあちゃんを始めとして客の多い事。京王はおばあちゃんおじいちゃんに人気があるのはホントだね。お昼の中華料理屋では両隣年寄りのお一人様だった。かみさんも俺も一つ間違えばこうなっていたんだろうなあ。

昨日は仕立てのワイシャツの引き取りや、優待だったので山のストックや俺のネコ柄のネクタイ、ウォーキングシューズなんかを買ったりした。むぅ。礼服を買えば良かった。買って良かったのがロフテーの枕。かみさんはレディース用の羽毛枕。俺は安眠枕で充填物はマルコビーズという穴の空いた球形ポリエチレンビーズだ。それぞれ満足の寝心地で替えて良かったなあ。

さて今日の散歩ではあちこちでオナガに出会った。群れだねえ。鵜の木の公園では猛禽が空高く群れていたのを見たり。多摩川台公園ではオナガも見たが、ツグミの群れがいた。モズらしき物もいたり、アカハラらしき物も見た。今日はジョウビタキには出会えなかったよ。うちの近所は意外に鳥と出会えるんだな。

ラベル: ,

2009年5月8日金曜日

GWの北海道 その5

いよいよ帰省も最終日。今日は早朝から親父のお薦めである近所の林へ言ってきた。まだ札幌在住の頃も行ったことはあるのだが、その頃は単なる防風林だった。行きすがら近所の川でコガモのペアを発見。


昨日からマヒワが鳴いているのも良く聞く。双眼鏡で観察すると、黄緑色の羽とM字の尾っぽが見えるのだ。さてちょっと歩いて件の林に到着する。歩道が整備されて綺麗になっている。いきなり立ち入り禁止のロープを越えておばちゃんが中に入っている。エゾエンゴサクを摘んでいる。全くもう。。。おまけに大きな袋を持っているが、何を収穫したものやら。野生で生えているものを取らずにおられないこの乞食根性はなんなんだろう。都会に残された貴重な自然なんだが。さすがに一声かけるが、全く無視された。

あきれつつ奥へ進むととても綺麗な声が聞こえる。双眼鏡で観察している人もいる。ヨーク探してみるとこの鳥がいた。
なんとクロツグミではないか。こんな鳥が実家の近くにいるなんて!いやあ、感激です。
videoムービーを貼り付けてみるが、ちゃんと見られるかな?手持ちで望遠にしているので気持ち悪くなるかも。

いやあ、あんまり可愛いんでもう一枚。
とても綺麗な声で鳴くのですよ。お腹の斑点にも注目です。北海道の個体はやや灰色っぽいそうです。

札幌の自然と、それを大事にしない札幌人のことを改めて考えさせられた帰省だった。

ラベル: ,

2009年5月7日木曜日

GWの北海道 その4

円山から帰った翌日はお袋を連れて野幌森林公園へ行ったのだが、その前に野幌駅前へ行って煉化餅と江別まんじゅうを購入。煉化餅は昔からある野幌名物のあんころ餅。野幌には煉瓦工場があり、町中にも煉瓦造りの建物が多く残っている。この煉瓦の形を模った餅なのだ。本当のお餅なので冷蔵庫に入れると固くなる。かみさんが興味を示したのだ。江別まんじゅうはお袋が通学の時に食べていたそうな。

自然ふれあい交流館にまずは行く。鳥の声は色々するものの、なかなか見つからない。でもここでもオオジシギのディスプレイを見ることが出来た。あと建物のすぐ裏で、エゾヤチネズミが巣穴から顔を出していた。かみさんはナキウサギみたいと言っていたが、可愛い顔をしている。

それから場所を変えて、開拓の村へ行く。いや、ここの食堂はひどかった。ラーメンが出てくるのに40分ぐらいかかる。従業員も十分いるし厨房も広いが、オペレーションがなってないみたい。実はここ開拓の村でも煉化餅と江別まんじゅうが売っていたのだ。

ここでも施設にはあんまり興味が無くて、鳥を見て歩く。コゲラとアカゲラを発見。お袋を待たせていたのであんまり鳥を見ているわけにも行かず。

話は飛ぶが前の日に円山へ行く道すがら、近所の片側三車線でばんばん車が走っている道路の街路樹でオレンジ色の鳥を見たのだ。街路樹はたぶんトドマツで、鳥は松ぼっくりを咥えていた。イスカではないかと思う。しかしこんな所にと驚いたのだ。

開拓の村の帰りに、ホームセンターに寄り花の苗をお袋に買う。ビオラ、サルビア、マリーゴールドである。庭があるのは良いなあ。

夜は親父とお袋を連れて、前に三人出来たことのあるイタリア料理店、Terzinaへ行く。うん、ここはやっぱり美味しいな。うちの親もイタリア料理のコースが食べられるうちは大丈夫かな。

ラベル: , ,

2009年5月6日水曜日

GWの北海道 その3

登別温泉から帰った翌日は、両親を家においてかみさんと二人で円山動物園へ行ってきた。子供の頃以来だったけど、確かにずいぶん変わっている。一方で変わっていないところも色々。東山動物園の行動展示を見てしまうと、動物が寝ているところをひたすら見ると言う事がつまらないと気づく。この辺は上野動物園も一緒なんだが。トラやカバ、サーバルキャットが寝ているのはなあ。ユキヒョウは起きていてサービスしてくれた。

円山動物園では双子のシロクマが人気のようだが、40分待ちの行列に加わる気になれず、他の動物を一通り見て退出。食堂はひどいものだね。昔もこんなんだったかな。それよりひどかったのは、地下鉄駅を出た後に動物園へ向かう途中で見かけた花見客たちだ。バーベキューやりまくりである。こんな環境の良いところでばんばん火をたいて、大声を上げる酔客たち。札幌出身であることが恥ずかしくなったのと、俺も地元に残っていたらこういう恥知らずになったのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。アメリカみたいに、日本も公共の場での飲酒を禁止すればよいのに。この点はアメリカに劣るのが日本である。

さて気を取り直し円山登山である。動物園裏から頂上を目指す。ちょっと登ったところでいろいろ花が咲いている。まずは春一番を告げるエゾエンゴサクである。
円山の登山道を上るとすぐにお出迎えだ。青い花が綺麗だ。

次に出迎えてくれたのがヒトリシズカとオオタチツボスミレだ。
スミレは種類が多すぎてよく分からん。家に帰ってからネットで調べてようやく分かった。でもどちらも味わいのある花ですな。他にもエンレイソウなんかが咲いていた。

さてちょっと登るとすぐに野鳥の声がしたのだが、なかなか見えない。さらに登っていくとカラ類が見える。シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラだ。しかし角度が悪くてなかなか良く見えない。さらに登ると野鳥がずいぶん集まっている。後で気づいたら誰かが餌台をもうけて、ひまわりの種とクルミを置いていた。しかしカラスなのか、大半が木の根元に落ちていた。そこでゴジュウカラとヤマガラとハシブトガラ、シマリスの撮影に成功した。まずは見たかったゴジュウカラ。

北海道の亜種はシロハラゴジュウカラと言って、お腹が白いのだがよく分かるでしょう。お腹の白さと背中の青灰色が綺麗だと思う。この鳥は何故か木の幹を逆さに降りてきたりするんだな。ピンぼけだけど顔の見える方の写真はこちら。目の所にラインが入っております。円山には沢山いるらしい。



ヤマガラも来たのだが、上の方に止まったので下から見上げる写真になった。
オレンジ色が綺麗なのだ。可愛い鳥ですな。シジュウカラもいっぱいいるけど、シジュウカラはどうしても東京の家の近くにもいるので写真を撮ろうという気が起きない。すいませんね。可愛いんだけど。

で、北海道にしかいないハシブトガラに円山でも遭遇した。
この鳥によく似たコガラという鳥もいて、これが仮にコガラだったとしても見分ける自信はありません。ベレー帽が可愛いですね。ゴジュウカラと同じくひまわりの種を割って食べておりました。ゴジュウカラは咥えてどっかに運んで食べているようだったけど。

さて頂上に着いたら大勢の人が狭い頂上にひしめいていた。犬を連れている人もいてやだなあ。犬も環境を汚すのでこういう所に連れてきて欲しくない。糞を拾う人はいても小便をさせない人は殆どいない。しかし犬の小便は匂いを発してテリトリーを示すものだ。野生動物に影響を与えないと言えるだろうか。犬は好きでも嫌いでもないが、犬を連れている人は好きでないことが多い。

さっさと下りに入って、今度は八十八カ所の側を降りていく。円山は双子山とも呼んでいたが、双子の稜線を降りる方だ。だから降りているのにちょっと登りもある。こちらの側にも餌台があってシマリスに出会う。さっきの餌台でもシマリスはいたのだけどね。

こいつはドジなシマリスで、やっと殻を外したドングリを落としてしまっていた。エゾリスももっと下の登山口で見かけられたようだが、我々は会えなかった。登山口からちょっと歩けばまた花見の連中に出会う。札幌の自然の豊かさは素晴らしいが、人間は自然に見合っているだろうか。何となくしょんぼりした気分になってしまった。

帰りがけに六花亭であずきソフトを食べたら、大変美味しかったのでまた気を取り直して地下鉄に乗ったのだった。

ラベル: ,

2009年5月4日月曜日

GWの北海道 その1

GWは実家のある北海道に帰っていた。さっき東京に帰ってきたところである。今回はあちこちで自然に触れることが出来て、大変楽しい帰省であった。

千歳空港に着いたのは4月29日なんだが、レンタカーを借りてまずはウトナイ湖に行ってきた。ウトナイ湖ではネイチャーセンターでいろいろな動物を見ることが出来た。野鳥だけで、アオジ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、アカゲラ、コブハクチョウ、ヒシクイ、ミサゴ、トビ、オオジシギを見ることが出来た。あとひょっとしてオジロワシやコハクチョウも見られたのかな?リスはシマリスとエゾリス両方見ることが出来た。さて順番に。

ネイチャーセンターのガラス張りの一角から、水場と餌台が見られる。水場は古いボートを埋めたもの?とか言っていたような。ここの周りの地面にはアオジが餌を探して歩き回っていた。黄緑色が綺麗です。


餌台にはハシブトガラやゴジュウカラがひまわりの種を取りに来ていた。ゴジュウカラはなかなか写真に撮れなかった。結構見たかった鳥なので感激。でも後で円山の方がよく見られる事が分かった。写真はハシブトガラ。


金網には牛脂らしいものが入れてあり、ここにはアカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラが突きに来ていた。写真はアカゲラ。アカゲラは冬に西岡水源地でもお目に掛かっているが、後に野幌森林公園でも観察できた。札幌にはいっぱいいるね。お尻の赤が綺麗です。林の中で木を突いているときは、ドラミングの音が響きます。



窓際の餌台にはシマリスが登ってきて、頬いっぱいにひまわりの種を詰め込んでいた。


さらに置いてあったリンゴにはヒヨドリが止まって突いていた。東京のヒヨドリは黒いが、北海道のは白っぽい気がする。このリンゴにはエゾリスも囓りに来たのだ。
タイワンリスより可愛いと思うのだが。

ネイチャーセンターを後にして、湖の方へ向かった。藪でオオジュリンを見たとかみさんは言うが、俺はちゃんと視認できず。湖の畔ではコブハクチョウが巣で抱卵している。
へーって感じ。そうか、子育てをここでするんだ。

湖では鯉?がボチャンボチャン跳ねている。なんだろ?ヒシクイが二羽いたのだが、近寄ると逃げていく。厚かましいカナダガンとはえらく違って恥ずかしがり屋だ。湖畔を離れて林へと続く道を歩く。少し開けたあたりに来ると、上空をジュビジュビ言いながら二羽の鳥がドッグファイトをしているように飛んでいる。けんかをしていたのかと思ったが様子が違う。どうも繁殖期のディスプレイらしい。後で調べたらオオジシギだったようだ。いやあ異音を発するし、低いところを飛ぶし大変な迫力だ。これはちょっと感激だった。

初日のウトナイ湖でかなり満足だった。

ラベル: , ,

2009年3月26日木曜日

三度目の雲仙旅行

三連休に三度目の雲仙旅行をしてきた。初めて春に行ったのだ。またまた雲仙観光ホテルに泊まりました。いつも行くたびに進化しているこのホテルは大好きです。今回はお土産がちょっと充実していた。前回は秋のお彼岸に行ったのだが、飛び石連休でシーズンオフだったためか、えらく空いていたのである。今回は三連休のためか良く客が入っていた。慶賀の至りである。今回の旅行は残念なことに、風邪のためかみさんの調子が悪く、ハイキングが出来なかったのである。まあ、一人でダム湖の周りを一周はしてきたのだが。しかしご飯はちゃんと食べていたのである。たいした食欲なのである。

今回はJALの株主優待券で長崎空港まで飛んだ。JMBのサファイアになって、というか即JGCに入ったので、その後初めてのJAL旅である。国内線のサクララウンジには初めて入る。ANAのSignet(ANAラウンジになったんだっけ?)と比べてどうかというのはよく分からん。ま、似たようなものか。かみさんは牛乳が缶入りだけなのが不満の模様。俺は青汁のあるANAがいいかな。しかしJALのCAはやはり年齢が高い印象。なんか怖いよね。そこら辺はANAがやっぱりいいかなあ。

到着して雲仙観光ホテルの改良点その二として、メンバーシップのハーフティンバークラブというのを始めたこと。期間限定でサービスてんこ盛りである。ミニバー使い放題だし。家族風呂も二回使いました。いやあ、リラックスできるわ。ここの温泉は加水なんだが、元が濃いせいか全く問題ない、と言うか一番好きだわ、ここのお湯。

着いた日に仁田峠まで車で行った。ちなみにここは有料道路なんだが、4月1日から無料になるのね。途中の展望台からは、普賢岳の溶岩ドームが良く見える。ただし雲が出てきて仁田峠駐車場は真っ白で何も見えず。雲の中は寒いし。ロープウェイぐらい乗ろうかと思ってたが断念する。ホテルに戻って風呂を浴びてから食事。かみさんの調子を考慮して和食にする。またまた美味しいね。春なんで秋とは食材も違って。菜の花や竹の子、蕗の薹をあしらった料理も風情がある。良い気持ちで就寝。そうそう、部屋も今回は今までと違う、ちょっと広めの部屋で快適だった。

翌日は天気も回復し、仁田峠のロープウェイに乗って上から眺望を楽しむ。有明海から橘湾までぐるりと見える。さらにクリアだったら阿蘇山まで見えるらしい。しかし上の方は結構冷える。海岸際の小浜温泉とはずいぶん気温が違いそう。ウグイスがまだ下手くそなさえずりを聞かせてはいたが。

午後はかみさんを部屋に残して一人で出かける。どうも風邪の調子が良くないのだった。ダム湖の周りを一周したが、山裾では鳥の声も聞こえずむしろ道路の方で鳥の声が良く聞こえた。観察したのはウグイス、ホオジロ、コゲラ、キンクロハジロ、シジュウカラなど。実はホテルの部屋で鳥の声が聞こえるから、窓を覗くとシジュウカラとヤマガラが囀っていたりした。出かけるまでもなかったか。

晩飯は今度は洋食。仏蘭西で食べる仏蘭西料理より美味いなあ。相変わらずナプキンが可愛い。和食の時は着物のように畳んでいるのだ。ワインも良心的価格で、白と赤のハーフボトルを一本ずつ頼んだのだが、フルボトル一本ぐらいの値段で頼めたのだ。

帰りの日は大雨で、渋滞してしまったせいで有田に行くのが遅れてしまい、かみさんの好きな深川製磁には30分強しかいられなかった。ちょっと次回はよく考えないと行けないなあ。熱がありながら、それでもしっかり買い物はしていたね。

と言うわけでちょっとコンディションには恵まれなかったが、新たな魅力も感じたのであった。また行くぞ。

ラベル: , ,

2009年2月7日土曜日

2月の散歩

天気も良かったので散歩に出かける。
近所の鵜の木にある公園ではツグミやジョウビタキ(雄)に出会う。梅の花が咲いていて、メジロが一生懸命蜜を吸っていたりした。
ツグミはずいぶん近くで見ることが出来た。草地の地面を歩いていたら、梅の木に上がってメジロを蹴散らしていた。
うーん、やっぱり強気なツグミである。体も大きいしね。ヒヨドリより大きいな。

中原街道のガストで昼飯。前はすかいらーくだったよね。社長が追い出されて、全部ガストになってるんだっけ。それから多摩川駅近くで鮎焼きを買ったら値上がりしていた。むう。
多摩川台公園ではメジロ、ジョウビタキ(雌)、シジュウカラ、ワカケホンセイインコ、ハシブトガラス、ヒヨドリに出会う。

ジョウビタキは縄張りを守って、ぐるぐる駆け回る。雄はくっきり雌は柔らかい色だ。

その後宝来公園でマガモ、シジュウカラ、メジロを見て、田園調布駅から帰った。いやあ、ツグミとジョウビタキは可愛かったなあ。

ラベル: ,

2009年1月25日日曜日

茅ヶ崎の探鳥会

湘南タゲリ米の購入者向け探鳥会に行ってきた。出発駅の香川駅を出てすぐに、立派な屋敷林があった。いいなあ。
まずはゴイサギの幼鳥とご対面。
夜行性のこいつは、木に留まりながら眠っていた。時折薄目を明けて迷惑そうな様子であった。草地の側でモズの雌が止まっているのを見た。奥の葦の茂みにはカワラヒワが。それから田んぼへ向かう途中で、チョウゲンボウが飛んでいるのを見る。うーむ、鳶とは違うね。そしたらフェンスに止まっているのを見る。茶色い色が綺麗だ。かわいい顔をしている。さらにコンクリートで囲まれた川にカワセミがいるのを見る。

次々に色々鳥が見られる。次はモズの雄が畑の棒に止まっているのを見る。
鋭い顔つき。雌は色が薄く柔らかい色調に対し、くっきりしている。縄張りを守っているのだな。それから田んぼにはタヒバリが降りてくるのを見た。カワラヒワの群れが木に留まっているのを見た。ムクドリやドバト、スズメの群れももちろん一杯いたのだ。それらを狙って猛禽類が鉄塔に留まっているのだなあ。

畑の土が出ているあたりにツグミが降りていた。
金網越しに撮ったので、ちょっとボケが入っている。ツグミはあちこちにいたけど、けっこう強気だ。ムクドリやタヒバリを追い散らしていたのだ。そのあと小出川沿いに歩いたが、コガモ、ハシビロガモ、カルガモがいた。コサギもいたかな。残念ながらタゲリには会えなかったが、なかなかいろんな鳥が見られて面白かったのだ。寒かったけど。

ラベル:

2009年1月18日日曜日

1月17日の東京港野鳥公園

天気がよいので、いつもの通り鳥久でお弁当を買って野鳥公園に行ってきた。
カモがいっぱいいる東淡水池には人がいっぱい。アオサギを始めとしたサギ類もいた。カモはキンクロハジロにホシハジロがいたけど、まじめに見てないや。ネイチャーセンターは人影がまばら。確かにカワウすらあまりいない。遠くの杭にはカワセミがいるのが見える。ここはいつもいるなあ。そうしたら足下に赤っぽい鳥が来た。アカハラの模様。干潟でゴカイを突いているようだ。
動きが速くて葦の陰に隠れてしまった。顔が良く映っていない。結構大きいのだな。

奥の観察小屋に移動したが、鳥がいない。よく見ると杭の上に一羽のイソシギが休んでいた。そうこうしているうちに伸びをして、干潟に降りて走り回り餌を採っている。大きなゴカイを引っ張り出して盛んに食べている。イソシギは地味だけどかわいい奴です。
ちょうどゴカイを咥えたところが撮れた。正面からだけど大きなゴカイであることが分かるかと。

オオタカが見られるかと思い、西淡水池の方に移動。途中でシジュウカラに出会う。ジョウビタキには会えなんだなあ。南側の池にはカモもいないので北側の観察小屋に移動した。しばらく粘っていると今度は近くにシロハラを発見。アカハラに動きが似ているけど色が違う。キジバトがうろうろしていると、割と近くの木に猛禽が来た感じ。そしてキジバトが地面に降りて餌を突いていたら、ノスリがハンティングしようと近くに来た。いやあ迫力あるね。双眼鏡で見たので鋭いくちばしが良く見えた。写真を撮るのは間に合わず、すぐに飛び去っていった。遠くの高い木に留まっていたら、カラスが二羽盛んにノスリを威嚇していた。
逆光なんでシルエットにしか見えないが、こういう事である。東京港野鳥公園の自然ホット情報にもこんな写真があるので、良くあることのようだ。とても長時間カラスたちは嫌がらせをしていた。戦ったらノスリの方が強いのだろうけど。カラスはオオワシも突くみたいだし、ううむ。

日記なので落ちはない。

ラベル: ,

2009年1月2日金曜日

謹賀新年

年末年始に札幌へ帰省していた。30日から大晦日にかけては結構雪が降り、飛行機も欠航していた模様。とは言え、元旦から今日は良い天気であった。

29日には西岡公園に野鳥を見に行った。到着して園内に入るとエゾリスがお出迎え。かみさん大喜び。そして綺麗な鳥を見た、と言っていたが俺は見ることが出来なかった。

さて、池は凍っていたが一部溶けていて、水が流れ出していた。その部分に合鴨が二羽いた。でかくて飛べないらしい。さらに池の周りを歩いていくと、超望遠レンズを付けた一眼レフを持ったおじさん達がいた。見ている先には金網の中にバードケーキがありキツツキがいる。手前には餌台があって、カラ類がいるみたい。俺も遠くから写真を撮ってみた。
アカゲラであります。実はこの先池の反対側でも木を突いていたのを何羽か見た。ドラミングも聞いたのである。しかし木を突いているときは、動きが速くて、写真を撮るのが難しいのだ。背中や枝の陰の写真ばかり撮れてしまったので、顔が見えるこれを載っける。

そのアカゲラを見ていたときに通りすがりの人が、この辺はクマゲラがいるよ、と教えてくれた。残念ながら声を聞くこともなかったが、是非見てみたいものだ。管理事務所付近に戻ったら、またかみさんが綺麗な鳥がいるという。回り込んでみてみたら、大きな鳥だ。鳩ぐらいある。双眼鏡で確認したら、どうもカケスのようだ。撮影には失敗した。北海道にいる亜種ミヤマカケスの模様。地面というか雪の上でエゾマツの実か何かを突いていたのが、俺を見て樹上に登り、ふわーっとどこかへ飛んでいった。綺麗な鳥ですな。

事務所前ではカラ類がいたが、種類までは確認できず。かみさんはヤマガラを見たそうだ。見たかったシマエナガには会えず。マシュマロに串が刺さったのを見たかったなあ。

さて元日の昨日は近所の神社に初詣。この神社の向かいにはちょっとした林があるのだ。初詣の順番待ちをしていたときには、神社の木にシジュウカラがいたのだが、初詣後に林に行くと色々鳥がいる。コガラかハシブトガラみたいのも発見。しかし動きが速くて写真は撮れず。実が残った大木には鳥が群れで集っている。遠くてよく分からなかったが、写真をアップにしてみるとマヒワのようだ。黄色っぽい体色と黒い頭、そして尾羽の先がM字であることが判断理由です。木の下から高いところを撮ったので、あまり分からないかも。

実家の近所にはナナカマドがいっぱい実を付けていたのだが、どこでもキレンジャクを見ることは出来ず。しかし冬の北海道は、8月頃よりよっぽど鳥を見ることが出来て楽しいものですな。今年もよろしくお願いします。

ラベル: ,

2008年12月22日月曜日

ザ・プリンス 箱根

箱根に一泊旅行で行ってきた。ザ・プリンス箱根、プリンス系では一番良いというブランドである。これが一泊二日二食付きで12,500円である。おまけに小田原から送迎バスがあるのである。木々の葉っぱも落ちて野鳥も見られるかな、と思い行ってきた。

あいにくの強風で芦ノ湖でも富士山は見られず、取りあえず水族館に行ってみる。ペンギンの泳ぐ姿がかっこいい。キングペンギンの雛は親より大きい。黒くてもこもこしている。バイカルアザラシは風船というか、でかい爆弾みたいに見えた。なかなか水族館は見応えがあって良かった。ただ記念写真を売りつけるのはうざいなあ。

湖畔をぶらりとしたら早速温泉へ。露天風呂は広いのだが、風が強くて葉っぱや枝が落ちていた。泉質はよく分からないなあ。晩ご飯はバイキング。まあ美味しかったと思う。ノルウェー風ポトフってのはよく分からんが。食べ過ぎた。ちょっとしか呑んでいないのだが、満腹も相まって寝てしまった。

翌朝の朝食もバイキング。和食が美味しい。焼き鮭もオムレツもひじきもシラスおろしも美味しくいただけた。その後、駒ヶ岳ロープウェイに乗りたかったのだが、強風で止まっていた。そこで樹木園に向かう。人がいなくて良いね。樹木園ではかみさんが青い鳥を見た、と言っていたが俺は見えず。その後九頭龍神社へ。そしたら微妙な年齢の女性達が、真剣に長時間手を合わせている。そこを通り掛かりの我々が冷たい視線で見られる。俺はキツツキのコゲラを双眼鏡で覗いていたんだが。

その後神社の側で、シジュウカラとヤマガラとエナガの混群に遭遇。結構興奮。ヤマガラは初めて見たし、エナガもそう。どっちもかわいいね。エナガは頭に白い線が。というか眉毛が黒いとも言う。ヤマガラはオレンジ色が綺麗。夢中になっていたら先ほどの女性達が。「珍しいんですか?」とか聞かれた。なんじゃそれ。どうも後で知ったが、縁結びの神として有名らしい。なるほど。

もうちょっと鳥が見られたら良かったが、風も強かったのでこんなものだろう。安かったし良かった旅だ。

ラベル: , ,