デジタルカメラを使って結婚式を撮る場合に注意するところを、体験からまとめました。

1.クロークに荷物をあずけるときは、予備電池や、予備のメモリーカードをうっかりバックの中にいれたまま、うっかりあずけてしまわないようにする。

2.自分のデジタルカメラが、何の電池に対応しているのかしっかりと調べる。アルカリ電池が使えるタイプのヤツなら、アルカリ電池を大量に買って準備しておけばいい。また、最近でていたデジカメ用と書いてある4本680円くらいの電池があるが、自分のでどれだけ実際動くのか、調べておいた方がベスト。ぼくのやつだとそんなにもたなくて、大あわてだった。

3.会場の周囲に、コンビニがどこにあるか把握する。コンビニなら電池も売ってるし、予備のカメラをあらかじめ持っているのが理想であるが、もしデジカメが動かなくなったりしても、使い捨てカメラが売っている場所も多い。ホテルの中にも使い捨てカメラが売っているケースがあるので、確認しよう。

4.ビープ音を出すのかださないかをはっきりしておく。ピントがあったときにビープ音がでるタイプのデジカメの場合、ビープ音は出したいところだけれど、結納の場でビープ音をだすと、式の雰囲気が壊れるおそれがある。それに結納のその場でビープ音をオフにしようとすると、オフにするまでに何回かボタンを押す必要があり、そこで音がでてしまう。

5.ビデオ出力用のケーブルを持っていく。結婚式の後に、知り合いの家に寄るケースなどで、あらかじめテレビにつなぐためのビデオ出力ケーブルを持っていけば、すぐその場で新鮮な写真をネタに、盛り上がれる。

7.メモリーカードを余裕を持って準備する。ぼくの場合は1600*1200で、質よりも枚数を優先したいということで、普通の圧縮を使ったが、128メガバイトで300枚撮影した。メモリーの場合は必要容量はケースによると思うが、一応参考までに。

8.自分のデジカメが、写真を撮った後に何秒後に再び撮影可能になるのかを、忘れない。一番いい場面に来たときに、撮影準備中で写真を撮ることができないことがある。たくさん撮っても後から消せば済む話だけど、タイミングを失ってしまうと二度とその場面の写真は撮れないので注意しよう。

あと、結納で、写真を撮る方がいいのか、撮らない方がいいのか、はどちらがするかで、葛藤を強いられるケースである。なぜなら、だいたい結納の場合は、ビデオカメラでもそのシーンをとることが多い。だから写真を撮ろうとすると、必然的にビデオに「写真を撮ろうとする招待客」の姿が映ってしまう。

そうかといって写真を撮らないことにすると、一番想い出になるシーンの一つである結納の写真が撮れなくなってしまう。写真で撮った方がいいケースもあるだろうし。これは現場で困りました。ビデオ撮影用と、写真撮影用の二回結納をやってくれればいい気もするが、それはそれで、式をなんだと思ってるんだ、映画じゃないんだからということになるだろうし。難しいところである。

結論として一番重要なのは、結婚式をお祝いする気持ちが見えるような写真を撮る、ということではないだろうか。精神論のようだけど、気持ちが違うと、撮るものも実際違ってくるものだ。では、いい写真が撮れるといいですね。



bitnik.jp:桜尚航生


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