だまされるな平和憲法 2008.05.01

日本でまかり通っている嘘はたくさんある。

5月3日
憲法記念日

南京虐殺とか従軍慰安婦とかは、嘘というより、特定アジア、左派政党、反日勢力、サヨクのプロパガンダである。荒唐無稽なそんなほら話に多くの人がだまされ、また多くの人がそれを広めようとしている。
谷村新司は「日本は謝り過ぎだという人もいますが、何度でも謝ればいいのです。謝って謝って、それで相手が、もう謝らなくても結構です、お手をあげてくださいというまで謝ればいいのです。」といっているそうだが、もしそれが本当なら彼はだまされているのか、だまそうとしているのかご本人にお聞きしたいと思う。中帰連のメンバーが寿命なので後継者として育成されているのかもしれない。
谷村新司がチベットの大虐殺について、どのようなお考えを持っているのか知りたいものだ。

日本で語られている嘘はたくさんあるが、本日は憲法にちなんだ嘘をとりあげたいと思う。
日本国憲法は平和憲法と呼ばれている。本日はこの嘘について論じる。
おお!はじめっから平和憲法は嘘かよ?と思われた方、いらっしゃいますか?
そうです、私のいつものようなだらだら、最後にケタグリ、どんでん返しというパターンで語っては、途中までしか読まない方は、やはり日本国憲法は平和憲法なんだと思いこんでしまうでしょう。だからとっぱじめから、平和憲法は嘘ですと力説しないといけません。

日本国憲法は平和憲法だという人は多い。
それを聞いただけで、「ああ!日本国憲法は平和憲法なんだわ、ステキ」と思う純真無垢というか何も考えないアホも大勢いるのが事実である。
日本国憲法は平和憲法でないのか?と問われれば、平和憲法ではありません。
そもそも平和憲法とはどのようなものかといえば、確固たる定義はありません。
一般的な日本国憲法平和憲法論者という嘘付きが語るのには次の三点である。
戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否定である。
ではこれらがなぜ嘘であるかを語る。
もちろん私の論が嘘である可能性もあり、間違っている可能性もあり、勘違いしている可能性もある。
日本の行く末と、あなたの運命は、あなたご自身が判断しなければならないのだ。
それはなんという自由と権利あふれることであろうか。

まず戦争の放棄であるが、それは珍しいことなのだろうか?
今現在、侵略戦争の放棄は国際的常識というか当たり前のこととなっている。その根拠としてパリ不戦条約やなんたらかんたらがあるのだが、そんな国際法とか小難しいことを持ち出さなくても、憲法で侵略戦争をしますと書いてあったら、誰でも「カッコ悪い」と考えるだろう。
しかしながら、侵略戦争をしないと憲法に書いてあっても戦争はあるし、今も過去にも侵略戦争はあった。
中国戦車
中国軍の最新鋭戦車
イラクのフセインがクウェートに侵攻したのはまあ常識的に見れば侵略戦争だろうが、イラクから見れば本来イラク領土であるところにクウェートなんて国を作ったのは西欧の侵略であると考えた(正当化)わけだし、それを論理的、あるいは歴史的に嘘で間違いだといえるかどうか私にはわからない。
ソ連がアフガニスタンに侵攻したのは侵略戦争なのかといえば、それも傀儡政権からの支援に応えたのであって、単純な侵略戦争とも言えない。
アメリカのベトナム戦争を批判する人は多いが、あれは侵略戦争ではない。ベトナム共和国というれっきとした国家との条約によって介入した防衛戦争である。
tibet.jpg
チベットに自由を!
中華人民共和国がチベットを侵略したのもちゃあんと理屈をつけている。チベットは中国古来の領土らしい。
ちなみに中国の地図では沖縄は中国の領土になっていると聞く。ついでに言えば韓国に言わせると対馬は韓国領土らしい。いつ沖縄が中国領土となり、対馬が韓国領土になるのか、ひとつ賭けをしませんか? 

話がそれるのはいつものこと。要するに、21世紀の現在、侵略戦争をしますと明文化している国なんてありませんということだ。
じゃあ侵略戦争をしないという憲法は珍しくないことはわかった。でも自衛のための戦争をしないという憲法はないのではないか?という次なる論点になる。
過去に吉田茂は自衛のための戦争も放棄したと述べたが、別に彼がそういったところで日本国憲法が自衛のための戦争を放棄したかどうかは別問題である。そしてより重大なことだが、吉田個人が何を語ろうと彼が決めることはできない。我々日本国民が決めることである。
殺人を犯した者は罰せられるが、正当防衛であれば無罪である。いや無罪、有罪という観点でなく、自分が殺されそうだという事態において、己の身を守ることは生物固有の行動であることは否定できないはず。国家は生物ではないが、組織も自然生物と全く同じ行動理念を持つ。なにしろすべての組織の最終目的は存続することなのである。
そして自衛のための武力行為をしないという考えは現実に合わないから、有事法制が作られ、そしてそれ以降5年が経過するがいまだ日本は戦争をせずに、この法律の影響か若干日本がまともになってきたような気がする。
武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律
第三条 第3項 武力攻撃事態においては、武力攻撃の発生に備えるとともに、武力攻撃が発生した場合には、これを排除しつつ、その速やかな終結を図らなければならない。

まあ、常識で考えれば、外国の軍隊が日本に攻め入ってきたとき、殺されるまま、盗まれるまま、犯されるままよりも、断固戦うぞと表明する方が、平和憲法に値すると思うのは私だけだろうか?
よって自衛のための戦争を放棄した憲法は、平和憲法ではない

戦力の不保持というのはいかがだろうか?
軍隊を持たない国はある。しかし非常に特殊な事情においてのみそれは可能である。
逆説的であるが、軍隊を持たない国家は外国からの侵略とまでは言わないが、外国からの影響というかちょっかいで、すぐに滅亡してしまうからである。
どのような特殊事情の場合、軍隊を持たずして存続できるのか?となると
資源が乏しく、その国に価値がない場合である。資源と言っても地下資源ばかりでなく、立地条件もあるし、国民の価値、技術なども資源である。
地球温暖化で海面に没するといわれているツバルは美しい自然はあっても、遠い南太平洋までわざわざ出かけていって侵略する価値はなさそうに思う。とはいえ、これから太陽光による水素生産が最大資源となると食指を動かす国も出てくるかもしれない。
コスタリカ また、強国と軍事同盟を結んでいて、その国特有の軍事力を持たない場合もある。平和主義者(本当はサヨク)が大好きなコスタリカはアメリカと軍事同盟を結んでいる。もっともコスタリカご自身も軍隊を持っている。人口400万の国で8000人の軍隊ということは人口1億3千万の日本の自衛隊248000人と比較するとコスタリカの方が比率が大きいようだ。
アイスランドも非武装でアメリカ軍もいないとサヨクは語るが、この国は最強の軍事同盟NATOの一員である。そしてその地勢的なメリットによって同盟国によって守られている。
あるいは実質的な独立国でない場合もある。
バチカンは衛兵がいるので完全非武装ではないかもしれないが、何億というカソリック信者と彼らの住む国々によって守られている。モナコも同様だ。
日本はそういった特殊事情を有しているか?といえば、残念ながらそうではない。だから常に近隣諸国から侵略を受けている。
東アジアのガス田、尖閣列島、竹島・・・
千島列島はとりあえずおいておく
自国の領土が近隣諸国に蚕食されながら、平和国家だからよかった。平和憲法でよかったと考える人がいるなら・・・精神異常である。
交戦権の否定も既に述べてしまった。

近隣諸国の軍備がいかほどなのか、ご存じでしょうか?
国 名
三軍総数 一人10万人
日本 
韓国 
北朝鮮
中国 
台湾 
左の絵は陸海空の三軍の兵士総数です。
平和主義者が称える国ほど軍人が多いことにお気づきでしょうか?
北朝鮮では国民の5%が軍人です。これは日本が第二次大戦のときの軍人の割合をわずかに下回るという驚くべき数字です。

平和主義者が好む国になるためには日本は自衛隊を補強しなければならないようです。

本日のまとめ
戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否定が平和憲法の三条件というなら、日本は現実にはこの三条件を備えていない。
そしてこの三条件を具備すれば、間違いなく国家が崩壊するだろう。
三条件を具備しないことこそ、平和憲法なのではないだろうか?



平和憲法

戦争の放棄
戦力の不保持
交戦権の否定

真実

国家破滅

侵略戦争放棄
戦力の保持
交戦権の肯定


正しい国家

旧文平和憲法とは9条で使われていることば」もご覧いただきたく


本日のエクスキューズ
いつもばかばかしい話しか書いておりませんが、そういったものを書くのとこのような文章を書くのとどちらが時間がかかると思いますか?
実はこんな文章はアットいうま、所要時間30分でした。ダジャレを書くというのは前後左右を調整し、韻を踏み(怪しい)、結構気を使い時間がかかるのです。 



あらま様からお便りを頂きました(08.05.01)
無菌室憲法
佐為さま あらまです
憲法記念日になると、護憲派、改憲派、棄憲派などが気勢を上げます。
特に、最近のねじれ国会で、「憲法の規定」による国会運営に不具合が明らかになり、護憲派なのに「憲法を悪用するなんて許せない ! 」と奇声を上げる女史にはウンザリします。自分が何を言っているのか分かっているのでしょうか ?
それはさておき、国体を人体に喩えて説明する人がいます。
つまり、病気でない健康な人体とは、常に、周囲から侵入するバイキンや自分の体の細胞が変異してできる癌細胞と戦っていて、それがバランスが取れた状態なのですね。その抵抗力が強すぎて白血球が多すぎても病気になります。
そうしてみると、いわゆる「平和憲法」とは、世界が無菌室だと仮定する、支離滅裂な憲法です。
あらま様 毎度ありがとうございます。
支離滅裂な憲法・・まさにそのとおり!
そんな支離滅裂な憲法を信じ褒めたたえる輩というのは、ご自身が支離滅裂ということを人さまに示しているのですが、それに気がつかない。もうアホかバカかと(2チャンネル語です)
あるいは、中国や北朝鮮のまわし者で、嘘をついて日本人を惑わそうとしているのでしょうか?
私は彼らがどちらなのか、今だわかりません。
あらま様は護憲派はいったいどちらだとお思いでしょうか?
三佐様からお便りを頂きました(08.05.01)
自分のためにさえ戦えずに先進国といえるか!
佐為様
「だまされるな平和憲法」を読んだら、表題のとおりのことを改めて感じました。先進国中、軍隊或いは交戦権を放棄している国は日本以外どこにもございません。アメリカは世界最強の軍隊を持っているから当然にして、フランス然り、イタリア然り、イギリス然り、カナダ然り、ドイツ然り、ロシア然り・・・G8の中で軍隊を持っていないのは日本だけです。日本は一億個の生命を抱えている訳ですし、今現在隣のいかがわしい国中●国によって一億個の生命が危機に晒されているのですから、軍隊を持って万全の備えを整えなければならないでしょう。それを阻むサヨクプロ市民は国民の敵です。
三佐様 毎度ありがとうございます。
日本国憲法を読んだり、それを称える人たちのはなしを聞くと・・・もうお花畑!
理屈がどうのとかいうまえに、現実を知らないのか、見ていないのか、アホなのか、良くわかりません。
とにかくこういった人たち、思想が日本にはびこっているのが事実
日本人に生まれたということは、原罪なのでしょうか?
日本人て耐えることなの(このフレーズを知っていたらあなたは50歳以上)
もっともリバイバルもあったか

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