認証ビジネス2016

17.01.04

ISO認証制度の実態もそれを取り巻く状況も、そしてその結果も時間と共に変化している。しかしそういった指標を表したもの、更には推移を示したものはまずみかけない。ISO認証制度の元締めであるJABも現時点の認証件数は示しているが過去からの推移を公表していない。その他ISOに関わる人なら知りたいこと興味がある情報を教えてくれるところを見かけない。
ないならしょうがない、自分が作ろうじゃないかと思って始めた。とはいえ作るだけでなく認証制度の問題とか将来を考えるネタでもあるのでその労力は無駄とは思わない。2016年についてまとめました。
しかしながら個人がネットや書籍をあさってデータを集め必要な情報をまとめていますので、四半期なんてとても無理で年に1度がやっとです。それと正確さはそれなりとご理解ください。でも個々の数字はともかくトレンドは間違えていないと思います。


  1. 認証件数
    過去10年間、日本のISO認証件数は減少する一方である。2016年はどうだろうとウオッチしていたが、やはりその傾向は変わらず現在完了形は過去完了形とはならず継続中である。

    ISO認証件数

    注:
    ISO9001のグラフの2012年の凹みはなぜなのかわからない。当時JABが公表した数字をそのままである。
    2016年末のISO認証件数(JAB認定)はISO9001が32,917件、ISO14001が17,524件であった。これは1年前に比べてそれぞれ1,140減、730減である。実は私は1年前に前年よりそれぞれ200件、150件マイナスと予想していたが、それをはるかに超えた大幅減少である。ここ数年減少が加速している。昨年は3%減、今年は3.5%減だから、2017年は4%減で1400減、860減くらいになるのだろうか。もちろん業界の方はより情報があるだろうから正確な予測をしているだろう。
    問題はそれにどう対処するかである。1990年頃レコード盤がCDに変わったとか、2000年頃にフィルムカメラからデジカメに変わったというのと、ISO認証が減っているというのは違う。ISO認証を侵食して代替しているものがあるわけではない。ISO認証が減っているのは、単純にそれが役に立たない、止めても問題ないと思われているからだ。であればISO認証は価値がある、効果があると示せばいいのだ。
    「MS信頼性ガイドラインに対するアクションプラン」なんてのが公表されたのが2009年、あれから7年たったがその後がない。もう打つ手はないのですか?

    さてこれからどうなるかだが・・・・・以前「未来の予想」という駄文で今後の推移を考えたが、今までの状況を見ると図のⅣの推移となるようだ。

    認証件数の予想

    もちろん関係者が必死になって改善、改良に努めればⅠにもⅡにもなるだろう。そして手を打たないどころか敵前逃亡を図ればⅤとなるのは目に見える。前途が悲観的な状況において、逃げるか踏みとどまって頑張るか、根性の見せ所だ。

  2. 簡易EMS認証件数
    ISO認証件数は継続的に減少していることはわかった。では簡易EMSはどうだろうか? こちらが増えているならISOのハードルが高いとか費用がかかるとかという理由が考えられる。その場合はそれなりの手を打てば・・
    さて2016年末の状況であるが・・・

    簡易EMS認証件数

    種々の資料から得た数値を基にグラフを作成しているので、下記注をご了承ください。
    注1:
    同じ年であってもある認証制度においては上期、別の認証制度においては年度末などのズレがあること
    注2:
    数字を公表していない認証制度については論文などに記された数字によった。

    前回は2015年でエコアクション21とエコステージの伸びが止まったと書いた。2016年末を見るとエコステージが減少しているのは継続しているが、エコアクション21は若干増加している。これを見てエコアクション21は増加に移ったと判断してはいけない。実は2016年6月は2015年末より100件も増加したのだが、年末は又減少した。だから2015年から2016年はピーク付近にあり、これから長期的な減少に移るだろうと予想する。
    KESはまだ増加中である。KES内部の事情を知らないのでどうなのかわからない。
    総じて簡易EMSも成長の限界に達したようだ。これからはピークを過ぎて終末に向かうのかもしれない。
    しかしこの状況ではISO認証を伸ばすために簡易EMSを喰うという手はなさそうだ。簡易EMSも伸びていないのはISO認証と同じ原因なのか、それとも違うのか?

  3. 審査員登録数
    ISO9001のJRCA登録審査員数は公表されなくなって久しい。きっと大幅に減っているのだろう。公表されているISO14001のCEAR登録審査員数の推移をみると、2007年から減少に移り、2009年から一直線に減少している。減少の多くは審査員補、つまり実際に審査に関わっていない会社員とかコンサルが資格更新をしていないのだろう。
    注:CEAR登録審査員数はリンク先をご覧ください。

    注目すべきことは2010年から2016年まで減少数はほぼ一定だが、2014年からは審査員補の減少が緩やかになり、その分 主任審査員と審査員の減少が増えている。いろいろな事情があるだろうが、仕事量に比べ審査員と主任審査員が多すぎるということだろう。審査員だけで飯を食っていけるには今の半分にしなければならない。
    ところで審査員の賃金は変化がおきているだろうか?
    実を言って審査員と言っても多様である。大きく分けて、認証機関が採用したプロパー、他の会社からの出向者とその後転籍した人、契約審査員などがある。プロパーは認証機関によって処遇が大きく異なるから一概に言えない。出向者のほとんどは出向元から賃金が補填されるのが普通で出向元の賃金次第である。元部長なら部長の賃金、ヒラなら平の賃金となる。
    ということで変化を見るなら契約審査員ということになる。実はこれは結構情報収集が可能で、話を聞くと過去数年間下がる一方だ。具体的な金額は伏すが昔は契約審査員の日当が8万なんて時もあったのだ。今は2万とかそれ以下とか。下手をすると事前勉強を含めれば最低賃金を下回っていることは間違いない。

    参考までに: 通常、現場の審査日数の同等日数が審査の前後に必要とされているし、審査工数として認められている。だから日当が2万なら8で割って時給2500円ではなく、事前勉強で8時間、現地審査で8時間、まとめに8時間かけたとすると、2万割る24で1時間833円となり最低賃金を下回る。
    *東京都の2016年12月時点の最低賃金は932円である。

  4. ISO認証売り上げ推移
    2015年末の数字で予想したのを下図に、2016年末の数字で見直したものをその下に示す。

    ISO認証規模2015
    ISO認証規模2014

    ISO認証規模2016
    ISO認証規模2016

    注:
    そもそもISO認証売上規模など公になっているものはない。何を根拠に上記グラフを作成しているかと問われると、データの出典と推論方法は内緒である。もちろんでたらめということではなく、公表されている複数の情報を基に推定している。しかし以前どの認証機関のどの資料を参考にしたとウェブに記載したら、翌年からそれが公表されなくなったという経験がある。うかつにソースを示すと自分の首を絞めてしまう。

    2015年まではもちろん同じだが、2016年実績も2017年以降の推移も上図に比べて下方に修正されていることをご確認願う。
    総売上は2005年の450数億をピークに減っており、2016年(1〜12月)の総売は280億+と推定する。もちろん多くの認証機関はISO9001と14001以外のMS規格の認証や、各種講習、出版その他の事業をしている。最近は内部監査の請負とか内部監査員検定なんてことをしているところもある。だからそういったものを含めればこれほどの減少ではないだろう。

  5. ISO関連書籍出版数
    2015年にはISO9001とISO14001共に久しぶりに改定があり、2016年はISO本の出版ラッシュになった、と言いたいところであるが実際はどうであったか?
    下図が過去20年間に発行された、タイトルにISO9001あるいは14001と記されている本の数である。

    ISO本出版数

    注1:
    データはbook.or.jpに掲載されているものを数えた。
    注2:
    オレンジの線は近似線(2次曲線)である。

    いつも改定された年には書籍は間に合わないようであまり発行されず、翌年に発行件数がピークとなっている。今回も2016年は29件と前回ISO9001が改定されて以来の多さである。
    だが過去の規格改定前後の変化を見ると、規格改定の翌々年の発行数は改定翌年の半数程度となり、それ以降は近似曲線のレベルまで下がる。
    それを踏まえると今回は品質と環境のダブル改定であったが、従来よりも山は低い。そして2017年の発行件数は15件前後、2018年以降は一桁になるだろう。
    長期的に見ると、出版件数が規格改定時に増加する振幅は時間と共に衰えている。次回改定がいつになるかわからないが、そのときの山はもっと低くなるだろう。
    数年前までは私の知り合いでISOの本を出す人がいたが、最近はいない。少しは利口になったのだろう。
    ツッコミがあるかもしれない: お前はどうなんだ?と問われることに備えて
    ISO本は3,000部売れたらベストセラーだという。100万部売れたものは過去ない。月刊アイソス誌の累計発行部数で200万部いかないだろう。
    このウェブサイトの累計アクセス数は約150万(2017年初頭)、ご心配 召されるな

    ところで雑誌の売れ行きはどうだろう?
    2010年以前はISOマネジメントについての雑誌はいくつもあったが、今はアイソス誌しかない。アイソス誌の発行部数はここ数年6,500部で下げとまっている。ほとんど数字が変化がないのはなにかありそうだ。熱烈なサポーターが6,500人いるのだろうか?
    環境雑誌も10年も前は百花繚乱であったが、その後白亜紀末期の恐竜のようにバタバタと廃刊され生き残っているのは日経エコロジー誌だけだ。
    アイソス誌と日経エコロジー誌の発行部数推移をグラフに示す。

    環境雑誌出版数

    注:
    データは広告媒体に記載されていたものを使用。

    どちらも過去8年間減る一方である。危機的と言ってよいだろう。
    但し損益を考えると上記二誌はかなり条件が異なる。日経エコロジーはページ数の25〜27%は広告である。そして広告を打っている会社は大手企業ばかり。ただ日経BPは多数の雑誌を抱えているから、売れないのを切るのに躊躇はしないだろう。
    それに対してアイソス誌は広告のページ数は限定的であり、かつ広告のページ単価も安い。こちらは厳しいと思う。とはいえ手持ちの雑誌はこれしかないから、辛いところだろう。

    注目すべきこととして、最近ではどちらもCSRとか低開発国支援などの記事が多くなり、当初の環境問題とかISOマネジメントシステムから離れてきている。そのこと自体問題ではないが、もう世の中の関心が環境やISOから離れてきたのだろうか。

  6. CINII論文数
    では、ISOに関する論文はどうだろうか?
    毎度のことであるがCINII(国立情報学研究所)に登録されている論文数を数えた。

    ISO論文推移

    2015年改定を受けて2016年は増えるかと思ったがそんなことはなかった。2015年改定は論文数にはさざ波もたてなかった。
    あるいは・・・・・CINIIにおいて収録に値しないと判断されたという可能性もある。
    ともかく上のグラフを見ると凋落ぶりはひどいとしか言いようがない。

  7. グリーン調達におけるISO14001の扱い
    googleで「グリーン+調達」で検索した上位200位までに見つかった2016年に制定・改定されたグリーン調達基準書において、EMS認証を要求した割合とシステム構築を要求したものを数えた。
    2015年までの推移は過去に調査した数字である。

    グリーン基準書におけるEMS要求状況

    注1:
    上記グラフのデータは年初に前年1〜12月に制定・改定されたグリーン調達基準書におけるEMS要求状況を数えたものであり、それ以前に制定・改定されて改定されずに有効なものは数えておらず、その時点でのEMS要求割合ではない。
    但し発行時点におけるEMS認証の重要視具合が把握できると考える。
    注2:
    凡例の「認証要求」とはISO14001だけでなく、エコアクション21、エコステージ、KESなどを含めて外部認証を要求するもの。

    まずISO認証を要求している企業はない。過去に公正取引委員会から必要性があればISO認証を要求しても下請法違反にならないという回答があった。ということは必要性が立証できないと要求するのは違法である。
    ISOあるいは簡易EMS認証を求めるものは前年に比べて増加した。これは即EMSが重要視されるようになったとは言えない。過去より要求レベルが2年ないし3年で波打っており、それは企業の調達基準書の見直しがその間隔で行われているからと推察する。
    上記グラフでは直感的イメージが持てないので、それぞれに重みを付けて一つのグラフにしたものが下図である。

    グリーン基準書におけるEMS要求状況

    注:重み付けは下表による。配点の根拠は特にない。
    注:「調査のみ」も0点にすべきかもしれない。
    重み付け点数
    5点ISO認証要求  (現実にはない)
    4点ISOまたは簡易EMS認証を要求
    3点EMS構築要求
    1点EMSの状況調査のみ
    0点EMSについて要求なし(言及なしと言うべきか)

    グリーン調達基準書においてのISOその他のEMS認証の位置づけは時間と共に低下してきていること、各企業の調達基準書の改定間隔がだんだんと長くなっていること、年と共に変動幅が少なくなってきていることが読み取れる。
    これはグリーン調達が理念的なものから、欧州の化学物質規制など根拠のある具体的なものとなってきたこと、要求が当初は各社の思いにばらつきがあったが時間と共に収斂してきたと推測する。

以上、いろいろな観点からみたが、ISO認証及び簡易EMS共に成熟期を過ぎ衰退期にあるのは明白である。
ISO認証ビジネスがこのまま消滅するのか、あるいは一定規模で落ち着くのか、予想はつかない。
そもそも一般論として認証制度というものは安定して存在できるものなのかということも定かではない。囲碁の段位免状が棋力を保証しないことは誰でも知っている。県大会や段位認定大会で勝ちとった免状と、新聞や雑誌のクイズで得た免状が同等ではない。刀剣、茶器などで鑑定書が有効かどうかは微妙である。舞踊の師範免許となるとどうなのか?
じゃあ認証という制度は不安定で時間と共に崩壊するのだろうか?
認定制度で長期間継続してきたものはたくさんある。ULは100年以上歴史があるし、法規制によるものは法律がある限り存続するが、デファクトスタンダードはその有効性が世の中から認められなければいっときのファッドで過ぎ去ってしまう。ISO認証が価値を示すには、ISO認証制度は、それが信じるに足るものであることを立証する必要がある。
2015年規格改定はそういう観点ではまったく関係がない。ISO認証の価値は現実の運用で示さなければならない。
ISO認証の信頼性が低下したのは企業が虚偽の説明をしたからだなどという うそ を認証制度関係者が騙っているようでは認証制度の信頼性などあるはずがない。(認証の信頼性ではないよ)
ISOMS規格の本来の目的である「顧客満足」「遵法と汚染の予防」について、認証企業群と未認証企業群の実態を調査し公表することのみが認証制度の価値を示すことができる。それを調査できないなら、そして数値で差別化できないなら、認証制度などそもそも存在すべきではないのだ。

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このページを眺めただけで日本のISO認証ビジネスの概要と傾向がわかるとは、素晴らしいと思いませんか? ここにあげたデータだけでも修士論文くらいは書けそうです。
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先輩から叱咤メールを頂きました(2016.01.05)
一昨日アップした「認証ビジネス2016」を読んだ会社時代の先輩からメールが来た。
曰く、「お前はISOを嫌っていると思っているかもしれないが、心底は愛しているのだな」ということを書いてました。そして「人から恨まれないように表現を変えて愛情を表して書け」との仰せ
私の人生の三分の一、会社人生の半分をISOで生きてきた者として、ISO認証制度よしっかりせよ、認証の信頼性をあげろと語っているだけです。それを憎しみととらえるか、愛情ととらえるか、まあ人好き好きでしょう。
ただ認証制度関係者の無策、無為というものに憤りを感じているのは事実、決して許せない・・・おっとやはり憎しみなのだろうか?


匿名希望様からお便りを頂きました(2016.01.05)
匿名希望さんからアップされた数字の根拠(アンド方法)を求められたので、差しさわりのない範囲で回答します。
  1. 認証件数
    ISO認証のJAB登録件数は現時点ではネットからは求められません。私の場合、過去からJABの公表する数字を四半期ごとに記載していたので過去20年間の数字があります。
    現時点で過去の数字を知りたいとなると、JABに情報公開を請求するしかありません。JABは公益財団法人になっていますから国民からの請求には応えてくれるかもしれません。
    実は残念ながら個人からの情報公開請求には応じないようです。大学の研究のために必要だとして研究テーマなどの提示と指導教員の推薦文でもつけて試してみてください。成功を祈ります。
    私の持っているデータですか、ご提供は止めときましょう。

  2. 簡易EMS認証件数
    ネットにそれぞれの認証件数の数字は多数あります。面白いことに本部公表値と、雑誌や講演のスライドなどに載っている数字が異なることが多いのと、毎年同時期の数字を得ることが難しそうです。私は割り切って、毎回同じ出所の数字を使っています。

  3. 審査員登録数
    JRCAは公表していません。これは手がありませんね、私も諦めました。
    CEARは審査員登録初期を除いた15年間のグラフをウェブにアップしています。その姿勢は立派だ! とはいえ、いつなくなるか分かりませんのでコピーしておいたほうがよろしいです。

  4. ISO認証売上推移
    JAB登録の認証件数と審査料金推定平均値をかけています。もちろん簡単じゃありません。そもそも審査料金推定平均値というものが存在しません。私の知り合い10社くらいの審査料金を聞き歩いた程度ではダメです。どうしたらよいでしょうか?
    私はいくつかの認証機関のISO審査事業の売上とその認証機関の登録数を探して、それから全体を推定しているとだけ申し上げておきます。
    どこの認証機関だ?どこに載っている?となると企業秘密です。
    ただこれも私は過去相当期間のデータを集めてきました。現時点の数字は見つけることができるかもしれませんが、5年前、10年前のデータを探そうとしても今では見つけることはできないと思います。
    おっとその時点の登録件数となりますと、上記1項目(認証件数)が解決しないとお手上げです。

  5. ISO関連書籍出版数
    私の場合book.or.jpでISO関連の本を検索して数えています。ただ現時点では1年前の本はほとんどリストアップされますが、それより過去のもので不人気本はすでに取り扱われていないので出てきません。つまりbook.or.jpは発行された本がリストされているのではなく、売買されている本だけです。結局長年のデータを取って来ないとグラフの基になるデータは手に入りません。
    雑誌については各社とも雑誌に広告を載せてもらうために「広告媒体」と称する雑誌の内容や発行部数などを記した資料を作成し公開しています。またABCCというところが実売部数を調査公表しています。私は毎年それをメモっていました。なにごとも継続は力です。

  6. CINII論文数
    これは今からでも1990年代以前のものまで検索可能です。キーワードを入れて出てきたものの中味をみて該当したものをカウントするだけです。もちろん力仕事になります。
    但しISO9001でなくISO9000と書く人もいますし、昔はISO9002や9003もありましたから、その辺注意してキーワードを考える必要があります。当然キーワードの決め方で計上される数字は多少異なるでしょう。それは気にしないことにしましょう。

  7. グリーン調達におけるISO14001の扱い
    各社のグリーン調達基準書はその会社のウェブサイトに載っています。取引先にしか公開していない会社もありますが、まあわざわざ問い合わせしなくてもネットには星の数ありますからザクザク手に入ります。
    但しネットにあるのは現時点有効なもので、2005年に有効な調達基準書となると2005年に戻らないと手に入らないのが現実です。私の場合は10年以上ネットのpdfのファイルやハードコピーの現物を入手してきました。
    これから研究しようという方は、私のような数に任せてというアプローチではなく、20社くらいに限定して、その会社に過去からの調達基準書においてISO認証をどう取り扱ってきたかという経過というか変遷をヒアリングしたほうがよろしいでしょう。というかそれ以外方法はないでしょう。

私が毎年まとめているのも結構大変なことですし、今日からやるぞと張り切ってもできるものではないのです。
グッドラック



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