商標登録のメリット 

 
特にインターネット等ネットワークの世界では、商品や商号などの商標がデジタルで全世界を駆け回っています。 もう、あそこで売っているあの商品といった地域的な識別力は無くなってきています。 この意味で、商標登録は重要です。 登録により、商標を全国で半永久的に独占的に使用でき、そして商標を守ることができます。


独占して使用できる
登録商標は、全国で独占的に使用することができます。
もし、他人が自己の登録商標と類似した商標を使っていたり使おうとしていたら、これを強制的にやめさせることができます。
もし、 自己の登録商標と類似した商標により損害を受けたら、損害賠償を求めることができます。
もちろん、登録してなくても使用することはできますが、逆に商標権者から使用差止めを言われるかもしれません。
 
商標を守る
商標登録してないと、ある日突然、商標の使用を差止められるということがありえます。
もちろん、悪意がなくても、存在さえ知らなかった商標権者から差止めを食らうのです。
もしこれが商号だったら、存続さえ危ぶまれることになりかねません。

判例 大アカフダ堂事件:商号登記をしている大アカフダ堂という会社が、赤札堂という登録商標を持つ会社の商標権侵害にあたるとして、その使用の差止めと謝罪広告の掲載を命じられた。



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