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 ●私のパイロットライフ●


(98.3.5)

ついに購入! トらぶるインストール

いろいろなソフト 使い始めてみて

欲しくなるアクセサリー 

(98.12.2)

NewtonKeyboard購入 クレードルを軽く改造?

(99.1.29)

1年間使ってみて

(99.2.6)

突然の別れ


(98.3.5)

★ ついに購入!

 98.1.22に大阪日本橋ソフマップ5号館中古フロアにてメモリ1MBの輸入版を39800円で購入。マックパック、クレードルがもうひとつ、Hotsyncケーブル、SCSIケーブルが付いていたためなかなかお買い得。新品を買うと5万超の価値か。その日は他にもPalmPilot Professional2台、Pilot 5000が一台、5000用のメモリキットが1つと選択肢も広かった。付属品についてはどれもまちまちだが、値段は何故かどれも差がないようだった。


★ トらぶるインストール

 かなり苦しむ。マニュアルが英語であるせいもあったが、まずPilot Desktopをインストールしても、Hotsyncができない。最初はAppleTalkを入れたままにする(初歩的ミス)などもあったが、直してもうまくいかない。4日ほどまったくHotsyncできなかった。結局クレードルのかみ合わせが悪いことが判明。本体をクレードルに向かって強く押しつけながらHotsyncを始めると「ピロリーーー」という音と共にようやく成功。なんてアナログな機械だ。

 Pilot Desktopの日本語化にも苦しむ。(漢字トーク7.5.5上で)Mac用日本語化ソフトの定番、PD Patcherを使うが、何度やっても「-108」というエラーメッセージ。結局これは機能拡張ファイルを全部外した状態でインストールすることによって乗り越える。ご存じない方のために説明しておくと、シフトキーを押しながらマックを起動させ、(このときデスクトップの日本語表示は全部文字化ける)PD Patcherを起動させる。そして今度はいつも通りに再起動させる。(デスクトップが文字化けているからメニューからは再起動させにくいが、なんとかカンでいけるもの。できなければctrl+appleキー+起動ボタンでも。)


★ いろいろなソフト

 Hotsyncできるようになって、ようやく定番、HacMasterJ-OS 1.9をインストール。日本語入力が可能になる。しばらく英語だけで使っていたためかなり感動。しかし、入れる辞書(Dic-s,Dic-m,Dic-lと3種類ある)にもよるが、変換は正直きつい。現在Dic-lを入れているがそれでもあまりいいとは言えない。

 一文字入力しただけで変換候補を出してくれるPOBoxを入れては見たもののメモリが今度はきつい。雑誌などでの評判通り、2Mメモリ以上に増設しないと使えそうにない。これを入れることによって全体で7割以上のメモリの占有になってしまった。メモリさえあればかなり便利な変換ソフトなので、おすすめではある。

 それなりに試してみた中で今気に入って使っているのが、
AppMan(ランチャー)
MenuHack(メニューを表示したままにする)
SwitchHack(アプリケーションからアプリケーションへ移動できる)
J-Doc(テキストビューアー)
RightNow!(時刻表ソフト)
DinkyPad(手書きメモ)
DailyMoney(お小遣い帳)
Moon(その日の月の満ち欠けを表示)
Power Fix(バッテリーバグ修正) など。それぞれそんなに重いソフトでもないからまだ余裕はあるかなという感じ。
しかしHack系のソフトの入れすぎには要注意。フリーズの原因になるようだ。(マックの機能拡張ファイルでよく起こることと同じ)
これらを含んだ状態での98.3.2現在のメモリ消費量は453k。


★ 使い始めてみて

 使い始めてみて、やはりいい。J-Docで重要なメールは外で見れる、住所録は手帳とパソコンの2度書きをせずに一括で管理できる、電話番号など紙切れに控えてなくすようなことはない、電車の中で立ってでも開ける、などなど、まだまだ気付いていない良さもあるかも知れない。

 当然だが明らかにPowerBook 5300csより小さく軽い。タバコの箱より少し大きいくらい(写真)その分できることも限られてくるが、PowerBookはできることが多くても重すぎて外に持ち出す気力さえ出てこないことがあった。(あれは持ち出すもんじゃないという共通認識がすでにあるのかも知れないが)電池の持ちも比べものにならないし。ちょっと暇なバイトのとき(空調被験者、学相コーナー参照)に使いすぎて1週間しか持たなかったが、普通に使っていれば最低でも2週間以上は持つ。

 とはいえやはり欠点もある。入力はきつい。Graffitiによる一筆書きはなれてくるとそこそこ書けるが、書き間違い(私はvとu、uとoが特に多い)もあって効率よく入力ができるとは言いがたい。変換効率の悪さも目に付く。メモ程度を書くためにしかそもそも作られていないと言えるのかも知れないが。

 私はこれしか持っていないから比較はあまりできないが、ザウルスは自由度が低い、Win CEはキーが悪い、データがあまり生かせない、MobileGearはパイロットほどの手軽さがないから選ばなかった。しかしMobileGearはだいぶ気になってきたし(周りからの影響が大きい)、イギリス生まれのPsionも気にならないわけではない。今はノートパソコン、PDAが入り乱れるモバイルの風雲期?だから選ぶのは大変難しいような気がする。目的、用途を考えて、一つに絞るのではなくて組み合わせも考えながら選ぶべきだろう。というかまず予算が立つかどうかが問題なのだが。


★ 欲しくなるアクセサリー

 使い出すとやはりアクセサリー類が欲しくなる。私の場合いちいち出し入れしなくてはいけない標準のレザーケースに嫌気がさして別のものが欲しくなった。(松原氏所有のものは形状が何故か違う)大阪日本橋に探しに行くが、うーんない。ないこともないが、種類が少なく選べない。Pilotのサプライ品全般的に同じことが言えるようだ。T-ZONE MAC舘が比較的豊富だが、お目当てのWrap2を置いている店は一件もない。やはり秋葉原のIKESHOPしかないのか?さすがに店にはいけないので通販で頼むことにする。ネット上でカタログを見て選ぶが、またうーーん。これでは選べにくい。本来なら手で触って確かめたいぐらいなのに、写真すらない場合がある。Wrap2の写真はあるのだが、小さい上に色合いがわかりにくい。電話してもカタログはないようだしかなり困った。結局同じモバイルグッズとも言える?ハクキンカイロ3R(興味のあるかたはメールを)とお揃いの緑(イケショップオリジナル、3780円)を選ぶ。
 ついでに保護シートのWrite Right Screen(スクリーンにジャストサイズ。しかし実はジャストサイズであるところがくせもの。4枚入り、3980円)も頼む。

 商品が届いてみると選択が誤っていなかったことに気付く。これはいい。色合いも(ハクキンカイロ3Rよりいい感じの)深い緑で落ちついているし、手触りも滑りにくいしっくりくるもの。(写真)開きやすく、持ちやすい。シンプル且つ機能的だ。 付けたままHotsyncもできる。 開いた下の部分にはクリップを挟めるポケットがあり、Graffitiシールを貼るスペースもある。(写真) ただ表面が汚れやすく、すき間から埃が入りやすいというのが難点か。

一緒に注文した松原氏のWrap2はPeaceとお揃いの?紺色。これもなかなかいい。表面が少しつるつるしてるのが残念だが、緑よりは汚れにくそうだ。松原氏は缶ピースを挟めばHotsync ケーブルがいい感じに繋ぎやすくなることを発見。使えるかもしれない。

 しかし、Right Screenはミスった。うまく張れなかったのである。ジャストサイズであるだけにまったくのずれも許されない。10分にして約1000円が無駄に。空気は入るは、線はできるわで。難しいとは聞いていたし、もともと手先が器用なほうではないのでこれよりも、手入れ用Clothにしておくべきだった。
 なんとかもう1枚を使って張り直し、まあまあうまくいった。製造元のホームページを見ると張り方のこつが書いてあって、クレジットカードで伸ばすように張るとよいとあったからその通りやってみた。ちょっと右にずれたし、完璧ではないが許容範囲内。

 他にもまだまだ欲しいものがある。Newton Keyboard(これからもこれだけは生き続けるのか?)+接続用ソフトPilo key、パイロットに簡単に繋げる専用モデム(大坂氏はすでに購入。少し借りてこんな感じで撮りました)、スタイラスペンなどである。近い将来購入して、このページでも紹介することになるかな?

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