BRUICHLADDICH

DATA OF DISTILLER


・所在地 Bruichladdich,Islay,Argyll
・電話番号 −
・所有者 ホワイト&マッカイ・グループ
・創業者 ハーヴェイ兄弟
・設立年 1881年
・ブレンド銘柄 スコッツ・グレイ、グレンフォイル


BRUICHLADDICH蒸留所


ブルイックラディとはゲール語で海辺の丘の斜面という意味。その名の通り背後には小高い丘があり、インダール湖という内湾沿いに位置している。その湾の向かいにはボウモア蒸留所があり、車で湾沿いに10分の位置である。


この蒸留所は1881年にハーヴェイ兄弟により設立された。そして、1886年にブルイックラディ・ディスティラーズ社に統合され、両大戦中に強制的に閉鎖されるまで運営された。1930年後半のアメリカによる投資で、ジョゼフ・ホブスが操業を再開し、インバーゴードン・ディスティラーズ社、ホワイト&マッカイ・グループと所有を移している。


ブルイックラディ蒸留所では、はじめの頃は年に94,000ガロン製造していたが、1962年にはその製造量は約倍になり、1995年には年に800,000ガロンも製造するようになった。このように大量に生産できるようになったせいか、現在は生産調整のため操業を停止している。


ブルイックラディで使用しているポットスチルは、小ぶりのストレートヘッド型で4基ある。1975年に増設されるまでは2基で製造していた。仕込み水には背後の丘の泉の水を使用している。ここで使用している機器は創業時から使用しているものが多く、昔からの伝統をかたくなに守っている蒸留所として有名である。


ブルイックラディに使用される仕込み水にはピートがあまり多く含まれていない上、ポットスチルの首が極端に細長いため、ここのモルトは他のアイラのモルトに比べピート香が少なく、軽い。それでありながら海の香りがしっかりするなどアイラモルトの特徴をしっかり持っている。アーモンドのような甘い味がして、非常に飲みやすいモルトとなっている。


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