Revised on November 2000
そろそろ今年の雪遊びの計画を立てる季節になりました。
日本もいいけど、海外はもっーといい。 スキーが大好き!スノーボードが大好き!雪が大好き!旅行が大好き!
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海外へ行くぞ!と決めたのなら、さぁさぁ さっそく準備を始めましょ。
■ まず、何処へ行くか。とりあえずカナダ? それとも思い切ってヨーロッパ?
■ 次に、どうやって行くか。個人で手配して行く?それともツアーで行く?■ ツアーにしよう!と決めたら、次にそのツアーを選ぶポイント
■ さて、行く先・日程は全て決まった。いよいよ荷物の準備だ!■ 色々と乏しい経験で書きましたが最後に...
■ まず、何処へ行くか。とりあえずカナダ? それとも思い切ってヨーロッパ? |
↑このページのトップに戻る初めての海外スキーのNO.1はやはりカナダのウイスラーでしょうか。私もそうでした。 でも、せっかく行くなら自分の一番行きたいところへ行きたいものです。選ぶポイントをあげるとすれば...以上の点から、とりあえず海外へ一度行ってみたい!と言う方には、以上の4つのポイントを全てクリアーしている1.費用...旅の予算は重要なポイントです。 日程や時期にもよりますが、やはりアメリカやカナダはヨーロッパと比較して安いです。 同じ日程なら5〜10万は変わります。食事のあり/なしに寄っても変わります。 またリフト代・レンタルスキーは含まれていない場合がほとんどです。 ちなみに同じ日程なら、北米とヨーッロパとでは滑走日数は基本的には一緒です。2.滑走日数は何日だろう?せっかく行くのだからいっぱい滑りたいのが人情。その滑走日数の目安は...3.宿泊先からゲレンデへのアクセスは?
「XXXスキー?日間」とパンフレットに書いてあると、滑走日数は「?−3日間」です。
たとえば、「シャモニースキー8日間」の滑走日数は5日間になるわけです。
時差の関係で日本から海外へ行くときはほとんどの場合出発日と同日に現地に到着できますが、
逆に、帰国するときは日付変更線を越えるので2日間かかってしまうからなのです。ウイスラーは最寄りのゴンドラまで大体は徒歩で行けます。4.最寄りの空港からのアクセスも考えるべし。
逆にバンフは毎朝バスに揺られて各スキー場まで行かねばならないそうです。
シャモニーもバンフ程ではないようですが、毎朝バスに揺られて各スキー場を巡りました。
特にヨーロッパの古いスキー場は、ゲレンデと離れている事が多いようです。長〜い間飛行機の中に閉じ込められ、やっと空港に着いたと思ったらそこから又バスで5時間!?
ってなことも多々あります。ツエルマットへ行ったときなんぞ、バスやらタクシーやらを数回乗り継いで、
ホテルにチェックインしたら午前様。それから荷物を解体してお風呂に入って、明日の準備して...
そうこうするうちに明け方近くになってしまいました。
と言うわけで、体力に自信のない方は是非、空港から近いスキー場をお選びください。
カナダの「ウイスラー&ブラッコム」がおすすめになっちゃいますかね。でももし私が「過去に行ったところでもう一度行きたいところは?」と聞かれたら迷わず「シャモニー」と答えるでしょう。
ただ理由が漠然としていてちゃんとご説明できないのが情けない。きっと初めて行ったヨーロッパのスキー場で、
ずーっとお天気が良くて、あまりにも楽しかったイメージが膨らみすぎているかも知れませんね。ヨーロッパとカナダ・アメリカのスキー場を物理的なことではなく比較してみると、大切な違いがあります。
ほとんどのヨーロッパの歴史が古いスキー場は、元々は山を愛する人たちの拠点でした。
だからスキーヤーがそこへ行くと「滑らせてもらっている」と言う感じがします。
設備も決して便利とは言えません。リフト直下に宿がある方がめずらしいのではないでしょうか。
そこへ行くと何事も合理的なアメリカ人(カナダ人)はスキー場も合理的です。色んなことが完璧に整備されています。
だから便利で快適なスキーを求めるなら北米へ。地理の時間に習ったであろう有名な山々に抱かれて滑るのなら
ヨーロッパへ。私はそんな風に考えます。
■ 次に、どうやって行くか。 個人で手配して行く?それともツアーで行く? |
これは私の個人的な意見ですが、私はツアーをお薦めします。 (なんと言っても、楽チン・安心・お手軽は旅の必須三拍子。) 【 理 由 】
○○ 現地での移動が効率的である。個人で行くと、一般の交通機関を使うので空港近辺に
前後1泊しなければならないケースも多々おこってきます。
○○ 何かと楽ちんである。(でかいスーツケースに板まで持って、慣れない海外で移動している
自分の姿を想像してみてください。)
○○ スキーの好きな仲間に出会える確率が高い!
XXX 滑るときに、ちゃんと技術分けをしてくれる場合は良いのですが、人数が少ないと上級者も初心者も同じクラス。
これはお互いにとって、とても不幸な出来事です。
XXX ガイドの付いている日はほとんど団体行動。お昼も固まって食べるケースがほとんど。
日本人に限らず、外国語を話す人間が10〜20人で固まって食事する光景は異様です。
と言うわけで、海外旅行慣れしていて「団体行動は性に合わん!」とおっしゃる方は、多少面倒でも個人で行った方が良いでしょう。
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↑このページのトップに戻る1.スキーガイドは何日ついている?初めてのスキー場では何かと不案内な事が多いので、2.現地への到着はその日中?
現地に精通したガイドさんはとても頼りになります。都市で1泊して翌日スキー場へ移動というツアーもあります。と言うことは3.食事(特に夕食)の有無。
滑走日数が一日減ってしまう。これはスキーだけを目的にしている者にはもったいないです。ツアーには夕食付きもあり、いちいち考えなくても夕食にありつけるので楽ちんですが、4.利用航空便も要チェック。
ヨーロッパの"夕食あり"の場合は宿泊するホテルのレストランで、"本日のコース"を無条件に
食べなければならないケースがほとんどです。疲れているのにダラダラ時間のかかってしまう
「コース料理」には少々うんざりしてしまう日もあります。おまけに口に合わないホテルに
当たったら最悪! と言うわけで、食事なしの方が好きにできるので良いかも知れません。ちなみに私は、97年2月にコンドミステイのスキーツアーでヴェルビエへ行きましたが、
外食したり買い出しをして、食事を作って(もらって?)食べたりと、結構楽しかったです。
但し!コンドミには電話やテレビがなかったり、バスタブがない場合がありますのでご注意ください。
直行便は高いけど楽チン。経由便は乗り換えが面倒な分、安い!
ただ、ヨーロッパアルプスの最寄りの飛行場はチューリッヒかジュネーブ。
(イタリアのスキー場ならばミラノとかヴェネチアになりますね。)
つまり、直行便はスイスエアーぐらいしかありえない。(日本の航空会社あたりが飛ばせばいいのに)
と言うワケでほとんどの場合、経由便と思った方が良いでしょう。
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スキー等用具類はどうしよう?私がまず毎回悩むのは「スキーをどうするか」ということです。防寒対策は?
現地でのレンタルスキーの善し悪しも、行く先・行く時期によってまちまちだと思います。
運良く自分に合った好みの板に巡り会える時もありますし、逆に"長さ"を決めるとチョイスが
ほとんどない場合もあります。 言うまでもありませんが、ブーツは持参した方が良いでしょう。
「このスキー場のレンタル事情は?」等は掲示板に書き込んでみられてはいかがでしょう?一度、コロラドのカッパーマウンテンでマイナス20度の世界をで滑りました。
もう寒いと言うよりも「痛い」と言うのが素直な感想です。
私の経験で言えることは、ゴーグル・キャップ・耳あて・カイロ等、最悪の場合の準備をしておくに
越したことはないと思います。また、一端ホテルを出たら夕方まで戻れない場合がほとんどなので、
いつも準備万端!でいた方が安心な私は、常に私なりの必須アイテムをバックパック等に入れて
背中に背負っています。
クリスマスや年末年始は"ドレスアップ"しなくちゃいけないの?"しなくてはいけない"と言うことはない思います。(日本語ってムズカシイ...)現地で使うお金はどうしよう?
しかし、ある年末年始に "Chateau Whistler" というウイスラーではかなり高級なホテルに宿泊する羽目に
なってしまった時のこと。普段はカジュアルなウイスラーでもさすがに"New Year's Eve" には正装している
人々が多く、男性でも足もとはムーンブーツでも蝶ネクタイはにタキシード。
そんなエスコートを従えたご婦人達は背中の開いたドレスに毛皮のコート。
個人の考え方もありますが、ガイドブック等にも書いてあるように、夕食に一度はちゃんとしたレストランで、
とお考えの場合は少々のドレスアップの準備をしておいた方が、店に選ばれずに楽しめるのではないかと思います。最初の頃はそこそこの現金やらT/Cなんかを日本から持って行っておりました。
でも最近は海外でも引き落としのできる便利なキャッシュカードが登場しましたのでもっぱらそれを利用しています。
空港で当座の現金(1〜2万円)だけ両替して、買い物はほとんどクレジットカード。
ただ、自分が行くスキー場でキャッシングのできるマシンに巡り会えるかどうかは保証いたしません。
アメリカならどこでも見つけられたんですけどね。
その他ちょっとしたお役立ちGOODS◎湯沸かし可能な旅行用鍋(または棒状の湯沸かしキット)
疲れて部屋で休んでいるときに暖かいコーヒーや日本茶を飲めるのはとても助かります。
量を多く沸かせる鍋なら、カップラーメンも作れちゃいます。◎温泉の素
スキーや長旅で疲れた身体を癒やすには暖かいお風呂が一番!温泉の素を入れたお風呂に
入ればより一層疲れが取れた気分(?)が味わえます。お試しあれ!◎冬と言えども水着を忘れるなかれ
ホテル(特に北米)には "ジャグジー"があるところが結構あります。
疲れた体をブクブク泡の出る暖かいジャグジーで癒しましょう。◎乾燥対策
どうしてホテルや飛行機の中はあんなに乾燥するでしょう?
特に「乾燥体質」の私は、海外から帰ると鏡を見るのも恐ろしいほど乾燥しています。
お顔やボディの乾燥対策として保湿効果の高いクリームなどくれぐれもお忘れなきよう。
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なんだかんだと書きましたが、これだけで決められるもんじゃないんですよね。
一緒に行くお友達・仲間の意見も尊重しなくてはなりません。それに、散々悩んで結果的に「ここだ!」と決断しても、行った時のお天気次第で良くも悪くもなります。
逆にあまり気の進まない行き先でも、毎日々々晴天と良質の雪に恵まれたり、一生付き合えるような仲間と
巡り会えたりすると、それはそれでとても楽しい旅行になるんですよね。どうか、みなさんにとって最高の思い出となる旅行になりますよーに。