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ウイスラー&ブラッコム編

ウイスラーではヘリスキーに挑戦すべし
 

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もはや北海道と同レベル化しつつあるウイスラー。でもここにも日本では味わえない素晴らしい醍醐味があるのだ。清く正しく美しいゲレンデスキーも良いけれど、広大なカナダとは言え、ここにもリフト待ちは感染してる。そこで! ちょっとリッチにヘリスキーを体験してみよう。たった5万円弱で前人未踏(?)のピステを滑れるのだ。安いモン、安いモン。
.....帰国してからの生活はかなり苦しかった.....。

ヘリスキーの予約は必ず前日にしておく。朝起きてから、天気が良いから行こう!ナンテ決めた時にゃあもう、手遅れなのだ。私のお薦めのヘリスキー会社はWHISTLER HELI-SKIING。ビレッジのど真ん中に事務所がある。希望日を言って誓約書(良く読んで納得すること)にサインして支払いをすればOK。好みの問題ではあるが、FAT-SKIという短くて太いスキーは新雪を滑るのにはもってこいの板なのでレンタルする事をお薦めする。人に自慢できるくらい新雪が苦手な私でも、「ん?私もしかして上達した?」と錯覚をおこしてしまう魔法の板なのだ。(もちろん上級者は勝手にしてくださいナ。) 

当日、事務所から少し離れた所にある POWDER HUT (スキーレンタルをした小屋)に集合。宿泊先によっては、バスでのお迎えもしてくれます。
そこで正しいヘリスキーの楽しみ方の講習を受けてからバスに乗って 赤い TASMAN (ヘリの名前)の待つヘリポートまで行く。そこで今度は正しいへリの乗り降りの仕方を教えてもらうのだ。

そして、いざ大空へ! ヘリが運んで行ってくれる所は、本当に自分たちしか居ない大自然のど真ん中。こんな所に? と思うようなところへヘリは衝撃もなく着陸する。それは TASMAN のカナダNo.1のパイロット、Mr.Tim の Super Technic! なのだ。
(彼はカナダのトップガン野郎と呼ばれているらしい。)

そうそう、言い忘れたが、スキーにはビデオマンが同行して我々の華麗(?)な滑りを撮影してくれる。007にでもなったつもりで格好良くすべろう。積極的にカメラの前に出よう。そのカメラマンなんだが、滑りながらビデオを回すからすごい。
中級クラスは、ヘリ2本分滑ったところでランチ・タイムになる。向こうでサンドイッチにジュースやフルーツ・お菓子を用意しておいてくれる。 そのあとは、ヘリをバックに大記念撮影大会〜! Tim は親切に一人づつポーズを決めてくれる。
午後から、もう一本滑って終わり。...かと思ったら大間違い。追加の希望を聞かれるのだ。もちろん別料金なのだが、気持ちが舞い上がっているのでつい、 "Yeah! One more time!" と言ってしまう。ちなみにお調子者の私は二日ヘリスキーをして、二日とも5本滑ってしまったのだ。帰国後生活が苦しくなるのも当たり前だよね。

アフター・スキーには リステルホテルのBARでビール片手にビデオの試写会が始まる。以外にかっこいい自分の滑りっぷりに惚れなおしたり、写っている時間が短いと文句言ったり。それも又、楽しいひとときなのだ。
 

ヘリスキーを楽しむためのワンポイント・アドバイス
  1. 自分のレベルは正直に申告すること。見栄をはると、とんでもない所へ連れて行かれます。

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  3. ヘリスキーの催行は天候に左右されます。でも、雲の上の天候は素人では判断できません。朝、8時前後に連絡がなければとっとと準備をして集合場所へ向かおう。

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  5. 我々が楽しんでいないと、ガイドも楽しくありません。ガイドが楽しくなければ我々も楽しくない。郷にいれば郷に従え。 大騒ぎして、クレイジーになって思いっきり楽しもう。

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  7. 最終フライトのパイロットの助手席は大ジャンケン大会で決まります。Good Luck!

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  9. Timの超スーパーテクニックは空中急旋回。でも、つまらなさそ〜なお客さんには残念ながら、披露してくれません。

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  11. ビデオ鑑賞会の後に記念のピンバッチがもらえます。ヘリスキーした人しか手に入れられません。

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  13. ビデオは私が行った頃で一本 CAN$50.00 もしたので、お友達と仲良く一本だけ買って、日本に帰ってからダビングしよう。

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  15. 二日目は FAT-SKI のレンタル料金は無料になるので、明日も行くぞ!と決めたら板はキープしておいてもらおう。('96年3月は無料でしたが今はどうなんでしょ?)
 【番外編】ウイスラーで怪我をしてしまったら.....当然ながら病院へ連れて行かれます。そこに売っている T-SHIRTS はなかなかカワイイ。怪我したら記念に一枚いかが?何で知ってるのかって?...可哀想な犠牲者の付き添いです。

  
 
 

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