WorkPadな生活改めPDAな生活

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[Zaurusネタ]
[Psionネタ][WindowsCEネタ(PocketPC2002&H/PC2000]

現在私の持っているいわゆるPDAは以下のとおりです。

機種名 ネタ
Palm系 WorkPadc3(40J) 私が初めて購入したPDA。この頃はPalm社は日本参入していなかった。 ここ
TRGpro(英語版) 初めて英語版を購入。J-OSで日本語化後、現在のメインマシン予備役入り
VisorPrism(英語版) 海外通販で購入。快適なのだがTRGproの使いやすさに勝てず、
現在セカンドマシン(ゲームマシン?)の地位に甘んじている
HandEra(英語版) イケショップにて購入。J-OSがまだβなので完全移行はしていない。
液晶の調子悪し。イケの対応をほかの人に聞いて、修理に出しかねている。
追記:結局ASKに発送、3週間で新品交換になった。
Zaurus MI-E1 予約をしなかったくせに発売日に買った。
Palmに慣れすぎているため、PDA機能は余り使っていない。
液晶も文字も綺麗なので、文書リーダ&MP3プレイヤーの地位を確保。
ここ
MI-TR1 初回の安売りの時は買わなかったものの、
実際に見た液晶の綺麗さに愕然とし、アウトレットで\24800で購入。
今のところ通信&ZVNSなどのゲーム専用機。もったいない。。。
Psion系 Psion Series 5mx Palmを買う前から欲しかったのだが、高くて手が出なかった。
オークションで市価の6割程度で新品同然の品を落札。
このキーボードはJornadaにむきかけていた私を引き戻してくれた。
CFスロットの調子が悪いので、週末から入院予定である。
追記:フレームの調整で帰ってきた。ただいま検証中。
ここ
CE系 Jornada710 ずっと敬遠していたCEデバイスを初めて購入。
ポケピは用途がなかったのと、うちやすいキーボード、
新製品が出る見込みが薄いことが原因。
PDAとしてではなく、文字通りHandheldPCとしてみるなら十分か。
現在カスタマイズ中。
ここ
Jornada568 用途がないままPocketPCの新製品を購入。
今更TypeIなところが媚びていなくておしゃれ(笑)
とりあえずRH2000Pは使えるから問題なし。
その他 MobileGear(MK-11) 知人からforDocomoを10Kで購入。
Dos化したりBSDを入れたりと多種多能な奴である。
しばらく他のマシンにかまけていたおかげで、現在電池切れ中。
Libretto50 厳密に言えばPDAではないが、サイズはMobileGearと変わらないし、
なかなか軽快に動いてくれる。
現在超漢字3にて稼動中。

いずれも特徴があり、どれが優れているとかって物ではないんで、
それぞれ使っていての感じた点、気になった点などについて書こうと思う。

とりあえずファーストインプレッション

・Workpadc3(40J)
とにかく小さく、スタイリッシュ。
この薄さとデザインは今なお他の追随を許さない(と思う)
反面、拡張性に乏しく、外部記憶装置がほとんど使えないため、基本的にHotSyncに頼ることとなる。
母艦との接続はシリアル。辞書やゲームなど大きなアプリが入っているときはちょっといらつくこともある。
よくも悪くもスタンダードなマシンである。

40J固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定。

・TRGpro
PalmIII筐体の一見無骨なマシンである。
だが、このマシンの真骨頂はその筐体の理由とも思えるCFスロットにある。
今でこそSonyのCLIEやPalmのm50xシリーズなど、外部記憶がデフォルトで利用できるマシンが増えているが、
この頃はSpringBoardでフラッシュメモリの積めるVisorがあったくらいか。
TRGproで利用できるCFは通常のFATフォーマットであり、当然PCでもWindowsCEマシンでも利用できる。
制限付きではあるが、アプリケーションやデータさえもHotSync無しで高速にインストールできるのである。
おまけにバックアップツールもついていて、CFの容量が許す限りスナップショットを取っておくことが出来る。
Visorのバックアップモジュールほどの手軽さは無いが、動作テスト用のマシンとしては最高だと思う。

TRGpro固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定

・VisorPrism
Palm系マシンとしては初めてハイカラー(65535色)発色可能な液晶を搭載したマシンである。
透過型液晶にバックライトを付けたが大容量バッテリーと急速充電機のおかげで思ったほど電池は気にしないで済む
さすがに液晶は美しく、新CLIEやm505と比べても屋内で使う場合は今でも最高ランクだろう。
また、最新機種と同じくDragonBallVZ/33Mhzを積んでおり、重いTinySheetなどを使ってもストレスを感じない。
反面、屋外、特に光量が激しく変化する電車の中などでは非常にみづらくなる。下手をすると全く見えない。
また、TRGproになれた身にはHotSyncは少々苦痛である。
まあ、充電はしなければならないんでクレイドルには数日おきにおかなければならないんだが。
私の持っている唯一のカラーPalmであると同時に、唯一のVisorである。

Prism固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定

・HandEra
TRGproを作ったTRG社が社名を変更、その名前を冠したPalmデバイスである。
SonyのCLIEと同様にハイレゾ液晶を搭載、またその特徴であったCFスロットに加え、
SD/MMCスロットを搭載、現在の所Palm唯一のダブルスロット機である。
また、サイドにはジョグホイールを搭載したり、ボイスレコーダを内蔵したり、
果てはGrafftiエリアをシルク印刷ではなくソフトウェア表示させ、
今後のPalmの可能性を示しているマシン。
残念なのはモノクロ機としては値段が高いこと、
また市場がカラー機に向かって進んでしまっている時期に発売されたことである。
カラーは絶対必要であるとは言わないが、この手のストレージをつんだマシンは
大きいデータの取り扱いが容易できるものなので、カラーマシンがあると売りにはなったであろう。
まあ、元々の設計にないものを強引に突っ込んで売ろうとするよりは数倍マシだが。
OSのレベルアップも予定されているので、今後も楽しみなマシンである。

HandEraの情報もそのうち書いていきたいなぁ

・Zaurus E1
キーボードを搭載し、MP3再生、MPEG4再生などマルチメディア機能を満載した
今までのZaurusとは一線を画す機体である。
Sharp側の力の入れ方もかなりのものがあり、今のところかなりシェアを伸ばしているようである。
ただ、MPEG4の再生はフォーマットの問題もあるだろうが、かなりコマ数が限られる。
容量の問題はあるとはいえ、iPAQのMPEG1再生能力を見てしまうといささか萎える部分もある。
日本語手書き入力に関しては知っている限り他機種の追随を許さない。
そういった意味で言えばキーボードがダメでPDA初めてな人にははまり商品といえるかも

ZaurusE1固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定

・Zaurus TR-1
元々EX1という型番のマシンをオンライントレード用にカスタマイズしたものである。
キーボード無しのペンで利用するPDAとしては普通考えられないVGA液晶を積んでおり、
表示能力については今だにトップクラスである。
しかし、その液晶が仇となり全体のスピードはE1などのQVGA機と比べるとかなり落ちる。
とはいえ、この機械でZVNSなどの各種ゲームを見てしまうとPalmはともかく、E1で同じゲームをする気が起きない。
色はともかく、そのフォントの美麗さに魅せられる。
液晶のシャープさんには是非この後継機を作って欲しいと切に願うところである。

Zaurus TR-1固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定<準備中>

・Psion Series5mx(写真はこちら)
主にキーボードのギミックだけで有名になっているような気がするが、中身も良く作りこまれたマシンである。
日本ではなじみが無いが、EPOCというOSを積んでおり、安定性についてはピカ一である。
また、その特徴たるキーボードは最高とはいえないまでも、十分にタッチタイプできる出来である。
PDAとしては珍しい単三電池駆動といい、このキーボードといい、
本来の意味でのモバイルコンピューティングを実現するマシンであろう。
残念ながら所謂モバイル利用には通信環境の弱さが祟って最近のマシン中では最低ランクである。

PsionSeries5mx固有の情報については今後はこっちに書き記していく予定

・Jornada710
今後が怪しいH/PC2000デバイスである。
キーボードは5mxとは逆に軽め。感覚的にはLibrettoに近いか。
タッチタイプは十分できる。人によっては5mxよりこちらの方が向いているだろう。
PCカードドライブを積んでいることもあり、周辺機器との親和性の高さが売りである。
NICを挿せばさくっとTCP/IPが動いてくれるし、シリアル系のほとんどのカードはそのまま使えそう。
問題は、それなりのカスタマイズをしなければ快適に使えないこと。
代替アプリのインストールが必要なのはPalmでも変わらないが、
デフォルトではStrongARM/206を積んでいるとは思えないくらいパフォーマンスが悪い。
知人の話ではもっと画面の広いTelios(MIPS/180)の方が速いとのことであり、
同じCPUを積んでいるiPAQと比べても遅いのは、ハードとしてのチューニングが足りないのだろう。
もっと問題なのは、テキスト入力をしていると急にスピードが落ちることだ。
たいした文章を打っているわけでもないのに、突然変換が間に合わなくなったりする。
噂ではコントロールのバグのせいとのことだが、こんなのを残して出荷するM$の神経ってのはいかがなものか。
このバグでキーボードの優位点が半分は落ちていると思う。
RichEditControlでは問題ないって話だが・・・・PocketWord使わせようっていう陰謀か?(笑)

・Jornada568
PocketPC2002の新製品である。
GEOMETRIC SPACEさんとかWINCE FANさんとかZDNet Mobileとかでレビューされてるんで
詳しいことはそっちを見てもらうほうが分かりやすいだろう。
極私的インプレだけ。
(1)ハード
基本的にはJornada548のスタイルを踏襲しているが、軽さが全然違う。
548のどーやっても壊れなさそうな重厚さは好きなのだが、片手で持って軽いと思えるPocketPCは初めて。
(まあ、それでもPalmと比べりゃ重く感じるんだが)
フリップが付いているのも○。
これならケースなしでスーツのポケットに入れても不安にならない。
運搬用途ならシェルケースだろうとソフトケースだろうと何を使おうとかまわないが、
すぐ取り出せる状況でケースを開かないと使えないってのは笑劇でしかない。
そうそう傷つくものでもないから、気にしなきゃそれまでっていわれればそうなんだけど(^^;
十字キーとかCFスロットとかアプリケーションボタンの使い勝手は言われてる通りなんで割愛。
ただ、アクションコントロールの使い勝手は548を知ってる身から言わせれば退化である。
ボタンが小さく、押しづらくなったため両手で十字キーを使うのと使い勝手は大して変わらない。
ボタンの両端を盛上げればもうちょっと使いやすかったとおもうんだが。。。
(2)ソフト
シェルがいまいち。
エクスプローラがバージョンアップしたと言っても今までオンラインソフトで実現していた部分を組み込んだだけだし、
何よりD&Dを使わないシステムはエクスプローラよりファイルマネージャが欲しいと思うんだが。。。
PIEも特にバージョンアップはなし。PalmScapeになれている事もあってか、あまり使いやすさは感じない。
(3)添付ソフト
さいすけがついたのが目玉らしい。。。。そんなに重くはないものの、使いやすいとは今ひとつ思えんのだが。
あとはブラザーの和英・英和ソフトがついている。
結構使いやすそうなのだが、いかんせんサイズがでかい。
幾ら本体メモリが64Mとはいえ、固定ストレージに一枚使えるGenioがうらやましくなる。
(4)PC連携
ActiveSyncはやらない。以上。(笑)
というわけにもいかんので、一応インストールして一通り試してみた。
USB接続の場合はJornada710をシリアルでつないだ場合とまったく変わりなし。
こころもち認識が安定しているような気もするが、まあたいした違いではないだろう。
Outlookを使わない私にはどうだろうと大して変わりは無い。
便利になったのはファイルエクスプローラにMSクライアント機能がついたこと。
これのおかげでSetup.exeを使うアプリ以外ならCF無しでもインストールできる。
LANでのActiveSyncもこれのおかげかどうか分からないが、H/PC2000より楽に動かせる。
ただ、H/PC2000にあった「PCリンク」がなくなったおかげで、
接続を維持する方法がしばらく分からなかったというのは秘密である。
(ActiveSyncのオプションで同期後切断する」を無効にすればOKである)
これでつないだ状態なら母艦側からアプリのインストール/削除ができるようになる。
これでメーカー製のSetup.exeを使うアプリのインストールもLAN経由でできるようになった。
ますます2ndSlotが欲しくなる(笑)
(5)総括
予想通り(以上でも以下でもないってことだが)にP/PCとしては使えるマシン。
軽いし、CFタイプIで事足りる人には十分。
問題はP/PCのソフトやデータが肥大化している状況で、本体RAMが倍増したとはいえ、
CFスロット一本で済むかということである。
特に辞書の類はインストールに数十メガ必要となり、本体のみでの現実運用としてはちょっと苦しい。
とりあえず128のCFを買っておくことにするか。


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