● 5月3日 |
「日本国憲法は、過去の日本のあり方への反省の結果、『再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し』、『恒久の平和を念願し』国際的協調のもとに安全を確保し、平和な国際社会のうちに名誉ある地位を占めることを目的にかかげた(前文)。そして、9条において徹底的な平和主義を基本原則のひとつとしてかかげたのである。不戦条約(1928)や、いくつかの憲法で侵略戦争を放棄した例はあるが、わが国の憲法のように完全な形で永久平和を基本原理としたものはなく、この点は世界に類例のない宣言である。この規定の趣旨は、『正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求』するところにおかれており、より具体的にはつぎの内容を含んでいる。(以下略)」
(「現代法学入門」有斐閣社ISBN4-641-11256-8)
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軍事同盟と集団安全保障の違いはこの本を読んで知った。本は読むべきである。 ![]() |
最近私のウィットというか皮肉というかダジャレが理解できない方がいらっしゃるので、子供にもわかるように言いかえれば「不名誉な地位」である。国語力の低下には困ったものだ。
アッツ、ダジャレ力の低下でしょうか?
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民主党の方々!民主党支持者の皆様、 |
この事実を良く勉強しましょうね |
これは重大な論点である。 護憲主義者は憲法を変えると戦争になるという。 現憲法で戦争にならないことを立証しなければ、憲法を変えると戦争になるという理屈は成立しない。 いや、現憲法であっても戦争になり、憲法を変えても戦争になるかも知れず、現憲法であっても戦争は起こらず、憲法を変えても戦争にならないかもしれない。 だが、以上は机上の考えである。 現時点、現憲法において日本の主権が脅かされ安全保障は空前のともしびであるのが事実だ。
よって、論じる価値のあるのは (1)憲法を変えれば日本の主権が確保できるのか? あるいは、憲法を変えても日本の主権は確保できないのか? (2)憲法を変えれば日本は戦争に巻き込まれないのか? 憲法を変えても日本は戦争に巻き込まれるのか? しかない。 どちらにしても、現憲法でよいとか問題ないという考えは起きようがない。 現実を知っているなら、憲法を変えるな(護憲)とか、日本国憲法は平和憲法だという言葉はでてこない。 そう語るのは現実を知らないのか、現実を認めようとしないのか、中国のまわし者であるということだ。 |
というよりも紙に書いた文章に罪もなければ実施する力もあるはずがない。 同様に紙に書かれた現憲法が何の力も持っているはずがない。 |
もちろん、在日米軍があるべきか否か、在日米軍の軍人による犯罪を論じるのを禁止するつもりはなく、そんなことできるわけもない。しかし、ものごとは常に相対的である。 在日米軍がない場合のリスクを比較して論じなければ、私は認めない。 アメリカ軍人の犯罪、強姦事件がときたまニュースになるが、少なくとも法律がありそれに基づいて処罰される。アメリカ軍は正式に謝罪している。 チベット人が自分の土地の所有権いや主権を取り戻そうとして今血を流していること、それに対する中国軍のチベットの虐殺をみれば、中国人民解放軍が日本にやってきたとき、殺人も強姦も強盗も強奪もやり放題で、いっさいの日本人の権利は無視されるだろう。 なにか、反論ありましょうか?
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国語力(知識)のない方に注釈を入れておく。 これは石川五右衛門の辞世の句(釜茹でされて殺されるとき詠んだ歌)とされているもので、全文は「石川や、浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」である。 最近は、人を殺して強姦して、神のお告げだとか、生き返るためとか、自分の命惜しさにわけのわからないことを語り精神異常を演じる者がいるが、そのような意気地なしやひきょう者に比べて石川五右衛門は大物である。いや、比べることさえ間違っているのだろう。 私は石川五右衛門や東条英機のように死を迎えることができないことを白状する。 |
![]() 中国は日米空軍や空自と同等の戦闘機をたくさん保有してます。なにせ日本からの経済援助が全部軍事費になっているようですから |
現時点、砂漠は北京まで70キロまで迫り、毎年3キロの速さで近づきつつあるという。次回の北京オリンピックはあり得ないだろう。だって砂漠の中ではマラソンも短距離競技もできるはずがない。 だから中国は今回のオリンピックに全力を傾けているのだろう。 |
お断りしておく、この本がおかしいということでもない。日本国憲法について書かれている本の99%は9条を評価し、9条によって平和がもたらされると語っている。 それこそが憲法はうそのはじまりなのである。 |
嘘つきは泥棒のはじまり、 憲法は嘘つきのはじまり
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憲法としては無効 日本国憲法は憲法としては無効です。現在の日本の法体系は簡略化すると 帝国憲法(根本規範)>講和条約としての日本国憲法>帝国憲法(技術的規範)>一般法です。 GHQとの合意(いやむしろ押し付けられた)の産物が一国の憲法であるはずはありません。それは憲法(国家単独行為)でなく、条約(双方行為)です。 頭の中の認識を変えましょう。 http://kokutaigoji.com/reports/ref/ref_mukofaq.html |
naokoyan様からお便りありがとうございます。
おっしゃるとおり日本国憲法は占領軍に押し付けられたものであることには同意です。
しかし、現実の日本の立法も、行政も、司法もこのマッカーサー憲法で動いていることも事実です。
だから憲法改正しようという発想には私も大賛成ですが、単純に無効といっても誰も相手にしませんわ
そして人を動かそうとするならば、相手が納得するように話を持っていかなければなりません。だめだダメダとか、無効だといっても、そりゃ無茶というものです。