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今年の春夏ファッションのトレンドはロマンチックな女性らしさというようなところにあるようです。ニットでは、やはりレーシーなものが主流のようですね。ただし、ディテールには思いっきり手作り感を持たせて豊かな表情を演出しているようです。このトレンドは手編みにとっても歓迎できるものですね。
なぜなら、見た目には大変涼しげに見えるサマーニットなのですが、蒸し暑い日本の夏では素材が綿や麻であっても着た感触は意外に暑く、敬遠する人も少なくないのです。特に手編みにはこの傾向が強いようです。
今年のトレンドはこんな傾向を吹き飛ばして、着ても見ても涼しい、おしゃれなサマーニットを本当に楽しめそうなのです。
夏のニット制作には秋冬とは違う楽しさがありますよね。分量の少ないものには遊び心いっぱいの手作り感を盛り込んだり、思いっきりレーシーにしたり、アンダーとの組み合わせでバリエーションを豊富にしたりと、色々面
白いことができるのです。手編み人はもっともっと手編みの夏を楽しめるようになるといいですね。
私も今制作中なのですが、3月から4月にかけては他の用事が多くて、ほとんど進んでいません。そろそろ身を入れてやらなければと思っているところですが、なるべく早くお見せできるようにがんばります。
ところで、私のサークルでは今、<RICH MORE-55>に出ているアクトレスラメで編むストールを皆で編んでいます。デザインは各自の好みで多少変えて、色もそれぞれに撰んで、小物はあまりしないメンバーがいつもとちょっと違う雰囲気を楽しんでいます。目を揃えて編む鉤針編みの練習にもなってとても良いようです。
では今回はこのくらいにして、また次回お会いしましょう。 |