ニムの木かげの家
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影のオンブリア | |
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■ 海外SF同好会「アンサンブル」 | ensemble.index
_ 先日ケルト音楽のCD(Lunasa 'Se')をかけていたとき次男が「無印でいつもやってるのと似てる」と言っていて、その次無印に行ったときに耳を澄ましたら確かに言うとおりだった。そこでは1曲をエンドレスで流していて、それは基本的にフィドルやパイプだったのだが途中にものすごくジャズっぽいピアノが入ってくるの、それがすごーくヘン!=素敵 しかもエンドレスなので頭がぐるぐるしてきた。
_ で、きのう池袋MUJIを通過したとき店員に訊いたらBGMのCDがあるという。1種類しか目につかなかったのでとりあえず買ってみたが、それはスウェーデンのものだった。でもこれもすごくヘンで素敵。聞けば聞くほどこれが先日無印で流れていたものに聞こえる。ニッケルハルパというのはハーディガーディの仲間みたいだ。
_ MUJIのサイトを調べてみたら、ここの4と7がケルティックなので、買うことにする。
_ 半ば「やだな〜」と言いつつスキー合宿へ行った次男(知ってる人がほとんどいないから)、「結構楽しかった!」とニコニコ帰ってきた。車酔いもほとんどしなかったのも幸いした。ホンの5日なのに、今年はヒトとしての存在感を増していたからか、帰ってくるのが意外に待ち遠しかった(^^ゞ
_
「しーッ!」
「先生、知ってる?」
「小委員会」
「信じる子」
「おいで、ワゴン!」
を終わって9つめの「グランダー」途中。
_
「小委員会」はどこやらで既読。「しーッ!」も記憶にある。怖い。
「先生、知ってる?」はいつあっちの世界に足を踏み入れるのか入れないのかしら?と気をもんでしまった。
_ あとの二つに見られるように、やさしくきれいで、あこがれや郷愁を呼ぶだけではない、鋭くシビアな感覚を持っているところがこのひとの魅力だと思う。「おいで〜」などにもある喪失感はうまいよなー。
_ 久しぶりにトークセッション(大森望×青山南)。昨年のDavid Almond×金原瑞人以来かな。半ばオフ会みたい。青木みやさんと隣り合って座っていたら真後ろにいきなりひがしさんを発見してびっくりしましたわ。 okkoさんとかnijimuさんとかバラライカ宮崎さんとかjmukさんとか。打ち上げはせっかくお声かけていただいたのに諸般の事情で失礼してしまいましたが、事情が許せば行きたかったなあ。午前4時までとはは到底ムリだけど。
_ #確かに青山さんは大学教授ぽかった。
_ それにしても、子育て真っ最中(の話もちらっと出た)の大森さんは、本当に以前と変わられたなあと思いました(^-^)/ でもやっぱり相変わらず表情も変えず青山南さんをいなしたり突っ込んだりする技はいっそう磨きがかかったようです。
_ 漢字の開き方あたりの話は、自分でも最近は特にいい加減なので意識しないとなあと思った。でもやっぱり見た目の読みやすさなのか。もっと端的に言えば字面が見て美しいかどうか。
_ #Web上で私がひっかかる表記は「弄る」(いじる)で、これは多分「愚弄」からの連想で個人的にとても印象が悪い。多分これは日本語変換のせいだろう。日常的に使う字ではないように思う。
_ 「いちばん近い学校」
_ このふわふわ…!「なんでも箱」で、先生の、なんでも箱の喪失とあこがれ(渇望に近い?)の感情が描かれるが、それに似たような、この人たちに会いたい、というあこがれがふくらんでくる…アザミみたいに。
_ 職場で施設見学をやるんだが、その中の一つがビデオを使ったお話をする模様。でもビデオ再生機がないので(事務にTV一体型再生機があるのみ)、だれかDVDに焼いてよという話。
_ 家でも、昔のVHSや8ミリビデオがあるので、早いうちに(取捨選択して)DVDにしなくちゃいけない。子供を撮ったものにしても、うちはビデオ撮影魔じゃないので数はあまりない。
_ TVの録画にしても本当に残したいものがさほどあるとは思えないので、機材を買って自分でやるより業者に頼んじゃった方が結局安い・速いような気がする。1枚1000円なら10枚でも1万円だからなあ。連れ合いに相談してみよう。
_ この頃とんとネムキを買わなくなっちゃったのでお久し振り。それもそのはず2年ぶりの雨柳堂だそうだ。つい一所懸命読んじゃって、順番を待っていた娘に「速いね…!」と感心された。
ケンブリッジ近郊にフィリパ・ピアスに会いに行った時の写真。左から
・『トムは真夜中の庭で』の舞台になったキングズ・ミル・ハウスのあるキングズ・ミル・レーン入り口
・今は人の住居となっている昔の粉引き場(一番右端)。
・粉引き場の下を流れるケム川(『ハヤ号セイ川をゆく』にはセイ川として登場する)。
・向こう岸は牧場、右手に数軒離れたところにピアスさん宅がある。
・最寄りの郵便局(向かい側のバス停から撮影)。ケンブリッジから乗ったバスの運転手さんが、降りる時に「キングズ・ミル・レーンの場所は郵便局で訊くのが一番確かだからね」と教えてくれたにもかかわらず、局員のおじさんは「ここに来て日が浅いからわからないなあ。(客に向かって)誰か、知ってる人いますかあ」客の中で一番頼りになりそうもなかった気むずかしそうなおじ(い)さんが、もごもごと「そだな、たいして遠くないな、あすこんとこをまっつぐ下がっていって、ガレージを通り越して、ずーっとまっつぐだな」てな感じで教えてくれたのだ。
これはン十年ぶりにロンドンのアンティークマーケットで出会った貯金箱。子どもの時にたいそう気に入っていたのに割れてしまったのと同じだったので、感激して連れ帰ってしまったのだ。