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_ 今日のTokyoFMで、ちょっとインタビューされてた>ハウ氏。ナルニアのコンセプチュアル・アーティストだから、今週末のナルニア公開に合わせてのことらしかった。
_ ばたばたしていたのでちゃんと聞けなかったが、多分あまりたいしたことは言っていなかった模様。ちぇ。指輪映画に関われてどうでしたか、とかいう良くあるもの。魔法を信じますか、と訊かれて、信じたいですね、大人にも必要なものだから、とかなんとか。
_ #PJが彼を評して「若い頃のガンダルフにそっくり!」と言ったとか。確かに。
_ #でもねー、絵としては、ハウの絵は非常に美しく素敵、人物も(アラン・リーより)上手だけど、アラン・リーをもう一度見てしまうと、見るなりいかにも「魔法の国」印がついてるようなインパクトとオーラには、ハウはいまいち負けるのでした。見るからにイッちゃってるし>アラン・リー
_
ロビン・ホブ/『真実(ヴェリティ)の帰還 上』/創元推理文庫
ロビン・ホブ/『真実の帰還 下』/創元推理文庫
_
うう、ファーシーアーの続きだ!読みたい!
Solstice Woodも、主人公の祖母が核心を語り始める(多分)ところに差しかかってきたので、どうするかなあ。
_ しかしほんとに、英語一冊に苦戦している間に、どんどん積ん読が増えるものよ、情けなや(T.T)
_ 陰謀〜というか。
_ firefly…って、蛍でしょ。日本の蛍とアメリカの蛍とは光り方がとても違うのかな。あの、ぼーっと明滅する夢幻的な印象はこの言葉からは感じられないけど、英語の人はそうではないのかしら。fireflyと聞いても我々と同じようなものを想起するのかしら…謎。
_ やっぱりまだ寒い帰宅時(6時頃)の薄暗がり、うちの前の公園を歩いていたら道の真ん中に、えーっ、お犬さまの落とし物かっ!?と思ったら、それはでかいヒキガエルでした。靴先でお尻をつついてみたが、目をぱちくりしてドテッとしているばかり。その数歩脇にもう一匹お仲間が。どかないと踏んづけられちゃうよ。
_ ナルニアがメイクアップ賞受賞だそうです。コープスブライドにもアニメで取って欲しかった。
_ 昨晩「ダーウィンの悪夢」見た。
_ もっと環境問題そのものに特化したものかと思ったが、決してそれだけのものではなかった。そりゃ空っぽの飛行機が、いくら売れるからと言って魚を積みにだけ飛んでくる、なんてありえねーと最初から思ったけど…、やっぱりかー、何てこったい。
_ #撮り方(画面、構成とも)が日本のものと全然違っている点も大変興味深かった。
_ #不謹慎かもしれないけど、弓矢を持っている夜警の人、話していくうちに凄みが出てきてかっこよかった。話し始めの頃は、貧困に押し潰されている人、という目だったけれども。
_ お も し ろ かっ た!何と言っても、曲が素晴らしい。
_ 舞台装置(大道具、小道具とも)、衣装がとてもとてもイイ!色もデザインも。また歌の人たちは、キャッツとやっぱり違って、もともと声楽出身の人がほとんどなので、もちろん歌い方はクラシックとイコールではないけど、皆なかなか上手で安心して聴けた。そのぶん踊りがいまいち。指先のポーズなど決め所をもう少し美しくして欲しいな。や、バレエの人たちは上手でしたよ。オモチャのお猿の人はなかなかよかった。
_ 音量調節や発声のせいか(両方)、いいとこの歌詞がサッパリ聞き取れなかった。ほらパッションとか、ラウルが殺されそうになるところとか(^_^;)
_ この前の映画版と基本的にほぼ同じだけど、ファントムがまるでクリスティーヌに催眠術をかけるかのごときジェスチュアがあり、これは催眠術そのものじゃなくて彼の魅力/魔力を表すのだろうけど、なぜクリスティーヌがファントムに魅入られるのかは映画よりはっきりしているように感じた。逆にファントムは映画ほど素敵じゃないので、ラウルは幼なじみで若いだけで他に何もしないのは同じだけど、それでもやっぱりクリスティーヌがラウルに惹かれるというのには違和感はなかった。映画では、何でラウルがいいの?て感じもあったけどね。ファントムはマスクを取ったらいちおう醜かった模様。また幕切れがサッパリしているのがよかった。
_ #キャッツよりやっぱりこっちの方が、雰囲気的になじんでるせいか(=クラシックに近い)ずっと好きだな。
_ #でもやっぱりPA総動員なので、どうしてもこれは違和感ありまくりだぞ。もっと本格的なオケで(今日もちゃんと生オケだけど)歌もバッチリで、見た目もすらりというのが聴いて/見てみたいものだ。
_
#地下のファントムのすみかの舟は、舞台の上をどういう仕掛けで動くのかしら?馬みたいに人が入ってる?リモコン?<<教えていただいたところに依ると、リモコンだそうです
_ 使用楽器に、whistlesとならんで「Uilleann Pipes」というのがある。
_
Uilleann Pipesとはどんなものであるか?もしや、バグパイプのお友だち?そもそも、読み方が皆目分からない。ウィリアン・パイプ?え?
…と検索。解説ページあった。
_ アイルランド深い…。日本の愛好家もえらい。
_ ところでここに出ているキアラン・カーソン著、守安功訳『アイルランド音楽への招待』とは、あの『琥珀捕り』のキアラン・カーソンであろうか。なぞ。
_
日本薬局方全文が、ネット上に掲載されてるのね。時代って進歩するんだ…!まあ、解説つきじゃないから実際にはいまいち役立ちませんがね。
第十四改正日本薬局方
_
と言っても、画像データだった。次の改正時からは、ちゃんとテキスト検索できるように作っていただきたい。
…と、ユーザーの要望は尽きることを知らないのであった。
_ #でもAcrobat7.0は「このpdfは画像データオンリーだけど、文字部分をテキスト化してみる?」と訊いてきて、「じゃ、やってみ」と言ったら勝手にOCR→テキスト化してちゃんと検索してくれたのであった。えらい。
_ 全然読めなかったり、1日1パラグラフだったり…遅々として進まず。読み始めればそれなりなんだけど、本自体手にとってない日が多すぎ。
_ 主人公Sylviaが祖母らの作る手芸サークルに参加。その数は13人。実は彼らは、刺繍の針目、縁かがり、編み物の針目で、Lynn Hallを焦点とする別の世界とこの世界の境界を守っているのだった。
_ いっぽう村の魔女めいた少女が、彼らの動きをそっと監視している。彼女に引っ張られてついていったSylviaのいとこに当たる少年が、別の世界の住人=森の人たちの世界に引き込まれそうに…!
_ というところまで。やっぱり、別世界や魔法めいた物事、確かなものが確かならざるものにシフトしていくようなさまの描写は抜群にうまく、マキリップの本領発揮という感じ。でもそうじゃないところ(この現実世界のパート)は、うー、こちらがマキリップに魔法めいた世界を繰り広げてくれることを期待しているせいか、はっきり言ってちょとたいくつー。直前にこれの前日譚に当たるWinter Roseを読んでいるせいかも。
_ #そもそも我々の世界そのものが、退屈なのでしょう。
_
アナイス・ニン/『小鳥たち』/新潮文庫
デイヴィッド ソズノウスキ/『大吸血時代』/求龍堂
ロード・ダンセイニ/『最後の夢の物語』/河出文庫
ダン・ブラウン/『ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット』/角川文庫
これはうちのものたちが(も)読むらしい。映画のトム・ハンクスというキャスティングはどうなの?(まだ読んでない人)
_
CD:
Vivaldi 'Bajazet'[Includes Bonus DVD]
ファビオ・ビオンディ+エウローパ・ガランテの録音。収録風景のDVDがついていて、これがなかなかよろしい。CD類はさすがに高いので、最近マーケット・プレイスで買ってる。
_
娘が先日、派遣会社経由の面接に行ったらしい。先方は、ブライダル関連。待っている間の応対の若い子が「お名前は○○でよろしかったでしょうか」とか言うのはともかく…
面接担当の女性(それなりにてきぱき)がいちいち「〜アルバイトの経験は○○だったでしょうか」「〜希望は○○だったでしょうか」と、ほとんどすべての質問に、と言ってもいいくらい「〜○○でよろしかった(○○だった)でしょうか」という言葉遣いをするのにさすがに呆れた、と言っていた。大学をやっと出るかでないかの若い子(娘)に言われるようではね。
_ 同じ会社かどうか知らないが、やはりブライダル関係から娘宛の電話を2度ほど受けた。いずれも若い男性で「○○さんのご自宅でよろしかったでしょうか」から始まりまたまた過去形多発。マナーが第一であるような業界もこれかよ〜〜。
_ 不思議なのは、こういう過去形多発や、「〜のほうお持ちしました」、「コーヒーはホットで大丈夫ですか」、レジでの「○○円からお預かりします」、料理を持ってきて「〜になります」などの言葉遣いが「おかしい」という意見が沢山聞かれるのに、そうした子たちを指導する立場の存在が全くと言っていいほど見えないことだ。現場のチーフ、店長、チェーン店ならその元締め、などがそれこそきっちりマニュアル化して指導するというようなことはないのだろうか?実際には「店長」と言ったって店員とあまり変わらない若い子であることも多いようだけど、それにしてもそろそろ何とか考えてもいいだろうに。
_
別の電話で笑っちゃったのは、出たらすぐに
「お忙しい時間に、大変失礼いたします」
「はい」
「あの……、おかあさまですか?」…(-.-#)何じゃこの唐突さは。
「?……誰のおかあさまと?」
「あ〜、あのあの、えと、こちら大学生で、小学生のお子様の家庭教師のお手伝いが出来ないかと活動している団体でして…」よくあるやつ。
「それはどういう名簿で電話なさっているんですか」
「あの、えと、ランダムな発信でして…」
_ いきなり意を決したように「おかあさま」と言うのもおかしかったけど、ランダム発信というのもあるのね、とちょっと感心した。
_ 夕方から意を決して頑張る。ようやく半分を過ぎた。ローガンキョーを職場に置いてきたらしいのでちょっと目が疲れるが自業自得。
_ #娘が机のもう一方で文庫を読みふけってる…最近、以前読みかけだったらしい十二国記を毎日読んでハマっているのだ。途中で止まってるのを知って大変落胆している。
_ で、マキリップ。森の人に半ば引きずり込まれるように池に落ちてしまったTyler(主人公Sylviaの従弟)…が、取り替え子 (changeling)になって戻って来たことにSylはびっくり仰天する。が、Lynn Hallの守り手の一人であるはずのSylの祖母は、それに気付かない。なぜ長いことこの地を離れて都会暮らしをしていたSylのほうが一目でそれに気付いたのか?それは、彼女には祖母の知らない秘密があったから。彼女自身が、半妖精だったから…。
_ 本物のTylerは森の人たちの宮殿らしきところで意識を取り戻し、彼らの女王その人から、あれを飲めこれを食べろと甘く誘われる。その芳しく輝かしい住まいの有様、夏の風と光、そういう場面になると一挙にマキリップの筆は雄弁に、ペンの先から魔法で言葉が紡ぎ出されるように(ほんとにそういう感じで)あとからあとから魅惑的な言葉が湧いてくる。こういうのをglamorと言うのかしらね?
_ Tylerの取り替え子にはちゃんと名前があって、Relytというのだ(逆綴り)。年頃の男の子なのに妙にきれい好きだったりするので取り替え子だと怪しまれる。やたらに腹ぺこで特にクッキーを山ほど欲しがる。これはいったいどこから来た名でしょう。指なんか小枝の束で出来ている子なんだけど、取り替え子なりに怪しまれないよう一所懸命考えて、人間の論理じゃないから不気味ではあるけどなんだかかわいい。
_ さてLynn Hallを別世界の侵入から守っている、Sylviaの祖母Irisたちの手仕事だが、まじないの要である古いキルトが、実は気付かぬうちに天井裏でネズミにかじられて綻びて(=まじないそのものが綻びて)いたとは…orz だから取り替え子がLynn Hallの屋根の下にノコノコ入ってきたりするんだが、うーむそれってあまりに安易じゃない?祖母は年だし、愛する夫の死で落ち込んでいるのも分かるけどさ…そんなに大事なものを点検もせず仕舞ったままにしておくかな。…それに気付くや、てきぱき対処しようとする、唇を固く引き結んでいかにも強情そうな老婦人だワ>頑張れIris! 結構この人が好き。
_ もっと恐ろしいかも知れない脅威は、Lynn Hall一帯を手に入れようと、コマーシャリズムを妙なふうにちらつかせてSylviaやIrisに迫るTarrantという地元の男だ。彼の娘は Sylviaの祖母たちの手仕事サークルを嗅ぎ回っていたあの自称Undineという少女。彼の背後にあるものは何か。果たしてただのコマーシャリズム?それともオカルティズムへの傾倒あるいは非情にそれを利用するだけの男か?それとも、森の人たちへの、別な(そして同じくらい古い)敵対勢力なのか?
_
劇団四季のCDには3種類ある。図書館から借りたのは
http://www1.odn.ne.jp/~ccj12880/phantom12.html
のB劇団四季オペラ座の怪人ロングラン10周年記念キャスト
_
3枚組みのうち1枚目だけ聞いた。
クリスティーナは、ビブラートが深くチャーミングな声の人で、技術・経験も両方十分な感じ。うまいっ。しかし、ややアニメ声なので、私が思うクリスティーナの初々しさではなく甘さが先立ってる。高音になってくるともう一つ伸び・声量と音程の良さがない。
_ ファントムは、すごーい、うまーい!深く含蓄のある声で、音域も広く技術は確か。でも、ファントムの荒削りさよりもむしろ、品の良さが感じられちゃう。歌自体は抜群ですね!
_ ラウルはこの前聴いたのと同じ人だが、ちょうどいいところで音飛びが(T.T)
_ カルロッタは、これも非常にうまくてプリマドンナ役にはドンぴしゃの良く通る勢いのある、気持ちの良い声です。
_ この4人だけを記憶と比べると、歌手が同じラウル以外は、うまさで言ったら断然このCDが上。でもクリスティーナのキャラとしてはむしろ、先日の方が私としてはぴったりくる。映画のクリスティーナと共通していると思った。ファントムももしかしたら先日の人の方があっているような気が。うーんまた行ってみたくなった!チケット高い。
_ #借りたCD(3枚組み)には、1枚目の12曲目に音飛びと書いてあるが、再生したら15,16曲目もそれぞれ音飛び。いずれも丁度聞き所なのでがっかりだ。次男がよろこんで歌詞を見ながらずっと聴いていた。それにしても変な歌詞、変な筋。
_
3/7当日のキャストfrom2ちゃん
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582 :名無しさん@花束いっぱい。
:2006/03/08(水) 02:34:34 ID:Y2Y0E9GP
【オペラ座の怪人】 2006年3月7日(火)夜
ファントム: 村 俊英
クリスティーヌ: 苫田亜沙子
ラウル: 柳瀬大輔
カルロッタ: 種子島美樹
メグ・ジリー: 荒井香織
マダム・ジリー: 戸田愛子
ムッシュー・アンドレ: 寺田真実
ムッシュー・フィルマン: 小林克人
ピアンジ: 半場俊一郎
ムッシュー・レイエ: 深見正博
ムッシュー・ルフェーブル: 鈴木 周
ブケー: 岡 智
男性アンサンブル:
孔大愚 内海雅智 斉藤翔
小倉佑樹 小泉正紀 佐藤圭一
塚本伸彦
女性アンサンブル:
種市万里子 阿賀佐一恵 石野寛子
岩本潤子 華山ソナ 岸千恵子
壽谷静香 諸英希 野坂華代
畠山馨 今在家祐子 田窪万里子
_ 指揮:西野淳
_ キャストシート
_
【劇団四季】キャスト報告スレ【Part1】
ttp://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/siki/1127106956/l50
_
『オペラ座の怪人パーフェクトガイド 』/日経BPムック
ジョン・コリア/『炎のなかの絵 異色作家短篇集 (7)』/ 早川書房
ロバート・ブロック/『血は冷たく流れる 異色作家短篇集 (8)』/ 早川書房
スチュアート・ダイベック/『僕はマゼランと旅した』/白水社
シコ・ブアルキ/『ブダペスト』/白水社
ジョーン エイキン/『心の宝箱にしまう15のファンタジー』/竹書房
大森望/『特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話』(amazon:327376965)/研究社
茂木 健一郎/『クオリア入門―心が脳を感じるとき』/ちくま学芸文庫
本田由紀、内藤朝雄、後藤和智/『「ニート」って言うな!』/光文社新書
栃内 新、左巻健男/『新しい高校生物の教科書(amazon:4062575078)』/講談社ブルーバックス
ノーム・チョムスキー、岡崎 玲子/『チョムスキー、民意と人権を語る―レイコ突撃インタビュー』/集英社新書
_ #オペラ座の怪人のDVDはなぜかうちにはないのであった。
_ 次男が、また聴いていいかというのでいいよと言ったらそのまま引き続き娘が聴いてはまってた。クリスティーヌ、ファントムについての感想はおおむね一緒。
_ 私はこのクリスティーヌの歌い方が鼻についてしまった。音の変わり目などに一瞬声が裏返るといったらいいか、昔の歌謡曲っぽい発声をするのがどうしてもダメ。バスガイドさんというか(^_^;)
_ やっぱり1992年の山口祐一郎ファントム版を聴いてみたい。娘ともう一回、すぐではなく少し先に見に行きたいね、と意見が一致した。娘はいつの間にか着メロ用に、マスカレードだのザ・ポイント・オブ・ノーリターンだのをゲットしていて聴かせてくれた。それがまた良くできてる。
_ そもそも1ぺーじも読まない日があるのはあまりにも怠惰だ。昨日も、昼休みに頑張って読んだけれど、風邪ひいたか夜はノド鼻がひりひりして不調(次男はもっと重症)なので10時すぎに早々と寝てしまった。
_ 19章はSylviaの章なのだが、この人の場合、章のタイトルがSylのときとSylviaの時とがある。なんでやー?
_ さて18章では、Tylerの取り替え子がおいしいクッキーにおびき寄せられ、Irisたちの(かぎ針編みによる)結界のなかで調伏されて、もとの切り株ぽい姿に戻る。うぇぇ、やっぱり不気味だ。こんなの実際に見たくないな。しかも最後に吼えるし。さてさて、半妖精のSylは別の世界への道を自力でたどることに…。
_ マンションの何とかの何やらメンテと言って、午後4時間くらい全館停電だった模様(事前通知済)。
_ しかし朝そのことを次男に言うのを忘れたので、さぞかし帰宅後うろたえたであろう。電気もつかない、水も出ない(トイレはしばらく大丈夫)、冷蔵庫も真っ暗。大体エレベータも止まっていたはず。
_ 一番の被害が、オーディオだった。時計とタイマーが消えるのは分かっていたが、チューナの選局プリセットが全部消えてたのは予想外だ。4時間という停電時間が長すぎたのかしらね。それにしてもケンウッドのマニュアルはホントにチマチマ見にくくてイヤ。
_ 連れ合いの仕事用電話の時計も消えてたが、最近は紙版マニュアルをなくしてもネットでひけるのが多いので便利。
_ やっと終わった。最後になだれ込む感じは決して悪くないし、この一種和解へ持ち込む解決も、ファンタジーぽくて好き。現実がOtherworldに浸食しないところももちろん良い。ただ、やっぱりなあ…。
_
これが終わるまで禁制を課していたので、ともかくこれで他の本が読めるようになった。
妖精=Lynn Hallの森に住む種族は、冷たく恐ろしく、異質で、人間をその美しさと甘言でたぶらかし、彼らの世界へ引き込んだまま返さないし、殺すことさえも平気だ。ときに人間との間に一見恋愛があっても、たとえ子が出来ることがあっても、そこには決して愛というもののない種族。そういうのが、妖精といわれる森の種族の本質なのだ。
_ ふたつの世界を繋ぐLynn Hallという場所は、そのような昔からの言い伝えに従い、人間のいくつかの血筋の暗黙の役割分担により、異世界の侵入から護られてきた。
_ 先頃亡くなったLynn Hallの当主の妻Irysは現時点での護りの要であったからこそ、長年Fiber Guildを主宰し、そのまじないによって異世界への通路を護り続けてきた。ところが、彼女が信頼する友Owen、彼女の孫Sylvia、その幼なじみの若者の3人ががそれぞれ、彼女の想像を超えて妖精と密接な関係を持っていたことが分かり、絶句する。しかし、取り替え子を残して連れ去られた少年たちを助けるために、妖精の女王(とその軍勢)を前に、あたかも古の人間の女王のように鋭い駆け引きをする。
_ 妖精の女王は「(冷たく恐ろしいだけでない)新しい言い伝えを与えよう」と冬の非情な姿の代わりに、夏の豊穣な姿をまとう。切り株の姿になっていた取り替え子は「クッキーをありがとう!」と言って森に戻っていき、捕らわれていた少年らも無事に戻る。Irysは女王を信じ切れないながらも、彼らに対するこれまでの自分の見方が偏っていたのかも知れない、亡くなった夫が森が大好きだったのも、妖精や森を自分と違う見方で見ていたのかも知れないと思い始める。またOwenの妖精の恋人も、人間の姿になって彼の前に姿を現す。1年と1日後、あるいは10年と1日後に姿を消すのかも知れない、消さないかも知れない…。
_ それは夏至の夜(Solstice)のことだった。
_ 振り返ると、人間と妖精の関係も人間模様(かなり複雑)や、土地の魔力、恐ろしくも美しい異世界など、総体的にみてやっぱり面白かったというのが感想。最後の方で人間と妖精の親子関係や恋愛が明らかになってきて、あれはああだったのか、そういうことだったのか、と遡及的にわあっと物語の隙間が埋まってきたと言える。読む方の力量不足で途中だれちゃったけれど。「現代」のパートがいまいち面白くないのは、マキリップの手腕以外に、現代自体が面白くないからというのもあるだろう。でもやっぱりこの舞台がアメリカ、というのも何だか無理があるような…まあ「リトル、ビッグ」とか、エドガー・アラン・ポーの系譜もあるけどね。それから、やはり'Winter Rose'読んでないとこの森の魅力や森の人と人間とののっぴきならない関係が理解しにくいだろうなあと思う。
_ やっと日本語で本が読める喜び!
_ いま連れ合いに続いて娘が読み始めた『ダ・ヴィンチコード』の文庫版は3冊組みだが、この上巻だけでそれ全部くらいの厚みがある。
_ しかし暗〜いな。
_ いつの間にか沈丁花の香りが漂っていると思っていたら、もう早咲きの桜が咲いて、えにしだ、こぶしに白木蓮もすっかり盛りではありませんか!足元にはハコベがおいしそうに萌え出て、さぞかし亡くなったインコのピーちゃんが喜ぶだろうと…。
_ 昼にはこうして散歩がてら辛み大根のお蕎麦を食べたのであるが、午後も時間が経つと空模様が怪しくなり風が冷たくなって終いには雨模様に。
_ 先日から鼻風邪の次男は、ヴェポラッブを鼻の下に塗ってお休みである。熱っぽいから風邪だと思うのだが、…よもや花粉ではあるまいな…!
_ 夕食後、本を手に取っているときに、左の目尻と眉の間辺り(まぶたの一番端のほう)が、ずずーん…と局部的にいたくなった。あれ、頭痛かな?痙攣とも違う。しばらくしてまたさっきよりは弱いずずーん…が。
_ そのあとで次男が「ママ、目が赤いよ」「ああ、今日風が強くてこすったからね」しばらくあとで「ママ、目がすごく赤いよ。どうしたの」と心配げな声音。「ん?知らないうちにこすっちゃったかな」「ふーん…」
_ またその後、娘が「ママ……目、どうしたの?そっち向いてみ、白目が真っ赤だよ?」
_ うきゃー、さっきのは血管が破けたのか!それほどひどい真っ赤っかじゃないが、部分的に兎のお目々になっちゃった。やだなー、吸収するのに3日くらいかかるだろう。こうなった人に「痛くないの?」と訊くと「全然」と答が返るが、少うしだけ痛・重い感じがする。
_ 先日届いていたのを、次男と娘の間隙を縫ってちらっと見た。オマケと、惑星工場から後。映画で見たときよりヴォゴン人がかわいく見える。惑星工場素敵。しかしセリフ早いな。
_ チャーリーとチョコレート工場を見たとき、こちらの惑星工場のシーンと非常に似ているように思ったんだよね…。向こうのエレベータの動きとこちらのカゴの動き、作業している沢山のウンパルンパ人と、こちらで地球を作っている作業員たち、とか。向こうがこちらをパクッたのかしら。偶然かしら。
_ 次男は、ガイドの部分のアニメが好きだそうだ。先程もちらっと見てニコニコしていた。
_ おととい連れ合いが何もしないでひたすら本を読んでるので何かと思ったら『ダ・ヴィンチ・コード』だった。一歩遅れて読み始めた娘がそれに先んじて全部読破した模様。2人であれこれネタバレしたがるが「ママは今読んでる文庫で『ダ・ヴィンチ・コード』3巻分×2くらいあるのを読んでから読むから!」と断固耳ふさぎ状態。「なんで〜、こっちは字も大きいしすぐ読めちゃうから先に読みなよォ」と重ねてお薦めされた。「でもそう決めたからダメなの」と固く拒否。でないとどれもこれもずるずるになってしまうから(^_^;)
_ と言うわけで宿敵リーガルを追って内陸へ過酷な旅をするフィッツ。なんだかセヴェリアンと重なっちゃうな。リーガルへあと一歩、のところでヴェリティの呼び声を聞く。うみゅー赤い船団の謎はどうなったか気が揉めるのよ〜。
_ 狼ナイトアイズはかっこいいわね…!シェイド、道化はどうしちゃったろ。
_
http://www1.odn.ne.jp/~ccj12880/phantom12.html
の(2)の劇団四季オペラ座の怪人ロングランキャスト(1992)いわゆる山口祐一郎版を聴いた。
_ オケの人数が多いのか、音が厚くてフルオケぽい感じで良い。録音がやや古いせいか、歌が前に出てこない憾みがある。(3)今井清隆版ほどエコーがかかってないのは好感。
_
この前借りた(3)、先日の劇場と比べて
・ファントム:この山口ファントムが一番キャラクター的にいいと思った。ファントムの二面性(カリスマ的なところと弱さ)が、低音の深さと高音のやや弱さに対応している。
・ラウル:影の薄さがなく、2人、三人で歌っても存在感がある。美しい声で若さ溢れる子爵らしいいい感じ(石丸幹二)。
・クリスティーヌ:(3)より初々しいあやふやさがあって良かった。キャラはぴったり。音が上がるときの音程が不安定(低め)(鈴木京子)。
・カルロッタ:気持ちの良い声でうまい。そのぶんカルロッタの押しの強さ、自己中なところ、品のなさがないので物足りない。
・その他:支配人たちおじさん方が大変上手で声がよい。
_ 総体的に、(3)今井版よりずっと好き。しかし歌のうまさでは全体に(3)の方が上だと思った。ザ・ポイント・オブ・ノーリターンで、エロさが感じられなかったのがマイナスポイント。あそこでクリスティーヌががばっと大人に目覚める大事なところなのに。まとめると、クリスティーヌはこの前の劇場、カルロッタは劇場・(3)(同じ人)、ラウルは(2)の石丸、そしてファントムも(2)の山口と言ったところか。ファントムのキャスティングは難しい…!
_ その後偶然、映画版をWOWOWでやってたので成り行きで見た。うーん歌は断然映画版がいいな!ファントムのロック風なところが成功している。但しこれを舞台でやったときにどうか?というのはある。映画だから生きているのだと思う。何と言ってもクリスティーヌのキャスティングが決まっている!清純さとエロさ、声質に歌のうまさは抜群。台詞が多少補われているので、筋はわかりやすいと思う。また英語の音がやはり聴いていて心地よい/美しい/面白い。メロディにすんなり合っている。言葉遊び的なところが翻訳だとどうしても消えてしまうのは仕方ないのだけど。
_ 終了後、引き続き「Behind the Mask」というのをやっていた。作曲者ロイド・ウェーバー、作詞者、演出者らのインタビューで構成された、もともとの舞台作品が出来上がるまでの映画。そこここにイギリスでの舞台、サラ・ブライトマンらによる試演の画像がありこれが非常に面白かった。映画のクリスティーヌは、もろ声がサラにとても近いのね。サラの声を聴いた瞬間「これだ!」(これがクリスティーヌだ!)と思いましたよ。よしブライトマン版のCDを聴くぞ!(でてるのかしら)DVDはないのかな…。
_ #ロイド・ウェーバーは、いやこれが見ただけで「オタク」という言葉が浮かんで来ちゃう見かけ(偏見です)。天才ですわ。「Behind the Mask」はDVDのオマケに入っているのかな?やっぱりDVD欲しい。
_ 今日は次男、終業式で給食なし、あすは卒業式(5年生は在校生として出席)。
_ 昼、どれをどのくらいチンすればいいかとなかなか直らない鼻声で電話。声が聞きたかったのだろう。…またしばらくして、今度は明らかに落ち込んだ声の電話。
_
「あのね…?…お茶碗割っちゃった…(グズっ)…」小さいときからずっと使っている気に入ってるお茶碗。「…ケガしなかった、(お茶碗の一つや二つ割ったって)大丈夫だからね、ケガしてないね?」
「…ウン(グズっ)…」「…いいのよ……。泣いてんの?」「ウン」「お茶碗気に入ってたから?」「ウン…(じゅるじゅる)」か、かわいい…!!
_ それは残念だったね、でも壊れるときは壊れるんだから残念だけどしょうがないよ、気にしなくていいよ、ケガなかったんでしょ、ご飯食べてぱーっと遊びに行っておいで、片付けなくても脇に寄せておけばいいから、元気出して行っといで!今日はサッカーもあるでしょ!
_ 涙が止まってきたらしく、ようやくやや元気な声になって「ウン。じゃあね」と切れた。
_
やっと上巻を終わった。うう寒い。
道化は一番気にかかるだけでなく好きな人物の一人だ。シェイドとも再会できて大変嬉しい。
_ しかし、ドラゴンってどうしてこんなに魅力ある魔法の生きものなのだろう?その上、うちに生命の火花を秘めた精巧な彫像と来ては尚更。あと、ケトリッケンとペイシェンスのキャラがどうも一貫性を欠いているように思えて…。
_ 娘は、卒業式でした。
_ 先日買ったLunasa'Se'が良くて、気に入った次男がこういうのもっと聞きたいというので
_
Fiddlers bid 'Naked & Bare'
Bad Haggis 'Wine Dark Sea'
_
を買ってみた。後者はちょっと間違えたかな?と最初は思ったが(ロックだからね)、これがどうして大変良かったのだ。リーダーがイラーン・パイプ(バグパイプのお友だち)の名手とかで、すごーい。
前者はフィドル4人が基本で、ヴァイオリンに触る身としてはなかなか面白いし、ケルト特有のリズム感がいい。あのタイタニックで流れるみたいなゆったりした哀愁溢れる曲ももちろんいいのだが、やっぱりこういうアップテンポなのがいいな。
_ ずっと以前に買ったままだったケルト音楽のオムニバスみたいなアルバムもちらっと聴いてみたが、あまりにのんべんだらりんいわゆる癒し系?というより退屈昼寝系なので「あーもう沢山」と途中でやめてしまった。
_ というわけでLunasaはなかなかツボなバンドであったことが判明。'Lunasa'や'Redwood'も買う予定。
_ あのね、最近のバロック音楽ととても通じるのであるよ。今を生きてる音楽。
_ イバ展@東武池袋に昼前に行ってきた。
_ ぶじ『星をかった日』は本になっていました。物語に出てくるカブをあしらった絵を描いていただきました。(主人公の少年が、育てたカブでドワーフから小さい星を買うのだが、ちょっとだけ代金(カブ)が足りなかったので、星をいわば前借りして、大きく育てた星の上にカブの畑を作り、育ったところでドワーフたちにふるまう)
_ 上巻では次々とたたみ込むような展開に(しかも暗い)こちらも彼らとともにやっとこさの歩みでついていったが、下巻での様々なめくるめくような魔法的展開には、それこそ技の川に巻き込まれっぱなし。いーやー素敵だった。道化〜っ!ナイトアイズ〜〜っ!
_ しかし顔も上げずに読んでいる途中、随所で(特に最後の方)「えーっ?」「ええっ?」と突然声をあげる母に、次男は「??(…まあいつものことか)」という視線を投げるのであった。それは、ぎゃふん再びの大技であったり、えーっなんでなんでそういうふうに落としちゃうの?の半ば失望に近いものであったり、いろいろではありました。やはり私としてはにっくきリーガルはウィルたちと同様ぐっちゃぐちゃに(以下略)
_ 輪廻のくだりなどは特に、長い年月の後に宇宙船からようやくその正体を見せたらそれは「悪魔」そのものの姿でした…状態ではありませんかぁ。
_ やっぱりヤアンピはちょっと無理があるんじゃないかと。エルフの都じゃあるまいし。
_ これはぜひ続編三部作をば速やかに訳していただかねばなりません。説明責任があるでよ>作者
_ #いや、作者はもうとっくに書いているんだから自力で読めよ(とは言うものの、この厚さの三部作じゃ到底無理ですがな)
_ #今日、日本語訳ならほんの3分もかからずに読めるエッセイを(測った訳じゃないが)、先に読んだ原文の英語では13分かかった(こちらは測った)。
_ 明日3/27〜31と次男が、さらに我々含めて4/2〜4とスキーで不在なので今日次男と2人で行ってきた。でもマイカルは吹き替えしかやってなかったのだ。ヘレナ・ボナム・カーターとレイフ・ファインズの声が聴きたかったのになあ。吹き替えは萩本欽一と飯島直子。欽ちゃんっていつもウォレスの吹き替えやってるんだって?飯島直子は綺麗な声だった。
_ 私はシリーズ含めてほとんど見るのは初めてだが、絵のくどさがなくてとてもいい感じ。クレイアニメは基本的に好きです。ウサギたちがみんなブタ鼻なのはなぜ?ウサギ男の逃亡シーンでキングコング&ターザン張りになっちゃって、ウサギたちも一緒にア〜ウ〜というのが可愛かった。
_ もともと舞台がイギリスだからね、そういう意味でも見て楽しかった。野菜フェアとかトッティントット邸に設営される遊園地とか(ああいう移動式のメリーゴ−ランド類って普通にあるのだ)、町並みとか。ヴィクターが、コープスブライドで悪役をやった人(のキャラ)そっくりで笑っちゃった。教会と司祭が出てきてホラー味なのも似ていて、と言うよりそもそもいかにもイギリス定番で。とまあいろんなもののミクスチャーでもある。狼男は銀のタマだが、ウサギ男は黄金のタマで退治するのだとか(^◇^;) 低年齢のお子ちゃまが多かったようだけど結構ネタやギャグは大人向けだと思った。トッティントット邸の屋上温室は外から見ても大変魅力的に出来ていた。
_ ウサギ吸引器に吸い込まれてふわふわたゆたっているウサギたちがこれまた可愛かったのであった。ここはCGだそうだ。その辺りの小道具がマッドサイエンティスト的テイストもあって良かった。これまでのシリーズも見てみたいな。
_ #次男はたいへん面白かったと言っていたが、同時に暗かったとも言ってたのは、背景の建物や森の重厚さや、ホラーテイストな物語にそう感じたのであろう。彼はキングコングなども私と一緒に見てるからずいぶん楽しめたようだ。
_ #またもやゲド戦記の予告編が…。ちがう人名、違うタイトルでやってくれるならいいのに。ゲドとは別物、別解釈なんだからさー!それにしても人物の顔がどれもこれまでと同じだな…。ドラゴンは実に漫画チックで全然威厳ないしね。
_ 娘がきのうから玄関にぬぎ捨ててあるものを遠目に見て、なんか引っかかるものを感じていたが…さすがに手に取ってみたら
_ なんとそれは黒塗りの下駄であった。がっびーん。これ履いて写真撮ったのか君は…orz
_ だいぶ前に何を履くのか確かめたら「ブーツは履かない、草履はくよ。あるところ分かってるから」と言ってた。当日の朝は草履以外全〜部借り着なので「ちゃんと荷物に草履入れたね」と声かけたんだけど、まさかそもそも下駄と草履の区別がついてなかったとは想像を超えることであった。
_ 写真屋も気がつかなかったのかしらねえ。
_ つまんなーい。
_ この頃の人気ミステリってみんなこんな感じなのぉ?いや題材は面白いんだろうけど…カラー図版の付いてる版もっと安いといいんだけどな。
_ あるサイトで利用登録をしたのだが、必要事項を書き込んでオッケーしたら、ポンと出てきた確認ウィンドウに…
_ 「登録を行っても宜しかったですか?」
_ …なんでいきなり登録を拒否されたのかと、一瞬固まっちゃったよ。
_ サイト自体の使い勝手は良さそうだけど、これじゃ考え直しちゃいますよ。
_ 大変字が大きいので頑張ったらあっという間。
_ ネタはたいへん面白うございました。ただ、本の人気でずーっとこの頃TVやら何やらでやってたネタなので、そういう意味では残念ながら目新しさはあまりない。
_ ソフィーの設定と最後の邂逅が、お話ぽくて逆に好きだった。
_ #映画のキャスティングは、うみゅー、どうよ?(トム・ハンクスとジャン・レノ)
_ なんかね、随所で謎が英語ベースだったりするので、そういうところも引っかかるんだけれど。絶対主人公達が捕まらないとか。「英語こそが真の言語」(だっけ)とかいう文も出てくるからまあいいや。だいたい「お話」だからね。そのお話自体は、ネタに寄りかかっててずいぶんお粗末な気もするのだけど。
_ 最初の「忘れられないこと」読了。うーん素敵。
_ この先生、中学の時の若い英語の先生をいつも思い出す。色白でピンクで、木目込みのおひな様みたいで華奢な先生。教卓にかがみ込んで出席簿をチェックしたりしてると前の方の席の男子達がよくざわざわして奇声なんか上げてたっけ…胸が見えるから。
_ 2月の中学の同窓会で、この先生にあこがれてボクは英語の教師になったんです、という男子がいた…!!「ほんとに?」「ほんとです(にこっ)」君がそれ言うか?って感じのマジメな優等生だった子。いまはおじさんだけどね。
_ #その先生は指導はてきぱきしていて有能だった。その点も、ピープルシリーズの先生を思い出させる所以だろう。
_ 今日は、次男はスキー合宿、娘は友人とどこか、連れ合いは出張で、誰もいない。映画とかなにかへ行こうかとちらと思わないでもなかったが、疲れちゃったしこれと言って案が浮かばなかったので、普通に帰宅。こういうときに限って、いつか呑みに行こうねと言っている友人らは学会であらかた不在だorz
_ 掃除も片付けもめんどくさくてやる気なし、辛うじてご飯だけはお残りの野菜炒めとレトルトグリーンカレー(辛いっ)、いちご+ヨーグルト食べた。あとは間違ってダブって買っちゃった本のamazon返本連絡とか、家計簿ソフトの設定直しとか(この頃ご無沙汰してる)。
_ 本当は、Irish fiddleの教本をつい買っちゃったのが来ているので、それをやってみようとも思っていたが、どうも草臥れてダメだ。
_ 腹立たしいのは、けさ連れ合いが娘に「今日は泊まりだからママをよろしく頼むよ」と言って、実際に7時頃娘から「大丈夫?朝言ったように10時半頃帰るからね?確認に電話したよ?」と電話がかかってきたことだ。みんなが不在で次男と2人の時に連れ合いが次男に「ちゃんとママのお手伝いするんだよ。ママをよろしく頼むよ」と言うのは、それなりに分かるし全然イヤじゃないけれども、今日のはまるで庇護が必要な心細がってるばーさん扱いじゃないか。何と失礼な。一体何考えてるんだ連れ合いは。自分がそうされたいのかね(-.-#)
_ お風呂入ってゼナ・ヘンダスンの続き読もうーっと。
_ 「光るもの」終わった。魔法だわねこうなると…!牢獄のくだりと溢れる光に、『たんぽぽのお酒』の中の、おばあさんと若者のラブストーリーを思い出す。その話に牢獄や光がそのまんま出てくるというわけじゃないのだけど。
_ 「いちばん近い学校」
_ このふわふわ…!「なんでも箱」で、先生の、なんでも箱の喪失とあこがれ(渇望に近い?)の感情が描かれるが、それに似たような、この人たちに会いたい、というあこがれがふくらんでくる…アザミみたいに。
_ 職場で施設見学をやるんだが、その中の一つがビデオを使ったお話をする模様。でもビデオ再生機がないので(事務にTV一体型再生機があるのみ)、だれかDVDに焼いてよという話。
_ 家でも、昔のVHSや8ミリビデオがあるので、早いうちに(取捨選択して)DVDにしなくちゃいけない。子供を撮ったものにしても、うちはビデオ撮影魔じゃないので数はあまりない。
_ TVの録画にしても本当に残したいものがさほどあるとは思えないので、機材を買って自分でやるより業者に頼んじゃった方が結局安い・速いような気がする。1枚1000円なら10枚でも1万円だからなあ。連れ合いに相談してみよう。
_ この頃とんとネムキを買わなくなっちゃったのでお久し振り。それもそのはず2年ぶりの雨柳堂だそうだ。つい一所懸命読んじゃって、順番を待っていた娘に「速いね…!」と感心された。
_
「しーッ!」
「先生、知ってる?」
「小委員会」
「信じる子」
「おいで、ワゴン!」
を終わって9つめの「グランダー」途中。
_
「小委員会」はどこやらで既読。「しーッ!」も記憶にある。怖い。
「先生、知ってる?」はいつあっちの世界に足を踏み入れるのか入れないのかしら?と気をもんでしまった。
_ あとの二つに見られるように、やさしくきれいで、あこがれや郷愁を呼ぶだけではない、鋭くシビアな感覚を持っているところがこのひとの魅力だと思う。「おいで〜」などにもある喪失感はうまいよなー。
_ 久しぶりにトークセッション(大森望×青山南)。昨年のDavid Almond×金原瑞人以来かな。半ばオフ会みたい。青木みやさんと隣り合って座っていたら真後ろにいきなりひがしさんを発見してびっくりしましたわ。 okkoさんとかnijimuさんとかバラライカ宮崎さんとかjmukさんとか。打ち上げはせっかくお声かけていただいたのに諸般の事情で失礼してしまいましたが、事情が許せば行きたかったなあ。午前4時までとはは到底ムリだけど。
_ #確かに青山さんは大学教授ぽかった。
_ それにしても、子育て真っ最中(の話もちらっと出た)の大森さんは、本当に以前と変わられたなあと思いました(^-^)/ でもやっぱり相変わらず表情も変えず青山南さんをいなしたり突っ込んだりする技はいっそう磨きがかかったようです。
_ 漢字の開き方あたりの話は、自分でも最近は特にいい加減なので意識しないとなあと思った。でもやっぱり見た目の読みやすさなのか。もっと端的に言えば字面が見て美しいかどうか。
_ #Web上で私がひっかかる表記は「弄る」(いじる)で、これは多分「愚弄」からの連想で個人的にとても印象が悪い。多分これは日本語変換のせいだろう。日常的に使う字ではないように思う。
_ 先日ケルト音楽のCD(Lunasa 'Se')をかけていたとき次男が「無印でいつもやってるのと似てる」と言っていて、その次無印に行ったときに耳を澄ましたら確かに言うとおりだった。そこでは1曲をエンドレスで流していて、それは基本的にフィドルやパイプだったのだが途中にものすごくジャズっぽいピアノが入ってくるの、それがすごーくヘン!=素敵 しかもエンドレスなので頭がぐるぐるしてきた。
_ で、きのう池袋MUJIを通過したとき店員に訊いたらBGMのCDがあるという。1種類しか目につかなかったのでとりあえず買ってみたが、それはスウェーデンのものだった。でもこれもすごくヘンで素敵。聞けば聞くほどこれが先日無印で流れていたものに聞こえる。ニッケルハルパというのはハーディガーディの仲間みたいだ。
_ MUJIのサイトを調べてみたら、ここの4と7がケルティックなので、買うことにする。
_ 半ば「やだな〜」と言いつつスキー合宿へ行った次男(知ってる人がほとんどいないから)、「結構楽しかった!」とニコニコ帰ってきた。車酔いもほとんどしなかったのも幸いした。ホンの5日なのに、今年はヒトとしての存在感を増していたからか、帰ってくるのが意外に待ち遠しかった(^^ゞ
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