ニムの木かげの家日時計 2002. 5月

 
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2002.0501(水)

 何度説明してもいっこうに直らない某管理職の原稿に業を煮やして、勝手に大幅に改稿してしまいましたわよ。

 深夜、長男の進路希望がようやく決まり、塾問題も収まるところへ収まる。はいビンボー決定。

2002.0502(木)

 午前中に締め切り前の仕事をつむじ風のように片づけて(一見机の前に座ってるだけ)、滑り込みセーフで、12時の待ち合わせに間に合った。なのに目印の本(『鳥姫伝』)をひたすら読みふけっていたので、気がついたときにはやや離れたところに私以外の人が既に全員集まっていた。アンサンブルのメンバー有志であつまって、おひる&洋書屋巡り(でも一軒だけ)。

2002.0503(金)

 SFセミナー参加。昼の部だけ参加の予定だったが、あとになって発表された合宿メニューが大変おいしそうだったので、急遽夜も参加(はいお許しでました)。今回は主にアンサンブルの皆さんと行動したので、行く先々で常に洋書の山がどーんと積み上がっており、おみその私は(^_^;という顔をしっぱなしだった。夜企画・海外SFの部屋で唯一貢献したのが、『鳥姫伝』の話になったときすかさず実物を出して見せたこと。

 昼企画で聞いた二つ、北野勇作、奥泉光両氏はそれぞれに面白かった。特に後者は軽妙な話しぶりと、SFへの思わぬ言及に、耳をそばだてる。純文学コンプレックス云々について会場から質問があり、司会の鈴木力さんが汗をかいたり。

 佐藤亜紀さんご夫妻がなにげなーく居られたのもお見受けした。

 テルミンを実際にさわった。というか、演奏する時はさわらないのだが。テルミンは遠い目で演奏するものなりと理解。実際に音を出してみると誰もが哲学的な目つきになっちゃうのだ。オンド・マルトノは無理そうだがこれなら不可能でもなさそう。プロ使用で12万程度とか、アメリカ製なら6万くらいらしい。「うーん、それならパソコン買うか?」と大概の人が言っていたけど。

 「ほしのこえ」上映会は合宿に参加した理由の一つだった。『戦闘妖精雪風』を思い起こす雰囲気で、すっかり見入ってしまった。異星で正体不明の敵との戦闘が行われると言う点が似ているということではなくて、全編に感じられる空間と距離の大きさ、世界の静謐さが非常に似ていると感じたのである。監督の新海誠さんにうかがってみたが、彼自身は神林は読んだことがないそうである。私は余り詳しくはないけれども、たとえばエヴァ、雪風、ほしのこえに共通する雰囲気は、やはり自然発生的、同時発生的なものなのらしい。同時に上映された「彼女と彼女の猫」もこれまた素敵で、児童文学を専攻されたという方らしく言葉の情報量が多いと思った。画面の省力化、時間の短さによる情報量の少なさを補うものでもあるだろう。しかし「ほしのこえ」にしても「何でミカコはずっと制服」とか「2040年代になんで電信柱」とか、「ケータイの電波が冥王星(とかシリウス星系)から地球に届くかい」とか、言わないでね。記号なんだからね。「そのころはアンティークモデルの携帯電話が流行ってる」という新海さんの発言には笑いましたが。

2002.0504(土)

 結局SFセミナーでは、全く本は買わなかった。お願いしていた洋書1冊を受け取ったのと、もう1冊お借りしたのとだけ。いえ洋書読みの皆さん、本当にすごーい。私も時間を有効に使えるといいのだけれど!

 帰ってからは娘の運転練習におつきあい。次男はトイザらスで子供の日のプレゼントにでかいラジコンを買ってもらう。長男はケータイの機種変更をして学割契約をする。娘は部屋の蛍光灯の買い換え(必需品だけれどいちばんつまらない)のみで、「コンポ買って〜」はのらりくらりと却下された模様。

 はい時間を有効に使いなさいってば>自分

2002.0505(日)
購入本
『MOE6月号』/白泉社
北野勇作/『どーなつ』/早川書房 (これは5/3購入)

 SFセミナーで本を買わなかったというのは嘘で、『どーなつ』を買ったことが記憶から蒸発していた。北野勇作さんと、カバー、扉絵の西島大介さんのサイン/イラストを頂いた。サイン会の時に北野さんの隣に座っている色白の彼は誰?と思う間もあらばこそ、絵のイメージそのままの西島さん以外の人であるわけがなく、そりゃもう一目でファンに(上のリンク先の写真より実物の方がずーっとチャーミング)。西島大介さんの登場は、もともとSFマガジンの連載がとても好きだったので大変嬉しい。その他の新刊本は、連休貧乏(銀行が休みなのを忘れて現金を下ろしそびれた)のため、諦め(と言うのが真相)。

 そういえばテルミンの部屋で、北野さんが五本指靴下を穿いていることを発見したのだった。五本指でしっかり畳を踏みしめて立つお姿が妙にかっこよくて…!

 O.R.Mellingの『夏の王』の次の作品"The Light-Bearer's Daughter"は古本でようやく手に入ったもの(ありがとう〜)。どうもカナダの本は手に入りにくいらしい。11歳のダナは、ミュージシャンの父ガブリエルから、ここアイルランドを去って故郷のカナダへ戻るつもりだと聞かされ、動転し「お父さんなんか大嫌い!」と叫び、部屋に閉じこもる。まだほんのさわりだけ。

 さて連休も三日目。初っぱなからSFセミナーに行ったので、今日は家のことをやろうと、午前中から衣類や本の整理を始めたが、案の定もう収拾がつかない状態に陥ってしまった。しかし外は上天気!これで外に出なかったら絶対後悔する、と、午後から次男を拉致し、先日から話のあった都電に乗りに。暑いし、きっとつまんなくなっちゃうから途中で戻ってこよう、なんて言っていたが、運転手のそばで見ていると、これが思いの外に楽しい、楽しい。それで、ついつい終点まで行ってしまった。王子の坂とカーブは遊園地みたい。がったんがったん揺れるし、自動車と並んだり抜いたり抜かれたり(大抵抜かれる)、踏切かと思えばその片方は人の家の裏門だったり。休日ダイヤのためか、余り待つこともなく次の電車が来るのは意外だった。しかも大変混んでいる。さすがに沿線の建物がほかの地域とそれ程違うというわけではないのだが、独特の風情がなんとも心地よくて、定期券を持っている人がちょっとうらやましく思えた。お年寄りの会話によると、最近運転手が若返ったとのこと。確かに最初に乗った電車の運転手は、とても若くて、子どもの頃から都電が好きだったのかなあ、とつい顔を見てしまった。荒川遊園あたりから終点の三ノ輪橋にかけて、線路両脇にはたくさんの薔薇が植えられており、ちょうど今が盛りでそれはそれは見事!これは思わぬ儲けものだった。帰りは鬼子母神で途中下車して例の駄菓子屋さんで32円のイカを買う。栄養の良く回っている猫ちゃんたちが、涼しい日陰でのんびりと昼寝。帰りの電車で、運転席をじいっと見ていた次男が急に「そうかあ、チンチンって鳴らすからチンチン電車っていうんだァ!」と、感じ入ったように大声を出す。それまで知らなかったのか>次男。その後、運転練習中の娘+長男@ナビ(役立たず)が途中駅まで迎えに来てくれた。これは怖かった、面白かったが、また別の話。

2002.0506(月)
購入本
池上永一/『私のマブイ見ませんでしたか』/角川文庫

 昨日の長男のナビは何とも役立たずであったが、いちおう弁護をすれば、彼が見ていた地図がずいぶんと古いということが理由の一つになるだろう。それで今日、久しぶりに道路地図を買う。字もいくぶん大きいし、リング綴じなので真ん中の部分もよく見えてなかなかよろしい。ちなみにこれまでの地図は91年版であった。古いわけだよ。あ、カーナビは搭載しておりません、念のため。

 今頃WOWOWでは「ハンニバル」とその未公開映像をやっているはず。せっかく早めにお風呂に入り、準備万端整えていたのに…諸般の事情から(時間が遅いとか、15禁だとか、etc.)、いよいよ本編が始まる頃になって見られなくなった(;.;) ビデオ取りはしているが、いったいいつ見られることやら。あ〜あ。しょうがないから、さぼっていたえいごの予習でもしよう。

2002.0507(火)

 連休が終わったと同時に雨の朝である。桐の花が美しい。

 "The Light-Bearer's Daughter"、森の開発を反対する人々がそこで暮らしている。ガブリエルと一緒に彼らを訪ねたダナは、一人で森を歩いているうちに妖精のような(あるいはヒッピーのような)女性に出会い、頼みを聞いてくれたならダナの願いを叶えてあげると言われる。ダナの願いとは、幼いときに突然失踪してしまった彼女の母に再び会うこと。

2002.0508(水)

 "The Light-Bearer's Daughter"は、たぶん難しい英語ではないのだろうが、なぜか読みにくい感じ。2割程読んで、ようやく"Follow the greenway"と言う言葉に導かれたダナの旅が本格的に始まる。ダナもその母のように失踪することになり、残される父の胸中を思うと決心も鈍るが、母を見つけてこのアイルランドの地に止まりたいという気持ちは強い。

2002.0509(木)

 せっかく昼休みにがーっと"The Light-Bearer's Daughter"を頑張って読んで、あと半ページでこの章が終わるっていうときに、「あの〜」と椅子を持ってきて長話の体勢の同僚。チミはちゃんと規定時間昼休みしてきたんでしょ、私は午前の部が30分食い込んでいたんですよう(大泣)。

 どうも風邪を引いたらしく、ノド、鼻方面に若干の違和感があるほかはさほどの症状はないが、ただただ無性に眠い。夕飯を終えると、スイッチを入れたように眠気の波に襲われる。こんな時はもう寝るしかないのだが、うーん時間がもったいない。

2002.0510(金)

 不調は続き今日も一日睡眠に傾く。"The Light-Bearer's Daughter"を抱いて眠る。1ページくらいしか読めず。アイルランドの様々な妖精たち、今はもう絶滅していないはずのオオカミや、伝説の聖所、聖人などがダナの道案内をすべく次々と姿を現す。彼女が、指し示された目的地に行くのに残された時間はあと一日。影が迫っている!一方、環境破壊に反対する運動家たちの中にも裏切り者が。うーん、これまでの作に比べると、ただ伝説の中の妖精や人を羅列しただけのような印象で、なんだか単調だぞ。主人公であるダナ自身も、11歳と、若干年齢が低い設定になっており、「これは子供だけが出来ること」のような理由付けがされていて、前作とは異なった趣になっている。

2002.0511(土)
購入本
G・A・ベッケル/『スペイン伝説集』/彩流社
高野史緒/『ムジカ・マキーナ』/ハヤカワ文庫JA

 午前中PTA関係行事の打ち合わせのため小学校へ。お昼に帰ってきて、休む間もなく今度は長男の保護者会(進路説明会)に行く。話が長かったよー、ただでさえ今朝起きたときから凝っていた背中〜首が、つらかった。

 "The Light-Bearer's Daughter"はおよそ60%くらいまで。つぎにPatricia A. McKillip"The Tower at Stony Wood"が控えているので、早く終わりたいのだが、不調が続き時間が取れない。でもこれらの作品も、半ばわからないながらも英語読みを始めなければ、いわばずっと「閉ざされていた扉」だっただろう。いつまでたっても邦訳されないのか、とあきらめているほかなかったのだろうと考えると、英語に手を出し始めてよかったと思う。ただ結構時間を取られるので、ほかの本を読む時間が少なくなるのがかなりつらいところ。その分、本当に読みたい本だけを読むようになった…と言えると良いのだが、ちょっと微妙なところ。

2002.0512(日)

 娘たちは、母の日にはここ毎年、私の好きな黄色の薔薇をプレゼントしてくれる。今年は花屋さんが、「去年も、その前も確か、母の日に黄色い薔薇だったよね」と覚えていてくれた、とのこと。なんかくすぐったいな。ほかに天空の城ラピュタの庭番ロボットの万年カレンダー。映画の中で庭番ロボットが鳥の巣をすくい上げる、あのポーズをしている。コケの感じや、小鳥、キツネリスたちがなかなかよろしい。庭番ロボットとあの庭、好きなんです。それと知らずに昨日、ちょっとすねて自分で自分にトトロ柄の扇子を買ったのであった。ありがとうねみんな。

2002.0513(月)

 "The Light-Bearer's Daughter"読了。さいご2割くらいが、俄然面白くなって、一気に読めた。現実の自然破壊と妖精の王国の存亡がからめてあって、興ざめの点も多い。ダナは、託されたメッセージをようやく山の妖精王に届け、さあいよいよ彼女の望みが叶うというときになって、それをみずから放棄するかどうかという選択を迫られる。これまで彼女に道案内をしてきた妖精たちやオオカミ、聖人らを思い、このアイルランドの地を思い、ダナはいなくなった母に会いたいという願いを捨てて妖精国を救うための願いをする。自らの望みが絶えて涙を流す彼女を見た妖精王が驚いたように「何で泣くのだ」と聞くが、ダナはごく素直に単純に「だって、私の望みはもう決して叶わないんだもの…」と返答する。見返りを求めるでもなく恨み言を言うのでもなく、これまでの緊張や頑張りが解けてただ自然に口から出てきたこの11歳らしいつぶやきが切なくて、涙した。わざわざ「何で泣くのだ」と訊かなきゃわからないというのがまた妖精らしいけど。ダナの出自もわかり、どのひとも、人間界も妖精界もとりあえず救われて大団円を迎える。アイルランドの言葉と英語とが、効果的に人間界と妖精界のこれまでの長い関わりと重層性とを象徴するように使われている。

2002.0514(火)

   Patricia A. McKillip"The Tower at Stony Wood"読み始め。そもそも表紙の絵が美しくて、だいぶ前についつい買ってしまったのであった(実はMcKillipは同じ理由でほかにも何冊か読む当てもないまま手許にある)。まだほんの初めだけれど、きゃー素敵!序章の暗く美しいシーン、登場した渋い主人公などなど、今からぞくぞくしてしまう。文は読みやすいように感じる。うう早く読んでほかの未訳作品も読みたい〜。どうしてマキリップは人気あるはずなのにいっこうに邦訳されないのだろうか?新作を書いていないのかと思っていたよ。じつはいっぱいある。

 またも昼休みの会議、いつお昼を食べたのかわからないです。

 えいご。週末には何を?(戸田なっちか(^^;;)と先生に訊かれて生徒の一人が「ジムに行った」と答えた。"Are you fit?"と言われてあいまいに"Oh, ye, yes"と返事する彼。スッキリしてるのを"I'm fit."たるんでるのを"I'm not fit."と言うんだって。お腹の脂肪をつまむ仕草をしながら、先生、重点的に私をみながら説明してませんでした?

2002.0515(水)

   うーんどうやらたくさんモンスターが出てくるらしい>"The Tower at Stony Wood" 表紙絵ではちょっとお間抜けに見えるが、お約束のドラゴンが登場っ!竪琴弾きのシリーズもそれはそれは素敵だったが、この作品も劣らず素敵ですわよ。繰り返しになるけれど、これまで何年も邦訳がないからと言ってマキリップを読まなくて、本当に損した。

 ハリポタDVD到着。食べるのが遅〜い次男をこれで釣ったら、めざましい速さで食べ終わった。それにしても予約したのをほとんど忘れていた。一応迷ったのだがセットではなくてDVDのみのもの。それより、千と千尋のDVD・特製プレーヤー付きが欲しいような気がするが、19800円…。ブルブルブルッ(頭から物欲を振り払う音)

2002.0516(木)

   お昼休みにほんの1ページしか読む時間がなくて悲しい>McKillip。登場人物には見えていないが、読者にはわかってるのよね、と思っていたら、あれ?そう言うわけじゃなかったんだって。ということはどういう展開になるのか?『ムーンフラッシュ』みたいな感じになるのかしら?

 庭番ロボット。朝見ると日付が変わっているのは、次男の仕業だった。道理で、日付だけ変わって曜日が変わっていないわけだよ(英語表記なので彼には読めない)。

 卯の花が咲き出して綺麗!園芸種の卯の花は、野生の卯の花(うつぎ)とはやや違って、花びらが丸く花全体もふっくらしている。ちょっと薔薇に近い感じ。

2002.0517(金)

   一週間が長かった気がする。McKillipはやっと1/5を超える。昨日自分で書いたせいで、また『ムーンフラッシュ』『ムーンドリーム』が読みたくなった。

 スーザン・クーパー『コーンウォールの聖杯』が復刊されたのが先日届いていたのを記載し損なっている(いつだったんだろう?)。『影の王』も未読だし、サトクリフもいっぱい待っているし、あー考えるといくらでも待っている本がある。

 昨日から職場の同僚においしい蕎麦屋があるから食べに行こうと誘われていた。もちろん蕎麦好きの私は、行こう行こう、と返事し、今日の昼に行ったのであるが、帰宅後娘に「なかなか昔っぽいお店でお蕎麦はおいしかったけど、今週は今日も入れてお昼休みが一杯つぶれたから本がいっこうに捗らなくてかなしい」と言ったら、娘が「本より人間だよ!一緒に友達とお昼食べたんだからいいじゃない」と言う。「それはもちろんそうだけど、今読んでるのを早く読んでしまわなくちゃいけないのよ」と説明すると今度は「そんなに仕事するみたいに読まなくたっていいじゃない」と言う。「いや、読んでからなにか書かなくちゃいけない都合があるからよ」「読むのだけにして、趣味にしておけばいいじゃない」「書くのも趣味なのよ」「……」と、すっかりあきれられ、無言で首まで振られてしまった(;.;)

 でも職場では各種オヤジがいろいろいて、あっちの言うのや、こっちの言うのを聞いたり、さぐったり、つついたり、押したり引いたり、それはいろいろあるぢゃありませんか、昼休みくらいオヤジたちを排除して違う世界に遊びたい。あ、でもオヤジたち、人間というよりタヌキかも。

 娘、プレステでハリポタDVDを途中まで見たご感想。「あれだけ分厚い本を映画にしたから、次々いろいろちょこっとだけ出てくるだけで、浅いよ。クィディッチも面白かったけどさあ。映画より本の方がずっと面白いよ」だそうだ。鏡の所やチェスのシーンなんか良かったよ、と言ったが彼女はまだそこまで行っていないとのこと。本の方の1作目は、目新しく面白そうなものがカタログ的に次々出てくるから、その興味だけで本を読み慣れていない人は面白いと思うんだろうね、読み慣れている人は「だから?」「それで?」と思うだろうね、というあたりで意見の一致をみている。弟(長男=読み慣れていない人)に、お前も読めと薦めていた。

2002.0518(土)

   娘が4月始めまでアルバイトしていた店に行く。お世話になった店長がもうじき姉妹店に移動するというのでその前に一回ママを連れてゆきたい!との希望である。なんで飲食店が希望だったのかわからないが、彼女なりに楽しく忙しく、良くしかられ良くかわいがられて、お荷物にならずにむしろ結構役立っていた様子だった。入ってひと月もする頃には年上の新人を教える立場だったらしいし。さて行ってみた先は、思いの外落ち着いた感じの良い店で、出てくる品も大層おいしかった(値段はいくぶん高め)。ヒラメ+ゆずこしょうとか、トロの炭火焼きとか、その他一杯食べたけれど、おいしかったことだけ記憶に残っていて何を食べたか忘れた。色々サービスして頂いてお腹いっぱい。怖そうな店長さんは、どうやら異動しないことになっていたらしい。

 ミスチルの新譜、ロリーン・ヒルの新譜スティービー・ワンダーのバラード集を買う。この間、夜ソファに座って本を読んでいたらFMから流れてきた曲にふと気をひかれ、そのまま手を止めてきいていた。それがロリーン・ヒルで、娘にその話をしたら「最近あたらしいCD出たんだよ」と言う。ミスチルのこともあってCD屋に行ってみたら、何のことはない、ロリーン・ヒルを大々的に宣伝していた。「天使にラブソングを2」の時とちっとも変わっていない。あの、探していたものをようやく見つけたときのようなほほえみが実にいいんだよね。スティービーはCDを一枚も持っていなくて、前から何か欲しいと思っていたのでこの機会に。ほかに長いことマイケル・フランクスも欲しいと思っているのだが、一体どのジャンルに入るのかわからなくて、捜し損なっている。娘は聞いたことないというし(まあそうだろう)。別に曲名を知っているという程ではないのだが、しばしば流れているのを聞いて好きだなあと思う歌手なのだ。

2002.0519(日)

   ひーっさしぶりに室内オケの練習ほんの1時間半程。弓の毛も大丈夫だったし、弦も切れていなかったし、ニスも融けていませんでした(殴)。あー疲れた。

 帰宅すると長男はお勉強中との名目で部屋にお籠もり。連れ合いは別口の練習、娘はおデート、次男はどこか公園かなんか。ひさしぶりに静かな午後を"The Tower at Stony Wood"を読んで過ごす。やっぱり昼間、しかも辞書を片手に読むと理解度が高い。想像力を駆使してもやはりこの本くらいになると辞書なしではダメ。電子辞書だと素早く引けるので紙版辞書のように読む作業を中断される感じはかなり少ないので助かる。英英と英語シソーラスが入っているのも、知らない単語の感じを掴むのに役立つ。困るのは、簡単に引けるそのために、単語自体が記憶に残りにくいということである。そりゃ辞書のせいじゃないって?(;.;) それはともかく、昼間読むと、前の晩遅く、うつらうつらしながらも一生懸命読んだはずの部分が、じつは全然わかっていなかったということがしみじみ感じられる。ひどいときはせっかく読んだはずのところを2ページ、3ページと戻って読み直すのだ。むなしい。いいえこれは複数の人物がそれぞれ別な場所で似たような暗示を得て似たようなシーンが繰り返し出てくるせいだ、ということにしておこう。それにしても前夜の続きを読み始めて「えーっと、heって、このheって…誰だっけ?」というのは、相当ひどいと思うぞ。なんとか1/3を過ぎる。

2002.0520(月)

   一日おきに、夜更かし・爆睡、夜更かし・爆睡、の繰り返しの今日この頃。きょうは爆睡の日。

2002.0521(火)

   何でぺーぺーのヒラ職員が管理職の尻たたきをしなくちゃいけないのか?肩たたきしてやろうかホントに。

 やっと"The Tower at Stony Wood"半ばにさしかかる。美しいよう。でもストーリーに大きな動きはない、というかもともとそういう話だと思う。それにしても昼休みに静かに読書というのは、高望みなのか(;.;)

 なぜかルーター不調(らしい)、ネット孤島。今や映画の上映を調べるのも、FMやTVの番組を調べるのも、歩いて1分のバス停の時刻表を調べるのも、辞書も、本の購入も、みーんなインターネットに頼っているので、はっきり言って困る。もちろんメイルも繋がらない。ただ今原因不明らしく「あきまへん…」というつぶやきが聞こえる。しようがないから本読もう。

 と言いつつ次男を寝かせていたら直ったそうだ(まだ本読んでない)。DTIでセキュリティを強化したのに伴い、各種パスワードなどの変更があったのだが、ルーターのパスワードを変えるのを忘れたとのこと。自前のメンテナンスマンがいるのは嬉しいことぢゃ。こうしていつまでたってもネット接続初心者。

2002.0522(水)

   "The Tower at Stony Wood"は一見別々に進んでいた4人+1人のストーリーが、次第に干渉しあうようになる。だんだんわけが分からなくなってきたので、降参して、何章でなにがあったか、人物別に1,2行程度書き出してみた。確認するのに便利。それにしても物思わしげに塔の中に一人閉じこもっている女性は一体…?

2002.0523(木)

   いつかも書いた、退職して4月から非常勤になった同僚、昨日も朝電話してきて、家庭の事情で今週は出勤できそうもないとのこと。奥さんが難病なので、大変なのだ。しかし、「今お願いしたい仕事があるので、今度出てきたときに相談したい」と言ったらいきなり「仕事なんかやってらんねえよ!」と怒鳴る(まただよ)。奥さんの看病のことで頭がいっぱいとは言え、職業を持つ人がハナからこういう発言をして通ると思ってるのだろうか。彼は思ってるんだねえ。これまでもいつもこうだったので、限られた人しか仕事を頼まなくなっちゃってるのだ。あと10ヶ月、ホントに仕事なくなっちゃうよ。それでいいのか、○○さん。

2002.0524(金)

   きのう、事務方の某係長の出方に、ここはひとつ釘を刺さなきゃならんと思って物申し、それなりに理解は得たのだけれど、「違う言い方をすれば良かったのでは」だの「正面切って言わないやり方もあったのでは」だの、ぐるぐる考え、結局自己嫌悪に陥る。幸いに今日は忙しかったので、それ以上あまり考えずにすんだ。

 "The Tower at Stony Wood"書き出したメモを参照しつつ、時々前の方に戻って確認しながら読む。「(確かにそう読めた記憶はあるけど)ええっ、これってホントにそうだったのおっ!」と叫んだり。この前は何を読んでいたんだか(^^;;

 今週はいつも行く火曜日が都合が悪かったので、今日えいご。違う先生なのでどうかな、とこわごわ行った。いつもはイングランドの人、きょうのはちゃきちゃきのニューヨーカー。早口っ。でもメリハリがあって面白かったわよ。時々違う先生のクラスに行ってみるのもいいみたいだ。

2002.0525(土)
購入本
フィリパ・ピアス/『8つの物語−思い出の子どもたち』/あすなろ書房
小林泰三/『海を見る人』/ハヤカワSFシリーズJコレクション
チャールズ・ラム/『エリア随筆抄』/白水社
川端裕人/『夏のロケット』/文春文庫
ニール・スティーヴンスン/『クリプトノミコン2 エニグマ』/ハヤカワ文庫SF

   ローカルに流行っている「40分で焼きたてパン」やっと時間が出来たので、次男とやってみた。ただいま、出来ましたわよ。以前(何年も前)良く焼いていたハーブ入り(タイムとかローズマリーとかセージとかあるものを適当に刻んで)にしてみたが、うん、なかなかいける。こねる作業がないのが助かりますね。いくぶん甘みが強いかな。準備をちゃんとしないで、材料や道具を捜しながらやったので、さすがに40分とは行かず約1時間(9時から10時)。まあ適当にやってオッケーと言うこと。うまく行きにくい一次発酵がちゃんと出来るところがミソでしょう。

 午後から新宿にて、アンサンブル・イースト(で決まりなのか)の第一回例会。予想と異なりPBの山と言う光景は見られなかった。あれこの方々もメンバーだったのか?という顔ぶれの中に初めてお目にかかるYさん。失礼にも「(サイトと)イメージ違っ!」と言ってしまった。お許しをば。

 持参した本にさらにやっぱり購入本が加わって、重かったこと。荻原規子の新刊は見送らざるを得なかった。SFM7月号も、例会で現物は見たものの、捜す元気を失いこれも見送り。まあ買っても当分読めないから。と言いつつ、帰宅するや『8つの物語』を一気に読了。一体この元本はなに?と見たら、割に最近買っておいた"The Rope  and Other Stories"と判明、あーあまた邦訳に先を越されちゃった。と言っても2000年の発行ではあるが。ファンを自認しているピアスとファージョンくらい、出来るだけ原典に当たっておきたいとは思うのだが、まだピアスのほんの一部だけと言うのが現状だ。まあ急いで読まなくちゃと言うわけではないので気長に行こう、と言いたいところだが、そもそもファージョンは軒並み手に入らないというのは許せ〜ん。バクシ版指輪がDVDで手軽に見られるようになったり、ネット書店のおかげで洋書が安く速く手に入るようになったり、とは良い時代になったことよ、と今日の例会で話したことであるが、ファージョンもまたそのうち次々再刊されて読めるようになるのだろうか。それとも今の読者には合わないと判断されて埋もれてゆくのだろうか。

 『鳥姫伝』の続編は、果たして邦訳されるだろうか。こういうものを紹介せず、売れ筋と思われるものを次々出すだけで、どこに出版社の矜持があるか、と言いたい。

2002.0526(日)
購入本
『SFマガジン 7月号』/早川書房

   日中外に出ていたので今日もちっとも読めない、と嘆きつつ夕方から"The Tower at Stony Wood"を読む。ところが、せっかく前に戻って確認しつつ作ったメモが、行方不明に…。昨日例会のあとで連れ合いと合流するために時間をつぶしたコーヒーショップで、落としたのかも知れない。ショックー。その勢いでか、深夜に読み終えた。あ〜!!よかった〜!やっぱり、しまいにはサイベル的転回なのであった。うっとり〜。

2002.0527(月)

 せっかく、話題のチャイナ・ミーヴィル『キング・ラット』読み始めたのに、朝出がけに慌てて机の上に置き忘れてしまった。仕方なく、でも反面嬉しく『鳥姫伝』を読んで昼休みを過ごす。職場と家にそれぞれ1冊ずつ置いてあるのさぁ。ミーヴィル(China Mieville)は本人によると「ミエヴィル」のほうが本来の発音に近いらしい。えらく文章が上手だ!でも当分この人の原典には当たらない予定。だって、どれもこれもお弁当箱のような厚さなのだ。分を知って邦訳を待つ、の心。

 昨日せっかく取ったメモを無くしたのが大変ショックだったので、心を入れ替えて、以後読書メモはちゃんと綴ってあるノートに書くことに決定。反故紙の裏だのコピー用紙だのに書くのはやめよう。自分でも判読不能に近い字で書いてあるので、家人がゴミと思って捨てたのかも知れない、と思いゴミ袋もあさったのだが、やはり出てこなかった。普段本を読みながらメモを取る習慣が全くないので、ノートを傍らに置いて読んでいるとなんだかベンキョーしている気分になるが、ことに英語の本だと、どうやら強情を張らないでメモに頼った方がいいこともあるようだ。

 しかし、"The Tower at Stony Wood"の、一徹な、いかにも騎士の美点を備えた主人公Cyanのなりゆきは、なんだか気の毒な気もする。騎士の美点とは時にバカみたいにも見えるものだから。この点McKillipは確信犯なのだろう。

 騎士の中の騎士Cyanが仕えるYvesの王は、どこか奇妙な土地Skyeの姫を妻にめとるが、宮廷にやってきた彼女は実は本物の姫ではないという。化け物が彼女の姿を騙っているのだと。本当の姫は塔に囚われ、そこから出ることは叶わないという。その証拠に、姫は6本の指を持ち、その足は鱗に覆われ、そのおとす影は命を持つもののように蠢く。Skyeから付き添ってきた老女=吟遊詩人にそのように聞かされ、Cyanは本物の姫を救いに旅に出る。いくつもの塔、ドラゴン、焼けただれた平原、山なして輝く黄金、どことも知れぬ世界を映し出す鏡、それに魅入られる女性、ひたすら鏡の映像を布に刺繍として写し取る…。黄金と炎の中に轟くドラゴンの声には、サイベルで自由を求めるドラゴンの声を聞いた者ならば再び戦きを覚えずにはいられないだろう。

2002.0528(火)

   "The Tower at Stony Wood"をはじめ、McKillipの本を飾るKinuko Y. Craftのサイト。うーつーくーしーい〜!何人もの作家のSF本の表紙絵を手がけているらしい。最初に見たときから、日本人の画家か?と思っていたが果たしてその通りであった。もしかして、この人って超有名なのか?

 昼休み、昨日の続きで『鳥姫伝』の死の湖からあとを読む。幸い部屋に誰もいなかったので涙を怺えることなく盛大に泣きながら読んだ。ああ〜、本を読む楽しみここにあり。

2002.0529(水)

 前から娘と「大きい画面を見に行きたいね」「(次男にも)見せたいね」と言って楽しみにしていた「E.T.」20周年アニバーサリー版、なんと今週で終わりと知って、急遽終業後見に行く。大好きなお兄ちゃん(マイケル)を大画面で見られて嬉しい。E.T.を見てただひたすらぽかーんと口を開けっ放しの顔とか、E.T.が生き返ったのをエリオットから聞かされて飛び上がり、頭をぶつけるシーンとか、E.T.が川に冷たくなって倒れているのを見つけて盛大にうろたえるシーンとか、もう大好き。別れの時、言葉少なにぎこちなくE.T.の頭をなでる少年らしい仕草とか。プログラムに当時の出演者の現在の写真が載っており、少年の面影そのままのお兄ちゃんを見て、頬がゆるんでしまった。エリオットは今や大男に…でも顔はそのまま。ドリュー・バリモアの出番も増え、あの愛らしさ倍増。

 次男には残念なことに、吹き替えは午前中しかやっていないので字幕版を見ることになり、筋が追えなかった分退屈だったかもしれない(字幕はもちろん戸田なっち)。午後から夜に吹き替え版をやれば、平日でも小中学生も親と来られるのにね。

 これまであまり気にならなかったが、エリオットが何度もE.T.に対し「僕が守ってあげる!」と言っているのが印象に残った。旧版より父親の顔が見える割合が多かった(ように思えた)せいで、印象に残ったのだろうか。父親が不在なので、自分自身守ってもらいたいという気持ちの裏返しとして、そのように繰り返し言わせたのかと思ったのである。また「僕と一緒に大きくなろう」とE.T.に言うセリフも今まで印象になく、これにはぐっと来てしまった。また、お兄ちゃんは、ママにE.T.の存在を明らかにするとき、自分自身がエリオットに言われたのと全く同じことをママに言うのだったね。「特別の約束をして!誓う?」と。そんなこんなで娘と私は、もうズルズル泣きっぱなし。娘はひたすら「良かった〜!」「ずっと大きい画面で見たかったんだよね」と満足げであった。連れ合いも仕事が早く終わったので合流したのだが、長男は気の毒に試験中で、食事のみで帰宅。「映画を見る2時間ぐらい、日頃の勉強があれば大丈夫だよ!」と強くお誘いしたのだが、「いや、帰る」と強い意志でお帰りになった。だめじゃん。

 E.T.が物置に隠れている部分が最初に2回出てくるが、同じ晩で遅い時刻になっているはずなのに、月の位置が逆行しているように見える。と言うことは2回目はその晩でなく次の晩なのだろうか。E.T.が物置から出てきてエリオットの前に姿を現すシーンでは、確かに月はより低い位置にかかっていて月自体も月齢が高くなっているので次の晩と知れる。うーん最初の所もう一度確認しなくちゃ。その晩遅くに、エリオットがやっぱり気になって物置を見に出てきたのだと思っているのだけれど。それから念のため言っておきますが、「未知との遭遇」は私はダメでした。「E.T.」には、確かにあざといと思う部分大ありなのだが、理屈抜きでツボを押されちゃったのである。

 『キング・ラット』は、主人公の出自が明らかにされて驚くところ。

2002.0530(木)
購入本
河合隼雄・大牟田雄三/『ウソツキクラブ短信』/講談社+α文庫

   昨晩から、右耳の後ろが時々響くようにずきんと痛む。ヘンだなあと思ったがどうやら局部的な肩こりから来ているらしい。次第に痛みが強くなって、寝てからも時々ズッキンと痛むので目が覚めてしまう。間の悪いことに、そういうときに合わせたように連れ合いのいびきも大きくなるので余計眠れず、輾転反側、七転八倒。朝になっても痛みは変わらず、寝不足による頭痛と両方で散々(;.;)肩こりの方はさわっただけもで痛い。一種の寝違えかも。

 そういう、頭がクリヤーでない日に限って(そりゃ普段も全然クリヤーじゃないけどさ)、所属部署に関する上司らのヒアリングの予定が入っている。ううう〜、カフェイン錠と頭痛薬を飲んで、資料の仕上げとも言えない仕上げをし、関係部署の同僚と事前打ち合わせ。本番ではせいぜい一所懸命ぶってはみたが、もう一つ押すところまでは果たせず。しょうがないなあ、改めて根回しするしか。敵も手強いし。

 明日所内でイベントが予定されていてその準備もあるのに、都合悪く今日は午後から次男の学年の保護者参加行事。職場を出る前に、「終わってからもう一度戻った方がいいかなあ」と同僚に言うと「いなければいないで物事は進むんだから大丈夫よ!自分の分はやってあるんだからいいんじゃない?」と言われ、それもそうだと、すっぱり夕方まで時間休を取る。結局思ったより早く学校の方は終わったのだが、帰宅してから耐えきれずバッタリ寝る。ふたたび肩〜首〜耳うしろがズッキン!と痛んでたまらない。

2002.0531(金)

   梅雨入り前の5月と言えば、一年のうちでも最高に素敵な季節なのに、どうもこの数年、輝かしい5月という季節がなくなってしまったようだ。気付けば明日から6月、日付が変わるだけとは言え、やはり5月という月を引き延ばしたくて。

 肩こり/頭痛はいくらか軽減してはきたが、活字を見るとちょっとつらく集中できず、メモモード。

 久しぶりに音楽仲間と飲み。おいしいし盛りつけも綺麗だし、たいして飲まないとは言え一人3000円はお安い〜。

 『キング・ラット』、ネズミがいっぱい出てくる光景なら当然笛吹きの登場となる。

 何を検索していてだか見つけたサイト>少年少女岩窟文庫

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ニムの木かげの家
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最終更新
2002.08.24 10:57:34