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なんて暑いん残暑なんて言いつつ娘と買い物に。
映画館で見そびれた「ノイズ」をTVで見る。もろ「ローズマリーの赤ちゃん」でわ(これは周知の事実なのか?)。もっと妄想か真実かというあたりをぴりぴり感じさせてくれるのかと思ったら期待はずれだった。デップさまにやたらに恐い顔させて妻を追いつめさせなくてもいいんじゃないだろうか。子供を産ませるという当初の目的が果たせないではないか。逆効果満点である。映像はそこそこきれいだけれど、せっかくのSF的シーンの扱い方が時代遅れな感じ。せっかくのデップさまなのに、いいところ出してあげていないぞ監督。髪型も似合ってないし。デップさまならではのものを撮らなくちゃあ!でもデップさま本体はやっぱり素敵〜〜。
今日は息子たちの始業式である。長男の方は、さっそく校門指導でしっかり髪型を注意された模様。あんなにきちんとカットしてあるのに、なんでや〜。ベッカムヘアにしてる訳じゃないし。キミが流行遅れのクルーカットしているからと言って、べつに普通の範囲と思われる髪をしている生徒をけちょんけちょんに怒らなくてもいいんじゃないか>担任。長男だって、剛毛(^_^;に日々悩んでいるんだぞ。そこはそれ理解して、なぜそのような髪型にしなくてはならないか、きちんと説明してやればよいのに。少なくとも、われわれ親が納得できるだけの理由を、これまで担任は提示した試しがないけどなあ。面接で云々と言ったって、連れ合いだっていちおう大学には関係しているけれど長男の髪が(受験の)面接に問題あるとは思っていないし、先日会った某大学教授受験関係者だって、まったくそんなことにハナもひっかけてないぞ。
娘ももともと茶色っぽい髪なので、髪については高校時代には散々いやな思いをし続けた。地の色なのに「染めただろう!」と決めつけられるわ、親が手紙を書いて地毛とわかると「お前のためだから黒く染めろ」と指導というか圧力をかけられるわ、今好きな色(と言ったって以前よりちょっと明るいだけだが)に染めて、髪の色なんかに縛られずのびのびしている娘を見るにつけ、あの3年間は何だったの?と言いたい。
まだ『グリーンノウの煙突』。春休み、トーリーのおばあさんが毎夜語る、グリーンノウ屋敷にまつわる昔の話である。昔この屋敷に生きていた目の見えないスーザンが感じたであろうように、目をつぶって、屋敷の内外と昔の子どもたちに文字通り触れようと感覚を解き放つトーリー。イチイの木の匂い、川がたてる色々な音、屋敷の「直角のない」壁、鳥たちの声や、カエル、ミミズがぬるぬるにょろにょろする手のひらの感触。この2作目で、トーリーは、グリーンノウ屋敷そのものと互いに浸透しあうのだ。
暑いっ!外へ出る用がある日に限ってこんなに暑いとは(自分が出ないだけで毎日暑い)。ATMと本屋と両方で後ろに長い列を作ってしまった。ATMは昼休みにはどこも行列が出来るが、小さいATMでは銀行と違って外で待たなくてはならない。炎天下や厳冬の頃などはつらいものがある。一旦入ってしまえば一応エアコンが効いているからまだよいが、土曜に近所の郵便局のATMを利用したら、西日ががんがん当たってサウナ状態であった。待っている間、自動ドアの所に立ってドアを開けておいたくらい。懐はいつも寒いのだが。
毎年今頃、多摩川を越えて川崎のほうへ梨をもぎに行くのが年中行事となっているのだが、今年は諸般の事情から行く時間が取れない。仕方ないのでいつも行く農園に電話して送って頂いた。ここの梨は、本当においしい!居ながらにして手に入るのはいいのだが、やっぱりあそこまで出かけていって、時代に取り残されたような丘の上の農園を訪ね、乳牛の匂いに包まれながら、中腰になってあの梨この梨、ついでに蝉の抜け殻をカゴいっぱい取るのが、楽しいのである。毎年農園には周りから開発の波が攻めてきて、以前は何軒もあった梨もぎ取り園もずいぶん減ってしまった。跡継ぎもいないというし、おじさんおばさんも年取ってきて、いつまでおいしい梨が食べられるか心配である。だからよけい今年も行きたかったんだけどなあ。
次男はリレーの選手になったと、控えめにご報告。よかったね〜と盛大に誉めると、にまっと笑みがこぼれる。運動会というと金木犀の匂いが一緒に思い出される。こんなに暑くて、本当に月末には金木犀の季節になるのか。
れいのカスピ海ヨーグルト、なんだかちょっと食感がちがってきた。菌の構成が変わったのかな。ちょっとタネを冷凍してみるか。
せんせいがた自分の準備不足で会議を長引かせておきながら「こんなに時間を取られる会議はイヤだよ…」といっせいにため息をつくのはイカガなものか。やりたくない行事はやりたくないとはっきり方針を打ち出すべきではないのか?「やりたくないけどやれってボスが言うからやらなきゃいけないんでしょ、でもやる意味なんてないよな」って何遍言っても始まりもしなければ終わりもしないと思うよ。「こんな労力をかけてやる意味はないと我々は考えます」って言ってみればどうよ?
お願いせんせい、いい加減に原稿を出せっ。きみは常習犯。
『たけしの大英博物館見聞録』(新潮社とんぼの本)を見ながらお昼。収蔵物には色々な意味でどれも目を見張るが「捕らえられるエチオピア人」(30ページ)はすごい。表現も画面構成も迫力あり、阿鼻叫喚が立ちのぼってくるようだ。
くたびれて7時半頃帰宅すると、郵便物の山のてっぺんに青い封筒が。何気なく手に取ると、あーっ、期待しないで待っていた人からの返信だあーっ。しかも、期待していなかった、色よい返事だーっ。わーいわーい、お手紙取ってくる係の次男をだっこして「いい手紙を持ってきてくれてありがとう〜!!」とくるくる回る。\(^O^)/
『グリーンノウの煙突』読了。しかししっかり忘れているなあ、中味。昔の子どもたちと現在のトーリーの時空間が不思議に重なり合う。毎晩オールドノウおばあさんは、トーリーに、自分が作っているパッチワークの布地にまつわる古いお話を聞かせてくれる。昔オールドノウ船長さんがバルバドスへ行った時のこと、そこでは西アフリカから連れられてきた黒人たちが奴隷として売り飛ばされていた。船長は奴隷売買を忌み嫌っていたが、とある事情でひとりの黒人少年をグリーンノウの屋敷に連れ帰ることとなった。それがジェイコブで、かれは、目が見えないからと半ば家に閉じこめられていたスーザンのよい遊び相手となり、スーザンは自分の感覚を生かして生き生きと敷地中を動き回るようになる。スーザンの兄セフトンは母マリアと同じ俗物で、ジェイコブやスーザンを馬鹿にする一方だった。セフトンの意地悪によってジェイコブは屋敷の煙突の中を登る羽目になるが、反対にいくつもの煙突が作る煙道を動き回れるようになる。ある時、悪意のある使用人キャクストンの所為か、屋敷が火事になってしまい、スーザンがひとりで部屋に取り残されるが、ジェイコブは煙道を伝って彼女を救出してのけた。…このお話をオールドノウおばあさんから聞いたトーリーは、キャクストンが隠したかもしれない屋敷の財宝の隠し場所を、昔の人々の目と心になって想像し、ついに見つけ出した。おかげで昔の子どもたちの肖像画を売らなくても、オールドノウ屋敷を楽に存続させるだけの資金を得ることが出来たのであった。
これはピアスの『セイ川のハヤ号』を彷彿とさせるお話だけれど、こちらはグリーンノウ屋敷が触媒となって、たがいに隔たった時間の帳が上げられる。あちらは、あくまでも時間は障壁として存在しているが、まるで見えない右手が時間線の現在という一点を、左手が過去のある一点をそれぞれ持ち、その両手をぴたっと重ね合わせたかのような、魔法的一瞬を現出させる。互いに共通するものを持ちつつ資質の異なる二人のイギリスの女性作家たち。イギリスの女性作家のもとで過ごした経験もある梨木香歩は、構成がきっちりしているという点でボストンの方が好きだと言っている。私は、より感覚が鋭いピアス派。あっ忘れてはならないファージョンもね。
ひるすぎから娘と池袋へ用事。いちじくとマンゴーとラズベリーが、やや堅めのカスタードを詰めて少しホイップクリームを置いたタルトに乗っていて、仕上げにコンデンスミルクを少しかけてある。というタルトを、ついぺろりと食べてしまって後悔(ちょっとだけ)。思ったより帰宅が遅くなってしまったが、氷川神社のお祭りなので、次男を連れて夜店に行く。もともと参道が狭いのにその両側に夜店が立つものだから殆ど前に進めない程混雑する部分もある。夜になってまた雨と雷。洗濯物が全然乾かない。
WOWOWで「ノッティングヒルの恋人」を見た。ジュリア・ロバーツって、全然正統派の美人じゃなくて、口は大きすぎるし、あごはしゃくれているし、多分欠点ばかりなのに、なんて素敵なんでしょう。ストーリー自体は娘じゃないけれど「あり得ね〜」なのだが、登場人物が皆変人だけどいい人ばっかりで、また舞台となるロンドンの街や公園のたたずまい、超豪華版のホテルなどがほんとに絵のようで、すっかり楽しんだ。言いつのればこの映画自体も欠点だらけなのだが、そんなことは二の次三の次の気に入りの一つになった。本屋さんというのがやっぱりツボだよなー。
一日片づけとか。むやみやたらと眠いくたびれたもうだめだ。『グリーンノウの川』とか『イギリスは愉快だ』とか『ハヤ号セイ川を行く』とかあちこち拾い読みする。
「ノッティングヒルの恋人」の舞台を検索したり。主人公の親友役の人、どこかで見覚えがあるのだが出演作リストに見覚えがない。うーんどこで見たんだろう。
月曜の朝っぱらからミーティング、終わったら一息つく間もなくランチタイム・ミーティング。食べ始めようとすると隣席の委員長が「だめだよ、食べてないでしゃべって」。朝お弁当を注文して、資料をコピーして、最初のミーティング2時間のあとで残りをコピーして、会議室の鍵を開けて、お弁当とお茶碗を運んで、お茶をいれて、お弁当代を集金して、なかなか来ない人に電話して、やっと座って一口食べたらこれかい(;.;) ランチタイム・ミーティング反対。おまけに手が震える程腹の立つ話を聞かされて、炸裂。があぁっ!まあ皆同意見だったからそこはよかったけど。
モンモランシからコニー・ウィリス『航路』のサンプル版を回して頂いたのが届く。厚い。800ページ超だ。けれどなかなかいい感じの手応え(物理的な)である。紙の厚さがいい感じ。発売時には上下2冊になるそうである。サンプル版のままで行ってくれてもいいのにな。ウィリスおばさん健在なり!あー"To Say Nothing of the Dog"も訳してくれないかなあ!でも時間がなくほんの少ししか読めず。
また今日もランチタイム・ミーティング(労働強化だぁ)。今日は会議室のセッティングと資料コピーとお茶の用意を事務方がやってくれたので、人を待たずに食べ始める。と思ったら、「議題の1は後回しにして、議題の2から」の司会の声に続く沈黙にあたりを見回すと、議題2について報告すべき人がいない。「あれっ、○○さんは」と訊いたら「欠席」。聞いてないよ(;.;) で、また今日も一口目を飲み込んで発言する羽目に。ランチタイム・ミーティング絶対反対っ。これが終わって、トイレに行って、人捜しにかけずり回って、資料をコピーして、メイルの読み書きをし始めたらまた「皆さんみえました〜」の声がかかって、関連施設からの人々とのミーティング。それも、こんな内容の話になるなんて、聞いてないよ(;.;) 半ばで隣の同僚に焚きつけられ、しばし逡巡するが、やっぱり炸裂してみる。反対側の隣で当方の委員長が冷や汗脂汗。幹部のおじさんたち逃げ腰弱腰はやめて言うべき事はちゃんと言え〜●〜* 終了後委員長に叱られた。でもきちんと説明したら彼が私の発言趣旨を取り違えて聞いていたと判明。他の人は理解してくれていたようだから以後気にしないことにした。お姉様(同僚)、コーヒーをいれてひとしきり黙って話を聞いてくれてありがとう。だがもうミーティングはしばらくゴメンだ。半日どころか、丸一日つぶれて何も実作業が進まない。大泣。
終業後、母のケアマネさんと介護保険更新のための面談。規定通りの質問(82項目?)に「そんな馬鹿にしたことばっかり聞くのはやめて頂戴っ」と母が怒る。「トイレに一人で行けますか」「洗顔は出来ますか」「お風呂に一人で入れますか」云々。ケアマネさんは母の様子を見ながら上手に質問してくれている。しかし、昨年は「失礼な質問もあるかもしれませんが、どの方にも聞く質問で、決まりですから、怒らないで聞いてくださいね」と説明されれば「ハイハイ、そのくらい出来なくっちゃね、おかげさまでボケもしないでやってますよ」と笑ってそれぞれに返事していたのに、今回はいちいち「一人で暮らしているのに、そんなこと、一体誰がやって下さるんですっ」とムキになって怒る。二言目には「長生きしていてもしょうがないねえっ!」でもおかあさん、あれも、これも、出来てないでしょ…。お金の管理は全然ダメだし、日付も曜日もわからないし、今誰が来たかも覚えてないし、デイサービスの人には「あのう、すみませんが、最近おかあさん、臭くない?お風呂入ってないでしょう…」と言われるでしょ。プライドは高いので、出来るかと訊かれれば絶対「出来ない」とは言わないのよね。ヘルパーさんを受け入れようとしない一番ムズカシイタイプなのよねえ…。身近である私は母にとって「あれこれうるさく言う人」と化しているので、お風呂に入ろうと言っても「いやだ」「昨日入った」「入ってないけどシャワー浴びた」「そのくらいちゃんとしてますよ、バカにしないで頂戴」と言うのみ。でもおかあさん、そばに行くと臭いし、肌はカサカサしてるし、髪はネトネトしてるし、ダニだの疥癬だの、病気になっちゃうよ〜。あー困った。着実に痴呆進行中。終わったら8時。息子たち、ごめんねえ。ケアマネさんもご苦労様〜。
そんなこんなで『航路』読む間もろくに取れず。一旦読み始めれば、それは面白い。さらりと流れるひとことに重要なキー・ポイントが含まれているのがウィリスだ。快調なテンポに引き込まれて読む。頑張るっ!
あすから23日まで、日常からの逃亡をするため、仕事が目白押し。なるべく早く帰るつもりが結局8時を回ってしまった。せんせいご自分の締め切りが片手分以上たまっているからと言って「おまえ、あしたから休むっていうのか!メイルぐらい教えていけ〜!」は冗談にならないぞ。
でも今日のTVで0911WTC内部の映像や飛行機が突っ込む場面を見たら、怖くなってきてしまった。便によっては今日出発ということもあり得たが、予約したあとになって、ああ、1日違いだったんだ、と気がついた。正義の名を借りた戦争はごめんだ。戦争したい人はどこか地球じゃないところへ行って、自分らで勝手にやって。
はじめてのかいがいりょこう(ホントよ)
逃亡していた日常へ戻ってきた。インターネットカフェにせめて一度ぐらいは、と思ったが、結局寄らずじまい。さて明日は十日以上放っておいた職場に行くのが怖いよ〜(;.;)
さっそくの忙しさ(;.;) 夕方6時前から7時半過ぎまでかかって書いた業者へのややこしい指示メイル、送信してしまえば良かったものを、書き終わる寸前に他の用で訪ねてきた人の相手をしていたら、話が済んでぱそに戻った時には何と画面は真っ青に…。なんでなんで〜、何も悪いことしてないのに。私はしばし立ちつくしてしまったよ。がっくり。職場を出たのが8時。
『アバウト・ア・ボーイ』ちょびちょび読み中。映画は飛行機中と、ホテルのチャンネルとでやっていたので途中から見たのだが、新作だったとはつゆ知らず。主演のヒュー・グラントは先日『ノッティングヒルの恋人』で顔を見たばかりだったが、どうもこの手の顔にはあまりピンと来ないらしく、娘に「これ見たことあるけど誰だっけ」とか訊いて叱られた。そういえば『ノッティングヒルの恋人』にも出てきて、ピアス『まぼろしの小犬』の最終シーンの舞台でもあるハムステッドヒースには、ぜひ行ってみたいと思っていたのに、やっぱり行けなかった。ぜひ次回こそ!
回して頂いた『航路』サンプル版を、出発前に読み終わる予定が果たせず、あの分厚いのを持っていって機内、列車内、宿で読み、18日の朝、郵便局から送った。「これ日本へエアメイルで送りたいあるよ。封をするものあるか?」「ないよ。貼ってから出直しておいで」「ぶー」コンビニの中にある郵便局だったので、セロテープを買って、封筒の口を閉めた。料金を払うと切手や一見レシートみたいなシールなどいっぱいくれたので「これみんな貼るあるか?」「そうだよ」「ぜーんぶ?」「そうだよ!」窓口のスポンジがからからに乾いていたので、ぜーんぶベロベロなめて貼った。「これでいいあるか?」「ベリーグッド!(にっこり)」という会話を経て、無事日本に送られたのです、ながい航路。
でもって、これは間違いなくおすすめ。私も58でなく59章になって泣きました。途中ではそれはびっくりしましたさ。だって、まさかご本人が…。そのあとずっとどんでん返しがあるのではないかと淡い期待を抱いてはいたが、もちろんそうはならなかったのだ。それぞれに『ドゥームズデイ・ブック』のキヴリンを彷彿とさせるジョアンナ&キット。大森望氏のコニー・ウィリスファンサイト「神は勘定に入れません」(これがサイトのタイトルなんだと思うんだけど、犬は早く訳して頂きたいなり)にある『航路』一問一答(コニー・ウィリス)を、本編読後に読んだらおなかを抱えて笑ってしまった。ええ、犬は、いっぱい出てきましたとも。「たいした子ども」も。アルツハイマーに関する記述でやや気になるところがあったのだが、筋を追うのが先だったので、これは出版された段階でもう一度読んでみないと。ところでオンライン書店では、上下巻の本は、上下巻ともいっぺんに買えるようなボタンもつけてもらえないのでしょうか。上巻のボタンを押して、また戻って下巻のボタンを押すのは面倒でたまらん。ところでこの「神」は「犬」の綴り変えだけれど、私が最近出会ったGODはCODのいわば綴り間違えらしいのよね(by Ms Pearce)。という話はまた後日。
さてきょうは準備万端整えて5時半になったらすぐに出て久しぶりのえいごだ!と算段が整ってほっとしたのが5時。ところが5時10分になったら、またややこしい話を抱えてきた人あり。しかし幸いに5時半にお話が済んで去っていった。と思ったのも束の間、引き続き、一緒に話に加わっていた同僚が、日頃の鬱憤を炸裂させるのさせないのって…あーあ、タイムリミットを過ぎちゃってまたしてもえいごお休み(大泣) おまけに家では風邪でお熱の娘が目をうるうるして待っているつうに。
あす金曜は職場の行事@新宿。今日になって、準備の出来ていないものがいくつもあると知らされて、助っ人に回る。夕方になって、明日販売する印刷物に印刷もれがあるのが判明し、挟み込むための正誤表を作ったり、なんだかんだと雑用だらけで、またも帰ったら7時を回る。長男は運動会疲れで眠りこけていて、次男の帰宅時にチャイムに気付かず、次男はしかたなくおばあちゃんのところにしけ込んでいたし、娘は熱をおしてバイトで不在だし、連れ合いはいつかえるのやら不明。と言っていたら、夜10時頃職場から電話がかかってきて、「あす朝9時に都庁へもっていくこれとこれの刊行物、どこに置いといてくれた?」ぎゃー、あまりに雑用が多くてころっと忘れていたよ〜。しくしく。
土曜は次男の運動会、その夕方はえいご、翌日の日曜は職場がらみの試験。そもそも土曜と言う日に無事たどり着けるのか?あすもイベント後は打ち上げだー(短時間にせよ出ざるを得ない)。息子たちの夕飯はどうしよう。山と積まれた洗濯物と、旅行後の整理していない諸々の山と、頭の内外は惨状を呈している。
さて、帰国したら皆が一斉にやってみているらしい翻訳SFファン度調査、じつは帰ってきた最初の晩に朦朧としつつやってみたのさ(23日夜中)。中味をしかと覚えていないものばかり。また出版当時でなく、だいぶあとになって読んだものが約1/4と多い。このあたりから、出版点数が玉石混淆やたらに増えたのだろうか?『ジュラシック・パーク』は何故か家人がハードカバーで買ってきたので読んだのだった。なんだかこうして読んだリストを書くのって、読んでいないものを白状することの裏返しで、懺悔みたいだなあ。
既読は250作品中 71 作品です(平均は 53.13 作品)。
105 人中 29 位でした。
それはわたしですか、と思い当たったので(描写萌えのファンタジーファンとかドナ、アナ、ルナの三婆萌え〜っとか)『グラン・ヴァカンス―廃園の天使 1』を読もうと思うのだけど、オンライン書店ではまだなのかしら?夏前に読んだマキリップの"The Tower at Stony Wood"(「アンサンブル5号」に載せて頂いた感想)にも印象深い三婆が出てきたのだった。
ぶじイベント終わる。打ち上げぽっきり1時間、でもって7時に解散とは何と早いこと。しかしビールで頭がぼーっとしてしまったので、池袋で下車してパン屋と本屋で酔いを醒ます。村上春樹、神林、サトクリフなどの新刊も欲しかったのだが、このところ手が(頭が)回らないので見送り。あーせっかくチャリング・クロスにも行ったのに、結局本屋の外側しか見なかったから、これが久しぶりの本買いだ。
チャリング・クロスで何をしたかというと、迷子の中国人女性(多分)をチャイナタウンのちかくまで送ってあげる羽目になったのだ。なにしろ英語日本語北京語(娘の第二外国語)のなかで彼女が理解した単語と言えば、「チャイナタウン」と「サンキュー」だけなので、多分北京語以外を話す中国人だろう、多分ツアーの仲間とはぐれたのだろう、多分チャイナタウンのどこかが集合場所なのだろう、と推測するのみ。半泣きになってついてきたけど、せめて地図ぐらい持って歩きなさいよね。見覚えのあるらしい場所まで来たら、サンキューサンキューと言って何度も頭を下げて走り去ってゆきました。娘曰く「突然一緒に歩く羽目になっても見た目全然違和感がないところが何とも笑えるよね」(同じようなアジア人顔をしているから)。アジア人であることを折に触れて意識してはどちらかというと屈辱的なふうに感じがちだったらしい娘である。うーん個々人レベルではそれ程変わらないんじゃないの?時々お馬鹿なウェイターがいたけどさ。日本だって同じだよ、人種差別があるのは。
めでたく雨である。あー、とりあえず一日からだは休めるわい。次男は運動会が明日に順延になって何が気に入らないかというと、運動会がつぶれたことではなくて、日曜恒例のお友だちと一日遊ぶのがつぶれたこと。日頃6時まで学童保育に行っているので、自由に遊べる土日が楽しみなのだ。明日は雨が上がれば運動会だが降れば授業、そして月・火・水と、代休や都民の日で3日連休となり、その間また彼らはお弁当持って一日学童保育に。そして運動会の予備日は木曜である。この日はさすがに給食だが、こんな日に運動会をやっても行けそうにないぞ。
というわけで、次男を8時に送り出してしばらくしてから、どうにも起きていられず昼まで寝直し。
『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』読み始め。先にSFM10月号「夏の硝視体」を読んだので、世界設定にはすでになじみが。
天気予報によると今日は大雨のはずだったのに、6時の目覚ましで起きてみるとすっかり雨は上がっており、これから回復しそうな気配だ。実は今日は職場がらみの用があって、運動会は多分延期になるとふんで、そちらに行くつもりで昨日は午後から夜までその準備をしていたのだ。しかし年度当初からPTAの運動会係となっていたので運動会の方に出ないわけに行かず、せっかくの一日がかりの準備もすっかりパアである。もっとも最初はそちらは放棄する予定でこれまで何の準備もしてこなかったのだから、費やした時間からいえばどうと言うこともない。ただせっかくその気になったのに残念ではある。もちろん運動会自体は、最近学校にご無沙汰していることもあり、ぜひ行きたいと思っていたのは事実だ。今日になったおかげで、連れ合いや上の子たちも行けることになったのでヨシ。結構な運動会日和となり、次男も、かけっこ、リレー、大玉転がし、にんじゃ体操、と大活躍で、特にかけっこは一位、リレーもアンカーとして二位を引き離しながらのゴールで、テープを切ったとたん諸手をあげて歓声をあげていた。
さすがに昨日は思いがけない暑さの中、一日立ちっぱなしだったのでキツイ。あと二日、お弁当か〜。夕飯は長男が得意のゴーヤチャンプルー。ゴーヤと厚揚げ(賞味期限ぎりぎりなので)、ウィンナソーセージ、卵。ゴーヤはこの夏たくさん出回っていたこともあり、ちょっと病みつきになっている。あの苦さがいいのだ。特に暑い時にむしょうに食べたくなる。この春沖縄に修学旅行に行った長男にいわせると、「沖縄のゴーヤの苦さはこんなもんじゃない!」のだそうだが。
『グラン・ヴァカンス』は佳境に。はじめはずっと、「夏の硝視体」ふうのキレイ系(多分いわゆるライトノベル系?そっちは詳しくないので多分に推測)が続くのかと思い多少の危惧を覚えたのだが、気付いたらいつのまにか小林泰三だったとわ。でもまだまだ続く。つい本を持つ手に力が入っていることを知る。
職場で、オトコノコ系はなんで無意味に意地の張り合いをするのだ?もう50過ぎのおじさん同士なのに。どうせ元々どちらの主張も相容れないのだから、上手に駆け引きをして互いにいいとこ取りをすれば何のこともないと思うのに、なぜ問題点以外のところでけなし合っては抜き差しならぬ事態を作りたがる?また私がそれとなく裏で仲裁に回らなくちゃならないのか。管理職しっかりしろよっ!おかげでこの1年あまりで口もうまくなりましたよ>私(;.;)
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