ストーリー・感想 36話〜40話


ファイバード36話
吸血の街
脚本:平野靖士・志茂文彦 作監:中村旭良 演出:日高政光

●ストーリー

ハルカの両親が住んでいるドイツの街に吸血鬼が出たという噂が流れた。 真相を確かめるためドイツに向かった天野博士一行だったが、空港で早速天野博士とハルカの父親たすくは親子ゲンカをはじめる 。火鳥のとりなしでなんとかその場はおさまったものの、家に着いてもハルカの引き取りをめぐってケンカする始末。  一方、街を見回っていた火鳥、ケンタ、国枝は吸血鬼が人を襲う現場を目撃する。 火鳥は吸血鬼を追ったものの、街では無数の吸血鬼が人々を襲っていた。 国枝は襲われた女性を診察し、首筋に針が打ち込まれているのを発見する。 その頃街では吸血鬼に襲われた人々が、次々と街に火を放ち破壊を始めだしたのだ。 その針はマインドコントロール装置の端子であり、本体がどこかにあると睨んだ天野博士は火鳥をコウモリが出てきた古城に向か わせる。  しかし遂に吸血鬼の魔の手はハルカの両親の家にまで伸び、襲われようとしたハルカをかばったたすくが咬まれてしまう!  一方古城にはやはりドライアスのメカ獣とコントロール装置がありそれを破壊せんと火鳥はグランバードに変形する。

 ハルカちゃんの家庭の事情のお話でした。初めて放映予定リストでタイトルを見たときにはいったいどんな話なんだろうと思っ たんですが・・・ 恐そうなタイトルだったですし。  いやぁ〜「愛」に満ちた話でしたね (^_^;)ゝ ポリポリ・・・ ←照れている(笑)
 ハルカちゃんのいろんな表情も見ることができたし  やっぱり平野靖士・志茂文彦コンビの脚本は好きです☆
 
 しかし火鳥にーちゃんはどうやってパスポート取ったんだろう? あの時代にはパスポート無しで海外に行けるのかしら? (笑)  それより空港で金属探知機には引っ掛かからなかったのかなぁ?
 でもボディチェックしても何にも出てこないはずだから大丈夫よね。  探知機がトータル・リコールで出てきたみたいなのだったらいっぺんで正体がばれてしまうなぁ (笑)
 ま、危険物持ち込みという点に関しては天野博士の方が危ないわね。ケンタもフレイムショット持ち込んでるし(笑)←おもちゃでパスとか。 出国の時の空港でのやり取りを想像すると結構楽しいぞ。
 
 ハルカちゃんのお父さんの天野たすくがあんなに頑固な常識人なのは、きっと父親を反面教師として育ってるからよね。 でもそこはやっぱり親子、血は争えないもので、似たもの同士なのでした。
 でもお母さんのなつえさんもなかなかグレートというかおおらかなお方ですね。 空港でのあの騒ぎをみて、「いつも面白い方ですね」で済ましてしまうのは凄い。
 
 火鳥にーちゃんのケンカのおさめ方もらしくていいなぁ☆ ああやって無邪気にニコニコされて止められちゃうとケンカする気無くなっちゃいますね。その前にいきなりつり上げられりゃ ビックリするのは当然か。
 
 さて出てきました、ハルカちゃんの引き取り問題。ここでもお母さんのグレートさが発揮されてますねぇ。両親とも一緒に住みたいけど、火鳥さんと別れるのはいやだしおじいちゃんのことも気になるし・・・と悩んじゃうハルカちゃんがカワイイ
 そこでしっかり目をウルウルさせながらちゃちゃを入れてしまうケンタ、痛いところをつかれたハルカちゃんの反撃を食らって しまいます。余計なこというから・・・(笑)  そこですかさず入るお母さんのツッコミが素晴らしい(^_^)
 
 あの吸血鬼、思わず怪盗ジゴマかと思ってしまいました。 火鳥にーちゃんのアクションもなかなかキレが良かったよねぇ。人間相手だったからちぎっては投げというのはなかったけど。
 
 国枝先生もちゃんと役どころがあってよかった。火鳥にーちゃん相手に照れてる国枝先生より自分の職務を全うしてテキパキ してるほうがいいです。  なんかいままで国枝先生が出てきてもストーリーにあまりからんでこないというのが多かったもんですから。
 
 首筋に打ち込まれた針によって人間をコントロールする・・・ 王道ネタでは有るんですが(帰ってきたウルトラマンに確かありました) 最近手が込んできてますね。 簡単に外す事ができない、無理に抜こうとすると神経組織を破壊してしまうって。 エルガイムでも同じようなのありましたよね。あの時はコントロール装置(ラキシスの心臓だったかな?)破壊してもオリビー の精神は破壊されたけど・・・
 
 で、吸血鬼に咬まれてしまったたすくはこともあろうにハルカちゃんの首を絞めてしまうわけですが(ううむ 何というシリアスな 展開)ここからのシーンで私は家族愛というかいろんな愛(自分で言ってて照れるぞ)を感じてしまいました。
 「正気に戻って!!」とたすくに一生懸命呼び掛けるハルカちゃんとなつえさん、葛藤するたすく、これこそ「愛の奇跡」よっ!  正気にまで戻っちゃうとやりすぎでかえって白けてしまいますけど。
 そこでうまいタイミングでグランバードがマインドコントロール装置を破壊すると・・吸血鬼退治のセオリーどおりうまく杭を使ってます。
 
 そうそう火鳥にーちゃんに咬みついたものの牙が折れた吸血鬼にむかっての「俺はおまえの歯の立つあいてじゃねえ!」  うまい!ざぶとん一枚!
 
今回のメカ獣はなかなかかっこよかったですね。
 
 ラストシーンの天野博士のダダのこねかたとか、相変わらずのたすくと天野博士の意地の張り合いとか、やっぱり似た者同士のじゃれ合いですね。同類相憐れむ、じゃなくて同類相争うという・・・、本人達はそうは思ってないだろうけど。  喧嘩するほど仲がいいというのとはちょっと違うような・・・ これはどっちかというとケンタとハルカの関係ね(^_^)


ファイバード37話
幽霊船の秘密
脚本:平野靖士 作監:佐々門信芳 演出:大畑清隆

●ストーリー

バミューダ海域で次々に幽霊船に船が奪われるという事件が発生した。 天野博士によるとその辺りに昔海賊船が沈んだことがあり、幽霊の仕業かもしれないとイタコメカを持って火鳥達はバミューダ 海域へとサンダージェットで向かう。 二手に別れて探索を開始した一行であったが、天野博士達は漂流者と勘違いされ、調査船に保護されてしまう。  一方海中探査で沈没した海賊船を発見した火鳥とケンタは、船の中に入り込み、火鳥は船長室の中にたたずむキャプテン・ モーガンの白骨に出会う。そこでモーガンの霊と話し合った火鳥は、幽霊船騒ぎが何者かの手によるもので、幽霊の仕業ではないと 知り真相を天野博士に知らせようとするが、強力な電波障害により通信がとだえ、バロンチームとも連絡が取れなくなってしまう。  そして調査船の前に幽霊船が現われた! 正体を暴かんと幽霊船に乗り込んだ天野博士達であったが、そこにいたのはテシター達 とゾル。幽霊船騒ぎはドライアスの仕業だったのだ。

 
 オカルトネタが続きますねぇ。まさかハロウィンが近いからというわけでもないだろーなぁ 
 それならカボチャ頭のメカ獣がでてこなくちゃ(笑) ってあれはもうエクスカイザーで出てきてたっけ。
 なんか全体に演出のメリハリが弱かったような気がします。 キャプテン・モーガンの船が浮上するところなんかもっとハッタリきかせてもよかったのに・・・ 昇天するシーンもわかりにくかったしね。
 
 おやおやイタコメカの再登場ですね。博士の発明品ってほとんど一回限りだったのにね  博士の持っていた地図、いったいどんな本に挟まっていたのでしょう。
 エネルギー生命体の謎に迫ろうとする国枝先生、霊とエネルギー生命体の相似について気がつきますが、天野博士に否定されてしまいます。 でも 霊もエネルギー生命体も純粋な精神エネルギーでしょ? ま、確かに霊のほうは残留思考エネルギーで生命体とはいえないだろーなぁ
 霊の存在は信じるけど幽霊として自分の目で見なければ存在を確信することはできないという天野博士、科学者してますね。
 
 海に潜る火鳥にーちゃん、ここでひらめ泳ぎしてくれると「アトランティスから来た男」になるのに・・・ いや急に思い出したもんだから・・・(笑)主人公のマークって火鳥にーちゃんに似たキャラクターだったしぃ。
 
 ひとり置いてけぼりをくらってしまうケンタ、火鳥にーちゃんて幽霊なんか恐くないんだから(そもそも彼にはなんで人間が幽霊恐がるのかわかんないんだろーなぁ)ついてこなきゃいいのに(笑)
またまた幽霊と会って話をしてしまう火鳥にーちゃん、きっと生きてる人間とおんなじように話してるんだろうなあ。びびってるケンタを尻目に幽霊相手ににこにこして手を振っちゃうとことか宝の話も聞いてこないところも火鳥にーちゃんらしいですね。
 
 モモちゃんのレポーター根性、すごいですねぇ。どんな目にあっても取材を忘れないなんて さすが!
 今回のメカ獣はクラーケンですね。
 バロンチームを助けに行こうとして、やっぱりつかまちゃうアクアバロンがおマヌケでかわいい(^_^;)。
とーとードライアスも資金不足になったのね。(笑) うーん、主役メカをまんべんなく出さなきゃなんないのはわかるけど、グレートファイバードにまでなる必要はないと思うぞ。 もったいない。
 ラスト、モモちゃん達を一緒に連れて帰れない(だってバレちゃうもんね)ので夢オチにしてしまうのはうまい手かもしれない。 ちゃんとフォローしてるしね。


ファイバード38話
チャンプと巨大ゴリラ
脚本:平野靖士 作監:キャラ・植田 均
   メカ・大張正己
演出:高松信司

●ストーリー

研究所で火鳥を診察する国枝先生は火鳥の体から発散されるエネルギー波に興味を抱くそれがすべてのものに影響を与え、 また幽霊や動物と話ができる能力の源と考える国枝先生に、天野博士は、火鳥はプラスエネルギーの塊だと説明する。  一方、シュラやゾルに愛想を尽かしたDr.ジャンゴは生体実験の末、ゴリラを巨大化させ東京へ送り込んだ。 知らせを聞き、現場に急行したガードチームであったが、相手がドライアスのメカ獣ではなく本物の生き物であることを知り、 攻撃するわけにもいかず困惑する。 傷の痛みで暴れだしたゴリラを火鳥はオカリナでおとなしくさせ、チャンプと一緒に話を聞いてやり、一旦は友達となったのだが、 Dr.ジャンゴはゴリラにコントロール装置を付け、さらに巨大化、凶暴化させて暴れさせる。 火鳥のオカリナもチャンプの説得も効無く、暴れつづけるゴリラであったが、生き物を殺すわけにはいかず宇宙警備隊は苦戦する。

 今回はチャンプが主役かぁ。
 いやぁ〜 火鳥にーちゃんの日常がうかがえてなかなかおいしい話でしたね。  チャンプと無邪気に遊んでる(しかしあれは遊んでるというよりいちびってるという感じですねぇ(笑))とことか、キジバトのヒナの誕生を見て感動しているところとか夕方の時代劇の再放送をかかさず見ているとことか・・・  動物と話がごく普通に出来るというのもほのぼのしてていいなぁ☆
 
 Dr.ジャンゴの高笑い これこそマッドサイエンティストですね(^_^;)
 巨大ゴリラ出現! おーキングコングだぁと思ったらケンタもおんなじこと言っていましたね。
 それにしてもガードスターにガードファイヤー、ガードウィングもだけど、メカ獣と生き物の区別がつかないなんてちょっと悲しいぞ。
 さすがガードレスキューはお医者さんだけあってすぐわかったみたいだけど☆ 傷ついたゴリラの手当するガードレスキューがナイスね。痛がるゴリラに吹っ飛ばされてしまうガードウィングがもひとつかわいい(^_^)  憎まれ口もあいかわらずだし☆  火鳥にーちゃんもテキパキしてて、ちゃんと警備隊隊長してるしね(^_^)
 
 しかし、これだけ大事件が起きているのにモモちゃんはどーして取材に来なかったんでしょう? 海外出張でもしてたのかな。
 「誘拐」という言葉に反応してしまう佐津田刑事はさすが警察官ですねぇ。
 それにしても、ゴリラを巨大化させるなんて誰の仕業なんだというところで、天野博士達が、Dr.ジャンゴとドライアスと思ってるのに、 佐津田刑事は天野博士だと思ってしまうあたり、笑えましたね。
 そこで、佐津田刑事に追っかけ回される天野博士を見て
ガードウィング:「ガードスター、なんとかしろよ 相棒なんだろ」
ガードスター :「そういわれても・・・」
(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)
 で、そこを助けてくれたのはゴリラ、すっかり佐津田刑事が気に入ったようですね (顔が似てるから・・・?なんていったら殴られそうだなぁ(笑))  キスまでされちゃって・・・
 
 すっかりなごやかになってしまったゴリラに業を煮やしたジャンゴはコントロール装置をゴリラにつけ、凶暴化させてしまいます。
 コントロール装置が孫悟空のわっかなのはご愛敬(ワカリヤスイ)  火鳥にーちゃんのオカリナもゴリラを鎮める事ができなくて、オカリナも壊れちゃうんですが、これは意外でしたね。 壊れてしまったオカリナの代わりを誰かがプレゼントするんかなぁ?
 
 ファイバードの活躍も久しぶりに見ることができました。  そうか、グランキャノンだとリングだけ壊すという芸当できないもんね。
 
 遠隔コントロール装置を破壊したものの巨大ゴリラは暴れつづける。説得も空しくガードフラッシュを浴びせようとするスーパーガーディオンに、
「たとえ無駄でも 彼を殺したら我々の負けなんだ」
 いいですねぇ〜 うるうる(;_;) 殺してしまってあと「許してくれ・・・」じゃ浮かばれないもんねぇ。
 壊れたものはまた作り直せばいい、だけど一度失われた生命は二度と戻らない。 地球の生命達を守りにきたのだから、たとえ殺すことで事件が解決してもそれは敗北なんだ。---全ての生命を等価に見ることの出来る火鳥にーちゃんならではのセリフです。
「彼は故郷に帰りたがっていた。その気持ちがわからんのか」
 火鳥にーちゃん やっぱり故郷に帰りたいんかなぁ;
 
 フレイムソード出してきても、前のセリフで何やるのかだいたい想像ついちゃうんで天野博士達ほど驚きませんでしたね。 ちょっとこのへん尺が足りなかったのかな。もうちょっと間があると良かったんですけど。
 
 ゴリラがしんどいから少しずつ小さくするとか、フォローがしっかりしていていいな。 これこれ、カゴごと食べちゃあだめだよぉ!  食費のことをしっかり心配するハルカちゃん、らしいですね。


ファイバード39話
勇太郎の授業参観
脚本:平野靖士・長田敏靖 作監:山本佐和子 演出:越智浩仁

●ストーリー

明日は小学校の授業参観日、ハルカは両親がドイツにいるのでおじいちゃんに頼んだものの天野博士は行きたがらない。 そこで火鳥が名乗りをあげ、ハルカちゃんの親がわりとして授業参観にでかけることになったのだが、そこはまだまだ世間知らずの 火鳥、さっそく朝からランドセル背負って行こうとしたり、学校に行けば行ったでハルカの教室がわからず1年生の教室に入って 授業に参加してみたり、あちこち教室を覗いてみたりとすっかり迷子になってしまい、なかなか4年3組にたどり着けない。  一方授業を受けていたハルカやケンタ達は見ていたTV画面に現われた巨大な目の放つ超音波を浴び硬直してしまう。 Dr.ジャンゴは子供達の命と引き換えに1万tの金塊を要求する。 タイムリミットは3時間、それを過ぎれば硬直した子供達は死んでしまうのだ。 天野博士は、火鳥を取引場所である地獄谷に向かわせるが、Dr.ジャンゴは輸送途中のトラックを襲い、金塊を強奪する。

 3週間ぶりの放映です。かわいいハルカちゃんがいっぱいだぁ★
 ハルカちゃん(岩坪さん)の声の感じが変わってきましたね。
 ほのぼの路線が続きますねぇ(^_^)
 
 誰も授業参観に来てくれる人がいなくてほんとは寂しいハルカちゃん、博士もわかって あげなさいよぉ!
 天野博士は、きっと小学校のころは窓の外ばかりみていたりとか、ノートにいろんな発明品の想像図を書いてるとか  夢見がちな少年だったんでしょうね。で、しょっちゅう先生に怒られて廊下に立たされていたという・・・ そーゆー過去があったに違いない(笑)
 
 で、火鳥にーちゃんが授業参観へ行くことになるのですが、その日の夜、両親の写真を見ながら手紙を書くハルカちゃん、きっと こういう時期になるといつも以上に両親が恋しくなるんでしょうね。
 でもいまは火鳥にーちゃんがいるからいつもよりは寂しいのはましだよね。手はかかる人だけど・・・。
 
 授業参観の当日、颯爽とランドセルしょって小学校に出掛けようとする火鳥にーちゃん、いきなりやってくれますね。  だ〜か〜ら、火鳥にーちゃんに新しいことをしてもらうときには、きちんと基礎知識を与えておかなければ・・・(笑)
 
 なかなか来ない火鳥にーちゃんを待って人事ながらイライラするケンタ、小さなため息をついて窓の外を眺めるハルカちゃん (ねこあたまのシャーペンがかわいい★)
  そのころ火鳥にーちゃんはハルカちゃんの教室を探して様々な騒動を引き起こしていたのでした(笑)  一年生の教室に紛れ込み(一年生の教室って1Fにあるからなぁ きっと一番手近な教室にはいったんだろうなぁ) 一緒になって授業を受けてしまう火鳥にーちゃん、参観ってイミわかってる〜?
 「みなさん わかんないんですか」 ううう 恥ずかしいけどかわいい(^_^)  跳び箱を颯爽とかっこよく飛んで、「ここは4年3組ですか?」 このギャップが・・
 
 いいなあ いいなあ これこそ火鳥にーちゃんだなぁ★ しかしなんでアニメに出てくるクラスって3組が多いんだろう?
 校長先生との会話、「ハルカちゃんはさびしいでしょうね」 って校長先生が言ってるのに 「そうはみえない」 なんてひどいなぁ。
 まだ人間の心の機微を悟ることはできないのね。きっとハルカちゃんが寂しくないっていったら、それをそのまま信じちゃうんだろうなぁ。
 
 Dr.ジャンゴが資金調達に四苦八苦してるのにゾルとシュラって淡白なのね。 黄金に興味を持たないのは物欲がないのかしら。先立つものは金ということを知らないのかな。しかし1万tの金塊なんてトラック何台ぶんになるのかしら?
 
 佐津田刑事は今回よかったですね。Dr.ジャンゴの掛け合い漫才も○  とにかく一生懸命に子供達を救おうとするその姿にはカンドーしました。
 それにしても天野博士の情けないこと(;_;) みんなの冷たい視線もわかるわ。  G・スターも久々にピンで活躍しましたね。
 
 グレートファイバードへの変形はまたまた新しいバージョンが・・・
 ファイバードがいきなりブレスタージェット呼んだんでびっくりしたけど、特殊コーティング剤で動けないファイバードからグランバードに乗り移って、そしてファイバードを自由にして、グレートファイバードに変形する・・・結構煩雑ですね。 火鳥にーちゃんあっちいったりこっちいったり・・・
 
 さて 火鳥さんはまだこない、そして授業参観も終わろうかというその時、
 「すみませーん、滑りこみぃ」
 「アウト!」
よかったですね。二人の表情も★
 
 心配して電話かけてきた両親と会話するハルカちゃんをみて 「離れていても親と子はつながっているんですね」 うーーんセリフはいいし、狙うとこもわからないではないけど、火鳥にーちゃん親子関係とか そーゆー複雑なことをほんとーに理解したのかしらん。
 
ラスト
ハルカ:「ううん 今度は美子先生に頼むことにするわ」
国枝 :「え? ハルカちゃんがよければ、いいけど・・・」
ハルカ:「決まりっ!」
 これは意外でしたね(^^;)  いったいどーゆー心境の変化なんだ? 国枝先生も意外そうだったし。
 そりゃ、私はハルカちゃんと国枝先生が仲良くしてるほうがいいけど  イベントでこの3週間の間に何があったんだぁ?とさんざん話題になってました;; ま、確かに国枝先生のほうが無難だろうけど
 
 山本佐和子さんの絵もバッチ・グーでしたね


ファイバード40話
激突!ママ対火鳥
脚本:平野靖士・志茂文彦 作監:直井正博 演出:大庭秀昭

●ストーリー

火鳥と付き合いだしてから成績が下がる一方と、ケンタは天野平和科学研究所の出入りをママに止められてしまう。 それを心配してやってきたハルカと火鳥であったが、ママの尊敬するマザー・マリアを批判したということで火鳥は ママの怒りを買ってしまう。誠意を尽くして謝るしかないという天野博士のアドバイスを受けて、火鳥はママに 暖かい心を芽生えさせるべく、いろいろ家事の手伝いをするのだが、やることなすことトンチンカンなことばかり・・・  とうとうママさんを本当に怒らせてしまい、ケンタは外出禁止令を出されてしまった。 それでもめげない火鳥は、マザー・マリアの講演会にいくというママについていく。 ところがすでにそこにはドライアスの手がのびており、配られたバッジをつけた人々は精神コントロールされていた。 会場近辺の異様な雰囲気に気付いた火鳥は講演会場に乗り込むが、操られた人々に取り押さえられ、張り付けにされてしまう。

 
 私の好きな平野・志茂コンビの脚本だぁ★ ギャグもよく効いてるし面白かったです  
 ただ、絵がちょっとイマイチだったけど・・・  まだまだ地球の常識には疎い火鳥にーちゃん、ケンタくん、ちゃんとサポートしてあげないとだめでしょう  そのために君はいるんじゃない。頭かかえてるだけじゃだめだよーぉ
 志茂さんて日常のちょっとした描写とかセリフがうまいですね。脚本レベルでどこまで指定するのかはよくわからな いのですが。
 
 いきなり土足でケンタの家に上がり込む火鳥にーちゃん、そうか天野博士んちって洋式なのね。
 テスト50点って 万年0点の仁くんにくらべりゃいいじゃないか。
 
 TVでマザー・マリアを見た火鳥にーちゃんはそれが違う人間に見えてしまうのですが、本物と入れ替わっていると いうことがわからないのでボケをかましてしまうのですけれど、それが伏線になってるんですね。
 
 そして機嫌をそこねてしまったママさんの許しを得るために、火鳥にーちゃんはいろいろ家事に挑戦するんですが、 ケンタの家で掃除と言えば、畳まであげてしまい(おお ちゃんと下に新聞紙ひいてある!)、でも大掃除の時とか模様替えのときには火鳥にーちゃんいると便利よね。
  庭そうじといえば石燈篭まで片付けてしまおうとし、料理といえば未だに味でなく栄養で判断し、冷蔵庫の中身を全部使ってしまう、それじゃ栄養過剰じゃないかなあ。 火鳥にーちゃんの料理って結局闇鍋になってしまうのね(笑)
 
 でもやってる本人は誠心誠意で、マジなんだけどやってることが的ハズレなんで、火鳥にーちゃんの本質を知らない人間にはなかなかわかってもらえないと・・・
  マザー・マリアはきっとすぐにわかったんじゃないかと思うけど。
 
 火鳥にーちゃんのアクションバージョンも長かったし 久々のオールキャストだったし。みんな一言ずつあったし(^_^)  うれしいな
 G・ウィングもあいかわらず過激だし★  べらんめえでないアクションバージョンの火鳥にーちゃんもなかなか新鮮でありました。戸惑ってるのがなんとなく情け無くってかわいかったよん
Dr.ジャンゴ:「ファイバードめ、正義ヅラして年寄りをいたぶりよって」
 アハハ、そのとーりだったわっ! もちろん火鳥にーちゃんは手加減してるはずだけどね。
 コントロール装置を止めて人質を開放したと思ったら、マザー・マリアがまだ人質に・・・しかも3人! 本物のマザー・マリアは?というところなんだけど、TVで見ただけで本物ではないってわかった火鳥にーちゃんのことだから、セリフなんかで判断しないでも見分けることが出来たのでは? きっと猛攻撃浴びてて、すぐには見分けることができなかったのね。
 
マザー・マリア 「人はいろいろな人との触れ合いの中で成長していくものです。子供にとってそれが何よりの勉強ではないでしょうか」
 
 いいセリフですね。これはケンタだけでなく、火鳥にーちゃんにも当てはまります。特に最近のイジメ問題見てると最近の子供達にはこれが欠けてるんじゃないかとも思いますね。
 
 暗転に挿入された絵、確かにかわいかったですね。しかし、G・ファイヤーにゾルとシュラが乗ってるのはどうしたことなんだ? なんかとんでもない伏線だったりして(ナイナイ そんなの(^^;))
 
 前回は子供(ケンタ)を心配する親(アキ子)の姿が描かれてましたが今回は反対にママを心配するケンタというパターンでしたね。


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