日記
お見舞い(9/20-9/23) 9月20日 午後からM市にて某社会科教育研究会の打ち合わせ会がありました。 この研究会の話題が出る度に愚痴っていますが,とにかく本年度私が関わっている仕事の中で最もやりたくない仕事です。 この日は,各地区の代表者が研究の進行状況を報告した後,事務局から今後の予定が提案されました。 研究の進行状況は,私たちの地区が一番遅れていることが明らかになりました。そろそろ本腰を入れてがんばらなくっちゃ!という感じです。 今後の予定として,11月15日にもう一度代表者打ち合わせ会が開かれた後,1月31日に研究発表会が開かれ,その後,研究集録の原稿を提出しなければならないのですが,それが何と20ページ!もあります。40字×35行×20ページ=28000字です。憂鬱です。 会の終了後,そのまま高速に入り,妹が入院する浜松の病院に行きました。 自転車に乗っていて,対向車をよけようとしてバランスを崩し,腹部を強打したとのことです。 病状の方は,一応安定しているとのことですが,肝臓が損傷し出血しているとのことなので,今後の状況次第では緊急事態に陥ることもあり得るとのことです。 たかが自転車で転んだだけの事故なのに,こんなことになるなんて恐ろしいです。 本人は,思ったよりずいぶん元気そうで,食事は摂れないものの,会話は普通にできますし,日中は読書をしたり,テレビを見たりしているとのことでした。 当初の予定では,浜松で一泊するつもりでしたが,風邪&疲れのため体調が最悪だったので,この日はそのまま帰宅することにしました。 9月21日 午前8時と午後1時ごろ目が覚めたように記憶していますが,ヘトヘトに疲れていたらしく,起きたのは結局午後10時過ぎでした。明日までに片付けておかなければならない仕事がありますが,まだ頭が重いので今日はパスします。ごめんなさい。 9月23日 一日中浜松に出かけていました。 妹の容体は一応安定しているようで,まだ食事は摂れませんが,お茶を飲むことはできるようになりました。 ですが,心電計はセットされたままですし,体を起こすこともできないそうなので,まだまだ安心できる状況ではないようです。 甥と姪は,母親不在の生活にも慣れてきたようで,ずいぶん元気にしていました。 しかし甥は,私のドジが原因でファミコンのゲームをクリアできなくなってしまったとき,かんしゃくを起こし,ジョイパッドを床に叩きつけ,泣き叫んでしまいました。やはり精神的に満ち足りない部分があるのでしょう。 今度の日曜は甥の運動会なので,ぜひ見に行きたいと思います。 寝坊(9月28日) 寝過ごしてしまいました。入院している妹にかわって甥の運動会を見に行こうと思っていたのに。 現在11時40分です。今から駆けつけても,浜松に着くのは13時過ぎになってしまいます。甥が出る種目には間に合いそうにありません。残念です。 体調が悪かったので,はっきり約束はしてなかったけど,学校の場所を案内してもらい,行けたら行くといっていたので,甥はそのつもりでいたのかも知れません。ごめんなさい。 昨日は私の学校の運動会でした。 7時半から出勤し,一日中駆けずり回っていました。子どもたちが出場する種目は一人3種目程度ですから,考えてみると小学校の運動会は,子どもたちよりも私たちの方が,はるかに運動量が多いです。 運動会の結果は「赤組」の勝ちでした。「赤組」の勝ちが確定した時点で,「白組」のくせに赤の帽子をかぶって,「赤組」のふりをして喜んでいる子どもを6名見つけました。何を考えているのでしょうか。 ところで,運動会というと保護者の方々は,大きなシートを敷いて座って応援するのが普通だと思うのですが,今年は「テーブル,パラソル,椅子」のセットを持ってきて応援している家庭が5組もありました。 保護者同士の問題なので私達は口出ししませんが,周りの方への迷惑は考えないのでしょうか。時代が変わりましたね。 夕方から運動会の反省会(親睦会)がありました。 本当は欠席したかったのですが,本年度は幹事を引き受けているため,それもできず,反省会を終え,帰宅したのは20時40分でした。 風邪&疲れ&睡眠不足のため,家にたどり着いた瞬間に気絶してしまいました。 今日一日は休養と雑務片づけの日とし,明日浜松に行くことにします。 安心(9月29日) 浜松の病院に行きました。 妹は元気でした。 どうやら順調に回復しているようで,肝臓の出血が止まっており,傷口も塞がりつつあるそうです。 心電計は外され,点滴も一日3本になり,食事ができるようになりました。 まだ病室から出ることはできませんが,立ったり座ったりできるようになりました。 木曜日にスキャンして,大丈夫であれば,週末か来週初めには退院できるとのことです。 23時50分頃家に帰り,メールのチェックをしたら,とても 私はhtml資料作成部会の原稿を10月1日までに書かなくてはならないのに,未だ白紙の状態で途方に暮れていたのですが,仕事仲間のみにてち氏も原稿が間に合いそうにないとの連絡がありました。 3日前にHDがクラッシュしてしまったため,新しいHDを購入し,セットアップ作業を行ったが,それが大失敗に終わってしまい,未だ復旧のめどが立っていないとのことです。 大失敗の模様はここです。(もし何かアドバイスがありましたら助けてやって下さい) ムフフと笑うのはやはり不謹慎ですね。 というか,よくよく考えてみれば,サボり仲間ができたと喜んでいる場合ではありません。これは私にとっても都合の悪い事態です。 もし2人とも原稿を提出しなかったら,10月1日の部会が成り立たなくなってしまいます。 うーん。どうやら私は,何が何でも原稿を書き上げなければならない状況に追いつめられてしまったわけですね。 明日は徹夜になるかもしれません。 出張2つ(10月15日) 午後から2つの出張があり,少々ハードな一日でした。 給食を食べた後,すぐに学校を出て,某社会科教育研究会のK先生(T中学校)の授業を見に行きました。この研究会では,本年度は国際理解教育について研究しており,来年1月の研究発表会に向け準備を進めているところです。 今日行われた授業は,1学期に私が提案したテーマと仮説に基づいて計画されたものです。大学の研究室などで行われる研究は,実験するなり調査するなりして仮説を検証するのが普通ですが,学校で行われる研究は,今回のように仮説に基づいた授業を行い,その中で,子供の考えが変化したかとか,期待どおりの発言をしたかということで考察していくパターンが多いです。 さて,授業は大成功でした。私たちが意図した通りに授業が展開され,子どもたちの反応も期待通りでした。子どもたちの話し合いをねらい通りの方向に導いていったK先生の指導力に感心させられました。きついスケジュールの中で授業を行っていただいたので少々準備不足の部分もありましたが,これだけの授業を行っていただければ十分です。 安心しました。研究成果として発表できます。 K先生本当にご苦労様でした。 次の出張までに1時間ほど時間があったので,近くのK会館で休憩しました。 ソファーに座って缶コーヒーを飲みながら雑誌を読んでいたら, 「fuku先生!いいとこ見ーちゃった!」 「ドキッ!」 クラスのA子のお母さんでした。 「別にさぼっているわけじゃなくて,今日は出張が2つあって今はその間の休憩時間なのですよ」 「アハハ。本気にしないで下さい。冗談ですよ先生!」 「...」 考えてみればそりゃそうですよね。こんなバレバレの場所で仕事をさぼって遊ぶわけありません。 うろたえてしまってバカみたいでした。 それにしても,背後からこっそり近づいて「いーとこ見ーちゃった!」とは,楽しいお母さんです。 1時間後,今度はM小学校にて,来週行われるパソコン利用教育研究会の研究発表会のリハーサルを参観しました。本年度から研究会に参加した私は,研究には直接関わっていないので気楽な立場です。 この研究会では2年前から各種ソフトウェアの効果的な活用方法について研究しており,発表内容はこれまで3年間の研究成果をまとめたものです。 中心スタッフは,コンピュータ研究委員会やhtml資料作成部会で一緒に作業を行っている方ばかりなので全員顔なじみです。来週の発表会に向けて,まだまだ改善すべき点はたくさんあるようですが,コンピュータ教育に関しては市内最高のスタッフが揃っています。当日までには問題点も修正され,万全の状態に仕上がっていることでしょう。 スタッフのみなさんご苦労様です。 軌道修正(10月20日) それにしても連休明けの月曜日はきついですね。朝方まで起きていたこともあり,今日はもう朝からへとへとでした。 それなのに,今日は夕方から,某社会科教育研究会の会議がありました。 会議の内容は,先日行われた中学校での研究授業の協議と次回行われる小学校での研究授業の指導計画の検討です。 中学校の方は私が考えていたような授業が行われ,子どもたちの反応も良かったので,研究発表に向けての見通しが立ったのですが,小学校の方は,うーん,困ってしまいました。 言葉の解釈って難しいですね。あれだけ議論して,意志統一を図り,授業の見通しも立ったと思っていたのに,今日提案された指導計画を見て困ってしまいました。 1 研究テーマ 2 仮説 3 授業実践と考察 4 まとめと今後の課題 というように組み立てていくつもりなのですが,研究テーマや仮説を変更しなければならないほど,私が考えていた構想とはかなりずれてしまっていました。 そういえば,前回の会議のとき,小学校担当のY先生は風邪でダウンして欠席していたのでした。 前々回の会議では,心配だったのはむしろ中学校のK先生で,Y先生の方は順調に進んでいるようだったので,大丈夫だと思い,すっかり安心していたのですが,出来上がった指導計画を見たら,もうびっくりでした。 すでに授業に取りかかっており,もはや大幅な変更はできない状態です。結局,不本意ながらも研究テーマと仮説を少しばかり変更し,Y先生の指導計画も少しばかり変更するということで何とか決着しました。 はぁ。何か政治折衝みたいです。 やっと一日が終わりました。 今日もすでに,午前3時を回ってしまいました...。 大変な一日(10月22日) 今日はパソコンクラブが開かれる日です。 ところが私は出張なので子どもたちは自習になります。 この日のために,日曜日にロータス「ScreenCam」で作った「自習用ホームページ作成ガイド」は役に立つかなあ。 などと思いながら,いつものように始業時間ぎりぎりに出勤しました。 3階の教室の窓から子どもたちが手を振ってくれます。 今朝は天気も良いし気分がいいです。 ところが職員室に入ったら,そんな気持ちが吹っ飛んでしまうような悲しいできごとが待っていました。 社会の授業を行っていただいているT先生の義母がお亡くなりになったとのことでした。明日は授業参観の日なのですが,私のクラスはT先生にやっていただくことになっていました。 ということで,明日の授業は私が行わなければなりません。 あまりの展開にしばし呆然とし,内心ものすごくあせっていましたが,事情が事情だけに愚痴を言うわけにもいきません。 とにかく出張に出かける11時50分までに授業内容を決めなければならないので,どうせなら子どもたちが一番やりたいものをやろうと思い,子どもたちに聞いてみたところ,国語(物語を読んでの話し合い)をやることに決まりました。 意外でした。私のクラスの子どもたちが国語の話し合いが好きだったとは。 ところでクラブですが,今日の自習についての指示を行い,「ホームページ作成ガイド」の使い方を教えるために,子どもたちに休み時間にコンピュータ室に集まるように連絡していたのですが,連絡がうまく届いていなかったらしく,子どもたちはあまり集まりませんでした。困ってしまいましたが出張の時間が迫っているし,もうどうしようもありません。 午前中はそんな話題などでバタバタと過ごし,午後からはパソコン利用教育研究会の研究発表会に出席しました。 コンピュータが導入されてまだ間もないということで,どの地区の発表もそれほど中身の濃いものではなかったように思いました。それよりも,私が気になったのはプレゼンテーションソフトです。来年1月には自分が研究発表をしなければならないので,どんなソフトを使っているか,どのような提示のしかたをしているかに注目して見ていました。 ソフトはやはりMS「PowerPoint」ですね。それから提示のしかたは,私は,内容の無さを文字の出し方や装飾でごまかそうと思っていたのですが,画面上で文字が跳び跳ねたり,ぐるぐる動きまわったり,キラキラしたりするのは,カッコイイけどちょっと見づらいです。 それよりも,写真がたくさんあったほうが良いようです。研究には直接関係はなくても,子どもたちの写真を随所に組み込んだ方が楽しいし,飽きなくていいです。 出張が終わった後,学校に戻って明日の授業参観の準備を行いました。 学校を出たのは22時過ぎでした。 |