コンピュータ室運営日誌


1997年

9月上旬のできごと


学期はじめのコンピュータ室(9/1)
2学期のパソコンクラブ(9/2)
画像フォーマット(9/3)
校内研修会の準備(9/4)
パソコン授業の計画表(9/5)
2学期のパソコンクラブ2(9/6)
タダ同然(9/7)
試行錯誤型(9/8)
コンピュータを使う意味(9/9)
利用状況(9/10)


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 学期初めのコンピュータ室(9月1日)

 新学期が始まりました。

 久しぶりにコンピュータ室の掃除をしました。それから,夏休み中に新しいソフトが届いていたので調べてみました。


 学習指導用ソフト「マ○○○○ク」のアップデートCD-ROMが届いていました。バグを修正し,プログラムの実行速度を改善したとのことです。

 バグについても実行速度についても,ずっと以前(4/28,5/16,6/13等)から分かっていたことです。「やっと対応していただけたか」という感じです。あれっ,でも,今回修正されたバグは,私たちの学校で発覚したものとは違いますね。

 アップデート版のセットアップはCD-ROMを挿入すれば自動実行されるとのことなので,早速作業を始めました。ところが画面に表示されたのは,通常の「セットアップメニュー」でした。これでは困ります。

 マルチブックの「セットアップメニュー」は,ユーザーによる設定項目がたくさんあります。導入時にセットアップしたのは業者さんなので,どのような環境に設定されているか見当がつきません。

 1台だけセットアップしてみましたが,従来通りの環境に設定されているかどうか不安です。やはり業者さんにお願いすることにします。



 それから,同じく学習指導用ソフト「ス×××××ム」のWINDOWS版CD-ROMが届いていました。

 昨年度導入されたのはFDから起動するMS-DOS版でした。(笑)

 5月中旬にWINDOWS版にバージョンアップするとの話があったのですが,その後業者さんからは何も連絡がありませんでした。ずいぶん待たされたけど,「ようやくできたか」という感じです。

 ありがたいことにこのソフトは,業者さんによってすでにセットアップされていたので早速起動してみました。

 ...そっくりでした。MS-DOS版と瓜二つです。MS-DOS版の古くさい画面とほとんど変わりありません。

 WINDOWS版というより,WINDOWS上で動くMS-DOSソフトという感じです。

 うーん。まあWINDOWS画面から起動するようになった分だけ良しとすべきでしょうか。期待はずれでした。



 ネットワーク環境下での一太郎のトラブル(仕様?)についても調べてみました。

 自宅で行ったときは,「一太郎dash2(Ver5,Ver6対応)」からはネットワーク上のファイルを開くことができませんでしたが,コンピュータ室の「一太郎6.3」からなら,ファイルを開くことができました。

 そうするとやはり「一太郎dash2」に問題ありということでしょうか。「一太郎dash2」はノートパソコン用として,「一太郎6.3」の機能を一部削って設計されているそうなので,その辺に原因があったのかも知れません。


 とりあえず,コンピュータ室のネットワーク環境下では一太郎文書が開けるということで安心しましたが,もう少し調べてみる必要がありそうです。





 かわしまさん(お客様リスト),磯部さん,一太郎の件についてのアドバイスありがとうございます。やはりバージョンの違いによるものなのでしょうか。





 2学期のパソコンクラブ(9月2日)

 パソコンクラブの2学期の活動について,もう一人のクラブ顧問であるT先生と話し合いました。


 1学期の活動を通して子どもたちが身につけた技能は,ワープロを使った「日本語入力」とイメージデータ等の「コピー&ペースト」です。

 2学期は,それらを技能をより高めていくように活動を進めていくか,それともまったく別の新しいことに取り組ませるか,今後の活動の方向性について相談しました。

 T先生の考えは前者です。物語などをつくらせたり,複数の児童による共同作品をつくらせるなどして,1学期よりも深まりのある作品を作らせてはどうか,というものでした。

 そこで私は,以前から考えていた,「パソコンクラブホームページ」づくりのアイディアを提案してみました。

 部員一人一人あるいはグループ単位でテーマを設定してhtmlページをつくり,トップページからそれらのページにリンクをはるというものです。(ただしインターネット上に公開するものではなく校内LANで閲覧するものです。)

 これなら1学期に身につけた技能を生かすことができるし,各自の興味関心に応じた活動を進めることができます。T先生も大賛成でした。

 各自が設定するテーマは,まったくの自由にするか,それとも大まかな共通テーマを決めておくか,どちらにもそれなりの良さがあると思うので,子どもたちの判断に委ねたいと思います。


 問題はHP作成に使用するソフトです。

 「WORD97」や「ホームページビルダー」など,WYSIWYG環境でワープロ感覚で使えるソフトが理想なのですが,新規にソフト(21本)を購入する予算はありません。というか,「HPを作るので金をくれ」と頼んでも,「そんなわけの分からぬものに金は出せん」と即却下されることは目に見えています。

 ですが,週1時間程度の活動時間の中で,子どもたちにタグを覚えさせ,エディタでHPを作成させるのは難しすぎます。

 現在,インターネット上には子どもが作ったページを掲載している学校もたくさんありますが,かなり先進的なところでも,子どもが行うのはテキスト作成とイメージ編集までで,html化の作業は教員が行っているのです。


 子どもが作成した作品を効率よくhtml化するにはどうすればよいか。

 とりあえず今考えているのは,「一太郎6.3」のホームページ作成機能を使うことです。

 まだ実際に使っていないので何とも言えませんが,この機能を使えば一太郎の文書データを自動的にhtmlファイルに変換できるらしいのです。

 正直言ってあまり期待はしていませんが,他の方法を思いつかないので一度試してみようと思っています。





 htmlは学校でも便利6
画像フォーマット(9月3日)

 郷土資料編集委員会のhtml資料作成部会が開かれました。

当初の予定では私の学校のコンピュータ室で行うはずだったのですが,急に使えなくなったため,となりのK小学校のコンピュータ室を借りて作業を行うことになりました。

 本日の作業は,html資料集に掲載するイメージデータの作成でした。

 教育委員会が保有している何十枚もの写真を,EPSON「GT-9000」にて,ひたすらスキャンしまくりました。今日の作業はそれのみです。


 ところで今日問題になったのは画像フォーマットの問題です。

 html資料に載せることだけを考えれば,”jpg”か”gif”にしておけば問題ないのですが,html資料集の中の写真や図表をコピー&ペーストしながら,レポート作成などの学習を行なわせることを考えると,地区のすべての学校において簡単に扱えるフォーマットにしておく必要があります。WINDOWS標準の”bmp”なら大丈夫でしょう。

 導入されているソフトが学校ごとに異なっているので,bmp以外のフォーマットでは,うまくいくかどうか心配です。

 ところが,ブラウザがサポートしているのはgifかjpgです。bmpは扱えません。

 うーん。困りました。

 結局gifかjpgのどちらかにするしかないようですね。gifは256色までしか対応していないので,jpgにしたいです。

 それでうまくいけば良いのですが。




 校内研修会の準備(9月4日)

 思わぬ事情によりボツになりかけたコンピュータ研修会ですが,無理を言って明日実施していただけることになったので,授業後に準備を行ないました。

 今回の研修会のテーマは「コンピュータを使った授業の回数を増やす」です。

 そのために,明日は,導入されている学習指導用ソフトウェアを実際に触っていただきながら,コンピュータの授業の計画表を作成していただくことにしました。今後はその計画にしたがって授業を進めながら内容を吟味していただき,来年度以降の参考資料として役立てていくつもりです。

 本当は,先生方が自主的に計画を立てて実施した結果を累積しておき,それを来年度の参考資料としたかったのですが,結局ほとんど成果がないまま1学期が終わってしまいました。学期初めのこの時期を逃したら,また2学期もずるずると過ぎてしまいそうなので,少々強引ですが研修会の場で計画を立てていただきたいと思っています。

 そこで明日の研修会に備えて,教科の授業ですぐ使えそうなソフトの学年別のリストと月ごとの授業計画の記入用紙を作っておきました。


 W中学校のK先生を講師として招いて行われた昨日の研修会(私は不在)では,学習指導用ソフト「マ○○○○ク」の活用例の紹介とMS「NetMeeting」の操作方法の研修が行われた模様です。

 「マ○○○○ク」は本年度できるだけ授業で活用していただきたいと考えていましたし,MS「NetMeeting」は夏休み直前に導入されたので,まだ先生方には紹介していませんでした。

 ですから,私もいつかはやらなければと考えていた内容を代わりにやっていただけたということで,結果的にはずいぶん助かりました。

 それから,

 K先生から「コンピュータ室の環境がこれほど整っている学校は他にはない」との言葉があったとのことで,上司の先生から誉められてしまいました。

 うーん,それはうれしいけど,少々複雑な心境でした。

 それじゃ,今まで私がやってきたことを上司の方はどう思っていたのでしょうか。

 おそらく何とも思っていなかったのでしょうね。

 別にいいですけど。好きでやっていることですから。




 パソコン授業の計画表(9月5日)

 コンピュータ研修会を行いました。

 コンピュータ室の「閑古鳥状態」を改善するために,2学期のコンピュータの授業の実施計画を作成していただきました。

 私の学校の先生方は,コンピュータに対して苦手意識を持っている方が多いですし,授業の中にコンピュータを取り入れることに抵抗が強い方も多いのですが,それでも今日の作業は,学年ごとに集まって相談しながら熱心に取り組んでいただけたのではないかと思います。

 計画を立てたからといって,その通りに授業が行われるかどうかは少々疑問なのですが,導入されている学習指導用ソフトを実際に触りながら計画を立てる作業を通して,どんなソフトが導入されていて,どのようなプログラムになっているかを知っていただけたわけですから,それなりに成果があったのではないかと思います。


 各学年に1人ぐらいコンピュータが好きな先生がいれば,その方にリーダーシップをとっていただきながら進めていけば良いのですが,私たちの学校のように,コンピュータに関しては全体的に消極的な雰囲気の学校では,今回のように,計画を立てる時間までもきちんと設定して進めていく必要があるようです。





 2学期のパソコンクラブその2(9月6日)

 「パソコンクラブホームページ(LAN用)」作成に向け,もう一人のクラブ担当の先生と「一太郎6.3」のHP作成ツールを試用してみました。

 このツールは一太郎で作成した文書を自動的にhtml形式に変換するものです。


 試用した結果は,

 全然だめでした。使いものになりません。

 テキストやテーブルの配置はめちゃめちゃだし,リンクの設定は絶対パスになってしまいます。ドライブ名とフォルダ名を消して相対パスに書き換えようとするとエラーメッセージが表示されてしまいます。(クライアントで作成したものをサーバーに転送するので絶対パスでは困ります)

 完全に失格です。時間の無駄でした。

 「パソコンクラブホームページ」開設の夢が遠のきました。

  どうしようかなあ。

 市販のソフトだと1本5000円として,21台で100000円もかかってしまいます。

 私のお小遣いでは買えません。

 タグを意識せずに作れて,しかもタダ同然で入手できるソフトなんてありませんよね。




 タダ同然(9月7日)

 パソコンクラブで使うHP作成ソフトについて,思いがけず3名もの方からアドバイスをいただきました。感謝感激です。Hirasawaさん,Ishikawaさん,きむあつさん,ありがとうございました。MS製品とNetscape製品をご紹介いただきました。

 今回はコンピュータ室の21台すべてのパソコンに導入しなければならないので,使い勝手は少々悪くとも,とにかく「タダ同然」に安いものというのが第1条件だったのですが,何と!ネスケの製品は教育利用の場合は無料とのことです。

 早速ネスケのページに行き,ライセンス規定を参照したところ,確かにそのようです。すっごくうれしいです。

 一部を引用すると,
お客様が(a)学生、教育機関の教員もしくは職員(幼稚園、小学校、中学校、高校、短大、大学及び図書館)、または日本ネットスケ−プ社が定める慈善非営利団体の基準に適合する組織の従業員である場合、および、(b)ライセンスの購入を検討するために本ソフトウェアを評価の目的で使用する場合、日本ネットスケ−プ社はお客様に対し、本ソフトウェアを無償で、非独占的に使用する権利を許諾します。


 教育に理解がある(あるいは将来のユーザー獲得に力を入れている)のはMSだけではないようです。

 私が現在使っている「Communicator」をインストールしても良いわけですね。

 でも,「Communicator」はトラブルが頻発しているし,少々重いような気がするので,一つ前のバージョンですが安定している「3.01Gold」の方が良いかもしれません。確か「Gold」にもHP作成ソフトがついていたはず。

 そういえば,コンピュータ室のネスケは導入された当時のVer2.01のままだったので,ブラウザもバージョンアップできます。

 ということで,早速ダウンロードしました。喜びのあまりうっかり英語版をダウンロードしてしまうなどの失敗もありましたが,とにかく無事日本語版をダウンロードしました。


 MSのホームページでも無料ソフトはないか探してみましたが,こちらは無料でダウンロードできるのは,「FrontPage98」のベータ版のみだったのであきらめました。


 早速コンピュータ室のパソコンにインストールし,HP作成ツールを使ってみました。

 ややメニュー画面が難しいし,日本語入力が少し不便ですが,子供向けマニュアルを作ってやれば,基本的なことはできそうな気がします。助かりました。

 この後,すべてのパソコンに「Gold」をインストールしました。ネットワーク環境だとこういう時に大変便利ですね。ダウンロードしたセットアップファイルはサーバーに入れておくだけで済みます。後はクライアントから読み込んで実行させるだけです。


 最後に,Webサーバーが使えるようになったので,それまでファイル指定だったIEとネスケのスタートページをアドレス指定に変更して今日の作業を終えました。





 試行錯誤型(9月8日)

 2学期になって初めてのコンピュータの授業を行いました。

 半分はお遊び,半分は勉強です。

 授業の前半は,MS「NetMeeting」のチャット機能で遊ばせました。

 子どもたちが「NetMeeting」を触るのは確かこれで2度目です。前回は大好評でした。他のネットワーク機能,例えばビデオの映像や画面の画像を転送してもさほど驚きもしないのに,チャットにはとても興味を示します。

 わざわざチャットなどしなくても,少し大きな声で話しかければ相手に届いてしまうような狭いコンピュータ室の中とはいえ,パソコン越しに言葉のやりとりができることが本当に楽しいようです。


 ところで,コンピュータ室での私はかなり冷たいです。ソフトや機器を操作させる際,最初の一回目はかなり念入りに教えますが,一度教えたことは,よほどのことがない限り,繰り返しては教えません。

 今日も授業の初めに「NetMeetingでお話ししなさい」とだけ言って様子を見ていました。

 「NetMeeting」を使うのは2ヶ月ぶりなので,やり方を忘れてしまった子も多く,チャットが始まるまでにかなり難航していました。どうしてもできなくて私に助けを求めた子にだけ教えてやるようにしていたのですが,結局全員がチャット状態になるまでに20分もかかってしまいました。


 自分が試行錯誤型の人間なので,間違いがないように何度も繰り返して教えるのではなく,子どもたちにもなるべく試行錯誤をさせながら覚えさせるようにしているのですが,教育効果を上げるためには,果たしてどちらがよいのでしょうか。



 授業の後半は,先日WIN版にバージョンアップされた学習指導用ソフト「ス○○○○○ム」の教材「Super×××」で,算数「図形の合同」の復習を行わせました。

 計算問題ならコンピュータを使わせるより,むしろ紙と鉛筆の方がよい場合が多いと思うのですが,図形の学習ではコンピュータを使うと視覚的に分かりやすく表現でき,本当に便利です。

 ところで,子どもたちがこのプログラムを使っているときに重大なミスが発覚しました。練習の問題の答えが違っていたのです。正しい答えを選択すると”不正解”になり,間違った答えを選択すると”正解”が表示されてしまいます。

 プログラム上のバグは仕方がないにしても,この種のミスは学習指導プログラムではあってはならぬことだと思うのですが。




 コンピュータを使う意味(9月9日)

 月に一度のパソコン利用教育研究会が開かれました。

 今回は表現活動を重視した2つの実践例が紹介されました。

 一つは,2年生の理科の学習で,お絵かきソフト「キッドピクススタジオ」のスライドショー(紙芝居機能)を活用した例です。

 植物が成長する過程を定期的に観察し,それをお絵かきソフトで記録しておき,スライドショーを使って紙芝居仕立てにしたとのことです。

 この実践例をうかがって私が疑問に思ったことは,観察結果の記録をお絵かきソフトで行わせる必要があるかどうかということです。マウスを使って描いた絵より,鉛筆で記録したものの方が細部まで正確に記述できます。

 そこで,提案者の先生にそのあたりことをうかがってみました。その方のご返答は,記録の正確さを追求するなら,確かに紙と鉛筆を使って描かせたほうが良いが,プレゼンテーションを重視するならば,コンピュータを使ったほうが効果的ではないかということでした。

 うーん,確かにそうですが,そういう考え方もあるのかもしれませんが,コンピュータはあくまで”道具”です。理科の学習を効果的に行うための一つの道具としてコンピュータを使うのが本来の使い方であって,コンピュータを使うために理科を利用するというのは本末転倒ではないかと,私は思うのです。



 もう一つの例は,3年生の社会科授業で,子供たちが調べた結果をHP風(html形式)にまとめさせるというものです。

 この方も,子どもに使わせるHP作成ソフトに頭を悩ましているのではないかと思いました。

 私は,先日ご紹介いただいた「ネスケGold」を子どもたちに使わせてみようと考えているのですが,この方は,何とテキストエディタで行うとのことです。

 もちろん,子どもたちにタグを覚えさせて最初から全部というわけではなく,子どもたちが行うのはテキストの入力のみです。授業用のhtmlテンプレートをあらかじめ用意しておき,ソースの中の該当部分(タグで挟まれた部分)にテキストを入力させていくとのことです。

 意味不明の文字群(ソース)の中から,テキストを入力すべき場所を探しながら作業しなければならないので,子どもたちにとっては,慣れるまではかなり大変だろうと思います。

 わざわざテキストエディタを使うのには,この方なりのお考えもあるかと思いますが,機会があったら「ネスケGold」のことを紹介してみたいとも思います。




 利用状況(9月10日)

 今週になって,コンピュータ室の利用状況が好調です。

  9/ 8 …3クラス
  9/ 9 …3クラス
  9/10 …2クラス


 過去の記録を調べてみると,1学期は,行事が組まれた日を除いた70日間で,のべ40クラスしか使用していませんでした。1日あたり平均0.57クラスです。

 2学期は,わずか3日間ですでに8クラスです。明らかに増えていることが分かります。

 やはりこれは,先日(9/5)の校内研修会で2学期の授業計画を立てていただいたことが効いているのでしょうか。

 多くのクラスがコンピュータ室を利用するようになると,日々のメンテナンスもそれなりに大変になってきますが,やはりその方がやりがいがありますし,うれしいです。

 それから,当然のことながら,トラブルあるいは操作方法についての私への質問も多くなってきました。

・クライアントの画面がおかしい。
  →サーバーを立ちあげていませんでした。
・スキャンした画像が保存できない。
  →ファイル名を入力せずに保存しようとしていました。
・コピー&ペーストができない。
  →コピーする前に範囲指定をしていませんでした。
・スキャナが接続されてないとのメッセージが出る。
  →パソコンの電源よりもスキャナの電源を先に入れておかなければ認識しないようです。


 ところで,9/3の研修会(私は不在)で,講師のK先生から「コンピュータ室の環境がこれほど整っている学校は他にはない」との言葉があったとのことで,上司から誉められたと先日の日誌(9/4)に書きました。そのときは,外部の方に評価されたことでコロッと態度を変えてしまう上司の姿勢にあきれてしまった(暴言)のですが,その後他の先生方からもねぎらいの言葉をかけていただいたので感激しています。






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