子どもたちは全員元気に登校してきました。 宿題やってない子もいるけど,まあいいか。 ぼちぼちがんばってもらいましょう。 ![]() 午後から学年部会がありました。 2学期当初の予定や運動会の練習計画の打ち合わせ,夏休みの募集作品と読書感想文の審査などを済ませた後,研究授業の指導案の検討会を行いました。(授業の内容は,お絵描きソフトで作った作品をホームページに貼り付け,ブラウザで閲覧し合うというものです。昨日の日誌) 授業を行うのは私ですから,もちろん私のやりたいようにやればよいのですが,事前に”お試し授業”をやっていただくことになっているので,他の2人の先生方には授業の内容や操作手順をきちんと理解していただく必要があります。さっぱり分かっていただけなかったり,激しく抵抗され大幅修正を強いられたり,あるいは全面的に却下されてしまうと,これまでの苦労が水の泡となってしまいます。 そこで今日の提案に向け,作戦を練り,準備を整えておきました。 先生方の現在のレベルでは,コンピュータの授業の場合,文章化された指導案だけで内容を理解していただくことは困難です。例えば,マウスを数回クリックすればできる簡単な操作でも,「個々の作品がリンクされた学級ホームページを開いて,お互いの作品を閲覧させる」と書くと,”リンク”とか”ホームページ”の意味が分からなければ全く意味が通じません。 そこで通常とは逆の手順で説明することにしました。まず最初に出来上がりの状態(サンプルとして作っておいたもの)を見せ,次に完成に至るまでの操作を実際にやって見せ,最後に指導案を読んでいただくという流れで進めていきました。 また,説明する際には,「簡単です。」「〜するだけです。」などの語句を随所に散りばめるよう心がけました。(誇大広告かも) その結果,指導案はひとまず無事了承されました。やれやれ。やはりサンプル作品や操作手順を先に見ていただいてから説明したことで,指導案に書かれた内容がよく分かっていただけたのではないかと思います。 ところで,お絵描きソフトで作った作品がどのパソコンからでも閲覧できるようになることだけはどうにも納得していただけなかったようです。 Webサーバー云々の説明をしても混乱するだけだと思われたので,きちんと説明せずに,「そうなるように設定しておいた」とだけ答え,逃げてしまったのですが,このあたりの問題をどうするか,今後ますます難しくなるところです。 近いうちに地区の全小中学校にイントラネットが導入されることを考えると,今回の授業のような使い方はぜひ知っていただきたいのですが,ワープロ程度しか使えない先生方にどこまで説明できるかというと,やはりいくらなんでもサーバーの説明までは無理です。でもそうするといつまでたってもほとんどスタンドアロン的な使い方しかできません。 うーん,どうすれば良いのでしょう。 それにしても「Netscape Composer」の画像処理機能は便利です。従来のやり方だと,画像フォーマットをjpg形式,ファイル名を半角英数にして保存しておかなければならなかったのですが,これは小学3年生にとってはかなりややこしい操作です。 「NetscapeComposer」を使えば,お絵描きソフトの画面上の画像をコピー&ペーストできるので,大変ありがたいです。 指導案が無傷で了承されたのも,この機能のおかげかも知れません。 昨日は7時過ぎに寝てしまったので,今朝は3時に目が覚めました。 これが生活リズム立て直しのきっかけになると良いのですが...。 (9/2 5:30) 昨日,朝3時に目が覚めてしまったせいで昨晩も早々とダウンしてしまいました。 2学期が始まっていきなり慌ただしくなり,疲れてます。 学校から(昼休み中)ですが,昨日の日誌をこっそりアップします。(9/3 13:10) ![]() 午後から,I中学校のコンピュータ主任であるK先生を講師としてお招きして,校内コンピュータ研修会が開かれました。 内容は現在I中学校で構築されつつあるイントラネット環境の紹介でした。K先生が持参してきたノートパソコンには,ホームページ・掲示板など,I中学校の主要なコンテンツがコピーされており,それらをプレゼンするかたちで進められました。 私自身は地区の中学校のコンピュータ室には何度かお邪魔したことがあるのですが,他の先生方にとっては,中学校の様子を知る機会はおそらくこれが初めてです。しかも,2年以内にはほぼ同様の環境が小学校にも導入されるということなので,みなさん興味深く見入っていました。 しかし話が進むにつれ,つい最近(とはいっても2年前ですが)学校にコンピュータが導入され,やっとの思いで学習指導用ソフトやワープロが使えるようになったばかりなのに,また”わけのわからぬこと”が始まるということで,呆然という雰囲気になってきました。 各教室にパソコンが設置されているという話を聞いて, 「ということは,教師全員がネットワーク機能の使い方を覚えなくちゃならないのか?」「教師全員がホームページや掲示板の作り方を覚えなければならないのか?」 などという質問が飛び出すなど,未知のものに対する恐怖心というか,不安の声が多く出されました。 さて,K先生からの説明が終わった後,話の成り行きで,一度ホームページを作ってみようということになり,途中から私が講師となって”ホームページ作成講座”をやることになってしまいました。 せっかくI先生をお招きしているのに,ここで私がしゃしゃりでるのも何だかなあ,とは思ったのですが,K先生が言い出したことですし,せっかくの機会でもあるので,やらせていただくことにしました。 使用したソフトは「Netscape Composer」です。ワープロ感覚で作成できるのでそれほど難しくはありません。ほぼ全員がページを作成することができたようです。しかし中には,毎度のことながら,間違えて別のソフトを立ち上げ,(しかも気付かずに)操作している方もいて, 「先ほど教えてもらったボタンが見当たらないのですが...。」 「あ,違うソフトを使っていますね。」 お気の毒さまです。というか,笑うに笑えず複雑な心境です。 ![]() 10月12日の研究授業に向けて,クラスでの練習(=子どもたちへの指導)を開始しました。 1学期の授業では,コンピュータの操作技能について,具体的な目標は特には定めず,できそうなこと,興味を持ちそうなことを手当たり次第にやらせてみました。たとえできなくても,中途半端なままで終わってしまってもお構いなし,とにかく子どもたちがコンピュータに親しんでくれればそれで良いという気持ちでやってきました。 しかし,これからは目標をきちんと設定し,子どもたちの技量を確実にレベルアップさせていかなくてはなりません。 研究授業までに子どもたちに身につけさせたい技能は, ・お絵描きソフト「キューブペイント」上での日本語入力(文字修飾含む) ・「Netscape Navigator(ブラウザ)」を使ってのホームページの閲覧 ・「Netscape Composer(エディタ)」の一部の操作(画像貼り付け,保存,呼び出し,背景,日本語入力) です。 このうち,お絵描きソフト上での日本語入力は1学期に実施済みです。とはいっても,子どもたちがコンピュータに触るのは2ヶ月ぶりです。そこで今日は,「2学期のめあてカードを作ろう」というテーマで,絵と文を組み合わせたポスター風のカードを作らせながら,日本語入力の復習を行うことにしました。 授業の初めに,全員に問いかけながら確認しました。 「日本語を入力するための準備は?」 「漢字に変えるには?」 「カタカナに変えるには?」 「文字の大きさを変えるには?」 「文字のかたち(フォント)を変えるには?」 「文字を斜めにするには?」 「文字に縁をつけるには?」 うーん...,子どもたちの頭の中は,完全に初期化されてはいないものの,やはり,あまり自信は無さそうです。久しぶりですし,小学3年生が行う内容としては難しいですし,仕方ありません。 でも,とにかく日本語入力だけはいつでもできるようにさせたいので,もっともっと経験を積ませなくては。 あっ,やらせ過ぎて子どもたちがパソコン嫌いになってしまわないよう,気を付けます。 早寝早起き生活に挑戦中です。 早起きして出勤前に日誌を更新し,夕方以降はWebめぐりに専念しようと思っているのですが,一昨日,昨日と日誌更新を出勤後に持ち越してしまい,早くも挫折気味です。 出勤前に書ききれなかった部分を,空き時間や授業の合間にちょこちょこと書いてアップしたのですが,やはり学校からのアクセスは少々問題ありですね。 来週から授業も本格的に始まるので,そろそろ自粛しなくっちゃ。(努力目標) ![]() 午後から,地区のコンピュータ研究委員会が主催するネットワーク活用研修会に出席しました。内容は,今月から始まった中学校でのイントラネットの活用法と問題点についてです。 中学校でのイントラネットの話は,一昨日,私たちの学校での研修会でも取り上げましたし,日誌にも何度か書いてきましたが,コンピュータ担当者の間では今この話題で持ちきりなのです。 何しろ地区の中学校は,今までは7〜8年前のパソコン(当然DOS環境)を細々と活用していたのに,本年度からいきなり, コンピュータ室にサーバー3台とパソコン40台 各教室に1台ずつのNetPC(計二十数台) 他に,ノートパソコンが10台 なのです。これらが校内LANで結ばれ,外部とは専用線で接続されています。 この環境は,現時点では全国で最も先進的なシステムです。いずれマスコミ等で取り上げられる機会もあろうかと思いますが,この日誌のことを関係者に ところで今日の研修会で特に話題となったのが,「子どもたちにとって有害な情報をどのように排除していくか」ということでした。 導入時に採用した対策は,WebSENSE3.11というフィルタリングソフトを使っての排除なのですが,実際に試してみたところ,たとえフィルタリングしても,アクセスできるサイトはいくらでもあり,ザルに等しい状態(暴言か?)なのだそうです。この問題が解決するまでは,子どもたちに気軽にPCを使わせるわけにはいかないと,中学校の先生方はかなり頭を悩ましているようでした。 今日の議論では,検索の際にはYahoo!きっずやこねっとgooなどの子ども向け検索エンジンのみを使わせることにより,有害情報を簡単に探し出せないようにして,運用していくことになりそうです。それでもURLを打ち込みさえすれば繋がってしまいますからベストとは言い難いですが。 ところで,私個人としては,古い考えかも知れませんが,小中学生がポルノ,ドラッグ,ハッキングなどの情報に触れることは好ましくないと考えています。 以下のカテゴリについて,みなさんの考えをお聞かせ下さい。 (カテゴリ)
(私はform postしか使えません。ご面倒だと思いますが,お願いいたします。) 小中学生がアクセスすることについて, 具体的なご意見がありましたら,掲示板にご記入,あるいはメール(日誌に掲載の可否を添えて)をいただけると幸いです。 ところがこれだけのシステムを運用するのに専任の教員はいません。つまり学級担任など,普通の先生が片手間にやっているわけで,その点が大いに問題ではないかと個人的には思っています。 精神安定剤を服用し始めてから,熟睡できるようになったのは大変ありがたいのですが,この薬,ちょっと効き過ぎかも。 昨晩は2時過ぎに寝て,朝8時ごろと昼12時前に目が覚めたものの,頭がぼんやりして,またすぐ眠りについてしまいました。結局起きたのは午後3時過ぎでした。 それで起きるや否や,日誌を書いたり,昨日のアンケートの集計をしたりしているわけでして,この性格にはもう呆れてしまいます。 ![]() 10月の研究授業に向け,日本語入力の復習として行わせた「2学期の目標カード」作りは今日で完了しました。 合計4時間(1単位時間は45分)かかりました。2人で1台のパソコンを使っていますから,一人あたり2時間(約90分)かかった計算になります。日本語入力に慣れてくれば,かなり時間を短縮できると思っていたのですが,結局1学期の頃と同じぐらい時間がかかってしまいました。 いまだに4時間というのは,ちょっと時間がかかり過ぎのような気もしますが,しかし今回は,レイアウトや配色や文字の大きさなど,見やすさを意識させながら取り組ませたので,作品の質はかなり良くなってきました。 私からの要求水準はだんだん高くなっているので,子どもたちも色々試行錯誤しているようです。 9月8日に行われる「パソコン利用教育研究会」の発表の準備を始めました。 今年の「パソコン利用教育研究会」は,中学校でのイントラネットの話題一色でここまできたのに,今回,小学校の私が発表することになってしまい,なんだかちょっとやりづらいなあという気持ちです。 発表テーマは「子どもたちが作るホームページ」です。 1年前なら,内容はどうであれ,子どもたちがホームページを作るということは,かなり目新しい試みだったのですが,中学校にイントラネットが導入された今となっては,ホームページを作ることなど,ワープロで文章を書くのと同じぐらいにごく普通の作業と言えるでしょう。実際MS「WORD」を使えば,全く意識することなくhtmlファイルができてしまいます。 それでも,中学校でのイントラネットはまだ始まったばかりですし,小学生にホームページを作らせるケースはまだまだ珍しいと思うので,工夫したこと,というか,苦労話などをまとめていこうかと思っています。 ![]() 「18禁サイトを見せても良いか」アンケートにご協力ありがとうござます。大変興味深く拝見しています。掲示板やメールでもご意見をいただき感謝感激です。 さて,アンケート結果を報告します。 回答者総数は,掲示板・メールでの回答を含めて66名,そのうち,ご意見が不明な方(3名)は集計対象から除きました。また,「うらやましい...許せん」のみのご回答(2名)も,可否の判定ができませんので,これらも除きました。したがって61名の方を集計の対象としています。 男女別では,メールアドレスやホームページから判断して,男性の方が41名,女性の方が15名,性別不明な方が5名です。 カテゴリは以下の通りです。 (カテゴリ)
上記のカテゴリについて,(学校から)小中学生がアクセスすることについて, すべて可 11名(18%) 一部は可 24名( 39%) すべて不可 26名(43%) でした。 それから,「うらやましい...許せん」とのご回答は4名でした。(私もです。(笑)) 何らかの制限をするべきだと考えている方が8割を占めました。予想以上の高率でした。少々古いデータですが,昨年1月ごろ行われた,Impress「Internet Magazene」での「ホームページのわいせつ画像は取り締まるべきか?」というアンケートでは,取り締まるべきではないとの意見が圧倒的だった(YES−121,NO−457)ので,これに近い線で結果が出ると思っていたのですが,今回の場合は自分自身(大人)のことではなく,子どもたちのことですから,教育的な視点からお考えいただけたのだと思われます。 さらに男女別に見ていくと,かなりはっきりした違いが表れました。 すべて可 男10名 女1名 不明 0名 一部は可 男17名 女5名 不明2名 すべて不可 男14名 女9名 不明3名 女性の回答者のほとんどが,「すべて不可」,あるいは「一部のカテゴリについては可」という回答でした。特にお子様がいる方,つまり母親の方の大半は,「すべて不可」という回答でした。ちなみに父親の方はご意見がバラバラでした。 また,カテゴリ別の集計結果は以下の通りです。「すべて可」と答えた方はそれぞれのカテゴリに1ずつカウントしました。 成人娯楽は可 21名 性行為は可 11名 非日常的な性行為は可 11名 違法薬物は可 15名 ハッカー関連は可 16名 軍事・テロは可 22名 犯罪行為は可 15名 「すべて可」と答えた方が11名いるので,それぞれのカテゴリに+11ずつカウントされています。したがって,「性行為」や「非日常的な性行為」を可と答えたのは,「すべて可」と答えた方のみです。 「成人娯楽」については,週刊誌等でもヘアヌードが掲載されていますし,子どもたちが日ごろ目にしている可能性も高いでしょうから,時代の流れとして,まあこれくらいは良いのじゃないかということでしょうか。 「軍事・テロ」については,あまりにも子どもたちの生活からかけ離れていて,実際に行動にうつす心配はほとんどないので,見せても実害はないということでしょうか。 私が有害情報を小中学生にアクセスさせるべきではないと考える最大の理由は,これらの情報が子どもたちに及ぼす悪影響は相当に大きいような気がするからです。 みやもさん(掲示板)がおっしゃるようにネットで知り得た情報が何かの”引き金”になる可能性は確実にあると思います。例えばアブノーマルなセックスのページを見て,セックスをただ単にお遊びとしてとらえる感覚ができてしまったり,ドラッグや犯罪関連のページを見て,興味本位に実行にうつしてしまう子どもも出てくるような気がするのです。すぐには実行にうつさなくても,長い年月の間に蓄積され,精神がゆがめられてしまう心配もあります。もちろん子どもたちにだって倫理観や判断力はありますから,ほとんどの子にとっては大丈夫なのでしょうが。 龍成さんやLIONさんも掲示板で触れていますが,こういう問題は子どもたちがどんな情報に触れているかが分かれば,適切なフォローによって決して解決できない問題ではないと思うのですが,現状では学校においても家庭においてもそれはかなり困難なような気がします。 いくら学校で制限しても,家庭でインターネットをやっていれば,それらを排除することなどできないわけなのですが,それでもやはり学校からはアクセスさせたくないのは,あやさんがおっしゃるように,何か起こったときに学校の責任が問われるという極めて現実的な問題もありますが,それよりも校内の風紀を今まで通りに維持していきたいという理由が大きいです。 とんさんが掲示板に書かれているように, 「たとえばそれと同じ情報が載っている本を持ち込んだら怒られるようなものは、やはり学校ではまずい」 です。 ポルノ雑誌が教室で平然と回し読みされるような学校にはしたくありませんから。 ふぅ。 今回は,考えがまとまらない部分もあって,集計と考察にずいぶん時間がかかってしまいました。 今日は家に帰ってからずっと調子が良いです。 夏休みからずっと気にかけていたとはいえ,仕事が一つ終わっただけで,こんなにも気分が良くなるなんて,私はとことんプレッシャーに弱いタイプです。 ![]() パソコン利用教育研究会で実践発表を行いました。テーマは「子どもたちが作るホームページ」です。 毎度のことながら,人前でしゃべるのはどうにも苦手で,とても緊張してしまいました。 しかもこの研究会には,地区のコンピュータ導入事業に直接携わっている方など,私よりも格段に知識がある方も数名います。思い起こせば,NTserverの活用法やWebサーバーのセットアップなど,システム運用の根幹に関わる部分はすべて今日出席したI先生にアドバイスいただいたのでした。 何だか大学のゼミで,指導教官を前にしてレポート発表をしている学生のような気がしてしまいました。 ですが,今までと比べてラッキーな点もありました。 これまでコンピュータ関連で私が話をした相手は,子どもたち,研修会の受講者(校内と地区),PTAなど,どちらかというと初心者の方ばかりでしたから,相手のレベルを考え,用語の使い方にも注意を払いつつ,全員に分かるように説明する必要があり,それなりに準備も大変だったのですが,今回の聞き手は分かる方ばかり(もちろん分からない方もいますが,話のレベルを下げる必要はない)なので,その点はずいぶんラクでした。 しかしながら,いい加減なごまかしができないという辛い状況でもありました。(苦笑) 今回はレポート作成も手抜きしてしまいました。 それにしても,地区の先生方の間では「Netscape」はとってもマイナーな存在のようで, 「Communicatorはタダ(無料)なのですか?」 「どうやって手に入れることができますか?」 「IEと比べて表示がおかしくなりませんか?」 などの質問をいただいてしまいました。 とにかく,今夜は気分最高です! 「最高」といえば,いまだに思い出すのが中学校に勤務していたときの話です。 高校に提出する内申書の所見文を書き,上司の方に見ていただいたところ, 「あなたのはサイコーですね。」 「そうですかぁ。えへへ。」 「ええ,”再考”です。」 ガッカリ。こんなときにつまらん駄洒落をいうのはやめてもらいたいです。 最初から書き直す羽目になり,家にたどりついたのは午前1時でした。 ![]() 10月に行われる私の研究授業(公開する授業)に向け,他のクラスの先生方は大忙しです。 私たちの学校の研究授業は,個人ではなく,学年単位で取り組むことになっており,3年生の他のクラスは,私が立てた指導計画に基づいて,事前に”お試し授業”をやらなければならないのです。”お試し授業”の結果を踏まえて指導案を手直しし,私が”本番(研究授業)”を行う手はずになっています。 ところが他のクラスの先生方は,できることならコンピュータなどやりたくないわけで,1学期は授業をほとんどやっていないのです。しかもY先生などは,もともと音楽専科だったこともあり,自分自身が未だ超初心者状態なのです。 私のクラスは1学期に週1〜2回のペースで授業を行い,技量を少しずつアップさせてやっとここまでたどり着いたのに,他のクラスは2日ほど前にようやくやり始めたばかりで,先生も子どもたちも”まだまだこれから”なのです。 それなのに,ここ3週間のうちに,子どもたちに日本語入力やファイル操作の仕方を覚えさせ,ブラウザの使い方を覚えさせ,htmlエディタの一部の機能の使い方も覚えさせなくてならないわけで,これはかなりしんどい状況です。 年度始めに,誰が授業を行うかということを話し合ったとき,「指導的な立場の私(fukufuku)が授業をやるのはおかしい」ということで,私より10歳ほど年輩の先生がやると言いだしたのですが,やはりそれはちょっと申し訳ないし,何だかエラぶっていると思われるのも嫌だったので,私が引き受けることにしたのですが,もしかしたら,やはり他の先生にやっていただくことにしておいた方が良かったのかも知れません。 自分がやるとなれば,もっと以前から必死にならざるを得なかったでしょうから。 ![]() 10月に行われる研究授業に向け,授業後に3年生担任による自主研修会を行いました。 自主研修会を開いたのは2学期になってこれで4度目なのですが,これまでのところ,毎回同じ内容を繰り返し練習しています。 というのも,お絵描きソフトの画面上に表示されている絵をコピーしてNetscape Composer(htmlエディタ)の画面上にペーストする操作が未だにできないのです。 「いったい何度練習すれば覚えてくれるのですかぁ。」(泣) 「子どもたちなら2回も練習すれば覚えてしまいますぅ。」 「しっかりしてくださいよぅ。」 などと思いつつも,もちろん口には出しません。 とはいうものの,今日の私は少々口調がきつくなってしまいました。 でも私なんかより,先生方の方がおそらくもっと歯がゆい思いをしているのですよね。 反省してます。 ![]() 2学期第1回目のパソコンクラブが開かれました。 今日は1学期に作ったロールプレイングゲームのプレイ大会をしました。 子どもたちの様子を見ていると,自分が作ったゲームをプレイしてもらうことには関心が高いようですが,友達が作ったゲームをプレイしてあげることにはあまり関心がないようです。 そんなものなのかなあ。 まあ私自身が,「作る本人が楽しければ,たとえ自己満足で終わってしまっても構わない。授業じゃないんだから完成できなくてもOK。」という方針で進めてきましたから,今になって「お互いに楽しもう。」などというのは欲張りすぎなのですけどね。でもちょっと寂しいような...。 さて,次回からは新しい活動を始めます。 まだゲームを完成していない子もいますが,夏休みを挟んで,子どもたちの関心も薄れつつあるようなので,やめるにはちょうど良いタイミングだと思います。 次は何をやろうかな。 1学期の終わりに子どもたちに書いてもらったクラブの感想を読み返してみると,子どもたちは皆楽しく活動しているようで,私も嬉しいのですが,でも時間的な制約や能力差などから,作品を完成させることができず,成就感を味わえなかった子どももいるわけで,もっともっと魅力的なクラブになるよう取り組んでいかねばと思います。 2学期はホームページ作りに取りかからせようと思っていたのですが,もう少し気軽に取り組めるものにした方が良いかなあ。 ![]() 先週の金曜日の授業後にも,隣のクラスのY先生と”自主研修会”を行ったのですが,すでに5度目の練習にもかかわらず,今回も,「お絵描きソフトの画面に表示されている画像をコピーし,htmlエディタの画面上にペーストする操作」を自力でできるようにはなりませんでした。 手順は, 1 お絵描きソフト「キューブペイント」を立ち上げる。 2 画像ファイルを呼び出し,画面に表示させる。 3 範囲指定してコピーする。 4 「キューブペイント」を閉じる。 5 htmlエディタ「Netscape Composer」を立ち上げる。 6 画像貼り付け用ファイル(白紙のhtmlファイル)を開く。 7 コピーしておいた画像をペーストする。 8 上書き保存する。 9 「Netscape Composer」を閉じる。 10 ブラウザ「Netscape Communicator」で確かめる。 これだけの操作ができないのです。いつも途中でパニック状態になってしまいます。何回練習しても駄目なのです。(自宅でも練習しているそうです。) 典型的な「機械音痴」ですね。 (機械音痴:機器やソフトウェアの一連の操作を,説明を聞いていたときは分かったつもりなのに,実際にやろうとするとできなくなる人のこと。機械音痴の原因は,課題分割ストラテジーがとれない,つまり課題を下位の課題に分割することができないことにある。岩波新書「新・コンピュータと教育(佐伯胖著)より) 10個の手順の一つ一つの操作の内容,つまり今自分が何をしていているかが分からない。したがって次に何をやるべきかの見当がつかない。しかも丸暗記するには量が多すぎるということなのでしょう。 Y先生だけでなく,教員の中には何十年もの間,コンピュータとは全く無縁の生活を送ってきた”文系タイプ”の方が多いと思うのですが,こういう方々に対してどのようにアドバイスしていけば良いのか悩んでしまいます。 とりあえず手順を記したマニュアルを作り,それを見ながらやっていただくことしか思いつきません。 ![]() 10月に予定されている私の研究授業に向け,事前に”お試し授業”をやらなければならない3年生の先生(2名)は,連日大忙しです。 最近のコンピュータ室は3年生の独占状態で,今日も2クラスがそれぞれ2時間ずつの計4時間使ったそうです。 授業後には今月6回目の自主研修会を行いました。もちろん今日も,「お絵描きソフトの画面に表示されている画像をコピーし,htmlエディタの画面上にペーストする操作」の練習がメインです。 とにかくこれを覚えていただかないことには”お試し授業”ができません。 そこで今日は”マニュアル”を用意しておきました。もっと早い時点で用意すればよかったのですが,たったこれだけの操作を覚えていただくのに,まさかこれほどまでに難航するとは思っていなかったので,タイミング的にはずいぶん遅くなってしまいました。 「機械音痴」対策として,一連の手順を下記のように課題分割してみたのですが,こんな分け方で良いのかな。先生方の頭が整理され,理解が早まると良いのですが。 1 お絵描きの絵をコピーする作業 (1) お絵描きソフト「キューブペイント」を立ち上げる。 (2) 画像ファイルを呼び出し,画面に表示させる。 (3) 範囲を指定してコピーする。 (4) 「キューブペイント」を閉じる。 2 コピーした絵をホームページに貼り付ける作業 (1) htmlエディタ「Netscape Composer」を立ち上げる。 (2) 画像貼り付け用ファイル(白紙のhtmlファイル)を開く。 (3) コピーしておいた画像をペーストする。 (4) 上書き保存する。 (5) 「Netscape Composer」を閉じる。 3 ブラウザで確かめる作業 (1) 「Netscape Communicator」を起動する (2) 学級トップページを開く。 (3) 自分の名前(リンク)をクリックする。 このマニュアルに書いてあるとおりにやれば,たとえ操作の内容が理解できなくても,とりあえずはできてしまうのですが,これらの操作は先生方自身が行うことではなく,子どもたちに教える内容なので,できればきちんと理解した上で指導にあたっていただきたいです。 でもやはり無理なのかなあ。 Y先生による第一回目の”お試し授業”は9月22日です。そろそろ秒読み開始ですね。 果たして無事間に合うのでしょうか。 「がんばれ!Y先生」 「がんばれ!3組の子どもたち」 ![]() 最近またサーバーの様子が変なので,ちょっと心配です。 前回のトラブルは,サーバーが正常に起動しなくなってしまい,さらにクライアントまでもが正常に立ち上がらなくなってしまうなど,かなり深刻なものでした。 HDの一部が壊れていたことが原因だったのですが,幸運にも,壊れたHDがファイルバックアップ用の増設HDだったので,それを取り外すことにより,サーバーが正常に起動するようになりました。 ところが最近,サーバーは一応立ち上がるものの,起動直後に前回と同じメッセージ,
が表示されるようになってしまったのです。毎日です。もちろん壊れたHDは取り外したままの状態です。 イベントログを調べてみると,今回のメッセージは,
です。 参考書で調べてみたところ,「DHCP」というのは,IPアドレスを動的に割り当てる機能のことらしいです。 だとすれば,コンピュータ室では,あらかじめすべてのクライアントにIPアドレスを割り当てているので実害はないような気がします。(全く自信無し) それから,「Windows Internet Name Service」というのは,何のことやらさっぱり分からないのですが,授業中に不都合が生じるような事態は今のところ起こっていないようなので,とりあえずは大丈夫なのかなあ。(これも自信無し) 最近ビデオプロジェクタの調子もおかしくなってしまったし,CD-ROMドライブはまた一つ壊れてしまいました。 コンピュータ室ができて満二年が経過しました。トラブル頻発です。 ページ(html)を開いたときに,wavファイルをオートランさせることってできますか? 今度の研究授業で,もし可能なら,”しゃべるホームページ”を作らせたいと思っています。 |
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