ストーリー・感想11話〜15話


ダ・ガーン11話

宇宙植物の襲撃
脚本:平野靖士 作監:佐々門信芳 演出:高松信司
ストーリー  

 日本海溝の底深くレッドロンが残したプラネットエナジー解放点探索メカが無気味に作動しつづけるシーンで終った前回、レッドロン編が一旦終了し、新しい展開となった第11話です。
 今度はロボットではなく生物兵器を駆使する敵のようですね。

 さていきなりナレーションから 今日から6年生!で始まっちゃいます。

 宇宙空間に浮かぶ生物的なデザインの宇宙船、オーボスが新しく地球に差し向けた敵ブッチョ、プラネットエナジー抽出装置の到着までに解放点と謎のロボット達を叩く命を受ける。でも唇のついてるコンピュータって良く考えると気色悪い。ブッチョ自体悪趣味な気もするけど……
 ブッチョはレッドロンより目の付け所がよさそうですね。悪知恵が働きそう。

 彼らはプラネットエナジーを何故採取しようとするのか、何に使おうとしているのかまだまだ謎は山積しています。

 レッドロンをやっつけ平和の戻った朝、何もなかった時のように目覚ましをぶったたく星史、只一つ違うのはダ・ガーンがいること。
 しかしダ・ガーンを目覚まし代わりに使っちゃうなんて・・・平和だ。
 「起きろ、星史、起きろ 星史」
 「な、なんだ 事件か?」
 「いや… 違う」
 春休みも終わって今日から新学年、新学期 星史も今日から小学6年生です。
 今日はひかるちゃんちで朝御飯、TVでは先日の謎のロボットのニュースをやってます。
 「おはよう かあさん」 
そか星史の朝はTVの美鈴さんに朝の挨拶することで始まるのか。毎朝このパターンなんだなぁ なんか家族の繋がりが感じられてほのぼのしますね。
 次のニュース、奥山地区で森が一夜にして枯果てたというニュース、破壊されたロサンゼルスの街を見ても何にも言わなかった春夫さんがこのニュースには反応します。
 生態系を守らなきゃ地球はとんでもないことになるとか、エコロジーとか難しいこといわれても星史にはいまいちピンときてないようですね。

 桜の舞散る樹の下に佇む螢、「この桜、泣いているわ……   悲しみが……」
 何かから逃れるように急に走り去る螢ちゃん そこにやってきたのはその名も怪しいアヤシサーカスの宣伝隊。彼女は彼らに脅えたのでしょうか?

 で、新しい教室に来てみればかわいい転校生の山本ピンクちゃんが紹介される。
 担任の先生も持ち上がりなんだね。
 すっかり鼻の下を長く(^_^;)してしまう星史君、ほんっとにカワイコちゃんには弱いんだから… 隣でひかるちゃんがむくれてますよ。

 でもピンクちゃんもどこか変、一応外国からの帰国子女と言うことになってるけど
言葉や行動が変だし、学校のことも良く知らないようだし、「この国」じゃなくて
「この星」くらい言ってくれるともっと怪しかったも知れないぞ(^^;)
 さていったい彼女の正体は敵のスパイか単なるオオボケ少女か!?

 学校も終わり桜の樹の所までやってきた星史とひかるとピンク、だが桜は枯れその代わりに奇妙な木が生えている。朝にはこんな木無かったのにという二人に、外国ではよくあることよ 珍しくもなんともないわ、それよりサーカスに行きましょというピンク、またそれをそのまま鵜呑みにする星史(てめーはカワイコちゃんのいうことならなんでも信じちゃうのかぁ(^_^;))、でもひかるは心配そうに見上げています。
さすがにあの両親の娘ですね。

 ダ・ガーンと話す星史、ダ・ガーンも森が一夜にして枯れたというニュースを気にしてますが、星史は外国では良くあることなんだそうだってあんまり真面目に取り合わない、ダ・ガーンもそれ以上何も言うでなくといった感じです。星史君、エコロジーという意味ホントーに全然わかってないね。まあこれから理解していくんでしょう。

 どんどん成長を続ける奇妙な植物、ブッチョはそれをジョアンナちゃんなんて呼んでますが、ちょっと待てぃ! それがあれの名前なの? すんごいネーミングセンスですねぇ。そして地球のメカを調べ始めていく。

 アヤシサーカスへとやってきた星史、ひかる、ピンクの3人 アヤシサーカスの出し物は人間業や地球の物とは思えない妙な動物ばかり いったいこのサーカスは何者か? ブッチョと団長は同一人物か??

 途中で席を立つピンク、「ちょっとお花畑」 不思議そうな星史にひかるが「おトイレのことよ」なんて言いますが、そうそうそういう隠語ありましたよね。
 あと「ホタルを見に…」とか「録音室」とか「さんさん」とか(^_^;)

 ピンクちゃんと入れ替わりに現われたのがアヤシサーカスの花形スター、マジカルピンキー、空中ブランコの名手。おまけにすごいハイレグで 星史君なんか 「絶景〜 ハイレグぅ〜」なんてすっかりにやけてます。
 もしかしてピンクちゃんとピンキーって同一人物だったりして、それでなかったら姉妹とか(^_^;)

 マジカル・ピンキーの素晴らしい演技の最中にダ・ガーンからの呼出が、席を立つ星史、「俺もちょっとお花畑;」これこれ それは男の子が使うもんじゃありません
って、ほうらひかるちゃん「ばっかじゃないの」って呆れてますよぉ。

 街中で暴れる怪獣(なんかナメゴンを思い出してしまったぞ(^^;))、戦闘態勢に入る星史とダ・ガーン、星史はサーカスの観客達を避難させるべく舞台に飛び出しますが、そっかあの怪植物ジョアンナちゃんはサーカス会場に向かってたのね。観客達もテントの屋根が破られるまで本気にはせず笑い飛ばしてしまいますがひかるちゃんだけ初めっから信じてる。で、これでまた謎の少年の知名度が上がったワケだ。

 ピンクと星史を捜して逃げ遅れたひかる、落ちてきた鉄骨の下敷きになってしまいます! その声を聞きつけた星史、顔を真っ赤にしてなんとか鉄骨を持ち上げ…る!
(けなげでカワイイ)
 ヘルメットの勇者の印が光ってるぞ ふむふむその気になれば通常以上の力を出すことも出来るんだなこのスーツ。でも軽々とパワーが出るんじゃないのがイイ(^_^)

 一方ダ・ガーンXとジョアンナの対決、アースバルカンにとどめのアースキャノンおお、剣とキャノン砲と両方必殺武器もってんですね。それにブレストアースバスターもあるしこんなに必殺武器いっぱいもってんだぁ(^_^;)
 うーみゅ 発射シーン グランバードのグランキャノンとポーズがいっしょだぞ。
ファイバードのバンクを使っているなぁ。

 ラスト、自然界が人間に復讐しはじめたんじゃないかと心配するひかる、あれは地球の植物じゃないよと軽く流してしまう星史、もっと軽くプロレスみたいで面白かったと言ってしまうピンクちゃん、何故か自分のパトカーが乗ってきてもいないのにそこにあるのに驚く根元さん、そしてとうとう隊長さがしに乗り出すブッチョと三人三様の思いで終わったのでありました。

ダ・ガーン12話

街角のスパイ
脚本:五武冬史 作監:平岡正幸(キャラ)
   高谷浩利(メカ)
演出:大畑清隆
ストーリー  

 螢ちゃんの秘密編Part1と言った感じですねえ。
 でもなぁ螢ちゃんの描写がいまいち、これじゃただの陰欝な少女だよぉ(;_;)
 そう、螢ちゃんは予言者でもなんでもない、ただ感受性が強くて他の生き物達の命の声を感じることが出来る、繊細で心優しい少女なんですよね(その繊細さゆえに他人に心を閉ざしているようでもあるけど…) しかしこれでは単なるオカルト少女;;
 というわけで演出に今一つ不満が残るのでした。
 謎の提示のしかたもわざとらしくてね…もっとさりげなくネタ振りして欲しいぞ。
 詰め込み過ぎという気もします。

 デ・ブッチョは前回の戦闘で得たデータ、謎のロボットと共に現われた謎の戦闘服の人物(しかし言うに事欠いて『チョロチョロ』とはね(笑))の正体を探ってます。
 でも体重がわかるのに性別はわからんものなんだろーか? あんなぴったりしたコスチュームなのにぃ? 身長155cm、体重47Kgかあ。発育いいのね。
 ふむ、しかしこのコンピュータの推定は笑える。星史君もまさかこんなそーぞーされて居るとは夢にも思うまいて(^_^;) クシャミのひとつやふたつくらいしてもよさそーなもんではあるが…(笑)
 空から見下ろしていただけのレッドロン閣下とは違い、ブッチョは地球上に根を張り電話まで盗聴してじっくりと調べ始めてるようですね。
 「ブクブク太って悪かったな」
 ふーん、気にしてるんだ、一応(^_^;)

 育成槽?の中に浸かる幾多の奇妙な生き物達、ネコとウサギを掛け合わせたようなヘンな動物が取り出される。あれぇ?メカ(サイボーグ?)なのか。
 しかしもうちょっと地球の生き物調べてからスパイ獣放ったほうがいいんじゃないのかなぁ。ネコウサギとかスズメネズミとかじゃね〜

 街中に放たれたスパイ獣、『チョロチョロ』を探し出すべく監視を始める。
 そのうちの一匹、カラスのソフィアちゃんは学校を監視、教室では騒ぎ立てるカラスに迷惑顔、螢ちゃんは「なにかわるいことが起こらなければいいけど……」と憂欝そうにつぶやきますが、そこへやってきたピンクは「真っ黒でカワイイ〜」とあっけらかんとしたものです(なんかワザとらしいが(笑))。

 ピンクの毒気?に当てられ気分が悪くなったと早退してしまう螢ちゃん、帰り道で奇妙な動物に出くわす…
 謎の動物を追いかけ見据えて問いかける螢、

 放課後、早退した螢の家を謝罪(^_^;)の為に訪ねる星史、昔風のすんごくでっかいお屋敷が螢の家と知って驚く星史、インターホンはないし玄関に呼び鈴ならぬ呼び太鼓があってそれを叩くと、戸がいきなり開いてそこには怪しげ(笑)なばあやが一人、
「〜おじゃる」なんて言葉遣いで、公家なのね。
 やたらにだだっぴろい屋敷に戸惑う星史君、そしてザーッっと誰も居ないのに開いていく襖、若しかしてこの屋敷は外見とは裏腹に超近代的な設備が隠されていたりして…。それとも座敷童でもいるんかしら?
 「この街で何かが起ころうとしている…」
 螢ちゃんは星史に警告を発しますが星史はあんまりマジに受けとって無いですね。

 で、螢をサーカスに誘ったものの断わられ、代理にひかるちゃんとアヤシサーカスにやってきた星史、ひかるちゃんはマジカルピンキーの登場に鼻の下を伸ばしてる星史にムッとしますがそこはそれ、演技が始まればお菓子の袋握り締めてハラハラしながら見入ってるところがカワイイ。

 その頃螢を海岸へ呼び出したピンク、今朝のことを謝罪しますがムッとした感じの螢ちゃんって結構恐かったぞ。そこに例のネコウサギが… でももちっと無気味さを出して欲しかったような…。 でもって襲われるシーンではきっと大自然の天罰が…というのを想像したのは私だけ?

 「へ〜んしん!!」とやってしまう根元さん、ライダー世代ですね(^_^;)
 ブルース・リーにもかぶれとったんじゃろか?

 デ・ブッチョが、根元さんに気をとられている間に変形するダ・ガーン、自転車で駆けつける星史がミスマッチでナイス。

 でもいきなり銃をぶっ放すのはなぁ… 結果的に敵で地球の生物ではないとはいえ、気に食わないシーンでした。

 「合体!」の代わりに「トリプルコンビネーション!」ですか。
 わたしゃまたなんか新しいフォーメーションアタックでも見せてくれるのかと思いました。しかし「トリプルコンビネーション」とか言われるとまだまだ上のスゴイ技があるんじゃないかという気にはなりましたね。

ダ・ガーン13話

森の中の螢
脚本:志茂文彦 作監:直井正博 演出:大庭秀昭
ストーリー  

 螢ちゃん頑張る!編でした。螢ちゃんもムッとしたり笑顔見せてくれたりで人間らしくなって(笑)きましたね。

 さて装甲獣を合成しているデ・ブッチョ、コンピューターに 「装甲獣合成の為のエネルギーが足りません。プラネットエナジーを補充して下さ  い」
 と言われますが、プラネットエナジーってそれだけの目的で集めてる訳じゃないよね。

 今日は遠足と言う訳で、朝から張り切ってお弁当作ってる星史くん、手つきもなかなかのものですね。でも向こうでひかるちゃんがお弁当作ってくれてるの気付かないの? つくしさんも春夫さんも言ってあげればいいのに。
 星史くんてそんなひかるちゃんの気持ちわかんないのね。自分で出来ることは自分でやっちゃうし、そんなに世話焼いて貰わなくても大丈夫だから気にしなくていいよって感じだし 実際気にしてないのね。優しすぎて鈍感なんだな。

 朝のニュース、世界のあちこちで森や林が一夜にして枯れるという事件が頻発しているという、人間の仕業と決めつける春夫さん、リンゴの皮むきに専念してるつくしさん、遠足にいく山が枯れてたらどうしようというひかる、なんにも気にしてない星史、ま、そんなもんでしょうね〜。

 お弁当を作り終えて一足先に飛び出す星史くん、まずはダ・ガーンに挨拶。
 なんか遠足についてわかったかわからないような説明をしますがダ・ガーンはあれでわかったんだろうか?

 緑ヶ丘高原にむかうバスの中、ピンクちゃんとデュエットする星史くん、いやあここでまた松本梨香さんの歌が拝聴できるとは思いませんでした(^^)。
 ピンクちゃん人気がいまいち気に入らないクラスに女子達、ひかるちゃんもぶ然とした表情してますね。で歌い終えた星史君の帰ってきた席は螢ちゃんの隣り… あれひかるちゃんのとなりじゃ無いのか(^_^;)。どうやって席決めたんだろう? くじ引きかなぁ? それとも誰も螢の隣りに行きたがらないものだから星史君が…なんてね。
 で、意気揚々と席に帰ってきた星史君、遠足の楽しい雰囲気に交わらず、窓の外を眺めている螢ちゃんにも愛敬を振りまきますが、反応が…(笑)
 「く、暗い」
 でも、そんなことで全然分け隔てしない星史君はエライ。単になんにも考えてないだけだったりして(笑)
 「胸騒ぎがするの…」
 といわれても深く考えない星史君なのでありました。

 さて、お弁当の時間、星史君は自分で作ったお弁当をさっそく食べようとします。
 御飯の上の星形のトッピングがナイス!
 卵焼きに、海老フライに、野菜炒めかぁ。でもひかるちゃんは自分の作ったお弁当を星史に差し出す。弁当がひとつ余っちゃうじゃないかという星史に
 「星史君の弁当食べてみたいな〜」
 おお、薮蛇になってしまいましたね、ひかるちゃん。こんな展開になるとは思っても見なかったひかるちゃん、自分の作ったお弁当を星史に渡そうとすればピンクが星史君のお弁当を食べることになる、かといってこのままでは星史君に作って上げたお弁当が余っちゃう、それもいやだし…と言った訳で、とうとう自分の作ったお弁当をピンクちゃんに差し出して星史君のお弁当を貰おうとします。うう、女の戦いだ(^_^;)
 しかしなんにも気付いて無い星史君は間抜けね。ひかるちゃんこんな奴にかまっていても報いは少ないぞ(笑) それにしても螢ちゃんのお弁当ってどんなんだったんだろう(^^;)?

 そんなこんなしてるうちにひかるは森の中へ入っていく螢を見つけます。
 星史君に連れ戻すように言いますが「なんで俺が〜」という星史に「あたしより足が早いでしょ」、強引だなぁ。
 でもなんだかんだ言っても結局螢を連れ戻しに森の中へ入っていく星史君は良い奴ですね。欝蒼とした森の中、螢を捜していったのものの迷子になってしまい、ダ・ガーンに助けを求めようとダイレクターを取り出そうとしたその時背後から大きな影が…
 熊だぁ! というわけで死んだ振りする星史君がかわいい。
 そして次々に動物達が現われ同じ方へと向かっていく。後をつけた星史が見たものは、動物達に囲まれている螢。しかしそういう状況を素直に受け入れちゃうんですね。
 星史君て。
 「みんな怯えているから… 動物だけじゃないの 木も草も地面も風も悪い予感に  震えているわ」
 枯れ始める木々、そして装甲獣ビクトリアちゃんが現われた!!
 それは触手を伸ばしプラネットエナジーを吸い上げ始める。
 ふうん、プラネットエナジーってこういう方法でも採取出来るんだ。でもそうするとレッドロン閣下の穴堀りの苦労は一体…?
 きっとこの方法ではほんの少ししか採取することが出来ないでしょうね。
 ダ・ガーンとランダーズを呼ぶ星史、みんな一言ずつあってうれしい(^_^)

戦闘機が墜落し山火事が起こった。動物達を連れ星史と共に森から逃れようとした螢だが行く手を火に阻まれてしまう。ダ・ガーンは苦戦中で星史を助けに行けない
 星史君大ピンチ! しかしその時月の輪グマが道を開いた。無邪気に素直にクマ公に飛び付いて喜んでる星史君がヨイ(^_^)
 螢ちゃんの笑顔もかわいい!!

 しかし燃えている木の枝が螢の頭の上に落ちてきて星史君が突き飛ばして庇っちゃうシーン、あれだけで気を失っちゃうのはあんまりよ(^_^;) せめて「ありがとう…」
ぐらい言ってから気絶して欲しかったぞ。

 燃え盛る木が星史君の上へ倒れかかってくる!
 「助けてぇぇ!」
 危機一髪!地面から飛びだし木を支えるドリルランダー! 一番乗りは君だったん。
 残念だったね、マッハランダーにターボランダー。
 回りの状況なんかお構い無く第一に星史の身を心配するランダース、しかし消火作業もなかなかのものです。
 螢をクマ公に託してダ・ガーンを援護に向かう星史とランダース、
 「トリプルフォーメーション!」
 おお、また新しいキーワードだぁ これって星史君が勝手に考えてるだけなんでしょうか? それをまた合体と解釈できてしまうダ・ガーンっていったい…(笑)

 装甲獣をやっつけたあと、舞い散る光の粉、そして森や草が蘇る。
 あれってやっぱりプラネットエナジーですよね。木や草の生命エネルギーじゃ無くてむしろそれらを生かしている力…かな?

ダ・ガーン14話

ドキドキ ピンクとデート
脚本:川崎ヒロユキ 作監:石田敦子 演出:杉島邦久
ストーリー  

前回とは打って変わった対照的な話でしたね〜 楽しかったです。チョロチョロを捜せ!、というのと、なんか勘違いしてる(^_^;)ピンクとのデートが絡んでドタバタと…この辺がダ・ガーンのダ・ガーンたる由縁で… もう何でもアリ!って感じです。
さあていったいこれからストーリーはどういう風に転がって行くのでしょうか(^_^;)?
 まあピンクはどうもデ・ブッチョの作戦と連動してる様ですが、一体どういう形で命令を受けているんでしょうかね? 傍に居て目を離すなくらいの命令であそこまでやっちゃうんだとしたら、やっぱりなんか勘違いしてるぞ。デートの予習に変なドラマでも見たんじゃないかと思ってしまひました。しかしまあ色気過剰のきらいはありますがそれを巧く利用する手段は心得てるようですねぇ。お姉さんがあれだからかな
(^_^;)。ひかるちゃんも星史君も表情がころころ変わってリアクションもナイス!!
 絵がきれいでしたね、メカの方も大張さんがやってるのでバッチリでした。

 チョロチョロの正体探しに余念の無いデ・ブッチョ、かなり対象者リストが絞れてきてますねぇ。星史君もリストアップされているぞ。
 しかし最後は勘に頼ってしまうのね。詰めが甘い。でもフランソワちゃんの勘は素晴らしい。いきなり当たりを引いてます。こいつはやばいぜ、星史君。

 一方、我等が星史君はそんな事とは露知らず、呑気に教室で昼寝してます。ひかるちゃんが揺すってもなかなか起きない、よっぽど熟睡してるのね。
 そこへやってきたピンクちゃん、
 「星史君 起きて ピンクのお・ね・が・い」
 どっひゃーー 小学生の言うセリフかぁ〜(^_^;)

 ピンクにデレデレしてる星史君にカチンときたひかるちゃん、星史君と口喧嘩、 「クラス一のお調子者」だの「ウルトラスケベ」だの… しかしそれは当たってるぞ、その証拠に星史は「この男女!」くらいしか返す言葉がないではないか(笑)
 それを瞳を潤ませながら見ている螢ちゃん、ピンクが振り向くと慌てて視線をそらします。星史君の事が気になるのかな? しかし螢のピンクに対する態度もなかなかロコツですねえ。螢ちゃんの出演はここだけだったのですが印象的ではありました。

 星史を図書室に呼び出したピンク、いきなり星史をデートに誘ってしまう!
 真っ赤になってる星史君、けっこうウブですねえ。
 やきもきしているひかるちゃんがかわいい。

 さてさてレストランつくしにやってきて、むくれてるひかるに気付きもせずにデートの話をもったいぶりつつさも自慢げに披露する星史君、やっぱりお調子者(^_^;)以外の何者でもないですね。
 星史の保護者代理(^_^;)というなんだかよくわからない理由をつけて結局のところはデート見物に出掛けてしまう香坂夫妻、
 「やじうまではないのよ」
これを野次馬と言わんで、なんというのだ(^_^;)? まあつくしさんは本気でそう思ってるのかもね。意気揚々とデート見物に出掛ける二人の後ろですっかり意気消沈してしまったひかるなのでした。
 しかし、しかし、ピンクちゃんのデート着はあまりにもキョーアク、流石の星史君も度肝を抜かれてますが、以外に冷静にピンクちゃんの論評をしていたりするつくしさんと春夫さん、「意外だった」という二人に「お似合いよ」とひきつりながら言うひかる。あーあ、意地張っちゃって…。でもそんなムスメの複雑な気持ちに気付いてない二人は大ボケですねえ。
 ベンチで離れて腰掛ける星史とピンク、照れてベンチの後ろにまわしていた手がフランソワちゃんをつかんだ! びっくりして放り出してピンクにしがみつく星史、カエルって苦手なのかなぁ。意外に可愛かったけど…(笑)
 押しの強いピンクに引きずられてなんか勝手の違う思いをしている星史、ひかるちゃんには不本意なやばいシーンばっかり見られるし、ふたりの気持ちのすれ違いが笑わせてくれます。デート見物やめてデートにしちゃう香坂夫妻も何というか…
 一方デ・ブッチョ、地球の物質を使って新しい装甲獣を… あれ、これは団長が買っていたコンニャク?? やっぱりデ・ブッチョって…団長か?
 そして、街に装甲獣が現われた! 離れないピンクを何とか振り切って人影の無い茂みにやってきた星史、しかし頭上には監視獣のフランソワちゃんの目が! モニターをみながらチョロチョロの正体を突き止めたとばかりに変身コールを送るブッチョ、いよいよ秘密がばれてしまうか!? しかし星史はまずダイレクターでダ・ガーンに出動命令を出す、ちょうどフランソワちゃんからは死角だったのでバレずに済んだものの、ヤバイったらありゃしない。そこへピンクちゃんが星史を見つけてやってくる、
 「キスして…」
どっひゃぁぁぁ・・・!!! 小学生がそんなこと言うかぁ! さすがのドスケベ星史君もすっかりあたふたしてしまうがお構い無くに迫るピンク、ああ、星史君の貞操の危機が…(違うって(^_^;)) 木陰から見ていたひかるちゃんは怒り心頭に達し、たまたまそこにいたフランソワちゃんに八つ当たり! しかし何を掴んでいたのが知ると顔から血の気がザーと引く、星史君のリアクションと同じだなぁ。
 思わずぶん投げたフランソワちゃんはピンクの顔面へ!! そしてピンクの投げたフランソワちゃんは星史の顔面へ!勢い余って星史は後ろの池にドッボーン!!
 散々な目に会ったフランソワちゃんの涙が可愛かった(^_^;)
 「信じられない! 私 帰る!」 いままで押しまくっていた態度はどこへやらすっかり腹を立てて帰ってしまうピンクちゃん でも誰に対して腹をたててたんでしょ?
 水の中でなら気付かれずに命令が出せるとばかりに潜ったままダイレクターで指令する星史、あの〜 ピンクちゃんもう帰っちゃってますけど……
 でも水中で喋ってて、ダ・ガーンとかセイバーズに 「済みません、良く聞こえないんでもう一度」なんて言われるんじゃないかと思ったのは私だけでは無いようで……
 一方、命令を受けたダ・ガーンとセイバーズがジェニファーに対する。チョロチョロが居ないのに現われたダ・ガーン達に驚くブッチョ、チョロチョロだと思った星史は池から上がって服を絞っている… フランソワちゃんに監視をやめさせた直後星史は変身、惜しい じゃ無かった 危機一髪だったね。ブッチョの我慢が足りないというか、勘に頼ると失敗するたちというか…ですね。
 ジェニファーちゃんには、一切の攻撃が通用しない! ダ・ガーンブレードさえ通用しないのだ
 こらこら、セイバーズに教えて貰うんじゃ無いよぉ 自分で考えろ自分で(笑)。
 と言う訳で 「フリーザーストーム」で凍らせたジェニファーをダ・ガーンがブレストアースバスターで一撃!!
 おいおい、隊長の許可無しにぶっ放していいのか? 最初はあんなに渋ったくせに あ、それとも一遍使って仕舞うとくせになってやめられないとか(^_^;) 

 そしてそして 翌日、ピンクにすっかり振られてしまった星史君なのでありました。
 ピンクちゃんは早速次の男の子に呼出をかけているし…
 隊長は前途多難……(^^;) でもピンクに振られたってことはチョロチョロのリストからはとりあえず外されたって事…なんだ…ろーね???。
                                 

ダ・ガーン15話

サーカスの秘密
脚本:五武冬史 作監:佐々門信芳 演出:福田巳津夫
ストーリー  

セブンチェンジャー、遂に登場!!
 見ていて展開が読めず、意外性に溢れてました。面白かったです。 無駄がないし。

 中国で不思議な虫が大発生した。そのニュースを聞きながら朝御飯を食べてる星史君、そこへ電話が鳴る。どうやらひかるとサーカスを見にいく予定だったようですね
 それにしてもアヤシサーカスって (あ)そびは(や)すらぎ(し)あわせから来てるんだそうですね。字面では「妖」っていうのを真っ先に思い浮かべたんですけどね〜私は(^_^;)
 一方、ブッチョはロボットに変形しそうな怪しい車、機械をリストアップしている。 コンピュータがリストアップした中から、さらに対象を絞るブッチョ、
 「選んだ基準はなんですか?」
 「俺様の勘よ」
 「では外れますね」
 うーん、御付きのサポートコンピュータってみんな主人に反抗的(懐疑的)に作られてるんかしら?
 でもしっかりダ・ガーンパトカーがあるあたり、勘は悪くなさそう。

 マジカル・ピンキーの素晴らしい空中ブランコのショーが終わって、楽屋へと訪ねてきたひかると星史、そこで玉乗りをやってみる星史、
 「頭より体のほうが自信あっからさ。」
 それって自慢になってないって(笑)
 ピンキーってやっぱりただたまたまアヤシサーカスにいるだけって感じですよね。 この感じだと。でもまだまだ謎だ。
 星史君玉に乗れたはいいが、今度は止まれない! 楽屋の中をを暴走してぶつかってやっと止まったぁ! 調子に乗るからこんな目にあうんだぞ。しかしその先には謎めいた扉が… わざわざ前に荷物おいて隠されていた扉、 中を覗きこんで見るとそこには地下?に降りる階段が…。これは何だ?
 「なにしてけつかんねん!このガキは!」
 ものすごい剣幕の団長、いったいどうしたというのでしょうか?
 「あそこは団長しか入れないの」
 ますます秘密の匂いが…(笑)

 誰も居なくなったのを確かめて、扉を開け降りていく団長、そこにはロッキングチェアにすわっているお人形がひとり。
 「お呼びやそうで…」
 「おそい!」
 おお、いきなりタカビーな態度。うーんコイツは何者だ? 上司のようだがオーボスではなさそう… 
 「馬鹿者! この無能者が!」
 「ノロマ、ボケ、カス、ただブクブク太ってるだけか! オロカモノが!」
 ううう、罵詈雑言を浴びせかけられてますねえ。後はお約束のお仕置がバリバリ!と…。あ、団長の姿が変る! そうか団長ってブッチョだったのか!!

 さて「つくし」でお昼御飯を食べようとした時 ダイレクターにコールが!
 ちゃんと『いただきます』とやってるひかるちゃんといきなりかっこもうとする星史君、躾の差がでてますね〜。
 「ちょっとトイレ!」でとっさにごまかす星史くん、
 「便は急げ!」 …ううみゅ…… クサイダジャレ(笑)
 シャトルセイバーからの連絡は怪物が中国に向かっているという知らせだった。 さっそくダ・ガーンに出動命令をだす星史だが、ダ・ガーンは誰かに見られているようで動けないという。確かにエリザベスちゃんか彼を見張っている…。
 出動できないダ・ガーンを連れ出すために星史が考え出した手は、これはびっくり!

 ジェットセイバーに公道走らせて、根元さんにダ・ガーンパトカーで追いかけさせるとは…(笑)
 悪知恵はよく働くんだなぁ その場しのぎだけど。
 しかし、根元さんもなんですねえ、大ボケかましてますね、
 「そこのジェット機、すみやかに端によせて停まりなさい!」
 「こらぁ ジェット機が通り走っていいと思ってるのか! 免許書見せて。」
 おいおい、それより先にジェット機が公道走ってるっていう異常事態に驚かんのか(笑)?

 でもなんでランダーズじゃなかったんだろう? ああそうかランダーズじゃ空飛んで逃げられないもんね。
 しかしブッチョさん、貴方の感覚は正しい。
 「交通違反のジェット機を追いかけています。」
 そりゃあ 信じられないよなぁ。そんなの。 映像送ってこなきゃ。 まんまとダ・ガーンを連れだし(根元さん可哀想(^_^;))、セイバーズと共に中国へ向かう。
 未完成な装甲獣とはいえ、なかなか強く、ダ・ガーン達の攻撃エネルギーを吸収し巨大化、分裂した。おまけにブッチョもダイアンちゃんをコントロール出来なくなり、操縦席が押し潰される!
 なんとか装甲獣の体内から脱出したブッチョ、前を見れば探し求めていたチョロチョロが! ここぞとばかりに星史に迫るブッチョ!
 「声からすると男だな?」
 「あ〜ら 男だなんて このオデブさんはぁ」 とっさにしな作ってしまう星史君なかなかナイス!(笑) うまいね〜。でもオカマにしか聞こえん(^^;)
 一方、ダイアンちゃんの相手をしているダ・ガーン、攻撃が通じず、近くに寄って格闘しようとすれば溶解液ににやられてしまう。
 「最後の手を使おう」
 ふみゅ、ダ・ガーンXも冷凍技使えるんだ。でも隊長の許可無しにつかっていいのかぁ? まあ隊長はブッチョに追いかけられていてそれどころじゃないけど(笑)。
 「セイバーウィングカッター!」
 うーん かっちょええなぁ。

 そして遂に崖っぷちへ追い詰められる星史、危機一髪!
 「助けて ダ・ガーン!」
 星史は足を踏み外して崖下へ!!
 遂に仕留めたとばかりに、崖っぷちへやってくるブッチョ、そこへ崖下から星史を肩に乗せてゆっくり現われるダ・ガーンX!! むちゃくちゃかっこいい!!
 「地球に悪なす者は許さん」
 「キャプテンに手出しするとは許せない奴だ」(オィオィ スカイセイバー、君の優先順位のトップは地球じゃなくて星史なのか(^_^;))
 そこへ飛んでくるミサイル!!
 グリフォン形態からジャガー形態へ、ブッチョをくわえて、人型に!
 「私の名はセブンチェンジャー」
 おおお、ドライアス様とか一瞬思ってしまいました。いや顔が似てたんでつい…
 そしてジェット機形態になっていずこかへ…
 新しい敵なのか… なぜ彼はダ・ガーン達と同じ様に意志を持ち話す事が出来るのか? まだまだ予断ならない展開になってきそうですね。

 書いてるときりがないですね、今回の話は。謎の出し方、意外性、見せ方どれもほんと面白かったです。


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