ストーリー・感想 41話〜46話


ダ・ガーン41話
大接近!オーボス星
脚本:五武冬史 作監:直井正博 絵コンテ・演出:杉島邦久
ストーリー  

 
 オーボス星が遂に地球軌道上にまでやってきました。
 GDOから協力を要請された星史と勇者達はヤンチャーやセブンチェンジャー、ひかる、螢、ブッチョ達とオーストラリアに向かいます。そしてエアーズロックの地下には新しい解放点が!
 いやぁほんとに高杉大佐って凄いですね。地球を守るということについてしっかりした信念を持っています。かっこいいな。さすがGDOの上官!
 
 GDOの呼出しに応え戦闘機の後に付いて飛ぶG・ダ・ガーンGXとセブンチェンジャー、そして海上にはビックランダー、あれセイバーズはどうしたんだろ? 待機かな。
 オーストラリアに向かう途中、お互いにこんな事になるなんて思ってもみなかったなんて言い合いっこしてます。螢ちゃんだけか、何もいわないのは(^_^;)。
 
 でもひかるちゃんは立ち直りが早いですね。でも憧れてた隊長さんが身近にいた星史君だったのは嬉しいようながっかりしたようなというのは、その気持ちわかるぞ(^_^;) でもこれでひかるちゃんも晴れて仲間入り、星史君も独りじゃ無くなってきました。いっしょに頑張れる仲間、思いを共に出来る仲間がいるというのはいいものですよね。
 一方、緑が浜では春夫さんにつくしさん、美鈴さん、ばあやさんが根元さんを囲んであれから行方の知れない子供達の心配してます。そこへ電話が! つくしさんてなかなか度胸ありますね。螢ちゃんを心配してるばあやさんは普通のばあやさんだし。
 それはオーストラリアに居るというひかるからの電話、オーストラリアってどこにある店なの?って聞くつくしさん、そーですよね、ほんとにオーストラリアだと思わないよねフツーは。取り敢えずみんなの無事だけ知らせて電話を切るひかるちゃん、 無線が国際電話になっちゃたのはきっとシャトルセイバーあたりが中継してくれたんですね、きっと。
 
 海上で真っ赤に染まった空、海を渡る蝶の大群、イルカの群れ、何かから逃げようとしてるかのよう…。イルカをしらないヤンチャーくん。ヤンチャーの星にはコウモリはいてもイルカはいなかったのかぁ。ビックランダーの行く先を様々な生き物達が見つめています。
 オーストラリアで出迎えに現われる高杉大佐、星史君とヤンチャーは正体がばれないようにキャプテンスーツに着替え(^_^;)です。まんなかで目をパチクリさせてるひかるちゃんがいいな。
 ブッチョは螢に一緒に逃げようと何度も言うけど、螢はどこへ逃げてもいっしょと応じません。ブッチョがこんなに逃げたがるのはオーボスがそれだけ恐ろしい存在なんだからでしょうね。
 「ちゃんと紹介してくれよオ」と言ったくせに、「俺の子分が世話になった」といきなりかますヤンチャーくん、ナイス。でもそのあと星史君にポカリとそれなりの報いが(^_^;)。
 あ、ひかるちゃんが見つかってしまった。あわてる星史君、「敵に襲われてた所を保護したんです!」ととっさの言い訳(^_^;)。何にも考えて無かったのかな〜?
 でも説明する手間が省けたと言ってるところを見ると、いきなり見つかって段取りが狂っちゃただけか。螢ちゃんは見つかんなかったみたいですね。
 お父さんと共に解放点があるらしいエアーズロックの地下へ向かう星史とヤンチャー敵の目をごまかすために地下道を作ったと言う大佐に対してオーボスならすぐに見つけてしまう…とヤンチャー、そこで、ヤンチャーはオーボスに滅ぼされた星の生き残りだと答える星史。
 着いた先にはレッドロンアイが!しかも反応している。ここはやはり解放点だったのだ。これで4つめ。後ひとつは…?
 
 地上へ戻る途中コウモリの群れに出くわす星史、そこでいきなり「小手!」の高杉大佐、ちゃんと受ける星史君さすが鍛えられてるね(笑)
 しかしそのあとの「少しはこてえたか」のギャグを飛ばす高杉大佐、どうやら星史の正体はバレてたみたいですね〜。私はきっと緑が浜のときからすでにバレてんじゃないかと思ってますけど。そういうことは鋭そうだから、高杉大佐。
 ビックランダーのなかでブッチョは再三逃げようと螢に言うもののやっぱり同意して貰えなくて、ひかるに言っても男だったら度胸決めなさいよ!と一喝されるだけ。
 こんなブッチョが男になれる時はくるのでしょーか?
 
 一方GDOの高官達と話し合う星史とヤンチャー、「心をひとつにして戦おう」という申し出に、「いいけど…ダメかもしれない」とヤンチャー。
 「心をひとつにして戦うのはいいけど… オーボスには勝てないかも知れない…」
 ヤンチャーはオーボスの強大さを知っています。改めてこの危機が重大である事を思い知らされる高官たちや星史。そして伝説の力とその伝説の言葉について話す星史君。その力が発動しないことにはオーボスに勝てる見込みはない…と。
 そんな最中、逃げ出そうとしていたブッチョが見つかって基地は大騒ぎ!
 なんとか8人一緒になって犬を撃退した(なんか逃げてくワンちゃんの表情がカワイイな)ブッチョ、だがGDOはブッチョを引き渡せと迫る、杓子定規というか頭がカタイというか。狭量ですね。
 ブッチョの一件でややこしくなってしまった話し合い。そんなら協力はしないと席を立った星史とヤンチャーに高杉大佐の一喝。
 今はお互いのワガママで意地を張っているときではない。地球の全てを守るために本当に心をひとつにしていかなければならない。
 「星と願いを共にせよ」ってこういうことなのかな。
 そして高杉大佐が出した提案とは『和平交渉』、戦うだけが地球を守ることではない、軍隊は戦わないことが第一の任務なんてほんとサスガです。ソマリアに多国籍軍派遣した人達もそんなこと考えてくれているんでしょーか(^_^;)?
 そんな最中オーボスが遂に攻撃を仕掛けてきました。そしてシアンに捕われるG・ダ・ガーンGXと星史、高杉大佐、そしてこのままオーボス星へ乗り込もうとする。でも星史君だけ逃がそうとする高杉大佐、しかし星史君はついていきます。
 
 次回予告、この緊迫した状況の中であの高杉大佐のバルタン星人はいったい何?
                                   
                                

ダ・ガーン42話

出現!伝説の力
脚本:平野靖士・志茂文彦 作監:久行宏和

絵コンテ・演出:関田 修

ストーリー  
  
ついに伝説の力が発動し、その力の片鱗を見せてくれました。
 オーボス星へむかうシアン、シアンて不定形生物なんですかねえ。
 オーボス星に連れてこられたダ・ガーンと星史と高杉大佐を迎えたのはビオレッツェでしたが、高杉大佐はさすが年の功(^_^;)、はったりかけて取引するのが巧いですね〜 星史君ははったりが利かなくてビオレッツェに相変わらずバカにされてますけど、前回よりは言うことましになってますよね。地球と自分達の関係とか言えるようになったし。
 
 そして高杉大佐は星史に自らの態度(生きざま)を示すことによって教えています。
 地球を守るということはどう言うことなのか、何を守るべきなのか、戦うとはどういうことなのか。
 「はったりではない これは冗談だ」 真面目な顔して言われるとどう反応したらいいか困ってしまいますね(^_^) 高杉大佐て貫禄あるからはったりがとおっちゃうのね。
 ニブイ V(--)V 奴だ って そーか先週の予告のバルタン星人はこれだったのね。
 その冗談にウケたのはなんとオーボス本人、しかし彼が伝説の力を追い求めていた訳は…なんと退屈しのぎ!!! それには星史も高杉大佐も唖然としてしまいます。
 オーボスはそのためにヤンチャーの星やその他多くの星を滅ぼしてきたのです。
 ほんととんでもない奴ですね。オーボスは長い時間を生き、全てのことをやりつくし、知りつくし退屈しきって生きることに飽いてます。オーボスには未来はないのです。そして同じ様にこの宇宙の未来も食い尽くそうとしているのです。
 そして星史君には反対に未来があります。未来は無く終焉のみを待ち望んでいるオーボスと未来があり限りない可能性を持っている星史と、対照的ですね。
 地上ではランドバイソンが南米で待機中のセイバーズを呼び出しオーボス星へ向かいました。そーだよね、大事な大将の危機だもんね。ヤンチャーとセブンチェンジャーも星史達を助けに向かい、ピンキーやレッドロン達と戦闘に入る。
 
 一方、伝説の力を渡せ!と迫るシアン、オーボスの目的のあまりのひどさに伝説の力を渡すことを断る大佐、シアンは二人を痛めつけます。
 おお、シアンが竜に変形したぞ、まるで宇宙竜ナースのやうだ(^_^;
 「星史!来るな!」
 大佐も星史に未来を託したのです。ボロボロになりながらもしっかり立って星史に向けたVサインがかっこいいです。(T_T)
 
 雨の中で祈る螢、そしてその輪は地球全体へと広がっていく、ひかるが、つくしが春夫さんが、ばあやさんが、美鈴さんが、根元さんが全ての人が、生き物達が ヤンチャーが、助けて欲しい…、地球に生きる多くの命を、そして星史君を…
 そして願いがひとつになったとき、願いを共にしたとき地球から黄金の光が!!
 その光はG・ダ・ガーンGXを包みこみ黄金のダ・ガーンが出現しました。
 オーボスは傷つき一旦退きます、高杉大佐を捕らえたまま…。


ダ・ガーン43話

隊長、命令を!
脚本:川崎ヒロユキ 作監:平岡正幸(キャラ)
高谷浩利(メカ)
演出・絵コンテ:大庭秀昭
ストーリー  

  
 お父さんを救えず、落ち込んでしまった星史くん、OPナレーションも悲痛な感じです。ここに来て地球を守るということがあまりにも大きく星史君の肩にかかって来ました。そしてたった一人の人間すら救えなかった自分にすっかり隊長としての自信を無くしてしまいます。自分を信じられなくなってしまったのですね。
 信じるということは力です。自分を、あるいは他人を信じてあげることは大きな力になります。
 いいシーンがいっぱいで見応えがありました。
 
 オーストラリアのGDO本部で美鈴さんは星史君はいなかったと告げられます。
 そして高杉大佐が連れ去られてしまったことも。
 星史君達は緑が浜に帰って来ました。星史君は慰めの言葉に耳も貸そうとしません。
 力んで伝説の力を発動させようとするビッグランダーがけなげじゃありませんか。
根元さんは行方不明だったパトカー、おまけに誘拐されていたひかるちゃん達が帰って来て一安心。
 でも星史君は沈んでいます。それを心配して帰って来たことを素直に喜べないひかるちゃんでした。優しいですね。
 
 一方オーボス星ではビオレッツェがオーボスが自分に声をかけてくれない事でやきもきして廊下を歩いていて誰かとぶつかってしまいます。落ちる仮面…それは醜く年老いた姿になってしまったピンキー! ピンキーはオーボスに若さをもらって生きて来たのです。先の戦闘でオーボス星が傷つきピンキーは若さをもらえなくなってしまったのでした。ビオレッツェはオーボス様の聞きたい事があるからついでにあんたの事も頼んであげる…と。マジで惚れてるんですね。
 
 「私は 信じているから」 螢ちゃんは信じています。地球が選んだ星史君を。
 星史君はふさぎ込んだまま、折角ひかるちゃんが作ってくれた料理にも手もつけません。
 「もう たくさんだ…」
 つくしを飛び出していく星史、ヤンチャーとひかるが後を追いかけます。そしてそれを見つけた美鈴さんもあとを追いました。
 「俺は父さんを守れなかった そんな俺が地球を守るなんてはじめっから無理だったんだ。何が地球を守る勇者だ、何が伝説の力だ… 父さん一人助けられなくて何が伝説の力だ、畜生 どうして俺なんかを隊長に選んだんだよ!」
 星史はダイレクターを投げ棄ててしまいます。隊長の証しを! 地球を守る事を止めてしまったのです。
 そんな星史君に飛ぶひかるちゃんのビンタ!(王道(^_^;))
 今まで信じて来たのに、今まで頑張って来たのに、ここであきらめてしまうなんて卑怯だと、
 その一部始終を木陰で美鈴さんは聞いていました。
 『失う恐さ』 星史君は自分の大切なものを守りきれなくて失う事が恐くてたまらない。
 オーボスの姿をのぞき見て驚愕するビオレッツェ、それは彼が信じていたものとは程遠いものだった。
 
 ピンキーは単独で攻撃を仕掛けて来ました。命令のない勇者達は動けません。
 迎撃に向かうヤンチャーとセブンチェンジャー。
 でもみんな星史君を信じています。きっと隊長として戻ってくる、そしてみんなを守ってくれると。ヤンチャーもひかるも勇者達もそして螢も…
 家に帰ると美鈴さんがカレーを作っています。星史の苦しみに気付かなかった自分、いままであまりにも自分の事(仕事とか)だけに多くを割いていた(といったからといって星史君をないがしろにしていた訳ではないけど)自分に気付いて改めて親子のつながり、心はつながっていてもやっぱり触れ合う事が大事なのだと思ったようです。星史の苦しみを受け止めるのは母親である自分しかいないと。
 そして隊長と言う責任を放棄してしまった星史を怒るでもなく、今度は母親である自分が星史を守る番と。外ではピンキーの攻撃が続いています。
 泣きながら抱き合う二人、美鈴さんは星史くんをしっかり抱き寄せていますが星史は気付きました。母さんの体が震えているのを。それでも星史を守りたいという気持ちが恐怖を押さえているのだと。大切な何かを誰かを守りたいという気持ちも力ですね。
 星史君は恐れや苦しみをぶちまけたらすっきりしたようです。
 ドアの外にはひかるちゃんがダイレクターを持って立っていました。
 ダイレクターを受け取って、キャプテンスーツ姿になる星史君。
 「俺はもう泣いたりしない。かあさんをひかるをこの街を、いや地球の全てをこの  手で守ってみせる。父さんだって必ず助けだしてみせる。それが隊長である俺の使命なんだ」
 そして命令を下します。
  「来い! ダ・ガーン!」
  「緑が浜を守るんだ!」
 
 ピンキーはダ・ガーン達と捕らえ、地球の半分を吹き飛ばせるほどの爆弾を積んだキラードールと共に葬り去ろうとします。絶体絶命! しかしそこにあらわれたのはシアン、伝説の力を手に入れるまでダ・ガーン達を破壊するなと命令を受けているシアンはピンキーの勝手な行動に怒りピンキーの宇宙艇を攻撃します。そしてキラードールをバリアで包んで爆発を押さえてしまいました。
 墜落していくピンキーをビオレッツェの宇宙艇が追いかけていきますが爆発の余波でビオレッツェの宇宙艇も傷つき落ちていきます。
 そして傷だらけの体で海岸にたたずむ二人… このままではもうオーボス星には戻れない。
 星史もまた決意を新たにするのでした。
 

ダ・ガーン44話

決戦 オーボス星
脚本:平野靖士 作監:久行宏和 絵コンテ:菊池一仁
演出:大畑清隆
ストーリー  
 
  
 OPナレーション、前回とうって変わった雰囲気です。決意にあふれてます。
 なんか見終ってから嬉しくて涙が出そうになりました。
 星史君はやっぱり火鳥にーちゃんの跡継ぎだったんだねと。
 信じて、信じぬく事によって人を変えることができる…こういうの好きなんですよ。
 星史君は自分が一人で戦っている訳ではない事に気付きました。星史君には彼と想いを共にしてくれる人達がたくさん居るのです。
 そしてピンキーも想いを分かちあって生きる事の喜びを知りました。彼女も独りぼっちではなくなりました。
 なんかここに来て人間が大きくなった星史君です。以前星史君には悟って欲しくないって言いましたけどそれは星史君に螢ちゃんみたいになってもらうと困っちゃうなと言う事で、私達は螢ちゃんには決してなれないと思うけど星史君にできる事なら、星史君にわかる事ならきっと私にも…って思うんですよね。
 大変だ〜とばかりにブッチョに連れられて螢の家に来てみれば、 螢の家にいたのはなんとビオレッツェとピンキー、二人ともボロボロです。
 そしてあまりにも変わり果てたピンキーの姿に驚く一同。
 ピンキーは心を閉ざしてみんなの思いやりを拒否しています。
 「同情じゃないわ… 同じ宇宙に生きているから…」
 「そうよ みんなお互いにかばいあって生きているんじゃない」
 ビオレッツェは星史に取り引きを持ち掛けます。高杉大佐の居所を教えるからオーボス星へ連れていって欲しいと。
 星史は勇者達に集合をかけます。しかしダ・ガーンは根元さんが洗っている。どうするのかとおもいきや
 「かまわない 根元さんに挨拶して合体して出て来い」
 とうとう根元さんに正体を明し、礼儀正しく挨拶して出かけるダ・ガーン 根元さんの反応がカワイイ(^^; でも知らなかったのは根元さんだけなんだよ。
 おお、この曲はドラマCDに入っていた星史とダ・ガーンのデュエットだぁ!
 一方、地球へとむかうレッドガイストとシアン それと入れ違いに二人を連れてオーボス星へと向かった星史とG・ダ・ガーンGX、ランドバイソン、ペガサスセイバー そしてヤンチャーとセブンチェンジャー。
 火星軌道にオーボスはいました。しかし侵入に対して何の反応もありません。
 でもオーボスは気付いていたのです。わざと侵入させて面白がってたのですね。
 ビオレッツェは自分達がオーボス星に戻りたかった訳を話します。それはピンキーの為だったのです。でもピンキーは希望を失って捨て鉢です。
 「困った時はお互い様っていうだろ」
 同じ宇宙に生きている命だから、その命を救うためだから星史君は頑張るのです。
 ビオレッツェの案内で高杉大佐の囚われている場所へ向かう星史達、
 「バケツにいらずんば、ゴミを得ず」 ほんとになんだぁこりゃ(^_^;)。
 落とし穴に落ちた星史とヤンチャー、落ちた先で高杉大佐との再会です。よかったねという間もなくオーボスの高笑いが。今度こそ伝説の力を渡せと迫るオーボス。
 オーボスがダ・ガーン達に気をとられている間にピンキーにエネルギーを与えるビオレッツェ、ピンキーは若返っていきます! 変身能力も返してやりました。
 しかしオーボスに気付かれてしまいました。
 ピンキーを逃がし、オーボスに挑むビオレッツェはダ・ガーン達を解放する。
 命を心をもてあそぶオーボス、とんでも無いやつです。
 オーボスってほんとどんな姿をしてんでしょね、二昔前ならきっと脳味噌だけとかいうネタなんだろうけど(それをハズして巨大な心臓とかいうのもあったな(^_^;))
 自分を省みずピンキーを脱出させようとするビオレッツェにピンキーは聞きます。
 今まで自分のことしか考えてなかったピンキーは、他人が自分のためにこうも想いを向け、行動してくれるのかが理解できなかったのですね。
 同じ宇宙で生きる、同じ空気を吸い、同じ爽やかな風を感じたり 泣いたり笑ったりすること。
 ビオレッツェはオーボスにネコの姿のままにされてしまいました。それを抱き上げるピンキー
 「ばかね なんで戻ってきたのよ」
 ピンキーにもやっとわかったようです、一人で、他人とのつながりなんか無視して生きていく事がどんなに空しく淋しい生き方だったのかいうことが。
 ピンキーの顔も穏やかな優しいものになりましたね。そして彼女はネコになったビオレッツェと共に宇宙の彼方へと去っていきました。


ダ・ガーン45話

地球絶体絶命
脚本:平野靖士 作監:直井正博

絵コンテ:富永恒雄
演出:杉島邦久

ストーリー  

  
 高杉大佐を救出し地球へと戻って来たダ・ガーン達と星史、だがオーボスはついに地球の解放点をすべてヒットさせ、大地が裂けて行く!
 そして最後のひとつは… 緑が浜!!
 ファイバードの時に比べて押し潰されそうな悲壮感は感じませんけどそれは星史君が信じているからでしょうね。きっとオーボスに勝てる!と。
 地球に到着したシアンとレッドガイストほ予定の行動に移ります。
 確かにレッドロンの態度はおとなしすぎますね〜 うーみゅ態度が悪いとかいってオーボス様にお仕置きくらったんでしょーか?(^_^;)
 螢の家で伝説の言葉を聞かされる美鈴、ひかる、ブッチョ。
 生きるもの全てが願いを一つにし、想いを共にする事が地球を救う事になるのだと。
 そしてみんな自分ができる事が何かを知りました。
 生きたいと願う事、誰かを助けたいと思う事、そして信じる事 それらは大きな力となって伝説の力を呼び起こすのです。
 地球に向かう途中で高杉大佐と星史はなぜ星史が選ばれたのか話し合います。
 それは子供達には未来があるからだと。物事を見る目にこだわりなんかなくて無限の未来を信じることができるからだと。
 緑が浜に攻撃をかけるレッドロン そしてとうとう最後の解放点が見つかってしまいました。中国も温泉も日本海溝も地球が緑が浜を隠す為になんとかごまかしていたのですね。そうだったのか。
 伝説の言葉を伝え世界中の人間が想いを願いを共できるよう放送局へと向かった美鈴さん、ひかる、ブッチョ。ところが郷上大佐に見つかってしまいました。
 伝説の言葉を世界中に伝えようとする美鈴。逃げ出そうとしていたスタッフ達を叱咤激励します。
 そこへやって来た郷上大佐は伝説の言葉の放送を止めさせようとする。軍に持ち帰って分析してからだと… こういう頭の固いオバカさんがいる限りなかなか人間達の心が一つになるのは難しいですね。
 螢ちゃんさえもが叫びます 「時間がないの!」
 レッドロンと相見るセブンチェンジャー、激しい対決が始まりましたが、パワーはレッドガイストの方が上、さすがのセブンチェンジャーも苦戦です。
 戦いながら解放点を探し当てるレッドロン、余裕ですね。
 「緑が浜…」 螢ちゃんも気がついた(知っていた?)ようです。ここに解放点があると言う事を。
 オーストラリアへと向かったG・ダ・ガーンGXはGDO本部に激しい攻撃をかけている円盤を撃破。
 GDO本部で帰還報告をする高杉大佐と星史君。敬礼されて思わずかっこつけてその後照れてるのがカワイイ。
 伝説の力が発動した時、動物や植物達が祈るような行動を示し、そして星史や大佐の事を知っている人達はみな祈るような気持ちだった。
 だけどそれは地球全ての人達の気持ちじゃなくてごく一部だった、だから伝説の力も少ししか発動しなかったんですね。
 地球に生きるみんなが心を一つにする…
 言葉で言うのは簡単だけど、人間の中にはこの危機に及んでも真実が見えず身勝手で自分の事しか考えていないもの達もいる…
 正体をとうとう明かした星史君、しかしそこに驚くべき報告が!!
 アフリカの解放点が再び解放された! ビックランダーとジェットセイバーが地割れを塞ごうとする。おやジェットセイバーがソード使ったのって久しぶり(若しかして初めて?おぼえてないや)かな。
 光の洞窟では、ジャンボセイバーとドリルランダーが 南米のアマゾンでは シャトルセイバーとターボランダーが、 エアーズロックにはホークセイバーとマッハランダーが向かった!
 そしてあと一つは…? 敵は知っているのか? 敵は星史の知らない解放点を知っていたのだから最後の一つを知らないとは限らない。
 未来を信じてる星史君は強いです。父さんに送ったVサイン。高杉大佐もVサインを返します。お互いの信頼が心のつながりか見えるいいシーンだなぁ。
 なくしそうになってから地球の大切さ、かけがえの無さ、地球あってこその自分達の繁栄だったことが、過去からそして未来にわたってあらゆる生命達の存在であることに気付いた人達、それがみんなに伝われば地球は救われるかもしれません。そしてその気持ちをいつまでも忘れないようにしなくては…
 日本では美鈴さんが伝説の言葉を世界中に放送しています。うーん衛星回線は生きてるんですね〜
 GXバスターすら弾き返すシアン ついに4っつめの解放点がヒットされた!!
 ホークセイバーとマッハランダーは亀裂を塞ぐべく地中に消えた!
 第5の解放点もとうとうシアンとオーボスに知られてしまいました。
 シアンにいいようにされるG・ダ・ガーンGX!
 オーボスは解放点を刺激して地球を追い込めばダ・ガーンが伝説の力を発動すると思っているようです。なんか火事場のバカ力というか、窮鼠猫を噛むというか、そーゆー風に考えてんでしょうかね〜
 でも星史君はあきらめません。
 「俺は信じる 絶対に未来を信じる 新しい道はきっと開けるんだ!」
 そしていまここに地球のすべての生きとし生けるものの想いが一つになろうとしている… 残るは人間達だけ…


ダ・ガーン46話

風の未来へ
脚本:平野靖士 作監:平岡正幸

演出:森田風太

ストーリー  


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