ストーリー・感想 36話〜40話


ダ・ガーン36話

秘められた伝説
脚本:平野靖士 作監:石田敦子 絵コンテ:菊池一仁
演出:菱川直樹
ストーリー  

 
 ヤンチャーくんの秘められた過去が明らかになりました。そして伝説の力の手懸かりも…
 プラネットエナジー解放メカは止められなかったものの海底火山が出来ただけ…ここは解放点ではなかったのでした。ふう、危機一髪だったね。
 「温泉とおなじか…」 レッドロン閣下はひょうひょうとしたもんです。
 これが以前だったらねえ…
 日本への影響は地震だけだったようです。
 王子を安全な場所へ…というわけで海中を進む勇者たちとセブンチェンジャー、ところが星史くんは生理現象をもよおしてしまいました。隣に座ってるのが螢なもんで口に出しては「オシッコ」と言えない星史君、でもでもあんな我慢のしかたしてりゃばれますって。それにしては螢ちゃんは不思議そーな顔してますが(笑)
 というわけで手近な無人島に上陸した星史君、変身を解いて立ちション(^^;)
 ヤンチャーくんもやってきて連れションになってそして飛ばしっこになってしまうんですがまだ小さいヤンチャーくんはちょっと力不足(笑) 勝った!と喜んで上を見上げた星史君は上から覗きこんでるダ・ガーン達と視線がバッタリ、慌てて前を見ればそこには螢が! みーんな見ていたんですね〜。ほらヤシガニさんだって見ているぞ。
 螢に顔を見られて思わず言い訳しちゃう星史君、後ろから椰子の実投げ付けるヤンチャーくんがかわいい。
 海へ出てみればそこにはペンギンさんの群れが…ペンギンに突き飛ばされて海へドボンの二人ですが ホントこの島どの辺りにあるんでしょ(笑) わたしはガラパゴスかと思いましたが…そうすると日本海溝から太平洋を渡ってしまったんでしょうかね〜 そうでなかったらオーストラリアとかニュージーランド近辺かな?
 素っ裸で魚やペンギンと泳ぎ回る二人、うんうん裸の付きあいかぁ。お互いを理解するにはこいつが一番!ね(笑)
 そこへシャチがペンギンを襲う! ダ・ガーンにペンギンを助けろ!と命令する星史君ですが、螢は「ダメ!」と叫びます。でもほんとになんでダ・ガーンは彼女の言うこと聞いたんでしょ?
 ペンギンはシャチに食べられてしまいました。助けさせなかった螢をなじる星史君ですが螢ちゃんは
 「自然の摂理を壊してはいけないの… 残酷だけどシャチはペンギンを滅ぼそうとしている訳じゃない。これはこの地球で生きているもののさだめなの」
 星史やヤンチャーは目をつぶっていて見ていなかったわけですが螢ちゃんは正視していたのでしょう。星史もヤンチャーもほんとは見ていなきゃいけなかったのかも知れませんね。自然を見て触れて初めてそれらをわかることが愛することができるんではないかと思います。命の輝きを知るってことはそういう事じゃないのかな。
 この島には星史とヤンチャー、螢しかいないのではなく様々な生き物達がいました。
 そしてみんなみんな彼らを見つめていた。
 『星とさだめを共にするものたちよ
   星と想いを共にせよ 星と願いを共にせよ
    黄金の光集い来て 新たなる道を照らすであろう』
 ヤンチャーの過去を話すセブンチェンジャー、勇者の石はヤンチャー家に代々伝わってたんですね。セブンチェンジャーは神殿の像に宿ったものだったのね ヤンチャーがオーリンを託されたシーンは星史君のそれと同じですね(あ、逆かな(^^;))
 でもセブンチェンジャーが目覚めた時はもう遅かったのです…… 星は破壊されプラネットエナジーはオーボスに奪い去られてしまいました。オーボスはブラックホールみたいなヤツですね。
 しかし今回ランドバイソンのセリフはみーんなイカしてるなーー。服買ってやれよとか… 着たきりスズメとか… でも粗雑な様にみえて結構気が付くところもあるんですね、ランドバイソンって(^^;)
 ヤンチャーの使命って国を再建することなのね。勇者の石がはめ込まれていたプレートを取りだして見つめるヤンチャーくん。
 伝説の力について話し合う星史とヤンチャー、ヤンチャーも伝説の力の存在は知っていてもそれがいったいどんな物かまでは知らないようです。果たしてこの地球に伝説の力はあるのか…? そしてヤンチャーの星ではなぜ伝説の力が発動しなかったのか…それは星と想いを共にする時間、星と願いを共にする時間が足りなかったのだとそして地球にはその為の時間はまだ残されている…と螢ちゃん。
 そこへ敵がやってきた!! で次回に続くのでした。
                                   
                                

ダ・ガーン37話

俺たちの惑星
脚本:平野靖士 作監:直井正博

絵コンテ・演出:杉島邦久

ストーリー  
  
 ちとノリというか話の流れが悪かったかな? 前々回のセブンチェンジャーの処刑からブッチョの撃破、そして一気にビオレッツェの戦艦の撃破と続いているんですけど間でいろいろあったもので…詰め込みすぎって感じもしますね。
 そして遂にあのビオレッツェさえも怯えるオーボスの親衛隊が登場!しました。
 敵が現われた! それは単独で出撃してきたブッチョだった!
 忘れもんだ!と服を取りにいくヤンチャーくん、そうだね大切な一張羅だもんね、おまけに由緒正しいものらしいし。でも自分のしか取ってこないところがヤンチャーらしい(^_^)
 ヤンチャーをモニターで見て驚くブッチョ、そうかブッチョ達の前に姿を現わしたのはこれが最初ですね。おまけにそのチビがセブンチェンジャーに乗り込んだのを見てさらに驚いてます。攻撃を始めるブッチョ、その煽りで星史君の服は海の中へ!
 「ランドバイソン! 俺の服を拾っといてくれ」
 だがそこで星史はもっと大事なことを忘れてた事に気付きます。そうです、螢ちゃんのことをすーっかり忘れていたのでした。
 そしてもっと大事なことに気付いてはいません。ブッチョの攻撃でペンギン達や魚やシャチや、その他多くの生き物達が死んでいったり傷ついていってる事を。
 ペガサスセイバーがバリアに捕われ、グレート・ダ・ガーンGXもバリアに捕われセブンチェンジャーさえも捕われてしまう。一方ブッチョも螢に気付き、地上で螢を助けようとしたランドバイソンは装甲獣を撃とうとして螢に止められてしまう。
 「やめて!!」
 「聞こえないの… 彼等の悲鳴が」
 ランドバイソンの耳に届いたのは動物達の悲しげな悲鳴…、でもそれに気を取られている間にブッチョに捕われてしまいました。
 「動物達の悲鳴…!?」
 耳を澄ますダ・ガーンやペガサスセイバーやランドバイソン、セブンチェンジャー、そして星史とヤンチャー。確かに聞こえる… 悲しげな声が…
 「動物だけじゃない、星の悲鳴だ。」
 螢を助けるために海へ飛び降りる星史君、鼻つままなくてもヘルメット閉じればいいのに〜(^_^;)
 ブッチョはジュラルディンちゃんこと螢の前に姿を現わします。ブッチョを静かに諭そうとする螢、ブッチョは螢ちゃんの説教攻撃にたじたじです。でもそれは螢ちゃんがブッチョの本心を見抜いているからなんですけど。だけどそれを認めようとはしないブッチョ。
 「風の声を聞いてご覧なさい、命の声が聞こえるはず… 輝きに満ちた生命の声が」
 言われたとおりに耳を澄ますブッチョ、風の音、海の音、命達の声無き声…ブッチョの表情が輝きます。彼は命の声を聴くことができたんですね。
 そこへ現われたのは我等が星史君、ブッチョを一人捕らえた! へええブッチョって一心同体なのか。
 「やめて」
 「私たちは同じ宇宙に生きている命なの… 無益な争いはもうやめて…」
 螢は星史にやめるように言いますが、星史はブッチョを放したら何するかわかんないといって断固放しません(^_^;) 螢はもう大丈夫よねってブッチョに言いますが思わず「それは…」というブッチョ、正直というか素直というか迷ってるというか、螢ちゃんの前では調子狂っちゃうというよりも見透かされて素直になっちゃうんでしょうね。
 
 その間にヤンチャーはブッチョの装甲獣に飛び移った。触手の上を尺取り虫みたいに進むヤンチャーくんがかわいい。ちょっと乱暴だけどなんとかバリアを解除したヤンチャー、さあ反撃開始! バリアが消えた途端に落こっちるランドバイソンとそれをすかさず助けにいくペガサスセイバーのコンビネーションがナイス!
 隙を見て星史を七人がかりで飛び掛かって捕まっていた一人を助け出して逃げ出すブッチョ達、だけど星史はまた何とか一人捕まえます。でもその一人にも猫キック(そー見えたんだってば(^^;))かまされて逃げられてしまいました。
 
 ブッチョの装甲獣が撃破された! 今回は脱出カプセルは間に合わなかったのかな?
でも破片と共に落ちていくブッチョ達、螢ちゃんの表情が安堵に変わります。螢ちゃんは戦いの一部始終を目を背けること無くしっかり見てるんですね。
 海に落ちたブッチョ達、一人足りない!と大騒ぎ。近くを通りがかった船に乗ってるに違いないと追いかけていきますが はてさて大変な事になってしまいました。
 ブッチョを撃破しビオレッツェに借りを返しにいくセブンチェンジャーとダ・ガーン達。悠然と構えていたビオレッツェでしたがまさかダ・ガーン達がブッチョを撃破した勢いで自分をやっつけにくるとは思っていなかったんですね〜
 「あら いやだ」の一言がそれを現わしてます(笑)
 迎撃に現われたレッド・ガイスト、確かに3対1では卑怯ですね(^_^;)
 悲しげな表情で戦いの一部始終を黙ったまま見つめている螢。
 「分かってる 同じ命って言いたいんだろ? だけどさ…」
 「地球でもみんな生きている 俺達はそれを守らなきゃならないんだ。」
 螢ちゃんは何も言いません。ダメともやめてとも言わないんですね。ここでは。
 セブンチェンジャーはまっすぐビオレッツェの戦艦に向かいますがビオレッツェもなかなか強かで容易に戦艦には近づけさせません。助けを呼ぶヤンチャーですが「手伝え!」てのがヤンチャーらしいよなぁ。
 というわけでレッド・ガイストをほっぽってヤンチャーの援護に向かうダ・ガーン達、レッドロンの戦艦撃破以来のトリプルフォーメーションで一気にビオレッツェの戦艦を貫く! あまりのことに唖然とするビオレッツェ なんかこの辺もレッドロンの時とシチェーションが同じ感じがしますね。
 脱出したビオレッツェの前に巨大な円盤?が!!
 「助けて!!」 恐怖に怯えるビオレッツェ、さらに強大な敵が現われた様です。
 これは伝説の力を早く見つけ出さない事にはとてもかなわないぞ;;
 早く星の言葉を理解しなくっちゃ。
 「きれい…」
 星史達の足元には青く輝く地球が見えています。みんなみんなたくさんの生命がこの地球で生きているのです。


ダ・ガーン38話

対決! レッドガイスト
脚本:五武冬史 作監:平岡正幸(キャラ)
高谷浩利(メカ)
演出・絵コンテ:大庭秀昭
ストーリー  

  
レッドロン閣下ってほんとは強かったんですね〜(^o^;) 改造されるまでは余分な自惚れのために実力が発揮できていなかったみたい。
 おまけにオーボス様もビオレッツェがあれだけ恐れた親衛隊のシアンも全く恐れないあの不敵さ(^_^;)。ダ・ガーン打倒しか今の閣下の頭にはないのですね。
 地球に近づいてくる謎の衛星、オーボスがとうとうやってきました。
 
 図書館の前で伝説の力について調べるために螢とヤンチャーと待ち合わせている星史君、でも螢もヤンチャーもなかなかやってこない。
 そこへやってきたのは根元巡査、緑が浜からどんどん人が脱出している…謎のロボットや怪物に度々襲われて危険だからと。いまにゴーストタウンになってしまうんじゃないかと心配してます。そうやって話している間にも引っ越し荷物を積んだトラックが行き来してます。三原山が噴火したときの大島とか最近の普賢岳みたいですね。
神妙な顔してそれを聞いている星史君、「もっと力があれば…」 その『力』って一体どういったものを考えているのかな。
 何時の間にか傍に立っている螢ちゃん、まともな現われ方しない子だね(^_^;)
 図書館で本を選んでる星史君、星占いやらの本借りてどーするんだ(笑) このお調子者めぇ〜(笑)
 螢ちゃんが悲しげな顔してるぞ。何を知らなきゃいけないのかわかってないのね。
 家に帰ると自宅待機の美鈴さんが料理をしている(^_^;)。
 お客さんを起こしてきてと美鈴さんの部屋へ行ってみればそこには幸せそうな顔して寝ているヤンチャーくんが!
 思わずケンカになっちゃう二人ですがほんと兄弟げんかみたいだね。
 うん、喧嘩するほど仲がいい(笑)
 美鈴さんの手料理を美味しそうに食べてるヤンチャーくん、大丈夫かな〜。
 「おいしい」って言ってるけど。美鈴さんの料理って作った本人が食べて救急車のお世話になったくらいヒドイんだしょ(^_^;)(ドラマCD参照のこと)
 螢ちゃんの「ヤンチャーくんが危ないわ」というのは美鈴さんの手料理食べたヤンチャーくんのおなかか危ないのかと思ったわ(^_^;)
 それを横目で見ながらカリカリしてる星史君、ヤンチャーくんだってまだまだ母親が恋しい、甘えたい年頃なんだしそこのところわかってあげてね。
 そりゃ待ちぼうけ食わされて、おまけに謝ってるとは思えないあの態度(^_^;)、腹が立つ気持ちはよーくわかる。だけど「自分の星も守れなかったくせに…」というのは言い過ぎだぞ、星史君。君だって図書館行ったとはいえ手当り次第みたいな結構い
ーかげんな事やってたんだからヤンチャーくんにはエラソーに言えないと思うぞ(--;)。
 そんな無神経な星史の言葉に何も言い返せず涙を溜めたまま家を飛び出すヤンチャーくん、すっかり意気消沈してセブンチェンジャーの所へ戻ってきます。
 そしてセブンチェンジャーの元にはレッドロンからのメッセージが届いていた。
 ダ・ガーンをおびき出せば、故郷の星を復活させる方法を教えてやると。
 あれ?、閣下はセブンチェンジャーの正体知ってたのか。何時知ったんだろ?
 一方、飛び出して行ったヤンチャーくんを追って外に出てきた美鈴さん、ちょうどそこへ行きががったひかるちゃんにもヤンチャーくんを捜してくれるよう頼みます。
 そこで星史君の家にいる螢ちゃんを目撃。二人の仲が気になるようですね。
 ヤンチャー君が危ないという螢の言葉に星史もヤンチャー捜しにいきます。星史と螢が一緒にいる姿を見てなにか嫉妬染みた気持ちを感じてるひかるちゃん。そうだね螢と星史は秘密を共有してるけど君だけ仲間はずれだもんね、かわいそ過ぎる(;_;)
  星史君が自分をあてにしてくれないってことがさみしいんでしょうね。
 
 ダ・ガーンと星史の力なんか借りるものか!、復活させる方法があるなら力ずくで奪ってやると緑が浜海岸へ向かうヤンチャーとセブンチェンジャー。
 星史君の言葉がかなりこたえたみたいだけど力ずくでものを奪うというのはよくないよん。
 レッドガイストは強い! セブンチェンジャーを捕らえてしまいました。
 でも折角グリフォンとドラゴンの対決なんだからもっとかっこ良くやってくれよう(;_;)。何がなんだかわからないじゃない。
 そこへ駆けつけた星史とグレートダ・ガーンGX、レッドガイストとの一騎打ちです。でも閣下ぁ、ほんとにダ・ガーンを倒すのを学者ロボにまかせていいの?
 チョロチョロなんて決着つけるほどの相手じゃないと思うけど(笑)
 追い詰められる星史君、仲間を呼べばセブンチェンジャーの命はないと言われて、ためらう星史をモニターで見ているヤンチャー、なんだかんだ言ってても助けようとしてます。だけどセブンチェンジャーも縛めが破壊できない! その時意外な助っ人(^_^;)GDOの戦闘機が現われセブンチェンジャーを捕らえていたバリアを破壊した。
 閣下にとっても計算外だったみたいですね。うんうん役に立ったじゃない、GDO。
 ヤンチャーはセブンチェンジャーのコクピットから飛び降りて鞭の一撃を閣下に!
 閣下とヤンチャーが顔合わせするのは初めてですね。
 セイバーズ、ランダーズを呼び寄せレッドガイストに迫る勇者達、だがさすがにレッドガイストは一筋縄ではいかない。集中攻撃にもびくともしない。
 流れ弾が緑が浜の街へと飛び、建物が壊れる。「俺たちの街が…!」
 そして一大決戦が始まるかと思いきや、上空に巨大な円盤が現われレッドガイストを連れ去った。
 「いよいよ本格的に地球攻撃を始めるつもりか…」
 ダ・ガーンの言葉に顔を見合わせる星史とヤンチャー、星を守る戦いはこれからだ!
 

ダ・ガーン39話

奪われたビックランダー
脚本:志茂文彦 作監:久行宏和 絵コンテ:森田風太
演出:大畑清隆
ストーリー  
 
  
 緑が浜の疎開なんてことから始まって一体どうなることかとおもいきや、一転してブッチョの分身捜してのドタバタ珍道中(^_^;)になってしまいました。
 ひかるちゃんがキレてますね〜 もう怒りっぱなし。カワイイけど。
 ビックランダーの正体がブッチョとひかるにバレてしまいましたね。
 暴走トラック、ビックランダー(^_^;)と裏切り者にされてしまったブッチョと、 話としてはとってもスピーディであれよあれよという間に展開していきました。
 いままで結構悠長にやっていたぶんここに来て急に話を進めてる感じもします(笑)
 緑が浜は特別警戒区域に指定され、住民の避難命令が出ました。住み慣れた土地を、住み慣れた家を離れなければならない、それは自分の力不足だと感じてる星史君。
 そんな星史を見ててっきり自分と離れるのがいやなんだと思い込んでるひかるちゃん、ひかるちゃんは星史君に対して特別な感情をはっきり持ちだしたみたいだけど、ところがどっこい星史君はそんなこと気付きもしてないのでした。ああ不憫なひかるちゃん(;_;)(T_T) こら星史!ニブイにも程があるぞ!
 ひかるちゃんは田舎のおばあちゃんのところへ行くんですね、星史君はどこへ行くことになってるのかな?
 トラックが手配できない!さあどうしようといったところでビックランダーを呼び出した星史、彼ならいくらでも荷物が積めますね〜。でも緊急持ち出しと言ったら預金通帳とハンコと相場は決まっておるぞ。
 ビックランダーに何があってもフツーのトラックのフリしてろと命令する星史君、そこへヤンチャーくんがやってきました。
 「よその太陽系にでも逃げるのか?」
 確かにオーボスから本当に逃げるにはそうするしかないでしょーね。
 螢に会えなくなるのは困るという星史に突っかかるひかるちゃん、螢は特別だからと言われてさらに怒っちゃいますが、言ってる星史君には何にも裏がないんですよね〜 秘密は有るけど(^^; ヤンチャーくんはなんか螢ちゃんに気があるみたいですが(^o^;)
 
 一方、仲間とはぐれた1/8ブッチョ(^_^;)は緑が浜に戻ってきました。2週間も泳いでたのか〜、おまえはよ〜ギネスものですね(^^;)
 螢の家へ避難勧告をしにいった根元さん。ばあやさんは頑として動こうとしません。
 螢ちゃんも「どこへ逃げても同じ…」と静かに答えてます。確かにそのとおり(^^;;
 螢のもとへブッチョが残りの仲間を捜して欲しいと頼みにきました。そこへブッチョの匂いを嗅ぎつけたヤンチャーが飛び込み、そしてばあやもナギナタを手に迫る!
 どうしようも無くなったブッチョは螢ちゃんを抱きかかえて逃げ出します。
 追い詰められたブッチョはビックランダーに乗りこみ逃げ出した! おまけにビックランダーにはひかるも乗ったままだったのだ。
 パトカーで追いかける根元さんと星史、そしてセブンチェンジャー・トレーラーでヤンチャーも追う!
 なんとかビックランダーに取り付いた星史君でしたが、ブッチョに振り払われあわや道路に激突か!?といったところでダ・ガーンの手がニュッと星史を受け止めた!
 根元さんに気付かれないようにそそくさと腕を引っ込めるダ・ガーンがナイス。
 ビックランダーは走る!走る! 螢にこのままでいいと言われ取り敢えず追うだけの星史とヤンチャー、そこへピンキーのキラードールがやってきた!
 ピンキーに回収してもらおうとするブッチョ、だがビックランダーがそうはさせない。とーとーピンキーはブッチョが裏切ったものと思い込んでしまいました。まあ思い込みの激しい人ですから(^_^;) ブッチョも人の話をまともに聞いてくれないって言ってたし(笑)
 ピンキーがトラックに気を取られている間にダ・ガーンXとセブンチェンジャーが攻撃を開始した! ダ・ガーンがトラックを庇うのを見てさらにキレてしまいましたね〜、姉御は。戦闘シーンもテンポ良くってカッコよかったですね。キラードールに飛びかかるガ・オーンのシーンが気に入ってます。
 
 戦いの余波でビックランダーの走っている道路脇のコンクリートが崩れた!
 ヤバイとばかりにビックランダーもトラック形態のまま両腕を出して崩れてくる破片を吹っ飛ばす! かっこいいぞビックランダー!! おもわずむん!とばかりにポーズとっちゃうところが彼らしい。ヽ(^^)ノ
 しかしここで遂に正体がばれてしまいました。ひかるちゃんを人質に服従を迫られるビックランダー、だかブッチョにまで螢を見習えと言われたひかるちゃんは怒り心頭に達してあんたにまでそんな事言われる筋合いはないとブッチョの手を振りほどいて反撃。怒らせるとこわいひかるちゃんでした;;
 車内で繰り広げられるドタバタにすっかり困り果ててしまったビックランダー、螢ちゃんになきついちゃいます(^_^;)。この情けない声がイイ(^_^;)
 「どーするの、おじょうちゃん 俺はあんたの指示を聞くよう命令されてるんだぞ」
 「このまままっすぐ」の螢の言葉にガードレールをぶち破って海へと飛び出したビックランダー、ブッチョとの掛け合いがいいなぁ。
 「じっれたいな ダ・ガーンの仲間のくせに空も飛べないのかぁ」
 「バーロー トラックに無茶な注文つけんじゃねえ!」
 今回の一番の被害者はブッチョなんでしょーかね(笑)?


ダ・ガーン40話

密林の再会
脚本:平野靖士 作監:佐々門信芳

絵コンテ・演出:関田 修

ストーリー  

  
ひかるちゃんにとーとー星史君とヤンチャーくんの秘密がバレてしまいました。おまけにブッチョにまで。でもブッチョは自分の真実の心に気付きそれを認めて仲間になりました。もうこれでひとりぼっちじゃありません。
 ブッチョとビックランダーの掛け合いが良かったですね〜★。
 
 久し振りにリアルタイムで見たんですけど、ストーリーのテンポが早いのに螢ちゃんのシーンで急にスピードダウンするので見ててずっこけそうになったのは私だけでしょうか(^_^;) ビデオで見直したときにはそう思わなかったんですけどね。
 一つ一つ解放点を確認していくシアン、無気味ですね。光の洞窟はやはり解放点だったようです。
 一方海上をひたすら走るビックランダー、ひかるちゃんは団長といまだに家に返してと言い合いを続けてます。元気というか挫けない子ですね。ビックランダーはすっかり弱り果ててます(笑)
 とうとう頭に来てブッチョの姿に戻ろうとした団長に 螢が
 「やめて 香坂さん 我慢して あなたも一緒に行ったほうがいいの…  知るべきことがあるの」と…
 ダ・ガーン「勘の鋭い彼女のことだ、行く先になにかあるのだろう」
 セブンチェンジャー「螢さんが大丈夫と言っている 心配は要らないのではないか」
 勇者達にも一目置かれてますね、螢ちゃんは。
 一方残りの7/8ブッチョはというと、居眠りしてる間に着いた港からただ乗りがばれて一目散に逃げ出します。走って走ってジャングルの奥深くまで入り込んでしまいました。随分走ったんですね。何故か見覚えのある場所だと辺りを見回せば、そこにはかつて自分が放ったブラネットエナジー解放点探索メカが! しかも反応している! そうここは南米のアマゾンだったのでした。
 
 そしてオーストラリアのGDO本部、今までの調査から解放点がエアーズロックの地下にあるらしい、そして地球に近づきつつある惑星アルファは人工建造物であり冥王星軌道上にあると… 高杉大佐が再び今度はGDO側からダ・ガーン達に協力を求めようと提案してます。勇者たちとGDOの共同作戦が見れるのかな?
 オーボス星ではレッドガイストがパワーアップを受けてます。そこへ様子見にくるビオレッツェ、ふーんそうかレッドロンは肉体労働者なのか、ビオレッツェは自分はオーボス様のブレーンになることが約束されてると表面は強気ですが内心は焦ってるみたいですね。
 海を渡って地上を走るビックランダー、ひかるちゃんはビックランダー相手にまだまだゴネてます。暑いとか腰が痛いとか、シャワー浴びたいとか…(^_^;)
 ビッグランダー:「すまんこってす。自分はトラックでありまして 居住性には恵まれておらんのです」
 それにさらにかみつくひかるちゃん、ブッチョも「ワガママでまったくエライお荷物や」というセリフにぼそっと「まったくぅ」と相づちをうつビックランダー、なんかミョーにブッチョと気が合ってきたようですね。
 いきなり、「止めて!」と顔を赤くして叫んで、ビックランダーを止めるひかるちゃん、「ワガママ…」と呟くビックランダー。
 ところが、トイレする場所を捜してる時に(そーだよね女の子だもんね、すぐ立ちションというワケにはいかないよね(^_^;))ひかるちゃんはさらわれてしまいました!
 それに気付いた螢(何で分かるんだろ(^_^;) やっぱり螢はよくわかんない子だ)は探しに行ってしまいます。それを聞いた星史もヤンチャーもひかると螢を探し始めました。責められるブッチョに俺も悪いと言うビックランダー、公平なやつです。
 ヤンチャーは隊長が隊長だから勇者も…なんて言いますが今回の星史君はそんな挑発に乗らない。エライ! いま自分が何をしなきゃならないかちゃんと見えてるようです、今回の星史君は。ヤンチャーくんが拍子抜けしてます。ヤンチャーって星史君怒らして楽しんでたとこがあるみたいですね(^^;)
 星史君の命令には反応しないセブンチェンジャー、うん細かい。
 一方7/8ブッチョは神の使いとして原住民たちの尊敬を集めて悦に入ってます。
 これがこのデ・ブッチョ様が求めていた世界だと。
 そこへひかると螢が神の使いへの捧げ物として連れられてきました。
 「何で〜」とむくれるひかるに螢は「これは自然の流れ 逆らうことはないわ。」
とブッチョの所へ行きます。自然の流れってなんでしょ? なるようになってきているってことかな(ちょっと違うな)
 そして螢はブッチョに自分の気持ちに素直になりなさいと諭します。
 動物を愛する心があるのだから、それに正直に自分に嘘をつかないで…と
 
 ジャングルの中でひかると螢を捜す星史君とヤンチャーくん、「蛇にでも食われちゃったじゃねーか」と言って星史がビビッたのを見て悪戯っぽく笑うのがカワイイ。
 そこへ団長のヒメイ! 誰か助けてやれの命令に渋っちゃうマッハランダーとターボランダー(^_^;)、あわや団長はワニの餌食か!?といったところで彼を助けたのはビックランダーでした。ビックランダーの指に食らいついたワニさん、歯は大丈夫かしら。ドリルランダーに冷やかされて、大嫌いだよと団長を放り投げるビックランダー、素直じゃないよね(笑)
 ひかるちゃんは子供達とあやとりでコミュニケーションとってます。
 そこへ勇者達がやってきました。勇者勢揃いですね。壮観です。
 ビックランダーの胸にのって仲良くやってくる星史とヤンチャーがほのぼのしてていいですね。
 7/8のブッチョの方はまだ敵意を持ってます。それを1/8ブッチョは説得しようとしてますがそこへ敵がやってきました! パワーアップしたレッドガイストです。
 シアンは勇者達よりレッドガイストの方が上と判断を下しました。
 そしてレッドロンの攻撃からひかるを庇った星史君は顔を隠すのを忘れていたためとーとーひかるに秘密がバレてしまいました。唖然とするひかるちゃん。そりゃそーだろうねえ、隊長さんと星史君じゃ天と地程の差があると思ってたのに同一人物だったんだものね〜 憧れの人が実はお隣りさん幼馴染みのの世話の焼ける鈍感なヤツだったなんてまあいろいろとショックでしょーね。
 
 村のみんなを引き連れて取り敢えず安全なところまで逃げてきた星史君とヤンチャー、ヤンチャーくんの秘密もひかるにバレてしまいました(^_^;)
 「いろんな事がいっぺんにおきちゃって、わたし…」
 ブッチョの過去、醜いが為に捨てられてしまったのですね。そうした訳があってつっぱってたんですね。でもここには優しくしてくれる人達が居ます。姿形なんか気にせずに。ブッチョもやっと心をひとつにすることができて仲直りしました。ヨカッタネ
 夢は壊れたけどそれでも幸せな気分になれたのはやっぱり自分にやっと素直になれた、自分のあるがままの姿を認めることができたからなんでしょうね。
 そしてシアンに3つめの解放点を見つけてられてしまいました。
 そこへ現われるGDO… さてこれから一体どうなるのでしょうか?
 パワーアップしたレッドガイストに勝てる見込みはあるのでしょうか?


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