ストーリー・感想 31話〜35話


ダ・ガーン31話

もう一人の隊長
脚本:志茂文彦 作監:石田敦子 絵コンテ:富永恒彦
演出:関田修
ストーリー  

 
  いや〜ヤンチャーくんてかわいいですね〜★ 仔猫みたいです。ワガママなとこなんかや、自分の分かってることは他人もみんな分かってるとか思ってるとことか(^^)
 んで遂にヤンチャーくんはチョロチョロこと地球の勇者達の隊長を見つけ出しますがよりによってそれが余り有り難くない出会い方をした星史君とは…(笑)。
 やっぱ犬と猫みたいなもんで相性が悪いのかしら。 でもチョロチョロの正体を突き止めたのは君が初めてだ。(ビオレッツェは知ってるんだかそうでないのか良く分からないし…)
 そしてオーボス様の久々のご登場です。オーボスは何故伝説の力を追い求めているのでしょう? 宇宙最強の力を手に入れてどうするつもりなんでしょうね。それを使って宇宙を支配するとかいうのじゃなさそうだし…。なんかオーボスって物憂げな倦み疲れ
た感じがするんですけどね。
 一方、地上のセブンチェンジャーとヤンチャー、セブンチャンジャーはヤンチャーになんかTVドラマを見せてますね。そかそか螢ちゃんに会うためにどうしたらいいか学習してるのか。それにしてもこんなシーンを選ぶとは、セブンチャンジャーも結構いいボケ方してますね〜。ヤンチャーにどうしたらいいか聞かれて一生懸命リサーチしたんだろうなぁ。
 さて、学校へやってきてTVドラマの通りにセリフの練習をしながら花壇の花を積むヤンチャーくん。
 「今日は貴方に聞きたいことがあってやってきたんです…」
 なんだかんだと生意気そうでも根は純粋で純情なんですね。螢ちゃんが現われるとすっかり慌ててしまって、顔赤くしてます。女の子とあんまり話をした経験がないんですね。
 意を決して飛び出してうつむきながら花を差し出して
 「き、今日はあなたに聞きたいことが ゴニョゴニョ@@」
 とは言ったものの顔をあげてみれば螢ちゃんではなくひかるちゃんが…!!
 二人して硬直してしまったところへアノお調子者の星史君が(笑)顔を出す。うーんマズイ奴に見つかってしまったね。はやされてしまったひかるちゃんとヤンチャーのリアクションが対照的で面白いですね。
 耳まで真っ赤になって逃げだしちゃうヤンチャー、思わず星史くんをはり倒すひかるちゃん(^_^;)
 逃げて逃げてヤンチャーがやってきた先はレストラン「つくし」の前、美味しそうな匂いにつられて思わず店の中に入ってしまう。そこで出前用のピラフ(かな?)をペロリと平らげてしまうヤンチャー、
 「うめぇ〜〜〜 もっと!」 あ〜カワイイ。
 つくしさんも怒りもせずおおらかにどんどん召し上がれとはさすがです。
 しかし凄じい食べっぷりですね〜 普段どんな食生活してるんでしょ? ロクなもの食べさせて貰ってなかったのかしら(笑)
 そこへ帰ってきたのはひかると星史、ばったり鉢合せしたヤンチャーは思わず逃げ出し、
 「お代〜」
 「いいじゃないのこんなにきれいなお花置いてってくれたんですもの…」
 つくしさんはいいですね。気持ちいい食べっぷりを見せてくれたヤンチャーくんが気に入ったようです。
 螢の家の庭で、「つくし」に忘れてきた花の代わりに彼岸花を摘むヤンチャーくん
そこへどアップで現われたのははあやさん。ヤンチャーくんでなくても驚くぞこりゃ相変わらずグレートだわ(^_^;)
 「おひいさまが お待ちでおじゃります」
 彼岸花を差し出して(震えているぞ) 一気に
 「今日は貴方に聞きたいことがあってやってきたんですっ!!」
 あ〜ちゃんといえた、よかったね。本人もホッとしてるけど。
 螢ちゃんにじっと見つめられて思わず目をそらしてしまって、
 「教えて…くれよぉ…」 か、かわいい(^。^)
 トレーラーを追いかけて来た星史君、おー諦めずに自転車で追いかけて来てたんだね。縁の下に潜りこんでヤンチャーと螢の会話を聞き、あの謎の少年が自分の事を捜している事を知ります。螢はなんとなく縁の下の星史君の存在に気が付いているようですね。そして螢はヤンチャーにチベットに行くように、そこにいけば捜している人に出会えるだろうと告げます。
 チベットへ飛んだヤンチャーとセブンチェンジャーはあの光の洞窟へとたどり着きます。不思議な光に溢れた、ホークセイバーの眠っていたそしてスカイセイバーを癒した場所です。
 「不思議な光だ。あたたかいエネルギーに満ちている」
 この光はやはりプラネットエナジーが漏れ出しているのでしょうか? そして何故蛍はここへ行くように言ったのか?
 そこへ追いかけた来たダ・ガーンと星史、光の洞窟でセブンチェンジャーと相見える。
「私の王子がおまえの隊長と話がしたいと言っている 姿を見せて欲しい」
 しかしヤンチャーは短気ですねえ。
 いきなり 「おまえ、俺を手伝え!」じゃいくら物分かりのいい聡いやつでもわかんないぞ。よりによって相手はおニブで物分かりの悪い星史君だ(笑)
 まあスカイセイバーを一辺殺されかけた星史くんにとっては拒絶は当り前の反応ですね。
ヤンチャーくんもうまく相手とコミニュケーションする方法を知らないみたいだし。
 相手を理解する、相手に自分の言いたいことを伝えるということはなかなか難しいもんです。しかし星史がバカだというのは正解だぞ。
 しかし驚くべき事にヤンチャーもまたオーリンを持っていたのである。鋭い奴ならここでなんか気付きそうなものであるが星史君にはわからない。こまったヤツ(^^;)
 おいヤンチャー、ダ・ガーンと直接話をしたほうが早いと思うぞ(笑)
 しかしヤンチャーも説明不足(^_^;) あんまり人と接した経験が無いんですね。
 「ヤンチャラン・スターレット・グリーンシウス・ジャックギンガー・ワイルダー14世」
 は〜長い名前(^_^;) 寿限無みたいじゃの〜。こんなの一遍で覚えろちゅう方が無茶やぞ。セブンチェンジャーも実は覚えてなかったりして、『王子』でごまかしてたりなんかして…
 全てを説明しようとする前にそこへ間の悪いことにビオレッツェがやってきた。
 一転、ダ・ガーンを攻撃しその場を離れるセブンチェンジャー、あの鋭いビオレッツェをごまかすにはそうするしかないのですが、星史君にはそんなことは分からないこれは経験の差みたいなもんでしょうね。ヤンチャーはいろいろ修羅場をくぐって来ているみたいですね。それにまだビオレッツェはヤンチャーの存在に気付いてないみたいだし…
 ピンキーはここでいいところを見せようと、キラードールで出撃する。ピンキーが生きていたことを知る星史、セブンチェンジャーの(星史にとって)不可解な行動、
 「どいつもこいつもウソつきばかりだ」
 星史君のこのセリフは痛いです。ブッチョやピンキーの事件は星史君の心にも傷を残してるんですね。何を誰を信じていいのかわからない…
 でもお互い噂されてクシャミで終わってるところがカワイイです。
 こらヤンチャー、あまりミョーに「バカ」に力いれるでない(笑) おまえもワルイ。他人とどう理解しつながっていくかをしっかり学ぶように(^_^;)
 
                                

ダ・ガーン32話

逆襲のレッドロン
脚本:平野靖士 作監:平岡正幸(キャラ)
高谷浩利(メカ)

絵コンテ:高松信司
演出:菱川直樹

ストーリー  
 
 レッドロン閣下の本格的な復活!!それに守護獣ティラノザウルスじゃなかった、破壊大帝でもないっ、レッドガイストの登場でございます(笑)
 学者ロボも復活したみたいだけど喋んないのね(T_T) ツマンナイ
 それとキャプテンスーツ姿の星史君がやたらセクシィで目のやり所に困ってしまいましたがな(^^;)ゞ
 あ〜それにしてもヤンチャーくんカワイイですね★。アフレコの時に谷田部監督が
 「ヤンチャーってかわいいでしょ、今回は軽い感じで行こうと思って…」
っておっしゃってましたが、まんまと術中にハマってしまいそうです(^_^;)
 とにかくヒネくれてない!! これでちょっと斜に構えてたり知った風だったりしたらウケ狙いのキャラなんだろうと思って好きになれなかったかも知れないんですが、とにかく元気、純情、真面目で一生懸命なんでクラクラしてます。
 私もミーハーするぞ!
 
 レストラン「つくし」にやってきたヤンチャー、とにかく他人に会うという事に対して緊張してしまってるみたいだけど、やらなきゃいけないことはすごくしっかり解っていてそのために苦手なものに対しても体当たりで行動してますね。
 意を決して「つくし」に入ってきたヤンチャーくん、入る前に様子を窺ってたり、店に入ってからも緊張してたりがいじらしいですね。
 ちょうど「つくし」ではビーフシチューが出来たところ、ヤンチャーは聞きたいことがあってやってきたんですがヤンチャーに気付いたつくしさんの勘違いでビーフシチューを御馳走になってます。相変わらずのたべっぷりがヨイですね。
 「困ったときはお互い様さ」 春夫さんの言葉やつくしさんの態度になんか感じているみたいなヤンチャーくんです。
 そこへ帰ってきたひかるちゃん、ヤンチャーは恥ずかしくて逃げ出しちゃうのがウブですね★。ひかるはヤンチャーには母親がいないんじゃないだろうかという話を聞いて表情を曇らせます。
 星史に会うために星史の家へ潜りこんだヤンチャー、星史君の部屋の窓から入ったんですよね。おおこのごみ箱の絵はエクスカイザーとマリオではないか。
レーシングカーのプラモを手にとって無邪気に目を潤ませて遊んじゃう姿がカワイイですね。タイヤが取れちゃって慌てるところも◎
 星史が上がってくる気配に慌ててベットの下に隠れるヤンチャー、星史はプラモのタイヤが無くなっていることに気付いて探し始めますがそのタイヤはヤンチャーが握り締めてます。ベッドの下を覗かれたら見つかってしまう…おもわず焦ってタイヤを
星史の足元に転がしたものの、自分は星史に会いにきたんだからなんで隠れなきゃなんないのかということに思い至り、星史は何者かの存在を感じ取ってわざとらしく背中を見せたのとヤンチャーが飛び出してきたのとが同時!
 相手がヤンチャーとわかった瞬間に問答無用とばかりに竹刀で飛び掛かる星史、対するヤンチャーの身の軽いこと軽いこと、ほんとネコみたい。
 調子にのって飛び上がって天井に頭をぶつけた所へ星史君の竹刀の一撃が!
ああ、痛そう… なんてことするんだ星史くん!!
 思わずやりすぎたかなと心配する星史くん、顔を上げたヤンチャーは涙ぐんでます。
どうやら解って貰えない事に対する悔し涙みたいですね。
 
 取っ組み合いのケンカをしているところへひかるが飛び込んできた。
 TV局がレッドロンに乗っ取られたと言うのだ。そして美鈴さんは声明文を読まされている。
 これでオーボス達の目的が多くの人達の知るところとなったわけですね。
 「かあさん… 母上かぁ…」 ヤンチャーの呟きに気付いたひかるちゃんは鋭いですね。
 レッドロンは改造されて感情を無くしてしまったみたいですけどセンスは昔のままなんですね〜
 勇者ご一行を「宇宙史上最も醜い・・・」ですからね〜
 
 母親救出に向かう星史、竹刀一本でなんとかしようというのが無謀だけどエライ。
 「地球防衛機構軍なんかに用はないよ」
 人質無視で攻撃してたり、今までのことがしこりになってるようですね。
 軍に、大人に頼むとろくなことにならないという星史君の苦い気持ちが伝わってきますね。しかししっかりついてくるGDOの皆さんがお茶目(^_^;)
 ダ・ガーン、ガ・オーン、セイバーズ、ランダーズ、おお久しぶりに揃い踏みだぁ。
 それにしても「親分、大将のおっかぁが捕まったんだってな」とは(笑)
 さて何とかTV局に潜りこんだものの、反対に捕らえられてしまい星史くん大ピンチ! 人質を盾にされダ・ガーン達も攻撃を封じられてしまう。
 学者ロボに吹っ飛ばされた星史をすかさず庇いにくる美鈴さん、母親してます。
 レッドロンが星史を処刑しようとする! そこへ窓ガラスを破って飛び込んできた
のは(学校のときとシチェーションがおんなじね)ヤンチャー!! 危機一髪で星史
君を助けだします。だけど星史君はまだヤンチャーに心を許せない。
 そこへ入口を突破したGDOの兵士が突入します。ヤンチャーはTVでみた星史の母親のところへ…
 まだ信じる事ができないヤンチャーに美鈴さんに近づかれ気が気ではない星史君、だが攻撃再開命令を出し、グレート・ダ・ガーンGXに合体し敵をGXバルカン(おぉ新しい武器だ)で粉砕する。
 レッドガイストはお披露目だけかぁ 対決はまた後日なんですね。
  
 美鈴さんの手をとるヤンチャーくん、母親に憧れてる…んですね。
 そこへやってきた星史君、いきなりヤンチャーくんと大喧嘩。
 「よしなさい! 兄弟喧嘩は! あんたたち兄弟なんでしょ!」と美鈴さん。
 これはナイス!
 思わず顔を見合わせるふたり、相当心外だったみたいですね〜(笑)。
 さてヤンチャーくんと星史君は本当の兄弟みたいになれるでしょうか(^_^;)?
 「おめえ やっぱりわかってないな。幸せだってことがだ!」
 「母なる大地で母上と生活が出来ている… 俺に協力しなきゃそれを全部失うかもしれないんだぞ!!」
 ヤンチャーのこのセリフは痛烈で悲痛です。
 ヤンチャーは母上も母なる大地も友達も全てを失って仕舞っている。そしてそんなヤンチャーにとって星史くんはどんなに恵まれていることか。そして今の自分がどんなに恵まれているか、幸せなのかということに気付いていない星史が腹立たしいのでしょう。そして自分達の悲劇を繰り返さないためにもヤンチャーくんは一生懸命なんですね。
 しかしセブンチェンジャーはヤンチャーに過保護な感じですねぇ。
 まあセブンチェンジャーはヤンチャーに対して負い目があるからでしょうね。


ダ・ガーン33話

狙われた遺跡
脚本:谷田部勝義 作監:直井正博 演出・絵コンテ:杉島邦久
ストーリー  

 
 えと8/29にアフレコ見学させて貰った話です。
 
 ビオレッツェは光の洞窟からヒントを得て世界中の遺跡を調査しようとします。
 そのことをヤンチャーは星史に伝えようとするんですが、呼び鈴にそーっと近づいてベルを鳴らしては、慌てて逃げるその仕草がかわいい。別にやましいことしにきてるんじゃないんだから正面から堂々と行けばいーのに。
 そんな事を繰り返して道路に飛び出た時に丁度帰ってきた美鈴さんの車が!
 しかし良く物にぶつかって目を回す子だ(^_^;)。
 相変わらずすげー食いっぷりのヤンチャーくん、スプーンの持ち方がお行儀悪いね
 うふふふ、おふろシーンだぁ★ いきなり「あなたお風呂入ってる?」だから、そーとーヤンチャーくんはくさかったのでしょう(笑)
 
 ヤンチャーくんの照れ方がカワイイなぁ★ こうやって洗ってもらうのなんて久し振りなんでしょうね。
 美鈴さんが結婚して星史君を生んで、そして星史君がいくつの時に仕事に戻ったのかは知らないけれど、お隣さんに頼んでいたとはいえ星史君を一人にしていたんだからいまさら甘えてほしいっていうのは(気持ちはわかるけど)ちょっとワガママというか自分勝手なんじゃないかなぁとふと思ってしまいました。手の掛からない子供ではあるけれどその分自分をあまり頼りにはしてくれなくてちょっと淋しいんでしょうね。
 まあその分(星史に対してやりたいんだけどやらせてはくれない分)ヤンチャーくんの方に愛情がいっちゃうんですが、ヤンチャーくんも愛情に飢えていた分甘えるんでしょう。美鈴さんのオッパイ(^_^;)に触ったのだって、母親の温もりを実感したかっただけなんですよね。
 ヤンチャーくんのセリフが引っ掛かってる星史君、一応彼の情報を信じて世界中の遺跡を監視するように命令します。
 宇宙空間へでて遥か下に青い地球を望むセブンチェンジャーとヤンチャー、
 「遺跡かぁ 母上の母上のそのまた母上の母上や父上が造ったもんだよなぁ」
 「きれいだなぁ、俺の星もきれいだったよなぁ…」
 「同じくらい、いやもっと美しかった…」 (セリフはうろ覚え(^_^;))
 その美しかったヤンチャーの故郷を守れなかったセブンチェンジャー、その胸のうちはどんな想いで満たされていたのでしょう。彼にはもうヤンチャーしか残されてはいないのです。
 ランダーズの愚痴はまあもっともですね(^_^;)。だけど当のセイバーズ達がこだわりを捨てているように見えるのは、やっぱりセイバーズは紳士でそういう余計な感情を任務には挟まないってことなのかな?
 そうそうアフレコのときどうもライトの点滅にセリフを合わせてしまってセリフが余ってしまい、「点滅は気にしないで」という指示が飛んでました。
 で、ガ・オーンのセリフです。「酋長 疑う よくない」 本番中は何とも思いませんけどみんなボソボソと読み合わせしている最中にあの喋り方されるとやっぱり可笑しかったです。声優さんみんなそこでウケるんだもん(笑)
  
 しかしピサの斜塔は遺跡になるんでしょうかね〜(?_?)
 イースター島へやってきたビオレッツェとピンキー、モアイ像はビオレッツェのお気に召したようですね。ここにも解放点はなく伝説の力の手懸かりも無かったのです
が、そのかわりココにも勇者達が現われた。
 一度ならず二度までも勇者達に自分達の居場所が知られてしまったことに対してビオレッツェは胡散臭いものを嗅ぎ取ります。追い詰められたかと思いきやビオレッツェは用意周到にブッチョと装甲獣を待機させていた。
 分離した装甲獣の攻撃の仕方はなんかビットを思い出してしまったなぁ。
 ブッチョの攻撃に苦戦するジェットセイバー、ホークセイバー、ダ・ガーンX、分裂した装甲獣に捕らえられてピンチ! その隙にビオレッツェとピンキーは脱出する。
 「ダ・ガーン! 分離しろ!」
 うーんこれも反則技くさいぞ(笑) それにしても上半身だけのダ・ガーンXはまだ許せるが下半身だけで立ってるダ・ガーンXってブッキーだな(^_^;)
 分離したダ・ガーンはダ・ガーンマグナムでジェットセイバー、ホークセイバーを自由にする。そして再合体! でもまあ上半身が真上から降りてきたからいいようなものの、位置がズレていたらあの下半身で落下地点までドコドコ追いかけていくつもりだったんでしょうか? 想像すると頭痛くなりそう(^_^;)
 そこへシャトルセイバー、ジャンボセイバー、ランダース、ガ・オーンが駆けつける。
 ブッチョの装甲獣を撃破した時セブンチェンジャーが現われブッチョを連れ去った。
 セブンチェンジャー(ヤンチャー)に敵か味方かはっきりしろって言っても星史君にわかるようじゃビオレッツェにはモロバレ同然じゃないですか(笑)
 といいつつもさすがに鋭いビオレッツェはスパイの存在に気が付いたようです。
 モアイ像に向かって 誰が何のためにこんなもの造ったんだろうと疑問を持つ星史、そしてそれに対してその答えは自分で捜さなければならないと答えるダ・ガーン、 ダ・ガーンはいつも星史に『自分で考えろ』と言うことを示していますね。

 

ダ・ガーン34話

隊長の資格
脚本:川崎ヒロユキ 作監:久行宏和 絵コンテ:森田風太
演出:大畑清隆
ストーリー  
 
  遺跡調査の行く先々で勇者たちが現われたことからビオレッツェはスパイがいるのではないかと疑い、それを確認するためにレッドロン、ピンキー、ブッチョ、セブンチェンジャーを呼び集めガンダール遺跡に調査に向かうことを表明します。
 しかしこの遺跡は実はもう調査済みで解放点も伝説の力の手懸かりもなく、スパイをいぶりだすための餌だったのでした。
 でもこの遺跡、ホークセイバーがビオレッツェを見つけたところじゃないのかな?
 その情報を星史に知らせようとするヤンチャー、それが自分達をあぶり出す罠とも知らず…
 
 一方、「つくし」ではしばらくここに姿を現わさないヤンチャーくんをみんなが心配しています。ひとり星史君はそんなみんなを見てぶ然としてますが。みんなの話を真面目に聞いて無かった星史君はヤンチャーくん歓迎パーティもメンバーに加えられ
てしまいました。人の話はちゃんと聞きましょーね(^_^;)
 そんなこんなでヤンチャーくんの歓迎パーティを開くことになりました。
 しかしヤンチャーくんいつ来るかわかんないのにね〜。いつきてもいいように準備だけ整えていたんでしょーか(^_^;)
 星史に情報を伝えるためにやってきたヤンチャー、「つくし」の前でちょっとためらいますが情報を教えたらすぐ帰るんだ!とばかりに行き過ぎようとすると前からやってきたのは螢ちゃんとばあや、否応無くヤンチャーは螢の(と言うよりばあやのだな)ペースにはまって「つくし」の中へ… みんな示し合わせてたんですね〜。
 クラッカーに驚いてドアにはりついちゃうヤンチャーくんがかわいいな〜★
 ほんとによく物にぶつかるお子じゃのー(^。^;)
 おー星史君もヤンチャーくんもピーマン嫌いなのかぁ。ひょんなところで意気投合したものの
 「よかった、仲良くなれて」
 の螢のセリフに、ぷいっと横向いちゃうとこがおたがい意地っ張りでかわいいです。
 みんなで記念撮影、嫌そうな顔して横向いててもいざ撮影!となるとちゃっかり前向いてVサインしてる星史君はらしいですねぇ さすがお調子者(^_^;)
 
 パーティも終わって、ヤンチャーは星史君の部屋でみんなで撮った写真を見つめています。ポラロイドカメラで撮られた写真、この世で一枚しかない写真。
 そこへ星史がやってきて本来の目的を思い出したヤンチャーくん、ガンダール遺跡にビオレッツェ達が調査にやってくるという情報を星史に教えます。しかしその代わりに子分になれ!と。
 「おまえが何もわからず戦っているからだ」
 そう言われると返す言葉がない星史くんなのでありました。
 星史が勇者達に連絡を取っているあいだヤンチャーは星史と両親の写った写真を眺めています。独りぼっちでも淋しくないように飾ってくれたんだ、そんなに心配しなくてもいいのに…という星史くんにヤンチャーは、
 「お前にわかるもんか… 本当に独りぼっちになった気持ちはお前なんかにわかるもんか!」
 ヤンチャーは悲痛に叫びます。さすがにおニブの星史君にもその言葉に隠された事実を感じたようですね。
 ヤンチャーにはそんな心遣いをしてくれる人はもういないのです。そしてそれをさも不必要な心配だと思ってる星史が腹立たしいのでしょうね。
 部屋を飛び出したヤンチャー、みんなで撮った写真を落としていってしまいました。
 ヤンチャーに添い寝する美鈴さん、ベットを離れようとするとヤンチャーがその袖を握っている… 「母上…」 涙を浮かべながら眠っているヤンチャーくんはやっぱりまだまだ幼いですね。眼鏡を外した美鈴さんは美人だぞと。
 
 それをドアの隙間から覗いていた星史君、「ヤンチャー…」の呟きはいままでの星史君の反応とは違いますね。彼の淋しさと言うものをなんとなく感じたようです。
 翌朝ベッドを抜けだしそっと帰ろうとするヤンチャー、写真をなくしてしまったことに気付いたその時、星史がその写真を差し出します。
 「ありがとよ」目をそらしながらそれでもちゃんと礼をいうヤンチャーくんかわいいですね。躾がいいんだやっぱり。口は悪いけど。
 ガンダール遺跡へと向かったダ・ガーン達はそこに現われたレッドロンやブッチョ、ピンキーと戦闘になる、いきなりブッチョの装甲獣がやられているぞ(^_^;)
 さらにそこへ現われたビオレッツェが遺跡の回りへバリアーを張り全員を閉じこめます。そこで攻撃しない者が裏切り者に違いない…と。
 セブンチェンジャーもやむなく攻撃をします。大いなる目的を果たすためには今正体がばれてはまずいのです。ヤンチャーは遺跡を傷つけないようにと、命令しますが
星史のほうはお構い無し、そんな命令を勇者達には与えませんでした。 無残にも破壊されていく遺跡、星史はバリアマシンを破壊すべくダ・ガーンに命令をだしました。そうしなければみんなやられてしまう… だけどそのかわり何を失うのか星史くんには分からなかったのです。
 思わずセブンチェンジャーに命令しバリアマシンの前に立ちはだかるヤンチャーとセブンチェンジャー、そしてGXバスターを撃てない星史、この瞬間誰がスパイだったのかビオレッツェにはバレてしまいました。
 「遺跡は母上の母上のそのまたずっと前の母上や父上の造ったものなんだぞ。遺跡は星に住むものが生きてきた証なんだ!」
 だが星史にはその言葉の意味が分からない。
 ヤンチャーの制止にも関わらずGXバスターを放ちバリアマシンを破壊する星史、それは大爆発を起こし遺跡のほとんどを吹き飛ばしてしまいました。
 「おまえなんかに… お前なんかに星を守る隊長の資格はねえ!」
 たった一枚の写真を投げ棄てて泣きながら怒るヤンチャー、そして戦闘から離脱するセブンチェンジャー、だが戦闘はまだまだ続いている…
 それにしてもビオレッツェはコワイなぁ。

このあたりのテーマ的には重い話が続きます。「なぜ星史は戦うのか」「何を守るのか」「星史君のわかってなさ」ということについてかなり議論になりましたね〜。


ダ・ガーン35話

地球(ほし)の歌を聞け
脚本:志茂文彦 作監:佐々門信芳

絵コンテ・演出:関田 修

ストーリー  

  
 ちと展開が急過ぎるとゆーか強引な感じもしないでもないですが、とりあえず歴史と言うものに対して星史君なりの解答を見付け出したということですね。
 きっとまだ解ったつもりで本当にわかったんではないかもしれないけど、地球に生きてきた生命の繋がりの中で自分の位置を見れた、そういう視点を知ったというのはなんか嬉しいな。
 
 ガンダール遺跡でバリアマシンを破壊したもののレッドロンやピンキー、ブッチョの猛攻は続いてます。苦境に立たされ追い詰められていく勇者達、「指示を!」「どうすりゃいいんだ?」 どうしたらいいのかわからない星史の命令はちぐはぐでさら
に追い詰められていくばかり…
 「もういい 逃げろ! 逃げろ!」 土煙を立てて視界を遮って戦場から脱出する勇者たち、レッドロン、ピンキー、ブッチョは追おうとするがビオレッツェがそれを止める。先に片付けなければならないヤツがいる…と。
 無人島(だよね)でボロボロになったダ・ガーン達に八つ当たりしてる星史君、自分はこれが正しいんだと思ってやったことに対してそれは間違ってるって理由も無しに言われりゃ混乱するわな。
 ダ・ガーン達は何も答えない。
 「星史 我々には何も言えない」
 「隊長が混乱していては我々は戦えない。何が問題なのかもう一度考えてみてはど  うだろうか?」
 その答えは星史自身が見付け出さなければならないのです。何が大事でそしてなぜなのか。
 一方 裏切り者のセブンチェンジャーをどう料理しようか思案するビオレッツェの
もとに学者ロボから通信が、ああ、ほんとに学者ロボ喋れなくなったのね(T_T) でもレッドロンとは話が通じるんだぁ(^。^) これで二人の愛は誰にも邪魔されないぞ(違うって;;;)
 で、それはプラネットエナジー解放点が見つかったという報告だった。その場所は日本海溝!!
 
 ダ・ガーンの忠告に従って考えてみる星史君、遊ぶ時間はないわ宿題は出来ないわ、死にかけそうにはなるわこれだけ頑張ってるのになんで隊長の資格がないんだ!といらいらしているところにやってきたのはひかるちゃん。クッキーを焼いて持ってきて
くれたんですね。考え事してたんだという星史君に、ひかるちゃんおもわずたらり…(笑)
 一瞬の空白の後 吹きだしちゃうひかるちゃん、
 「考えごとぉ? 星史君が…!?」
 よっぽど悩み事のないのー天気な奴だと思われてんのね、ひかるにも(^_^;)
 
 星史君は隊長さんのことについてどう思うかとひかるちゃんに聞きます。
 よくやってくれてると思うわ、宇宙から来てわざわざ地球の為に戦ってくれているんだもん。なにかお手伝い出来ることがあればいいな、だって私たちの地球なんだから… という答えに喜んじゃう星史君ですが、
 ガンダール遺跡が破壊されてしまった事に対してあんなに大切な場所をだいなしにしちゃうなんて私たちの気持ちも考えて欲しいと言われてあせっちゃいます。ひかるもあの遺跡を大切なものだと思っている、自分はそれほどのものだとは思ってなかっ
たのに…
 なぜ?という問いにひかるは私たちの歴史だからと答えます。歴史がそんなに大切なのかと聞き返したけどひかるちゃんにはうまく答えられない、お前も解ってないんじゃないかと言ったもののそんなに気になるんなら図書館にでも行って自分で調べれ
ば!と言い返されてしまった星史君なのでありました。
 でもちゃんとほんとに図書館行ったんだねえ。でも本を読んでみてもわからない。
 まあ何故歴史が大切なのかと言うことが書いてある本なんてあんのかなぁ(^^;)
 「遺跡は人類の遺産だ」とか言われてもその意味がわかんなきゃしょうがないよね。
 そうそう図書館では静かにしましょう。
 そこへやってきたのは螢ちゃん
 「こんな大切なものを壊しても何も感じない人がいるのね」
 螢ちゃんにまで責められているぞ。
 なんで遺跡が大切なんだと言う問いに螢は「これを造った人達の精神が私たちにつながっているの…」と。 そして差し出した数冊の本、一体なんの本だったのかなぁ?
 本を読んでいる時にダ・ガーンから連絡が入った。セブンチェンジャーのスパイ行為がばれて拷問を受けている、それだけではない日本海溝にプラネットエナジー解放点が発見されたというのだ。なんかここミョーにセリフに力が入ってるぞ。
 変身し螢を連れて日本海溝へと向かう星史くん 宇宙人のふりしてますが、ヘタな演技じゃの(^_^;)
 
 セブンチェンジャーとヤンチャーを助けにいく為に日本海溝へ潜っていく途中で、様々な生き物達に出会います。深海魚を装甲獣と間違えたり、マリンスノーを見たり… そしてその様々な生命達が自分の知らなかったところで生きている、遥かな昔からその営みは続いてきていた、そして今自分がここに生きている…。
 「俺達が歴史なんだ!」
 人もまた人という種が発生してから営みを繰り返してきた、遺跡にはそこにかつて生きていた人々の想いが残されている。
 星史君は何故遺跡が、歴史が大切なものなのか自分なりの結論を出しました。そしてこれからその意味について考えて行かなければならないでしょうね。
 
 海底でプラネットエナジー解放メカに縛り付けられているセブンチェンジャー、中で膝抱えて不安そうなヤンチャーくんがカワイイ。
 レッドロン、ピンキー、ブッチョに痛めつけられるセブンチェンジャー、 ピンキーの「この裏切り者の卑怯者の大嘘吐き!!」ヽ(^_^;)オイオイ お前さんが言える台詞か;;; ワガママなやつぅ〜
 でもブッチョはセブンチェンジャーに一番世話になってるからなんかそのうち裏切るんじゃないかなーという気がするぞ。
 
 助けに現われた星史君にあいつとは縁切ったんだとヤンチャーくん。だけどヤンチャーの言っていたことに対して答えを掴んだ星史君は元気です。自分は何のために戦っているのか、何を守って行かなきゃならないのか、わかってきたみたいです。
 だが、プラネットエナジー解放メカは既に作動を開始している!
 「俺達の星だ!」というセリフにも力がありますね。前回のときは無かったけど。
 さあ、日本はどうなる!? と言うところで次回に続くのでした(^_^;)
 ヤンチャーくんの父上って高杉大佐に似てますね(^_^;)


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