ストーリー・感想 16話〜20話


ダ・ガーン16話

怪しいのはどっちだ!?
脚本:平野靖士 作監:柳沢哲也(キャラ)
   久行宏和(メカ)
演出:高松信司
ストーリー  


ダ・ガーン17話

セイバーズ死す!?
脚本:志茂文彦 作監:平岡正幸(キャラ)
高谷浩利(メカ)
演出:大畑清隆
ストーリー  

 
 あああ、セイバーズってなんてケナゲなの(;_;) 私はこーゆー健気なのに弱いのよぉ。地球(星史)を守ることが使命であり、存在意義である彼らに取っては当り前な事かも知れないけど、だからこそその健気さが泣かせてくれるですよね〜
(いかんまたT2を思い出してしまった(^_^;))
 おお、いきなりあのタカビーなフランス人形の罵倒から始まってしまいました。
 「この愚か者! 無能! ごくつぶし!」
 「あたしに恥をかかせるのがそんなに楽しいか!」
 「女王様とお呼び!」あ、これは違うか(笑) しかしこのヒステリックさと傲慢さを見てるとこんな事言いそうじゃないですか(笑)
 で、とりあえず世話になった(^_^;)セブンチェンジャーに挨拶を…
 「ハロー セブンチェンジャー、御機嫌いかが?」
 しかし当のセブンチェンジャーは
 「プロとしてオーボス様の依頼を果たしたに過ぎない」
 「私はおまえ達と違って仕事と趣味を混同したりせん」
とそっけない。
 対するフランス人形は、セブンチェンジャーのそんな態度に言葉こそ平穏を装っているものの、カリカリしてきてますね。
 その証拠に飛び散る電光がだんだん激しくなる。 後ろで団長がビビってます。
 ブッチョはん、こーゆー時は何もいわないほうが身のためでっせ。ほらお仕置が…
 一方星史くん、あまりの上天気に「どこかいきたいな〜」などと言っているとそこに一陣の風が…
 桜小路 螢参上! (違うって(^^;))
 「桜小路、おまえもう少し普通の現われ方出来ないのかよ」
 星史って螢ちゃんをちょっと変わった奴だとは思ってるみたいだけど、だからといって気味悪がったり、無視したり仲間外れにしたりしないんですね。
 星史は予言されてしまいます。(余談だけど前回の次回予告の星史君の螢ちゃんのモノマネは秀逸だと思う)
 「だめ…、どこにもいっちゃだめ… あなたとあなたのお友達にとても恐ろしいこ とが起きるわ」
 「なーにいってんだ おめえ?」
 「誰かに呼ばれても今日は絶対出掛けちゃだめ」
 「わかったから その目やめろよその目」(^_^;)
 そして螢はまた風と共に消えてしまいます。そか毎朝ひかるちゃんと一緒に登校する訳じゃないんだ。
 授業中、ダイレクターにコールサインが! 星史君大袈裟に胸ポケット押えるんじゃ無いよ、何かあるってモロバレじゃない(^^;)
 おなかが痛いから保健室へ行きますと抜け出す口実を作る星史、ワンパターンですねえ。そろそろ他の言い訳考えないとますます怪しまれるぞ。
 しかし意外そうな森山先生ではありましたが、あっさり保健室行きを許可しましたね。
 「だめ!!」
 そのとき螢の声が響いた。あまりの意外さにクラス中がシーンとし、螢を注目する。
 しかし自分自身の思いがけない行動から我に帰ってしまった螢ちゃんはそれ以上星史を引き止めようとせず、席に戻ってしまいます。
 んで、トイレで通信する星史君、まあ手っ取り早く一人になれるところというとトイレしか無い訳で… ふみゅこの学校のトイレは洋式なのか。
 南米で敵の活動をキャッチしたという知らせ、そして出動命令を求めるダ・ガーンに
 「ラッキィ! どこか行きたいと思ってたんだよなぁ」
 これこれ、遠足じゃないんだってば(笑)
 しかし星史は螢ちゃんの「だめ!」を一瞬思い出しますが、「まさかな」ということで南米アマゾンは出掛けます。
 アマゾンではプラネットエナジー探査カメぢゃないメカが穴堀りをやっている。それとともにダ・ガーン達を捉える為のワナも…
 「こんなとこじゃピンクちゃんのお土産なんてありそうにないな」
 ひかるちゃんにはぁ〜?
 「ダ・ガーン捕獲作戦を開始します」
 カプセルから謎の液体が流れだし、辺りを底無し沼に変えていく…
 星史が底無し沼に捕まった! それに気付いたジャンボセイバーが星史を助けようとするがジャンボセイバーも又底無し沼に捕まってしまう。
 同時にプラネットエナジー探査マシーンも攻撃を始める。何とか星史を助けようとするジャンボセイバーだが、襲ってきたカメメカをジャンボアローで撃った反動でさらに深く底無し沼に沈んでしまう。
 「せめて、せめてキャプテンだけでも…」
 ジャンボアローにロープを付け陸に向かって矢を放つジャンボセイバー、それが己の身をさらに深く沼に沈めてしまうだろうことも顧みずに…
 ロープに捕まり必死に助けを求める星史、しかしダ・ガーンも交戦中でなかなか助けに来れない!
 やっと全ての敵を破壊し、駆けつけたダ・ガーン、ロープを手繰りよせ星史を底無し沼から引き上げる。しかしジャンボセイバーは底無し沼へと沈んでいってしまった…
 ダ・ガーンがさらにロープを手繰り寄せるがロープはジャンボセイバーが言ったとおりに支えきれず切れてしまう…
 ブッチョに捕らえられたジャンボセイバー、痛めつけられてます。あぁかわいそうでもな〜んかえっち(^_^;)(高谷さんの描くメカってなんとなくえっちじゃありません?)
 「結局捕獲できたのは一体だけで、プラネットエナジー解放点は発見できず、探査マシーンは全てダ・ガーンに破壊され踏んだり蹴ったりですなぁ」
 冷静に収支を分析するクチビル、でもブッチョ様はそう思ってはいないようで。
 「ダ・ガーンの弱点とチョロチョロの正体を教えろ」
 断固として口を割らないジャンボセイバー、ああ健気(;_;)
 教室で一心に祈る螢、その願いが地球に届いたのか雨が降り出します。
 ランダーズを呼ぶ星史、そこへ現われるブッチョの装甲獣、ジャンボセイバーを人質にし、手出しできないダ・ガーン達に、
 「やられるものの気持ちをたっぷり味わってもらうぞ。」
 ダ・ガーン達にはいつも痛い目にあわされ、タカビーなフランス人形にはお仕置をくらい、セブンチェンジャーには馬鹿にされ… いいところ無しですからね〜。
 日頃のうさを晴らすかのような一方的な攻撃!!
 星史を見つけたブッチョ、「素顔を見せてもらおうか!」と星史にせまります。
 でも、でも、何故そこで「星史」って本名呼んじゃうの? ダ・ガーン(^_^;)
 あ、もしかしてテレパシーかな(^_^;)?
 他に何も手が思い付かず、ヘルメットに手を掛ける星史 その時激しい雨が降り出した。「前が見えんぞ!」その隙に攻撃命令を出す星史、だがブッチョに見破られてしまう! ぼさっとしてないで貴方も逃げなさいよ。
 すっかり頭に来てしまったブッチョは星史に照準を合わせる! 「タンマ!」この期におよんでもノリの軽いやつだ ま、いいけど。だからさっさと隠れときゃ良かったのにぃ。星史に向かってビームが放たれた! しかしジェットセイバーとシャトルセイバーが身を挺して星史を庇う…
 しかしその時やっとランダーズが現われた! ジャンボセイバーを救いだし形成逆転! すっかり元気になってしまった星史君、ダ・ガーンもダ・ガーンXに合体!
 そしてアースブレストフラッシュが炸裂! ブッチョが放り出される
 「よくも俺のかわいい部下を痛めつけてくれたな」
 「助けてくれ なんでもする、なんでも教える!」
 態度が状況により豹変するブッチョ(本気なんだろーか?)それを本気にする星史君まだまだあまーい。
 そこへ現われるジェット機、セブンチェンジャーだ! 半端じゃない強さでダ・ガーン達を圧倒する!! そして遂にスカイセイバーが倒された!!!
 とどめは刺そうとせずにブッチョを回収してその場を去るセブンチェンジャー、
 落ちていくスカイセイバー、そしてその目は光を失い、勇者の石の姿に戻り、星史の手の中でひび割れ、輝きを失ってしまう。
 初めての敗北…。生命をかけてセイバーズは星史を助けてくれたのに星史自身はなにも出来なかった…。そして星史は叫ぶ 「うそだろ… スカイセイバァァァ!!」

 ●ちょっと裏話●
最後シーンの松本梨香さんの演技って泣きの演技だったんですよね。それをわざわざそうじゃないんだってああいう演技に変えさせたそうなんです。
 そして勇者の石に戻ってしまったセイバーズを元に戻す方法をダ・ガーン達に知らないと言われて初めて「ええっ!?」となってしまうんだから…ということだったそうです。


ダ・ガーン3話

よみがえれ!勇者
脚本:川崎ヒロユキ 作監:直井正博 演出:大庭秀昭
ストーリー  

 
 伝説の勇者 ホークセイバー登場! なんたってダ・ガーン達の間で伝説なんだからね〜。しかしこの手ならいくらでも勇者を登場させられるぞ(笑)
 地を駆ける者の代表としての勇者とか、水に棲む者の代表の勇者とか(笑) 川崎さんの脚本てどっか妙で好きだわ(^^:)
 「教えてくれ ダ・ガーン。どうすれば、どうすればスカイセイバーを蘇らせる事が出来るんだ?」
 沈黙しているダ・ガーン やっとその重い口を開く…
 「それは… 私にもわからない…」
 「え……」
 「そんな… それじゃスカイセイバーは…?」
 スカイセイバーを蘇らせる方法を誰も知らないのだ。なんとかなると思っていた星史の希望は砕かれてしまう。そしてやっと事の重大さが飲み込めて来たのである。
 呆然とする星史の手の中でオーリンが光る。そして洞窟の中で巨大な鳥の姿が浮かび上がり、一羽の不思議な鳥が飛び立った。
 一方、ブッチョ様の方は、またまたタカビーなフランス人形に責められています。
 「この恥知らず! 今日は三角木馬でお仕置して上げるから、覚悟おし!」
              ↑
           なんか… アブナイ…(^_^;)
 人形を通じて話していたブッチョの上司は、美少年を侍らせている女性のようです。
 ブッチョとは美的センスがかなり違いそうね(^_^;)。やっぱピンキーなのかしら。
「ダ・ガーンは俺が殺る」
 セブンチェンジャーのセリフに手柄をくれるなら構わないと言ってしまう女王様(^^;) ちゃっかりしてるぅ
 おみそにされてしまったブッチョ、
 「あんたは地球のザコメカの相手をしてればぁ」
 「この下衆な みどりブタ!!」 そーとー嫌われてるね。ブッチョ様。いやいじめてたのしんでるんじゃろか。
 命令に従わなければお仕置だし、結局は空飛ぶ装甲獣つかって地球の制空権を奪いにやってきたブッチョ様、
 「ちくしょー セブンチェンジャー 体格のいい二枚目の俺を馬鹿にしやがって」
 は? な・なんて言ったの? そかブッチョ様の基準て自分なのね。それじゃああの装甲獣達もカワイイわけだ。
 アンネットちゃんは戦闘機を次々撃墜していく。空が荒される…
 どうすればいいのか…途方にくれる星史は螢の事を思い出します。今回のことを予言した螢なら何か知っているのではないか… それこそ藁をも掴むような気持ちですね。
 そのとき 不思議な鳥が星史にまといつく。
 その鳥を振りきり日本へと向かう星史、その後をあの不思議な鳥が追いかける。
 鳥がダ・ガーンの傍を通り過ぎた時、ダ・ガーンは何かを感じます。微かだけれども自分達と同じ力を…
 ダ・ガーンジェット(ダ・ガーン無しでもそう言っていいのかな?)で一路日本へと向かう星史、そしてそれに並行して飛ぶ鳥さん、なんて凄いスピードで飛べる鳥なんだ(笑)
 アンネットちゃんに攻撃を受けるダ・ガーンジェット、セイバーズが倒れた今、空を守るものは誰も居ない。急がなければ…とその場を高速離脱する。しかし不思議な鳥は攻撃のとばっちりを受け、傷つき落ちていく…
 日本に着いたダ・ガーンジェット
 「正義のジェット機よ」
 ああ、もう学校終わったんだ。星史君のこと心配して無いのかな??
 螢の家の上空へ静止するダ・ガーンジェット、星史は螢に会いに向かう。
 しかし家の玄関には、あのばあやがお出迎えを…
 螢が自分の来るのを待っていると聞いて驚く星史、自分の正体がばれてるんだろうかなどと思わず心配したりして…
 でも このばあやかなりグレートですね。
 自分の格好を見て驚かないかと聞く星史に
 「いいえ 驚いております。 これほどの驚きは黒船が来航した以来でおじゃります。」
 えーーーっ あんた一体いくつなのぉ〜? しかし全然驚いている風には見えないぞ(^_^;) 年の功かしら。ああ、いつも螢の世話をしてればちょっとやそっとのことでは驚かないか(笑)
 庭には様々な鳥達が集まっている。自分の来た目的も忘れてなんじゃこりゃとなってしまう星史くん。地の軽いのは隠せない(^_^;) あんまり深刻になれないたちみたいね。
 でもこの鳥達は…(笑)何で巨嘴鳥や、フラミンゴやコンドルがいるんじゃろか。
 世界中の鳥達が集まっているぞ。そのまま動物園が開けそうだ(笑) あんまり深くは考えんとこう(^_^;)
 「汚れの無い空が悪しき者に支配されていようとしています。みんなそれを私に伝えようとここへやってきました。」
 「気付かなかったのですか?」 鳥達の声に… その為にここへ来たのではなかっ  たの?
 「気付くって何を?」
 淋しそうな、悲しそうな、そして意外そうな表情をする螢ちゃん。
 そこへまたセブンチェンジャーが現われたという連絡が!
 「俺と一緒に来てくれ!」
 「いってらっしゃいまし」 このばあややっぱりスゴイ(^_^;)
 螢んちの前には人だかりがしてます。TV局は来てない様ですが。
 ひかるちゃんと両親の姿も見えますねーー 事情を全く知らない3人の会話は大ボケそのもの(^_^;) でも私も乗りたい(笑)
 
螢をダガーンジェットに乗せ、飛び立った星史、しかし後で螢はみんなに質問攻めだったんではなかろーか? どういうふうに答えたんだろう。まあきっとあの調子なんだろうけど。
 一路、ダ・ガーン達の元へ向かおうとする星史、そこへ再びあの不思議な鳥が現われた。
 「あの鳥があなたを導いてくれるわ」
 鳥に導かれるままに、光の洞窟へとやってきた星史、その間にも南米のダ・ガーン達はセブンチェンジャーの人型からジャガー形態へグリフォン形態からタンク形態へと変幻自在の攻撃にさらされている! 相手により形態を変えてますねぇ〜 敵キャラだけどかっこいい(^_^;)
 光の洞窟(これってチベットにあるんですね〜 メディアの付録見るまでわかんなかったよぉ)の巨大な鳥の姿をした岩の前に光が差し込んでいる岩がありそこに舞い降りる鳥…
 「ここへ置けっていうのかな?」
 勇者の石をその光の中へ置くと勇者の石のひび割れが修復されていく。
 希望に笑顔を取り戻す星史、さっそくダ・ガーンに連絡をとるが、返ってきたのは 「星史 苦戦している…」というダ・ガーンの苦しそうな声。
 そしてあの不思議な鳥も弱って螢の腕の中でぐったりしてしまう。
 その鳥は傷ついた体で、一生懸命星史達をここまで導いてきたのだ。
 「あ… あの時こいつの気持ちがわかることができたら、こいつは傷つくことはなかったんだ… ダ・ガーン達もピンチに陥ることなんてなかったんだ…
  ごめんよ 俺も螢みたいにおまえの気持ちがわかったらこんな事には…」
 「あなたがそう願うのならきっと奇跡が起きるわ…」
 なんかね この辺のやりとりでニルスの最終回を思い出してしまいました。
 一方、南米ではダ・ガーン達はセブンチェンジャーの容赦無い攻撃にさらされている。
 「おろかな… 生命を捨てるつもりか…」
 「仲間を守るためなら、この地球を守るためなら私は生命を惜しまぬ 決して負け  ない!」
 そんなダ・ガーン達の姿になにか複雑な苦い想いに捕われているようなセブンチェンジャー、そしてその想いを振り切るように剣を取りだし止めを刺さんとする!
 その時飛び込んできたのはブッチョ、美味しいところを新参者に取られてたまるか!という態度にセブンチェンジャーは「馬鹿な…」と呟きます。
 そんな気持ちでは生命をかけて真摯に戦っているダ・ガーン達には勝てない…ということなんでしょうか?
 光の洞窟で鳥を抱き光の中へ立つ星史、オーリンが輝く。
 鳥達が騒ぐ、彼らの守護神の復活の時が近いことを知ったかのように…
 星史の腕の中で鳥は蘇り、鷹の姿をした岩に吸い込まれる。そして光が溢れ岩が崩れる… 光の中で気を失う螢。
 光の中から現われたのは…
 「私の名はホークセイバー 隊長 あの鳥は私の魂が実体となったものです」
 「おまえも地球を守る勇者なのか? 8人しかいないといっていたぞ」
 「私は人類が誕生する遥か昔 翼あるものの代表として地球の空を守る勇者でした。
  地球の空が危機に瀕した今、私の魂は長き眠りから目覚めたのです
  貴方が言葉の通じぬ動物達に心を通わせたいと望んだ真心が私を完全に復活させ  てくれたのです。
  隊長 私に命令を」
 ダ・ガーン達を救うため、鷹の姿に変形し飛び立つホークセイバー、変形プロセスはやっぱりわからないぞ(^_^;)
 「ありがとう 螢」
 ブッチョとアンネットちゃんは弱っているダ・ガーン達に止めを刺そうと突っ込んでくる! その時大空の彼方に光点が! そしてあっという間にアンネットちゃんを撃破し、その姿をみんなの前に現わした!
 「信じられない 太古の勇者が復活したというのか!?」
 「美しい空を見出した罪の深さを思い知るがいい!!」
 「ホーク・ギムレット!」
 ランドバイソン、ダ・ガーンXの連携プレーでブッチョを撃退!!
 状況がやばくなると途端に逃げ腰になるブッチョがらしいですねえ。ある意味では状況判断が正確なのかも(笑)
 「新たなる勇者か…」 セブンチェンジャーはほんとに曰く有りげですねぇ
 全てが終った後 洞窟の中での出来事を覚えていないと言う螢、うーん螢って依童なのかなぁ 洞窟の中での螢は地球そのものだったという感じ。 気を失う時なんか憑依していたものが離れたっていう感じだったものなあ。うーみゅあなたの知らない世界になってしまう(^^;)
 ラストシーン
 「あの不思議な鳥さんはどこへいったのかしら」
 「どこへも行ってやしない これからずっと俺達の空を守ってくれるはずさ」
 大空を渡る鳥達、そして蘇るスカイセイバー、復活した勇者の石に一番最初に気付くのが螢だというのがらしいですね。
 星史も気付いてきたようです、この地球が人間達だけの物でないことを。
 ホークセイバーは大空を羽ばたく全ての翼ある生き物達の守り神であり 人間を守っていたのでは無い(誕生してなかったんだから当り前か)というところがなんかいいなぁとか思ってしまいました。

 

ダ・ガーン19話

ペガサスセイバー登場
脚本:平野靖士 作監:佐々門信芳 演出:杉島邦久
ストーリー  

 とうとうブッチョ様の正体が星史達にバレてしまいました。正体がバレて開き直っちゃうブッチョ様と正体隠しにてんやわんやしちゃう星史君の対比が笑えましたね〜
 そして空の4体合体ペガサスセイバー登場!
 「やっぱ 正義は勝つ!!」

 学校が終わって星史が家に帰ってみると家の前にはTV局の車が止まってます どうやら取材の途中で家に寄ったみたいですね。
 「かあさん かえってるんだ」
 ドアを開けた瞬間、美鈴さんの恐い顔が… そりゃああの散らかりようなら怒りたくもなるわね〜 でもせめてゴミくらいは捨てておいたほうがいいと思うぞ。
 「おまけに勉強机までなくなっちゃてるじゃないの」
  ふみふみ フォローが細かい。しかし星史君はドロボーが入ったことを美鈴さんに言ってなかったんだろーか? まあめんどくさかったんだろーなぁ 被害はガラス窓と机とハズかしいテストの答案だけだったからねぇ。
 しかしこの星史君のアバウトな性格はきっとO型ね、と思ったらやっぱりそうだった(笑)

 さらにお小言が続くかと思われたその時 玄関のチャイムが鳴った。助かった〜とばかりにドアを開ける星史、そこには机を背負った団長が…。
 団長も律儀だなぁ(笑)
 「あんな人と付き合ってるの?」
 「たまにね、趣味は悪いけど人のいいおっさんだよ」
 「あの人と付き合うのはよしなさい」
 「どーしてさ」
 「母の勘です あのひとでしょあなたに悪い影響を与えているのは」
 美鈴さん、貴方は鋭い!! 鋭いが、ちょっと外してるぞ(笑)
 しかし、この親子ってどっかずれてますねえ(^_^;) 愛情はあるんだけど空回りしてる感じです。ちっとは心配してる母親の気持ちもわかってやれよ星史君(^_^;)

 「別に団長と付き合わなくてもいいけどサーカスにはピンキーさんが居るんだもんなぁ」
 美人には弱い星史君なのでありました。

 そこへサーカスへ出前へ出掛けるひかるちゃんにばったり、巧く行けばピンキーさんに会えるかも…という下心で付いてくる星史くん。

 そのころブッチョは、新しい装甲獣を育成している、ミザリー(このミザリーってやっぱりあの『ミザリー』かなぁ?)ちゃんと名付けられてます。
 そこへまたあのタカビーなフランス人形が現われ、
 「今度失敗したらあんたの首が飛ぶ事になるんだよ」
 さあ ブッチョ様後が無いぞ!

 出前にやってきたものの団長はおべんちゃらを言ってそそくさとお弁当を受け取って奥へ引っ込んでしまいます。あてが外れた星史君はガックリ(^_^;)

 車の中で星ちゃんのことを考えている美鈴さん
 『あの団長とかいう人と付き合ってから星ちゃんの生活が乱れ始めたのよ』
 それは やっぱりちょっと違うぞ美鈴さん(^^;)
 まあ ダ・ガーン達と星史君の関係を知らないんだから当り前なんだけどね。

 装甲獣の育成に勤しむブッチョ様、それにつれて緑が浜の木々が枯れていく…!
 それを悲しげに瞳を震わせながら見つめている螢、そして星史達も街の異変に気付いた…
 「私 怖い…」 走り去ってしまう螢 何かとても恐ろしいことが起きそうだ…
 「桜小路がああなるってことはまた奴等が現われるってことか…」
 うん 星ちゃん少しはいろんなことを結び付けて考えるようになってきたね。
 その時、ひかるの悲鳴が!!
 「ああ〜っ」
 「お代金貰うの忘れてた〜」 思わずガクッとなる星史君 でも確かにひかるちゃんに取っては一大事(笑) しかしこの事があれほどの大事件になってしまうとは…
 サーカスへ取って返した二人は 小屋の中で不思議な物を見つけます。巨大な育成槽… 新しい出し物とか思っちゃうところは、サーカスを隠れ蓑にすればこそだなぁ
 これが怪しげな研究所だったら、すぐ やっぱり…になっちゃうんだけどね〜
 表では美鈴さんが団長にインタビューを申し込んで断わられてます、無下に断わってそそくさと引っ込む団長、追いすがろうとする美鈴さんをおしとどめるピンキーがなんか怖いですね〜。そこへ根元さんもパトロールの途中に通りがかり役者が揃ったぁ。 今日は邪魔ばかり入る!とばかりにむくれている団長、その姿は巨大化しブッチョの本体となる。それを見てしまうひかる!!
 「みたな〜!!」
 ひかるの悲鳴を聞きつけて、星史、美鈴さんとTVスタッフ、根元さんが駆けつけた! ひかるから団長が変身したと聞いて驚く星史 そりゃそうだよねー 一旦疑ってて、違うと思ったのが本当だったんですからねぇ 星史君は単純だからぁ(^^;)
 すっかり開き直ってしまった団長、ブッチョとの二変化を披露してます。ちょっとやけになってるのかな〜?
 隙を見てブッチョを鉄パイプで殴る星史君でしたが全く効き目無し!
 かわいい星ちゃんが危ないと見た美鈴さんは 根元さんにハッパをかける。
 「撃ちなさい!」
 その声に思わず撃っちゃう根元さん、しかしブッチョの鋼鉄の体(^_^;)には効き目なく、跳ねた銃弾が制御コンピュータに当たりシステムが暴走! 活性剤の過剰投与で育成されていた細胞そのものが異常発育し育成槽を破ってどんどん増殖しはじめた!
 そのなかに飲み込まれてしまう星史 ひかる 美鈴さん TVスタッフ、根元さんにブッチョにピンキー、星史はダ・ガーンを呼びみんなを助け出します。
 しかし怪物に捕まっていながらもスクープだっとカメラを回し続けるカメラマン、あんたのそのコンジョーはスゴイ(^_^;)。
 最後に残ったのは美鈴さん、星史君自らホークセイバーと共に助けにいく!!
 そして助けだした後、礼をいう美鈴さんに、
 「なーにいってんだよ かあ…」 ここで自分の正体は秘密ということを思い出して
 「まー かるいもんですよ」 などととっさにごまかしたものの、そこにひかるちゃんもやってきて 星史が居ないことに気付く二人、思わず目の前の謎の正義の少年に 星史君を助けてくれるように頼むひかるちゃん、しかしまあなんというか当の本人ですから、おもわずしどろもどろになってしまう星史君なのでありました。
 星史君てうそつけない子なのね、そこで「この私に任せておきなさい」とでも言っておけばそれで済んだのにね〜。うそのつきかたがヘタ(^_^;) 揚げ句の果てに美鈴さんに
 「あなた… もしかして 星ちゃんでしょ」 なんて言われてしまいすっかり慌ててしまう星史君、言うに事欠いて
 「私の名は ルーク・スカイウォーカーです」 あはは 前の日に見た映画がスターウォーズだったんでしょーかね〜(^_^;)
 とにかく正体隠しに腐心する星史君 なんかだんだん言うことが無茶苦茶になってきてますね、
 「わたしは貴方のような母親はいないんです!」
 「苦労してるのねぇ…」
 「あれは 星ちゃんじゃないわ、星ちゃんはあんな変な子じゃないもの…」
 ああ、みんなちょっとずつ勘違いしてるぞ。
 しかし美鈴さん貴方の母の勘はとっても鋭いけども、まあ確かにこの星史君はヘンだったし、まあ星ちゃんだと信じたくない気持ちも解らないではないわね。
 あんな変な子が星史のワケが無い、星史なら嘘つくはずはないという親バカですね、多分。

謎の少年が走り去った後、星史の姿に戻って怪物に追いかけられてくる星史君、うーん言葉より行動で示すほうがうまいのね。
 ミザリーちゃんはどんどん増殖し、攻撃を加えれば破片から新生する。それにつれて山や森の木々がどんどん枯れていく… ミザリーちゃんはプラネットエナジーを吸収しつつ無限に増殖しているのだ。
 そしてあちこち逃げ回っていた星史君のたどり着いた先は螢ちゃんの家の庭先、螢は、樹に触れたまま呟く
 「この星に生命がある限りあの怪物は死なない…」
 しかしこのばあやはすげーや(^_^;) いつもの超然とした態度はどこへやら いざ鎌倉となれば勇ましいんですね、なぎなたなんか持ち出して…(そういやうちの高校にはなぎなたの授業があったんですよ(笑))
 「お姫(ひぃ)様!」
 で、螢ちゃんはいつものごとく失神してしまいます。そこへあのミザリーちゃんが!
 まあ、ばあやのなぎなたも屁の突っ張り(^_^;)で、星史君は螢を抱きかかえたまま逃げる。やっぱり手の位置がアブナイそ、と。
 際限無く増殖し続けるミザリー、攻撃を加えれば破片から再生するため迂かつに攻撃できない。
 「勝ちゃあええ」と言っていたブッチョもレディから勝つだけでは駄目だと釘を刺されさらに進退極まってしまう。
 地球の命を奪いにきているのだからそれを吸いつくしてしまう装甲獣は目的に反して仕舞う訳ですね。
 星史は螢が言い残した言葉から、装甲獣を倒す手段を思い付きます。地球から離して仕舞えばいいんだ! そしてセイバーズが名乗りを上げる!
 空の4体合体!! 天駆ける鋼鉄のケンタウロス!! ペガサスセイバー!!!
 宇宙へミザリーを運び去り止めを刺し、そしてプラネットエナジーが地球へと降り注ぎ枯れていた木や草が息を吹き返す… 木々の悲しみの声が、喜びの声に変る。
 気を失っていた螢も、木々が蘇るにつれ気を取り戻した…。
 星史君を抱き寄せる美鈴ママさん、カメラか見てると分った瞬間に仕事の顔にもどっちゃうのは流石というか切り換えが早いというか。
 母親の顔とキャスターとしての顔、どちらも一生懸命にやってますね。
 一件落着かと思われたその時、大きな地響きと共にサーカス小屋の地下から巨大な宇宙船が現われた…!!
 ブッチョ最後の戦いが始まったのだ。
 そうそう、街の遠景で厳光寺の本堂に工事中のシートが被せてありましたね〜
 あのときぶっ壊れていらいまだ修復は完了してないようです。うーん美術さん細かい。


ダ・ガーン20話

ブッチョ最後の挑戦
脚本:志茂文彦 作監:石田敦子 演出:福田巳津央
ストーリー  

 志茂さん、ダ・ガーンではけっこう重い話ばっかり書いているなぁ。
 ダ・ガーンは話の幅が広いので、色んなことやってますね。 あ、今回も大張正己さんが入っている〜★

 感想は簡単に行きます。
星史君はなんか団長がブッチョで、この地球を狙ってる敵だったということ自体よりも、信じていた友情を壊された事に対して怒ってるようですね〜。
 これでピンキー&ピンクの正体を知ったらどうなるのかなぁ
 人間不信になったりしないかしら(笑) まあそこまで深くは考えないか。
 ブッチョもレッドロン閣下も孤独でした。レッドロン閣下は自分が孤独だということに気付いていたのでしょうか? ブッチョは気付いたみたいですけどね、最後の最後になって。
 二人とも(そして恐らくはレディ・ピンキーもビオレッツェも)自己中心的で、我侭な為につながりを否定して自分だけの世界に篭ってます。
 今回は螢ちゃんがキーキャラクターでしたね。
 命は皆同じ、どんなに悪いことをやっている人でも命そのものは一つしかなく、そして大切なものなのだと。
 ブッチョの夢は哀しい夢でした。螢にはそれが分ったんですね。自分の言うことしか聞かない者達しか居ない世界がどんなに淋しく、空しいものであるかということが… ブッチョもあの生意気なコンピュータが沈黙してしまって初めてその存在が自分にとってどんなものであったか理解したみたいですね。趣味に走って自分だけの世界に引き篭っているといざとなったとき助けてくれる人がいなくなるよ、ってことだと思います。だから外に出ていろんなものに触れていろな人に出会っていかなきゃいけないよ…ってこともあるかな。
 「可哀想な人…」
 どんな生命でもその尊さに変わりはない、そしてその全ての生命をいとおしむ気持ちを持つことが螢ちゃんには出来るようです。
 地球上の生物が全て滅んでしまっても地球は地球かもしれないけど、やっぱり 「名もない生命が栄えてこそ、この惑星は地球と呼ばれるんだ!!」
 というのを取りたいですよね。星史君そこのところを気付いていってね。期待してるぞ。


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