ストーリー・感想 21話〜25話


ダ・ガーン21話

闇に潜む猫
脚本:五武冬史 作監:柳沢哲也(キャラ)
   久行宏和(メカ)
絵コンテ:森田風太
演出:森田光太
ストーリー  

 
 オカマの猫ことビオレッツェの本格的な登場です。ブッチョを倒して一安心の筈が、どうやらまだ敵が居るらしい…
 そしてビオレッツェとピンキーの駆け引き、ビオレッツェが邪魔なレディ・ピンキーはなんとかビオレッツェを片付けようとする。
 でもなんかビオレッツェって手塚治虫のバンパイヤを連想してしまいました。
 どうやらオーボス様も地球へ向かって来ているようです。
 ピンキー=レディ・ピンキーがはっきりした(見てるがわにとって)回でもありました。どうりで団長がピンキーにあれだけびびってたワケだ。
 んで、どうやらピンキーもメカフェチ&美少年好みのようですね〜。
 しかし星史達にまだ正体のバレていないピンキーはレストランつくしに入り浸っているようですね。
 無能な部下、ブッチョが死んでこれから自分の思い通りにやろうとしたピンキーのもとに一匹の猫がやってくる。
 追い出そうとするピンキーだが、その猫は姿を変え一人の男の姿となった。
 「おまえは… ビオレッツェ!」
 どうやらオーボス様が自ら本腰を入れて地球を侵略すべく監視役を派遣してきたようです。それを知ってあせるピンキー、オーボスはかなり冷酷無慈悲な存在の様ですね、この焦り方からみると。
 「くされロボット」とか「くされブッチョ」とかピンキーも結構口が悪いですねぇ
 しかしブッチョの残したデータって何だったんでしょうね。気になります。
 解放点のデータかな?それともチョロチョロのデータかな?
 ピンキーとビオレッツェの入手したデータにはどんな差があるのかな?
 しかしこのサブコンピュータのデータディスクの出し方も悪趣味ですね。
 でもミステリー・ピンキーってわざと間違えたのかしら?
  
 TVで高杉大佐は、謎のヘルメット少年、あ、違った、もとい謎の指揮官とダ・ガーンたちを捜すべく呼び掛けをしています。まさか自分の息子がそうだとは夢にも思ってないんだろーなぁ。
 拠点をオーストラリアから日本に移したということはこれからは日本にいるんですね、高杉大佐は。
 星史は高杉大佐の謎の少年に対する呼び掛けにくすぐったがってるけど、それだけ凄いことをやってるんだよ星史くん。
  
一方それに怒りを露にしている人物がいた。マジカル・ピンキーことレディ・ピンキーである。
 キャプテン・スーツ商法には笑いましたね〜。ビオレッツェもさっそく捜してる相手を見つけたと思ったら、同じ格好をした子供がゾロゾロと…。しかしすぐに真相に気付くビオレッツェはなかなか頭が切れるようです。これは強敵だ。
 思わず苦笑いする猫モードのビオレッツェに、キャプテンスーツに身を固めた少年達がパチンコで攻撃を始めた。
 彼らが自分を殺すつもりだと悟ったビオレッツェは猫から戦闘モードの狼にメタモルフォーゼする。
 このコスプレ少年(^_^;)達は、レディピンキーが放った刺客だったのだ。
 しかし狼形態のビオレッツェはなかなか強い、一人、又一人と刺客を倒していく。
 あの美少年達はアンドロイドだったんですね。ピンキーも趣味の世界に走ってますねぇ(笑)
 そしてレディピンキーはダ・ガーン達を倒そうとロボットを差し向ける。
 このロボット中から次々にロボットが出てきてピンキーの意地の悪さを現わしてるようだぞ(^_^;)
  
地上ではビオレッツェとアンドロイド達の密やかなそして激しい戦闘が、空中ではダ・ガーン達とと敵ロボットとの戦闘が同時進行しそのカット切り換えが効果的でしたね。かっこよかったです。
 しかしキャプテンスーツを着た子供達という観客の前で思わず「かっこいい」「本物だぁ」といわれてノッてしまう星史君はやっぱりお調子者なのでありました。
 ビオレッツェを始末したと思い祝杯をあげるピンキー、そこに猫の鳴き声が…
 ビオレッツェには下手な言い訳は通用しない、敵のほうはどんどんレベルアップしてるのにこのままでいいのか星史くん(笑)
 
 さて次回は川崎ヒロユキさんの脚本だからきっと変(^_^;)な話だわと思ったらやっぱりすんごくミョーだった(^。^;)

ダ・ガーン22話

落とし物はダイレクター
脚本:川崎ヒロユキ 作監:平岡正幸(キャラ)
高谷浩利(メカ)
絵コンテ・演出:高松信司
ストーリー  
 
 あははははっ 川崎さんはミョーなノリの脚本ばかり書いてますねえ(^。^)
とにかくノリが良くて変!! 爆笑の連続でしたね〜
 星史が落としてしまったダイレクターを巡っての一騒動、絵もきれいだし変で面白かったです。オーバー気味の演出が変さをきわだたせてますね〜。
 キャラクターそれぞれの思い込みというか思いのすれ違いがとっても面白いです。
 ピンキーの想像の中でのギリシャ風衣装をまとったダ・ガーン達には爆笑してしまいまひた。
 あのビラビラをなびかせてダ・ガーンマグナム撃たないで〜 笑い死にしちゃう〜
 ダ・ガーンのムチでビシバシもアブな〜い。
 でも螢ちゃんは衣替えしないのね(;_;) うーん残念。
  
 朝、優雅にお魚になった私をやってるピンキー、そこへビオレッツェが、
 「朝風呂なんて身上を潰すわよ」
 なんでそんな歌しってるんだ(^_^;)
 
 前回ビオレッツェが手に入れたデータはプラネットエナジー解放点のデータだったんですね。
 ビオレッツェに手を組もうと言われたもののそれを断わるピンキー、セブンチェンジャーに協力を求めるが、いまいちいい返事は貰えず、真意を見抜かれてしまう。
 「私一人で手柄を立てるしかないのね」
 ピンクに変身するピンキー、この変身のしかたは某○ー○ー○ーンのやうだ(^^;)
 このかっこつけ(笑)
 一方今日もまた遅刻寸前の星史君、毎回毎回ひかるちゃんも起こしてくれるわけではないようで、ダ・ガーン目覚ましも使ってないのかなぁ(笑)
  
 んで階段から落ちた拍子にダイレクターを落っことしてしまう。よくケガしなかったね。
 教室では謎の隊長さんについての話でもちきり、おもわず照れてしまう星史君なのでありました。ピンクちゃんにもセクシーだっていわれちゃうし(^_^;)
 で一時間目の開始、しかしその前にモリソバもとい森山先生が落とし物だといって取り出したのはダイレクター! すっかり慌ててしまう星史君、もしかしてあのチョロチョロがクラスの中に…と様子を伺うピンク、先生がおもちゃだと思ってるんなら手を上げちゃえとする星史、知らぬが仏のこの二人の対比がおかしいですね〜。さてどうなっちゃうんだろう…とドキドキしてるとひかるちゃんが手を上げてそれはあのロボット達の隊長さんの持ち物だと言ってしまう。
 しかしそこで先生自ら
 「出てこい ダ・ガーン」ってやるか ふつう(笑) カッコまでつけちゃって、
 あ、そーかいっぺんやってみたかったんだな、きっと昔から憧れてたんだこーゆーのに。
 そして思わず使い方が違うとツッコミを入れてしまうピンク、しかしチョロチョロを捜すより、いっそのことダイレクターを手に入れて仕舞えばダ・ガーン達を従えることが出来る…とばかりにほくそえむが、しかしこの想像シーンはスゴイぞ。
 すっかり自分の想像に悦にいってしまい授業中であることも忘れて思わず高笑いしてしまうピンク、
 「山本、保健室へいくか?」
 さてお昼休み、ピンクと星史のダイレクター奪取作戦の始まり、まだお互いがお互いの正体に気付いて無いので、お互い同じ目的で動いてることさえ気付いて無い、そのへんのドタバタが面白いです。
 ピンクは森山先生と二人っきりになるべく、ピンキーの姿になる。おおこの衣装はあのピンクのデート着、しかしピンキーさんが着てるとますますもってやんらしい(^^;
)
 面談と称して森山先生と二人きりになり催眠術でダイレクターを奪おうとするピンキー、鍵穴から覗いてる星史まで催眠術にかかってしまうなんてなんてお間抜けなんでしょ。
 ダイレクターの奪取に成功するかと思われたその時いきなりドアが開き、そこには螢が!、
「それを 本当の 持ち主に 返して…」
 だんだんダイレクターを取り戻しにくくなってしまう星史、今一歩のところで根暗少女((C)ピンク)こと螢に邪魔されたピンキー、とうとうキレてしまいキラードールヴィ・ヴィトンを出動させる。ワックスがけが終わってないって言ってるけど、マニキュアもまだ塗れてないよ。
 6年3組を襲うヴィ・ヴィトン、攻撃の煽りをくらってダイレクターが森山先生のポケットから飛び出した。
 「やばいぜ ダ・ガーン 助けてくれ…」 呟くように言う星史、光るオーリン、ここで命令は受諾されたのだが星史は気付かない。
 しかしダイレクターはピンキーの手に渡ってしまう。
 「さあ、出てこい ダ・ガーン!」
 「来る訳ないじゃん」とたかをくくっていた星史は、走ってくるダ・ガーンの姿を見てたまげてしまう。このダ・ガーンの走ってくるシーンもいいなぁ。
 まあパトカーのままきたんじゃひかるちゃんにバレてしまいますけどね。
 「貧しい虫けらどもを地獄に送ってあげなさい!」
 そして腕を振り上げるダ・ガーン、しかしダ・ガーンが攻撃した相手は、ヴィ・ヴィトンであった!
 この辺、そういうはずはないんだけど若しかして…と思わせる演出がにくいです。
 みんなでダ・ガーンを声援させる音頭取りに紛れて命令をする星史君、うーん考えましたね〜。こういう時お調子者は得だね。
 「奇跡だ!」と言って、目をうるうるさせる森山先生の表情がスゴイ(^_^;)
 やっと取り戻したダイレクターをちょっと服で磨いて見つめて、なんか照れ臭そうに笑う星史君の表情がとーっても良かったです★
 さて「つくし」にやってきたピンキー、すっかりカリカリしている様子で、
 『野菜カレーの大盛りに、海草サラダのLサイズ、パンプキンスープ3人前に、デザートにチョコパフェとフルーツゼリーを5人前、それとは別に今日のお勧めディナーもね』 ストレス発散に彼女はヤケ食いするのか〜 でもほんとにこれだけ全部食べるの〜?
 
 星史君は「ピンキーさんって怒っててもきれいだな〜」などとのーてんきな事を思ってますが、ピンキーが怒ってる原因がまさか自分のことだとは夢にも思ってないんでしょうね(笑)


ダ・ガーン23話

踊るスパイ人形
脚本:平野靖士 作監:直井正博 演出・絵コンテ:大庭秀昭
ストーリー  

 新展開に向けてのネタ振りと言う訳で、嵐の前の静けさを感じますね〜
 そしてレッドロン編で振っていたネタがだんだん収束してきています。意味シンなシーンがいっぱい(^_^;)
 ダ・ガーンは敵方の人間関係が複雑ですね。そこが又面白い。
 レディ・ピンキーはチョロチョロに関する情報収集に執着してるようです。
 星史君のアイデァでレストランつくしでウェイトレスとして働くことになったピンキー、星史君の発想ってあいかわらずヨコシマで単純(^_^;)。
 団長にもらったというヌイグルミを宣伝と称して配るピンキー、星史くんが『あの団長の…』と心配してますが、そうか成程そう言っておけば人形の秘密がばれても団長のせいに出来ますよね〜。
 ばらまかれていたレッドロン・アイを一つ一つチェックするビオレッツェ。
 地味ながらも確実に解放点を捜していってますね。彼が本来の目的に一番忠実ですね。
 そしてその情報をピンキーに流すセブンチェンジャー、その真意は…?
 アフリカに落ちたレッドロン・アイを調査しようとするビオレッツェ、しかしそこには人間の姿が… 隠密行動をモットーとするビオレッツェはいささか困ってしまうがそこに現われたのはセブンチェンジャー、邪魔者を追い払ってやるといきなり攻撃を始める。どうやら派手にやってダ・ガーン達勇者をおびき出す(但し倒すためでは
ないらしい?)つもりだったようですね。
 一方、つくしでお手伝いさせられてる星史君、エプロン姿がなかなか似合ってるよ。
ピンキーは行方不明、そこにダイレクターにダ・ガーンからのコールが! しかしいきなり『星史』って呼んじゃやっぱりマズイとおもうよ(^_^;)
 しかしいつもいつも腹痛でごまかしてるとそのうちバレないかわたしゃ心配だ(^^;)
 ダ・ガーンのところに行こうとしたものの根元さんが車(ダ・ガーン)を磨いている…、思わず隠れる星史君、この辺のシチュエーション好きだなぁ。
 取り敢えずダ・ガーンは動けない、セイバーズをアフリカに向かわせるのにつくしの裏手でバレないようにかっこだけはいつもと同じなのに声だけ小声なのが笑えます。
 「星史くん 何してるの?」 おお、危機一髪。やばい、やばい(笑)
 すぐに腹痛でごまかしてしまう星史君、その仮病をすっかり信じちゃうひかるちゃんがけなげではあーりませんか(^_^;)。
 ひかると根元さんの心配(でもひかるちゃんはマジに心配してますね、星史君のこと本当に信じてんだね)をなんとかごまかしてピンキーを探しに出掛ける星史君、
 一方、アフリカではペガサスセイバーとセブンチェンジャーの戦闘が始まった!
 頭の上でドンパチやられて戦々恐々とするビオレッツェ。だがそれはセブンチェンジャーの思惑らしい…。
 緑ヶ浜ではピンキーが配ったぬいぐるみが監視を始めた。
 そしてピンキーの家までやってきた星史君、本当に探しに来たんだねー、アフリカでドンパチやってるペガサスセイバーほっといて(笑) 勝手にズカズカ人ん家に上がりこむ星史くん、レディ・ピンキーはそのあまりの厚かましさにカリカリしてます。
 鍵くらいリモートコントロールで閉めれるようにしとけば良かったのにねー、ほんと不用心。追い出そうにも監視を始めたところでモニターから離れられない、そして星史に気を取られているあいだにぬいぐるみの秘密がバレてしまう。
 ピンキーを捜して家の中を見て歩く星史君、しかし部屋なり家具なりがあるのは一部分のようで階段を登った先には鉄骨だけの構造物?が… 何でしょうね〜これは?
 「あのバカに秘密を知られてはまずい」
 ああ、ピンキーにまで「バカ」と言われてますね。しかしアレを怪しいと思わず建設途中なんだと思ってしまうところが単純というか、のーてんきというか。
 正体のばれたぬいぐるみ達はゾロゾロと集まってくる… 顔か可愛いままだけによけいブッキーです。つくしでもぬいぐるみ達が動きだしている、机の下で頭抱えて、しゃがみこんでるひかる、勇敢にも立ち向かってる春夫さん、なかなかハードな雰囲気です。そしてぬいぐるみたちは合体しロボットとなる。ぬいぐるみ達がどんどん合体していくにつれてお稚児さん人形から京人形にバージョンアップしてくんですね。
 扇子で切り裂いてく技がなかなか優雅(笑)でコワイどすえ。
 ピンキーはぬいぐるみ達に襲われたふりをしてなんとか星史を家の外へ追い出します、そして星史はぬいぐるみ達に巻き込まれたままロボットの中に取り込まれてしまう! しかしいつのまにぬいぐるみの中に閉じこめられたんじゃろか?
 ピンキーはあちこちでボロを出してるけど回りがみんなお人好しなんでバレないで済んでんですね〜(^_^;)。正体隠しはまだ団長のほうがうまかったぞ、と。
 ダ・ガーンを呼び、ランダーズを呼び、そしてアフリカで戦闘中のペガサスセイバーも呼び寄せる。ランドバイソンがランドドリルクラッシャーを放ったもののロボットがぬいぐるみに分解しダ・ガーンに当たってしまう、ウマイなあ。
 星史を救出するためにロボットをぬいぐるみに分離したままの状態にしておこうとするダ・ガーン達、そしてぬいぐるみから出ている手をダ・ガーンが見つけた!
星史を助けようとランドバイソンは腕を飛ばすがぬいぐるみ達に阻止されてしまう。
 ボディをかじるぬいぐるみたちがとってもブッキー。そこへ鷹が星史をくわえて助け出す。ふーんペガサスセイバーの胸飾りってこんな芸当もできるんだ。
 戦闘シーンはちとはしょった感じがしますがまあいいでしょう。
 「あいつに始末させようと思ったのに…」
 セブンチェンジャーは何故ビオレッツェを始末しようとしたのか? まさかピンキーの為では無いでしょう。セブンチェンジャーもかなりワケありのようです。
 しかし今のところ地球にとって一番の強敵はビオレッツェのようです。レディ・ピンキーもチョロチョロとダ・ガーン達に気を取られている間は大した事なさそうだし。
 暑い最中、さらに暑いぬいぐるみの中に閉じこめられてすっかりばててしまった星史君、「アフリカだってこんなに暑くない…」といったところでアフリカのセブンチェンジャーのことを思い出した、そしてそのアフリカでは遂にビオレッツェがプラネットエナジー解放点を見付け出したのだ!
 「ここよ お手柄はアタシ達のものよ」
 
 次回、『隊長は 何も知らなかった。』 うーん、とっても意味シンですね。

 

ダ・ガーン24話

引き裂かれる大地
脚本:志茂文彦 作監:佐々門信芳 絵コンテ・演出:杉島邦久
ストーリー  
 いやはや凄い話ですね。とうとう星史君はビオレッツェに自分がいかに無知で無能なのか、そして己の無力さを指摘されてしまいました。
 今の星史ではそれに対して返す言葉もありません。どうやら地球を守るということについてそれがどういうことなのか真剣に考えなければならなくなったようです。
 いままであんまり深くもの考えてなかったツケが回ってきたといった感じですね。
でもここで挫けちゃだめだよ星史くん、これは君だけじゃなく私たちみんなが考えなきゃならない事なんだから。
 果たして星史君はビオレッツェやオーボスに対して『それは間違ってる』とはっきり言うことが出来るようになるのでしょうか?
 
 真夏の真っ盛りにマラソンするのか〜 水泳の授業じゃないのかな〜、見学にしない螢ちゃんはエライ、ついでに真面目に走ってるピンクもエライとか思ったりなんかして(^_^;)
 バテバテの星史君にくらべひかるちゃんの元気なこと、毎日自然食食べてる賜物でしょうか。
 そこへ螢を襲う強烈なイメージ、そして倒れる螢。うーん水泳の授業だとプールにぽっかり浮かぶ…とかいうことになっちゃうか(^^;;) それは怖いぞ;;;。
 
 保健室での、「地球が引き裂かれてしまう… 誰か助けて…」という螢のうわごと、そしてアフリカ東部での急激な地殻変動のニュース、アフリカで何か起こっている…
というわけで掃除当番をサボって星史はダ・ガーン、ランダーズ、セイバーズと共にアフリカへ向かう。
 生理現象ね(笑) ま、確かにロボット(というかエネルギー生命体)には馴染みの無い現象だわ(^_^;) そかあのパイロットスーツってチャックついてないのか〜
 用を足す時には変身を解かなきゃなんないのね。
 そこへ、狼形態のビオレッツェが星史を威嚇する。逃げることしか出来ない星史はまんまと落とし穴にはまってしまう。あまりの呆気なさに拍子抜けするビオレッツェ。
 星史を捕らえ、その正体なんかには興味が無いと言い切るビオレッツェ、今までの敵とは違う反応に星史は戸惑ってしまいます。
 しかしそんな緊迫した状況のなかで目の前の御馳走に気をとられちゃうあたりが何とも(笑)
 ビオレッツェってオーボス様に心酔してるんですね。「強くて、賢くて 美しいお方」だもんね。
 自分達が地球に来た理由を星史に話すビオレッツェ、星史が何も知らないまま(何も知ろうとしないまま)戦っていたということに呆れてしまいます。
 この宇宙はオーボス様のもの、だから自分の物をどうしようかまわないと言い切ってしまうあたり凄いですね。この宇宙を手に入れるとか言うんじゃなくて、もうすでにオーボス様のものなんですからね〜。
 ビオレッツェが見せたプラネットエナジー解放点を刺激されて崩壊する惑星…
 「あれがプラネットエナジー活性化装置か…」
 セブンチェンジャーのこのセリフなんか意味シン。
 
 星史を救出し、活性化装置を破壊せんとするダ・ガーン達、自分が無知だったために後手に回ってしまってる事に気付いて来た星史は、
 「きっと大丈夫さ、今までだって何度もピンチを切り抜けて来たんだから… 今度だってちゃんと間に合うさ」
と祈るような気持ちで攻撃を見守っていた。(私も手に汗握ったわ) そして、装置は破壊され、止まったかに見えた。(良かった〜ホッ)一旦安堵した星史だったが、次の瞬間地響きとともに地面に亀裂が走った!(えっ、ええっ!?)
 アフリカの大地が引き裂かれていく…。間に合わなかったのだ。
 星史はなす術もなくそれを見つめているしかなかった。
 「どうすればいい?」
 ダ・ガーン達の問いに星史は答えることができない。星史にもどうしたらいいのかわからない。この悔しさとも悲しみともつかない途方にくれた星史君の涙が泣かせますね。
ビオレッツェの宇宙船、これはレッドロン閣下を飲み込んだあの宇宙船ですね。ビオレッツェはかなり以前から地球に来ていた様です。
 「まずはひとつ…」
 レッドロンの残した日本海溝の分もきっとヒットしてるに違いないからあと解放点は3つ… しかし日本海溝のポイントが刺激されたら日本沈没になってしまうのかな〜 それは困るぞ。星史君頑張っておくれ。


ダ・ガーン25話

キリマンジャロの勇者
脚本:五武冬史 作監:柳沢哲也(キャラ)
久行宏和(メカ)

絵コンテ
演出  :富永恒雄

ストーリー  

 10人目の 『地を駆けるものたち(鳥さんもくっついているからやっぱりアフリカの大地に生きるもの達か)』の勇者、ガ・オーンの登場です。後半にかけてのパワーアップの第一段階、そしてなんと今まで主役メカであったダ・ガーンがしばしのあいだ退場という驚きの展開。
 ダ・ガーンが復活するとき彼らはさらに偉大なその勇姿を見せてくれることでしょう。 …あれ? 前にもこんな事書いたような気が… あ、そうかG・ファイバードんときだっけ(^_^;) と言いつつすでにその勇姿タカラのカタログで見てしまいましたけどね(笑) それにもうSTDのグレート・ダ・ガーンGXはおもちゃ屋
の店頭に並んでます。しかしこの『G』はなんのGかなぁ(^_^;)?
 でもガ・オーンってかっこいいじゃないですか。とにかくあのワイルドさがステキよぉ★
 最後に「ガ・オーン」という雄叫びを上げるまで一言も喋らないのがしぶくていいわ★ うーんインディアン風だから「私 ウソ つかない」とか言う喋り方するんでしょーうか? でもなしてアフリカなのにネイティブ・アメリカン(?_?)

 裂けていくアフリカの大地、それをなす術もなく茫然と見ているだけの星史、スカイセイバー、ホークセイバー、ランドバイソンからはすさまじい被害状況が報告されてくる。

 先手を取られたのは星史だけではない、レディ・ピンキーもあせってしまう。
 不穏な気配に逃げ出そうとした美少年がムチでビシバシやられてる〜
 なんとか名誉挽回せねばとキラードールを3体も出撃させるがどうもこれはビオレッツェの株を上げただけのような(^_^;)感じですね。

 悲鳴をあげ揺れる大地のなかに星史は何かを目指して避難する動物達と人間達を見つける。しかしいきなりVサインしてしまう所がやっぱりお調子者(^_^;) そして族長らしい男から彼らはキリマンジャロを目指しておりそしてキリマンジャロの氷河に眠るアフリカの守護神の獅子の伝説を聞く。その獅子はアフリカが危機に瀕したときその大地に住む全ての生き物達の願いを受けて蘇るのだという…。

 ダ・ガーンがこの事態を解決出来るかも知れない方法を思い付いた。だかそれはダ・ガーン自身が亀裂の中に入り中から閉じるという危険極まりない方法だった。それを実行するための命令を星史に要求する。地球に生きる全ての生命を救うのが己の使命であり存在意義なのだ、それをしないのは死ぬよりも辛いことだ…。地球が、そして様々な命が存在してこそ自分達は存在する意義がある… ちょっと意味シン(^_^;)
 星史は選択を迫られます。自分が何を今しなければならないのか、自分がしていることは一体どう言うことなのかを星史くんもわかって来たようです。
 そして星史はGOの命令を出します。ランドバイソンもスカイセイバーもそれぞれ作業に入ります。アフリカを救うために。
 「地球の命よ 私に力を…」

 ホークセイバーと共にキリマンジャロに向かう星史、物言わぬ動物達の本能を信じる… あんまり根拠が無いので行き当たりばったりみたいな感じですが(^_^;)ホークセイバーの時の経験は星史に地球に生きているのが人間だけでは無いと言うことを感じさせて来たみたいですね。

 目指したキリマンジャロには伝説の獅子の姿はなかった… そこへレディ・ピンキーのキラードールが勇者達を襲う! そして遂にキリマンジャロも噴火し始めた。
 あれは単なる伝説に過ぎなかったのか… しかしその時けもの達や人々の祈りに応えるようにオーリンが光り、ひとつの光が氷河へと吸い込まれた。
 氷河が割れ、そこには巨大な氷の獅子が…! 反応するダイレクター、そこには新しい勇者の姿が示される。この巨大な獅子も勇者のひとりだったのだ!
 「目覚めよ! ライオンの勇者よ! おまえの仲間達とダ・ガーン達を救うんだ!」
 稲妻と共に目覚めたガ・オーンは咆哮をあげると星史(隊長の扱い方がぞんざいだぞ)を乗せ駆け出した。でもこの走り方なんか変(^_^;) おもちゃおもちゃしているなぁ(笑)

 しかしホークセイバーと顔馴染でもいいんじゃないかなぁ。ああ、でも人々の間に伝説として残ってるくらいだから人間が現われてからの勇者なんだ。とするとホークセイバーよりやっぱり後の時代かな。

 ガ・オーン強い! 「やっつけろ!」の命令に人型に変形してトマホークでキラードールを両断! そして勝利の雄叫び「ガ・オーン!!」 かっちょええ(^。^)

 大きく裂けマグマを吹き出していた大地の裂け目が塞がっていく。
 渾身の力を込めダ・ガーンが中から地割れを閉じる。私も亀裂が塞がる直前にダ・ガーンXが脱出してくるものとばかり思っていたので、そのまま地中に留まった時はびっくりしました(最近アニメ誌真面目に読んでないんですよ(^_^;) ストーリー展開で裏かかれるのが楽しいので)
 それにしてもあれだけの亀裂を力技で閉じさせてしまうとは… ダ・ガーンのパワーは計り知れないですね。
 ダイレクターで星史が呼び掛けてもダ・ガーンは答えない。若しかして死んでしまったでは…とスカイセイバーに聞くとダ・ガーンは全力を大地を繋ぎ止めるために使っているので答えるどころでは無いのだという返事。そしていつまでそうしていなければならないのかは分からないと言う。
 「ダ・ガーン 頑張れよー!」 それは星史自身にも向けられた激励かも知れません。
 さてさて、ダ・ガーンはしばしの間休場となる訳ですが、そうすると根元さんのパトカーは無くなって仕舞う訳ですね〜 今まではなんとかごまかせたけどこれから一体どうするんでしょうか? まあそれどころではない状況になってくるという話もありますが…。あっ きっとガ・オーンが変わりのパトカーに化けるんだ(笑)

 衛星軌道上でアフリカの地殻変動が鎮められたにも関わらず余裕綽綽で不敵に笑うビオレッツェ、解放点は5つもあるんだし、位置さえ知っておけば刺激する方法はいくらでもある、なかなか怖いセリフですねぇ。


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