こんにちは、DKBホームページにようこそ。

このページはモノマニアのわたしが個人輸入した経験を紹介するつもりで作っているんですが、さてさて。

個人輸入! NEC Ready 120LTの巻〜


こんにちは。また買ってしまいました(^^;今回はアメリカで主に学生向けノートとして売られている$1000ノートPCのNEC Ready 120LT Notebook です。スペックは上の写真がメーカーへのリンクとなっていますのでごらんください。
芝のNEC本社がスペック重視の日本市場では受け入れられないと判断したのか残念ながら日本国内では売られていませんが、ThinkPad235とほぼ同等の大きさにもかかわらず巨大なキートップを持ち、まるでバッテリーかと勘違いする超容易な着脱方式のHDDパック、V90モデムも内蔵、外付けCDドライブまでついて$999は大変評価できます。DSTN液晶は室内で普通に使う分には必要十分な性能だしCPUのMediaGXも想像以上に軽快ですね。仕事場へ置くために買ったのですが、なんだか惜しくなってきました。開いた姿はちょっとアップルのe-Mateに似てNECにしては久々に愛着を感じるデザインの筐体です。ではいってみましょう〜。


1、出会い、、

前回HPのOmnibookを買ったときに店のカタログが送られてきました。そこでReady 120LTを見つけてしまったのです。$999の価格とともにFDとCDドライブまで付属品として写っています。さらにNECのノートとしてはmobioNX以来ひさびさのトラックポイントを持っているし、小さいボディという点も心を動かされました。しかし私も一応の常識は働きます。いま$999で最高のミニノートを買ったばかりじゃないか!もう買ってもどうせ使わないから勿体無いよ。。そう自分に言い聞かせてカタログを閉じました。それが98年の10月末です。

しかしその後もどうも気になっています。INETでいろんなサイトを見ているときもつい検索でReady 120LTと入力してしまいます。が、不思議なことに扱う店がまったくヒットしないのです。出るのはアメリカのパソコン雑誌での紹介記事と発売元のPB‐NECアメリカサイトのみ。。カタログを送ってきたMicroWarehouseでもなぜかHITしません。PB-NECの直販コーナーもReadyシリーズは扱いませんって書いてあるしどうも謎が多くてますます気になってしまいました。

そんな時期、職場に持っていったThinkPad365ED(英語キーへ換装済(^^;)で問題が見つかりました。仕事に使っているIBMの電子手帳:WorkPadのデータ保管と入力用で使うつもりだったのですが、日々の予定を入力するときどうしても時刻が入力できないのです。OSを98から95に戻したりコントロールパネルの設定もいじり倒しましたが直りません。姉妹機の3Com:Palm III 用ソフトウエアに入れ替えても駄目!最終手段で同じ職場の同僚が使っているThinkPad365Eを借りて見ましたが変わらずNG。職場の他のThinkPadではまったく問題がないのでお手上げです。こりゃ職場用にもう一台買うしかないなと決断する私。。(^^;


2.発注

というわけでそんな都合のよい理由をつけて買っちゃうことにしました。で、問題はどこで買えるのか?ですね。PB‐NECアメリカで扱っているのだからPC-NEC Japanで聞けば何か判るかな?と考えましたが単にたらい回しでNEC本社を紹介され、そこでもさらにたらい回し。。ぜんぜんヒントが得られません。
が、ふと気が付きました。いつも使っている検索サイトがいけないんだ。他を探そう!!

見つかりましたよ(^_^)v Price Watch というサーチエンジンでとうとう扱う店がHITしました。Virginia州のPCショップ:Image Microsystems です。

早速問い合わせをしてみました。日本からの発注を受けるか?して送料は?って内容ですね。

I would like to know if you accept orders from Japan by mail(Fax).
If you do,I would like to your quotation;
One NEC READY 120LT Notebook $999
One IBM Sound Card P/N:87G9748$ 79
SHIPPING:UPS AIR $????
GRAND TOTAL: $????
I am looking forward to hearing from you soon.
Thank you.

(IBMPCMCIAカードが紹介されていたのでいっしょに買うつもりです。品物の価格はわかってますので入れておいて送料:(今回はUPSの宅配希望) のみ空欄で埋めてもらう作戦です。これは余計な英文を考えるより確実に判ってもらえますね。UPSはヤマト運輸が扱いますので私は好きです)

一時間後にメールで返事が来て送料は$149だそうです。宅配の航空貨物としてはまあまあでしょう。早速FAXで発注かけました。日付は1999年の2月6日です。支払いはカード番号を伝えてサインも添え引き落としてもらいます。


3、到着まで、、

数日後クレジットカード会社から照会がありました。通販で$1000を超える請求があるがご本人のものでしょうか?との事。店が結構ちゃんとした会社みたいで少し安心。でも発注書へUPSの追跡番号を教えろって書いたつもりが連絡きません。。英文がおかしかったのかな?再度メールを打ってみました。2月の12日夜です。

I ordered " One NEC READY 120LT Notebook $999"and " One IBM Sound Card P/N:87G9748$ 79" on Feb.06 1999 via Fax.
Kindly inform me about the tracking number which UPS issues.
Thank you for your cooperation.

UPSの発行する追跡番号を教えてねって内容です。これがあると自分の荷物がどこまで進んでいるか追跡が可能です。

すぐにメールで返事が来ました。

The tracking number is: 1ZXD*********,shipped 2/9/99

どれどれと追跡サイトで見ると既に成田の税関を通過していました。翌日の13日朝、めでたくヤマト運輸が来ました。関税はありませんが消費税が\3300請求されました。

納品書には担当マネージャーの名刺まで貼ってあってかなり誠実なお店なのかもしれません。Rahim氏?アラビア系の方かな?


4、使用感

上にも書きましたがHDDがするっとホルダーごと出てきたのには驚きました。IBMのDKLA-22160がそのホルダーにねじ止めされています。換装がかなり容易でしょう。そしてキーボードの大きさ!一説では19ミリピッチだそうで、小さなボディに収めているため周辺キーではかなり変則的な部分もありますが文章を打つには快適です。(ま、Omnibookのキーボードの快適さにはやはり負けてますがねぇ)
困ったのは付属のCDドライブのケーブルです。専用コネクタで本体と繋ぐATAPI方式のドライブですが、長さが15センチしか無く、太くて硬いのでドライブが正面を向きません(^^;FDDはパラレル接続でこちらは十分な長さのケーブルでした。ステレオスピーカーに内蔵モデム、てんこ盛のソフトウエアとかなり満足度は高い商品です。日本ではおそらくMediaGXとか8インチVGAのDSTN液晶で拒否反応を示す方が多いのでしょうが割り切りを知らない日本の国民性は残念です。私は$1000PCとして十分な商品力だと思いますね。
キートップがでかいでしょ?(^_^)

さてこれから日本語Windowsの上書きという苦行が始まります。やれやれ。。


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