2008年6月5日

スイス旅行 2


ベルニナアルプスは見えなかったが、サンモリッツを後にして氷河急行に乗る。車両はアルパインクラシックという木製の特別車両で、トイレもクラシックである(笑)。いわゆる線路に落とし物をするタイプ。ラックレールに落とすのは気が引けるなあ。流石に景観の良い場所を列車は走っていく。写真のような絶景ポイントがいくつもある。ありすぎてだんだん飽きてきたところで下車。クールで氷河急行から切り離され、しばらく停車した。クールは小さいけど良い感じの街でした。クールからローカル電車になりディセンティスへ。そこが終点でバスに乗り換える。

オーバーアルプ峠のつづら折りをバスが登る際に、道ばたに野生のクロッカスが小さな花を咲かせていた。それからアンデルマットで昼食後にフルカ峠をバスごとカートレインに乗る。バスの運転手は怖い顔をしたセルビア人。でもストイコビッチの話をしたら、「オー、ピクシー」と相好を崩していた。カートレインって昔はJRでもやっていたよなあ。浜松町あたりから乗り込むやつで。一時間に一本しか無いので車が行列していた。

フルカ峠を越えたあたりは谷間の村をバスが通っていく。木造の建物はかなり興味深い。まるで木曽路の妻籠のようである。ツェルマットにあるというネズミ返しも見られる。そしてエッギスホルン展望台のあるフィーシェへ。エッギスホルン展望台からはアレッチ氷河が見られる。ユングフラウを源とする最長の氷河だ。ということはこの辺はアレッチ地方なのね。展望台は氷の世界だったが、なぜか黒い鳥が飛んでいる。日本に帰って調べたら、キバシガラス(Alpinedohle)というらしい。実際にはカラスじゃないらしいけど。

バスはその後ツェルマットを目指し、テーシュへ。ここまでしかバスは来られない。ここでシャトル列車に乗りツェルマットへ入るが、雨だった。マッターホルンの姿は全く見えない。

続く

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