2001年の棚
 2001年に読んだ本。年々、冊数が寂しくなってますね……。


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ペラペラ本 2001年の本棚
*タイトル横の“★”はオススメ、“☆”はオススメする程じゃないけど気に入っている作品です。
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閉じた本 2001年12月の棚

「夏の夜会」
西澤 保彦(光文社)


 忘れていたかった。それとも、忘れたくなかった? 記憶の底に隠蔽された殺人事件の謎を追う、本格推理小説。
(2001/12/12読了)



閉じた本 2001年10月の棚

「上と外 1 素晴らしき休日」
恩田 陸(冬幻舎文庫)


 両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。中学生の楢崎練は久しぶりに会う妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカまでやってきた。全5巻書き下ろし、隔月に連続刊行していた連載文庫の1冊目。
(2001/10/2読了)



閉じた本 2001年9月の棚

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
J.K.ローリング/松岡 祐子:訳(静山社)


 夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは、またもや、叔父、叔母の意地悪に悩まされることに。今回は親友のロンに助け出され、待ちに待った新学期もすぐに始まるのだが、謎の事件に巻き込まれてしまうことに。しかも、犯人の容疑がハリーにかかり……!?
(2001/9/2読了)



「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人」
佐藤 友哉(講談社ノベルス)


 最愛の妹が死んだ。しかも自殺だった、と家族はいう。その言葉を信じない僕の目の前に謎の男が現れ、妹のレイプ風景を記録したビデオテープと、レイプ犯の娘達について書かれた詳細なメモを置いていった。そして……。
(2001/9/1読了)



閉じた本 2001年8月の棚

「R.P.G.」
宮部 みゆき(集英社文庫)


 ネット上で結ばれていた「擬似家族」のお父さんが殺された。家族ごっこに興じる彼らに何が起こったのか? 虚実が交錯し、見えてきたものは……。
(2001/8/28読了)



「桐原家の人々 1 恋愛遺伝学講座」
茅田 砂胡(C・novels fantasia)


 桐原真巳は悩んでいた。ほっそりとした都と猛が、ごつい自分と三つ子だなんて本当なのだろうか? 真巳が16年間抱えてきた疑惑は、予想をはるかに越えたかたちで、とんでもない展開を迎えることに……。
(2000/8/15読了)



「白河夜船」
吉本 ばなな(角川文庫)


 友達を亡くし、日常に疲れてしまった私の心が体験した小さな波。一年前に死んだ兄と、彼を取り巻く人々の悲しい物語。三角関係で芽生えた、ライバルとの奇妙な友情。「夜」がテーマの三部作。
(2001/8/8読了)



「墜ちていく僕たち」
森 博嗣(集英社)


 “男”という性から墜落した時、僕たちは自由になった……表題作を初めとする、ある日突然、異性に変身してしまった男女5組の物語。“インスタントラーメン”がキーワードの連作短編集。
(2001/8/2読了)



閉じた本 2001年7月の棚

「MAZE」
恩田 陸(双葉社)


 中東のとある場所。深い谷の奥に位置する白い荒野の丘の上に、その白い矩形の構造物はあった。その昔「存在しない場所」または「あり得ぬ場所」と呼ばれたその場所は、何人もの人間がそこに入り込んだきり戻ってこないという、曰くつきの場所でもあった。
 そして現代。この謎に挑む者達がいた……。
(2001/07/27読了)



「センチメンタル・ブルー」
篠田 真由美(講談社ノベルス)


 蒼が11歳から20歳までに出合った4つの事件。初めてできたガールフレンドが抱える、絶対他人に言えない秘密とは。バリケードで封鎖された校舎で起こった30年前の事件の秘密。深夜のひとり芝居「鏡の中のアリス」が最後の舞台となった女優にまつわる2つの悲劇。
(2000/7/26読了)



「スカイ・クロラ」
森 博嗣(中央公論新社)


 僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。
 近未来を舞台にした、戦闘機パイロットである「僕」の物語。
(2001/07/14読了)



「九つの殺人メルヘン」
鯨 統一郎(光文社 カッパ・ノベルス)


 渋谷区に位置する、とある日本酒バー“森へ抜ける道”を舞台に、店の常連の工藤と山内、マスターの“厄年トリオ”と、日本酒好きの女子大生、桜川東子が推理する、九つの難事件。彼女がグラスの日本酒を呷ると、確実なはずのアリバイが崩れ出す。グリム童話の新解釈になぞらえて解き明かされる、事件の真相とは?
(2000/7/13読了)



閉じた本 2001年5月の棚

「六番目の小夜子」
恩田 陸(新潮文庫)


 その高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、見えざる手によって選ばれた生徒をサヨコと呼び、サヨコは他の者に知られることなくある任務を遂行しなくてはならないのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった……。
 著者、伝説のデビュー作。
(2001/05/29読了)



閉じた本 2001年4月の棚

「謎亭論処 匠千暁の事件簿」
西澤 保彦(祥伝社 ノンノベル)


 女子高教師の辺見祐輔は、忘れ物を取りに戻った夜の職員室で怪しい人影に遭遇した。その直後、採点したばかりの答案用紙と愛車が消失。ふたつとも翌朝までには戻されるのだが……誰が、何故こんなことを? 辺見の親友、匠千暁が出した意外な真相とは?
 短編集。
(2000/4/13読了)



閉じた本 2001年3月の棚

「死者は黄泉が得る」
西澤 保彦(講談社文庫)


 死者を蘇らせる装置のある謎の館。そこには生ける屍と化した女性達が生前の記憶を一切失ったまま、仲間を増やしながら生活していた。その隣町では、美女を巡る不可解な連続殺人が……。
 生ける屍たちの繰り広げる「死後」と、連続殺人の起こる「生前」。微妙に交差するふたつの関係は?
(2001/03/27読了)



「黒祠の島」
小野 不由美(祥伝社 ノンノベル)


 作家、葛木志保が自宅の鍵を預け失踪。パートナーの式部剛は過去を切り捨てたような彼女の履歴をたどり、「夜叉島」という名前に行き着く……。
 風車と風鈴にあふれた不思議な島。余所者には誰も本当のことを話さない因習に満ちたその孤島は、明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった。島民の白い眼と非協力の下、浮上する連続殺人の真相とは?
(2001/03/26読了)



「砂の覇王(4)」
須賀 しのぶ(集英社 コバルト文庫)


 女の身でありながら、小姓としてバルアンに仕えることになったカリエ。彼女は、王子と偽っていた頃の顔馴染み、ドミトリアス皇子の戴冠式とグラーシカ王女との婚礼に出席することになる。その出発を数日後に控えたある朝、エディアルドとしばらくぶりに再会した彼女の身体に思いがけない変調が……。
(2001/03/11読了)



「リセット」
北村 薫(新潮社)


 太平洋戦争末期、神戸の女学生だった“真澄”と、昭和30年代初頭、小学五年生だった“和彦”。30数年に一度訪れるという獅子座流星群を中心に、幾重にも重なり合う2人の魂の物語。「スキップ」「ターン」に続く、時間シリーズの第3弾。
(2001/03/08読了)



「今夜はパラシュート博物館へ」
森 博嗣(講談社ノベルス)


 小鳥遊練無は、たまたま出会った西之園家の令嬢に誘われて「ぶるぶる人形を追跡する会」に参加することに。N大学構内の各所に出没する謎の紙人形を観察するのだという。謎を解こうと張り切る西之園嬢に対して、いま一つ気分が乗らない練無だったが……。
 他、七編を収録した短編集。
(2001/03/03読了)



閉じた本 2001年2月の棚

「イーシャの舟」
岩本 隆雄(ソノラマ文庫)

 ある満月の夜、天邪鬼伝説が残る“入らずの山”近くを通りかかった宮脇年輝は、側溝にポルシュを脱輪させ立ち往生している美女、加賀山和美と遭遇する。彼女を助け、頼み事まで聞くことになった年輝は、その結果、峠の天邪鬼に取り憑かれてしまうハメに……。
 大幅な加筆がされた、復刻版。
(2001/02/19読了)



「工学部・水柿助教授の日常」
森 博嗣(幻冬舎)

 水柿君33歳。N大学工学部助教授である彼は、しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きなふたつ年下の奥さんがいる。水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こる何げない不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。
(2001/02/08読了)




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