1997年8.9月分の「最新情報」
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1997/9/29
おなじみ芳賀さんの
不定期通信 オウム法廷番外編
麻原彰晃公判 第49、50回(97・9月18、19)
号泣する端本証人の真意は? そして、国選弁護団の尋問にも厳しい苦言!!
1997/9/21
松本智津夫被告第50回公判詳報
(1997/9/20 毎日新聞より)
松本公判も早いものでついに50回を数えました。ここ数ヶ月、坂本事件を中心に弁護団からの反対尋問が続いています。今後何年続くかわかりませんが、この歴史的大裁判の一つの山場であることには間違いありません。その準備の大変さは想像を絶するものでしょう。弁護団の皆さんには心から敬意を表したい。と同時に、さらなる真相究明に向けいっそうのご尽力をお願いしたいと思います。
−この日の端本悟被告の証言−
「疑問をぶつけられる組織なら、こんな事件は起きていません」
「そこで葛藤がないと言われたら、ちょっと違います」
「待っている間、いきあたりばったりの無計画、できるわけがないと思っていた」
「岡崎さんがいなかったら、(殺害せずに)終わったと思う」
後悔と追求にいらだつ端本被告。その傍らで眠りこける「教祖」。それでも傍聴席の若い信者は教祖を見つめる。
メモリアルコーナー完成しました
お待たせしました。
「坂本弁護士一家メモリアル」
のコーナーはようやく完成しました。
碑に刻まれた坂本弁護士の作文や都子さんの手紙・詩を読むと、一家の人柄や生き様の一端がうかがえます。本当に、もっともっと生きて欲しかった。社会のため人のために、思う存分その力を発揮する姿を見てみたかった。そんな両親に育てられた龍彦ちゃんの将来を見てみたかった。
1997/9/10
メモリアルコーナー開設しました。
お待たせしました。7日・8日に3ヶ所で除幕式が行われた
「坂本弁護士一家メモリアル」
の詳細をご報告します。
と言っても、画像が多く結構手間がかかるので、取りあえず魚津の都子さんメモリアルから徐々に完成させていきます。
画像が多いということはとても重いということです。どうかご辛抱下さい。
松本智津夫被告第48回公判詳報
(1997/9/6毎日新聞より)
坂本弁護士事件 早川被告尋問
殺害はグルの指示なのか?弟子からの進言はあったのか?実行中止の可能性もあったのか?なぜ家族まで殺害したのか?
・・・尋問はいよいよ実行の核心部分へ。
それにつけても、弁護人の尋問に割って入り、弁護人と激しくやり合うのは、いつも訴追責任者である検察官ではなく最終的判断者たる裁判官である。日本の刑事裁判の実態がここに端的に現れている。
1997/9/8
坂本弁護士一家メモリアル 除幕
(速報)
昨日9月7日そして今日8日と、3カ所の遺体発見の地において、「坂本弁護士一家メモリアル」の除幕式がおこなわれました。
7日午前11時--新潟県名立町大毛無山 坂本堤弁護士発見の地
午後 3時--富山県魚津市僧ヶ岳 都子さん発見の地
8日午前11時--長野県大町市 龍彦ちゃんの遺体発見現場から南に4q行った緑地公園内
天気が心配されましたが、3カ所とも細かな雨が降ったりやんだりという程度で、進行に支障を来すほどではありませんでした。風がなかったのが幸いでした。
メモリアルは、3カ所とも高さ2メートル、幅1・5メートル、奥行き0・8メートルの大きさで、桜御影石製の大中小三つの輪が連結したデザイン。村木薫さんというデザイナーの作品です。そして一家3人のレリーフと事件の経過や作文などを刻んだプレートが埋められています。
除幕式には、弁護士のみならず地元の皆さんが大勢参加されました。日本フィルのバイオリンとフルートの演奏のなか、たくさんの花束がささげられました。
実質的には8ヶ月ほどの準備期間しかありませんでしたが、多くの方の善意に支えられ、奇跡的に、この9月に3カ所そろって除幕することができました。関係者の皆さんには心から御礼申し上げます。
今は、ただただホッとしています。そして疲れました。
写真等を含めた詳細は、明日掲載します。
1997/9/5
松本智津夫被告第47回公判詳報
(毎日新聞より)
「
岡崎さんはそんな下ではないですよ。私より上
」・・・醜い責任のなすりあい。凶悪犯罪を自分の手で行ったという自覚も反省も全くうかがえない早川証人。自分の不利益は他人の責任、自分を客観的に見ることの出来ないオウム的思考パターンにドップリはまったままであった。(傍聴したEさん談)
メモリアル除幕式はいよいよ明後日。天気が崩れそうで心配です。
1997/9/3
メモリアル除幕式迫る
坂本弁護士一家メモリアルの除幕式が、9月7日(日)と8日(月)に迫りました。
「救う会」では最後の準備にてんてこまいです。7日は、午前中に名立町大毛無山(新潟、坂本弁護士の遺体発見の地)、午後に魚津僧ヶ岳(富山、都子さんの遺体発見の地)で除幕し、8日は午前に大町市の高瀬渓谷緑地公園(龍彦ちゃん遺体発見後から南に4q)で執り行います。
地元の皆さんをはじめ、日本弁護士連合会、地元弁護士会、横浜弁護士会そしてご遺族、さらにこれまで救出運動にお力添えいただいた大勢の皆さんにご参加いただく予定です。日本フィルの追悼演奏もあります。
ということで、本当は1人でも多くの市民の皆さんにご参加いただきたいところですが、大町の公園はともかく、名立や魚津の現場は狭く険しい山道を長い時間登ったところにあり、しかも現場のスペースが非常に狭いので、当日は相当の混乱が予想されます。大変申し訳ありませんが、できましたら当日はご遠慮いただき、別の日にご覧いただけましたら大変うれしく思います。
当日の模様はこのページで詳報いたします。よろしくお願いいたします。
1997/8/27
オウム真理教 現在の実態 「組織再興を図る」 公安調査庁
(1997/8/26 毎日新聞より)
公安調査庁は26日、オウム真理教の現在の組織実態を発表した。
今年1月の教団に対する破壊活動防止法の適用見送り以降、資金調達や信徒獲得活動を活発化させる一方、教団への強制捜査で逮捕された信者
427人
のうち、ほぼ3分の1に当たる
138人
が刑期を終えるなどして教団に復帰したことを確認したという。
同庁は「人的にも資金的にも組織の再興を図っている」として教団を監視する必要性を強調した。
*** 確かに、教団の公式ホームページの充実ぶりには驚かされます。脱会している元幹部の写真やプロフィールを勝手に掲載して勧誘に利用している事実もあるようです。また、厚顔無恥にも、この「坂本事件」のホームページも無断リンクされています。
6月頃から「破防法再請求」を公言していた公安調査庁。この間かなり徹底した情報収集をしていたようです。あるテレビキャスターは「そら見たことか」と破防法適用を力強く訴えていました。また破防法議論が再燃しそうです。***
公判傍聴のすすめ
裁判所の夏期休暇のため中断していた松本智津夫被告の公判が、9月4日と5日から再開します。この日の予定は、坂本事件に関して早川証人の反対尋問を行うようです。
抽選に当たれば誰でも傍聴が出来ます。朝9時頃までに東京地方裁判所の北側の門(煉瓦づくりの旧法務省のある方)から入って番号札をもらい、順番に並んで当選発表を待ちます。最近、傍聴希望者が減ってきていますので、確率は上昇中?!
1997/8/16
<お詫び>いや〜、すっかり夏休みしてしまいました。
この間、裁判所が夏期休暇のためオウム裁判情報がなく、また私自身休暇前の追い込み仕事に忙殺されて、なかなか更新できませんでした。しかしこの間も大勢の皆さんにアクセスしていただき着実にカウンターは回っていますし、またアンケートボックスには、掲示板掲載は「NO」ながら何人もの皆さんから激励メールをいただきました。本当にありがたいと思っています。世の中、信じられないような凶悪事件、重大事件が次から次へとおき、あれほど世界を震撼させた「オウム事件」もすっかり過去のものとなった雰囲気の昨今ですが、ブックマークして下さっている人が1人でもいる限り、この歴史的事件を最後までこつこつと淡々と追っていきたいと思っています。
坂本弁護士一家メモリアル いよいよ完成へ
坂本さん一家の事件が悲しい結末を見てから、早いもので2回目の9月6日を迎えようとしています。
私たちは、人権擁護と社会正義の実現を使命とする弁護士業務を勇敢に遂行し、その結果として、卑劣な暴力の犠牲となった坂本弁護士とそのご家族のことを永く記憶にとどめ、そして二度とこのような悲しい事件を許さないという固い決意を示すために、このたび、3人が発見された地(大町は発見場所とは別の公園内です)にメモリアルを建立することになりました。
来る
9月7日と8日
にかけて、順次3カ所の
除幕式
を行います。
詳細は追ってご報告いたしますが、皆様も機会がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。
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