1997年6月分の「最新情報」
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をお寄せください
1997/6/30
坂本メモリアル
名立(新潟−堤さん)、魚津(富山−都子さん)そして大町(長野−龍彦ちゃん)の三つの遺体発見の地に、メモリアルを建立することが決まり、今、その準備が着々と進められています。
29日と30日にも、名立と大町に行って来ました。
詳細は、近日中にお知らせいたします。
最近の国選弁護団の活動を見て
by takizawa
1997/6/28
江川紹子
さんから法廷傍聴記を送っていただきました。 マスコミが全く報じていないきわめて貴重な法廷情報です。ぜひご覧ください。江川さん、本当にありがとうございます。
麻原第41回公判
―
平成2年の捜査の手抜き隠しか!? 岡崎の手紙を無視(?)した神奈川県警
麻原第42回公判
―
証人岡崎は余裕の笑い
端本悟被告公判で早川証言--
「どうぞ見て下さいという印象です」 TBS疑惑再燃!!
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1997/6/26
松本・地下鉄サリン事件の被害者救済の集い
明日6月27日、
松本サリン事件発生から丸3年
を迎えます。サリン被害者の救済をはかるべく、国会において集いを持ちました。
主催者は「オウム真理教問題を考える国会議員の会」と松本サリン事件被害者弁護団、地下鉄サリン被害対策弁護団です。
出席議員は合計30名、その他参加者120名、警察庁(刑事局、公安調査庁)、公安調査庁、法務省、外務省、文部省(文化庁)、労働省、厚生省(社会保険庁)、自治省などのお役人も参加。しかし、大蔵省は「前例がない」と欠席。総理府も欠席でした。
遺族・被害者の前で繰り広げられた見事なまでの
官僚答弁
をご覧下さい。
麻原国選弁護団
が今年3月に出した
解任請求書
を掲載しました。
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1997/6/21
松本被告第42回公判詳報
(1997/6/20 毎日新聞より)
台風襲来の20日、松本智津夫被告の第42回公判が東京地裁(阿部文洋裁判長)で行われ、
坂本堤弁護士一家殺害事件
の実行犯とされる
岡崎一明
被告が証人として出廷、弁護側からの反対尋問が行われた。
岡崎証人は、「事件後、教団を脱会して暮らしている間、
週刊現代
から
100万円
を超える多額の取材協力費をもらった」ことを認めた。
この証言に対し週刊現代編集部は「ノーコメント」とコメント。
詳細は明らかになっていないが、第二の
「TBS問題」
とならないかどうか、注目したい。
それにつけても、遺体遺棄現場の地図を横浜法律事務所などに送りつけ、それをネタに松本被告から830万円をゆすり取り、警察に対してはウソの説明を繰り返しながら、身の安全を確保し、さらにマスコミから多額の取材費をとるという、岡崎被告の驚くべき狡猾さが改めて浮き彫りとなった。
松本被告第41回公判詳報
(1997/6/19 毎日新聞より)
神奈川県警鑑識員らに対する反対尋問。
前回の主尋問を詳細に検討分析し、懸命にそのほころびを突こうとする弁護人。意表を突いた質問に思わず口ごもる証人。しかし、そのとき即座に「助け船」を出して「答え」を導いてやったのは、その証人申請をした検察官ではなく、判決を下すべき裁判官であった。我が国刑事裁判の実情を如実に物語るシーンである。
他方、都子さんや龍彦ちゃんの痛々しい姿が浮かび上がる証言は、松本被告の耳に届いていないのか。英語とつぶやきで自分の裁判という現実から必死に現実逃避しようとする「教祖」の哀れな姿を、毎回傍聴席最前列に陣取る若い信者たちはどう見ているのだろうか。
松本被告公判 証言拒否の過料は不適切−国選弁護団
(毎日新聞より)
即時抗告も
1997/6/17
必見!
HAGAさん渾身の
オウム裁判番外編
松本被告証人として出廷。 林郁夫被告の激しい糾弾。 逃げる教祖。
何と、証言拒否で10万円の過料!! わずか16分で退廷命令!!
1997/6/13
<宣伝>
本日発売のPC雑誌「
CYBIZ
」7月号に、私瀧澤の事務所のLAN導入物語が、ドドーンと8Pにわたり掲載!! もちろんこのホームページのことも出ています。ぜひご覧下さい!
さらに、あの大手プロバイダ、
BEKKOAME
の会報誌
「KONPEITO」Vol.3
に、
「インターネット法律相談」
と題して私の原稿が掲載されています。わいせつや著作権などのQ&Aを4Pにわたって展開。BEKKOAME会員の方はもちろん、都内では書店販売もあるそうですから、こちらもぜひご覧下さい。
「インターネット法律相談」はこちら
1997/6/7
松本智津夫被告第40回公判傍聴記
1997/6/6
公判傍聴してきました。弁護団の期日取り消し要求による妥協の産物か、あまり中身も緊張感もない半日審理でした。
弁護団はこの日から遺体発見3現地へ調査旅行。
松本被告は低い声で終始ブツブツブツ・・・。信者は傍聴席でそれに呼応してモゴモゴモゴ・・・
証人となった捜査員らは、「さとこ」「たつひこ」と被害者を呼べ捨て。物ではないっ!人間としてもっと敬意を払ってほしいものである。
1997/6/5
明日6日の松本公判第40回は元弁護士
青山吉伸
被告が証人として出廷する予定。
私も傍聴したいと思います。
1997/6/3
バイオリニスト数住岸子さん死去
今日の朝刊を見て本当に驚きました。バイオリニストの数住岸子さんが2日死去されたのです。享年45歳。肺腫瘍だそうです。
数住さんには、坂本事件の救出運動で大変お世話になりました。94年2月、日本フィルハーモニー坂本一家救出特別演奏会「行け!わが思いよ 金色の翼にのって」(東京芸術劇場)では、フルオーケストラをバックに、あの名曲チゴイネルワイゼンを熱演してくださいました。本当にすばらしい名演奏でした。最初一見コワそうな人かと思いましたが、話をし、うち解けると非常に気のいい姉御でした。コンサートの打ち上げで、ハモハモダイオーズ(中村弁護士と私)の「あずさ2号」にはひっくり返って喜んでくださいました。
また、94年10月「坂本全国キャラバン」の日比谷公会堂大集会「MOVE NOW」、そして95年10月の横浜アリーナの合同葬儀においてもすばらしい感動的な演奏をしていただきました。
いずれの演奏でも、お車代程度のお礼しかできなかったのですが、意気に感じて2つ返事で出演をご快諾いただき、しかも「次のイベントにもぜひ呼んでくださいね」とおっしゃって下さいました。バイオリニストとしても、女性としても、本当に魅力的な方でした。
世田谷砧のご自宅までタクシーで同乗させていただく間、世界を股に掛け演奏される中でのおもしろい話をいろいろうかがいました。家を1軒買ってまだお釣りがくるバイオリンにも触らせていただきました。「またカラオケ行こうね」とも・・。
45歳。まさにこれから円熟の時を迎えようとしていたときでした。ご本人もさぞかし悔しかっただろうと思います。
「チゴイネルワイゼン」は、「フィンランディア」と並び、私にとって坂本事件を象徴する曲です。昨年11月の埼玉坂戸の追悼コンサートでも、日本フィルの松本克巳さんがしっとりと演奏されていました。あの悲しく憂いに満ちた、それでいて情熱的な調べは、坂本さんご一家の生き様を思い起こさせるのです。
数住さんを偲んで、もう一度あの坂本コンサートビデオを見てみようと思います。
ご冥福を祈って。 合掌
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*通夜は4日午後6時から、葬儀告別式は5日午前11時から、世田谷区砧7−12−22耕雲寺です。
*坂本コンサートビデオがあと20本ほどあります。ご希望の方は住所・TELを付記してメールして下さい。(定価3,000円)
E-mail: takizawa@mars.dtinet.or.jp
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