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■ Essay 06-04
 
 
 





 写真は共同通信社 
■ 亀田選手のタイトルマッチ
 
亀田とランダエタのタイトルマッチを見て、昔、海老原やファイティング原田(元ボクシングの世界チャンピオン)の試合に夢中になったことを思い出した。

当時、日本で行われるタイトルマッチは、比較的公平で、日本人だからと言って露骨に有利な判定をすることはほとんど無かった(そう信じたい)。だから、多くのファンが、真剣勝負であるボクシングを熱心に応援した。私もその一人である。
しかし、海外では、、相手をKOをしなければ、日本人ボクサーがタイトルを奪取することは難しかった。特に発展途上国ではその傾向が強く、日本人とはスポーツに対する考え方や国民性が違うのでしょうがないとあきらめていた。

最近、日本のスポーツ界で、八百長に近い採点が増えてきた様に思えてならない。今回、亀田のタイトルマッチを見て、あまりに露骨な判定にビックリした。

でも、試合後、テレビ局に4万を超える抗議の電話が殺到し、また、ベネズエラの日本大使館に、
   「真の王者は君だ」、「日本人の一人として恥ずかしい」
など、1500通ものメールが送られたという。

今回、不公平な判定でチャンピオンになっても喜ばないファンや、アンフェアーな判定で勝つことは恥であると感じる日本人が、沢山いることを知ってホットした。

試合の結果よりも、ファンの対応のほうが印象に残りました。。