2007年12月9日日曜日

磐越ローカル線の旅


パソコンのハードディスクが不調で、入れ替えやらなんやらをやってるうちにすっかりブログの間隔が空いてしまった。と言うわけで11月末に二泊三日でタイトルの旅行に行ってた。

金曜日に休みを取ってまずは上越新幹線で新潟へ。お昼は東横の野菜味噌ラーメンを食す。何回目だろうな、ここの味噌ラーメン。それから信越線で新津乗り換え磐越西線。信越線では若いお姉ちゃんがどっかりと自分の両脇に荷物を置いてる。磐越西線では険しい顔をした高校生の僕ちゃんがボックス席を占領している。田舎は電車の乗車マナーが悪いねえ。まあ、それが許される程度の混雑なんだろうが。

単線の列車は五泉で多くの高校生が降りる。この辺りは瓢湖が近いせいか白鳥の群れが飛んでいるのをよく見た。昼間は餌探しだろうか。やがて山が迫ってきて線路が山間に入ったところで咲花駅となる。咲花温泉の碧水荘は昔一人で泊まったことがある。部屋はぼろいが温泉は良かった。今回もおばちゃんの愛想は良かった。目の前が阿賀野川で景色は抜群、だったのが対岸の山が削られて見るも無惨に。どうも高速道路の盛り土に削ったらしい。あいにく土が良くて良く突き固められるのだそうだ。おかげでとほほな眺望に。しかし温泉は良かった。緑色で硫黄の匂いも強い。料理も満足できた。適度に酔っぱらって寝る。

翌朝は快速電車で喜多方へ。ほんとにこの磐越西線は眺望がよいのでお勧めである。なんとなくライン川沿いな気分なのだが、今の季節は阿賀野川の水量が少ない。喜多方でぶらぶらと散歩。日本酒の酒蔵を二軒訪問した。後の大和川酒造は蔵の見学も出来た。説明も聞いて聞き酒も出来て面白かったです。カスモチ原酒は甘くてデザートワインのよう。炭焼きせんべい屋でせんべいを買ってAIZUマウントエクスプレスに乗る。会津若松を経由して会津鉄道へ。途中で「不身知柿」(みしらずがき)が良くなっていた。身の程知らずにたくさんの実を付けて枝がたわむそうな。ちなみに渋柿です。そして湯野上温泉駅に到着。

ここは日本で唯一の茅葺き屋根の駅舎だそうです。近くの大内宿のイメージらしい。大内宿へタクシーで往復。なんというかみんな土産物屋なのね。しかし混んでるところとそうでないところの差は大きい。まあ季節にしては大変な賑わいでした。三澤屋は高遠蕎麦で有名でして、ここは大変混んでいる。ネギ一本で蕎麦を食べるところが観光っぽい。他の店はネギ蕎麦、とかネギ一本蕎麦と書いてある。「高遠蕎麦」の名前が使えないのだろう。まあ、ここで蕎麦の食べ比べをする人はあまりいないだろうし、大内宿に何度も来る人も少ないだろう。やはり有名なのは強い。あ、高遠蕎麦は美味しいですよ。大根おろしの辛みが良くって。でもネギを囓ってない人もいた。ネギ嫌いなのか?なんで頼んだのだろ?

湯野上温泉は花水館に宿泊。露天風呂は良かったです。部屋は寒かった。後は。。。

翌朝は塔のへつり観光。良かったですよ。眺めはなかなか。駅を降りてすぐのドングリ林も葉が落ちて光が良く通りきれいだった。また会津鉄道に乗り、眺望の良い車窓風景を見て会津田島駅へ。ここで電車を乗り継ぐ。駅で大根の漬け物や蕎麦を買う。あと売店で弁当を購入。掛け紙などなくて見た目はコンビニ弁当のようだが、中身が充実して美味かった。電車は浅草行きなのだが、途中で野岩鉄道となり鬼怒川温泉駅へ。ここで東武の「スペーシア」に乗り換えて浅草まで。うつらうつら寝る。銀座線、JRと乗り継いで帰宅するが、デジカメがないことに気がつく。すぐに東武浅草駅に電話したが不明。妻落ち込む。やけ酒で大変なことに。しかし翌日電話したらそれらしきものがあり、会社の帰りに浅草駅で無事手元に戻る。妻喜ぶ。

まあ色々あったけど楽しい旅行でした。

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